2014年06月30日

без названия

有言実行し、今朝は10時前に起床。のんびり過ごせるかなと思っていたのだが、バスの時間の都合上そう悠々ともしていられず、11時過ぎ出発。今回のバスは下りなので通過するバス停も増えるが、乗客は誰もいなかった。シーズンに入っているとは断言できないが、月曜の昼間に菅平に来る観光客や運動家はいないのかもしれない。
センターについていつものようにカワゲラに隷属。卵が少なくなっているとは言っても観察を怠るわけにはいかず、時には固定しないといけない。さらに他にも手を出していることがあるのでその処理も行い、夕食後は教科書を読み、23時帰寮。午前中ゆっくり出発しても10時間以上拘束されるのだから、研究を行うには最適だろう。ただ帰りたいと思ったときに買えるのが難しいのは車を持たない学生の悩みどころである。610としてはあまり問題ないのだが、帰り道は外套の無い道を15分くらい歩くことになるのであまり現実的な選択肢ではない。おまけに雨が降ると完全に徒歩の意欲は削がれるので、どなたかの車に便乗させてもらうわけなのだが、ダイヤの都合が合わないことがよく起こる。簡単に言えば、早すぎるか遅すぎるのが常で、ちょうど良い感じの便になかなか巡り合えない。辛いところである。

新宿の焼身自殺事件の報道のされ方 - あきつ・あんてな
けっこうセンセーショナルな出来事だと思うが、国政のシナリオを崩さないための報道規制がなさされているのであれば好ましくない姿勢だと思われる。ただ、報道することで同様のアピールが頻発することを危惧したうえでの配慮であるという考え方もできるし、難しいところである。ただ、報道するにしても命がけの主張をバカにするような解説を行うことは下品というか非道というか、そんな印象を受ける。ただ放映の価値が無いかというとそんなこともなく、彼らの声は多くの一般市民の心情を代弁しているとも解釈できる。
ついでながら、この件については多くの画像がネット中に拡散しているようだが、その場で撮影した人たちにとって目の前で燃えている人の存在というものがどういう風に映っていたのか気になるところである。許可なく個人を撮影しネットに掲載することが好ましいことではないという風潮を微塵も感じさせないのはどうしてなのか。普段人がいないところで訴えかけていれば、自らの体を燃やしていれば、自由に撮影しネットで公開して構わないとでも思っているようなリテラシーの欠如は何に起因するのだろうか。人間が燃えているという非日常的な出来事が判断を狂わせたのだろうか。あるいは燃えている人間は人間ではないのだろうか。

自分のことすらままならない人ほど言うことの規模がでかい問題について - トゥギャッチ

あんたがグチグチ言ってることは、ほんとにあんたに解決できることなの?

いろんなあんたみたいなやつが「~は許されない」「~すべき」と投げっぱなしの正論ばかり吐いて「だから誰か何とかして」と他人任せにした結果が、この腐った世の中なんじゃないのか、おお!?

こころに突き刺さる一言である。
とりあえず大学生活のおかしさに気が付いているつくばの人たちには、twitterに試験問題とか大学側に対する愚痴を垂れ流して同期となれ合いを演じるその前に、まずは生物学類のクラス連絡会に出席することをお勧めする。コテンパンにされるかもしれないけれど・・・

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明日から7月です。早いもんです。今朝の菅平の最低気温が全国2位タイの8.4℃だったことが実感の無さに拍車をかけます。
  

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2014年06月29日

デスクにヒミズが置かれる我が人生



610のデスクの上には変なものが置かれているわけだが、昨日やってきたときに見知らぬものが鎮座していた。


そう、ヒミズである。2013年4月26日に宝篋山で拾ったものより大きいが、年齢差だろうか。何でも生態学の先生の娘さんが見つけたものらしい。


久々の哺乳類にテンションが上がっていたのだが、よく見てみると体に卵がついている。一度認識すると、あるわあるわ。体中からの採卵に成功し、昆虫発生学のしたっぱらしく発生過程の追跡でもしてみようかと思っていたのだが、後に確かめてみたところ孵化を確認。う~む、ハエだろうか。ハエ以外のものを期待していたのだが・・・

ヒミズの処理は明日にでも行うことにして、ひとまず冷凍庫へ放り込む。その後は平然とカワゲラに隷属し、お昼過ぎに沢へ様子見。


相変わらずカワゲラの数は少なかったが、セスジミドリカワゲラ属のカワゲラがそこそこいる様子であった。
そしてこのハチである。パッと見た感じ、スズメバチによく似ていて大変に危険そうだが、それにしてはとろい。というよりか腰が広い。2匹いたのでとりあえず持ち帰ってみたのだが、ネット上の情報ではイトウハバチというものに似ている。これはサルナシを喰い、全国でも採集例が僅かな珍しいものらしい。
その後いろいろな作業を行い22時前に帰寮。

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今朝は7時起床。9時に出発したような気がするが、8時半だったかもしれない。近頃カワゲラの生卵が少なくなり手持無沙汰気味なのだが、それは日常のルーティン内だけを見ているからこそ出てくる発言であり、膨大な固定卵の詳細な観察という次のステップへの移行の時だと判断するのが正しそうである。しかしながら眠気でやる気が湧かず、昼食前に1回、お昼後も1回デスクで突っ伏す始末。なんとか目覚めてから例のヒミズの処理を始めるが、肋骨が折れて胸腔部分の状態が悪くなっていたり、頭蓋骨の骨折を確認したりして意欲低下。ヒミズサイズの哺乳類の骨を満足に整形できない610にとって、最初から破損があるということはきれいな骨格標本作成ができないことを意味する。いっそ剥製づくりに重きを置いて四肢や尾のあたりでうまく分離しておけばよかったと強く後悔しつつ、皮を剥いだ後は体幹部を水に沈めて放置。意欲が低下した標本であれば処理に時間がかかってもそんなに困らないので、特に化学的な処理を施さずひたすら腐敗を待つ方法で骨取りを行ってみたい。毛皮は四肢と尾の部分がいい加減ではあるが、頑張ればエセ剥製くらいは作れそうである。ひとまず冷凍庫で最下位の時を待たせることにしよう。

さてヒミズいじりを終えた後もやる気が復活せず、冬季分校とかへき地、廃村、廃校を調べてダラダラと過ごすことに。菅平の周辺にはいわゆる廃村が無いようで残念だが、北信鉱山という廃鉱があるらしい。これはいつか行ってみたいものである。20時前に一時帰寮し、買出しに連れて行っていただく。懸念していた鼻炎薬は無事入手成功。これでシーズンオフまで大丈夫だろう。

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ここ2週間ほど、日中の活動時に昼寝をする頻度が激増しています。90日以上続く連勤、1日10時間以上の拘束が体力を奪っているのでしょう。今日のようなだらしない過ごし方は日曜日ならまだしも、平日にやるようだと作業効率がガタ落ちして悪循環を引き起こしそうです。ということで明日は菅平に来て初のセルフメンテナンスを行おうかと思います。まあ実態は目覚まし時計のタイマーを切るだけなのですが・・・

  

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2014年06月28日

イネ科花粉に支配される我が人生

ブログではあまり触れていないが、610はこの時期イネ科花粉症に支配される人生を送っている。室内にいても鼻炎薬を飲んでいないとのどを痛めるくしゃみを頻発して生きることの苦しみをダイレクトに体感できる上に、薬を飲んでいても沢沿いでカワゲラを探しているとのどが痛くなり、鼻がむずむずしてくる。この時期といえば虫探しにうってつけなのだが、610の場合は十分な対策を行ってから外に出ないと生き地獄を味わうことになり、場合によっては虫探しどころではなくなってしまうのが毎年の悩みである。

つくばにいた頃には、菅平に行けば花粉症から解放されるかなと期待していたものだが、現実は甘くなかった。むしろ、鼻炎薬を気軽に買いに行けないこちらの方が過酷であると言える。

―そう、あろうことか、鼻炎薬のストックが切れてしまったのである! 


Душа с телом расстаётся! (死が近づいている)
(私は死にそうだ、死のうとしているのだ;創世記25:32):הִנֵּה אָנֹכִי הוֹלֵךְ לָמוּת

菅平から一番近い薬局は下原にあり、バスのダイアがうまい具合にかみ合っているため、15分で薬を買えれば往復1時間半で終えることも可能ではないが、失敗すると3時間待たなければならないし、往復のバス代で600円を献上しなければならない。車の無い生活はかくも不便なのである。

さて今朝は7時起床。久しぶりに良い目覚めであった。洗濯を行い、9時半出発。

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明日は鼻炎薬の購入が必須です。
  

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2014年06月27日

без названия

塩村文夏に同情したことを後悔している皆さんのお言葉 - Togetterまとめ
ある人の過去を掘り起し、それに失望する身勝手さ。ヤジの件と彼女の過去とは切り離して考えるべきだと思うが、それができていない。他人の過去がいちいち詮索され、非難される世界は息苦しさしか生まないのでは・・・

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今朝は8時起床。昨日の実り無き採集で疲弊しているらしく、寮で少しゆっくりしてから10時前に出発。今日こそバス通学を実現。誰も乗っていないバスに乗り込み、わずか1区間だけの利用ではあったのだが、センター最寄りのバス停はセンターよりも高いところにあるので、歩いていくのが普段の道のりよりも楽ちんなのだ。その上徒歩の所要時間も短い。
さてセンターに到着後はいつものようにカワゲラに隷属。午後は先輩方の発表練習を拝見。610は知識が無いので、この場で英語表現の良いところ、悪いところやプレゼンの構築方法について学ぶことを優先。途中で中断もあったのだが20時ごろまでかかる。夕食後例によって教科書を読み進め、22時期寮。

明日は洗濯をしたいですね。天候は芳しくないようですが…  

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2014年06月26日

カワゲラの消滅はカワゲラからの解放を意味しない

今朝は7時起床、8時出発、前半の任務を終えて山を降りお昼ごろまでカワゲラ探しを行う。まあ山を降りるといっても大日向で探索したのであんまり言葉通りではないのだが・・・とりあえず神川の様子を見てみるが何もいない。ついで和熊川を探索したところ、ミドリカワゲラと見間違えたアミメカワゲラ科おそらくクサカワゲラ属と思われる個体を1匹発見したものの採集時に見失ってしまい失望。これが今回最初で最後の出逢いになるとは…やはり今は端境期なのかなあ…


大日向を歩いている時、民家の軒先に置いてあった桶にミツバチが集まっていた。意味もなく水に浮かび死んでいるものもいたりして、何が何だかよく分からない光景である。分蜂にしては規模が小さすぎる。謎である。


畑の脇にうち棄てられていた木にタマムシが集まっていた。なんだこれは、とっさにケヤキナガタマムシという名前が出てきたがほんとうにそうだろうか。ほかにももう一種類、小型のタマムシがちょこまか走り回っていてこれもまた変な光景であった。タマムシといえば、ウバタマムシとかヤマトタマムシ、或いは高校ではクズチビタマムシとアカメガシワの木につくタマムシくらいしか縁が無かったものだが、菅平に来てから色々な小型タマムシの類を見ている気がする。


ウスバシロチョウのシーズンも終わりを迎えようとしている。大分くたびれた個体がいくつか目に入った。


クジャクチョウへの接近に成功し撮影。この模様は何とも悩ましく美しい。クジャクチョウといえばムツアカネとかヤマキチョウと同様ロシアに行ったときにも目撃しているのだが、悲しくも逃げられてしまっていた。その時のリベンジをようやく果たせた。ちなみにロシアの昆虫図鑑を見てみると、現地ではпавлиний глаз(クジャクの目)あるいは нимфа Ио(妖精イオ)という呼称が与えられている。後者は学名に由来しているようだ。


行き帰りはバスを利用したのだが、バス停にはなぜか青色の美しいイトトンボが飛び交っていた。域に見かけたときはあまりに落ち着きがなく飛び回っていたので追跡を諦めたのだが、帰ってきて見ると見事に日陰になっていたので彼らは大人しくしていた。この蒼さ、写真ではうまく表現できていないのだが実際はもっと深みのある色合いをしており、かつてつくばにいた頃Kojeeeさんに案内してもらった場所で見たオゼイトトンボを彷彿とさせる。ただこの色合いをしたイトトンボの候補は多くその場で判断しきれず、センターに戻って調べてみたところ、どうやらオゼイトと近縁なエゾイトトンボであるらしい。うーむ、いったいどこで繁殖しているのだろう。すぐそばにある池は干上がっているように見えるが…

センターに戻り採集品の整理をした後、疲労で何もする気が起らず恒例の昼寝を行う。これで体力が回復し、残っていた仕事を片付け、夕食後例の教科書を読み始める。第1章は高校生物でも扱うような細胞の構造とか受精、卵割といった基本的事項の記述であり、読むのに苦戦はしなかった。21時半帰寮。

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今日で菅平に来て3カ月がたちました。このところ連勤による疲れが出てきていることと、研究の方が若干停滞気味(注目しているイベントはありますがまだ検証していない)で大人しい状態ではあるのですが、その分知識を蓄えようという目論みでいます。体力を回復させることには自分の好きな時間帯に行動できることが貢献すると思うのですが、それが可能になる、すなわち車が手に入る日が近づきつつあります。今はそれを糧として平均10時間以上の拘束のもと生きているような感じです。  

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2014年06月25日

論文読解最初の難関を通過

都議会ヤジの問題で大はしゃぎする人たちが軽すぎて、頭痛が痛い。 : アゴラ - ライブドアブログ
鈴木議員を徹底的に批判して大騒ぎをした人たちが今後職場や日常生活で女性差別をとめる側になるかどうか、多くの部外者にとって本質的な問題はそこだ。

近頃似たような構造の事例が続いているような気がして嫌な気分になる。氷山の一角を見続けることの愚かさを感じているのだろうか。

「ヤジ事件」を機に、社会的セクハラ体質を徹底検証しては? | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
現代の日本では、女性を社会的な性的好奇心の対象にする語彙がひどすぎると思います。例えば女性の体型に関して、巨乳だとか貧乳だとかクビレだとか、いい加減にして欲しいと思うのです。

男性は、自信があり、精神的に強いから、その力を持て余して女性に対して「性的嫌がらせ」をするのではありません。そうではなくて、「精神的に何かに飢えているから、自分に自信が持てないから」暴言や暴力を働くのです。


不景気、テロ、震災…現代日本は「戦前」にソックリ!? | ダ・ヴィンチニュース

戦前とそっくりな道すじをたどっている現代 | 考えるための書評集
このような指摘があるとなるほど、と思うと同時に、歴史は繰り返すのかな、日本は愚かな国なのかな、と思わされる。



カワゲラに隷属されつつも、こういう記事を見ることを止めることもできず、すごく陰鬱な気分になってしまう。上の記事とはあまり関連が無いのだが、大雑把にいうと、世の中には愚かな人や愚かなことがたくさんあって、そんなところで生きていくのに意味があるのだろうか、という感じである。もう少しいうと、カワゲラに隷属する人生はまあいいのだが、そうではなくて会社とか社会といったものに隷属する人生というものがおぞましいのである。自分の人生の大半の時間を労働に捧げるなんて、労働が人生の手段ではなく目的となるなんて愚の骨頂ではなかろうか。
残念ながらこれ以上深く書けない。この思慮の浅さとか要領の良い記述の出来なさというものを改善したいものだが難しい。

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今日は7時起床、8時半ごろ出発、午前中はいつもの隷属パターンに従って隷属するが昼前に一眠り。昼食後残りの作業を終えてまた昼寝。眠気に支配されているとどうも作業効率が落ちてよろしくない。目覚めが良ければまだいいのだが、目覚めてから復帰までの間も長くなってしまい何ともしがたい。英会話のレッスンと夕食を得て復活し、Miller(1939)を最後まで読む。さすがに54ページは長い道のりであったが、読み切っただけで内容の把握と理解を達成したわけではないので、これから何度も目を通すことになるのだろう。さて、ここで一区切りがついたのっで、今まで帰納的に進めていたというか、知らず知らずのうちに進んでいた昆虫発生学のお勉強について、教科書を使って演繹的な知識習得に励もうと思っている。これは戦前の教科書なのだが驚くべきことにネット上で全文読むことができる。冬に来たときに印刷してもらったものがあるので、活用していきたい。22時過ぎ帰宅。

ということで明日も隷属の日常が続きます。昼寝をせずにフル活動できるのが理想ですが、厳しいかなあ・・・  

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2014年06月24日

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610は小学生時代にサッカーが嫌いになり、それを今でも引きずっているのだが、ゲームでオウンゴールを連発する(シュートを放った当人が失点を受けてなだれ込むようなプログラムがなされていると最高である)だとか、キーパーを攻撃の最前線に繰り出すといったアブノーマルなプレーは大好きである。この動画もそれに近いものを感じ大変気に入ったのだが、英語や哲学史の知識があると面白さ倍増なんだろうなあ…

なおこの動画は哲学者サッカーというものらしく、Wikipediaで解説がなされている
試合が開催されるが、プレーヤーは皆、哲学的思想に没頭して、ボールに触ろうともしない。そんな中、ニーチェは、主審である孔子に対し、「論語には自由意志が無い」と主張し、イエローカードを受ける。孔子は「名を書に残す」と応じる。

内容はよく分からないが、こういう文章が610にとってツボなのでいい気分になれる。
なおニコニコ動画にはfullバージョンが上がっている。一人レスリングが挿入されていて、これもまた訳が分からなくて面白い。


今朝は8時47分起床。菅平に来てから初めての大々的な寝坊である。10時前に徒歩出発し、到着後は恒例行事に携わる。連日大量の卵を固定しているのだが、なかなか供給されないため仕事の量が減りつつある。野外にいる春のカワゲラ達のシーズンが終わりに差し掛かっていることもあるのだが、飼育しているカワゲラがなかなか産んでくれないこともある。お昼過ぎからゴキブリ先輩の発表練習を拝見し、その後固定卵の観察を行い、夕食後20時半過ぎに帰寮。

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明日はいつものように7時ぐらいには起きていたいものです。  

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2014年06月23日

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今朝は7時ごろ起床、50分に徒歩出発。上田から登ってくるバスに乗るプチバス通学を目論んでいたが、寮を出てほどなく走り去るバスを目撃し結局いつもの徒歩コースでセンターへ向かう。10時前まで恒例の作業を行ってから他の研究室の先輩が紹介してくださった鉱山町パトロールのバイトの打ち合わせに連れて行ってもらう。菅平にある根子岳と四阿山にはミヤマモンキチョウなる高山蝶が棲息しているが、これは長野県指定の天然記念物なので採集が禁止されている。このチョウを採取する不届きものを監視しパトロールするのが任務であり、その説明や参加者の顔合わせなどを行った。610はカワゲラに隷属している身でありながら何と6回も参加予定を組んでしまっていて、カワゲラから制裁を受けるんじゃないかなとビクビクしていたのだが、天候が悪いとチョウが出ないので中止することがある、と伺ったので、あえて回数を減らさないまま臨むことにした。1~2回ほど中止になってくれるとバランスがいいのだが、そううまくいくだろうか。
昼前にセンターに戻り、卵の固定を終えたのはいいのだがそこから眠くなりいつもより多めの1時間の昼寝から目覚めたところ、やる気がまったくでない状態に陥った。しかしボーっとする訳にもいかないので、やる気が出なくてもできる作業として、デスクの整理とか幼虫飼育環境の撤去、ピンセット研ぎを実行。色々とすっきりしたところで眠気も覚め、気分も回復したところで夕食を摂り、論文を少し読んで20時45分ごろ帰宅。おそらくやる気の枯渇は睡眠の質が悪いことに大きくかかわっていると思われるので、今宵は早く寝たい。


今まで平地の夕焼けを見て生きていたので、ご覧のように山が雲で覆われている横で夕日が沈んでいる様子はとても新鮮であった。

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前に少し述べたとあるハッピーな出来事について、そろそろ動きがあってもいいんじゃないかなあと期待しているのですが、思い描いているような展開にはまだ到達していません。しかしながら、その予想したストーリーと合致しない部分というものがカワゲラの進化を考える上でクリティカルな部分なのかもしれないと思って一人でワクワクしています。もちろんまだ推測の段階ですし、現状の未熟な手法から結論を導き出すのは尚早ではあるし、さらにはここで明記することもできないのですが、いくつか引っかかるポイントがあって、それなりの整合性を感じています。
というわけで、明日も粛々とカワゲラに隷属して、90連勤目を迎えようと思います。  

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2014年06月22日

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部屋にも携帯電話が見当たらずどこかへ無くしてしまったのだが、朝はいつもの時間に起きねばならない。6時27分に無事起床に成功し、パソコンをつけて7時にタイマーをセット、その後8時半ごろセンターに出発、そこでゴキブリ先輩に携帯紛失疑惑を告げ、車の中の捜索を行わせていただいたが即座に発見。どうやら昨日コンビニに立ち寄った時、財布をリュックから出すときに座席の下に携帯を落としたらしい。その後何事もなかったかのようにカワゲラに隷属。ふとカワゲラの標本について思いをはせてみると、これまですべて液浸標本にしてきたが、乾燥標本があってもよいだろう。特に翅脈の観察をするのであれば展翅しておいた方が便利だろうし、もしかしたら虫捕り実習の時にカワゲラ担当の学生に貸せるかもしれない。ということで第一弾として昨日、飼育していたミヤマノギカワゲラが虫の息になったので展翅を行い感覚をつかんだ。今日はエタノールに浸けておいたユビオナシカワゲラ属Amphinemura sp. の展翅をしてみた。カワゲラの翅は薄く破れやすいのだが、エタノールが蒸発しきっていない翅をきれいに拡げる必要があり注意を要する。それから体が柔らかいので直接針を刺すのをためらわれる。そこで腹部を表にして胸の上で針を交差するように留めて押さえ、その姿勢のまま翅を広げ、さらに肢や触角をも整える。腹部がどれくらい収縮するのか気になるところだが、どうなることやら。ゆくゆくはミドリカワゲラとかホソカワゲラといった小さなカワゲラも展翅してみたいが、難易度は高そうである。実態顕微鏡が自由に使える今なら難しくはない・・・か?
その後カワゲラの標本作りについて少し調べてみた後、ゴキブリ先輩の車で買出しに連れて行ってもらう。菅平に来てそろそろ3か月がたとうとしているが、その中で色々なイベントが固定化しつつある。ラボに付いたらまず飼育しているカワゲラの様子を見て、実験器具を洗い、前日に固定した卵を保存液に写し、その後卵の固定を行う。で、順調にいけば12時前後で作業が終わり、トーストを2枚焼き、フルーツグラノーラの昼食を済ませ、30分ほど昼寝し、午後の作業に着手。卵の撮影を行ったり、終わっていない卵の固定をしたり、論文を読んだりして19時頃に夕食を作りに宿泊棟へ向かう。夕食後は作業を行う気力が著しく低下するので、論文を読むかあまり関係の無い雑務をこなし、21時ごろ帰宅。これが平均的な1日の流れで、火曜日にゼミが、水曜日に英会話のレッスンが、土曜日に滝まで行き、そして日曜日には買い物。今日は念願の魚を焼くための網を購入。寮にはグリルとか魚を焼くことに特化した器具が無く、これまで共用のフライパンで焼いたりレンジで調理したりしていたのだが、コンロの火力が強すぎてうまく焼けないこと、レンジに魚臭さが残ってしまう2つの難題が立ちはだかっていた。それがこの度ようやく解決に至ったのである。

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明日はとあるバイトの説明会に参加します。菅平ならではのものです。その前にカワゲラに隷属することはできるだろうか…  

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2014年06月21日

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今朝は7時起床、定期清掃が始まる9時までのんびり過ごす。何だか6月に入ってから9時過ぎてまで寮にいることがまったくなかった気がするので、やることも贅沢な二度寝をすることくらいしか思いつかない。寮の掃除が終わってから棚の設置を行い、久々に自室に掃除機をかけてストーブを片付ける等片づけも行い10時半出発。お昼後にカワゲラ探しに出かけたが全然見つからないのと眠気に襲われ全くやる気が出ず、トワダカワゲラの水を変えるために水を汲んだだけで戻る。6月に入ってから最低でも1日10時間程度はカワゲラに隷属されているためか1日を通してフル活動することができず、近頃は特に昼食後に猛烈な眠気に襲われる。研究室はブラックではないので好き勝手に昼寝できるため、それで体力が回復するのだが、デスクで寝るのは首筋を痛めやすいのでより快適な方法を模索したいところである。目覚めた後ノルマになっている卵の固定を終え、夕食を摂り、菅平を去る先輩が遺していった雑誌を漁る。最初はPlecopteraの記述を探したのだが、ColeopteraとかLepidoptera,Dipteraというグループばかり登場してカワゲラのマイナーさを痛感。結局カワゲラは見つからなかったのだが、邦文誌『昆蟲(ニューシリーズ)』においていくつか有益であろう文献の発見及び採集に成功。例えば「進化発生生物学の隆盛と松田隆一博士(1920-1986)の'汎環境主義'」とか「幾何学的形態測定学的アプローチによる昆虫の翅形態定量化」といったものは非常に興味をそそるものであり、特に前者はカワゲラに隷属するのであれば必ず目を通しておくべき昆虫形態学に関する3部作を著した張本人で、菅平に訪問し記念樹まで植えられている松田博士と生前に交流のあった方の総説である。寮に戻る前にざっと読んでみたが、昆虫の、あるいは形態学の神髄というか一つの極致とやらが垣間見えたような気がした。それを理解し会得するにはいったいどれくらい時間がかかることだろうか…20時半を回って帰宅。おそらく携帯電話を置いてきてしまい、明日の7時以降オフィスが騒がしくなるであろうことが気がかりである。

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今まで、夜の菅平は静寂が支配する世界でした。ところが今日寮に戻ってみると、何処からか若い男衆の声が聞こえてくる現実に直面しました。窓を閉め切れば聞こえない程度の距離なので今はそう困ることもありませんが、冷房が無い夏場はそうもいかないでしょう。スポーツマンの密度が今よりも上がることを思うと恐ろしいです。
彼らにとっては旅館と運動場、そしてリニューアルしたコンビニが菅平のすべてで、レタス農家とかカワゲラに支配されている奴隷の存在は認識できないでしょうし、何といってもむなしいのは彼らに抗議しても本質的に無意味だということです。だって、彼らに怒って静かになったとしても、明日か明後日には下界へ降りるわけでしょう。夜は怒られたし練習もきつかったけど、楽しい合宿だった! 菅平最高! という具合に、自分たちが合宿の主役であることからは降りようとせず、楽しさ至上主義によってそこで生活する人々の訴えを無効化してしまうでしょう。夜に大騒ぎして地元の人間に怒られることに対する反省とか申し訳のなさ、もっと踏み込めば、そういう構造の認識とか問題点を見出すこともなく、日常生活に戻っていくのがオチです。

どうしてこんなわけの分からない言い方しかできないんでしょう。そう考えてみて思い浮かぶのは氷山の一角という言葉でした。窓の外から聞こえてくる声は氷山の一角で、そこばかりに気を取られて静かにしろ!と怒鳴り込んでも、水面下の氷塊を認識していないと問題の根本的解決に至らない。また、合宿に来る彼らは、菅平=合宿所という式でしかこの地を解釈しようとせず、この地で日常生活を営んでいる人たちの存在を認識せずにいるから夜でも外に聞こえるくらい大きな声でバカ騒ぎをする。地元の住民と合宿の参加者双方が氷山の一角しか見ていないでいたら、不毛な激情のぶつかり合いが起こりそうですね。

個人的には夜に大きな声を出すことが蛮行であること、菅平地区の住民の存在、合宿の夜の過ごし方といった観点の認識を彼らに行っていただきたいのですが、果たして彼らはそういう機会を得ることができるのでしょうか…  

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2014年06月19日

デスクに蜂の子が置かれている我が人生

今朝は7時起床、死ぬほど目覚めが悪かったのだがしばらくすると回復、今日も元気にカワゲラに隷属する1日が始まります。
最近処理するカワゲラの卵の量が増えているようで、今までは午前中で終わっていた作業がお昼を挟むようになってしまいました。そういうこともあってかあっという間に時間が過ぎていきます。そうして作業が終わってデスクに戻ってみると机の上に見慣れぬ物体が置かれていました。一瞬何だか分からなかったのですが触ってみて、駆除通知があった蜂の巣だなあと理解。でもなんでここに置かれているのだろうか、気になりつつも中身を開いていって理由が判明。


ああ、チンゲン菜もモヤシも尽きてしまっておかずが無い610への配慮だったのか。でもそのことは誰にも喋っていないんだけど…


まだ巣は女王蜂が立ち上げたばかりのようで中身は大して入っていませんでした。蛹の目が色づいていてドキッとします。


ひとまず巣から取り出し、先日Berryさんに教えていただいたクックパッドを活用して―初っ端から蜂の子を検索するとは思っていませんでした―みたのですが甘露煮にするほど量もなかったので、共用のバターを使って炒めてみることに。その前に1匹生きたまま食べてみたのですが・・・味がしない! これは予想外です。


本日の献立。他に、ここには写っていないキムチと、寮に帰ってから飲む味噌汁がセットになっています。お味の方は生で食べてみて何となく予想は着いていたのですが、あまり味がしません。ただ蛹は濃厚な感じが伝わってきました。量が少ないこととハチの子のシーズンが空きということを考えると何とも言えませんが、やはりカミキリの幼虫の方が食べごたえもあり味も濃厚で見た目もグロテスクで昆虫食の王道だなあという感じがしました。
秋になったら大量のハチの子がデスクに置かれていることを願っています。

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はてさて、わたしはいつからこういった食事の担当になってしまったのだろうか・・・  

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2014年06月18日

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今朝は7時起床、8時出発、いつものようにカワゲラに隷属、しかし朝一から素晴らしい現象を目の当たりにしてにわかにテンションが高騰。具体的なことは書けないが、非常に興味深いことが明らかになるかもしれず、今後よりいっそう過酷な隷属が求められそうだ。英会話のレッスンに参加し、21時半帰宅。

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生物学類生の中で専門科目の英語化に反対する意見は根強いようですが、1年次と3年次に受験することがほぼ義務付けられているTOFEL ITPのスコアを学類サイドが把握しているであろうことを心得ておく必要がありそうですね。1年次のスコアが医学類に次いで高いという話を聞いたことがあり、そうやって英語力の高さが明らかになると能力的な問題(英語より日本語の方が分かりやすい、頭に入りやすい)で反対するのは難しくなるかもしれません。英語でもわかるだろうこのスコアなら、と言われたときに論理的に反対し先生方を納得させる必要があります。眠いのでこれくらいしか考えられません…  

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2014年06月17日

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久々にブックマークの紹介。

「え?日本戦見なくて何してるの?」テレビが同調圧力を煽り過ぎだと話題に! | gori.me(ゴリミー)
サッカーの試合を見ることが日本人の常識であり、見ないで過ごす人の存在が異端であるように扱うのはどういうことなのか。本文中に非国民というワードが出ているが、多くの人はその言葉の意味を学ばされたはずであり、そういう概念がお分かりだと思うのだが、テーマが戦争からサッカーにシフトするとこの構造の類似性に気付けなくなったり、或いは積極的に無視したりしているのだろうか。

なぜ、高学歴の人物が、深い知性を感じさせないのか?:日経ビジネスオンライン
世間でいえば高学歴の部類に属すると思われる610であるが、ご覧のとおり知性の片鱗も感じさせない文章を日々創成しては自己満足をしている。カワゲラに流されてばかりの弱々しい精神とか、楽になろうと安易な正解ばかりを求めたり、思考を放棄したり、割り切ってばかりいる日常を変えようと思わなければ知性は得られないのだろう。
自分のことはさておき、とてもためになる記事である。


アリクイには申し訳ないが、これは追いかけまわしたくなってしまう。でも捕まえようとすると爪で引っかかれるようなので気を付ける必要がある。

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今朝は6時45分起床、8時出発、午前中はカワゲラに隷属、作業が終わらぬまま午後に突入し、日本で一番生物多様性情報学に携わっている自負を持つ方のセミナーを拝聴し、なかなか面白そうだなあと感じる。ひょっとしたらY先生と面識があるのかなと思ったものだが、ラフ集合とか学名というキーワードは出てこなかったので、ないかもしれない。データペーパーというものがあるのを聞いて面白いなあと思ったのだが、カワゲラに応用するとなると種分類の問題にぶち当たる。ちなみにBOSSはこの発表にかなり憂慮していて、それはそれで尤もだなあと思う。
その後シロアリ先輩(このブログでは固有名詞が付いた先輩が滅多に登場しないが、表記に悩んでいたことも一因である。そうか、研究材料+先輩、という表記は個人的に使いやすそうだ)の7月の学会の発表練習を聞く。シロアリの胚発生はカワゲラと似ているところがあるので610はカワゲラと合わせて深く理解する必要があるのだが、ひとまず切片を作って初期胚の観察を行わないといけないことが分かった。まあ現状は外部形態の観察で手いっぱいという感じなので、まだそのスタートラインには立っていないのだが…
その後残っていた作業を終え、夕食を摂った後論文読解を進める。最近ようやく胚発生の流れが把握できたらしく、ラボで飛び交う専門用語が聞き取れるようになってきた。生物多様性情報学つながりで解釈すると、ある生命現象という実体およびそれを記述した用語という属性のひとまとまりが、理解という関係によって610という実体とリンクしつつあるのだ。菅平に来て3カ月近くたとうとする中、ようやく知識のインプットが様になってきた感じである。今まで何度か教科書(邦文だが)に眼を通しては理解できずに投げ出すという行為を繰り返してきたのだが、投げ出すまでのスパンが少しだけ伸びるかもしれない。21時帰宅。

  

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2014年06月16日

対策を怠るだけ! 簡単TOEICスコアアップ法

今朝は6時45分起床。このところ起床時間が遅くなっても朝7時ごろには自然と目が覚めるようになっており、それはそれで良いのだろうが目覚めが悪いとあまりいいものではない。
昨日あげそびれた写真を掲載。


「お母さんはまだかなあ?」


ウスバシロチョウ


オビシタカワゲラ属の一種Obipteryx sp. 腹部に白っぽいものが見えるがこれが卵である。


アオジョウカイ


ちゃんと確認していないが、おそらくクロサナエのヤゴ


きれいなカメムシの幼虫の集団、アカスジキンカメムシ?


ゴマフトビケラ、産卵するか?

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8時半に出発し、今日のカワゲラの隷属は17時ごろまで続く。ちょうどきれいな発生段階の観察に成功し撮影に時間を割いたことと、卵に付着するゴミが日に日に増えている気がしていて除去の実験を行ってみたり、あとは単純に扱う卵の量が増えていることによる。さらに本日はとある作業にチャレンジしてみたのだが見事に失敗。片手間にやるもんじゃないなということが分かったので、次回挑むときはきちんと支度を整えてから行わないと。

さて本日はTOEICの結果の報告がメールでやってきたのだが、驚くべきことに前回(660)より70もスコアがアップした(730)。この間、610はTOEIC対策と呼べるような勉強を一切していない。ただ、実際の問題の数に換算するとせいぜい14題正解が増えただけであるから運が良かったといえるかもしれない。あるいは週1で行っている英会話のレッスンと、ドイツ人研究者の滞在により英語を使う頻度がつくばにいる時より上昇したことが貢献しているのかもしれないし、両者が影響しているかもしれない。
それにしても、こんな不遜な態度で臨んで比較的高得点(入試に換算すると、100点満点中83点)をたたき出せるようなシステムが大学院入試に利用されていることはまずいんじゃないか。そもそもTOEICの出来で筑波大学大学院 生命環境科学研究科 生物科学専攻 博士前期課程入院志望者に求められる、或いは入学後に必要な英語力が分かると言えるのだろうか。TOEICのスコアが良くたって、論文の内容を的確に素早く読み取れたり、海外の研究者とスムーズに電子メールでやり取りできたり、外国人研究者の研究発表を聞き返さなくても理解できるような能力があるかは測れないであろう。
でもまあ、TOEICのスコアを使えば試験問題の作製とか採点に割かれる時間が浮くメリットもあることを忘れてはいけない。ほかにもメリットがあるのだろうが、疲れたので思考を放棄したい。

明日は外部研究者のセミナー、そのあとに先輩方の発表の練習があります。それ以外の時間はもちろんカワゲラに隷属です。  

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2014年06月15日

без названия

今朝は7時起床、最低気温が3.8℃で、これは全国トップの寒さではないかと期待していたが5位に終わり悔しさを感じ、8時過ぎ出発、午前中はカワゲラに隷属、午後から徒歩30分以上のところにある隣の沢までヒロムネカワゲラ探しに出向く。
途中変な鳴き声が聞こえてきたので立ち止まってみたらアカゲラの巣を発見、中からひなが顔を出して親の帰りを待っている様子をしばし観察、あまりの可愛らしさに月月火水木金金の無限連勤で荒んだこころも癒される。
ただのノギカワゲラが欲しかったのだが見つからず、ミヤマノギカワゲラを6匹得たが採集は難航。前回来たときは雨がちで太陽が出ていなかったこともあり簡単に見つかったのだが、今日みたいに炎天下だと日向にはまずいないし、スウィーピングをしても入らず、何となく目線をやったところに居なければ見つからない状況であった。
ほかのカワゲラはというとオビシタカワゲラ属の一種が多数うろちょろしていて、卵もちの個体を4匹採集。彼女たちは一度に1,000個近い卵を産むので、採集できるのはありがたいのだがその後の処理を感がると大変である。副産物としてはクロサナエ?のぬけがらとゴマフトビケラなる比較的大型のトビケラを得た。菅平の渓流には殆どトンボが棲息していないようで、センターでかつて行われた調査ではクロサナエしか採れていないのだが、いったいなぜなのか。ムカシトンボがいてもいいはずなのにいないのは不思議であり残念である。
その後あまりやる気が出ず何となく調べ物をしたり写真をいじったりして20時過ぎ買い物に連れて行っていただき21時過ぎ帰宅。この土日は1日くらい少しゆっくりしたかったのだが、拘束時間的には月曜日或いは金曜日と大差ないのであった。まあ今日の買い物の遅延は朝からわかっていたことなので3時間近くも採集に費やすことで休日らしさの満喫を狙ってみたのだが、疲れてしまっては意味が無い。その疲れを取る最適な方法としては早く帰って早く寝ることなのだが、車が手に入るまでは洗濯できない贅沢な対処法である。

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LIFEノートというかLIFE!というメーカーの紙製品に一時期嵌ったことがあるような気がしますが、今はツバメノート派ですね。まあ実のところは使い切っていない他のノートを処理している最中なので完全にツバメ一筋ではありませんが。
ということでまた明日からカワゲラに支配される人生が続きます。  

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2014年06月14日

副産物が豊富なカワゲラ探しはやめられない

今朝は7時起床、念願の掃除と洗濯を終え、8時30ごろ出発。午前中はカワゲラに隷属し、お昼過ぎから土曜日恒例行事となりつつあるカワゲラ探しに出向く。


昨日のムカシトンボ探しでカワゲラの少なさを痛感したのだが、やはり菅平でもカワゲラが少なくなっている気がする。今まで主に採集していたのは春モヂュールのカワゲラ達なので、そろそろ期末試験も近いことだし、終焉を迎えているようである。しかしながら滝の周りを注意深く見ると先週いなかったホソカワゲラがまだ数匹生き残っており、個体数は減じているものの成虫自体がいなくなっているわけではなさそうな感じであった。


滝の周りの石の上にはいつものようにコメツキムシとかクビナガムシといった雑虫たちがうごめいていたのだが、その中でひときわ目を引いたのはこのテントウムシ。名をばウンモンテントウといい、山地性のテントウムシである。


幼少のころから中学校あたりまでバイブルと化していた『野山の昆虫』にウンモンテントウの写真が載っているのだが、それを見るたびに憧れたものである。こうしてカワゲラを探しているついでに出逢いを果たしてしまうのは何とも言えないわけだが、彼らに支配されている人生だからこそ今日の結果があったわけで、そう思えばカワゲラはキューピッドなのかもしれない。
さらに運命の出逢いが続く。沢に降りる途中に白い花を咲かせる木(アズキナシ?)が生えているのだが、その花の上に何度かネットで姿を見たことはあるレアなカミキリらしき物体を認識。本来この花にいるはずがないので最初は何かの間違いかもしれないと躊躇ったのだが、もし認識が正しければ貴重な記録になり得るので撮影を放棄し採集を優先してしまった。


はてさて研究室に戻って調べてみたらやはり610の認識は正しかったようだ。ただ和名を失念していた。ヤマシャクヤクという花に依存した生活を送るヤマシャクヤクの番人、フタスジカタビロハナカミキリである。カミキリ屋さんが本種の採集を試みるとき、ほぼかならずヤマシャクヤクの群落を探し、そっとつぼみの様子をうかがうらしいのだが、今回はそういう駆け引きとは無縁の、アオジョウカイとかハチが飛び交う白い花の上で堂々と居座っているものをつまみ上げるいささか無粋な採集となってしまった。610はカミキリに対してあまり熱意が無いこともあり、よくいるハナカミキリの類と大差ないように見えてしまうのだが、ちょっと体が大きめな気がする。色合いも落ち着きがあって、触角とか付属肢の配色などおしゃれだとは思うが・・・こんな外道な捕まえ方をしておいて大した評価もしないとなると下田の方から怒号が飛んでくるかもしれないなあ…
ちなみにこのカミキリ、『カミキリ学のすすめ』という本の表紙に採用されていた。それ相応の扱いをしないといけないのだろう。

研究室に戻った後はカワゲラを飼育容器に写し、採集した虫たちを撮影したり調べたりして過ごす。土曜日ということもあってか、あまりカワゲラの支配に乗り気になれず20時過ぎに帰宅。

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明日は恐らく買い物に行くでしょう。魚を焼く用の網を買いたいです。
それから、引き続き天気が良いようなのでヒロムネカワゲラ探し(ノギ・ミヤマノギ)もしたいところです。書き忘れていましたがミヤマノギの卵にアクションがあり、ちょっとテンションが高くなったので追加が欲しいのです。
  

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2014年06月13日

0限から9限まで

【カワゲラに支配される我が1日】
0限 器具洗浄、カワゲラの世話
1限 固定卵の処理
2限~昼休み 卵の固定
3限~4限 ムカシトンボ探し(成果0匹、カワゲラ3匹)
5限 卵の固定
6~7限 カワゲラの論文読解
8~9限 ロシア語(カワゲラの説明の和訳)

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明日は洗濯と掃除をしたいのでせめて1限の途中から授業に参加したいですね。  

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2014年06月12日

研究所で自炊するというソリューション

今朝は7時起床、9時前に出発、いつものようにカワゲラに隷属。昨日Miller(1939)を読んで参考にしようと思っていた処理をミヤマノギカワゲラとセスジミドリカワゲラ属2種(見た目で区別ができない無数のミドリカワゲラの中から、形の異なる卵が現れてしまった・・・)で試してみた。そこそこ効果がありそうだが、この暑い卵殻をベリベリっと剥けるようになるのだろうか…

さて今週から夕食を寮に帰る前に済ませる、すなわちセンターの宿泊棟での自炊生活を始めてみたのだが、これが思いのほか610のQOLを高めているようである。寮で夕食を摂る人生だと、車が無い現状ではお腹が減った時に帰って食事を摂るという自由が剥奪されているので、パターン化された行動様式を好む610にとってはストレスがたまる一方だったのだが、気が向いたときに食事ができる人生はこころをおだやかにしてくれる。センターで夕食を済ませれば、帰る時間が遅くなっても調理によって睡眠時間が削られることもないし、何よりすぐに寝られる。
今日は気分が良かったので久々にロシア語を読むこともできた。昆虫図鑑に載っているカワゲラの説明を辞書を片手に読解していたのだが、流石に4ヶ月くらい勉強していなかったので単語はもちろん格変化も抜け落ちてしまっていた。復活させたいものだが、ロシア語を勉強する余裕が定期的に確保できるか怪しいところなのが問題である。ヘブライ語の方もあと少しで1冊分の項目が終わるので勉強を進めたい・・・

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明日はムカシトンボ採集のイベントが発生するかも知れず楽しみです。  

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2014年06月11日

без названия

今朝は7時起床、郵便局に立ち寄る用事があるので9時ごろまでのんびり寮で過ごす。それからカワゲラに隷属。毎週水曜日は英会話のレッスンがあり、それが終わったらMiller (1939)の読解を行う。この論文では日本にいないPteronarcyidaeというカワゲラの胚発生を論じているが、その卵の処理方法が近縁種のミヤマノギカワゲラ(ヒロムネカワゲラ科Peltoperlidaeのカワゲラで, 上述のPteronarcyidae,それから近年ヒロムネから独立したStyloperlidaeと共にPteronarcoideaをなす)の卵をいじる時に参考になりそうである。22時前に帰宅、ほどなく就寝。

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2014年06月10日

6月10日は610の日

今朝は嬉しいことに5時起床。自然に目が覚めたのだが、だからと言って目覚めが爽快なわけでもなく、しばらくすると眠くなってくる。



春の虫であるビロードツリアブが未だにいるのには驚いた。


眼が特徴的なこのハチ、前々から認識していたのだが案外すばしっこく撮影ができずにいた。クロムネアオハバチというらしい。なおハバチの仲間は針を持たないので刺さない(刺せない)。


玄関前にはつつじが咲き誇っているのだが、そこに無数に集まるのはこの小さなハエの仲間。おめめがくりくりで背中が盛り上がっているヘンテコな姿をしているのだが、今まで見てきた虫たちの中で群を抜いて愛嬌のあるいでたちである。正面から見るとそうでもなかったのだが、彼らはいったい何者なのか・・・

さて今朝はゼミの発表を行ったのだが、論文の中身が結構いい加減で、反面教師的には価値があったが、もう少し質の高い論文を紹介しなきゃゼミの時間がもったいないことを感じる。ちなみに読んだのはこの論文。カワゲラのドラミング行動は系統を考えると中々興味深いものなのだが、ここ15年位? は研究報告が見られない。
ちなみに「カワゲラ ドラミング」で検索をかけると学術論文ばかりがヒットする。一般にカワゲラは成虫より幼虫が有用で、カワゲラ屋的な子御中愛好家が少ないだろうし、それはそれで仕方がないことかもしれない。

youtubeで調べても何とか1件だけ動画が見つかる程度。これから大きいカワゲラが発生するシーズンになるので、読者の皆様の中でもし渓流沿いにお出かけ等することがあればカワゲラをお探しになっていただき、余裕があればドラミングの観察をなさっていただけたら幸いである。

ゼミの前はカワゲラに隷属し、そのあとは文献を拾い読みしたりweb上で論文を採集したりして過ごす。今手元にロシア語の昆虫図鑑があるので久々に眺めてみたのだが、未知の分類体系で表記されていたのでロシア語に触れ合うという第一義の目的を放棄してPlecopteroideaというキーワードを検索。ロシア人が化石記録を基に提唱したものらしく、そのもととなる論文もロシア語で書かれているらしい。当該文は手に入らなかったが、いくつかロシア語の文献を入手し、全く読める気がせず絶望。個人的には一般向けのカワゲラの図鑑(露語)がオンラインで手に入れば嬉しいのだが、探せば見つかるのだろうか。

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明日も明日とてカワゲラの隷属が続きます。
  

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