2011年05月31日

Sweets bar

昨日は21時前にメーリスを回し、布団に入ってからいくつか連絡が来たので睡眠時間が減ったこともあって4時半起床。ブログの記事を打つのにバカみたいに時間がかかる。
シラバスの印刷をしに出校する途中でK先輩に聞いたゼフィルスのポイントを捜索してみるが何も出てくる気配がなく、そして非常に寒い。一旦家に引き返したものの、オオムラサキの幼虫に与えるエノキを摘み忘れてきたことに気が付き、もう一度エノキ場へ引き返して部屋に戻る途中に・・・

antの後輪がパンクしてしまった。

1限:休講
この時間に地球学実験のレポートをやりたかったのだがそんな余裕は全くない。パンクを修理しないと今日の授業スケジュールに対応できない! 後輪を本体から外すのはそれほど難しいことではないが、タイヤとチューブをホイールから分離するのは至難の業。以前パンクさせたところ、そのほかに2か所に穴が開いていることを確認したが、この時処理に失敗してチューブの外周の4分の3ほどに亀裂を走らせてしまう。先日買った替えのチューブはサイズがあっているはずなのにホイールにフィットせず使い物にならないし、これを2限開始時までにふさがねばならないと考えると非常に絶望的になるのだが、1限終了10分前に全行程が終了。ペデストリアンの凹凸の多さは26インチある軽快自転車には大した障壁ではないのかもしれないが、14インチのタイヤにかかる衝撃はかなりのものだ。そういった自転車のマイノリティの存在を無視して設計されたかのような憤りを覚えることもあるが、設計当時にこんな自転車が日本にあったかというと、たぶんなかっただろうし…しかしあれほど雨の日に滑りやすいのに床材の変更が起こらず「雨の日は走行に注意!」と利用者側に危険をゆだね続けているのははなはだ疑問である。

2限:情報講義
一個一個の話の内容はなんとなく「ああ、そうか」と分かっているような気がするが、いざこれを応用して試験問題に出されたらきちんと答えられなさそう…

3限:ロシア語基礎A
筆記体小テストは無事に終えられ、いよいよロシア語の難しいところ「動詞の格変化」に突入。英語は3人称・単数・現在形にはSをつけておけば原則大丈夫なのだが、ロシア語ではこの手間が6×2倍になるらしい。
これをマスターできれば相当楽になるというが、その道はまだまだ長そうだ。

4限:総合英語(IE)
新しい課題を言い渡される。これを2週間後までに取り組まねばならない…

放課後:5限に相当する時間帯に雙峰祭のミーティングを開催。610が取締役(生贄)のSomething sweet班では…
何とか方向性が見えました。そして109さんからの告発(´・ω・`)

その後:たびてつのミーティング
6月5日に春旅行と題して鉄道博物館と川越に行くことになっており、そのしおりを作る作業があって21時頃まで残留することになりフラフラになる。タラの煮付けも食べることなく帰宅後は直ちに就寝…

~・~・~

ロシア語の復習・地球学実験レポート・IEレポート等々課題が多いので、明日の虫さがしは中止orz
放課後やどけんの新歓があるので当日中の更新は放棄する予定です。  続きを読む


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2011年05月30日

大学生ならダラダラ過ごして!

寝起きが悪く5時起床。雨が降ったりやんだりしているようで登校する気がそがれる。というのも4月19日の都市地理学の授業を受けに行くとき、どしゃ降りにあって下半身が水浸しになったのをきっかけに「登校時降雨恐怖症」に罹患してしまってとにかく雨の中授業を受けに行くのが嫌なのである。610の場合自転車のタイヤが14インチと小さく、転倒しやすい大学構内で傘を片手に運転することなど恐ろしくてできないのでレインコートなりウェーダーなりを装備して登校することになるのだが、この脱着が面倒なうえに荷物になって言いようのないくらい邪魔なのだ。

ただ登校するころには運よく雨が止んでいたので、レインコートを羽織らないで済ませることができた(ただ移動中に雨に降られる可能性があるので持っていかねばならず、邪魔なのには変わりない)。

1限:森林
ロシア人と森林について。テンションが上がらないわけがない。長くなります。
開始早々「大学には面白い講義とつまらないものがあるが、これは非常につまらないものです」とアナウンスが入る。
「空飛ぶ棺桶」:成田から出発しておよそ1時間23分後にはロシアの領空に入り、それから7時間半ずっとロシア上空を飛び続けてモスクワへ到着するという。これは大体日本からサンフランシスコへ行くのと同じ時間かかっていることになり、つまりロシアには太平洋がすっぽり入ってしまう。こんな広大なロシアの人口密度は「0.02人」・・・人がいないのである。ではいったいそんなロシアには何があるのか? 「森林」である。
「夜の森」は真っ暗で獣の叫び声が聞こえて恐ろしいが、にぎやかである。晴れていたら空の星がとても賑やかだ。
そういう森林に囲まれて生きてきたロシア人の感性を典型的に表しているのがオブローモフさん。彼は毎朝目覚めると100ページ本を読まないとベットから起き上がれないのだ。わめく家人に対して彼は「これからどうやっていきていくのだろう」と問いかける。
「頑張ろう日本!」というのもよい。ただ、これはロシア人からすると全く違う価値観なのだ。
例えばソ連時代、モスクワから発車する列車の中に2両だけパリ行の車両が連結されていたが、これは「封印列車」呼ばれていて、窓は全閉でほかの車両へも移動できない。ポーランドあたりに差し掛かるとレールの幅が違っているので台車を合わせるために車体を宙づりにして6時間もかけて台車を交換するなどして、3日かけてパリに到着したのだという。
また鉄道つながりで言うと、シベリア鉄道に乗ってモスクワへ向かうとすると、車窓はひたすら森林が広がっていてたまに協会が見えたりするくらいなのだが、そういう乗り物の乗客を見ているとその人がどんな人生を歩んできたのかがわかるという。ある客室乗務員に「どんな乗客が格好いいか」尋ねたところ、「くつろぎ方を知っている人」にはお話を聞いてみたくなるのだが「一生懸命仕事している人」は適当に対応しておけばいいなと思うのだという。
去年の7月のモスクワは非常に暑かった(日本と違って太陽が23時ごろまで沈まず、しかも2時半ごろに昇ってくるから夜も暑い!)のだが、そんな暑いときにスーパーで買い物に行った時のこと。私の後ろには7人並んでいて、私がキャッシュで買い物をしようとしたがカードが読み取られない。おかしいなということで連絡を取ってみたが、その間後ろの人たちは待つことになり、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになってちらっと後ろを見てみた・・・
ところが、誰も怒っていないどころか、誰も並んでいない両隣のレジへ行こうとしない!みんな目がうつろなのだ。彼らの様子を見ていると、謝る気持ちも無駄になってしまう。これは私とレジの問題であって、並んでいる自分たちの問題ではないとロシア人たちは判断するのだ。これがロシア人の行動様式であり文化でもある。
ラブレターを書くときには『オネーギン』を読むのが良い。絶世の美女タチアーナから幻想的なラブレターをもらう所がこの小説の一番いいところだが、もらったオネーギンはどうしたかというと、心が動かない!退屈・欺瞞・学問・愛・真実…これらはすべて戯言ではないか?人間の作為の有効性っていったい何なのか?こころって何?どこにあるの?これらは幻想ではないのか?・・・というのが、オネーギンの作者でありロシア文学の父と呼ばれているプーシキンの問いかけである。
以前授業で「アナーキズムとデモクラシーのどちらが魅力的か」聞いてみたのだが、日本人はみんなデモクラシーが良いと答えたが、ロシア人の留学生は恥ずかしそうに「アナーキズム」と答えたという。なぜかと聞いてみると「アナーキズムは野生そのものであり、人間もまた自然の一部である。その姿を考えると、アナーキズムの方が魅力的」と彼女は答えたという。また、サハリンから来た留学生が突然泣き出したという。聞けば、こちらに来て2か月もたったのに自分は何の勉強もしていないという。何もしない心の空虚を前にして泣く!・・・ロシア人の生き方の比重の置き方は、恐ろしい森林に対して生きる緊張感に支えられているのだ。
そんなロシア人にとって森林は「死者の世界」でもある。死期を悟ったおじいさんは森へ行こうとする。そこは人間の無力の世界であり、そこで暮らす人は絶えず生と死の世界に接し、絶えず自問しながら生きている。森林は、人間としての営みそのものを考える一つの要素なのだ。

感動して脇汗をかきながら聞いていたのだが、そういえば夏休みが9/11まで延びた。この時期を使ってロシアに行くことができるんじゃないか?航路が使えれば安くいかれそうな気もするが…

2限:社会学への招待
11時ごろまで滞在したが教官が来ないため途中退席。待っている間はひたすら露単語の練習…

クラ代会議 昨年度のクラス連合会での内容報告
微積分のレポートは半分しかできなかったが、提出しないよりはましだろう。

3限:なし シーツ交換
ヒマラヤスギの根元にて大きなキノコたちを発見。






名前はもちろんわからない。生物学類生の中には一人くらいキノコマスターがいると思うんだけどなあ・・・

4~6限:地球学実験
混濁流を入浴剤で再現したり、ペットボトルを使って砂泥互層を作ったり、液状化現象を再現してみたり、実験自体は結構面白いがレポートが面倒そうだ。

放課後:免許合宿の申し込みへ
実験が早めに終わったので帰宅後さっそく風呂へ。2度目の一番風呂を達成するが、この誰もいないときに大浴場を独り占めできる気分は何とも気持ちの良いものだ。
それからたびてつの方+資源生(うち1名やどけん在籍)とで免許の申し込みに行く。パンフレットを見る限り(施設のレジャーさ加減が嫌だ!)行きたくはないのだが、交通費が4万円支給されることと料金が安いことにつられ、ほかの機会で免許を取ることもなさそうだから、以前から免許を取るかとらないかで意見がコロコロ変わっていたが行ってみようと思いたったのである。運転できればいいので楽そうなATを選ぶことにしたが、この先クルマ趣味が鉄道を上回ることもないだろうからMTにする必要もなかろう。
歩いて申し込みに行くのだが、建物内の雰囲気がどうも体になじまない。なれなれしい感じが不気味である。しかもお好み焼きがふるまわれている! 最低限の書類の申請を終えるだけで精いっぱいだった610はこれ以上の追い討ちに耐えられず逃げ出したが…こういう世界に二週間も滞在できるのか不安だ。ロシア語の勉強と虫さがしをセットにすればほとんど施設での接触は避けられそうだな。
ちなみに610が最も恐れているのは、めでたく免許を取って卒業する時に「みんなで肩を組んで【校歌】を歌う」こと!想像するだけで卒倒しそうだ!!
※期間は7/13~26、島根県益田市で運転技術を磨くことになります。夏木み(ママ)に入っていないところもあると思うけれど、この期間に33R会を入れないでください!

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明日は1限が休講ですので、朝はのんびりできそうです。地球学実験のレポートは片づけられるかな…  


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2011年05月29日

На языке мед, а в сердце лед

3時起きを達成し、途中1時間程度の二度寝を挟んで”Something sweet”―たぶんこうしておけば検索に引っかからないと思うのだが―雙峰祭の企画に関するお知らせプリントを製作。それから微積分のレポートに取り掛かったり(50%しか完成せず)、つくばからロシアへ留学できるのか調べたり(サンクトペテルブルグ国立大学Санкт-Петербургский государственный университетとは協定が結ばれているが生物系は無いorz)軽く今までの勉強内容を振り返ったりしてやり過ごす。午後もロシア語の勉強をしながらやり過ごす。勉強とはいってもほとんど単語を覚えているだけなのだが…どこかへ出かけたくなるのだが雨が強いとそういうわけにもいかず、狭い部屋で悶々と過ごすのはあまり気分の良いものではない(湿気もあるし)。結局やど祭は中止になってしまったのだが、出店したクラスでは前夜祭でどれだけ利益を出せたのだろう。今回の経験はある程度雙峰祭に生かせそうだが…

外の天気の荒れ模様がひどく、風呂に行くのすらためらわれるほどである。
今日はいつになく記事がさみしいので、毎週日曜日の恒例と化しつつある「煮魚」の紹介をしてみる。
平日は授業が終わってから家に戻ると調理に割ける時間があまり残っておらず、早く寝たい、風呂に入りたい、食事を済ませたい610にとっては調理に時間を取られるとほかの行動に影響が及んで好ましくない。そういうわけで時間のある日曜日に「主菜」を用意しておこうと3,4週間前に煮魚を作り始めたのだが、先週は¥50で買ったカツオの(小骨がものすごく多い)切り身と玉ねぎ・人参の煮付けが月~金曜の食卓に並んだ。今週は魚の値段こそ倍なのだが骨がほとんど入っていなさそうなタラを、前回と同じく玉ねぎと人参、そして新参のこんにゃくとともに煮込んでみた。



1食分の用意で満足していたころは煮汁の計量をきちんとやっていたのだが、たくさん作るとなるといちいち計量するのが面倒になってまったくの目分量で料理酒・みりんをぶち込んでいるのだが、今回は少し多すぎてしまった…まあどうせ来週も煮魚作るのだから煮汁はその時に流用してしまおう。
ちなみに「副菜」はもやし半パック・なす1本・小松菜3把orピーマン2つが1食分の平均摂取量で、味噌汁は人参と玉ねぎ、豆腐の具だくさん。1日平均の野菜摂取量の多さと肉類摂取量の少なさは学内でも上位に入るのではないだろうか。

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明日は夜寒くなりそうだなあ・・・  続きを読む


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2011年05月28日

寝巻は乾かなかった

今朝はのんびりしすぎて6時55分起床。雨が降っているせいかやる気がわかないが、無限レポートを含む生物実験のレポートをPCで作ったり(今まで手書きにしていたが、やはりこちらの方が数倍速い!)、標本制作したり、やどけんのフォトアルバムに写真を掲載したりする。やどけんの宣伝も兼ねてそのサイトを紹介しておくと・・・

こんな感じ。

午後も英語の予習をしたり味噌汁を作ったり洗濯ついでに初めて乾燥機を使ってみたり、のんびりと過ごす。六郷にいるころは部屋にいると数分に一度は京急の列車が通過していく音が聞こえてきたものだが、こちらで聞こえる車の走行音はずいぶん静かで、鳥やカエルの鳴き声の方がよく聞こえる時もあるくらいで、まだ音の感覚には慣れていないというか新鮮さが色褪せていないところが面白い。
昨日の実験を継続させるためには水やりが不可欠で、610の担当が土曜日なので様子見に(実は近くの班の分も使い走り的にやらされるのだが)行く。不定根の方は変化を見いだせなかったが、エチレン詰めのタッパーの中では一つ葉柄が落ちていた。

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明日の天気予報からしてやどかり祭の中止は避けられなさそうです。せめて各学類の御神輿(とくに芸専)は見ておきたいのですが、中止になったら壊すのかなあ…
そして明日も宿舎に缶詰めかあ…だらけそうでいやだなあ…  続きを読む


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2011年05月27日

魚を食べると、頭がよくなる

4時半起床。人間工学のレポートを作りつつ、有り余っているサツマイモを消費すべくふかしてみようと試みる。
アルミホイルに包んだものとチャック付ビニール袋に入れたものとを用意してみたが、アルミの方が出来栄えが良かった。というよりビニールが一部溶けてしまってさあ大変(´Д`)

1限:英語基礎(PE)
第六章はなかなか読みづらく意味が取れない。説明を聞いていてもいつもよりパッと解消された気分にはならない。

2限:人間工学
信号機の明かりが全部いっぺんにつくと「立体的」に見えてしまうという。この現象を利用したのが3Dで、眼球内で光の波長の受容する具合が異なるのでそうなってしまうらしいのだが、これがオサムシを野外で見た時と室内とでは色の映え方が違う原因なのだろう。蛍光灯はできるだけ太陽の波長と似るように作られているが、昔は今ほどまともではなく、610が「つくばstyle」になると室内では別の色に見えてしまうらしい。今エコだなんだで照明がどんどんLEDに変わっていっているが、これで本当にいいのだろうか。これは色に関わるすべての人に対する問題であって、例えば手術の際の感覚が変わってしまうようなことが起こるかもしれない。
こういう話を聞いているとテンションが上がる。

3限:生化学概論
RNAと脂質について。今までよくお世話になったコドンの暗号表が万能ではないことを・・・おそらく初めて知るが、覚えていないところで聞いていたかもしれない。あまりハッとしなかったのでたぶん聞いたことはあるに違いないが思い出せない…

4~6限:基礎生物学実験
不定根形成と落葉の実験。今日使ったアズキの芽生えは遠目からだと豆苗に似ていておいしそうなのだが、葉っぱをよく見るとそうでもなくなる。葉っぱを取り除いた葉柄の部分に脱脂綿を取り付ける作業がなかなかしんどく、昆虫標本制作技術を取り入れてみたりしたのだが納得のいく設置を成し遂げられたものはごく少数である。

放課後:実験がかなり早く終わったので買い物へ。赤味噌やお米の補給に取り掛かるが、ここで「白米」についに手を出してしまう。これは私が粗食を放棄したというよりは、同じ5kgで白米の方が胚芽米よりも¥900安いために渋々購入に踏み切ったまでである。6月第一週はたびてつの春旅行に参加できるようにあり、また次の週にはヒヌマ観察をしに六郷入りすることもあって、お金をあまり使いたくないのだ。胚芽米がどうしてこんなに高いのかよく分からない…

帰宅後入浴と夕食を済ませてバスにて宿舎祭メイン会場へ。ものすごいお祭り騒ぎの中生物学類の出店を探しつつ歩き回っているが、六郷神社のお祭と比べると暗い感じがする。確か酒類の販売はダメなはずだが、社会学類の「酒権国家」というはっぴが随分主張的で見ていて面白い。帰り際に芸専の神輿を見つけたが確かにすごい。

~・~・~

土日は天気が悪いようなので宝篋山散策を放棄し、のんびり過ごそうと思います。
いちおう明日はやどかり祭本祭なのですが、雨天時は日曜に延期されます。  続きを読む


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2011年05月26日

分類は生物のAでありZである

昨晩は22時就寝だったせいか目覚めが悪く4時10分起床。人間工学のレポートを書いてみるが、半分以降うまくまとめられない。

1限:ジョグ&ウォーク
参加者全員でゆっくりと競技場を5周(2000m)した後、体力測定の結果を振り返る。
人間は「自己家畜化」していて、その解消のためにはスポーツや運動を楽しめる程度に取り入れることが大事だと説かれたが、私としては「虫さがし」もその要素を兼ね備えていると信じたい。

2限:ロシア語基礎B
火曜日あたりからどっと露単語の数が増えてきて覚えきれない。今までは喋って字面を眺めているだけで何とかなったが流石にもう書き殴っていかないとダメな段階に達したようだ。

ロシア語が10分早く終了したので食堂でさっさとおにぎりを食べて異文化英語の教室へ移動したのはいいが、中に入ってみるといつもと様子が違う…まだ授業中(中国語)だった!!

3限:異文化英語
先週課された「異文化を伝えるショートスキット」を演ずる。自分でもよく分かっていないことをよく分かっていない言語で話すとなると、特にメモなしでは言葉が出てこない。今日は充分構想時間が与えられたこともあってメモの棒読みで切り抜けたのだが海外に行って尋ねられた時には苦労するんだろうなあ・・・

4限:遺伝学概論
DNA複製の諸問題について。あまり内容とは関係ないのだが今回一番の発見は「正六角形で書いているファージの頭部は正二十面体である」ことだ。高校時代に使っていた図説にはばっちりそのイラストが描いていあるのをきっと当時見ていたはずなので常識なのかもしれないが…

5限:分類学概論
1回だけの菌類のお話し。昔は植物と一緒にされ、五界説の提唱により一時は独立したものの現在は動物と近縁だと位置づけられている菌類ではまだ分類体系がしっかり整っておらず、つい先々週に新たな「門」が提唱されたりしているみたいなのだが、そういうごちゃごちゃした世界の中で研究を進めるのは驚きの連続で面白そうに感じる。いや、金の研究が面白いというよりは分類学そのものの包括性に惹かれるというのか…

6限:なし

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人間工学のレポート仕上げなきゃなあ・・・  


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2011年05月25日

もう靴はなくさない

目覚めよく4時半起床。朝はこの時期にしてはかなり寒かったので虫も活動していないと読み7時半ごろまでのんびり過ごす。最近ロシア語に対する意欲が高いのはいいのだが、英語をおざなりにしてしまっているのはよくない。

8時~10時 宝篋山にてサラサヤンマ撮影
・・・の予定だったのだが、気温が低かったせいか全く見当たらなかった。帰り際駐車場のわきでようやく1♂を見かけたが接近できず収穫はゼロогz 道路沿いでアリに運ばれていたコムラサキを見つけてアリには悪いが失敬。

11時 雙峰祭の話し合い@ひよこ
いつのまにか610が雙峰祭の4クラ代表になってしまっているのだが、それはまあいいとして、学類として3つの出し物を出すことにしてその内容をクラスの皆様に周知することを決める。

3限:微積分
いきなりσ記号が登場して最初は(Д)゚゚こんな感じになったのだが、使い方自体は把握。ただ今週のレポートは書きあげられるだろうか・・・

4限:フレッシュマンセミナー@植物園
前半は学芸員の説明を聞いて、後半は自由見学という形になっていたようだが、610は最初から自由行動をとり続ける。どういう感じかは書くまでもないので写真を見ていただければいいでしょう。






アカスジキンカメの成虫写真は初めてまともなものが撮れたと思う。
学芸員の話は学類生集団の後方にいればよく聞き取れないのだが、その後方メンバーの多くが4クラで占められていたのは流石だ(けなしているつもりはありません(´・ω・`)。そしてH氏からブログの告発を受ける(けなしているつもりはありません(´・ω・`)。

5限:生物資源科学入門
襟にハムシの幼虫がついていて取ってもらったり窓際にスズメバチが侵入してきたりしたせいではないのだがあまり内容を覚えていない。日本人1人当たり年間60kgのコメを食べているようだが、自分の食生活を振り返ってみると少なく感じる。

6限:地球学概論Ⅰ
堆積岩について受験時代に覚えた「軟泥」や「混濁流≒乱泥流」のより細かい話を聞いてテンションが上がる。
「分級作用」が特に印象に残る。

放課後:やどけんミーティング
筑波山キャンプの日程を決めたり雙峰祭の企画名を決めたり来週の新歓について決めたりそして虫について語ったり…
やどけんにいるときは多少時間が遅くなってもあまり気にならない。

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明日はなかなかタイトです…  


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2011年05月24日

防水服は鬱陶しい

4時半時点で最悪の寝起きだったために5時半近くまで二度寝してしまう。やっぱり火曜日は雨が多く、面倒ながらも「完全防水スタイル」で出校。ただ今日は随分寒かったのでウェーダーを脱がないでそのまま授業を受ける方針を固める。

1限:都市地理学
市の中で最も人口が少ない歌志内や東京都の面積に匹敵する高山市などが登場し、「これらは都市なのか」比べるための指標を紹介される。たとえばいわき市と春日部市ではいわきの方が人口が10万人くらい多いのだが、面積は札幌市を上回っていることもあって「人口集中度」は春日部の方が大きく、この二つのデータから求める「都市化度」は春日部の方が大きくなる。日本の都市が登場すると結構テンションが上がってしまう。

2限:情報講義
回路の話についていけなくなる。分かっているのか分かっていないのかよく分からない…

3限:ロシア語基礎A
男性・女性・中性名詞について教わる。見分け方、覚え方(Cathyは女性名詞)自体はそんなに大変なことではなさそうなのだが、これを言葉(=音声)に変換すると非常にややこしくなる。まずは単語を覚えていかないとなあ…ちなみにこの講義の期末試験は「事前配布」で、すべて露単語らしい。

4限:総合英語(IE)
なんだかよく分からないまま終わってしまったが、自分の予習範囲が少し遅れているらしい。

放課後:たびてつミーティング
引き受けた「メール通販担当」の先輩から引き継ぎを受けたり、学園祭の担当を決めたり、たびてつで製作・販売している『つくば時刻表』のポスター配布について決めたりetc 合宿免許の担当者(from益田)がやってきてお話を聞いたのだが、例によってパンフレットを見ていると”???”となるのだが、料金や交通費の条件がかなり優遇されているらしい。たびてつで申し込みをするらしいのだが、う~んどうしよう…

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明日は11時から学園祭の話し合いがあるので10時くらいまでしか宝篋山にいられませんが、観察時間はちょうどよいくらいでしょう。サラサの飛翔写真を「止め」てみようと思います。  


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2011年05月23日

Россия-мой дом

今朝は目覚め良好の三時起き。朝食までの間ロシア語の歌詞をひたすら書き写す。
数日前にロシア語の歌を探していると書いたが、とんでもないものを見つけてしまってそれからすっかりのめりこんでしまった。

たぶん真面目に歌っているのだろうが…いや、聞いている分にはすごいのだが…面白すぎる!!!
それからこんな映像を見ているとロシアに行きたくなる。

日本から行くとすれば…新潟 ниигатаから航路でナホトカ находка orウラジオストク владивостокに行くのが一番手っ取り早いのかなあ…まあ今年の夏に行くのは無理だろうが…
歌ばっか聞いていても文法力が上達するわけではないので勉強もきちんとしないといけない。
残り時間で人間工学のレポートを制作。部屋の「台所」について記述するのだが、我が部屋では冷蔵庫が調理台になっていたりして「台所」の概念が当てはまらないので案外書きづらい。

1限:森林
森林の病理学について。パンにつくカビを「腐生者」と表現することに違和感を覚える。まあパン自体は小麦の遺骸であることは変わりがないのだが・・・それから、マツノザイセンチュウの中間宿主であるマツノマダラカミキリがかつては「珍虫」であったこと、寄生した線虫がカミキリの気門に「つまようじ」を摘めたようにびっしり詰まっているということを聞いてこれまた奇妙な感覚に陥る。H池畔では結構松枯れがひどいのでこのカミキリがいるに違いないのだが、捕まえた時は気門に注目してみよう。

2限:社会学への招待
現代社会における死と自己について。近くにいた社会学類の学生が「大学に来て初めて社会学を勉強した」と評したように内容はかなり社会学っぽくて610はテンションがかなり上がる。そういえば去年の今頃はこういう本を結構読んでいたなあ…
・「なりたい自分」という姿は社会の手あかにまみれていたもの
・恋愛、受験、友人…浅く薄く引っかかる構成
・他者への行為を通して自己像を確認する「鏡に映った自己」
・自己の内にある他者のまなざし
・自分についての「物語」、自分を「物語る」こと
・Identities(mixi、blog、大学の友人、地元の友人、親、恋人)
・語る言葉に対する不信感
・死=究極の自己解体 
・欲望の神格化

箇条書きはこのぐらいにして・・・
先週のドキュメンタリーは「ライターとしての自己」が余命二年と告げられることで崩壊していきながら、同時に「死にゆく私」という新たな自己が再編されていく様子を読み取ってほしいという意図で鑑賞してほしかったようだが、そういう観点で見る余裕はもちろんなかった。
ブログに関することも結構話されていたのだが、こうして「自分を作文」することで私は読み手の皆様を想定して「他人に分かってもらいたい」のである。そうでなければこういうことをするはずがない、と。まさにその通りであり、また私にあったことがある人ならブログ上と現実の私の態度がまったく別人格のように思われたことがあるかもしれないが、それが「所属の多元化=Identities」の好例であることはお分かりいただけるだろう。
いったいどれが本物の610なのか?それは私にもわからない。

昼休み:クラ代会議
今後どうするかなど簡単な説明を受ける。
ちなみに4クラ以外には先輩より過去問の手ほどきを受けたらしいのだが、なぜか4クラには連絡が無かった。生物学類の学生控室(ひよこ)で昼食をとる4クラ生が誰もいないらしく、タテのつながりがかなり希薄なことが主たる原因であるらしい。確かにこのクラスの雰囲気は―私がクラ代であることからして―非常に奇妙である。

3限:なし
シーツを取り換えたり、少し早めに出校して英語の予習をしたり。

4~6限:地球学実験
地質図づくり。内容がまったく高校地学の地質図分野の復習であり、受験勉強で省いた地質図づくりの練習といった雰囲気である。とはいってもそう感じているのは生物学類でただ1人に違いない。実はこの地質図の読み方を会得するのにずいぶん時間がかかった(ほぼ1年!)のだが、今までさんざん苦しめられてきただけに今回の作業はずいぶん楽に感じた。驚いたことに今回はレポートではなく時間内に提出して終了!
どうでもいいことだが初めて白衣を着忘れてしまった。持ってきてはいたのになあ(´・ω・`)

~・~・~

やっぱ火曜日は雨なのか…  


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2011年05月22日

盗まれたのか?撤去されたのか?

5時半起床。午後の天気が荒れるようなので早めに撮影を済ませておこうと6時20分ころ出発。
いつも駐車場に自転車を停めてそこでウェーダーに着替えて山に向かっていくのだが、ここで着替えるとだんだん熱くなってきたときに不愉快になりそうだということで今回は捜索に入る手前の地点までキャリーカートを使って持っていくことにしてみた(これがのちの悲劇を招くことに)。

まだサラサは活動していないようなのでほかの昆虫たちを撮影。顔に蜘蛛の巣が引っ掛かりまくって相当イライラする。



オトシブミのゆりかご制作現場に立ち会ったのだが、驚かせてしまって作業を続行する気配が感じられない。



このカゲロウが大量発生していたが、翅をむしってつくだ煮にしたらおいしそうに見える。



ウルシかヌルデか分からないが、オオゾウムシのようなものが集合している。よく見てみるとマダラアシゾウムシであったが、こんなに一か所にたくさんいるのは初めて見る。



そしていよいよサラサヤンマの撮影に入るが、ぬかるんだ林の中を、時折ホバリングを織り交ぜつつ低空飛行でパトロールしている姿は異様だ。ヤンマにしては警戒心が低くカメラの手前十数㎝のところまでやってきたりする(一度レンズに止まってしまった!)のだが生憎技術と明るさが足りないのでまともな写真は撮れない。それでも下草に止まったところは逃さず撮影。模様がなかなかおしゃれだ。



そんなサラサも1個体を集中的に追いかけていると逃げてしまったので場所を変える。こんなところでしゃがみこんだり時には腹ばいになるのだからウェーダーが無いと泥だらけになってしまう。



ここで「飛翔写真」に挑戦するが、1枚だけ成功。



次に道沿いに出てみるが、ここでもサラサがなわばりを張ってパトロールをしている。じくじくした林内よりよっぽど条件が良く、人が来ないことを祈りつつ飛翔写真を撮りまくる。結果、ノートリミングで掲載できそうなものをいくつか撮影できた(適当にピントを合わせてヤマ勘でシャッターを切っています)。シャッタースピードが遅いから翅まで静止させることはできないが、これがGX(’05model)の限界かもしれない。












最後に静止写真を。




とりあえず雄の写真は充分撮れたので雌の捜索に移るが…kojeeeさんのアドバイスに合致する場所がいくつもあるのだがそこに雌はいない。ムカシトンボの時と同様雄と一緒にあたりを探してみるのだが・・・やけに黄色っぽいのがいる。あれが雌なのかなあと追跡しようとするのだが藪の奥深くで低空飛行をしていてとても近寄れそうにない。あんな芸当はサラサにしかできないのではないかと思うのだがこれだけでは断定できない。
その後しばらく付近をぐるぐるしていたらまた黄色っぽいやつを見かけ、次の瞬間雄と思しき個体が近寄り「カサカサカサ…」と何かが行われた様子。尾つながりのシルエットが確認でき、サラサ以外に可能性はないのだがこれもまた見失ってしまう。ちなみに一連の撮影をするのに「翅音」に耳を澄ませるとふと視界から消えたり見失ったときに位置が確認できる。

撮影の方法というか捜索方法が斬新で非常にワクワクできたので水曜の午前中もう一度撮りに来ることを決めて宿舎に戻ろうとさっきのキャリーカートを置いておいた場所に戻ってみると・・・あれえ???



無くなってる!!
真ん中あたりのオリオン(これは33R限定用語かな)のそばにキャリーカートとウェーダーを入れておく箱(中に靴が入っている)があるはずなのだがご覧のありさま。そういえば小路沿いでサラサを撮影している時軽自動車が近くにやってきていたのだが、たぶんその運転者(≒田んぼの所有者)がいじった可能性が高い。とはいっても「盗まれた」というより不法投棄か何かと勘違いされて「処分された」と考える方が妥当かもしれない。大体1年以上履き古した、それも28cmの靴を盗もうとしている人がこういう場所で目を光らせていたら外も出歩けなくなるわけで、ゴミと勘違いされてしまったのであれば「まあ誰も何もしないだろう」という今回の610の読みが浅かったことになる。残念なことになってしまった。
このままウェーダーを履いたまま戻ってもいいが汗をかくのは必須であり不快な思いをしたくないので脱ぎ、裸足(靴下有)で自転車をこぐ羽目に。ペダルがごつごつしていて踏ん張りが利かずスピードが出せない。ゴミと思われしまったのか分からないが腑に落ちず腹立たしいことには変わりがない。

部屋に戻って数学のレポートを出しに行こうとしていたら空模様が怪しくなり風が激しくなる。雨に降られるのは勘弁願いたいのでとっとと出しに行ってから新しい靴を探しにホームセンターへ。一応つくばには無くなった靴のほかにテニスシューズも持ち込んでいるのだが、貧乏たらしい610とは言えどもこの靴で我慢しようとは思えない。靴底がフラットすぎて山道を歩くのには不向きで、下手すると転倒して尾てい骨の痛みを長期化させることになりかねない(まだ治らないうえに今日も滑ってしまった)からだ。サイズがあるのか不安だったが六郷にいたころよりも安い値段で買うことができた。ちなみにその靴には「鉄芯」が入っていて重く、体育のジョグ&ウォークもこれを履いて参加することになるのだが、週1の体育のためにもう少し軽い靴を選ぶつもりはない。
キャリーカートは今回初めて利用したのにさっそく使えなくなってしまって悲しいのだがこちらは早急に必要な訳ではないので購入見送り。

~・~・~

明日は…登校時間中に雨が降らないで欲しいなあ…  


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2011年05月21日

網を持つと人格が変わる

のんびり6時起床。いつもならこのくらい寝ていると体中が痛くなるのだが今日は何ともない。地球学実験のレポートを片付け、微積分も9割方終えられたので思っていたより余裕が持てそうだ。

10時過ぎ宝篋山入り。水曜日には10時前に帰宅していたので時間的にはちょうどよい。補虫網を携えたおじさんに遭遇し、そのそばの木立でパトロールしている謎のヤンマを採集。直感的にこれはサラサかミルンだと絞れたものの最終的な同定は部屋に戻ってからのお楽しみとなる。ゴマダラチョウが出現し始めたようで1匹飛んでいるのを見かけたのだが、この前オオムラサキの幼虫を捕まえたばっかりなので一瞬ドキッとさせられる。そういえばウスバシロがいないなあ…沢沿いにはヨツメトビケラが大量発生していて飛び回っているのだが、正体は分かっていても飛んでいると蝶蛾と区別することはできない。
サナエトンボ類も発生しているようであちこちで弱々しく飛ぶ彼らに出くわすのだが例によって逃げられる。さっきのヤンマを仕留められたのはずいぶん幸運だったのかもしれない。
ただサナエの個体数はなかなか多いので、網さばきが下手くそな610でも捕獲に成功。






やけに黄色いのでキイロサナエかなあとは思うが同定の自身は無いに等しく、しかしほかの可能性を考えようとしても他のサナエの特徴が思い浮かばない。これもお楽しみだ。

移動中にトラフシジミを見つけて撮影しようとしていたところ、Gen君から電話が。何でも珍奇な幼虫が発見されたらしく出動を要請されたのだが、採集が終わってから向かうことにして撮ろうとしていたのだが、風が吹いたりして納得のいく結果には仕上がらなかった。トラフは昔高尾山で採集したことがあるので捕まえる気はそこまで起こらなかったのだが、結局逃げられてしまって少し残念。



先週やどけんで訪れた田んぼにてクロスジギンヤンマとのリベンジ(2回目)を果たそうと企んでいたのだが、田んぼの所有者によって草刈りの真っ最中だったので不戦敗確定。私有地に無断侵入していたのでとりあえずやどけんに所属していることを申し上げたら、現4年の先輩のことをご存じのようでやどけんHPの更新が最近停滞気味だからきちんと更新してほしいと伝えられてしまった。確かに今年度はまだ更新されていないような…
その田んぼのそばの沢でどら焼きと煎餅の昼食をとっていたところ、近くに小物体が飛来。



特徴ある形をしていたのでハイイロヤハズカミキリで良かろう。

山を去る前に藪に突っ込んでみたが、ここでも最初に捕まえたのと似たようなヤンマを採集。



今までヤンマ系を狙っていた場所とは明らかにズレたところにいるものだからトンボ採集時の固定観念をもっと柔らかくしないといけないと痛感するとともに、こういうとこにいるのがサラサなんじゃないかなあとも思う。ただどことなく腰のくびれが目に付いたのでカトリヤンマなのかとも思えてくる。

さてさっそくGen君に会いに行くと、目の前に現れた幼虫の姿に610は圧倒されてしまった。
別にここに直接画像を張ってもいいのだが、せっかく「追記」が使えるのだから勿体ぶってここには掲載しないことにする。Gen君の所属する3クラでは来週のやどかり祭(宿舎祭またはやど祭)で焼きそばを作るようでその準備をしていたのだが、そこにこの幼虫が通りかかったのだという。ケースを持っていた610が預かってしばらく飼育してみることになったが、果たしてうまく生きられるのだろうか…
ちなみに3クラのA君にはブログの存在が知られていてこの場で告発されました(´Д`)

部屋に戻ってさっそくトンボの同定を始める。サラサヤンマとの読みはとりあえず当たっていた。kojeeeさんに去年連れて行ってもらった里山でサラサの生息環境を紹介してもらったことがあり、そこと似ている環境がこちらにもあったのでいるだろうなと期待していたので実際に出会えてうれしい。ヤンマ系2匹ともがサラサであった。そしてサナエトンボの方はキイロサナエではなくヤマサナエが妥当であった。こちらも2匹採集。クロスジは結局今年は無理かもしれないが、今日の成果は充分満足できるものだ(´Д`)

それから買い物へ出かけるのだが、昼にまともなものを食べていないせいか思考力が明らかに低下していてimpulse buyingに突っ走ってしまう。で、帰ってきてくずもちやオレンジやキュウリの浅漬けをばか食いしているうちに冷静さを取り戻し後悔。買いすぎてしまったかなあ…

~・~・~

採集の方はそれなりに満足できたので、明日は昆虫撮影メインで行こうと思います。
狙うはもちろんサラサ!

さて、幼虫写真を見たい方は「続きを読む」をクリックしてご覧になってください。
ケータイ利用の方はそのままスクロールを続けてください。
☢☢ただし昆虫に耐性の無い方にとっては結構危険です☢☢  続きを読む


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2011年05月20日

どうせ駆除されるだろうし…

3時より前に起きたかったがあまりに眠すぎて結局は4時起き。しかし目覚めはそんなに悪くなかったので作業効率からいえばこれで良かったかもしれない。PEの予習、スンクスレポートのやっつけ製作等に時間を費やす。結局スンクスの配偶行動をヒトのあるスキンシップを例に書いてみたのだが…自分が知る限りではこの行動はヒトとスンクスにしか見られないのではないかと思う。

1限:英語基礎(PE)
第五章は随分意味を把握するのが難しかった。

2限:人間工学
最初のレポート課題発表。身の回りで使っているものを計測して使いやすさの特徴をまとめるというもので、課題はメール添付。なのでいちいち手書きで作る手間が省けそうだ。

つくばでは6月に冷房が導入される予定なのでそれまでは暑くても窓を開けるなりして耐えていかねばならないのだが、生化学の(大)教室ではなぜか窓が全閉。それまでに授業が入っていなかったのかもしれないが、この暑さには耐えられそうもないので窓を開けているとヒメスズメバチ女王が部屋に侵入。まあ授業開始前で人も少なかったしそもそも610の行動をいちいち観察している人もいないだろうから近くにいた4クラ
の一部の人にしかこの「危険事態」に気が付いていなかったのだが、そんな610はというとハチが部屋に入っていることよりもっと重要な局面に遭遇。窓の外、上側の軒に作りかけの巣がある!!!手を伸ばせば届くところにあったので半身が外に出た格好で(ここは1Fなので転落死することはあるまい)わしづかみ。どうせこの時期巣内に働き蜂がいるわけないだろとなめてかかっていたのだが予想通り10個位の小部屋に卵が産みつけられているだけだったので、針の感覚を味わうチャンスは次回へと延期されたのだった。



3限:生化学概論
きっと寝てしまうだろうなあ…という予測を立てていたが興奮しきってしまい授業もそっちのけで巣に見惚れる。さすがの610でもこの時期のスズメバチの巣をじっくり観察するのは初めての体験だ。そういえば女王蜂の方はいったん屋外に避難して遠くへ飛んで行ってしまったのだが、しばらくするとさっきまで巣のあった場所に戻ってきて不可解な現実に困惑している様子が随分悲しげに思えた。おそらく彼女が再び巣を構えることはできないだろうが、そういう結果に陥れた自分の行動に若干の後ろめたさを感じる。
とはいってもこんなところに巣を構えてしまってはいずれ撤去されてしまうのだから、その時期がたまたま早かっただけで除去費用もゼロに抑えられたと考えることはできる。ただ私は自分の行為を正当化するつもりは全くなく、こういうヒトの利益がどうこうという観点で自分の行為をごまかす気はないしそう思われるのも不愉快でたまらない。平たく言えば産卵中のムカシトンボを手づかみすることと建設途中の蜂の巣をむしることは私の中では同一の採集行為であり、ハチがいくら人に危害を加えるからといっても採集の仕方によってはためらいを感じることもあり得る。

―何の時間でしたっけ?生化学ですね。
タンパク質分解酵素やDNAの融解温度についてのお話を聞く。

4~6限:基礎生物学実験
植物生理学第1回目。3週にわたって4つの実験を行うのだが、そのうちの一つが先生方の添削を受け、一定の基準を満たさないと際限なく再提出が繰り返される「無限レポート」に指定されている。そのガイダンスをN先生が行った後に「種子の休眠と発芽」「葉の老化」の実験を行う。高校の生物Ⅰで登場したジベレリンやアブシジ(シ)ン酸を用いるのでようやく「白衣の着甲斐」を実感できたわけだが、種子を暗室に持っていき光を照射する順番を決めるじゃんけん(暗室が狭いので人数を区切らないといけない)で見事に負けてしまって長い間待たされてしまうことに。最初に暗室入りできたラッキーなグループとは大体1時間以上差が開いてしまったのだがその間に微積分のレポートをかなり進めることができたので、待ちくたびれたもののうまく時間をつぶすことができた。実験準備での自分の段取りの悪さが情けなかったのだが、グループでやるよりは個人で実験をしたいなあと思わずにはいられない。
暗室は高校時代物置に使っていたり数回自習室として籠ったりしたことがある程度で「正当な」利用は今回が初めてであったのだが、10人以上で15分も居ていい場所ではないように思う。マスクはしているが咳をしていて病原体と化したH氏から逃げるすべがないので、中にいた人の半分くらいは感染してしまいそうな気がする。

放課後:何の集まりもない。早く寝よう。

~・~・~

明日は学校主催のスポーツデーがあるらしいのだが、当然(?)4クラはどの競技にもエントリーしていない。先週の水曜日に「バレーがしたい」と叫んでは見たものの私以外乗り気ではなさそうなので参加はあきらめるつもりだ。まあ昨日走ったおかげで筋肉痛がひどくバレーでも動けるか分からないのだが、他クラスの中に混じって参加することはできるかもしれない。そこまでして出たいかというと…そこまで燃えていないのだが。様子見位には行ってみようかしら・・・それから虫さがしに出かけよう。  続きを読む


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2011年05月19日

アリさん、この部屋3階ですよ

眠い中3時半に起床。やはりスンクスのレポートが書けない。
3限の異文化英語で”Non-Material,Non-Observable Culture”について調べてこいと宿題が出されていたのだが、どんなネタにしようか今まで考えてきた挙句「村社会」という暗い話題しかピンとこないのは少々悲しい。もう少しまとも(授業の雰囲気的に)なテーマが思い浮かぶようになる日は来るのだろうか…

1限:体育
野外で体力測定 尾てい骨が痛くて50m走をまともに走ることができず8.5秒。今まで7秒台を出した記憶が無いのだが、もしかしたらまじめに走れば7秒台が出せるのかもしれない。で、12分間走ではトラックほぼ6周したが、全盛期?の勢いで走れたのは最初の1周だけで後はバテる一方…
走っている時に如実に感じられたのが、肺活量が低下したということ。息ができない!

移動時にOさんと思しき人とすれ違うが・・・メガネの度数が上がっているので見間違えてはいないと思うがどうだろう。そしてロシア語の教室に行く前にF氏と遭遇。

2限:ロシア語基礎B
テキストを進めていくが、以前よりキリル文字に対する違和感が無くなってきたようだ。まだHが”n”としか発音できなくなる現象が起こるレベルではないが、そうなる日は遠くはないかもしれない。

体育でバテる予測をしていたので昼に帰ったりしないで食堂でおにぎりをほおばる。

3限:異文化と英語
朝考えたことは結局スピーチすることなく杞憂に終わったが、来週異文化の衝突した寸劇をやることになった。ネタは自分たちで考えてこないといけないが・・・鉄道・バスネタで攻めることはできないかなあ…

4限:なし
部屋に戻って鰈の煮付けと味噌汁を作っておくが、煮付けの方は煮すぎてしまってタレの透明度が失われたり鰈の鱗がなべ底にくっついてしまったりして小失敗。だいたいいつもそうだが、空きコマに部屋に戻っていろいろやろうとしても時間が短く感じる。

5限:分類学概論
植物分野の最終回。最後の方で植物と昆虫の関係を取り上げたビデオを20分位見てテンションが上がる。イチジクに寄生するコバチは「オスが退化」していたのだが、似たような感じで生活するミノガやネジレバネのように「メスが退化」するのではないところが興味深い。

6限:(あえて授業単位に換算すれば)ロシア語基礎A 2回分
外国語を100倍楽しむ方法を聞く。あまり「目から鱗」という風には感じ取れなかったが、英語と日本語の「音質的違い」「息づかいの違い」というお話が新鮮に感じた。

この講演を途中で抜け、生物学類学生控室である「ひよこ」へ移動。当初は最後まで講演を効いている予定だったのだが、分類の授業が始まる前に雙峰祭に関して話し合いをするので集まってほしいと言われたのである。
この時またF氏に遭遇(33RのクラTが懐かしい!)。で、これからいろいろ面倒なことになるのは必須…

~・~・~

明日からの3週間、生物の実験では植物生理学に突入するのだが、このレポートは10点中8点が取れるまで際限なく書き直しが命じられる「無限レポート」として恐れられている。その威力たるや、土日が完全につぶされることもあるらしく、他にも毎週2つのレポートを書かなければいけない中虫さがしに出かけている暇が取れなくなる可能性が十分に高い。
3時起きできないと本当に苦しくなりそうだ…  続きを読む


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2011年05月18日

蛾のようでいて…

意地で3時起きを達成。スンクスのレポートを書こうとするのはいいが、つまる。彼らの行動を「社会的に」考察するのはずいぶん難しい…20日までに書けるだろうか。



6時10分過ぎに出発して宝篋山入り。この時間帯はほとんど人に会うことが無いので非常に気分が良い。ふと見た榎の枝にでっぷりしたオオムラサキの幼虫を見つけたのはいいのだが、届きそうで届かない!苦労の末何とかして採集に成功したが、下手したら怪我してたかも… 幼虫は終齢と思われるのでそのうちさなぎになると思うのだが、寄生されていないといいなあ…
朝のうちは人がいないのだが、見られる虫も少ない。それでしばらく撮影を続ける。






日曜にクロスジギンヤンマを逃したポイントに向かうも、今日も採れないorz 網さばきが下手なのだが、それとは別の次元で困ったことが。力を入れると尾てい骨のあたりが痛んで「踏ん張れない」。1週間たってだいぶ痛みは引いてきたがまだまだ治ってはいない。
ちなみにここではいつも昆虫の和名を紹介してきましたが、今回は皆様に「何に見えるか」聞いてみたいと思います。知ってる人にはあれにしか見えないと思うのですが、そうでない人にはどう見えているのだろう…




3限:微積分
微分方程式のお話し。今回のレポートもずいぶん大変そうだ。

4限:フレセミ
学園祭(雙峰祭)についてのお話し。とりあえずやるのかどうかアンケートをとってみたところ学類単位でやるのはOKという意見が多く、610的にもクラスの雰囲気を察すると、参加するなら4クラ単独で出すよりかはこの方が妥当だと思う。やどかり祭は流れたが、今回はどうなるのかな・・・

5限:生物資源科学入門
作物についてのお話し。作物の発祥地を明らかにしたのがロシア人研究者バビロフという人らしいのだが、彼は桜島大根の巨大さに相当驚いたという。たぶん自分が見てもびっくりするんじゃないかなあ…


6限:地球学概論Ⅰ
化石についてのお話し。エディアカラ・バージェス・鍵層など聞き覚えのある言葉が登場してウキウキしてくる。アンモナイトの化石で置換作用により虹のような発色をするようになったその名「アンモライト」というものがずいぶんきれいに見えた。

放課後:やどけんミーティング
首にくっついていた黒い翅をもつ虫がなんであるかGen君と議論していたのだが、K先輩の確認を得てアブラムシに落ち着く。去年土手でかっこいいアブラムシと遭遇したことを記事にして、そのことを覚えている方は皆無だと思われるのだが、その時の経験的にアブラムシっぽく見えてはいたのだが、翅が黒いものがいるとは…
6月4,5日に筑波山キャンプに行くらしいが、確か5日はたびてつの「春旅行」実施日だった気もする…今回はやどけんを優先したいなあ…

合鍵工事でエアコンが取り付けられていて、帰宅するとちょうど作業中だった。とりあえず湿気対策は間に合いそうだ。

~・~・~

明日は6限に「外国語を100倍楽しむ方法」という講演を聞いてきます。もともと行こうかどうか悩んでいたのですが、この講演の担当責任者がロシア語のU先生であって「ロシア語の出席2回分にする」と仰ったので(題材は英語ですが)行くしかありません。ちなみに4限の遺伝学概論が休講なのでここで夕食の準備をしておけばずいぶん楽になるぞ・・・ぶりのあら煮の煮汁がアルコールを飛ばした結果相当おいしくなったので、この残りを使った「鰈の煮付け」を作るつもりです(´Д`)

あ、1限の体力測定で「12分間走」「50m走」が待っているではないか・・・  


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2011年05月17日

нежная

2時前に目がかゆくなって目が覚める。この時の寝起きの良さは類を見ないものなのだが、早起きにしてはやや早すぎると考えてしまって寝てしまうと4時半に苦しい目覚めに耐えねばならなくなる。このコントロールがうまくいかないからいつもいつも悩まされてしまう。地球学のレポートを書いているとずいぶん時間が経ってしまうが、なんとなくロシア語の歌を聞いてみたいなとyoutubeで検索してみたところ引っかかったのはいいのだが、音楽プレーヤーに落とせなかったり自動翻訳にかけてもはっきり意味が取れなかったりうまくいかない。

1限:都市地理学
都市景観について各国の都市の写真をスライドでうつしながら解説。上海ではNYのビルをまねて高層ビルがどんどん建っているが、そういう点が気に入らず昔ながらの旧市街の方がその国の風土を反映しているので気になっている、と仰っていたが同感。中国にもLで始まるコンビニやYで始まる牛丼屋が進出していた写真がずいぶん気味が悪く見えたのだが、こういった気持ちが2年以上行っていない某ハンバーガーチェーンに対してあまり働かないのは…私が小さいころからすでに身近な存在だったからなのかなあ…
で、モスクワに訪れた際先生は「デザインが欧州と違って美しい・伝統を感じた」そうだが、あまりヨーロッパの古い建物に興味がわかない610でも少し気になる。もっともロシアに憧れているのは都市ではなくツンドラ(тундра) や寒極(南極を除く世界で最も寒くなる場所:Оймякон)、湿地帯(マークオサがいる!)、北極海に浮かぶノバヤゼムリャ(Новая Земля)やスヴァールバル諸島―これはノルウェー領だが―、あとは樺太や千島列島(特に占守島Остров Шумшу)など基本的に自然(地理)的に面白いところが多いのだが。

2限:情報講義
論理演算の続き。先週やった論理代数の基本公式が覚えきれていないのだが、なんとなく分かる部分は聞いていると随分面白く感じる。

3限:ロシア語基礎A
3週間ぶりの講義。キリル文字がなぜ「キリル」なのか、キリル文字の前身たるグラゴール文字について、辞書について、ロシア語の発音等々。そういえば610は授業に出る前から辞書を買い込んでいたのだが、この辞書は「上級者」向けで、買った当初から使いづらくてほとんど使っていないのが現状である。携帯に便利なのでロシア語圏に出かけるときには有用だろうが、当分は使う機会もなく「初級版」を新しく買った方が良いかもしれない。まずその前にキリル文字をすべて覚えないといけないのだが…

4限:総合英語(IE)
テキストの精読。先週書いたように日本語版が載っているページで「予習」しているので英文を読むのはずいぶん楽に感じる。

本当はこの後野菜を買いに行こうと思っていたのだが雷雨のため中止。5月に入って3週連続火曜に雨が降っており、4月といえばずぶぬれで都市地理学を受けた19日にレインコート購入を思い立ったのだが、実際この使用頻度は高い。かさばるし重いので持ち運びたくないのだが、雨具なしで自転車をこぐとどうなるかもう一度経験するのはこりごりなのでなかなか手放しで授業に行けない。
昨年8月や今年の1月あたりには1か月くらい雨が降っていなかった記憶があるが、つくばに来てからまだ1月とちょっとしかたっていないのにずいぶん雨の日が多い。

放課後:帰宅してブログ更新:入浴:夕食を済ませてバイオeカフェへ(バスで)
男性は一般的に薬指より人差し指の長さが短く、女性は両方の指に長さの変化はあまり見られないそうなのだが、610はというと大体同じくらいの長さである。自分の行動や趣味や服装を振り返ると「女性的」要素が微塵も見られないことから、まあ誤差の範囲内だろう。
アンドロゲンやエストロゲンといったホルモンが性行動を支配していて、いわゆる「絆」にもオキシトシンというホルモンが関わっている(このホルモンは海外ではその辺の店で売られている!)と言われると、例えば誰かを好きになったりすることもただホルモンの捜査を受けた結果だとすると素気ない感じもあるのだが、そういった心情的な揺らぎとは独立して生物学(≒行動神経内分泌学)的にこういう話を考えるのは日常的にあまりできないのでとても面白く感じた。

~・~・~

明日は天気も良さそうなので午前中は宝篋山へ出て虫さがしをしたい。ただそうすると忙しくなるので3時起きは必須だ…  続きを読む


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2011年05月16日

若くして死ぬのはかわいそうなの?

4時半起床。やっぱり微積分は「できたところまで書いて提出」するしかなさそうだ。

1限:森林
遺伝子レベルで森林を眺めると、例えば世界遺産に指定されている白神山地のブナよりも、九州の南限に生育するブナの方が遺伝的多様性が高いという。これはブナが日本列島に「北上」する形で進入したからだというのだが、ずいぶんハッとさせられる。

2限:社会学への招待
ガンのため33歳で亡くなったフリーライターのドキュメントのビデオを鑑賞。現代人の死に対する態度について考えてもらうためのものだそうで・・・このことについては後程詳述したいな・・・なんとなく追記に載せますビデオの放映時間は授業時間を上回っていて、後で行われるクラス代表の会議時間を1時間ほど勘違いしていたせいで見ることができなかったorz


昼休みに部屋に戻って午後の授業の準備。

3限:クラス代表者会議
雙峰祭の学類代表者を出してほしいとのことでなるべく1年生にやってもらいたいそうだが、生物の1年生は他学類に比べて「忙しい」ことで有名らしく、他学類の人がいるのならわざわざ忙しい(特に2学期は「物理学実験」が恐ろしいそうだ)私たちからいけにえを捧げなくてもいいではないかというのが話の流れだったが、どうしても1名は必要らしい。さて立候補者は出現するのかしら…

4~6限:地球学実験
待ってました地形図! 今日は断面図や分水嶺・谷を書き込んだり空中写真を見ながら河岸段丘の段丘崖判別を行ったが、生物1年のうちでもっとも地形図保有枚数の多い(と勝手に自負している)610でも歯が立たないのは「立体視」。浮き上がるように絵が見えてくる3Dアートは見ることができるのに、いまだかつて航空写真の立体視ができたためしがない。取り上げられていたのが何度も見たことのある片品川だったので立体視ができなくても地形の様子は分かるのだが、実体鏡(立体視ができる装置)を使って見てしまうと目の使い方がへたくそだなあとつくづく実感させられる。練習すれば見えるようになるのかなあ・・・

~・~・~

明日の放課後はたびてつのミーティングを欠席してバイオeカフェに行ってきます。
タイトルは「ホルモンで変わる脳と絆~恋はドーパミン、では愛は…?~」楽しみですなあ・・・うふふ❤  続きを読む


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2011年05月15日

お疲れの様子

今朝は4時半起床。この時間ですでに外が明るいとうれしくなる。
結局朝から宝篋山へ出かけることなく微積のレポートに苦戦。できているのか分からないが一問解くことができたので完成度は50%に上昇するも、残り一問がなんとなく解けそうで、もう一つは???という状態。とりあえず提出点だけは確保しておきたいのでこのまま出してもいいのだが・・・期限は明日なのでもう少し粘ろう。

ここ最近「煮魚」が密かなブームなのだが、今の調理設備のままでは大きな問題を超えることができない。鍋が小さすぎることと、煮魚を入れられる皿が無いことだ。
鍋は要領1.5Lの片手鍋で、カワハギがぎりぎり入らない程度の直径である。ちなみに魚肉は破格で手に入れることができ、今まで普通に料理してきた魚たちはたいてい半額で購入してきたものであり(高くて300円程度)、確認した中での最安値は15円である。どういうことかというと賞味期限がその日になっていたり切り身として売り辛いあらの部分だったりするから安く入手できるわけで、冷凍しておけば賞味期限はあまり関係ないし食べづらさを無視すれば品質は切り身とさほど変わらないので610はいつしか定価で魚肉を買うことができなくなってしまった。そんな魚介類のサイズが小さいわけではなく、あらなどは塊のようなもので今の鍋では満足に調理することが難しい。カワハギや鰈の煮付けを作るときにはせいぜい生姜を入れておけばいいが(実はまだ入れたことは無いが)、ぶりのあらとなるとなんとなく大根を入れておきたく、前回チャレンジした時は鍋の容量の限界に迫る勢いだったので吹きこぼれないか非常にハラハラさせられたものだ。
また、鍋が一つしかないと煮魚の次に味噌汁を作ったり、あるいは味噌汁を作った後に煮魚を作ることができなくなる。いや、できないわけではないが前者の場合は鍋を洗って再び水を張る作業や、後者の場合は味噌汁を数杯分作ることになるのだからどうしても1回の食事で飲み干すことができなかったりする関係で「出来立てを同時にいただく」チャンスがグッと減ってしまう。そういうわけで味噌漉しを手に入れておいしい味噌汁を作れるようになってからなかなか味噌汁を作れなくなってしまっている。なんだかここでは肉の優先順位が高くなっていて自分でも矛盾しているような気がしているのだが、パッと思い浮かばない無意識の次元で何らかの理由付けがされていて味噌汁の優先度が落ちてしまったらしい。

そしてその煮付けを盛る皿はあるといえば1つ持ち込んではいるのだが、多くの場合(ほとんど味付けのない)野菜炒めも同時並行で作っており、1回で食べる量が魚肉と違って狂っているのでこちらも大皿が必須であり、しばしば皿の奪い合いが生じる。今までは煮魚がその大きさと煮汁の介入を経て勝ち続けていて野菜たちはどんぶりで甘んじているのだが、肉なしでも生きていかれそうな610としては野菜たちも大皿で盛ってあげたい。

長々と書いてきたが、要するに大きい鍋と皿が必要となったので、昨晩実はムネアカセンチコガネを拾った後にホームセンターへ探しに行ってみたのだが・・・すでに閉店していた。月曜は6限まで授業が入っていて煮魚を作っている余裕はあまりなさそうなので日曜のうちにぶりのあら煮を作っておきたいが、おそらくあのボリュームだと鍋の限界を超えてしまっているだろう。
というわけで朝から出かけないで自宅レポート&買い物を選択したのだ。

ホームセンターでは鍋・皿・落し蓋を購入。開店時間上そのあとに100均に寄ることになったが、皿はこちらで買った方が安上がりだった…その代わりになるのか分からないが自転車の「リアキャリア」を予算210円で製作することに成功。バスケットを両面テープ×6で留めただけだが簡単に取り外しできるのが強みで、これから移動が楽チンになりそうだ。

それからやどけん主催の里山散策に参加。メンバーは自分含めて3名で、会長astro氏の運転により宝篋山へ連れて行ってもらうのだが、自転車でいつも2~30分かけていくところをすいすいと10分程度でついてしまって便利さを痛感。ただし着いたところはいつも散策に訪れているところとは違い、滞在時間も短かったことからウェーダーの出番はなし。昆虫はいつも見慣れているものが多かったが、クロスジギンヤンマやアオバセセリ等刺激的な奴らが出始めている。クロスジは2度も採集のチャンスがあったのにいずれも空振りしてしまってタイムオーバーorz 結局採集したのはシマゲンゴロウ・ベニカミキリ・カラスアゲハのみ。






大学に戻ってきてからはクロスジに逃げられた憂さ晴らしをすべくA・H各池を探ってみたものの姿は見えず。奇妙なことにイトトンボしかいないのだが、どうしてだろう…

帰宅したのが大体15時前だったが、その後17時まで昼寝。思うに木曜の体力測定での疲労がいまだに抜けていないようで、どうも元気が出ない。目覚めて風呂に直行したが、営業開始直後の浴室内の雰囲気は非常に好ましい。今日の夕飯は「鰤と大根・人参のあら煮 舞茸・青梗菜・もやし炒め 大根・茄子・舞茸の味噌汁」だ。

~・~・~

まだまだ悪あがきは続けるが、結局微積のレポートは未完のまま提出することになりそう…
あと諸外国語の自学もやらないと…でも今日は早く寝たいなあ…  続きを読む


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2011年05月14日

虫探しに行かないオフがあってもよい

疲れていたせいもあり5時半起床。7時ぐらいから地球学実験のレポートを作り始めて3時間半ほどで完成。部屋にプリンタが無く、印刷しに行くのが面倒という理由で「手書き」で仕上げたのだが、そういえば今のところレポートはタンポポの散布図以外は手書きで作っている気がする。
レポートが終わったので自転車の洗車。共用棟の裏に洗車にうってつけのホースが置いてあり(洗車以外に用途が思いつかない)一通り汚れを落として放置し、乾くのを待つ。ここはウェーダーの洗浄にも使えそうだ。
この間に微積分のレポートに取り掛かるも・・・何をどうすればいいのかさっぱり分からず、ネットで調べても4分の1しか仕上げられない。こうなったら図書館へ出向くか。やどけんの活動で明日里山散策に行くことにしたので、今日は出かけなくてもいいかな・・・と気が変わる。

昼食後干しておいた自転車の整備。自転車整備道具が少なすぎて、例えばチェーンの洗浄やギアの分解ができないのだがありったけのツールでメンテナンスを行う。



終了したのが14時前。スンクスの参考webページに目を通してから図書館へ。その名も『スンクス』という本が参考文献に上げられているのだが、なんと修理中で読めない!微積レポートの救いになりそうな本は見つけられず、ロシア語入門の本を借り1時間くらい新聞を読んで結局部屋に戻ってしまう。静かすぎてどうも勉強する気になれない。


~・~・~

明日は宝篋山に行くことになるが、午前中からいようかどうか・・・  続きを読む


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2011年05月13日

懲らしめるための節電

普段とは質の違う眠気があり4時起床。徳レポについては結局100%納得できるわけではないが今の状況を打破できるだけのアイデアが思いつかないので妥協するしかない。

1限:英語基礎(PE)
音声データをもらえるというのにUSBを忘れてしまいFM君から借りて何とかやりきる。ほかにもPCに直接保存しておいてサテライト室(PCが24時間利用可能な部屋)で取り出すという方法もできそうだったのでテストしてみることに。

2限:人間工学
人体計測のデータを集めている2つのサイトの紹介。
そのうち車は運転する場所で無くなり(≒つながっていない新幹線)「車内販売Car」が車のわきを追い越していくような世界を先生は想像されているようだ。
それと、ちらっと名簿を紹介したのだが(一応芸術専門学群開講の授業である)、医学1年生の多いこと! 生物1年で乗り込んでいるのは610だけだが、上級生は数名いるらしい。もっとも最前列で聞いているので後ろの人のことなど何も分からないのだが…

3限:生化学概論
タンパク質・酵素について。高校で習った「鍵と鍵穴の関係」のアイデアが塗り替えられていることが収穫だったが・・・ずいぶん長い間寝てしまった・・・

4~6限:基礎生物学実験
「スンクスの社会行動」について。スンクスとは和名「ジャコウネズミ」の属名で、今日はひたすら行動観察。スンクスは原始的な哺乳類で発情及び排卵周期のない「交尾刺激排卵動物」と言われているらしく、その配偶行動パターンが我々ヒトが当たり前と思い込んでいるものと全くかけ離れているということになっている。交尾は配偶行動の通過点に過ぎず、性別関係なく同種他個体に出会うとほぼパターン通りの行動を行うことを説明されてから、目の前に設置された水槽にスンクスを雌雄1匹ずつ入れ配偶行動を観察。610の班では大体15分後に交尾を済ませ(数秒の出来事)、それから♂が♀にかみつく「八つ当たり」を始めたのだが、通常♂は♀を流血させるほど強く噛んだりしないのに目の前の♀のしっぽが赤く染まっている!これには先生も驚いていて♀を飼育ゲージに戻してしまい実験終了。一連の流れが観察できたのでラッキーだったのかもしれないが、隣のところでは♂のやる気がまったくなくいつまでたっても交尾行動を起こさず、とはいっても雌雄寄り添っていたりしたが、他の♂を追加したところで元の♂の態度が一変。何かに目覚めてしまったらしく♂に交尾しようとしている!その様子があまりに滑稽だったのでしばらく見ていたが、最終的に♀に交尾して一応の目的は達成され、610も見届けてから実験室を後にする。この性別にとらわれない配偶行動を社会的に考察しなければいけないが、浪人時代ヒト限定でその手の本を読んだことが少しは役に立つかもしれない。

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放課後:夕飯には昨日作った鰈の煮付けのほかに、野菜炒めとシジミの味噌汁。鰈は味がしなさすぎてさすがの私でも少々物足りない。
神輿の方は・・・制作を放棄!時間的にも場所的にも厳しいみたいでどうしようもなかったそうだ。これで早寝に関しては安心できるが、基本的に神輿制作は新入生限定のイベントなのでその機会が無くなってしまったのは残念。

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予報では天気が良くなるみたいだが、今は予報とは打って変わって雨…火曜からずいぶん長い間降っていて不愉快極まりない。梅雨入りする前から雨が多いとこの先も自転車使って移動するのに苦労しそうで今から考えるのも嫌だ。
明日は宝篋山へ行こうと思っていたが、雨かなあ・・・まあそうしたらレポート作りに時間がさけて好都合だが、自転車をきれいにしてもすぐ汚れちゃうのがなあ・・・  


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)

2011年05月12日

しいたけは私たちの仲間です!

昨晩は風邪薬を飲んで寝たので、今朝は4時半と遅い起床になったが調子はだいぶ回復した。
木・金と授業が詰まっていて夕食を作る時間が取れそうもないので朝のうちから小松菜(冷蔵庫に1週間放置!)やジャガイモを茹でたり「鰈の煮付け」を作っておく。これは2切れあるので今日と明日の夕食用に回せばひとまずおかずは確保できる。
徳レポは峠を越えたのだがここにきて根本的な疑問にぶつかってしまう。最悪このまま出してもいいのだが、レポート内での「流れ」がずいぶんおかしい…

1限:体育
体育館(武道館)にて体力測定。昨日の転倒で尾てい骨を痛めた影響で立ち幅跳びや反復横跳び・上体起しが何とも情けない結果に…早めに終わったのでいったん宿舎に戻って邪魔な道具を置いてくるが、着替えはせず「私服」で過ごしてみることに。

2限:ロシア語基礎B
4年の受講生がゼミで来られらなくなり、木曜は先生1名に対して生徒2名の超少人数で臨むことになりそうだ。
単語を一つずつ聞き取るのはまだ易しい段階なので無理が無いのだが・・・

Где твой паспорт? あなたのパスポートはどこなの?
グヂエ トゥヴォイ パスパルト?

という具合になるとネイティブの発音についていけなくなる。 ただけっこう頭に音の印象が頭に残っているのが英語の学び始めのころとは違う気がする。

昼休み:布団のシーツを取り換え昼食。

3限:異文化と英語
Every member should speak about "Japanese Pop culture and High culture" this term,but I didn't prepare, so I broke;;
要するに英語で「日本の伝統文化とアニメのような文化について2分間英語で話せ」というわけなのだが、前回の授業の説明の際610は”指名された人がやるんだろうな”と推測していたのでまったく予習をしてこず、ポップカルチャーのスピーチの際に破滅してしまった(というより何も話せない!)。日本語ですら満足に話せない人が準備なしで外国語を話せたら今頃私は日本を発っているかもしれないが、やはり無力な状態で過ごすのは情けない。
予習しないと…

4限:遺伝学概論
DNA複製の基本的な仕組みについて。図説にも載っている既習事項なのだが「なんとなく知っているけど説明できない」レベルの内容で、試験もさっきみたいになめてかかると炎上しかねない。

5限:分類学概論
生物オリンピック対策で読んだ『キャンベル生物学』の図に「ヒトとキノコが近縁であることを示す図」が載っていて非常に奇妙だったのだが、スーパーグループという概念の中では菌類が植物よりヒトと近縁であるらしいことを聞いてなんとなく理解するがいまいちパッとしない。
そしてふと、私は将来生態系方面よりかは分類系に進んだ方が(能力的に)合っている気がした。

6限:なし
夕食・入浴を済ませ「21時帰宅」に備えて万全の態勢を帰す予定だったが、神輿のミーティングは中止に。
遺伝の授業前、高校の同期で野球部に所属していた(形式上高校では「後輩」だった)A君から「生物学類の神輿は作らなくなったらしい」と聞いていたのだが・・・本当にそうなのか?私としては姿と作業内容が一致しそうで(生活習慣が乱されるとはいえ)楽しみだったのでそうなってしまったら残念だが…どうなるのかなあ

放課後:ということで神輿作りが無くなったが、スケジュール上神輿制作を想定していたのでとっとと夕食を済ませ、風呂に入る前に買い物へ行ってこようかと考えている。相変わらず雨が降り続いていて行く気が起こらないのだが、今のうちに行っておけば土日の活動時間が延びる。朝は徳レポ対策をあまりできなかったが、21時まで作業ができそうで安心。

で買い物に行ってきたが、雨の日は面倒が重なって時間が…

~・~・~

明日でひとまず徳レポを提出するが、また月曜までに微積・地球学実験のレポートを完成させねばならないし、新たな生物のレポートも課される。スンクスというネズミの行動をひたすら観察するみたいだが…
神輿はどうなるのかしら???  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)