2017年02月24日

2017. 2. 23 の人生

絶望の雨。だが次第に止む。午前中は自由研究で実習生がいなくなり、その時間を使って原稿のくだらないミスのチェック。
昼食後、原稿をBOSSに投げる。これで修論から続いていた重いタスクから解放される。
夕食後に研究発表。1つのテーマの遂行に絞られることなく、いくつもの対象を観察して発表し、今後の課題まで議論していたところに感銘。今回のコンディションは100%ではなかったが、むしろ、不都合がある方が実りある活動につながるんじゃないかと思う。  


Posted by Impulse610 at 01:58Comments(0)

2017年02月22日

2017. 2. 22

朝食前に黒い悪魔の解剖および固定。午前中は構外散策。黒い悪魔がたくさん見つかり、昨日ほとんどなかった足跡もそこそこ確認。昼休みに大学院の願書を提出。午後は自由研究が始まり、スタッフの肉体労働はひと段落。その間に、写真の整理などをしておく。夕食はハンバーグと豚汁うどん。夜は同定や自由研究のサポートなど。実習時間終了後、論文をする。  


Posted by Impulse610 at 23:03Comments(0)

2017年02月21日

2. 21 の人生

前日夜から大雪。朝から大雪警報。出庫は何とか出来たものの入庫寸前に力尽き、時を同じく入庫してきた同期を助手席に呼び寄せ問題解決。
午前中はバードウォッチングに慣れ親しんでもらってから樹木園散策。越冬動物はちらほら見つかるが、悲しいほど足跡がない。センサーカメラを設置し昼食。午後はアカマツ林を経由して滝へ。先頭を歩いて新雪を踏みしめる担当となり、いい運動になる。かろうじてキツネっぽい足跡の痕跡が見つかるものの、雪虫はゼロ。エビフライも無し。自由時間を設定し、学生が戻ってこないうちに除雪。案の定ワークスはスタックしたが、後ろから押して脱出。これが軽い車のいいところである。夕食はチャンチャン焼き。その後同定作業。ハエの囲蛹らしきものから、寄生蜂と正体不明の蛹っぽいものが出現。スタッフ総出の議論の末、空き家状態になった囲蛹に、ヒメカゲロウ類の幼虫が忍び込み蛹化したのだろう、という結論に至る。本来の宿主はどこかへ行ってしまったのであった。2日目の工程終了後、証明写真を撮りに真田へ降りる羽目に…  


Posted by Impulse610 at 23:23Comments(0)

2017年02月20日

2017. 2. 19, 20 日の人生

2.19
午前中から午後にかけて買い出し。帰菅してから修論を製本したり、料理を作ったりして帰寮。

2.20
実習開始。準備前にささっと電顕観察。観察後、画像の保存サイズを間違えていたことに気が付き落胆。講義室の机が毎回減っている気がしており、今回は今までで最も机の配置に悩まされる会であった。参加する実習生は30名、うち1名、佐渡の実習でご一緒した方がいる。ここ最近は実習の写真係を担当することが多いのだが、このたび、ラボにTG-4が導入されたこともあり、慣れもかねて撮影してみるが、室内の講義風景の撮影に関する限りは、その真価が全然わからない。やはりフィールドで活用してなんぼだろう。
夜はギョーザなべ。今回は女子学生が多いこともあり、あまり食が進んでいない印象であった。明日以降は運動することもあるから何とも言えないが。夕食後の講義にも参加。  


Posted by Impulse610 at 23:04Comments(0)

2017年02月18日

2017. 2. 17, 18 の人生

2.17
午前中に、”飢”えと”苦”しみ、”死”をれ”ん”そうさせる申請書についてBOSSと相談。投稿論文についてもついでに相談。
午後は電顕観察。はじめてまともに某法で観察したが、その簡便さと、観察対象にどんな変化が起こるのかを確認。

2.18
久々の仮剥製づくり。今年度の秋から冬にかけて入手したシメとマミチャジナイをさばき始めるが、シメは尾部の扱いを誤って尾羽をすべて切り落とすミスを犯してしまい、やる気がプッツンと切れる(仮剥製の中でも剥皮はべらぼうに神経を使う)。仕方なく翼標本・羽標本に切り替える。
マミチャジナイをいじり始めたところ、腹部に見慣れぬ虫がくっついているのに気が付く。一応死体回収時にチェックしていたつもりだったが見落としていたらしい。羽毛をかき分けた段階では、ダニ?、いやでもおかしいな、という感じだったが、はがしてみて翅があるのに仰天。これはシラミバエだ。鳥獣に寄生するという平べったい変なハエで、かつて BOSS についていた(寄生かもしれない)ものを 1 度見たことがあるだけの存在であった。これまで何度か鳥をいじってきたが、翅が生えている虫を得たのはこれが初めてのことである。
さて今まで仮剥製を作るときは、胴体を分離する前に翼・脚の除肉をしていたのだが、これだと胴体が羽にくっついて汚れやすいし、そもそも物理的に邪魔である。そこでまず胴体分離をしてから除肉するやり方をしてみたところ、こちらの方が圧倒的に作業しやすいことが判明。今後はこうやろう。
さてこのマミチャジナイ、講義室の窓にぶつかったせいか、口から血が流れ、腹部右側で激しく出血している有様であった。この血が白い羽に結構ついてしまい、出来栄えが懸念されたのだが、洗剤を投入したぬるま湯で何度か洗った後にすすいだところ、きれいに落ちた。なのでよっぽどひどく汚れなければ、除肉の段階であたふたしなくてもよいらしい。
マミチャジナイは結構脂肪を蓄えており、それを皮から伸長にはがすのは骨が折れる。その上鳥皮は信じがたいぐらい破れやすく、ピンセットの先で少しでも強く突いたら孔が開き、向こう側から羽毛がやってきてしまう。もたもたしているとどんどん乾燥して、もともともろい皮がもっともろくなる。今までは筆で濡らしたりキムワイプで保湿したりしてきたのだが、細かい除肉、脱脂はすすいだ後に水に浸したまま行うのもよさそうだ。皮が破れやすいのには変わりがないが、乾かないのと、透明になって脂肪がどれだか判別しやすくなる。
すすいだ後のトリは正体不明の様相を呈している。このままだとどうしようもないので、ドライヤーで乾かす。しばらくすると羽がふかふかになり、トリに戻る。だが、根元の綿毛状の部分が必要以上にふかふかになるせいか、特に背中側の毛並みが不自然になってしまう。マミチャジナイの場合だと一様に抹茶色をしているはずだが、銀色の綿毛のせいでまだら模様になってしまう。この辺りは改善の余地がありそうだ。
菅平に来て初めて作った仮剥製が実はマミチャジナイである。それと今回のものを見比べてみたが、顔周りは格段にきれいになっている一方、背中は不自然。また、綿詰めも不出来で不格好になってしまった。  


Posted by Impulse610 at 21:38Comments(0)

2017年02月16日

2017. 2. 16 の人生

朝からとても眠い。眠気のせいで何をしていたか思い出せない。
午後は会議に出る。月一で開催されているこの会議、基本的には教職員のためのものだが、一部が学生に開かれている(というより参加を奨励されている)。その中でも学生に直接関係しないようなことも多々あるのだが、今回はそれが特に多いように感じた。
その後、ドイツ語の入門書(『ゼロから始めるドイツ語』)が届いたので勉強を開始する。今でこそGoogle翻訳に投げて英語に変換すればおおむね意味が抑えられるものの、カワゲラ界の巨匠 Zwick によるドイツ語文献をはじめ、研究に関連する書籍の多くがドイツ語で書かれているので、自力で理解できることに越したことはない。やることはいくらでもが、それでも比較的自由を謳歌できる修論提出後の時間を有効に活用するという側面もある。諸事情により放棄する可能性もゼロではないが、最低限でも、単語はすらすらと読めるようにはなっておきたい。  


Posted by Impulse610 at 21:52Comments(0)

2017年02月15日

2017. 2. 15 の人生

ガソリンスタンドで給油後1日が始まる。何をしていたかあまり思い出せないが、きっと英語について考えていたのだと思う。
昼食後、黒い悪魔が1匹天に召されたので解剖してみる。消化管を破らず卵巣を摘出できたものの、本来ひとつながりであるものが2つになってしまったので、どこかで切ってしまったようだ。カワゲラ目の卵巣は輪っか状になっているのが特徴なのだが、黒い悪魔の属するクロカワゲラ科およびホソカワゲラ科では輪っかになっておらず1対である。ああ、確かに1対であるなあということを確認。
その後、BOSSおすすめの『英文法解説』(金子書房)が届いたので、それを見たり英語をいじったりして過ごす。余談だが、私は金がないので中古で本を買いあさっているのだが、出品している店舗が何と上田市にあることに気が付いた。直接店舗に行って引き取ればもっと安上がりになるなと思うのだが、店舗販売はしていない模様でややはがゆい。
その後英会話のレッスンに参加、夕食、実習のテキスト印刷などをして帰寮。  


Posted by Impulse610 at 22:21Comments(0)

2017年02月14日

2017. 2. 14 の人生

昨晩、ちょい乗り予防のため長い寄り道をしていた帰り道、道端に落ちていた雪の塊を思いっきり踏んでしまう。パンクの恐怖が頭をよぎったものの大丈夫であった。安心してハンドルを見ていたら水温計のバックライトが正しく点灯されていた。ろくもん号を購入してから一度も点灯したためしがなかった故、てっきりそういう仕様だと信じて疑わないでいたのだが、単なる接続不良か何かが原因であって、雪を踏んでそれが解消されたらしい。学び得た教訓は、人生何が起こるか分からない、ということであった。

本日は午前中に修士論文の最終提出を終える。これにてようやく長い長い隷属人生第二幕の始まりを迎えられる。
お昼前に実習の打ち合わせをして、午後はかりそめの解放感に浸りつつ、実験所で出している機関誌的なコラムの執筆に費やす。絵本の紹介というこれまでにない内容(前例のないことをするのは2回目である)だが、本文はいたってまじめなつもりである。
それが済んだら夕食を済ませ、定冠詞について考える。だが最近、夕食後に強烈な眠気に襲われるようになり、はっきり言って何もする気が起こらない。したがって、帰寮。  


Posted by Impulse610 at 21:46Comments(0)

2017年02月13日

2017. 2. 12, 13 日の人生

2.12
午前中は寮の定期清掃。その後買い出し。さんまが 1 尾 52 円とお安く購入できたので 4 尾買う。また、われらがザ・ビッグでは月に一度のザ・ビッグデーだったこともあり駐車場がいつもより熱気に満ちていた。ザ・ビッグで買ったスパイシーチキンと菓子パンを車の中で食べて昼食としたのだが、この買い出しついでに食べる昼ごはんが最高にうまい。かように週に一度の外食はわずか数分、200 円程度で十分である。そして某研究助成の完了報告書を送る。研究費がもらえるありがたさと面倒くささを知った 1 年間であった。
帰菅後はお料理の時間。なめこ汁とキャベツの酢の物が個人的にアツい。これに納豆があれば、1 か月くらいは週 7 毎食贅沢の限りを感じながら生きていけそうだ。さんまは味噌煮に処する。塩焼きにするのがいかに好ましいことかよく承知しているのだが、調理器具と調理場所の制約から、煮ざるを得ない。そのほか、お惣菜の素を使って、卵、キャベツ・もやし、チャーハンを調理。
帰寮して部屋を片付け、くだらないニコニコ動画を見ながら夕食。ひさびさに学類生当時の気分を思い出す。

2.13
英語・ドイツ語・ロシア語の文法書の購入を決意し注文。英語はこの先避けられない論文執筆のため、ドイツ語は Zwick をはじめとしたドイツ語文献の Google 翻訳に頼らない理解のため、そしてロシア語はこの面白みのない人生にスパイスを加えるため、それぞれ学習を強いられているのである。年度末はおそらく論文執筆をメインに生きることになるだろうが、それでも少しは精神に余裕を感じるはず。なので知識が皆無なドイツ語を重点的に学習しておきたい。ここで早起きの習慣を復活させ、近頃めっきり遅くなった起床時間(私にとって 7 時半という時間がいかに遅い時刻であるのかわかる読者の方はもうおるまい)のシフトも実現できたらなおよいが・・・ちなみに、ドイツ語の基礎をマスターしておくことで、アイスランド語の学習も多少はしやすくなるはずである。
その後は、修士論文の最終チェックを行うが、それからやる気が消失して、博士後期課程の学生としてどうやって生きていくのかについて調べるなどして過ごす。その結果、こういうことを考えている暇があるなら論文を書かねばならないという結論に至る。観察や実験を行い、論文を書いて書いて書きまくっていれば、学位は自動的に空から降ってくる、はずだ…
そういえば本日、某研究員の募集要項が明るみとなった。またあの生産性のない日々を過ごすのかと思うといやな気持になるのだが、現在用意している投稿論文は、この申請までに間に合うのだろうか。間に合えば実に都合がよいし、モチベーションを保つインセンティブになりそう。だが、所属大学の書類の締め切りが、他大学と比べて 1 か月近く早いと聞いたこともあるし、間に合わないと考えて用意すべきかもしれない。  


Posted by Impulse610 at 22:31Comments(0)

2017年02月11日

2017.2.11 の人生

午前中はカワゲラや標本をいじったりする。昼食後にそり遊びをしたが、調子に乗って除雪により形成された雪山のてっぺんから滑り落ちた結果、尻を割と強く打って激しく後悔する。その後BOSSに修論の相談をするが、虫の居所が悪そうなご様子であった…何はともかく、修論のストレスはもうすぐ解消される見込みである。その後はあまり生産的に過ごせず、夕食後帰寮。  


Posted by Impulse610 at 19:50Comments(0)

2017年02月10日

2017. 2. 10

午前中は虫の世話。集団飼育していた黒い悪魔を独房に移動させる作業は面倒で、二酸化炭素で一時的に麻酔させたものを手際よくケースにしまわねばならない。麻酔が切れると大脱走劇が始まるので監守も大変である。翅が生えているとさらに厄介だが、個体数が少なかったため何の問題もなく終わる。その後、『川虫図鑑成虫編』を頼りに翅のある種群の同定を試みたが、フタトゲクロカワゲラ種群であることは確からしい。これ以上は未記載種を検討する必要があるので無理だが、ここまで落とせるのが川虫図鑑のいいところである(旧来の水生昆虫図鑑では属以下まで落とすのは非常に困難であった)。
その後は英語のお勉強。『日本人の英語』に書いてある、冠詞の意味的カテゴリの意味が分からなくて厳しい思いをする。また、コロンおよびセミコロンの「文章を区切る強さ」の順序が、『理科系の作文技術』に書いてあるのと、その他多くのネット上の情報とでは異なることで面倒を感じる。
ラボに最新のデジタル一眼レフカメラおよび巷で人気の顕微鏡写真も撮れる防水デジカメが導入された。いずれもいろいろな機能が満載で、すごいことがたくさんできるらしい。後者では水中写真も撮影できるので、カワゲラの幼虫写真の撮影をしてみたいなあと思う。  


Posted by Impulse610 at 22:01Comments(0)

2017年02月09日

2017.2. 9 の人生

午前中に卒研生 2 人の発表練習が行われる。前者は内容がなかなか面白げで、いい発表になればいいなと思う。学生発表恒例の教員による質疑応答の嵐の中で、生態・行動学派と分類・形態学派とで意見の食い違いを感じられこちらも面白かった。後者は(中の人たちによれば)見違えるほど改善されたようだが、時間がだいぶオーバーしていたので絞り込みを期待したい。
発表練習後、修論の査読第2弾を回収。いくつかの指摘をいただく。ああ、これはそういう風に改善をすべきだなあと思うところもある一方で、「寝た子を起こさない」記載に終始すれば避けられそうなコメントもある。今後研究者として人生を歩んでいくのであれば延々と考えるべきことかもしれないが、現時点でその気概は消えかかっていることもあってか、ともすれば不毛な議論の応酬となりかねないところで無為な消耗をするのは時間の無駄遣いに思える(BOSSに言ったら何と言われるかわからないが…)。まあ、教科書的な定義を引っ張っておいて逃げる、というのが妥当な選択かもしれない。
ということで、修士論文の見直しや、理科系の作文技術、The elements of style (和訳) を眺めたりして夜まで過ごす。
夕食後は死海文書を皮切りに、現代ヘブライ語を復活させたベン・イェフダー、南スーダンなどの Wikipedia を眺めて過ごす。やはり夜は集中力が欠けてしまってだめである。  


Posted by Impulse610 at 21:41Comments(0)

2017年02月08日

2017. 2. 8 の人生

考察を英語化する人生。考察は結果の 2 倍くらいの長さになるのが相場だ、と以前 BOSS に打ち明けられたのだが、自分のものを見返すと 1 倍くらいしかない気がする。データ量は多いといえども観察の解像度がそこまで高くないので仕方ない気もするが、添削によりどうにでも変わることだろう。しかし、英語には変換されるものの、表現が全く洗練されていないのはいかがなものか…
夕方に、先輩の今後の人生の予定を伺う。まず、4月からは私がラボの最年長になることの恐ろしさを感じる(BOSS除く)。私が来たころには6人もの先輩がいたのに、間もなく誰もいなくなろうとしている。この点については深く考えないことにする。あとは、世代交代を感じてしんみりする。先輩や同期が減っていくと同時に、若い人たちがやってきて、彼らにとっては上の立場の人間になってしまう。来年度からはどうなることやら…  


Posted by Impulse610 at 22:12Comments(0)

2017年02月07日

2017. 2. 7 の人生

英語化を終えたリザルトの見直しをして、表現の見直しをする。1 ページ近く短くなる。
久々にカワゲラの系統解析論文が出たのだが、ミドリカワゲラが Pteronarcyidae の内群になるという斬新な仮説が提唱されているうえ、引用文献の体裁が崩壊していて、不安を感じる。  


Posted by Impulse610 at 22:09Comments(0)

2017年02月06日

2017. 2. 6 の人生

午前中から某研究助成の報告書作成をする。この過程で、支出計画に過ちがあることに気が付き辛くなる。幸いにして額が大きくないこと、返品で何とかなりそうなことから解決できる見込みだが、研究費の管理は私にはきっと向いていないと痛感する。
その後、去年夏に得た某画像データで遊んでみたり、英語になった論文のリザルトのチェックをしたりして過ごす。よそから借りてきた英語表現も、結局は削ったり書き換えたりすることになるので、英文法の復習が必要と感じる。また、よく考えると、論文を書くということは、研究内容を聞く対象がこれまでと大きく変わる。これまでさんざん求められてきた、素人向けのわかりやすい発表とは一線を画する作業となることもあるからか、どこまでが暗黙の了解としていいのかなど、戸惑いそうな気もする。まあ、これは経験がものをいうのだろうから、論文をたくさん読んでもすぐには分からないだろう、的な示唆をBOSSからいただく。ふと、高速道路教習をシミュレーションで受講したときの感覚が、実際の走行には全然役に立っていないことを思い出す。読むと同時に書いて手を動かさないとだめなんだろうなあ。  


Posted by Impulse610 at 21:49Comments(0)

2017年02月05日

2017 年 2 月 4,5 日の人生

2.4
人生で初めてスキーをする。スキー場についてまず基本形態のレクチャーをしていただき、ここでうまくできず、1日リフト券を購入したことを後悔していたのだが、気が付けば先輩方とリフトに搭乗し、とりあえずゲレンデを滑走できるようになった。雪山に来て3年たってしまうが、もう少し早く挑戦しておくべきだったかと強く後悔するような楽しさであった。
夜は寮でギョーザパーティー。スキーの影響もあって食べに食べまくったが、その結果、終盤に吐きそうになる(酒の影響もあるかもしれない)。こういうパーティーの際には、しばしばテレビゲーム(Nintendo 64)が登場して盛り上がるのだが、その際に今まで明かされることのなかった重大な知見が得られてびっくり。

2.5
さて体の筋肉痛の具合はいかほどかというと、下半身より上半身がひどい。ストックの運用でだいぶ酷使されたらしい。下半身は前日ストレッチしていたからかさほどきつくない。
午前中に買い物。上田市街でも雪が降ってきていやだなあと思うが運転に支障はなかった(だが山道では非常に不吉な轍の跡が確認できた)。いくらか料理を作ったのち帰寮して長い昼寝。食べ過ぎて吐きそうになるとか翌日の食事に支障をきたすような状況を、えさを与えすぎると死ぬガロアムシになぞらえて、ガロアムシのようだとよく思っているのだが、まさに今はガロアムシになった気分だ。  


Posted by Impulse610 at 19:05Comments(0)

2017年02月03日

2017 年 2 月 3 日の人生

早朝に諸事情あって善光寺のほうへドライブ。戻ってきて論文をする。自分で文章を書くことを良しとしてしまったこともあり、結果がひどい英語で満たされていく。A4, 12pt, double space で15ページほどあるが、重複も大変多いので、のちの精査でガリガリ削られていくことを期待。
BOSS から英語の参考書籍について伺い、いくつか拝見したが、collocation の辞典はあるに越したことがないと思う。お使いになられていた研究社のものは値が張るので、Oxford のやつを入手するのが妥当そうだ。
The elements of style が届いたので目を通したが、体裁の都合で非常に見づらい。そして、個人による日本語訳がwebページ上で公開されていることを知る。これを使う方が好ましかったかもしれないが、もう買ってしまったのだから使うしかない。以前、BOSSから、読まされる原稿の中には、当たり前のルールが守れていないものがよくある、とボヤいたうえで、私の出身高校から、君にはそんなことがないといいなあと期待されてしまっているので、内容はスカスカでも、せめて英文法的な過ちが少ないような原稿には仕上げたいものである。ただ、生物と地理を除いて、高校時代の成績は下から数えたほうが早かったし、しかも片手で数えられるくらいだったので、かなり無謀な挑戦かもしれない…
夕方に来年度のTAに関する話し合いをする。実習で疲弊して1週間失踪するような事態は、おそらく起こらないと思うが…  


Posted by Impulse610 at 21:53Comments(0)

2017年02月02日

2017 年 2 月 2 日の人生

論文を英語化しないといけないが、やる気がわかず、北朝鮮の国家元首やその周りの関係者について調べたりすることに多くの時間を割く。
午後には諸事情あって須坂へ降りるが、冬季の406号の恐ろしさを感じる。その後は比較的やる気も回復して英語について考えたりする。  


Posted by Impulse610 at 20:44Comments(0)

2017年02月01日

2017 年 2 月 1 日の人生

午前中はピンセット研ぎと脱水。
午後は沢へ虫さがし。黒い悪魔(ミヤモトクロカワゲラ)、雪上ランナー(イマニシガガンボダマシ)、翅の生えた悪魔(Capnia sp.)、クモガタガガンボ(クモガタガガンボ)を採集。その後は論文。  


Posted by Impulse610 at 21:36Comments(0)