2011年08月31日

南の果てから北の果てへ

今朝は結局6:56起床。午前中は旅程の見直し。特急サロベツに乗りたいが出費が痛いので普通列車に振り替えてしまうが、次乗る機会があったとしたら、その時まで現存しているだろうか。スーパー宗谷に置き換えられているかもなあ…
旅程を練っているうちに、帰りの弘前→東京の夜行バスに乗らなくてもよさそうな展望が見えてくる。そのためさっそくバスのキャンセルをしたはいいのだが、ここで問題が…下手にキャンセルしないで、予定通りバスに乗るプランで動いておくべきだった、と言えるかどうかは、実際に出かけてみないと分からないのだが…詳細は帰還後お知らせします。旅行記は失敗があればあるほど面白くなるので、ネタとしては好都合ですが、心理的にはいいのではないなあ…

15時に出発して高速バス利用で六郷へ。夕食と入浴を済ませ、横浜へ向かって夜行バスに乗車予定。

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さて、旅行の予定をもう少し詳しく書きます。

【0日目8/31】つくばから横浜へ(途中自宅を経由)→弘前行き夜行バス乗車
【1日目9/1】弘前から弘前へ→高速バスで盛岡→釜石へ→弘前に戻ってカプセルin
【2日目9/2】弘前から函館へ→龍飛崎の階段国道→青函トンネル→江差線→函館
【3日目9/3】函館から旭川へ→はまなすで苫小牧→日高線で様似→襟裳岬→引き返す→旭川のネカフェ
【4日目9/4】旭川から稚内へ→ひたすら宗谷本線・レンタカーで稚内めぐり・さいはて・ロシア料理・抜海
【5日目9/5】稚内から青森へ→写真撮影→再びはまなす
【6日目9/6】青森から仙台へ→電車で盛岡へ→気仙沼へ→仙台のネカフェ
【7日目9/7】仙台からつくばへ→郡山から水郡線で水戸へ→ひたちなか海浜鉄道→つくばっく

夜行バスの予約を予定より1日早く入れてしまったらしく、日程上「遊び」を設けなければいけない事態が発覚しました。それでどこに行こうかなと思って、まず根室へ行こうと思ったのですが、交通費がかなりかかってしまうので撤回。文字通りの「遊び」にしてしまうのはもったいないような気がしたので、釜石へ飛んでみることに決めました。帰りはバスを予約していたのですが、よく考えるとバスを使わなくてもつくばっくできそうなので、そのついでに気仙沼にも寄ってみることに決めました。特に何か行動を起こすのではなく、行ってみるだけなのですが、写真や映像だけでは伝わってこないものが体感できることを期待しています。しかし、前述の理由でもしかしたら旅行が完遂できないかも…
それにしても今回の旅行はバスの申し込みから何から、「推敲」が不十分すぎるなあ…

さらに不運なことに、天候が悪いらしい…稚内にいる間にPTを仕掛けようと考えていたのですが、もともと時期的に厳しいうえに天気が悪いとなるとまずHITしなさそうなので取り止め。おかげで荷物が減ります。ただ、宗谷岬をはじめ各岬で雨が降っていたりすると、風も強そうだし面白くないだろうなあ…
屋外での活動がほとんどできないので、移動中や待ち時間にThe Hound of the Baskervillesの宿題を仕上げたいのと『メス化する自然』を読了させたいです。

※4日目、9/3の夜間にネットカフェに宿泊予定なので、ここで中間報告でもしようかと考えています。  


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2011年08月30日

驚天動地が日常茶飯事

今朝は早起きしたかったが6:20起床。それからひたすら昆虫標本の整理。
午前中は石垣島の冷凍標本を解凍して展翅していくのだが、チョウだけで3つある展翅板はすべて埋まってしまい、これに留針も数多く使ったためトンボの形を整えるので精一杯、甲虫・バッタ・サソリモドキ等の展足もできない。



荷物が届いたので昼食にし、中身の整理を終えてから次は地元で採集した昆虫標本の整理。標本箱やラベルも六郷にいる間に調達しておいたので、タトウに入れっぱなしにしてあった甲虫類をようやくマウントできるようになる。ただタトウに入れておくと、標本がどこに置いてあったかによって採集時の情景が浮かび上がってくるものが多いのだが、マウントするとそれが一気に無くなってしまうような気がする。
3時間くらいやっていたら飽きてしまったので、部屋を片付けて(髪が伸びたせいか抜け毛が目立つなあ)図鑑等をやどけん部室へ返しに向かう。雙峰祭の実施場所を確認するが、集客はそんなに悪くなさそうだ。ただスティックケーキをどうやって作るのだろうか。今日が電力申請の〆切だというのに何も決まっていない。まあ、大目に申請しておけば事足りる…だろう。

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明日はいよいよさいはてへ向けて弘前行きの夜行バスに乗り込みます。が、バスが横浜発ということもあり、また「帰省」します。旅行に関してはまた明日お知らせしますが、天気は良くなさそうだ…
宿舎の夜はセミの合唱からバッタたちのオーケストラへと移行しつつあります。野生のスズムシがいるようですが、アオマツムシは日枝神社と同様こちらでもたくさんいるようです。アオマツムシの声が降り注ぐ中を歩いていると、星陵祭の夜練習の光景がよみがえってくるものだ・・・  


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2011年08月29日

ウォッカ4本は酒ではない

8時起床。朝食後鶴見へ自転車で向かう。何のための行動かというと、スタンプラリーの景品をもらうためである。石垣島へ向かう日に六郷土手で用紙を見つけ、帰りに羽田空港国内線ターミナルと蒲田で押して以来京急を使っていなかったので、今日がラストチャンスである。スタンプ台が駅構内に設置されていればつくばっくの時にやればいいのだが、鶴見は駅の外に設置されているというのでわざわざ自転車を繰り出したのである。往復で一時間程度かかる。

11時に出発。1人ではもちきれない荷物を宅配便で送ってもらうことにしたので、今までで例のないくらい身軽である。京急線内の残りの駅でスタンプを押して無事下敷きとノートを手に入れる。



東京まで出てバスで戻り、道中は『モスクワ特派員』を読む。

帰宅後冷凍庫に多摩川のシジミと石垣島の昆虫たちを移し替えるのだが、これだけでいっぱいになってしまう。その後パンク修理。チューブだけ持って自転車の停めてあるところまで戻ったはいいが、タイヤレバーがないため穴の開いたチューブを取り出せない! 結局antとともに宿舎まで戻らざるを得ない。しかしこれでようやくパンクの恐怖から解放された。そして買い物。

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今日の夜から明日のうちに昆虫整理を終えたいのだが、果たして展翅版が足りるのだろうか…
それから雙峰祭の各種申請の〆切が近づいてきたぞ…  


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2011年08月28日

國を蜻蛉と宣ひし 嗛間の丘ぞ仰がるる

夜眠れない原因は計画が立てられない以外にもいくつかあるような気がしてならない。昨晩も22:30位まで起きていた記憶があるが、今朝は久々の3時起床。ただ例によって二度寝をかましてしまい、7時くらいまで寝てしまう。それから特にやることもなくニコニコ動画にはまっていたりする。石垣から戻ってきてから、以前よりPCに対する依存性が減ったと思っていたが、今日はまたぶり返してしまったようだ。

12時前に家を出て蒲田まで歩く。駅ビルでメモ帳を購入し、目黒まで出る。お昼ご飯のおにぎりを一個だけ頬張って自然教育園へ。あとから知ったことだが、隣の庭園美術館では皇帝の愛したガラスという企画展示が行われていたらしい。「大学パートナーシップ制度」によりつくば生は無料で入館できるらしく入場券を払い戻してもらえる。kojeeeさんに指定された集合時刻よりも早めに来て、園内を散策。パッとした昆虫はあまり見つけられなかったが、池のほとりで悠々と飛ぶオニヤンマを目撃。

須田真一さんによる「日本のトンボに迫る危機とその保全」では、絶滅の危機に瀕するトンボを数種例に挙げながら、その現状と保全に対する活動を分かりやすく説明していただく。ご多分に漏れずヒヌマイトトンボも一例に挙げられていたのだが、先の大震災によって東北太平洋沿岸の生息地は一か所を除いてダメになってしまったそうだ。天災はどうしようもないが、(我が)多摩川の生息地もレッドデータブックの掲載位置次第ではつぶされていた可能性があったという。確かに絶滅危惧Ⅰ類に位置していなければ棲息地が無くなっていただろうなあと容易に想像できてしまうのがある意味で恐ろしいが、これは同時に、保護活動などにより個体数が増加したからといって、安易にRDBのリストの見直しに踏み切るのも危険だということのように思える。
それと、小笠原諸島固有のトンボ類はもはや父島・母島にはいないも同然のようだ。アカギが森の保水力を低下させて沢を枯らせ、太陽を求めて樹幹をさまようトンボをグリーンアノールが食べてしまう。これらはいずれも外来種で、これらの影響が少ない周囲の島でも、トンボ池の設置があと一歩遅ければ干ばつにより全滅していたかもしれないとのこと。しかし絶海の孤島で鍛えられた彼らは、水場さえあれば世代をつないでいけるようだ。いくらか希望が見えてはいるのだが、世界自然遺産に登録された島にしかいないトンボ達が風前の灯であるとは、個人的にはずいぶん物悲しい。
一番びっくりしたのは、バッタとトンボの区別がロシア語には存在しないということ!!

講演会終了後、kojeeeさんに車で送ってもらえることになったのでしばらく待機。


ちょうどトンボの企画展が行われていて、kojeeeさん撮影の写真が展示されている。そんな中実は610もトンボに紛れて「出 演」しているのだが、どれだかお分かりであろうか? 答えは中央下側、ハッチョウトンボの小ささを示す五円玉をつまんでいる指です(´Д`)
須田さんを「チョウトンボの池」に招待する形となったので610も同行する。ここに来たのは去年の7/19以来で、当時より水の中もその周りも草が生い茂ったような印象を受ける。時間(時期?)的にチョウトンボは見られなかったが、ベニイトトンボはいた。kojeeeさんと須田さんのトンボ談義を聞きつつも、黄昏ヤンマに期待を込めて空をじっと眺めているのだがギンヤンマばかり。マルタンのシーズンは終わってしまったようだ。コウモリがやってきたところでタイムアップ。

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明日つくばっくした後は、自転車のパンク修理・石垣島の昆虫整理・IE課題の仕上げ・買い物・雙峰祭対策等々やることがたくさん控えている…  続きを読む


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2011年08月27日

クジラ過剰保護は悪だ

今朝は6:15に起床しブログを書いたりアンケートに答えたりしていたが、10:18ころに二度寝に入ったところ13時ごろまで寝てしまう。起きてみたら髪の毛が大爆発していたが、どうせ誰とも合うわけでもないし、眠くて仕方がないので川崎まで出てみることに。まずつくばの赤本を見て今年度の入試問題の解答・解説を読む。数Ⅲの問題がやや難しかったと書いてあるのを読んでホッとするのだが、それにしてもよく96/400で合格できたと思う。次に東大ロシア語の問題を見てみたところ、0点を確信する。まだ文法知識はほとんどないようなものだし、単語も格変化も分からないので為す術がない。ただ、露作文は分かればとても簡単そうである。いったい毎年どれくらいの人がロシア語受験をしているのだろう…
続いて東急ハンズに行って、まず人の多さにやる気が無くなってしまったのだが、次にかばんの値段の高さを見て購入意欲がまったくわかなくなる。いつも思うことだが、どうしてかばん類の標準価格はこれほどまでに高いのだろうか。いつまでたっても新しいものを買えそうにない。
610の商品価値は相当狂っているため、本もよほどのことが無い限り新品を買う気は起らず、中古でも¥105でなければ財布のひもは緩まない。それでも今日はBOOKOFFで4冊の本を見つけだす。

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明日はkojeeeさんのお誘いを受けて日本のトンボに迫る危機とその保全に出席してきます。自然教育園に行くのは中1以来かもしれない…

※追記には長い引用と書評が続きます。  続きを読む


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2011年08月26日

髪が延びると若返る?

昨日行った33R会のための準備を発表する。「しじみ探し」である。
あまり知られていないことだが、多摩川下流ではたくさんしじみが採れる。身も大きく、味も濃厚でこれを売って生計を立てている人もいるのだが、過去の多摩川の汚れ具合による負のイメージが強いせいか、また現在も流域には大工場あり・集落ありで若干近寄りがたい雰囲気にあるせいか、わざわざ遠くからしじみ目当てで来る人は少ない。
このしじみを、きっと酒が入るであろう33R会のバーベキューで振る舞おうと突如思いついたのが24日の眠れない夜だったのだ。そして寝坊してちょうど起きた時刻が干潮だったのでやらかしたとは思いつつも干潟に降りて約1時間半黙々としじみを探すのだが、いるわいるわ! 道具を利用するまでもなく2kg程度は簡単に集まってしまう。そのためだろうか、熊手も置き忘れてしまうのだろうなかなか本格的なものだったので610はしじみと一緒に持ち帰るこれを砂抜きして、まずは家でしじみ汁を作ってもらい、身は食べない方がいいんじゃないかと忠告を受ける。そんなことを言われても、つくばで貧乏精神を養っている610には、こんな大きな身を手を付けずに残すことなんて考え付かないのである。

しじみ汁ばかりに熱中していたせいでproseccionを作り忘れてしまう。記事が埋められないので数学科に行くたびに目にするT先生作成と思われる標語の数々をピックアップしたのはいいが、プリンターが絶不調で画像の印刷は見えなくなるは、おまけに変な線が入って文字が半分くらい読めなくなってしまう。一瞬配布を中止しようと思ったのだが、できてしまったものは仕方ない。きれいなものはフォト蔵にアップしておこう。

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以上が26日に向けての長い前ふり。
本日は久々に4:30起床。6:10に出発して川崎まで徒歩。TAT農学部方面を経由して買い出し舞台の集合地へ。もし610がTATに進学していれば交通費はもっと安上がりになっただろう。
某駅にて、今の所33R一遭遇率の高いF氏と、このBBQを企画したJ氏と合流。T先生の呼び出しを受けて車に移動。ここでF氏がドアを傷つけてしまったのだが、これが笑って済まされてしまったのがすごいところだ。いや、T先生は笑っていなかったが…
ここからT邸へ移動。無礼な610はかつてストリートビューでT邸の様子を事細かに観察したことがあったのだが、当時の記憶がだいぶ薄れてしまっていてあまり役に立たない。BBQに必要な荷物を積み込みこの時火おこしの極意を伝授してもらう、F氏とともに武蔵野公園に降ろされて会場設営に入る。買い出しはほかのメンバーに行ってもらうようだ。
設営とはいっても場所取りを終えてコンロを組み立てるくらいでやることが無かったので、買い出し班が返ってくるまで園内を散歩。





ツマグロは新成虫のようでとても翅がきれいだ


西武線の走行音を聞いていると、どことなく懐かしい気分になる。

買い出し班が戻ってきて、しばらくしてA・K・そみあ氏がやってきたのを筆頭に続々と33Rメンバーがやってくる。同時並行で火起し隊が準備に入る。生研合宿の際は炭に火を移すために新聞紙を燃やしてひたすらうちわであおいでいたので疲れた記憶が残っているのだが、T先生から伝授された技はもっと豪快で、ガスバーナーで直接炭を燃やしてしまうのである。これを目の当たりにしたときの感動は大きい。こうして女性陣にはバームクーヘンのおもてなしをしたり、乾杯をしている610は持参したぬるい冷やし甘酒で切り抜ける間にあっけなく炭火の用意ができ、さっそく肉を焼きにかかるのであるが思ったより火力が弱くて焼けない。見かねたT先生がホワイトガソリン駆動のガスコンロを起動させ、炭火よりはるかに速いスピードで肉が焼きあがる。さながら火力技術の展覧会を見ているようだ。


BBQの様子をご覧になるウラギンシジミ

バーベキューが盛り上がっている頃に昆虫界を代表してウラギンシジミの表敬訪問を受ける。彼と直接交渉できるのは多分610が担当すると思われたので、33Rの皆様にご挨拶を申し上げたかったのだが、せっかくステージに昇っていただいても注目を浴びなかったのは致し方ない。その後もめげずに何度か訪問てくださり、楽しんでいただけたようで一安心。
先生のお父さんがロシア語を独学なさったという話を伺って衝撃を受ける。ここで変な自信をつけてしまったようで、後の行動に影響を及ぼしたようだ。
会場設営をしたころには33RのみがBBQの予約を入れていたのだが、時間が経つにつれてだんだんと利用者が増えてくる。その中のとある学生グループの一員に、見覚えのある人がいる。とてもCar氏に似ている。誰かが参加場所を間違えているんじゃないかと言っていたが、これは610のツボにはまった。Carさんは最近どうしているのだろうか…
肉が売り切れ、焼きそばも裁けていよいよしじみ汁のお出まし。水が多かったせいか煮えるまでにずいぶん時間がかかってしまったのだが、この間ウラギンシジミ様の接待にあたるなどして彼のご機嫌を損ねないように気を配る。怒ると頭上の桜の葉っぱの上に行ってしまったりするのだが、放っておくとまたいつの間にか枝豆のそばに降り立っている。枝豆を差し上げるわけにはウラギンの口の構造上いかないのですよ・・・
結局しじみ汁もガソリンの恩恵を受けて煮立てる。帰省する際に赤だしをつくばに置き残したのが失敗だったと後悔しつつも、調達してもらった味噌を加えた味噌汁はT先生から絶賛していただき、33Rメンバーにもおおむね好評だったようで嬉しい。610は酒を飲まないので分からないのだが、二日酔いに対する効果はどのくらいあるのだろうか。体験者の皆様、教えてください(´Д`)
味噌汁が無くなる頃にT先生からアイスとコーヒーの差し入れをいただくも、だんだんと空模様が悪くなってくる。同時並行で片づけをすすめ、撤収+Proseccion配布+写真撮影を何とか終えたころに雨が降り出してくる。BBQ最中に雨に降られなくてよかった… そして33Rの前では、初めて作業着で作業することができました(´Д`)

今回のBBQでは誰が参加するのか分からないのが一つの目玉(?)でもあり、気が付けば参加率が50%くらいになっていたようだが、これは二次会の際もそうで、気が付くと人が減っているのである。Max21人、公園を出発したときには18人、武蔵小金井到着時に17人、新宿に出たら13人という具合である。二次会のカラオケでは一曲目からロシア語の歌(t.A.T.uしか入っていない?)をチョイスしてのどがおかしくなってしまい、16日の生チャレ同窓会の時と比べてあまり歌う気になれない。まあ今回はカラオケまでに随分しゃべったからかもしれないな… 33RのカラオケでCATSの曲を聞くと、二年前の星陵祭の記憶が一気に蘇ってくるのが分かる。懐かしいなあ…

ここでメンバーが6名に減少し、夕食へ。
バイトや大学の話が多かったのだが、なかなか過酷なようだ。生物学類の中にいると特にバイトの話は無いも同然なので(授業が忙しくてバイトしている暇がない、というのが相場なので)色々参考(?)になる。ここに限ったことではないが、610はつくばにいると人間よりも自然と向き合っていてばかりでイマドキの大学生のトレンドを知る気が起こらないので、33R会でいろんな話を聞けるととても新鮮に思えてくる。
思い返すと、大学では誰とも「遊んで」いない気がするなあ…

帰りに別れたはずのSFCのIさん・三田のOさん・群馬のOさんとなぜか合流。我々がまた飲みに行くと思って別行動を選択されたようだ。流石に昼に一杯やったのだから、夜は普通の夕食に済ませようと考えていたつもりだったけど、まあいいか。
交通費節約のため、蒲田から徒歩帰宅。靴は完全にずぶ濡れで、予備がないため明日の遠出は実質不可能に…

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明日は自宅近辺でおとなしく過ごしています。  続きを読む


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2011年08月25日

引き算の思想

このところ「夜型」にシフトしているのは否めず、21時に寝たいのにまったく眠たくならない。明日の計画が立てていないことが原因なので、何かしなければと考えていたらふと思いついてしまう。
この効果はあまり強くなく、5時起床ののち8時半頃まで二度寝してしまう。そこから着替えもしないで約2時間、明日の33RBBQに向けての準備。ちなみにProcessionではありませんよ(´_ゝ`)ヒントとすれば、E氏の禁止命令を受けていない、ことくらいだろうか。

昼食後は志賀昆虫へ。今夏の主な昆虫採集を終えてから網(なんとなく色つき)を新調するのは変な感じだが、現行の網もだいぶくたびれてきたのでまあいいだろう。移動中、それから帰宅後を通して『線路にバスを走らせろ』を読む。DMV開発にあたった、JR北海道の技術屋さんの誇り高い様子が伝わってくる。

「北海道みたいな寒くて雪の多い在来線で、時速一三〇キロも出す馬鹿はいない、と言われた。欧州などでは『自然条件が厳しいのだから、雪で遅れるのは仕方がない』と考える。でも、日本はそうではない。雪が降ろうが槍が降ろうが、あくまで定時運行を目指す。これが、根が真面目な日本人の考え方なんでしょう。」

「できる可能性を全部潰さない限り『出来ない』という結論を導き出すべきではない。それだけの労力をかけて現状を否定するくらいなら、できる可能性を探った方が、よほど楽だと思いませんか」

「君たちは『あの学科へ行きたい』『あっちは就職に便利だ』とか、そんなことばかり気にするが、実はどの道に進むかは、あまり大した問題ではない。大切なのは、行った先で、箸にも棒にもかからないような人間にならないことだ」

「どうすれば自らの存在価値を高められるかを考えない人間、努力を怠る人間が、安易に土俵だけを変えても決してうまくいかない」


JR北海道のホームページは2008年で更新が止まっているし、wikiの方でも最新情報が掲載されていないなど、現状がどうなっているのか把握できないのだが、今年度中には営業運転するような情報もあった。あまり震災のダメージは無さそうだが、石勝線のトンネル火災による防火対策の見直しは少なからず影響しているだろうなあ…

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さて明日はいよいよ33R会、武蔵野公園にてバーベキュー! 天気が持ってくれないと困るなあ…
610は買い出し隊に立候補したので一足先に現地入りすることになると思います。そして一日中はしゃいでいるでしょうから、先に申しあげておきます。明日のブログ更新は放棄します。
そろそろProcessionを仕上げないといけないなあ、でもネタ不足…  続きを読む


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2011年08月24日

一日中PCと向かい合っていると眼が…

今日も8:40ころまで寝てしまう。そして眠気がまったく引かないのである。それでもダラダラと過ごしてはいられないので、ひたすら旅行記を打ち込む。推敲など全く行わず、かつ時系列に起ったことをひたすら書き込んでいるためA4用紙12枚に及ぶ「大作」になってしまった。いちおう、雙峰祭ではもう少し絞った【通行止めの林道たち】を提出する予定なので、そちらもお楽しみに(´Д`)b
※誤字脱字があったら教えてほしいです。
8/19 三角紙が足りない!
8/20 デジカメより大きなカエル
8/21 運転はハブより怖い?
8/22 空港の近いありがたさ
Word打ち込みversion:passwordは”yadoken”です。

また、今回は(これでも)必要最低限の写真しか掲載していません。ほかにもさまざまな昆虫や生き物、風景を撮っていますが、そちらはThe Hinumanistに掲載しておきます。
昆虫編爬虫類その他編
風景航空編

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昨日、今日と家に籠っていたので、明日はどこかへ行きたい…

  


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2011年08月23日

今日ばかりは仕方ない

8時43分ごろ起床。旅行中は一日じゅう山を歩き、23~24時ごろに就寝して5時台に起きるという生活を続けられていたのだが、テンションが緩むと一気に疲れが出てくるようだ。旅行記づくりは昨日から着手していたが、昼ごろまでに一日目を仕上げる。ただ眠くてやる気が出ず、ずいぶん長い昼寝をしてしまう。二日目以降は順次掲載していきます。そして、生研合宿のときと同様にWordでダウンロードできるようにしておきます。

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明日には旅行記作りを終えたい。部屋も片付けないとなあ…
  


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2011年08月22日

空港の近いありがたさ

 5:35起床でひたすら荷造り。三日間はフルに虫探しをしたが、初日と最終日にはどこにもいかれないのは悔やまれる。せめて時間割が逆転していればそれなりに行動できたのだけどなあ… 行く際に生じたいろいろな不具合を軽減すべく、サンダルで帰ることに。
 朝食を簡単にすませ、タクシーで空港へ。酢酸エチルが引っかかって没収される。往路では検知されなかったのだが、これは探知機や検査員の親切心によるものだろうか… Yさんの好意によって窓際へ座らせてもらい、1時間ほぼずっと機窓を楽しむ。行には見逃した宮古島をどうにか確認できて安心。那覇では2時間近く待っていなければならず、その間にThe Hound of the Baskervillesを読了。南大東行の飛行機の離陸の瞬間を見届けようと移動したのはいいが、どうやら入口から搭乗場所までバス輸送されるようで、待合室のすぐ近くでは見ることができなかった。
 東京行きの飛行機はポケモンジェット。また窓際に座らせていただくが、ロシア語の本などはスーツケースに入っているので見ることもできず(結局持ってくる意味はなかった!)、あまりの眠気に負けて寝たはいいが数十分後に目覚めてしまい、単調な機窓を眺めて残り時間をやり過ごす。那覇↔石垣間より飛行高度が高いので速度感が無いのだが、船や飛行機が見えたのは良かった。羽田、というより本土は天気が悪くて雲に覆われていたこともあって「渋滞」が生じ、20分位遅れて着陸。スーツケースを受け取って、あとは各自解散。それにしても日常へ引き戻されるのがあっという間で、まだ体がついていかない。さっきまで沖縄にいたというのに…
 とりあえず事故にも合わずヘビにも噛まれず無事に帰ってこられました。

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さて、いよいよ東京に戻ってまいりました。石垣島で活動できたのは実質三日間でしたが、すさまじかったです。見かけた蛇がハブでなかったこと、ツマベニチョウは「雲に近い存在」だったこと、コナカハグロトンボのどうしても撮っておきたい構図で全ピンボケしたことなどが心残りです。それ以上に悔しいのは、GXの熱中症でしょうか。スペアカメラのオートフォーカスのいい加減さにずいぶん泣かされました…
まあ、もろもろのお土産話はしっかり旅行記にまとめますのでお楽しみに!
ちなみにタイトルは【通行止めの林道たち】にします(´Д`)

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明日はずっと旅行記を作っています。つくばっくは28日夜になりそうです。  


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2011年08月21日

運転はハブより怖い?

 昨夜GTさんから車の鍵を借りたので早朝灯火めぐりに行こうと4:30に起きたかったが、結局5時起き。運転は7/26以来なのだが、この時間帯は殆ど車が走っていないので安心だ。これまでのルートはすでに頭の中に入っているのでナビに頼らず到着。時間が中途半端に足りなくなったので於茂登までは行かず、展望台で夜明けを眺めたりホテルで駐車の練習をしたりする。

 Mさん、Tateさん、Gen君と610の4名でまずはサトウキビ畑沿いの川へ向かう。地形図によると川のそばまで道があるようだが、最初は道を間違え、引き返して正しいルートに入るも川までは降りられず、川に沿って散策。どうにかアカナガイトトンボを採集。Tateさんがセマルハコガメの死体(コワレハコガメ)を見つけたが、車へ戻る道は行きと違ったのでこれも目撃できず。結局カメを見ることができなかった…



 昼食をMaxValueで調達して宮良川へ。昨日仕掛けたバナナトラップにコノハチョウがやってきていたが、欲を言えばクワガタに来てほしい。昨日の渓流部分まで行って昼食。堰にはやけに大きいエビみたいなものがいたが、正体は不明。コンジンテナガエビかもしれないなあ。昨晩雨が降ったため林内は昨日よりも湿度が高く、ヤエヤマタマヤスデの活動には好都合なようだ。たくさんひっついていると薄気味悪く感じるが、せっかくなのでこいつらも採集しておこう。



 そして野底林道へ。予想通り通行止めだったが、車を停めて歩いて行ってみることに。本当はここで引き返さなければならないのだが、こうやって中を歩いていると於茂登岳にも登っておけばよかったなあと若干後悔する。無風状態で林が切れた道路上を歩くのはとても暑くてやっていられないのだが、ここは見晴良好でタテスジハンミョウがいたりコブナナフシやゴキブリが煎餅になっていたりと、それなりに虫もいて面白い。車まで戻ってみると、後ろにも車が停められていて運転手が我々が退くのを待っている。ああこれは怒られるかなあと思っていたが、「君たちは車でこの先へ行かないのか?」「いえ」「私は中へ行きます」と笑って済ましてくれたので安堵… 見た感じ工事関係の人のようにも思えたが、島ののどかさを感じられた。








野生ではなかなか見られない「流しの上のスミナガシ」
 最後の目的地は山ではなく博物館。とはいっても公的なものではなく「蝶館カビラ」という私人の趣味で開かれているものだ。中には石垣島で見られるチョウの標本をはじめ、ご主人のコレクションがたくさん展示されていて、建物にはチョウの放し飼い施設も隣接している。ここにはオオゴマダラが高密度にいる。昆虫だけでなくサソリなど石垣で見られる生き物のお話をたくさん伺ったのだが、良く考えるとここには2日目に来ていた方が良かったのかもなあ…明日はもう帰るというのに、いろいろな情報を得ると後悔の念が…
 日中はずっとGen君に運転してもらったが、帰りは610が担当。ちょうどスコールの中を走ったりして視界が悪かったのだが、無事に市街地へ帰還。夕食までの間にバイクを借りに行くのだが、明日の早朝の返却ができないのと燃料満タンで返却ができない都合上若干料金が上乗せされたが、それでも¥2500で済んだので安心。ただ原付の運転は自動車以上に間隔があいており、ホテルまでの距離は短いながら早速市街地を走らねばならず非常に緊張する。特に発進時のバランスを取るのが難しい。無事にホテルに到達してから、車通りのない場所でしばらく走行練習。走行中は結構快適だが、右左折時のブレが怖い。まあ夜間は殆ど車の通らない場所に行くのだから、あまりおびえることも無かろう(おびえる対象は違う!)。

 夕食の時間が若干遅くなったので、ホテル隣の定食屋でフーチャンプルを注文。フーが何だかわからなかったのだが、どうやらフーとは麩のことらしい。どういうわけかやけに脂っこく、早く食べ終えたいのに苦労する。



 そして一人だけ先に会計を済ませて夜の森へ。市街地を抜けて畑を突っ切る真っ暗な道を走っていくわけだが、やけにテンションが上がってしまう。今まで味わったことのない解放感に満ちているというか、二輪車に魅せられる人の気持ちがどことなく察せたというか、すごく楽しいのである。バンナ岳では再び灯火にやってきたサキシマヒラタ♀を発見。これで♀の方は大中小3つのサイズが揃った。こうなったらあとは♂が見つかれさえすればいいのだが、ここにはいないようだ。返却、というよりも宿に戻る時間を考慮するとあまり長居出来ないのが残念。すぐに於茂登方面へ出発。街灯すらない真っ暗な道をひた走っていると、どうしても飛ばしてみたくなってしまう。さすがに街灯付きの道路に出て50km/h以上を出すようなことはしない(できない)が、制限速度を死守していただけでは速度違反をどうしてしてはいけないのかに関する実体験が不足するように思える。
 さて於茂登まで差し掛かると雨が降ってくる。一応雨具は原付と一緒に貸し出されており問題はないのだが、あまり長居は出来なそうだ。そして最初のトラップを見てみると、ゴキブリやサソリモドキの他に、見慣れぬ黒いムシがバナナに潜り込んでいる…この瞬間を待っていた! 小ぶりながらもサキシマヒラタの♂だった。全身がつやつやしていてなんと可愛らしいのだろう。トラップを仕掛けた甲斐が、原付を借りた甲斐があった。こうなるとハブの恐怖はすっかり消え失せてしまうが、ヒラタは山奥に入って採集する種でもないので、トラップの周囲を舐めるように探した後、残りの様子見に向かう。コメツキムシやオオトモエなど、今まで見られなかった虫たちも集まってきており、トラップの集虫力が今までで一番高まっているようだが、さらなる追加は得られず。でもまあ、♂が採れただけで十分だ。思えば生きたヒラタの採集はこれが初めてである。このまま標本にしてしまってもいいが、飼育は相当簡単だというので野暮な610でもそれなりに長期間飼育できるかもしれない。

 宣言通り23時にホテルへ到着。Gen君といろいろ話をしてから就寝。
  


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2011年08月20日

デジカメより大きなカエル

 寝たのは日付が変わったころだったが5時起床。そみあ氏に怪しい残暑見舞いを投函し、Maxvalueで「地ジューズ」マリーブを購入。946mlという中途半端な数字といい、この大胆なパッケージデザインといい、そして甘ったるい味といい、610好みである。ウスバキトンボの死骸や灯りにやってきたバッタ等、昨日よりも虫の姿が目につく。



 出発時刻が遅れてしまいそうだったので、その間に速やかな昆虫整理ができるように三角紙を補充したり、保冷剤をフロントから借りてきたりしておく。保冷材はもちろんGXのために使うのである。Mさん、Tateさん、U君、Yさんは西表島へ向かうようで、Astroさん、GTさん、Gen君と610は石垣に残って虫探し。



 まずはぶざま岳を目指す。途中海沿いを経由したのだが「ちびマングローブ」が随分かわいらしい。今回は活動できる3日間ぶっ続けで虫探しをする予定で海を満喫できないのが若干残念なのだが、これだけたくさん虫がいるのに探さないで過ごすことは出来ないのだ。ただぶざま岳の登山道と思しき所は鬱蒼としており、度胸のない者の立ち入りを拒んでいる。ほかにもたくさん面白そうなところがあるし、ハブの恐怖と隣り合わせの中で採集する必要もないと判断したので次なる目的地、屋良部岳へ。



 しかしここも崖崩れのため通行止め。また引き返すのは惜しいので、徒歩にての散策を決行。入口あたりではそんなに面白い虫を見つけることは出来なかったが、しばらく上っていたあたりに山の中へ続く踏み跡を見つけて迷わずそちらに突入。ずいぶん倒木が転がっており、どことなくマメクワ・ルイスツノがいるかもしれないなあと感じる。ナタや根ほりは持ち込んでいないのでそこまで詳しく調べられないのだが、素手でできる範囲で気を崩したらサキシマヒラタ♀が登場。ここで一気にテンションが高まって2匹目のどじょうを狙うのだが、やはりそう簡単に見つかることも無く、S字ムカデを見つけ出して一気に気分が減退。木々を見渡すと樹液が噴出していた跡があり、もう少し早く来ていればもう少し簡単にクワガタを見つけられていたのかもなあ…
 Gen君と合流し、踏み跡手前の側溝にカメがいたといって写真を見せてもらう。これはセマルハコガメじゃないかと思ってしばらく付近を捜索してみたが…残念なことにすでにどこかに行ってしまったらしい。ぜひとも「箱」にしてみたかったなあ。側溝から出られないようなら、天然記念物と言えども触ることは出来たと思うのだが… 車がある場所まで戻ってAstroさんの帰還を待つ。ここは見晴良好でいい景色だ。 昼食は市街地まで戻って八重山そばをいただく。建物が昔ながらの赤瓦の民家を利用したもので、扇風機を回すだけでも十分快適に過ごせる。瓦の下がヤシの葉(?)で葺かれていたことは発見だった。個人的にはこういった昔ながらの民家もじっくり見てみたかったが…やはりムシの誘惑が強かった。









 続いて宮良川上流部分へ。例によって通行止め部分があったものの迂回することで無事に到着。途中からダートに入るが、この道は今回走った中で最も野性味あふれていた。林道に入るとほどなく沢が道を横切っていて、すぐにコナカハグロトンボを発見! これが見たかったんだ!! あまり遠くまで飛んで行かないことを確認し、たくさんいることも分かったので採集ののち撮影会。保冷剤で冷やしておいたGXはしばらくして動かなくなってしまう。それまでの間に撮りたい構図で決めておけなかったのは大きな痛手だった。沢沿いは湿っているのでハブにエンカウントする可能性は高そうだが、コナカを見られた感動から恐怖はすっかり飛んでしまい奥へどんどん進んでいく。クロイワカワトンボもいるのだが、薄暗いところにいる上に敏感で撮影態勢に入れない。



 沢歩きの後は林道歩き。今回訪れた中で唯一の未舗装路だが、ここはこのままで良いと感じる。ちょっとした水たまりには無数のオタマジャクシがうごめいている。こういう光景は本土の未舗装路でも見かけはするが、よくこんなところで生きていられるものだと思う。いったい何を食べているのだろう。しばらく進むとサキシマカナヘビが目に留まったので捕獲を試みる。全身黄緑色でとてもきれい。天然記念物でも採集禁止種でもないので持って帰っても大丈夫なのだが、これを飼育できる自信がないので逃がす。
 一応道が通じている終点に到着。堰があって水たまりの底にはハゼのような魚がたくさんひっついている。川砂は白っぽく、本土で見慣れた渓流の脇に亜熱帯の植物が繁茂している様子に違和感を覚える。この場所が気に入ったのでしばらく探索をして記念撮影(22日冒頭の写真)。水量はいつもより少ないようだ。



 車を停めたところまで引き換えして、今度は別の道沿いを歩く。開けたところでアオタテハモドキを採集。目玉模様に吸い込まれてしまいたい…下地の青色がとても魅力的だ。このあたりの雰囲気も良かったのでトラップを仕掛けてみる。ここから再び於茂登へ移動し、トラップに焼酎をかけて熟成。いい香りが広がっているので何かしら期待ができるかもしれない。ただ工事のおじさんの話だと、ここよりもバンナ岳の方がクワガタがいるとのこと。

 夕食は山組4名でコロッケ定食の店に入ってタコスを注文。






夜間灯火めぐりではコキブリ・サソリモドキ・ザトウムシくらいしか見つけられなかった。移動中に雨が降ってきたりして於茂登林道あたりではおびただしいカエルが路上でボーっとしていたのが見えた。巨大なオオヒキガエルが道の真ん中で堂々と控えておられたので車を飛び出して観察ののち脇へ追いやったのだが、つくば市街でよく見かけるカエルの石像に匹敵するサイズではなかっただろうか。要するに置物として十分通用するレベルなのだ。ここまで成長するのに、どれほど多くの昆虫が犠牲になったことだろう…
 そして雨が降り湿った路上で、ついにヘビを発見! すわハブか、と思って確かめに行ったが、自分の知っているハブと模様が違う気がする。それでも正体が分からないので腰が引けながらも逃げていくところを何とか撮影。後日調べてみたところ、これはハブではなく無毒なサキシママダラであることが判明。サキシマハブでなかったのはちょっぴり残念であったが、これが今回見かけた唯一のヘビであった。宮良川付近のトラップを見て(なにもいないことを確認し)車に戻る間に、巨大なオオゲジのようなものが我々の前を横切っていく! かなり大きく見えたのであるが、ゲジにしては脚が太くはっきりしていたように思い、これはクモではないかと疑問が生じる。後に調べたところではオオクロケブカジョウゴグモあたりが該当しそうだが、これとて若干小さい気もする。いずれにしてもこんなところに一人で来るのは相当な度胸がいるなあと実感。

 明日はレンタカーの返却のため夜間灯火めぐりは出来ない。そのためスクーターを借りようと思っていたが、こうやって雨が降られると困ってしまう。ただ、♂が一匹も取れていない現段階で最後の夜に見回りに行かずに過ごすなんてできっこない。
  


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2011年08月19日

三角紙が足りない! 

5時起床。昨日寝る前に冷房をつけたはずだが部屋の中がやけに熱い。起きてみたら体が完全に布団から出ていたのだが、その原因は「暖房」を稼働させていたことだと分かる。610の操作ミスのせいだが、言い訳が許されるのであれば、石垣島に暖房は必要ないのでは?
MaxValueにてバナナ・酒・水を買いに行くのだが、ここまで西に来るとこの時間でもまだまだ暗い。東の空にオリオン座がはっきり見えて、星がとてもきれいに見えることに気が付く。
昨夜少し出歩いた段階で、市街地には全然昆虫がいないことが予想された。これはずいぶん意外な事態で、いくら海に近いとはいえ、勝山よりはるかに虫が少ないのは不思議だ。ちょっとした草地でコオロギが鳴いてはいるものの、自販機の灯りや街灯の集虫力の低さだけを目の当たりにするとここが石垣島であるのか疑問に思えるほどだ。ただヤモリはずいぶんたくさん張り付いているところに、かろうじて内地との「格の違い」を感じる。そんなことを考えているうちに、石垣第一号の昆虫を発見!



キイロヒトリモドキのようだ。ただ今は採集道具を持っていないためどうするわけにもいかず、放置。酒を買うときに年齢確認がされるかどうか気になっていたのだが、チェックはされなかった。購入品の組合わせで用途が見抜かれたのかもしれないし、20歳以上に思われたのかもしれない。
朝食はバイキング形式。610の食べるスピードは相当速いらしい。確かにMDSでもさっさと食べ終わってほかの人の終了を待っていたしなあ…

準備を整えてGTさん運転の車に乗り込み環境のよさそうなところを探す。あるところでリュウキュウマツの立派な木を見かけたのだが、そのあたりでニイニイゼミの鳴き声が聞こえてくる。道沿いにはチョウがたくさん飛んでいて、見るたびにワクワクしてくる。さらに進むと、前方にはウスバキトンボの群れ。今まで見たことも無いような個体密度だ。しかし、工事のため道が通り抜けが出来なくなっていたので、周辺で捜索をすることに。






風景の撮影もそこそこに、オオゴマダラがハイビスカスに吸蜜しに来る姿を見つけ、これが今回の初採集種となった。とにかくチョウがとても多い。多すぎて目移りしてしまって逆に採れなくなったりするようなことは、なかなか内地では体験できない。YさんやGen君に教えてもらってミカドアゲハを初めて見、採集したのであるが、図鑑に書いてあるように(八重山地方のものは)表の青味が強く、一見するとアオスジアゲハとの区別がつかない(訪花時には青い斑点がやけに多いので判別可能となる)。宝篋山で取り逃がしたアオバセセリのリベンジを果たしたことも嬉しかったが、ここではキミスジを捕まえられたのが一番の収穫である。和名の響きが610好みであるだけでなく、迷蝶として石垣島で見つかってからまだ日が浅いということもあって、採集の瞬間は誰にも見られてはいなかったものの、心の中でひそかにガッツポーズ。
チョウだけでなくハチもずいぶんたくさんいる。花にどんどん飛んできているのだが、アシナガバチ・ベッコウバチ・スズメバチがその大半を占めているようだ。中でもツマグロスズメバチは日本ではこのあたりでしか見られない南方系Vespa(スズメバチの属名)であるから、内地での経験を活かして採集。すなわち、網の中にいるスズメバチを直接毒ビンの中へ誘導させるのだが、これだと採集が完了するまでに時間がかかるのが難点である。
ワァンワァンワァン…とヤエヤマクマゼミの鳴き声が聞こえてくるのはいいが、主を見つけ出しても網の届かないところにいるか、見つけてもすぐ逃げてしまうかで採集するのは難しそうだ。ところでこの鳴き声は内地のミンミンゼミのように聞こえる、と書けばもう少しわかりやすいかもしれないのだが、むしろクマゼミのシャアシャア…の部分が連続せず、シャンシャンシャン…と途切れているようにも聞こえた。言葉での表現には限界を感じるが、クマゼミとは同属なんだなあと思えてくるのである。



 休憩していたところ、林道へ突入しようとしていたYさんが採集可能な位置で鳴いているヤエヤマクマゼミを発見し、Gen君の網を借りて無事に採集。日本一大きなセミだけあってずいぶんと迫力がある。ただのクマゼミと違うのは、手で持っていてもあまり鳴きわめかないことだ。後に鳥に捕まえられた叫び声を聞いた時も同様、あまり悪あがきをしないらしく、その潔さ(?)には好感が持てる。
とりあえず何匹かは採集したときの感想も交えて報告したが、当然これ以上たくさんのムシたちを捕まえていて、その一種一種について書いていくといつまでたっても旅行記をまとめられない。とまあ、文章を書く上では取捨選択ができて便利ではあるのだが、実際採集にあたっていた610の三角ケース内では収容できる昆虫の頭数が飽和状態になってしまう。この先必要な昆虫だけを選別しようとしても、その判断が意味をなすとは思えない(=大体必要だから!)のでGen君に救済を申し入れ、三角紙を何枚かわけてもらう。とりあえず数匹を一つの三角紙に押し込むなりすればこの先の採集も続けられそうで安心するが、U君がホテルに戻ることもあって採集品を宿に持ち帰るチャンスを得てひとまず窮地を逃れることができた。一応三角紙原紙は持ってきているので明日以降用意しておけばいいのであるが、事前の準備が甘かったのは言うまでもない。出発前にバナナトラップを仕掛け、市街地まで戻ってきたついでに昼食をMaxValueで調達。費用も時間も節約できるのはありがたい。





 この後はゲンゴロウがいるかもしれない池めぐりをしようと考えている。とはいっても採集地の選定は610が勝手にやっており、Gen君にきちんと意見を仰ぐ必要があったのかもしれないのだが、結局その池にはアプローチできなかった。というわけでその近くの川に降り立ってみるのだが、ここはトンボがとてもたくさんいる。今まではkojeeeさんの案内で数多くのポイントを案内されたのだが、ここの生息数の多さは多くのポイントに引けを取らないのではないかと感じる。ベニトンボはショウジョウトンボと同じように尾っぽを天にかざして日陰を用意しようとしており、タイワンウチワヤンマは枝先で淀みの侵入者を見張っている。川辺に降り立つと小さなトンボが飛び出してくるが、形態はイトトンボ様ではなくガッチリしている。これがコシブトトンボか! ハッチョウトンボを見る前だったらもっと小さく感じられただろう。
 GXはベニトンボの撮影をしているときに熱中症になってしまって使えなくなってしまう。しかしながらコシブトが目の前で打水産卵をしているではないか! まあGXでも撮影が成功するのかどうかは分からないが、やはりシャッターチャンスをAFの精度が悪いスペアカメラで撮って失敗すると悔しいものだ。コシブト♂のみの接写も、GXが稼働できればもう少し自分で納得のいくものが撮れたのだろうなあ…
 川の横にはサトウキビ畑が広がっていて、所々にコンクリートで囲まれた水たまりが設置されていて、そこではベニトンボやオキナワチョウトンボがテリトリーを張っている。あまり近寄れないのでいい写真が撮れるとは思えないのだが、AF精度が悪いスペアカメラに対する腹立ちは募る一方である。しばらく川沿いに歩いて行ったのだが、岸辺に降り立てそうもないので引き返して残り時間をアカナガイトトンボの捜索&採集に充てるも、結局捕まえられず。車に乗ろうとした際、目の前のススキに何かが止まる。緑色っぽかったがイワサキクサゼミか?と思い(当時まだ出現時期を把握していない)捕まえてみると…アオムネスジタマムシ! 内地ではヤマト・ウバ以外に大型タマムシには縁がなかったので発見できてよかった。



 そして本日最後の目的地、於茂登岳を目指す。時間的に登山は難しいと判断したので途中経由する林道で散策。オサ屋の習性として側溝があるとついつい覗き込んでしまう。石垣島でオサムシはいないか、いてもエゾカタビロくらいで全く期待してはいないものの、今回はなんとなくサキシマヒラタやヘビ・セマルハコガメがいるかもしれないなと思っていると、前方に大きな石を発見。何かいるに違いないとひっくり返してみたところ、大きなタイワンサソリモドキが鎮座していた。かっこいいと言われれば納得がいくが、610の場合は前半部分に限らせてもらいたい。よく分からないが気味悪く感じるのだ。下手に刺激すると尻から酢酸を飛ばしてくるという情報も加担しているようだが、一番の原因はその大きさにある。もう少し小さければなあ…
 そんなことを感じながらも、付近の石をひっくり返してはサソリモドキと対面していく。Mさんの先輩?がハサミムシを研究していて、今回捕まえられたらあげたいと仰っていたので探してみたのだが、予想に反して見つからない。それ以外にも本物のサソリを見てみたくもあったのだが、こちらもいない(サソリは木を探した方がいるみたいだが)。せっかくなのでサソリモドキはカタツムリの殻(クロイワオオケマイマイ?)と一緒に採集しておく。






 林道をしばらく歩いていると、イヌビワが落果していい匂いを放っているところに遭遇、たくさんのヤエヤマイチモンジが集まっている。スペアカメラ泣かせでピントが合わないのだが、こうやって群れている光景は本土で見た記憶がない。側溝にクワガタがいてもいい気がするが、イヌビワは好みではないのか、それとも生息密度が低いのか知らないがめぼしい虫はいない。歩いていくうちにコノハチョウ・コブナナフシ・クロカタゾウムシを発見。コノハチョウは沖縄県指定の天然記念物に指定されているためか、誰にも採集されないのをいいことに我々が近づいても逃げる気配を見せず、コブナナフシは擬態に絶対の自信があるようで、我々がいくらいじっても枯れ枝気取りを止めようとはせず、クロカタゾウムシに至っては自分より硬い虫はいないぞと言わんばかりに610の手の上を我が物顔で歩き回っている。
 於茂登岳登山道の分岐点へ差し掛かったが、崖崩れのため通行止め。沖縄県最高峰へ到達する目標はついえてしまう。気を取り直してクワガタの気持ちになってトラップを仕掛けて帰路へ。

ホテルに戻ってシャワーをひと浴びした後夕食を求めて市街地へ。海鮮丼を注文。いくつか名前のわからない魚を食べる。



 暗くなってからバナナトラップと街灯めぐりを実施。GTさんに運転してもらい、Gen君と3人で出撃。まずは日中いろいろ採集した地点の様子を見に行くが、トラップにはアリ位しか見つけられない。まあ設置して時間もたっていないから仕方ないかなあ…と街灯めぐりに切り替えるが、ここでサキシマヒラタの♀を発見! ずいぶんと大きいが、附節がいくつか欠けている。でもまあひとまず目標が達成されたから良しとしよう。ガ類はあまり採集する気が無かったので三角ケースをホテルにおいてきてしまったのだが、シンジュサンの存在を想定していなかったのは失敗だった。しかし星が信じられない位綺麗に見える。車に戻るまで上を向いて歩いていたら流れ星を目撃、何かいいことがあるかも… 続いて於茂登岳へ向かう。こちらでは大きく黒光りする虫がくっついていて一瞬期待してしまったのだが、直ちにヤエヤママダラゴキブリであることが分かり、そう簡単にクワガタが見つからないことを学ぶ。こちらは街灯も何もないため、灯りを消すと周囲は真っ暗になり、たいそう星がよく見えるのである。月も輝いていたので、肉眼だけでも林道を歩こうと思えば歩けるが、けっこう勇気がいるなあ…

 23時過ぎに部屋に戻って就寝。
  


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2011年08月18日

安全靴の名が廃る

5時10分起床。旅行当日とはいえ、羽田空港に集合することとその時間が正午であることからのんびり過ごす。空港の近くに住んでいるとはいえ、実生活においてそのメリットを感じることは殆どないし、何しろここを利用するのは小2の夏以来12年ぶりだ。その時は家族旅行で本島に出かけ、今となっては早く感じないような時間に起こされて工事前の京急蒲田駅で乗り換えたことを覚えている。現地ではオキナワチョウトンボやタイワンウチワヤンマ、ツマベニチョウ、アオタテハモドキなどなど見て、クワガタのつかみ取りができる施設の中でヒラタクワガタを買った記憶が残っているのだが、それ以外の昆虫を持ち帰ってきてはいない。何故かは思い出せない…荷造りの最終確認をしているときに、タトウに使う半紙とタッパーが足りないことに気付く。六郷に残してあるタトウを無理やり整理してどうにか必要分を確保したはいいが、タッパーが無いのに補充しに行かなかったことは今思うと後悔せざるを得ない。まあ実際は何とかなったのだが、やはり余裕が欲しかった。

11:24発の電車に乗って18分で空港に着くのである。つくばからも直行便のバスが走っているが、それだと2時間近くかかるうえに、運賃はおよそ五倍の開きがある。つくば号(筑波大学↔東京駅)の上り運賃が¥700となった今は帰省した方が安く移動できるというのは何とも面白いことだ。
ただし先に書いたように、いくら空港に近いところに住んでいようが、ここに来るのは12年ぶりだし、当時の空港内での記憶は無いに等しいため着いてしまえばただの旅行者(というよりは空港職員?)に過ぎない。Gen君と会ってからしばらく迷ってグループと合流。今回は8名の参加である。
※参加者のプロフィール(610が把握している限り)
・3年 Astroさん:やどけん会長、海釣りと林道めぐり  Mさん:鳥担当、と西表島、林道めぐり
・2年 GTさん:運転・両生類担当、林道めぐり Tateさん:化石担当、海釣りと西表島、林道めぐり
・1年 Gen君:水生昆虫担当、虫さがしに同行 U君:数学担当、西表島とバンナ岳 Yさん:林道めぐり、西表島

一同は手荷物を預けにカウンターへ向かうのだが、この時610のスーツケースが重量オーバー。殆どの荷物をぶち込んでいてリュックがいらない程身軽であったが、流石にそのまま飛行機に乗るわけにもいかない。重量超過の最要因たる『沖縄昆虫野外観察図鑑』は全4冊で3kg近くあり、これを持ち運ぶのにリュックが必要なのは自明だったので、身軽なフライトは諦めざるを得ない。
これだけで終わればいいのだが、次に待ち受けている身体検査でのチェックが随分面倒なことになった。トラブルがあったわけではないのだが、靴の中に仕込まれている鉄芯が機会に反応して脱がざるを得なかったのである。安全靴の名が廃るような気がしたのだが、これで叩かれれば普通の靴より破壊力があるのだと思ってみたら変に納得してしまった。

乗った飛行機は10列席が多く、窓際に座れる確率は五分の一。予想通り抽選に漏れたので車窓(機窓?)を堪能することは出来ないのだが、残りの五分の四で引き抜いた席は夏休みの課題と向き合うのには好都合だ。映像と日本語訳でThe Hound of Baskervillesの中身は十分把握しているので、持ち込んだ電子辞書を開くことも無くどんどん読み流していくことができる。こういう風に初見の英語(やロシア語)の文章を読めるようになったら面白いんだろうなあと思いつつ、那覇までの二時間を過ごしていたのである。






飛行機については詳しくないのだが、大型機よりも小型機が好みである。乗り継ぐ石垣島行きの飛行機が小型で若干テンションが上がる。座席配置も6列になったので窓が近くなり、離陸時の加速感や重力の負荷が大型機よりもダイレクトに伝わってくる感じ、飛行高度の低さ(→空を飛んでいる現実感?)に興奮しきり。宮古島を見逃したのが悔しい。



着陸を終えてロビーに向かうまでの間は短いながらもバスで輸送されたのだが、その一瞬地上に降り立った時に見た空、太陽の輝きが南国にいることを実感させる。気温の高さは時期が悪いためかパラメータとして機能せず、19時を回ってもまだまだ明るい陽の長さはじわりじわりと日常感覚を消し去っていく。
夕食はホテルのすぐ隣にある定食屋で済ませることに。あまり食に興味のない610にとってはなるべく安いもので済ませたいが、夕食に八重山そばだけでは足りない気もする。ということで珍しくも石垣牛ハンバーグ定食を注文することに。もちろん内地の牛と石垣牛の味の違いなんて分かるはずもなく、熱くて舌を火傷しただけに終わる。



今回の合宿では行きと帰りの飛行機、および宿泊場所のみが決まった状態でこちらに来てしまっていて、いつどこで何をするのか具体的なことは全く決まっていない。一応地形図のコピーは取っておいたが、じっくり眺めて目星をつけるようなことはしていない。
夕食後に一室に集まって何をやるのか漠然と話し合うのだが、この時Mさんから石垣島の地形図(本物!)を貸してもらい、勝手に行先を決定。せっかくだから灯火めぐりもしてみたかったが、時刻は22時を過ぎていて眠気に襲われている610には外出の気力はもう残っていなかった。
  


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2011年08月17日

私、今日『何キャラ』でいけばいいですか?

5時半起床、久しぶりに寝起きが悪い。
日本生物学オリンピック2011の予選問題を解いてみる。一学期のテストは暗記→記述形式だったのであまり考えて解いたという実感がないので、この手の問題をしっかり解くのは前期入試以来かもしれない。結構知識が抜け落ちていて、S期がどの状態を指すのか、あるいは遺伝の問題の解法パターンはどうだったか思い出せなかったりする。時間も90分をわずかに過ぎてしまったのだが答え合わせをしてみると61点。今年の広島大会に参加できるボーダーが62~3点の所にあるのでこれは何とも残念なのだが、実はマークミスで3点落とした結果でもある。見直しできないのと知識不足に泣かされてしまいました。70点は確実に取れるようにしておかないと厳しい…

~・~・~

いよいよ明日から石垣島へ出かけます。といっても明日は13時ごろまで大田区にいるのですが。
PCは荷物になるため持っていきません。現地のホテルには無料でインターネットができるPCが置いてあるようですが、そこから毎日更新する気も起きないので、22日まで更新は放棄します。
目標を挙げたらキリがないのですが、ここはひとつヤエヤマサソリを見つけたいです。  続きを読む


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2011年08月16日

もっとちゃんとネットを見ろ!

確か4時半くらいに起床。昨夜生物チャレンジ2011の問題を印刷しておいたので解いてみようと思っていたが、まだ手を付けないことに。例によって蒲田まで歩いて行こうと思ったが汗だくになるのが嫌だったのでKQ線利用の後、「都区内パス」を利用して葛西臨海公園へ。移動中志賀昆虫へ行った帰りに買った『近ごろの若者はなぜダメなのか』を読むが、これは2010年に発行されたこともあって、今まで読んできた若者論の本の中では非常にリアリティを感じることができたし、書かれている内容も中立的(若者を批判するか、社会や大人を批判するかの二元論に偏っていない)で非常に読んでいてためになると思った。著者との距離感がとても近く感じるのだ。

待ち合わせ場所にいたのは思ったよりずっと少ない3人。しかもそのうちの2人は生物オリンピック日本代表に選ばれ、かつ銀メダルをもらうような世界レベルの実力の持ち主である。結局、この時点で集まったのは6人。ここに遅刻して加わったMt.Bk氏を加えて計7人の参加になったが、後に調べてみると全員が都内の高校出身(あるいは在学)であり、地方出身の方がいなかったようだ。

流石に夏休みの水族館は混んでいる。この前の生研合宿の影響もあって、魚の種類がなんとなくわかるような気がして見ていて飽きないのだが、やはりもう少しすいていた方がよかったなあ・・・





来年の年賀状に使えそうな気もする


水族館の外で昼食。アジアサイエンスキャンプで韓国に行っていたM氏よりお菓子のお土産をもらう。高麗人参の飴を度胸試しで食べてみたが、口に含んだ瞬間に青臭い味が漂ったくらいで、そのほかには恐れていたほど奇妙な味は感じられなかった。だからといってミルキーやキャラメルのようにEndlessに食べられるかという訳でもない。
予定ではこの辺りでお暇して石神井公園に向かいたかったのであるが、既に時間がマルタンのゴールデンタイムを過ぎてしまっていたこともあり悩む。流石に1日中葛西臨海公園付近で過ごすのは難しいとの意見が出て、Mt.Bk氏の庭でもある池袋へ移動することになった。ここまでは石神井に向かうルートと重なるのだが、この時乗った京葉線は確か14.42発位で、ポイントに到着するまでに1時間20分位かかることを考えるとそこにマルタンが休んでいる可能性は非常に低いと判断し、抜け駆けを中止することに。まあ、これからカラオケに行くと決まったら、こちらを切るのもなかなか難しいのである。
※610は外見に似合わずカラオケ好きでもある

610とカラオケに行った人には大体いつもびっくりされるのだが、自分の持ち曲は世代感覚に合っていない(≒読めない)ようだ。まあ半分くらい「 歌 」ですらないのだが、その驚かれようは生物チャレンジ参加者の中でも共通だったように感じる。あと今回つくづく感じられたのは、よく歌われるJ-POPはカラオケボックスの中だけでも覚えられるのだなあということ。
ドイツ語版も含めた魔王が音源になかったのは残念だったが、カラオケでも歌えるロシア語の歌を見つけることができたのはよい収穫だ。26日の33R会の二次会か何かでカラオケがあればここで披露してみたいが、そのためには練習(?)が必要かもしれない。33R会で思い出したが、今回のProcessionのテーマが決まらない…このままだとMDS便りになりかねない…
ちなみにカラオケ初体験の人が2人もいた。今思うと相当不思議な空間だったなあ・・・

この後の夕食には参加せず、最年少でありながらもっとも威厳を感じるS氏と新宿まで同行ののち帰宅。

〜・〜・〜

明日は何しよう?  


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2011年08月15日

Я сошла с ума!

三時半起床。ニコニコしてから支度を整えるも、朝早くから帰省する気にはならない。
沖縄昆虫図鑑を読んだりVitasのことを調べてて時間をつぶし、昼食後に出発。バスの接続を考慮して大学中央まで自転車で移動したいが、いかんせん荷物が重い。


キャリーバックの重さが11.9kgあったので、おそらく荷物を合わせるとantの総重量を越えていただろう。だからパンクするのも致し方ない。

バスの中ではバスカヴィル家の英文を読む。映像と日本語でしっかり内容を把握しているので単語や熟語の意味が分からなくても不便に感じず、キーポイントも的確に抑えられるので作業自体は楽なのだが…どうしてこれをとっとと仕上げようとしないのだろうか。
途中で眠くなるのは予想していたが、昼寝から目覚めると結構スイスイ走っているバス。明らかに合宿当日、八日の朝より流れが良い。今日はいくらでも遅れていいように、車内でPCを使おうかと考えていたほどなのに、皮肉なものである。定時よりも若干早めについてしまった。お盆を行楽地やふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュって何なのだろうか。


未だに「0系顔」が見られるのは嬉しいことだ

帰宅時間が思ったよりも早かったので(それにしても「帰省」回数の多いこと!)、明日やろうと思っていた、志賀昆虫普及社でのネットの新調と標本箱の追加をしに行くことにする。暑いので電車で行こうと考えていたが、思えば今日は予定もないし、汗をかいてもいつでもシャワーを浴びれる。六郷から戸越銀座までは10km以上あるような気もするが、行ってみる価値はある。
先日やっていなかった自転車屋が今日は開店していたのでantのチューブを探す。値札が色褪せているところを見ると随分長いこと売れ残っていたようだが、最後の1つを無事に購入。ちょっと値段が高い(¥840)気もするが、これでやっとパンクの恐怖から解放されるのだから出資を惜しむべきではない。
国道1号線をひたすら北上し、中延あたりで中原街道に折れていざ目的地へ。出発から45分位経っただろうか。初めは駅から到達するまで随分苦労したものだが、今はもう道を覚えてしまった。自転車を道路脇に停めて、店内へ・・・

―お盆休みでした。

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毎年8/15日は六郷土手で花火大会が行われるのだが、例年610はそのうるささと、終了後駅前から家の下にまで溢れ出す人ごみに嫌気がさす日でもある。去年など、耐えきれずに四日市にまで逃げてしまったほどである。幸いかどうかは分からないが、今年は「自 粛」(調べてみると自粛というよりは、警備員をこちらまで配置できなかったり京急線で臨時輸送をするだけの電力をまかないきれないかもしれない)するらしいのでひとまず安心だが、それと同時開催されている平和の式典は開催されるようだ。まあ遠方からバカ騒ぎを目的に来る人は少ないだろうからピリピリすることもないか。
そして煙たがってばかりいないで、たまには行ってみようかな…

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明日は生物チャレンジ2010の同窓会に参加すべく、必殺技「都区内パス」を使って葛西臨海公園まで行ってきます。Mt.Bk、T各氏も参加するようです。そしてこの会合が1日がかりであるらしく、そこまで長居するだけの必要性が感じられない610はお昼に抜け出してどこかに出かけようかと考えています。
第一候補は石神井公園。マルタンヤンマに会いに行くのです。つくばでは今のところお目にかけていないので、この機会にあのたとえようもない複眼の輝きを拝んでおきたいものです(ついでにヤブヤンマの♂も見たいな…)。ついでに去年入れなかったトンボの資料館に行きたいなと思っていたら・・・ああ昨年9月に閉館してしまったのか・・・
第二候補は中野のむし社。夏は毎日やっているようなので買い物もできるだろう。
第三候補は、暇な(?)33Rの方に会うこと!  続きを読む


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2011年08月14日

採集行為に罪を被せ、自然保護を気取った方が気楽?

3時起床、支度を整えて4時ごろに出発。ここまでは全く順調。しかし、天気が良いと台地から桜川の後背湿地へ降り立つ長い下り坂に差し掛かると宝篋山や筑波山が一望できるのだが、今朝は霧がかかってさっぱり見えない! おそらく頂上に行っても展望を楽しむことはできないだろう。それにきわめて湿度が高く、かつまったく風がないことも相まって登山意欲が減衰していくのが自分でもよく分かるのだが、とりあえず進む。いくら早く出発したとはいえ蒸し暑く、駐車場についたころには汗をかいていて来る時期を間違えたのではないか不安になる。よく見ると下草はことごとく夜露をまとっているではないか! 今はいている靴は全く防水性がなく簡単に靴下まで濡れてしまう困り者のくせに、乾くのが非常に遅い。明日には東京へ戻ることを考えると、果たしてそれまでに乾燥が間に合うかは疑問である。整備された登山道とはいえ、まったく下草が生えていないとは考えにくく、思い返してみるとかなり湿った部分もあったはずだ。靴を濡らすわけにはいかない・・・

せっかく登山入口まで来たのに、ここまでに書いたもろもろの理由のために引き返してしまった! おにぎりも作って、とうもろこしも茹でてきたというのに!! 自分では夏に登山するもんじゃないと言い聞かせたいのだが、今までこんな打算的に考えて登山を拒否したことがあっただろうか? 奥多摩やお祭には、雨だろうが突撃していなかっただろうか? やる気のなさは随分深刻なようだ。

まだ5時にもなっていないからどこかに寄り道してもよかったのだが、そうする気も起こらない。宿舎に着く前に白い大きな犬とカーチェイス状態になったせいもあってか汗だくになってしまう。汗をかいたらすぐシャワーで流せばいい、という発想そのものに問題があるのかもしれないが、やはり夜までこの状態で居続けるのは不快である。やはり英語やロシア語を勉強する気になれず二度寝に入るのだが、これもひどいもので10:20まで寝てしまう…まいったなあ…

昼食後やや持ち直して、数か月前に読んで放ったらかしにしていた『小笠原 緑の島の進化論』を読み終える。もはや今父島や母島に行っても、オガサワラシジミやトンボ類を見るのはほとんど無理だというのが悲しい。アメリカからの返還後父島にはカラオケやディスコなどが出現したというが、固有の生態系を捨ててまで観光客を呼び込もうとしても、もっと楽に行かれる沖縄やハワイには勝ち目がないのではないだろうか。私としては、そういった都市的要素が無いと来てくれないような観光客は初めから対象にする価値があるとは思えない。まあ、世界遺産に指定された今、こうした自然環境の保全に背くような施設が無秩序に開発されていくとは考えにくいが、このままアクセスが悪い状況が続く方がよさそうに感じる。観光客が馬鹿みたいに来てしまったら、雨に頼るしかない水を彼らにふんだくられることにもなるだろうし…
一度は行ってみたいなあとは思いつつも、この先さらに有名になってしまうのであれば、私としては行く価値がどんどん薄れていくかもしれない。

たいていの場合、個体群を絶滅に追いこむのは、直接的にしろ、間接的にしろ、環境破壊が原因である。数えられる程度の個体が繁殖する特定空間の環境だけを維持し、保護してもだめなのである。開発によって変化しうる気象条件や、ほかの生物を含めた生態系全体を視野に入れ、環境を保つことを考えねば意味はない。そのことをまともに議論せずに、ただたんに採集を禁止することで保護対策と銘うち、採集者が魔女狩りにあって、本来の大きな問題を覆い隠してしまっているような現在の風潮は、きわめて憂慮すべき問題のように思えるのである。


ちなみに、小笠原諸島は国立公園に指定されているが、だからといってすべての場所で昆虫採集が禁止されているのではない。天然記念物などの採集禁止種を除けば、「特別保護区」に指定されていない場所では採集可能なのである。カミキリやクワガタはけっこう採集できたりするのだが、こういった事実を知らずに「国立公園内でムシを捕まえてはいけない!」と指摘する人もいるかもしれない。だがそれは間違いである。ただ誤解を受けるのは間違いないから、採集者側には行為を正当化できるだけの根拠を用意しておかないと問題がこじれる可能性もある。

長年愛用していたGXが熱中症で使い物にならなくなっているため、代替機としてCOOLPIX L22を利用しているのだが、これは昆虫撮影には向かない。マクロで撮影できないことはないが、ピントが合う時間・確率とも悪く、しかもズームマクロが実質的に意味をなさない。これでは決定的瞬間を逃すことうけあいだ。



石垣島にはGXを持って行った方がいいのかな・・・

ところで虫を探して歩いていたところ、奇妙なキノコが目に留まる。



なんなんだこの威圧感!



そしてこの大きさ! 引っこ抜いてみたのだが、ここまで大きいとガッチリした重量感を感じる。しかし写真でそのすべてを伝えることは難しい。そこで大きさだけでも表現できないかと考えた末、ある行動に移った。芸専の気分になってみよう。










このキノコの名前の和名「シロオニタケ」(多分)と野付半島の名勝「トドワラ」から、この作品名は「オニワラ」にした。傘の部分をを折らずにベンチに据え付けるのは案外難しいものである。しかし林に入ってキノコを探すのには何とも言えない面白さを感じる。このまま片付けても面白くないので放っておくことにしよう。

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明日六郷に戻ると宣言していますが、何時に戻るのかは未定です。朝一(4:45)のバスに乗ればさほど渋滞に巻き込まれることもなく帰れそうですが、そんなに早く帰っても現地でやることはありません(誰かと会う予定が入れば別ですが)。かといって昼ごろ出るとバスに長時間閉じ込められるだろうし、夕食のおかずは用意してないし…どうしようかな。

  


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2011年08月13日

予定のない恐怖

昨晩は21~23時に仮眠をとってから外へ。近くの野球場で寝そべったのはいいが、蚊が多すぎて一晩を明かすのは無理だと判断。多少雲がかかってはいたもののまったく星が見えないというわけではない。しかし方向が悪かったのか全く流れ星を見ることができず1時間ほどで退散。3年前に新鹿海岸(尾鷲・熊野の方)で見た星空が忘れられないのだが、つくばではそこまできれいな夜空を見ることができないのかもしれない。

結局起床は7時を回ってしまう。15日に六郷へ戻るまでに勉強をしておきたいのだが、どうしてもやる気になれずベッドで横になってばかり。それでも本棚から引っ張り出した『「エコ恋愛」婚の時代』を読む。

「そうやってジッとして狩りに出ないから、恋愛も結婚もできないんだよ」と非難する人もいるが、狩りに出なければそれだけいい出会いがあると言えるのか? 出会ったとしても、結婚して末永く愛し合えるような異性を見つけられると言えるのか?」

10代のうちは、恋愛を汚らわしいことのように扱う。それなのに、20~30代になって恋愛・結婚できない男女を「だらしない」「恋愛力がない」と一律に非難する。
日本の大人は、なんと身勝手なことか!


色々書きたいこともあるはずなのに、どうも文章が頭の中でまとまらない。う~ん最近こういった「訓練」を怠っているからかなあ、それともやる気がないだけなのか…
昼食をとっても昼寝をして無駄に過ごしてしまいそうだから暑いのを承知で外に出るが、図書館は予想通り閉まっていてBookoffで面白そうな本がないかと探しても見つからない。いや、きっとあるに違いないのだが探す気が起こらない。 結局部屋に戻って『カイン』を読んでも途中で眠くなって昼寝…何て怠惰な一日!

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あまりに一日を無駄に過ごしすぎている気がして困ってしまいます。おそらくこのままでは明日もグダグダとしてしまいそうなので、もうどうせ勉強も読書も出来ないのなら、篋山登山をしてみようと目論んでいます。18:30までシャワーに入れないことを考えるとどうしても日の出前くらいから行かないと汗だくになってしまうだろうから、早起きをするためにはいいのかもしれないが、かといって早く家に帰れば眠くなるだろうし…こういう時にバイトできると良かったのでしょうが、まだ連絡は入らない…そして宿題や雙峰祭が忙しくなるころに限ってバイトが足かせとなるのだろう…  


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2011年08月12日

星色夜空

今日は地震があったこともあって3:30起床。午前中は【おにぎり弁当のおかずはおにぎり】の執筆に費やす。
最初にブログに直接書き込んでいたのだが、不手際があって1日目を全消去させてしまった反省でwordを使ってやり直し…もしかしたらブログでよりもワードの画面の方が見やすい方もいるかもしれないので、せっかくだからそっちの方もアップしてみる。文書のみで閲覧したい方はこちらから passwordは" seiken "です。
以下のリンクから当該記事へ飛べます。
8/8
8/9
8/10

そういえば詳しく書いていなかったと思うが、夏休みに入ってから昼食は2つのおにぎりから麺類に切り替わっている。これだけでも悪くはないのだが、いかんせん量が少なくてお菓子に手を伸ばしてしまう。そうして出費がかさむのは好ましくないので何か一品用意した方がよいと思って、冷凍しておいたパンや茹でたトウモロコシを用意してきたのであるが、今日は安く手に入ったかぼちゃを使って煮つけを作ってみた。煮崩れして見た目は悪くなってしまったのだが、誰かに振る舞うわけでもないので気にすることはない。これを4日間かけて食べていいのだが…

午後にはバスカヴィル家の犬の英文を読んだりロシア語文法の復習をしたりする・・・つもりがかなりの時間昼寝してしまう。ただ、今宵はペルセウス座流星群を見ながら外で夜明かしする予定なので、それまでに勉強する時間は用意できる。マルタン探しに行く前にやどけんブースで寝袋を借りておけば大丈夫だろう。
曇らなければいいのだが・・・  続きを読む


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