2016年10月31日

2016 年 10 月 30, 31 日の人生

2016.10.30
AM 卵固定,マミチャジナイ,買い出し
PM 買い出し,ビーフシチュー(ビーフなし)
今朝は家の前の山のてっぺん盛りが白くなっており,冬の到来を感じる.
実験所にあるズミを食べにマミチャジナイが数羽訪れていたので観察していたとき,ふと思い立ってある場所をのぞいたら,やはりあった.マミチャジナイの斃死体である.つい先日,保管場所としている他のラボの冷凍庫を片付けた際,モノを増やさないという宣言をした矢先に死体を拾ってしまい,どうしようもない.
買い出しをしている間に,新型アルトワークスや涙目ワークス,ホンダ T360 と思しきもの,メーカー不明だが青いハッチバックでフェンダーミラーを搭載している,見るからに古そうな車などを見ていい気分になる.特に T360 は人生における初見であり,黄色くなる以前の軽自動車用ナンバープレートをつけているだけでとても印象に残る.
また買い物の合間に千曲川河川敷でバッタを探したが目的のものは見つけられず.涼しくなるのを待っていただのが,待ちすぎてしまったような気がする.
さて,先日やってしまったバッテリーを買おうと思ったのだが,予想以上に高くて断念.弊ワークスはツインカムターボ車であり,バッテリーにはそれなりの強さを要求される.44B19L が推奨されているのだが,7000 円くらいする.一方で,40B19L という規格のものは 3000 円くらいで手に入るのだが,強さが足りない.いまつけているものは,どうやら 44 よりも強いものらしく,調べてみると,市販のバッテリーで最強クラスらしい(エネオスの VFS-19BL?).で,通販でならだいぶ割安で手に入りそうである.どうするのが最適かよくわからないのだが,とりあえず通販で買ってしまおうかという気になっている.
で,気が付いたらレインウェアを購入していた.大学入学時に買った「かっぱ」を今でも利用しているのだが,重い・かさばる・蒸れるなど着用時のストレスが大きく,またところどころ破けており,そろそろ買い替え時かなと思っていたところに,ちょうどいい値段でそこそこの品質のものが売っていたのである.この先は雨より雪に悩まされることを考えると,今すぐ購入する必要もないのかなと一瞬思ったが,冬が明けたら価格が上昇している可能性も捨てきれないので,えいやと買ってしまったのであった.

2016.10.31
AM 卵固定,要旨送信,別の要旨いじり
PM 要旨いじり,論文読み書き,生卵解剖(失敗)
今日は 1 日中目の調子が悪く,特に日中は眠気もあいまって作業日和とはいいがたかった.目の調子が悪くなるのは寝不足ゆえであり,このところ採卵・固定の都合で夜遅くまで残っていたりしたせいなのだろう.ただ,放浪の旅に出た時とは違って,食事はそれなりにまともであるし,運動量はほぼゼロであるので,やる気がそがれてしまうわけではない.事実,今まで自分がとらわれていた考え方とは違う見方にふと気が付いたので,精神的にはむしろ好ましい状態だろう.だが,体力を削るのも恐ろしいので,今日は早く帰って寝るべきであろう.
  

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2016年10月29日

2016 年 10 月 29 日の人生

AM 洗濯,論文読み書き
PM 論文,バッテリー交換,日本シリーズ,Skype 講義 
ソフトテニスをしに行こうと思ったら車のバッテリーを上げてしまったことに気づく.これまでにも 2~3 回上げていることもあり,もう交換しないとまずいだろう.駐車していてまたバッテリーを落とすと厄介なので参加をあきらめ,日本シリーズ観戦に切り替える.しかし,あまりに試合展開が気になってしまい,とてもほかの作業に集中できない.ミネトワダ卵もひと段落しているので,まあ今日はいいだろう.  

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2016年10月28日

2016 年 10 月 28 日の人生

AM 卵固定,要旨,論文
PM 卵固定,論文

論文書きを進めるにあたり,結構重要な見落としをしていたらしいことが発覚.主として自分の勉強不足からくるものなのでどうしようもないのだが,BOSSの意向としては,新たにデータを取るまで待つよりも,とりあえず書いてほしいようである.確かに,3か月前には仕上がっているはずの日本語原稿(の下書き)を未だに書いている状態なのだから,完璧を目指しているといつまでたっても完成の見込みが立たない.わずかな(本当にわずかなのだろうか)不足があっても書く方を優先すべきなのだろう.  

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2016年10月27日

2016 年 10 月 27 日の人生

AM 卵固定,減圧浸透,論文読み書き
PM 昼寝,卵固定,論文読み書き,英会話,日本シリーズ,樹脂包埋,論文

一日中原稿をしていると,だいぶましになってきているように思える.とはいっても,BOSSに見ていただいたら原型をとどめない変貌を遂げるのだろう.まあこういうった,事態は論文に限らずなんだって起こりうるわけで,仮剥製づくりだって最初の標本はズタボロだったし(今もたいしてスキルアップしてないのだが…),つくばまで下道で行くのだって最初は7時間半くらいかかっていたんだし,こういうプロセスを無限に繰り返していくのが人生なんだろう.

さて,先日買い出しに行ったときのこと.
鍋が食べたくなるような音楽に長時間暴露された.その影響ですっかり脳裏に焼き付い歌詞を検索してみたところ,なんと顔見知りの同級生がアップしたらしい,当該曲目のRemix音源がヒットするという予想外の事態が生じた.人生何が起こるか分からないとはまさにこのことか.  

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2016年10月26日

2016 年 10 月 26 日の人生

AM 寒天ブロックの脱水,卵固定,論文
PM 連絡会,寒天ブロックの樹脂浸透,論文
朝にBOSSから「論文から逃げるな,原稿をしろ」と指導されたので原稿をする.夏から延々と作業をしていて,進んでいるのか退行しているのかよくわからないのだが,だんだんとお作法を把握しつつある,ような気がしている.  

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2016年10月25日

2016 年 10 月 25 日の人生

AM 卵固定,セミナー拝聴,冷凍庫整理
ラボの先輩の発表を伺う.さらっと英語で説明したり,イラストを描いてスライドに載せるといったことができるように精進したいと思う.その後,別ラボの冷凍庫整理に立ち合い,おかせていただいている鳥獣遺体の整理を行う.この際,よく知らないもの,ラベルのないものは状態が良くても廃棄することに.無制限・無目的な収集を実現するのは容易ではない.

PM 寒天包埋,日本シリーズ観戦,卵固定などなど
いい像が得られていないステージの卵を寒天に埋める.試行錯誤の末,最大6倍速で包埋する術を会得しているのだが,速度を上げ過ぎることによるデメリットもあるので,今回は主に3倍速で作業.
夕食時には日本シリーズ観戦.黒田の現役最終登板を少しだけ見守る(最後まで見ると仕事が進まない).

今日は実験所の暖房がついた.施設内の快適度合いが見違えるほどよくなる.
私は秋になると毎週直売所で山のようにリンゴやカキを買ってきては貪り食うようになるのだが,部屋が寒いとなかなか食べる気にはならずにいた.特にカキなどは腹を冷やしてしまうのでなおさらつらかったのだが,これで少しは食べやすくなりそうだ.
ちなみに私はぶよぶよになったカキをすすることこそ,この世で最もおいしいカキの食べ方であると信じてやまない.固いカキはぶよぶよになるまで放置するか,その辺を徘徊しているミネトワダカワゲラにでも与えておくべきである.  

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2016年10月24日

2016 年 10 月 24 日の人生

AM 卵固定,要旨
PM 卵固定,切片,論文,ビーフシチュー(ビーフなし)作成,スケッチ

産卵時間が比較的絞り込めているミネトワダ卵を使って,初期発生過程の固定卵をたくさん用意するシーズンに突入.数時間ごとに固定しながら,ほかの作業を並行して進める.だが眠い.OB 会で夜更かしした疲れが取れていないらしい.眠いとやる気を維持するのがつらいのだが,そういう時に限ってカワゲラに支配される.

ここでふと魔が差しそうになるのだが,疲れているときにネガティブなことを考えたところで精神状態が悪化するだけでつらくなるので,ビーフシチュー(ビーフなし)を作ることで心を落ち着かせる.私はこんにゃくに始まり,味噌汁,酢の物,そうめんなど,ある一定期間中に集中して同じ料理を作りまくり,食べまくる癖がある.買い出しや自炊の際に思考停止できるし,同じものを作り続けるからだんだんとプロトコルも洗練されてきて非常に効率よく調理できるようになる.そして,ある日を境に突如として作るのをやめ,また別の料理が抜擢されることになる.
思えばカレーやシチューを作るのはつくばにいた時以来のことである.長い空白期間ができた原因は不明だが,きっと脂っこい食器を洗うのが面倒だったんだろう.今では,カレールー 1 パックで実に 1 週間分の作り置きができることを再発見した喜びに打ちひしがれている状況になっているのだから,人生何が起こるかわからない.しかし,肉を入れない点においては,当時も今も変わらない.  

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2016年10月23日

2016 年 10 月 22, 23 日の人生

10/22
AM ラボで採卵,固定,スケッチなど
PM 差し入れを買い出し,野辺山へ移動
夜 OB会

10/23
AM 片付け,散策
PM オオムラサキセンター訪問,買い出し,渋沢温泉

この土日に,野辺山で開催されるやどけん OB 会に参加してきた,
偉大なる先輩方や,顔見知りの同期・後輩たちと久々に再開し,生き物談義から人生論に至るまでいろいろな話題で盛り上がる.
ここで一番衝撃的だったのは,Y から始まる特定の 4 文字で記述可能な某教員が,近頃,アルトワークスに乗り換えたという事実である.まさか,(スペックは全然違うとはいえ)同じ車種のオーナーどうしになる事態が起こるとは全く予想しておらず,いろいろな話題を差し置いて圧倒的な衝撃(
あの Y 先生と同じ車を運転している!,しかも自分のほうが古い車を運転している!)を私に与えた.機会があれば,つくばに行った際に新旧ワークスの 2 ショットで撮影させていただきたいものだ(あわよくば乗せていただきたい).
いやでも,仮に乗せていただいたとしても,道路交通法によって一般道では 60 km/h までの速度しか体感できない.大学構内に限れば,30 km/h に半減する.30 km/h を維持して定速走行するワークスは,端的に言ってワークスではない.だが,道路交通法を遵守されない Y 先生の姿を想像できない.となると,そもそも通勤には利用されていないのかもしれないなあ.やはり,週末には筑波サーキットに通い,アルトワークスの良さを堪能されているに違いない.  

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2016年10月21日

2016 年 10 月 21 日の人生

AM ミネトワダ採卵,染色確認,図版いじり ミネトワダカワゲラの B さんが,一晩にして 1000 を超える卵を産んでくださり,数に関する懸念は一瞬で解決.控えめに見てもすべて処理できるとは思えないので,手に余ったら放流しよう.
PM 洗濯,蛍光観察,ガラスナイフづくり,論文書き,スケッチ

今日は特に何かに思いをはせることもなく淡々と 1 日が過ぎていった.そこで前々から書こうと思っていたネタを書くことにする.
最近寒くなってきたので,帰寮する前に 10 km ほど車を走らせている.これは私のストレス発散ではなく,ろくもん号のコンディションを維持するための定期走行といったものである.
なんでも,車を長持ちさせるためには,
・毎日エンジンを動かす
・そうはいっても,エンジンがあったまる前に車を降りてしまうような短距離運転では意味がなく,ある程度の距離を走ること
・走り出す前の暖機運転
などを行うとよいようだ.
最近菅平は寒くなり,氷点下を下回ることもある.こういう時は暖機運転が欠かせない.そのうえで,10 キロくらい走らせるので,ガソリンも無駄に消費し,寝る時間も遅くなってしまうのだが,ろくもん号を延命させるためには致し方のない事である.去年もちょくちょくやっていたのだが,夜の雪道を走るのはなかなかにスリリングである.もちろん,目的が目的であるため,意味もなくかっ飛ばす必要はないため,そこまで危険ではないと思うが.  

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2016年10月20日

2016 年 10 月 20 日の人生

AM 切片づくり,旧宿泊施設の掃除 今年で書類上築 50 年を迎えるらしい建物があるのだが,センターではこれの文化財登録を目指している.視察が今度来るらしいので,関係者総出でお掃除.使われなくなって久しい浴室の風呂桶からは,ミイラ化したネズミの死骸が何匹も出現…
PM 切片づくり,微針研ぎ,スケッチ,図版いじり 穿孔によるアーティファクトを抑えるためには,穿孔する穴を小さくした方がよさそうに思える(特に初期発生卵では).そのためには穴をあけるための微針を鋭くしなければならない.この微針,ほんの少しどこかにぶつけただけで使い物にならなくなる.ここにきてストックが軒並みダメになってきたので研ぐ.並行してスケッチを行うが,1 切片見るだけで終わってしまった.スケッチは時間を忘れて没頭できそうな感じがするのだが,そうするとのちに響くし,またほかにもやることがあるのでだいぶ抑制している.何も考えずに 1 日中スケッチをする日を設けたいものだ.

本日,とある発表の場での参加申し込みを行う.自分の研究テーマは場違いであるため,積極的に参加する気は起らないのだが,
・修士学生対象の発表の場が設けられていること
・研究室が菅平にあること
といった事情から,断ることが難しい状況にある.発表スライド自体は使いまわせるため,わざわざ発表内容を考え直す必要がないのは救いであるが,まあ仕方ないと割り切ろう.場違いであるということは,それだけ普段接点のない方々から質疑を頂けるチャンスであると前向きに考えて臨むべきなのだろうか.  

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2016年10月19日

2016 年 10 月 19 日の人生

AM 切片を切る.トリミングの際に樹脂をなるべく削っていることが災いして,卵が樹脂から脱落してしまう.現在は 5 卵同時に切っているのだが,最大で 4 つ脱落するため,非常にしんどい(脱落した卵はガラスナイフ上に貼りついているので,多少壊してしまうのは構わず微針で回収).樹脂の余白を残しておけば解決しそうな問題だが,そうするとガラスナイフの消費が加速しそうである.時間のある時にたくさん作っておけばまあいいのだが.
PM ミネトワダカワゲラ(成虫)さがし,切片,英会話 
現在まともに産卵できそうな♀が 2 匹しかおらず,今年度の採卵が懸念される.とはいってもすでに 2 卵塊,700 卵程度は確保している.ここで問題なのは数よりも産卵回数の方で,こちらが多ければその分採卵計画が立てやすくなる.しかし,幼虫を採集した付近の石とか落ち葉をめくっても一向に成虫は現れない.副産物としてヤマアカガエルが 3 匹,「スガダイラハコネサンショウウオ」が無数に出てくる始末.
成虫採集の困難さは自覚しているので,事前に 20 匹程度終齢幼虫を確保していた(成虫よりよっぽど採集しやすい)のだが,幼虫が突然死したり,♀が羽化に失敗したりして思うように成虫を得られなかったのもまた悩みどころである.

最近は実験がメインで,論文の準備を少々やっているのだが,論文を読む方に関してはひどく停滞している.息をするように論文を読み,理解を深めていきたいものだが,現実はうまくいかない.文献収集は 2 年以上の蓄積があるのでそれなりにあるわけだが,これを消化するためにも,うまいこと論文読解を日々のルーチンに組み込みたいものだ.  

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2016年10月18日

2016 年 10 月 18 日の人生

AM 論文の図版づくり,これからの卵固定予定の計画
PM 図版づくり,サイエンスライティング講座課題

すっかり停滞気味の論文を進めるべく,論文の図版づくりを進める 1 日.Photoshop などという高価なソフトは所有していないので,GIMP でえっちらおっちら作っている.載せるべき顕微鏡画像はおおむね載せてあるのだが,そこにアブリベーション・引き込み線を入れる作業がまた一苦労.
第一に胚の構造を見抜かねばならないのだが,これが結構大変だったりする.何を見ているのかが分からない.解剖して検鏡すれば解決するが,果たしてそこまでして記載すべき構造なのか.記載するに越したことはないが,そうやってこだわっているといつまでたっても完成しない.
そして書き込みを入れる苦行が始まる.PowerPoint のように気軽に線や文字をコピーすることができず(機能的制約とスキル不足だと思うが,単に後者だけが問題かもしれない),1 つ 1 つ新規に記入するのは骨が折れる.
しかし本日,ほぼ一瞬で引き込み線を記入できる方法・アブリベーションを入れる手間を大幅に減らせる方法を会得した:

引き込み線
・パスを使って直線を書き込む.「一筆書き」の要領で 1 つのレイヤーにパスを走らせる.
・引き込み線同士をつなぐ余計なパスは,Ctrl + Shift を押しながらカーソルを当該パス上に持っていき,クリックして消す
・以下同様に繰り返し,パスの境界線を描画すると一瞬で全部の引き込み線が引ける.
・描画する際には,引き込み線用のレイヤー(透明)を用意しておくとよい.線の位置を訂正する場合は,このレイヤーを消せば全部消える.どうせ書き直すにしたって一括で全部書き込めるのだから気にすることはない.

アブリベーション
・まず,必要となる略号が網羅された xcf ファイル "Abb. xcf" を用意する(これが一番面倒)
・アブリベーションを加えるべきファイルを開く
・そこに,Abb.xcf を「レイヤーとして開く」
・だいたいの略号が一瞬で記入されることになる
・細かい位置とか追加・削除は手作業.それでも心理的には非常に楽である

控えめに考えて,もっと楽な方法はいくらでもあるはずである(とくにアブリベーション).ただ,引き込み線の一括作成に気が付いたときは久々に人生に対して前向きになっていたと思われる.  

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2016年10月17日

2016 年 10 月 17 日の人生

AM ミネトワダ卵 SEM 観察準備,エポキシ樹脂切片トリミング,飼育個体の世話
PM 固定卵から摘出した胚を DAPI で観察,卵 SEM 観察,やどけん OB 会用資料づくり,サイエンスライティング課題第 2 稿作成

今日はマルチタスクな一日で,途中から「ほんとうに今やるべきことは何なのか」わからなくなる.
なぜか♀が死にやすいミネトワダカワゲラ,現在元気な個体が 2 個体しかおらず採卵に不安を抱えていたのだが,昨日今日と産み始めてくれてまずは一安心(それでももう少し追加採集しておきたいが,野外で成虫を探すのはガロアムシ以上に難易度が高いように思う).そして地獄の隷属が始まるのである.
今年度は TEM 観察のため,今までほとんどやっていないカルノフスキー固定のストックを用意しなければならない.また,適当な穿孔をすると観察に支障をきたすらしい初期発生の卵も,もう少し工夫して穿孔・固定をする必要がある.そして,何とかして生卵解剖をしてきれいな胚を取り出し固定しておきたい.これまでのストックから,発生のステージングはおおよそ推定できるので,来るべき時が来たら,慎重に固定するだけでいいわけだが,実はそれが一番大変かもしれない.
固定さえ済ませてしまえば,あとの作業はだいたい自分の意志で作業時間を制御できるが,生卵を扱う限りはミネトワダカワゲラの奴隷となるほかない.彼らは私のために融通を利かす術を知らない.まあ,身もふたもない事を言えば,去年きちんとカルノフスキー固定卵を用意しておくべきだったのだが,色々な固定法を試すべきとはいえ,やはり手慣れたものが 1 つ見つかると,それに満足しがちである.それに,「これから TEM で観察をするんだ!」という強い意志が湧くこともなかったのも要因といえば要因だが,実際にその必然性を感じない限り,重い腰が上がらないらしい.この辺りは,昨日まで放置していたろくもん号のフェンダーにも通づるところがある.

久々にブログを再開したが,なんというか,何にも考えずに雑な文章を書いている気分である.公開にはしているが,本来はクローズドな日記に書くべきことなのかもしれない.こんな感じに,最近は何もかもが無思考で,雑で,どうでもいいような気分で人生をやり過ごしている気もする.でも,研究を粛々と進めることについては,案外うまいこと言っている.研究をするという枠組みの中で,うまいことルーチンの作業を無思考でやっているのかもしれないし,研究以外に余計なことを考えていないのかもしれない.  

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2016年10月16日

2016 年 10 月 16 日の人生

一日中素人板金を行う.結果的に,昨日やっていた作業が無駄であり害悪であったことが分かり悲しい.具体的には,フェンダーが曲がっていたのはボディーが曲がっていたからであるらしく,フェンダーとボディーを止めるねじを外したところ,これまでカチカチだったフェンダーが一気に柔らかい存在に化けた.いきなり曲がっている部分をたたくようなことをせずに,ねじを外していたら,フェンダーの亀裂が形成されなかったかもしれない.人生とはかくのごときものかな.また,板金用のツールでは整形するのに時間がかかるため,バールのようなものや,細長い金属でかなり手荒くいじってみたところ,なかなかのスピードで作業が進んでいたときは非常に楽しかった(こんなことしたら見栄えは最悪なのだが,のちに隠れる部分なのでもうどうでもいいかなと思っていた).
板金作業の終盤からは洗車も並行する.
そうして素人塗装を始める.先週の感覚でやすりをかけ,樹脂を塗る.その後にプラサフというものを塗布.そうして塗装をするのだが,マスキングをはがしてみたら,オリジナルの塗装よりだいぶ厚みが増していてびっくり.フェンダーに亀裂が入っている時点でもうどうでもよくなっているので,ごまかすこともせずとりあえず作業を終わらせる.まあ遠目から見たらよくわからないだろう.近くで見てひどいと思われても知ったことではない.クオリティと費用を惜しんで素人修理を選択したのだし,こんなもんだろう.唯一の懸念としては,車検に出すときに何か言及されかねないことなのだが,フェンダーよりもライトの光軸のずれのほうが問題かもしれない.
最後にフロントバンパーを戻すのだが,この時にかみ合わせが悪く解決に手間取り,ただでさえ疲弊しているのにさらに疲弊する.21 時を過ぎてしまっているのもつらい.結局この土日はほとんど研究を進められなかったのだが,まあその分平日は研究に集中できるはずだ.  

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2016年10月15日

2016 年 10 月 14, 15 日の人生

2016.10.14 鉄道の日
終日ミネトワダカワゲラ組織切片の観察・スケッチ
PM JSPS 不採用のお知らせ.内訳は以下の通り.
おおよその順位: B (申請領域における今回の不採用者の中で、上位 20% 超~ 50% 以内に位置していた。)
評点要素:
①申請書から推量される研究者としての能力、将来性 3.83 (4/4/4/4/3/3)
②研究実績 3.33 (4/4/3/3/3/3)
③研究計画 2.67 (3/3/3/3/2/2)
④総合評価 3.17 (4/4/3/3/3/2)
総合評価 T スコア: 3.049 (順位的には,150/302 くらい?)

<参考>申請領域における選考状況
申請者数(取下げ者数含む) 302人
採用内定予定者数 49人
面接候補者数 22人
不採用者数 231人

所感
・記載発生学という研究分野の宿命として,③の研究計画の評価が低くなってしまうのは避けられないことのようだ.
・ 6 名いる審査員のうち,1 or 2 名の評価が厳しかった予感.このあたりは運に左右されたのかもしれない.
・研究実績に関しては投稿論文ゼロでも 4 と評価されるようだ.ここに論文が来れば,①程度の評価がもらえる?

なお,精神的なダメージは驚くほど少ない.まあ通らんだろう,通ったらいいなあくらいの気持ちでいたこと,今回よりもはるかに悪い精神状態を人生の漂泊前に体験し,食事と温泉で回復させたことが大きな要因であろう.

2016.10.15
AM 買い出し
PM ろくもん号の素人板金修理.日が暮れるまでフェンダーを板金ハンマー様のツールでたたく.今回のケースでは凹んだというより折れてしまっている感じなのだが,折れて山になっている部分が強靭でいくらたたいても元に戻る気配がしない.しまいには折れているところから鉄板が避けてしまった(といっても数ミリだが).だが,気のせいか,以前より折れ曲がり具合が和らいできた気はする.
夜 寮での○○飲みに参加…  

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2016年10月13日

2016 年 10 月 12, 13 日の人生

10 月 12 日 最低気温 0.0 度.ろくもん号のフロントガラスには氷が… 
AM 高山蝶パトロール.先週と違い天候に恵まれいい眺めであった.
PM 疲れからかやる気が出ず,切片用スライドガラスを用意したり,共用のアルコールを補充したりして生きる.夕方には英会話.夜はろくもん号フェンダー修理用の板金ツールをamazonで調べたりする.

10 月 13 日
AM 樹脂切片作成準備(脱水,樹脂置換) をしながら,準薄切片観察.ここで胚膜に関するアイデアが浮かび,頭に残る
PM 早速アイデアを BOSS に話し,リジェクトをいただく.自分なりに多少はありかなと思っていたが,全くダメそうなことがわかり安心.ややもすると,自分の考えにとらわれてしまいがちになるので,悪い芽は早めに摘んでおくに限る. ディスカッションの内容を元に,切片のスケッチに着手したはいいが,ピント合わせのやり方に手間取り 2 時間近く棒に振る.なんでこんな状態で見事なスケッチを残しておられるのかと,歴代の諸先輩方に改めて敬意を感じたものだが,ピントが合っていなければ誰だって書けないだろう.その後,大学院の授業で書いた教員インタビューの原稿の評価を Skype 経由でしていただく.論文を書くよりよっぽど気が楽なのはどういうことなんだろうか…  

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2016年10月11日

2016 年 10 月 11 日の人生

朝 6 枚切りトースト 2 枚,納豆 1 パック,バナナ 1 本.トッピングはマーマレードジャムとハム & チーズ.後者の魅力に気がついて以来,やめられない.
AM エポキシ樹脂切片を一般染色するために必要な手法のうち,HPSA 処理と脱樹脂処理を行う.10 月に着任したポスドクの方によるセミナーに参加する.
昼 昨日作ったカレーにご飯を放り込む.棚に陳列してあるシナノスイートを丸かじり.生ごみ処理が面倒という理由だけで,皮はもちろん芯まで全部食べてしまうが,案外行けるものである(ナシは厳しかった…).
PM ミネトワダカワゲラのサンプリング.2 河川に挑み,幼虫をがわずか 3 個体という悲しい成果.もう成虫が羽化して分散してしまっているのだろう.帰ってきて,以前から飼育しているミネたちの世話をしてから論文用の図版に abbreviation をつけていく.記載発生学・形態学という学問の都合上,たくさんの記号を書き込まないといけないのだが,効率的な作業方法を知らないせいか,いつまでたっても終わる気配が感じられない.現在私が取り組んでいる論文は比較的あっさりしている方なので図版 1 枚当たりの記号は少ないと思うが,図版の量が多いので作業量が膨大なことには変わりがない.
夜 先週作ったおかずの残りと,鯖の味噌煮(電子レンジ).サバの半身が 4 切れで 267 円と破格値で売られていたので,今週の夜は魚を摂取できるのだが,1 缶 97 円でサバ缶が売られていることを思うと,わざわざ自分で調理する必要があるのかとも思う.

さて,図版を作りながら思うのだが,カワゲラの奴隷がどれだけ奴隷になっているかというと,

・論文作成(≒修論)
 -日本語原稿→英文化
 -図版の整形
 -関連文献の読み込み

・実験
 -サンプリングおよび飼育・採卵
  ・その辺で幼虫採集
  ・成虫の飼育
  ・定期的な観察および採卵
 -固定
  ・目的に応じた固定
  ・生卵解剖
 -樹脂切片作製(メタクリル or エポキシ)
  ・寒天包埋
  ・樹脂置換→包埋
  ・トリミング
  ・薄切
 -染色,封入
  ・ HE 染色(+ Fast Green)
  ・トルイジンブルー染色
  ・脱水,透徹→封入
 -光学顕微鏡観察
 -上記の実験で必要な試薬の調整
  ・固定液,緩衝液,染色液,樹脂,…

おおむねこんな感じである.論文に関してはそんなに書く項目が多くないが,1 つ当たりの作業は骨が折れる.それと並行して実験を行う必要があるのだが,現時点で既に両立できている気がしていない.さらに,もう少ししたらミネトワダカワゲラが怒涛の産卵を始めるはずであり,その採卵・固定にしばらくは隷属することになる.

現在の懸念材料は,果たして論文が書きあがるのかという点にある.もともとは 7 月末の実習シーズン突入までに日本語原稿を書き上げる(当然,図版も完成している)と BOSS に誓約したのにもかかわらず,まだ書き上げていない(もちろん,図版も未完).なんとか日本語原稿の原稿を書き上げて先輩にチェックしてもらったはいいが,そこで厳しい指摘を数多くいただき,そこの再構成に手間取ってしまっている.実習シーズン,特に 9 月に全く手が付けられていなかったため内容も忘却気味であることが拍車をかけている.
奴隷としては,修士時代までの研究を修士時代にまとめ上げ,投稿論文にできたら非常にすっきりと博士で研究ができそうだなあと感じているのだが,そう簡単には片付けられそうにない(もっとも,今後の身の振り方を考えると,M2 より D1 で Accept された方が都合がよいかもしれないのだが)

また,12 月ごろまでにどんな新奇なデータを出せるのかというところも懸念材料である.とりあえず切片を切ってみたいものが見れればそれでいいのだが,見るまでに時間がかかるうえに,いざ観察しても見たいものが見えないことがざらである.今年は TEM 観察にも挑戦するつもりであり,その準備でさらに作業時間が吸い取られてしまう.最悪,観察は光顕レベルにとどまってしまっても,試料はしっかり用意しておきたい.  

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2016年10月10日

フロントガラスの修理とボンネットのパテ塗り

人生の漂泊から戻ってくる折,フロントガラスに飛び石がぶつかり,小さなひびが入ってしまった.


しばらくセロテープを貼っておいたのだが,晴れるという天気予報を信じ,本日作業開始.


失敗したかな…? 実は夜には雨が降ってくるなど散々な天気だったのだが,樹脂封入を行ったはずのエリアに水が入り込んでいく様を目の当たりにしてしまった…修理キット自体は 1000 円もせずに手に入る(amazon で買ったのだが,なぜか説明書は英語)ので,またやり直せばいいのだが…

その後,去年やらかした部位のうち,ボンネットの修理に挑む.


去年,ドイツでの国際学会を終え,実家から帰菅する折,実家から 100 メートルもしない T 字路を曲がり切れず,左側を高架にぶつけてしまった.幸いにして超低速での事故だったので,見た目が悪くなる程度の被害しかなかったのだが,1年もたってしまうと,さびが生じてしまうなど状況が悪化してしまった.より被害の大きいフロントフェンダーに着手する前に,お手軽に作業できそうなボンネットの傷を磨き,塗装を落とす.


1年近く前に買ったまま倉庫に眠っていた厚塗りパテを呼び戻し,塗る.この時に目張りしていなかったことを後悔する.せっかく晴れの予報を選んで作業を開始したのはいいが,昼過ぎから曇ってしまった上に,最高気温が10度にすら達していない.パテの硬化にはある程度の温度が要求されるので,この状況ではいつまでたっても固まらない.そこで電気ストーブを持ち込み硬化時間の短縮を図る.そしてその間にカレーを作る.


まあ,ひどい出来栄えである.オーナーの性格が車によく出てしまっている.まあ経済的にも,立地的にも,立場的にも,好きなだけクオリティを追求することが困難であるから,こんなもんでいいのである.要するにさびて腐ってボロボロになるなどしなければ問題がないわけで,多少見栄えが悪いところで,通常の運用には何ら支障をきたさないはずだろう.

さて,来週はいよいよ曲がったフェンダーを元に(?)戻し,塗装もごまかしておきたいのだが,時間はとれるだろうか…  

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2016年10月09日

久々に人生を振り返る

思えば,中 3 途中?から修士 1 年に至るまでのおよそ8年以上,ほぼ毎日ブログを書き続けていたものだが,研究生活が忙しくなるというか,研究以外のことを行うことに抵抗を覚えるようになり,徐々にブログの更新頻度が低下してしまった.しかし,このブログの存在を知るいくばくかの方々から,復活の要望をいただいたこと,また,ブログを放棄したことにより自らの人生を記録しなくなることも不都合かもしれぬと思い至ったこともあり,久々に個々の更新を行う次第である.

2016 年 7 月
・高山蝶パトロール 3 回 たくさんチョウを見られたのは 1 回のみであった.ただ,ホシガラスをたくさん観察できて満足.

・プロ野球観戦 今年長野県で唯一開催される阪神 V.S. ヤクルト戦のチケットを入手.市街地の混雑ぶりに仰天.ヤクルトの先発はアンダースローの山中投手で非常に興奮(私はオーバースローやスリークォーターなどの正統的なものよりアンダースローのような変則投法が好みであり,小学 4 年生の時の夢として,猫になることとともに身長 2 m のアンダースロー投手になりたいと語ったことがある).

・ろくもん号 12 か月点検 ブレーキペダルを踏むと,キキキキキっと音がする不具合があったのだが,点検に出して音がしなくなる.12 か月点検そのものは数万円かかるものと思っていたが,ブレーキ点検込みで 1 万円であった.

・昆虫実習 今年は天候に恵まれず,採集日にずぶぬれになる不運.例年 5 (亜)目のスケッチを課していたのだが,今年は多くても 3 (亜)目しか書いていなかった気がする...

2016 年 8 月
・中高生対象の実習 ゆるゆると実施.

・昆虫調査のお手伝い 八ヶ岳方面にある大学の演習林主催の生物調査(ピットホールトラップ)に,昆虫担当として招聘される.前泊して,担当教員の学生さんたちと交流.星がとてもきれいであったとともに,専攻(学類)の違いからくるであろう雰囲気の違いを味わう.調査自体は,制限時間内に種同定が終わらず持ち越しになってしまったが,この辺りは来年以降の検討課題になるのだろう.

・教員インタビュー 専攻の専門科目の中に,サイエンスライティング講座が設けられると知り,受講を試みる.プロのサイエンスライターに直接指導していただきながらインタビュー記事を作る,という趣旨のもと,センターに着任した教員に取材を試みる(ライターさんがわざわざ来菅された).やってみて思ったのは,自分はインタビューする側よりもされる側のほうが向いているのでは,ということであった.ただ,する側の視点を知るということも,される立場になった時に活きてくるだろう.

2016 年 9 月
・佐渡島での公開実習 去年の締め切り直後にその存在を知り,1 年間楽しみに待っていた公開実習.前半には野生復帰されたトキや,トキが生きる里の生物(サドガエルも)を観察し,中盤には海の生物を採集し同定.後半は山で植生を観察し森を勉強,佐渡の自然を丸ごと満喫.佐渡といえばサドマイマイカブリを真っ先に思い浮かべてしまうのだが,残念ながら今回は出会えず.だが,かつてトワダカワゲラモドキと記載されたトワダカワゲラの幼虫や,佐渡の固有亜種であるサドホソアカガネオサムシなどの採集に成功.また,里の実習でセンブリの幼虫を初めて観察し,たくさんいる実習生の中でただ一人異様な興奮を見せてしまった...
なお,TA としての視点から,他大学の公開実習の運営を知ることもできたのは意義深いものであった.後述するが,やはり受講生を定員いっぱいとるのはしんどいだろう...

・公開実習のTA 生態学研究室主催の実習だが,カワゲラの奴隷も TA として参加.菅平のフィールドを対象に木本の種同定や調査・解析を実施するのだが・・・今まで担当した実習の中で最も過酷なものであった.ここで書くことにあまり意味がないかもしれない(スタッフでの反省会で大体述べてはいるが)が,
1. 参加人数が収容定員いっぱいに近く,スタッフの指導が行きわたらない
2. スケッチ・自由研究・樹木同定試験と3つの課題があり,実習生には休む暇がない
3. 自由研究のディスカッションや質問に対するアドバイスなどのため,スタッフにも休む暇がない
4. 参加人数が多すぎてスタッフの分まで食事を提供してもらえない
という,すさまじい状況に陥ってしまった.特に奴隷には 4. が重くのしかかり,自炊が底をつきかけた後半には先輩お手製のカレーを恵んでいただくという事態になってしまった(これがまたあまりにおいしすぎて泣きそうになる). 3. によって連日日付を超えても帰れない状況が続き,かつては無限の体力を追い求めていた奴隷が,最終日にはフラフラになって抜け殻のようになってしまった…

・人生の漂泊 上記の実習による肉体的疲労,また夏場の TA 等により研究に集中できない環境から魔が差してしまう.BOSS に 2 時間近く人生相談に付き合っていただき,1 週間ほど研究をなげうって放浪することに決定.とはいうものの,これまで出かけるときには大なり小なり計画を立ててから行動していたので,いきなり行ってこいとなってしまい,戸惑う.金銭・移動手段・日数を考慮して,ろくもん号で新潟県を走り回ることにする.
まず親不知に向かう.途中の能生で海鮮丼をいただき,親不知駅を訪問後,親不知の断崖で名曲『親しらず子しらず』を口ずさむ.

この曲とは中 1 の時,当時の 3 年生が合唱コンクールで歌っていたのに衝撃を受けて以来,ずっと脳裏に焼き付いている曲である.岩に刻まれた「如矢如砥」の文字に,当時の里人の喜びを感じる.この旧道を歩ている時に,前方から聞きなれぬ鳴き声がしてくる…サルの群れだ...その辺に落ちている石や木を投げて威嚇しその場をやり過ごしたが,いくら哺乳類の骨集めが好きだからと言っても,サルに行く手をふさがれるのはいい心地ではない.その後見つけたアリバチに心を癒され,そのあとはひたすら新潟県内を北上.
翌日から 2 日ほど,村上の瀬波温泉界隈に滞在.昼は海の幸,日中は温泉,夜は中華料理を食らう.車中泊ではあるが結構快適に眠れることもあってか,見る見るうちに体力がみなぎってくるのが分かった.この 1,2 週間で,人生で最も食の大切さを思い知ることとなった.
村上でリフレッシュしたのち,岩船港から粟島へ渡る.いつか訪れたい離島の一つであったが,こんな機会に訪問することになるとは.そして,この1か月で,佐渡と粟島,新潟県内の 2 つの離島を訪れることになるとは…粟島では天候に恵まれなかったが,徒歩で島を半周し,自転車で一周するなど動きに動き回り,粟島特産のアオマイマイカブリを採集したり,人生に思いをはせたり,ビーチコーミングをしたりして過ごす.アオマイマイカブリは他のマイマイカブリと比べて個体密度が高く,また日中でも平気で道路を横断していたりするので,非常に採集しやすい印象であった.島の民宿でも海産物に舌鼓を打つ.
その後はのんびりと帰菅.

2016 年 10 月
・高山蝶パトロール クロマメノキの監視
・ソフトテニスサークル 2か月ぶりくらいに参加.レシーブが返せない…

~・~・~

本日はここまで.
  

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