2012年04月30日

住居者は増える一方

今朝はのんびりしたくて7時起床。休みの日に出かけると部屋のエントロピーが増す一方なのだが、今日は生憎曇りがちで早々宝篋山へ出かける意欲が湧かなかったのでこれの収束作業に取り掛かる。それからロシア語の勉強をしたりカエルや鳥の鳴き声、姿を調べてから宝篋山へ・・・
新入生はY君一名と寂しいのだが、今回は109氏も同行。



集団でいると、不思議と登山客に対する嫌気が引いていく。こういう時に「旬の虫情報」を語るのは随分楽しいものだ。やどけんご用達の田んぼでは、石をひっくり返してミイデラゴミムシを発見。意外かもしれないが610はこれが初見で、見つけた時のテンションの昂ぶりはなかなかのものであった。それから写真のギンイチモンジセセリをKさんが発見。翅を開いてしまっているので「一文字」はうまくご覧いただけなかったようで残念。この田んぼを使っている(?)方がやってきてやどけんHPの更新を催促され、その後オオスズメバチの女王を採集。昨日採り逃がしていたのでリベンジを果たせたのだが、それにしても大きい。タッパーに移し替えるのに一苦労したが、オオスズメの女王はもらったことはあるが捕まえたのは初めてかもしれない。



それから沢の方へ移動して、来る可能性は少ないがムカシトンボを探す。ついでに見つかるはずのヒメクロサナエもろとも発見できなかったのは残念だが、サークルでこういう所にきて色々な生き物を探して過ごせるのはとてもうれしいことだ。

~・~・~

明日は火曜日ですが木曜授業。また午前中が休講となるので、宝篋山でサラサヤンマ観察をするか、天気が良くなければ勉強に充てる予定。実験では植物採集に出かけるので非常に楽しみです。  続きを読む

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2012年04月29日

無に還り刹那に宙返り

5時半起床。およそ1時間後に出発。久々に気温が10℃を下回ったが気にせずツナギを着用。去年全然使わなかったのは何らかの抵抗があったからなのかもしれないが、一冬越してようやく慣れたらしい。そしてこれまた久方ぶりに胴長を持っていく。長靴を履いていれば沢登りはできるのだが、きちんと撮影しようと思うとこれが無いと濡れたり汚れたりするので、邪魔ではあるが必須である。



昨日は轢死体を見つけて不運を嘆いていたマイマイカブリが、今朝は元気に歩いていた。大きなカタツムリはすぐ手に入るので飼育するのは簡単なのだが、部屋で飼いたくない。

昨日行けなかったサラサの湿地にまずは向かう。一見雑木林のようだが地面はぬかるみ切っていて、そこここに流れがある。去年初めて来たときに感動した光景を今年も堪能できるのは実にうれしいことで、ここには来る人もいないので独り静かに過ごす時間は至福である。kojeeeさんからサラサの羽化も始まっていそうとの連絡を受けたので、いそうなところに目星をつけて、まずは抜け殻だけでも見つけ出そうと探してみるのだが見つからない。まだ早いのかもしれないなあと思いつつ動き回っているうちに、この先非常に楽しみなスポットを発見。ここはむやみやたらに公開しない方がよい気がする…



うっかり写真を消してしまったのだが、流れの中にはオタマジャクシや正体のよく分からない幼虫が蠢いている。この幼虫、一見イトトンボ型のヤゴに見えるのだが眼のあたりの形態がどことなくトンボらしくない。近くで羽化したばかりのカゲロウがいたので、きっとその幼虫だろう。ちなみに上の写真のムシはカゲロウではなくカワゲラである。系統的には近いのだが、カワゲラの翅の方が構造は複雑である。

ムカシトンボの羽化個体を見つけた時もそうだったが、血眼になって探していても見つからないものは、ふと別のことを考えながら歩いている時突然見えるものである。こうしてサラサヤンマが目に飛び込んできたのであった。



7時半にはここに来ていたので、もう少し発見が早ければ背中が割れているところを見られたかもしれないが、既に逆立ちしていた。何はともあれ、羽化を確認できたのはよかった。近くにほかの個体がいないか探しまわってみたのだが見つからず、サラサの羽化は始まったばかりなのかもしれない。そうこうしているうちに逆立ちも終わってしまい、翅を伸ばす段階に入る。一瞬だけ逆立ちをやめるシーンを目撃できたが結構機敏で驚く。






きっと1か月後にはまたここにきて成熟した彼らを追いかけまわすことになるだろう。

続いて沢に移動してヒメクロサナエの羽化を観察しつつ、高空高速飛行中のムカシトンボを見ることにする。


ニリンソウの奥で抜け殻もろとも侍っているのがお分かりいただけるだろうか









ところがサナエの方はすでに羽化が終わってしまっているようで翅を伸ばして休んでいるものばかり、そして登山道には人があふれかえっている。GWという時期と登山道という場所を考慮するまでもなく、混雑は分かりきっていることなのだが、孤独な観察を好む610には居心地が悪く、ムカシトンボも降りてこないかもしれないなと心配になる。そこで上にのぼるのはやめていつごろ彼らが下りてくるのか確かめようと思っていたのだが・・・時は午前10時7分、沢に降りしムカシトンボを発見。610にはまだ飛んでいる個体の雌雄識別能力が備わっていないのだが、メスならばもう産卵を始めているのだろうか。それなら沢歩きしながら探せるではないかということでなるべく登山道を離れて沢の中を歩いて上り下りするのだが、時おりオスらしき個体が現れては、610の目の前で高空へ飛び立っていく。とてもじゃないが撮影などできそうもなく、網で捕まえるのも至難の業ではないか(今日は捕まえる気はありません)。午前から沢に降りるとはいえ、それは一時的なものなのかもしれない。ならばもう少し待っていなければいけない。
一旦麓に降り立ってみたが胴長で歩き回るのには暑すぎる。それでもちょっとだけ歩いていた時に現れた、飛翔中の何かを素手で捕獲。



な ん だ こ れ は !
ニホンホホビロコメツキモドキだ!
このへんてこな虫は図鑑の中ではよくよく見ていたものの野外で見かけるのは初めて。符節が随分大きくて立派なのはホストのタケに引っ付きやすくするためなのだろう。脛節や腿節についているのはダニのようで、採集した段階ではこれもへんちくりんな装飾の一部かと思っていた。

そして再び沢に入る。すると目の前に何とも気品あふれる生き物が・・・



このヤマカガシはどうしてここでこんなポーズをとっているのだろう。体のくねらせ具合といい、頭のもたげ具合といい、設定場所の光線状態といい、誰かの被写体になるのを待っていたように思いたくもなる。もっと格好良く魅せるアングルを見いだせないところが610の限界ではあるが、一つ言い訳を許してもらえば、撮影直後に後ろから登山者がやってきてしまいヤマカガシの撮影会は数秒しか開催されなかったのである。
昨日の個体よりかは若干小さいが、宝篋山では一番遭遇回数の多いヘビである。

それから沢のある場所にて座りながらムカシトンボを待つ。ぬかるんでいる場所でも平気で座っていられるのも胴長の利点である。オスはだいたい7~15分おきに下流からやってきては産卵に適した場所を凝視し、メスがいないかチェックして上流へ去ってゆく。この逆の流れもあるにはあるが、610を見つけて引き返していったような印象があるので、パトロールは基本的には一方通行なのかもしれない。先ほどとは打って変わって近づいても動じることなく、一定のスピードでゆっくり飛びつつ、時折ホバリングを披露する。止まっているトンボの撮影ならそれなりに経験してきた610だが、飛翔写真は大の苦手である。まだまだ鍛錬の余地がある。
また一匹ムカシトンボがやってきた。いつものように水際のコケを凝視し、メスのチェックをしているはずなのだが様子がおかしい。飛び去らずにそこに止まってはいないだろうか。立ち上がった610の目の前にいたのはなんとメスだった!



これを見るためにここで待っていたのだ!
はるか昔から細々と営みつづけられている儀式!
場所が場所だけになかなか近づくこともできず、しかもすぐに上流へ飛び去ってしまったので「証拠写真」を撮るだけで精いっぱいであったが、今年も産卵を見られたのは非常にうれしい。撮影すること自体は羽化に次いで難易度は低い(?)産卵シーンだが、その場に立ち会えて、しかもオスに連れ去られないだけの運が無ければいけない。ここでしばらくメスがかた帰ってこないか待っていたのだが気配は感じられず、陽も弱くなってきたので帰宅を決意したのは15時手前。この時期はありとあらゆる生き物が同時多発的に出現するので身体一つでは足りないことを切に実感。

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明日はやどけんの新歓企画のシメとして「ムカシトンボ観察」を行う予定ですが・・・有ろうことか午後は曇り空。メンバーや新入生には飛んでいる姿を是非とも見ていただきたいところですが、ムカシトンボは曇ると飛ばない頑固者ですからね…せめて静止姿だけでも拝みたいものです。  続きを読む

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2012年04月28日

観察対象は虫だけにとどまらない

今朝は2:57ころに目が覚める。しばらく体験していなかった清々しい思いとは裏腹に、ここ数日(いや数週間かも)懸念していることが頭を悩ませる。思い違いであることを切に祈りたいし、経験上そんな気もするのだが、もしこれが「予想通り」なら精神的に死ぬことは避けられない… しかしながら、朝早くから頭もさえて部屋の片づけをしたり勉強ができるのは至福のひと時である。
久々にニコニコ動画を観ているうちにロシア音楽を探し始める。「これは」と思えるものはそう簡単に見つからないのだが、やはりВитасのこの曲、というかPVは郷愁を誘う。特に荷馬車に載っている辺りは堪らない。

木曜から大学に駐輪してあるantを回収しにゆき、植物園散策へ向かう。新入生はゼロ(Tateさんの友人1名)なのはご愛嬌(?)なのだが、やはり植物園だと他の予定を優先したくなるものだろうか。


写真こそ一の矢で撮影したが、アカスジキンカメムシ幼虫はちらほらと見かける。


ケバエや名前のよく分からないハナアブが交尾していたり…


コミミズクがいたり…


アミガサタケ三兄弟が登場していたり…


セモンジンガサハムシ(orセモンカメノコハムシ)が交尾していた。
それにしてもケバエが多く、いたるところで湧いていた。高校入学以来、毎年この時期の風物詩でもある。
やどけんでは植物園で見られる鳥類を調査していて、およそ1か月ごとに掲示板を更新する必要があるということは去年聞いたような気もするが、最近サボっていたそうなので鳥見も同時並行で行われる。水鳥が不調だったが、生まれて初めてキツツキ(コゲラ)を見ることができたのは嬉しい収穫であった。610は野鳥の宝庫たる六郷で長年生活を送ってきたというのにあまりに鳥に無知だった反省を込めて、少しずつ身の回りの鳥の名前(と鳴き声)を覚えようと試みているのだが、そう簡単にはいかない。

昼食を食べに行くメンバーと別れ、個人的宝篋山訪問を開始。朝は曇っていて寒く天気予報通りになるとは思えなかったのだが、このころになると良い天気になった。ひょっとしたらムカシトンボも期待できるかもしれない。当初は湿地に突撃する予定だったが沢登りに変更。



目の前にトンボを認めて「おお!」となったのは良いが、これがムカシトンボでないことは一瞬で明らかになってしまう。翅をたたまず拡げたままにしているのはヒメクロサナエ。去年も1個体だけ採集しているが、そうか今年は羽化も狙える。それにしてもやたら羽化しているようで沢を上り詰めていくたびにちらほら目に入る。






ムカシトンボを確実に観るのであれば、自分が探しに出向く必要は無い。程よい場所で待っていれば自分から飛んできてくれる。そうして待ってはいるのだが、やはり来る気配がしない。若干時間も遅かったし、まだ早かったのかもしれない。それに今朝は寒かったし曇っていたから活動のスイッチが入っていないのかもしれない。また明日じっくり観察してみることにしよう。
そしてギンイチモンジのポイントへ移動しようとしたら、ツマグロヒョウモンとともにやどけんのKさんとは別のKさんらしき方が網を片手にたたずんでいる。私はあまり面識がないのでどことなく気まずい気分であったが、とくに挨拶することもなくすれ違ってしまう。





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ヘビが枯草の山の中へ逃げていく瞬間を610は見逃さなかった。木曜日に一度逃げられているのでここは是非とも捕まえたいところ、尻尾だけしか見えなかったので青大将かしらと思ってよく見たら赤い斑点が! 今季初ヘビはヤマカガシとなった。 これがジムグリorヒバカリなら本気で飼育を検討したところだが、ヤマカガシは一応毒蛇なので知事の許可をもらわないと飼育できない。かなり乱暴に取り押さえたのに牙をむくこともなく、きょとんとした目つきで舌をちらつかせている様は何ともかわいらしいものだが、撮影後解放。直ちにやぶの中へと消えて行ったのであった・・・




表面裏面ともにヤマトシジミよりも明るく、だけどルリシジミよりは小さく見えるシジミチョウがチラチラと飛んでいるのだが、止まったところを見てみるとツバメシジミ。後翅の紅いアクセントが目を引くばかりでなく、両翅をすり合わせるようにして動かしている時にわずかにこぼれる青色の輝きがまたえも言わず美しい。もう少し近くで撮影したかったのだがすぐに逃げられてしまった。

アオオサムシがつぶされるのは仕方ないとは思えども、マイマイカブリがぺっちゃんこになっているとその非運を嘆きたくなる。そんな死骸を尻目に帰宅すると両眼がかゆいこと! 鼻炎薬を服用しているので鼻づまりは幾分か解消されるのだが、眼への攻撃、そして咳には効き目がない。咳のしすぎで喉と腹筋が痛くなるのはなかなか苦しいものである。

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明日はやどけんの釣り企画に参加する予定でしたが、そちらをキャンセルして宝篋山で観察三昧の一日を過ごそうと考えています。ヒメクロサナエの羽化、高空を飛びまわるムカシトンボの発見、ヘビ類の探索、サンショウウオ篩い、鳥見、等々できたらいいのだが、そんな余裕(特に体力)はあるのだろうか・・・  

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2012年04月27日

観察した果実は処理しなければなりません

6時起床。最近目覚めはもっと早くなっているのだが、布団の中でグダグダしてしまう。

1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の排泄と呼吸系についての解説。昆虫が糞をエサとして食べないのにはわけがあり、糞にはスクロースが全然含まれていない、つまり栄養が無いと認識して食べないようにしているということ、アゲハチョウは蛹の時の代謝産物である蛹便に含まれている窒素分を、鱗粉の色素に再利用していることについては驚きの新発見をしたような気分である。呼吸系のことは動物生理学や昆虫学でやったことの繰り返しであったがより踏み込んだ内容で、とくにナベブタムシのプラストロン構造についての解説はなるほどと為になる。
全く昆虫好きにとっては楽しくてたまらない授業のようだが、そうでない人にはそこまで興味をそそられる内容ではないのかもしれないなあ・・・まあそれはそれでいいのだが。

2限 植物系統分類学Ⅰ
今回から担当の先生が変わり、藻類の各分類群についての詳細を見ていくことになる。まず共生説のいきさつと灰色植物(原始的な共生藻類)についての説明が始まるのだが、前回担当の先生より英語は理解しやすく思えた。灰色植物の体内にある葉緑体は、かつてシアノバクテリアとして存在していたころの形質を程よく残しているのだが、それが現生まで生きながらえているということは不思議に感じる。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
果実の観察を行う。普段何も意識しないで切ってしまう果物や野菜でも、切り方を変えてみるだけで見たこともない形態が浮かび上がってくるのはとても新鮮である。バナナなんて皮をむいたらそのまま身を食べてしまいがちだが、これを縦方向に切るとめしべの痕跡を中心として子房が取り囲み、これまた痕跡的な種子が多数配列しているのがよく分かるし、何気なくかじっているりんごの周辺部分は実は「茎」であったりするなど、普段意識していないことが見えると途端に面白くなる(その前がつまらない、という意味は含まれていない)。今後、果物を食べるときはいちいちバラしてみることになりそうだ。
スケッチを仕上げた後のまったりした時間はこれぞ生物学類生冥利に尽きるというものだったのだが、その詳細はネット上に晒すわけにはいきません(´Д`)

6限 文化人類学概論A
アメリカの文化人類学についての解説。『菊と刀』はそのうち読んでみたいなあ・・・

放課後 
写真部の見学に行こうと思ったのだが面倒になり帰宅。やはり雨だと外出は必要最低限に抑えたくなる。この時期になるとヤリイカが非常に安くなるのだが、このボイルしたものにからし酢味噌を付けて食べると非常においしい。昨年11月ごろから焼き魚が夕飯の主菜であったが、しばらくはイカに切り替えても良いかもしれない。

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明日はやどけんの新歓活動と、自身の課題消化も兼ねて植物園に行ってきます。時間があればその後宝篋山に向かい、ムカシトンボ探しをするつもりです。  続きを読む

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2012年04月26日

Скора грамьту забудешь!

5:30起床。1年ぶりにツナギにそでを通し、およそ1時間後に宝篋山に向けて出発。田んぼに水入れが始まったようで、寒々としていた光景が春らしくなってきたと同時に、宝篋山の木々も芽吹き始めており、遠目から見ても清々しい気分になれる。曇ってさえいなければ・・・
まずは去年ギンイチモンジセセリを見た場所に行ってみたのだが、いる気配がない。まだ発生していないのか、それとも曇っていてどこかに潜んでいるだけなのか・・・
水の入った田んぼには見覚えのあるヒルがいる。しかしながら日曜に見つけたものとは色合いが違い、かつて川越の用水路で見つけたものと酷似している。これはウマビルであろう。虫を探しに来ているのに環形動物を採集してしまうあたり、生物学類の定めかもしれない。
ムカシトンボのいた沢では、どこかで成虫が翅を休めていないか探してみるも、そう簡単には見つかるわけもない。羽化後成熟するために山の上の方へ飛んでいき、成熟すると沢へ降りてくるようなのだが、やはり独特の姿勢で止まっているムカシトンボを一度は見てみたい。
後の実験ではコケの観察をするので、それらしきものをいくつかむしっておく。
沢を登ってコケを探していると、見慣れぬものが視界に入る。



一見してホンドタヌキのようだが、過去に見たことのある死骸よりも毛色が明るい。死後何日たっているのかは分からないが、眼球は無くなっているようで、そのそばにヨツボシモンシデムシがいた。この場所は登山道からアプローチするのが難しいのでしばらくこのまま放置されているかもしれない。そうしたら30日に回収に来られるかもしれないなあ…



よく見かけるが名前のわからないこの植物、調べてみればカントウマムシグサのようだ。



よく道路を全力で歩いているこの毛玉みたいな毛虫の正体を610は知らない。この虫についてはやどけんでも以前話題に上ったこともあり、飼育し成虫の姿を確かめてみることにする。

一旦帰宅して買い物へ行く。夜は雨が降るようなので今のうちに行ってしまう。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
上に書いたようにコケの観察を行う。コケ植物は種子植物やシダ植物と比べて随分体制が異なっていて、普段よく見るコケの姿は単相体(n)であるし、維管束もない。



そんなコケ植物の中には「葉」を持っているものがあるが、もちろんこれの起源は種子・シダ植物とは違う。随分薄い葉っぱだなあと思ってみたら何と細胞が1層しかなかったりする。

6限 ヨーロッパ文化圏の言語と文化ⅣA
絶対に覚えておかねばならない自己紹介のフレーズと、露文和約を行う。格変化は表を使って暗記してきたが、それを実際の文章の中でどう活用し、そしてどう訳していくかという訓練は今まで受けてきていないので、解説を聞いていると非常にためになる。そして辞書の引き方がまだまだ未熟であったことが分かってくる。ктоとかчегоとか書いてあるのだがこの読み取り方もなんとなく把握。

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明日は放課後時間があったらあるサークルの「新歓活動」に参加してみようかなと考えています。  

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2012年04月25日

花見は生物の進化を遡る

5:30起床。昨日書いた通り今日は自転車のタイヤ交換をするため宝篋山には出向けない。その代わりとして宿舎周辺を散歩することにし、植物見本園に向かう。近くでキジが鳴いたので探してみると、ツツジの向こうで屹立していた。



しばらく追いかけてみたがこれ以上近寄ることができず断念。それからしばらく付近をフラフラしていたが、シジュウカラがやかましく鳴いている現場に遭遇。



鳥に疎い610がシジュウカラを「見える」ようになったのはつい最近のことなのだが、なかなかかわいらしい。ただ近寄るのはキジ以上に難しい。



ネコが610をにらんでいる。残念ながらお近づきにはなれなかった。

その後二度寝をしたりアラビア語の勉強をしたりしてからつくば駅へ出て、サイクルベースあさひ目指して歩いていく。ところが道を間違えてかなり無駄に歩いてしまい、到着までに40分もかけてしまった。タイヤが14インチと小さいant用のタイヤは「子ども用」として売っているもので妥協するしかないのだが、チューブが売っていない。ホームセンターにあるものでは規格が違っており(米式バルブのチューブは一般店には無い、しかも14インチとなるとなおさら…)、これはネットで買うか今あるのを騙しだまし使うしかない。
予想以上の無駄足により、パンク修理をするまでの時間が確保できない。前輪から古いタイヤを取り外し、歩いて教室へ向かう。

3限 動物系統分類学Ⅰ
「動物とは何か?」という話から始まり、各系統群の説明が行われる。「魚類」「爬虫類」という我々が慣れ親しんでいる分類区分は厳密には「間違った」方法であることはなかなか不思議でもあり、そこに分類学の限界が現れているようにも思える。それはそうと、H先生の花見談義は非常に愉快であった。しらふなヒトは酔い始めるとゆらゆらし始め(←脊椎の喪失)、気が付いたら横になっており(←軟体動物化)、食べ物の入り口と出口が一つとなり(←クラゲ化)、そして泥のようになる(「原始のスープ」)。これは今後の飲み会ではやること請け合いであり、610はきっと33R会にこのネタを持ち込むことになろう。

4限 専門英語AⅠ
最終的には英語の文献を読んでプレゼンをすることになるそうだが、この1週間で「自分で英語の論文を見つけられるか」「それとも先生が出す課題を使うか」猶予が与えられる。610は文句なしにガロアムシ語りを展開することが決まったのだが、果たして自分の読解力に堪えうる論文は見つけられるだろうか。
それだけアナウンスして授業が終わるのもいけないということで、ナメクジウオについて書かれた英文を20分で読み、その内容を質問し合う授業が行われる。ロシア語ラテン語アラビア語にかまけていて英語をすっかり勉強していないせいか、読めるには読めるが意味を把握できず質問の流れに入っていけない。英語はほかの言語と違ってかなりの「キャリア」があるのは分かっているが、これだけはそこに甘んじていてはいられない。調べ物をするときにでも読む習慣をつけなければいけないのだが…

5限 パンク修理
授業後、持ち込んだツチハンミョウを先生に見せたり、4クラ民と談話してから部屋に戻ってパンク修理。新しいタイヤを嵌め込む作業は物理的に非常に大変。こうしてantは(仮)復活を遂げ、何とか宝篋山観察に行ける体制が整った。あとはチューブも用意すれば万が一パンクしたとしてもその場でのチューブ交換で済ませることができる。
antを使って大学に向かい、島根大学の公開臨海実習に申し込む書類を用意する。これは他大学向けの臨海実習で、2年生以上の大学生なら基本的に誰でも申し込みができる。なぜ610がこれに参加しようと考えているかというと、隠岐の島に行かれるからといことが主たる理由である。しかも実習の費用は6,000円程度と、個人旅行で滞在するのに比べてずっと安く寝泊まりできるのだ。もちろんつくばから隠岐に行くまでの交通費はかさむのだが、そこは四日市への帰省をうまく織り込めたら楽かもしれないし、当然18きっぷを使うことになろう。まだ実習に参加できるかは分からないが、何とも楽しみなものだ。 万が一これがダメなら北大の臨海実習に出向くかもしれない(これは厚岸で行われる)。
ちなみに隠岐の実習は生物チャレンジとは被っておらず、その代わり集中授業と被ってしまっているが、それは切っても耐えられる部類のものなので救われる思いだ。

6限 アラビア語基礎
小テストの後自己紹介。シリアのネイティブ、インドネシアからやってきた学類生や、パキスタンのハーフの人なども混ざっていて何とも国際性豊かな参加者相である。その自己紹介を聞いていてふと思ったのだが、610は半ば道楽でいろんな国の言語に手を出している。言語力の上達に伴って、土地の人がそこにいる昆虫とどうかかわっていくかが見えてくるのではないか。比較昆虫文化学誕生の瞬間である。文化昆虫学自体は(マイナーではあるが)それなりに研究もされている分野であるが、恐らく言語レベルで深く洞察を重ねている研究は無いのではないか。英語を除いて語学と昆虫の勉強は別物だと思っていたが、こういう気違いじみたこともやろうと思えばできるかもしれない。そう考えると学術的に使える英語と世界一広いロシア語と20か国以上にまたがるアラビア語のほかには、スペイン語を抑えておく意味はあると思われる。まあ来年度は時間割が全く把握できないし、そもそも実験をどうするのかも併せると悩みのタネは尽きないのだが・・・

放課後 発送作業
保護者向けに大学の同窓会の冊子を封筒につめる作業を行い、それからやどけん部室へ立ち寄る。Kさんの「渡良瀬みやげ」の豪華さに驚く。これは羨ましいですねえ・・・

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今日行けなかった宝篋山散策は、多分明日行くことになります。天気が悪いようで残念ですが…  

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2012年04月24日

この時期は徒歩通学の方がいいかも

5時起床。昨日今日と目覚めが快適で、朝からしっかり勉強ができるのは至福である。1限に控える動物生態学小テスト対策と、6限のロシア語の課題、それからロシア語の勉強を進めていく。しかし朝からいい天気だ。ギンイチモンジセセリも元気に飛び回っているだろう。体育が無いので久々の「手ぶら登校」に挑戦するが、馬が出てきてビックリ。一の矢宿舎の近くには馬場があるのだが、そこからやってきたようだ。
※もちろん馬術部員はいますが

1限 動物生態学Ⅰ
生物を細かく見ていく還元主義、種から上の段階を見通す総合主義の「レベル観」、それから、生物が陸上へ進出したお話し。


2限 ソフトボールが休講のため、部屋に戻って勉強
その前に兵太郎池に寄り道したのだが、ホソミオツネントンボのペアを目撃。これからしばらく池の周りは賑やかになりそうだ。
部屋では『動物分類学の論理』を読み終える。もちろんすべて理解できたわけではないのだが、日本の分類学的研究の現状を、筆者の怒りも交えて叙された6章を見ていると分類学の現状がよく見えてくるように思える(後述あり?)

授業に向かおうとすると、antが横たわっている。またパンクしてしまったようだが、流石に日曜直したばかりなので修理する気が失せる。もうチューブもタイヤも買い替えないとダメなのだろう。

3限 ラテン語初級
文字と発音について。特に後者の詳しい話があったのだがかなり眠くてそれに耐えるのは辛い。

4限 比較文化地理学B
エスニックタウンについて。1年の都市地理学でも聞いた、「中国で悪い人に狙われないための方法」を再び伺う。

5限 部屋に歩いて帰るのだが、その道すがらツチハンミョウとアカスジキンカメムシ幼虫を発見、採集。
ツチハンミョウはやどけんY君の報告もあったので、自分が宿舎にいるうちに見つけられて良かった。



これ、その辺にいる宿舎生に見せたらどんな反応するんだろうなあ・・・

6限 応用ロシア語作文
前回は2名しかいなかった受講者が一気に7名に増える。キリル文字の筆記体の書き方を教わってからдебушки равотает という文章に、自分の知っている構文・単語を次々に書き足していくのだが、610は生憎最後の方に回されてしまったので、ただでさえ語彙が少ないというのに窮地に立たされてしまう。文法を見吸ってしまったことよりも、自分の字の「大胆さ、かつ汚さ」が妙に恥ずかしい。日本語もそうなのだが、丁寧に書けるように練習しないとなあ・・・
授業後、島根大学の臨海実習の案内が出ていたので読んでいたら先生に遭遇し、学生時代に植物分類野外実習に参加されたと仰り去っていた。昨年は1年間ロシアに滞在されていたということも相まって謎多き方である。610にもそのうち、学生時代にアラビア語やロシア語やっていたんだよ、と若い世代に語るときが来るといいのだが…

放課後 たびてつミーティング
旅行の際にしおりを作り、その時ミーティングに参加していたメンバーがメッセージを書くのが定番となっている。新入生にとっては29日の新歓旅行がその初体験となるのだが、こういう時610は虫談義を文字に書き起こす。さっき見たツチハンミョウや、6限に出向く際に拾ったアオオサムシを絵とともに描き散らすのだが、悲しいかな画力不足。輪郭だけでもよいので、短時間できれいな線で描くコツなどがあったらCathyに是非とも教えていただきたいものだ(´Д`) それはさておき、新歓旅行当日はやどけんの活動(or下見)に従事するために参加できない。どうしても一回当たりの交通費の支出量、それと新入生にかかる費用の負担(新入生はタダなのがたびてつ新歓のウリである)が重くのしかかる。やどけんを含めてミーティング後の食事に行かない理由の最たるものが食費の節約、日常的にも外食を滅多にしない610はケチすぎるのかもしれないが、例えば一回の夕食で支払う1,500円で一週間分の食材を賄えることを思うと(実際色々買ってしまってそうはいかないのだが)、1学期に1回位しか参加する気になれない。
そうしてしおりができてからそっと抜け出すのだが、アマガエルの大合唱が道路を隔てた田んぼの方から聞こえてくる。恐らく初鳴きだろう。去年どうだったか覚えていない(それが「アマガエルの声」だということも分からなかった)ので比較ができないのだが、これは遅れているのかなあ・・・

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明日は宝篋山へ行きたかったのですが、自転車のタイヤ交換を優先させた方がよいでしょう。どうせ木曜も休みなのだから…

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51875875.html
人を食べたクマを保護することと「動物愛護」は違うことだと思うのですがね。  続きを読む

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2012年04月23日

重要な定積分

今朝は4時に清々しい目覚めを体験できたが5時までうとうとする。それから土日に対してできなかった課題に取り組む。やはりこの時間帯に勉強するのがいちばん610に合っているように思える。

1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
先週でた総合科目で履修定員に引っかかったので、後ろの授業と教室が同じなこの科目に変更。
日本に漢字が取り込まれたことによる影響の解説の後枕草子の中で漢文の教養が書かれていることが示される。前に『古事記物語』を読んで古事記の大筋をつかむことができたように、中国にも幼学書という、漢籍の中でも有名な部分を抜き出して小さな子でも読めるように編纂されたものがあったという。こういうものがあればぜひとも読んでみたくなるものだ。

2~3限 博物館学Ⅰ
2限では経営とマーケティングが話の中心に据えられると思いきや、学芸員の人数や博物館法による類別区分の紹介、指定管理者制度への疑問等に話題が及ぶ。

クラ代会では過去問の配布。

3限では博物館の定義と種類。2時限目に聞いたことと結構オーバーラップしていることもあってか、締まれない。2年になってから授業中眠くなっても何とかこらえていたのだが、ここにきて脱落。

4限 東洋思想
インドの歴史の概説についての説明は、世界史を取っていないこともあってか、そもそも興味がオヨB内範疇だからか、ボーっと聞いていたのだが、サンスクリット語の話が始まって急に姿勢が正される。サンスクリット語もインド・ヨーロッパ語族だということを知らなかったか忘れていたのか分からないが、とにかく初耳であったことに加えて、言葉に思想が形作られるということから考えればインド思想の抽象的なイメージが成立しえるのも言語の影響があるということに心躍る。ここにヨーロッパ人がインド人と根源的な近しさを感じているのではないかという先生の考え方もよく分かったような気がする。文字体系が全く異なる日本では西洋哲学の緻密な論考に及ぶものが発達しなかったことを思うと、なんとも表現の難しい気分となる。
とにかく後半のお話は結構興味をそそられる内容で、サンスクリット語やギリシャ語もかじってみたい気分になる。

5限 ロシア語対策
図書館に籠ってロシア語の作文を作るのだが、今までやったことの無いジャンルであるのでまあ書けないこと。数語からなる数語の文章を作るのがやっとで、とても「日本について」説明などできやしない。最低限格変化だけはきっちりさせておきたいのだが、果たしてこれも正確に運用できているのかは疑問である。まあ1年文法だけやって書けないのは当たり前だと気が楽になるのだが・・・

6限 応用ロシア語会話
やはり聞き取れない。圧倒的に単語力が不足しているので、どこで単語が区切れているのかも想像がつかない。とはいっても中には聞き取れる単語があったり、身振り手振りや周りの反応も含めると大体内容がつかめたりするのはいいのだが、質問を受けると答えられない。聞かれていることが分かるのに単語が出てこなくてフリーズするのは相当悔しいもので、何とか遠回しのフレーズが出ないか考えても時間のムダ。
聞き取りの練習をしたのだが、上に書いた通りで内容がつかめい。スクリプトを見ても読解できず、その場ではどうしようもない。宿題が出されれば辞書と格闘して読み進めていかれるが、ただ宿題を解くだけではなかなか成果が反映されないことが2回目の授業に出てみて分かる。
日日の2年生で、大体いまの610と似たような境遇にある人と少々話を交わす。9月に留学に行く人や、留学帰りの人、ロシア語学の卒研生に囲まれていてレベルの違いに圧倒されているのだが「聞き取れたけど単語が浮かばず答えられない」苦しみを持つ人が自分だけでないとわかると何とも安心できる。ただ、彼がこの授業を履修するのかは分からない。

~・~・~

明日は楽しみにしていたソフトボールが休講。まあグラウンドがぬかるんでいること必須だから、汚れなくて済むのではあるが… この時間に『動物分類学の論理』を読み終えてしまいたいのですが、そんな余裕はあるのだろうか・・・
  

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2012年04月22日

化石の上に立ちながら

6時起床。追突にubuntuをインストールしてみたのだが、そんなに軽快に動作するわけでもなく、活用していくのかは分からない。しばらくしたら買い物に出向き、50円のサンマや10%引きの食料品を買い込む。帰り際に自転車がパンクするが、これがやどけん新歓にバッティングしなくて救われる。それにしても週1ペースでパンクされると非常に困ってしまう。修理に時間ばかり食われて、ストレスもたまる一方なのでどうにかしないといけないなあ・・・
それから化石掘りへ向かう。天気が心配だったが、何とか雨は降らず、しかも先輩方の車で移動できたのでパンクにおののくこともない。到着した場所はとある小川の土手。車内から見てもよく分かるのだが、川底や岸辺がやけに白っぽく、これはすべて10万年近く前の地層に堆積した貝化石だという。「来れば誰でも採集できる」この場所に降り立ち、さっそく化石採集を始める。



化石はこんな状態で土から顔を出している。真ん中の二枚貝はいわゆる「現地性」のもので、ちょうど2枚の殻がくっついたままこの場所で化石化したことを物語っている。下手に刺激を与えると取れてしまうので慎重に周囲を削って取り出していく。
ここは地層的には新しいところなので、見つかる化石は現生種ばかりであるという。カセキさんに名前を伺うと秒速で返ってくるのでたいてい同定に困ることは無いのだが、一つ厄介なことがあると言えば、名前を聞いた610はそれを記憶できないことくらいだろうか。それにしてもいたるところに貝殻が埋まっている光景は圧巻である。部屋の収納スペースを全く考慮せず、クリーニングすればお皿に使えるのではないかと思えるほど巨大なミルクイ?やイタヤガイ、アカニシという二枚貝などを採取。今日参加できなかったIさんへのお土産に、化石についていたヒルも採集しておく。写真をほとんど撮らなかったのは勿体なかったなあ・・・



一瞬雨も強まったのだがすぐに止み、結局17時近くまで採集に明け暮れる。カセキさんも驚きのカニの残骸やスカシカシパンが出土し、新入生ではないが610も非常にエキサイトできた。新入生は2名参加し、うち一人はなんと心理学類。ぜひ入会していただきたいものだ。
それからTateさんの地元にあるミネラルショップで1時間ほど冷やかし、激熱鉱物トークを聞いたりしたり(610は中学時代鉱物にはまっていたのだ)して楽しむ。ハーキマー水晶を見られたのは非常にうれしい。確かに普通の石英よりも輝きが違うように見える。それから焼肉バイキング?の夕食。焼肉、というか畜肉を口にするのは1か月ぶりのことで、ついつい食べてしまう。新入生のもう一人は生物学類のY君で、何というか既にして貫録十分、生物オタクの鏡ともいえるようなオーラがひしひしと伝わってくる。こういう変人(褒め言葉です)を見ているとついついにやけてしまう。その彼が帰り際にアオオサムシを発見!
そんなこんなで宿舎には21時半ごろ到着。風呂場が混みすぎて嫌になってしまう。

明日は一日雨のようで非常に憂鬱です。総合科目は科目変更を余儀なくされ、結果として3限連続で同じ教室にとどまることになります。尻が持つのか心配ですね・・・  

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2012年04月21日

風邪を引いているのかもしれない

7時半ごろ起きたが二度寝して9時起床。質の悪い睡眠が続いていると、どうしても早起きしようという気にはなれない。それにこの頃の朝は目のかゆみと鼻づまり、のどの痛みが酷く、この苦しみから逃れたいがためにも二度寝に走ってしまう。
朝食後にはラテン語の勉強。読むことはできるが全然意味がくみ取れない。いきなり動詞の活用と格変化が出てくるのだが、これをとっとと頭の中に叩き込まないといけないと思うとかなり大変そうだ。
それから気分転換に買い物へ。昨日お金が厳しいと言っていたがどうやらやどけんの新歓活動は中止になったようだが、この土日にエネループや洗剤を買っておきたかったのである。それからついでに自転車整備。やっぱり後輪のブレーキ系統がおかしい。こればかりは自転車屋さんに持ち込んだ方がいいのかもしれないなあ…
そしてロシア語の課題に取り組む。

~・~・~

明日は午後から化石掘りイベント(やどけん)が行われます。去年は雨で中止だったこともあり、新入生ではありませんが是非とも参加したいところです。午前中に食料品の買い出しと宝篋山散策、そして予復習を済ませておきたいところですが、いかんせん風邪を引いたような感覚がぬぐえません・・・安く買い物すませるためにも明日は早起きが必須なのですが・・・
  

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2012年04月20日

中腸は柔らかくて狙い目

6時起床。もっと早く起きたいのだが、それができない一因は新歓活動にある。起きてからも眠く、たまっている課題を消費する気力が出ないし、そもそも時間が足りない!

1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の消化系について。昆虫学特講の時よりも詳しく、腸やそれを保護する囲食膜などの解説を聞く。町内のpHが昆虫ごとにまちまちであることは中々に興味深い。

2限 植物系統分類学Ⅰ
まずはじめに植物学会の決議書が配布される。今年にあったそうだが、ここで「植物の新種記載に英語も使えるようになった」「菌類の学名は2つ使えたが1つに統一せねばならない」ことが決まったようで、これは随分大きな変革と言える。
先週は全く聞き取れなかったのだが、今回はどういうわけかわからないが大した不満も抱かずに授業が終わった。去年聞いた話だからなのか。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
シダ植物の観察。普段我々がよく見るシダは沢山の葉っぱを付けているように見えるが、実はそれ全体が一つの葉であり、葉っぱのように見えているのは羽片といい、茎は地下に埋まっているという。






サクラなどの種子植物では花が咲き、おしべの先にある花粉がめしべの先にある柱頭にくっついて受粉が起こるわけだが、シダ植物には花が咲かない。その代わりに「胞子」をばら撒いてここから発芽した前葉体という器官の上で「受精」が起こってシダとなる。上の写真はフモトシダの胞子のうで、赤く染色されたものが胞子である。下はスギナの胞子で、ここから糸のようなものが伸びているが、これは光が当たると動く。動的でなかなか面白い。

6限 文化人類学概論A
今日もPCの立ち上げに時間がかかってしまう。
「進化論人類学」という、進化論に触発された考え方に基づいた学説についてのお話し。簡単に言えば白人社会が進化の頂点にあるといったもので、当時の知識人たちはそう考えると実に都合よく感じたそうだ。

放課後:
実験室に戻ってスギナのスケッチを描く。昨日は結構人が残っていたが、今日はGen君が一人じっくりと観察をしていた。610は先にお暇。3日間連続で就寝時刻が遅くなってしまったので、今日こそ早く寝たい。

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明日はやどけんの新歓活動(平磯海岸散策)に参加したいところですが、交通費が大分財布を圧迫するので今回は見送ります。宝篋山散策と勉強をしながら、ゆっくりさせてもらおうと思います。  

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2012年04月19日

あくまでイチゴは観察対象

5時起床。昨日いただいたアシブトメミズムシの飼育環境を整えるべく、砂(無かったので乾燥した土)とエサ(ダンゴムシ・トビムシ・ワラジムシ)を採取。

1~2限 生涯学習論
昼休みにクラ代会でPCを使う用事があるので、ここでもPCを使う。1限目はガイダンスで殆どメモもすることなく、あまり学芸員に関係ないように思えてので非常に退屈ではあったが、Pomeraに比べて圧倒的にタイピングがしやすい。その上変換も賢く非常にノートが取りやすいのではあるが、やっぱり邪魔だ。電気の持ちも悪いのでコンセントのそばでないと座ることもできず、受講者の多いこの授業には早めに来なければならない。やはりPomeraの方が便利ではあるが、変換の悪さとタイプの感度の悪さは割り切るしかないのか…
2限も似たような感じで終わる。

昼休みにクラ代会があったのだが、結局PCは活用されず。1年生に集中科目のありがたさを伝える。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
花の観察を行う。外でいくつか気になる花を摘んできて、それを詳細に観察。610はコブシとムラサキケマンをチョイス。コブシの方は原始的な花ということもあり(610は「原始的」という言葉に弱い)、構造も単純で、とくに子房の内部構造は中々面白かったのだが、ムラサキケマンはケシ科の中でもかなり花の構造が複雑になっていて、何がなんだかさっぱり分からない。そんなこんなでタイムアップしてしまったのだが、6限終了後もどうせやっているはずなので、荷物を置いて教室移動。

6限 ヨーロッパ文化圏の言語と文化ⅣA
ガイダンスということでどんなことをするのか、成績はどうつけるのかなどの説明と、自己紹介用紙の記入を行う。ロシア語を勉強しているというとたいてい変人の烙印を押されるのだが、変人にはどんな質問をしてもいいと一般の人は思っているという先生の推測がなかなかに的を得ていると感じる。確かに、フランス語やドイツ語を勉強していて父親の職業を聞かれることはあるまい。610はどうしてロシア語に興味を持ったのかを考えてみたら、それは幼少時代から地図帳をむさぼり読んでいたことに起因するのではないかと思う。ツンドラ地帯やノバヤゼムリャ、ゼムリャフランツァヨシファなどの地域への憧れがロシアのイメージを形成しているのではないか。我ながら非常に稀有なアプローチ方法だと思う。
来週までの課題も同時に配布される。去年の授業では予復習をほとんどしていなかったので、しばらくロシア語の勉強は難儀しそうだが、ここを乗り切ってしまえばあとは楽になるだろう。

放課後:
まず実験室に戻って観察を続ける。本日の課題自体は大体終わらせていたが、ほかにも見たい花がいくつか残っているので、これを見ずに終えてしまうのは勿体ない。特にツバキの品種変化がかなり甚だしかったので、これをじっくり観察。ABCモデルの影響が表現型に顕著に表れており、ある花はおしべとめしべが完全に消滅していたり、おしべとおしべの間に花びらが挟まっていたり、今までじっくり見たことの無いツバキの多様性に感心する。
それから大量の荷物をいったん部屋に起きに戻り、すぐ文サ館へ。新入生は3名来たが、総じてメンバーのテンションは低かった。3日連続活動していることや、昨日だいぶ盛り上がってしまったこともあったろう。610も随分眠くなっていた。ただ、新入生はちょこちょこ来てくれているので何とかなるのだろう。
新歓が終わって買い物へ。その後の入浴は人が多すぎて嫌になってしまった。

~・~・~

ようやく授業が始まって1週間が過ぎました。新歓活動があってか、かなりキツキツの生活を送ってまいりました。それなりに楽しいのはいいのですが、からだが持たないかもしれません。特に22時過ぎまで寝られない日が続くと朝がつらい・・・  続きを読む

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2012年04月18日

生物オタクと生き物好きの共存を目指して

530起床。なんだかんだ言って昨日は疲れてしまったようで早起きができない。そういえば最近すっきりとした目覚めができていないなあ…
予報と違って信じられないくらいの好天となる。本来水曜日は宝篋山へ向かうためだけに午前中の授業を入れていないのであるが、授業に影響なく健康診断を受けられるのがこの日しかないのである。たぶん、ムカシトンボの羽化を見ていなかったら気が狂っていたかもしれないが、その望みが達成された今、羽化殻をふやかして整形することで何とか気持ちを静められる。昨日の授業で出たロシア語の課題も、なかなかやる気が起こらない。

1~2限 健康診断と学習の準備
身長は去年より0.6cm上昇して182.0cm、体重は1.7kg増加して56.8kg、BMIは0.7上昇して17.1となる。体重増加はきっと昨年秋ごろから始まったお菓子のバカ食いが影響しているのだろうが、そのためかなんと尿検査で糖が検出されてしまい、後日精密検査を受けることになってしまった。これもまた水曜午前中にあり、宝篋山探索ができなくなってしまうのだが、今までこういう結果が出たことは無かっただけにショックである。視力はメガネを変えてから初めて受けたのだが両眼とも1.0を超えていたのでしばらく問題は無さそうだ。
診断は40分位で終わり、その後ラテン語の教科書とノートの購入。Pomeraの導入によりノートに書く必要のない科目がずいぶん増えたのだが、語学科目はノートに書かねば上達も何もできないだろうし、個人的思い入れの強い科目(分類や昆虫系)ではきちんとノートに書きたい。
帰宅後は良い天気だが部屋に籠って予定を考えたり部屋の整理をする。

3限 動物系統分類学Ⅰ
せっかく空きコマを使って健康診断を受けてきたのだが、そもそも学類の方には正規の健康診断に重なる授業は休講にせよとの通達があったようで、一瞬で授業は終わってしまった。そのあとに心理アンケートを書き解放。そこで、本来午前中に行く予定だった宝篋山へ出向くことに。






ニワハンミョウが越冬から目覚めた模様。ムカシトンボの羽化殻を回収し、ギンイチモンジセセリはまだ出ていないことを確かめて宿舎へ戻る。シーツや枕カバーの交換は、よく考えると今日くらいしか替える余裕がないようだ。

5限 先端科学・工学概論
やけに教室が混んでいて、しかも後ろの方はうるさく大いに心証が悪くなる。ここは後ろを振り向いて「静かにしてください」と言うべきだったろう。
光エレクトロニクスについてということでLEDの発光原理や有機ELが取り上げられる。さすがは応用理工開講の授業だけあって、物理の知識が欠乏している610にはさっぱり分からないことが多々あったのだが、内容はそれなりに面白い。ただ、のちに控える授業のことを考えると、キャパシティーを越えてしまっている気もする。

6限 アラビア語基礎
ロシア語で履修者数一ケタ台の環境に慣れているので、アラビア語もどうせ人は少ないだろうなと思っていたのだが、来るわ来るわ(履修申請は30名らしい)でだいぶ教室がにぎやかになる。生物の3年生も2人ほど見受けられた。
イントロダクションということでアラビア語の利用地域の紹介や文字の表記体系、あいさつなどが話される。アラビア文字に対する手も足も出ない感じは、去年ロシア語を勉強し始めた時にも感じていたのだが、1学期中には文字が書けるようになりたいなあ。
となりにいた人が月曜日のロシア語会話も受講していた事実が発覚。ほかにもラテン語の授業を取っていた人もおり、日本ではマイナーな言語に憧れる人の行動様式は結構似通っているのだなあと実感。

放課後 やどけんミーティング
部屋の片づけをしつつ、活動報告や新歓活動の連絡が行われる。入会希望者が5名もいらして、うち3名は人文・比文・メディ創と生物系に所属していない。こういう人たちが「生き物好き」ということでやどけんに入りたい!と思っていただけることは「虫キチ」の610としては大変喜ばしいことだ。いつになくテンションの高い今日のミーティングの様子を見れば、私だけでなく他のメンバーもそう思っているだろう。



Kさんの「お土産」のヨナグニシュウダ。日本最大級のヘビだそうで、おとなしくて非常にかわいらしい。その触り心地はたまらない。本土へ持ち帰ってきた際のエピソードが(失礼ながら)ものすごくおかしくて大笑いしてしまった。こいつを宿舎で飼育するのは大変そうだが、無性にジムグリやヒバカリを宝篋山で捕まえて飼いたいimpulseに駆られる。



もう一つはアシブトメミズムシ。このフォルムには見覚えがあって、標本バイトをやっていた時にこれと思しき大量の乾燥標本が出てきて「こいつはなんだ?」とみんなで不思議がっていた。ここにきてようやくその正体が分かったのだが・・・かわいい、かわいすぎる!もう顔がほころんでしまってどうしたらいいかわからない。よちよちと歩く姿、ひっくり返ると後脚を上手に使ってひょこっと起き上がる瞬間の健気さ、ビックリすると脚を引っ込めてせんべいみたいになった時のしぐさ! Kさんはこのかわいさをもっと布教したいと力説されていたが、その気持ちが充分に分かる。ありがたいことに1ペア頂戴できたので飼育をしてみよう。
もっとも非常にかわいらしい外見ではあるのだがこいつはカメムシの仲間で、鋭い前脚を使ってダンゴムシを捉え、体液を吸い取る結構獰猛な食スタイルを持つ。何でも見かけだけに騙されてはいけない。

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明日は今週3度目のロシア語の授業です(´Д`)  

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2012年04月17日

世界のすべてはラテン語文法でできている

5時起床。昨日のロシア語会話で出された課題の露文和約に自由時間の大半が割かれる。

1限 動物生態学Ⅰ
生命の起源が「たった一か所でたった一回」起こったことについてのお話し。夏の生態学実習で学生が幽霊を見たこと、その幽霊や「本能」という言葉で思考停止してはいけないこと、地球の中は肉まんやあんまんのように単純ではないこと、アミノ酸もどきやミラーの実験、コピーのことなどベラベラベラと話されていく。昨年の概論ではスライドを毎回撮影していたのだが、Pomera DM5を導入してみるとその必要は無いように思える。変換が決定的に貧弱なのを除けば、話している言葉もかなり拾えるので、一つの授業で得られる情報量はただノートを書くだけよりもはるかに多い。もちろん、それを整理する時間が必要となるわけだが・・・

2限 体育
通年で選択する科目のオリエンテーション。610は当初、勝手に履修申請したバドミントンをやりたいと思っていた(雨でもできるから)のだが、一目見た限りでは大変な人気だったため、下手に抽選になって柔道に飛ばされたりしたらたまらない。そのため空いていたソフトボールに志望変更。ただここでも10人近くあぶれてしまい、じゃんけんではなく「くじ引き」に近い形で除外者が選考される。これは非常に心臓に悪いもので、最後まで気が抜けない。ただ何とか引かれることは免れ、無事来週は野球場に迎える。ここで落ちたら水泳に行こうと思っていたが、それは回避されたようで一安心(水泳はそんなに嫌でない)。
それにしても、体育会系雰囲気丸出しのバレーボールは、柔道以上に継続できない気がした。「1分ごとに笑いが無いといけない」「できるまでやる」・・・バレー自体は好きだが、その気持ちだけでは続けていくことは610には無理だ。

昼ご飯を食べ終わった後、ふと草むらに目をやるとアミガサタケが生えていた。



迷わず摘み、その後非常にうまい流れでキノコに詳しい生物学類3年生に同定と標本作製のコツを教えていただく。中は中空なのか…

3限 ラテン語初級
Iさんとともに指定された教室に向かうが、やけに受講者が多い。そのうちに椅子の数が足りなくなり、予想通りの教室変更。色んな動機でラテン語を勉強しにくる人がいるとのことだが、その例の中に生物の学名のことが挙げられていないところ、もしかしたら生物系の人は受講していないのかもしれない。
イントロとして、ラテン語の文法論(文字・音韻・形態・統語)についての説明。なかなかに大変そうだが、ロシア語で格や性の機能を少しは勉強しているので、それを参考にしつつ勉強していきたい。

4限 比較文化地理学B
1年の時に取った都市地理学と同じ教員が担当されているので、内容が重複しているかもしれない、とのことだが、それはそれでよい復習になりそうだ。「エスニック地理学の基礎」として、まずは「民族」とエスニシティの違いが紹介される。窓のすぐ外はハトのたまり場になっているようで、しばしば目の前にやってくるので気になって仕方がない。授業前にエサでも置いておいたら面白そうだ。

5限 食品機能学
食品の持つ機能の分類や、その機能を動物細胞を使って調べる方法などのお話し。
今まで受けてきた授業の中で一番継続して履修する意欲が湧かず、履修放棄を真剣に検討する。昨日の東洋思想はなんだかんだ言って興味があったのかもしれない。無理にフルコマを維持する必要もないし、そもそも単位は超超過状態なのだから、まあ切ってもいいだろう。
終了後、高校の同級生に声をかけられる。610は現役時代会った記憶がないのだが、大学新聞の名簿で彼の名前は確かめてあるので何とか分かったのだが、この授業で会うことは無いかもしれない。

6限 応用ロシア語作文
昨日と違って受講者はわずか2名。先生は去年日本にいなかったそうだ。復習がてら渡されたプリントに取り組むことになったのだが、授業時間の大半は先生の教会語りで終わってしまった。これもまた興味深くて、ロシア正教の十字架はよりリアルであったり、イコンの説明があったり、復活祭前の断食じみた習慣について語ったり・・・こういう話は普段聞かないからなあ。それと、生物系でロシア語をかじりに来る人が結構いること、ロシア人は夏の間ロシア中を回ってフィールドワークを行い、冬のうちに論文を書くこと、そしてその論文はロシア語で書くということを伺えた。ロシアのガロアムシのことについて知るためにはやはりロシア語が読めるに越したことはないだろう。

放課後 文サ連合同新歓
つくばのアメダスによれば、18時の降水量はなんと17.5㎜ 4月だというのにこんなにわか雨が降るものなのかと思うのだが、この雨の中を急いでやどけん部室に向かう。しかし既に荷物の搬入は住んでいたようで、そのまま会場へ。ここは春休みにリニューアルを受けた食堂なのだが、知らない店がいくつか見える。
この雨の中新入生が来る気配が感じられず、しばらく内輪トークを続けていたのだが、地球学類から2人、そして、なんと日日(or比文)の3年生がやってきて興味を持っていただいた! ここで大事なのは3人とも虫キチではないことであって、自然が好き、生き物が好き、という漠然な興味関心を抱いていることがミソである。そういう人が増えると、ドイツ箱まみれのブースがかもすとっつきにくさ、敷居の高さがだいぶ緩和されるのである(高校時代に経験しました)。この調子でポツポツと興味を持ってくれた方々が来ていただけると嬉しい限りである。
会場内でのJ君との鉄道トークや、合同新歓終了後の地球学類生による鉱物談義など、Kさんとかわすいつもの虫談義だけでない「与太話」を交わせたのは非常に楽しかった。しかし、Kさんが持ってきたヨナグニシュウダのかわいいことといったら・・・!

~・~・~

明日は1,2限が空いているので宝篋山籠りをしたいのですが健康診断を優先します。天気が悪いようなので都合は良いのですが…と思ったらいい天気になってしまった…  続きを読む

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2012年04月16日

生物学類ロシア語専攻と名乗るために

5時起床。予定ではあと30分早く起きていたかったので慌てて準備を整え、40分ごろ宝篋山へ向けて出発。朝の最低気温が3.7℃ということなのでいまだに「冬装備」を解除することができない。
現地でIさんに合流し、いっしょにムカシトンボの羽化場所へ向かう。予想通りまだその場所でじっとしていた成虫は最初に発見したときと比べると大分トンボらしく色づいてきて、からだも引き締まっている。今日のうちにはここから飛び立っていくのであろう。となるとまた明日羽化殻を回収しにくることになるのかなあ・・・





7時過ぎに帰宅、休む時間もあまり確保できないままに1限の授業へ向かわねばならない。このころの1年生はまだまだ大学慣れしていないこともあって、ずいぶん早い時間に教室に向かっている。そんな初々しい様子を見ているのは実にいい気分になるのだが、それと彼らと一緒の道を自転車で走らねばならない憂鬱さとは別の問題である。集団でのんびり走られると邪までしかたがないので、610はひとり主要ルートを外れる。

1限:体育・スポーツリテラシーを高めるために
この授業は体専の人は受講できないのだが、610の座っている席の前にいる女子集団からざわめきが聞こえてくる。ああシラバスきちんと読み込んでいないなあと感じるのだが、これをいい反省機会にしてもらいたい。重いシラバスを持ち込んでいるあたりの初々しさもまた一興なのだが、ガイダンスとはいえ授業中に相談するのは止めていただきたい。
授業の特質上受講者が50人にしぼられるこの科目、今日の出席状況を見ると定員を上回っているようだ。1年生を優先するとなると610は切られてしまうのではないか。それはそれでしかたないが、他の科目に切り替えるとしたら何にしよう・・・
30分位で終了したので図書館に向かい、ひさびさにLatexを起動して実験レポートの下地を準備したり、ブログの入力を進める。

2〜3限:博物館学I
2限目と3限では担当する先生が異なっており、前半は土浦の博物館に努める学芸員の先生がお話をする。ほとんど余談で終わってしまったのだが、その余談が随分面白い。確かに、学校の先生の仕事はとてもイメージしやすいが、学芸員の仕事ほど想像しがたいものもない。ただ好きなものを集めて展示するだけが学芸員の仕事ではなく、「何を」するのか決める、博物館の経営にかかわることそれが学芸員の仕事の主たるものなのだ、という話をうかがう。
後半には博物館の概論として「博物館とは何か」「博物館学と博物学とは違う」ということを説明。いずれの担当教員も大学の卒業生だということは中々に面白い。
間に昼休みが挟まるのだが、ここでクラ代会を行い、1年生のクラ代との顔合わせを行う。その後全代会の議長団の決定を3限にかけて行ったそうだが、果たして決まったのだろうか…

4限:東洋思想
「東洋」と括られているが、この講義ではインド思想を主に学ぶ。そのイントロとして、インドとは何か、いまに至るインドの多様さ、「東洋」とは西欧の視点であること、インドが「半島」である意味合いは大きいことなどを網羅的にお話しされる。
この授業はロシア語やアラビア語ほど興味を引かれるわけではないが受講しようと考えている。「興味のない科目をあえてとる」逆説的受講態度へのあこがれもあるし、こういう思想的な知識があまりにもないまま大学を去るのは非常にもったいないことだという懸念もある。とにかく、せっかく学芸員科目の優先のために開いた時間なのだから有効に活用したい。独学でインド思想など、死ぬまで学ぶことは無いだろうからね。

5限:
思ったより暖かくならず、肌寒さに耐えられそうもなかったので帰宅して着替える。ついでにおやつを貪ってしまったのだが、早めに大学へ戻って久しく勉強していないロシア語を思い出すことにする。
戻る際中、学芸員科目優先のために切り捨てた動物系統分類学実験に繰り出す生物学類生に遭遇。兵太郎池や天の川の微生物を採集する面々を見ていると実に羨ましく、実験を受講できない立場を悔やむ。聞けば虫と骨のある生物は捕まえられないということだが、きっと610はこっそり暴走するだろうなあ…


6限:応用ロシア語会話
早くついてしまったので教室に一番乗り。英語はまだしも、1年かじった程度のロシア語でマンツーマンは耐えられない気がしつつも恵まれているなあと思っていたが、全部で7名の履修者が現れる。綺麗なネイティブの先生が(こう書くだけで女性だと分かるのは面白いですね)ロシア語で話していることがさっぱり聞き取れず、ぽかんとしていると610に質問が飛んでくる。聞いたある言葉だというのに分からないもどかしさと、ヒントをもらって意味が分かって答えようとしていてもロシア語変換ができずに硬直するもどかしさ!
他の人たちは詰まることなくさらさらと回答しているのを聞き―それも聞き取れないのだが―これはまずいなと悟る。でも、履修放棄するのは勿体ない。食いついていくしかない。
悲観しているうちに日本語で話しだす先生。笑い方が何ともかわいらしい。ある程度日本語を使っても大丈夫だと分かると急に安心できるのだから現金なものである。ただ、生物学類生はおろか理系学類は610のみで、9月から留学に行く人が2人いたり、ロシアをテーマにするであろう卒研生がいたり、場違い感も甚だしい。これこそ他学の授業に単独で乗り込むときの醍醐味なのだが、平均レベルは随分と高く、610の理解度の低さが授業の足を引っ張ることは目に見えている。受講者も多くそんなに苦ではない他の科目とは違って、分類学と同じくらい真剣な自学の必要を感じる。
キリストの復活祭пасхаに関する文章の露訳をするのだが、まず辞書を持ってきていないのでそれを借りねばならない。Ксения先生が「辞書の無い人はいますか?」とロシア語で聞いているのだが、もちろん何もわからない。何とかして電子辞書を借りたのは良いがタイピングに手間取る。それはそれで仕方ないのだが、ロシア語は文章内では様々な形に変化している。辞書には変化前の原型が載っているのだが、勉強不足の610はそれを戻すこともできないし、そもそもどういう変化をしているのかもわからない。正格、対格などのことばは分かるが、それを生のロシア語と結び付ける努力は怠っている。今ここでどうにかするわけにもいかず、残念な結果に終わる。
授業後に簡単に相談した(日本語でないと相談なんて出来やしない!)のだが、その辺の事情は心得ていただけるという。やっぱり放棄してはいけない、きちんと勉強しよう。そうすれば1年後には聞き取れるようになるに違いない。
思えば去年の今頃、ロシア語のアルファベットもまともに読めなかったのだ。それが今では(ゆっくりではあるが)発音できるようになっているし、これは動詞だな、過去形だな、前置格があるな…こういう基本中の基本は辞書を使うまでもなく分かるようになっているのだ。去年は夏以降勉強の意欲が減ってしまってこのレベルしか習得できなかったのが、今年はこの意識をなるべく高く保ち続けていきたい。
まあ、ロシア語に限らず、他の科目でもそうしていかないととてもやっていけそうもない時間割を組んではいるのだが…

〜・〜・〜

明日は早く起きてロシア語の勉強も、他の科目のノート整理もしなくてはなりません。6限まで全部授業が入っていますが、生物の専門科目は1つだけ。しかも語学が2つ。この狂気じみた時間を効率よく過ごすためにも、朝早く起きて余裕を持たせておくことは必要不可欠になるでしょう。
そして授業後には合同新歓。1人でもいいから新入生に来ていただきたい!  

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2012年04月15日

新入生のいない新歓活動

5:30起床。かなり寒いのだが、外は晴れているようで観察はできることだろう。
ムカシトンボの形跡を求めるべく、やどけんの下見も兼ねて宝篋山へ向かう。朝もやが何とも言えず幻想的である。



私が知りえる範囲では、ムカシトンボのいそうな沢は2つあり、よく行く方は植林帯直下にあるために終始薄暗い。今しがた向かっている方は一瞬ギャップがあり、しかも平坦で非常に観察がしやすい。この前どうしてここに行かなかったか若干後悔していたのだが、そう思いつつ幼虫がいないか、抜け殻が無いか探してみる。



一休みしているガガンボを起こさないよう、注意深く沢沿いの斜面を見やるのだが、いかんせん感覚がよく分からない。しかし見つかるときには随分はっきりとそのものが見えてくるのは不思議なことだ。



とにもかくにも、ひっくり返っているヤゴが視界に入った! これは羽化不全かと懸念したが、つまんでみると殻。一昨日以前にすでに羽化は始まっていたようだ。ああ、もっと早くこっちの沢の存在を思い出していれば! とひたすら後悔に暮れるのだが、ここであきらめてはいけない。昨日の雨の影響で羽化を見合わせた幼虫もどこかに潜んでいるかもしれない。
その後、2つの抜け殻を追加で確認。後に写真で環境をお示しするが、普通のヤゴと比べて随分水辺から遠ざかっている場所にあった。幼虫は羽化をおよそ1か月後に控えると上陸して落葉の下などでじっとしているそうだが、どうしてそうしたのだろう。そして、それがなぜ他のトンボたちに受け継がれなかったのだろう。

8時半ごろ引き揚げ、一旦帰宅。やどけんに行く準備を整え、共用棟前にて新入生を待つ。例によって上下水色の作業着に身を包み、青色の補虫網、腕章をつけているとそれだけで宣伝効果は絶大なはずなのだが、ここにいる新入生のほぼ全員がテニサーに流れていく。それをGen君とただただ呆然と眺めているわけだが、数少ない入部希望の1年生はほぼ全員が生物学類で、今日は学類の新歓でどこかへ合宿に出かけてしまっている。他学類の生き物好きはどうしたことだろう。まあ、他の新歓活動に参加している可能性もあるわけだが、このままではあまりよろしくない。
結局1時間程度過ごして、新入生ゼロのまま宝篋山へ向かうことに。

ここでantの前輪がパンク。610の頭の中もパンクしてしばらくあたふた。結局部屋に戻って修理をし、現地で合流することになったのだが、腹を切ってしまいたいほどやるせない。自転車の管理が悪いこと、人を待たせること、観察時間が減ってしまうこと・・・新入生がいなくてよかったというのは変な思いだ。数多くパンクしているチューブは毎回別の場所に裂け目ができており、修理の技術そのものが原因ではないらしい。それよりもタイヤがズタズタで、空気を入れてパンパンになったチューブがはみ出ている場所がある。通常の26インチの自転車と違って小径な14inchのタイヤでは同じ距離を走ってもタイヤのすり減り方はだいぶ違うはず、もうかれこれ購入5年目になるのだから、いい加減買え時かもしれない。
やどけんメンバーが宝篋山へ行く際は車を使うことが多いのだが、今回はそれが用意できないということで自転車で向かうことになった。ところが自転車で頻繁に宝篋山を訪れるのは610くらいのもので、ルートを熟知している人がいない中、私だけ離脱して他のメンバーがナビを頼りに先に行ってしまった。こういう所で当然起こるのが待ち合わせ場所の不一致で、610の知っている小田十字路には誰もいなかった。もう先に宝篋山入りしているのかと思って駐輪しに行ってもいない。こんな時にパンクなどしている場合ではなかったのだ…

なんだかんだあって、集合時刻からおよそ2時間経過して宝篋山入り。残り時間が少ない中、610はやどけんご用達のフィールドへ、ムカシトンボの居場所へと気持ちがはやるのだが、他の人は今日初めてここに来たのである。ツカツカ行きたい気持ちを抑えてのんびり辺りを見回すと、先ほどは気付かなかったものも見えてくる。



向かいの尾根筋はサクラが賑やかだ。

予定ではやどけんフィールドに行ってからムカシトンボの羽化柄を見てもらい、そしてミヤマセセリのポイントへ向かおうと考えていたが、これをやろうとするのは難しそうだ。だから、どこからかミヤマがふっと飛んできてくれたらなあと思っているところ、Tateさんがその姿を発見したのであった。



枯れ枝を処理しきれず残念な出来になってしまったが、ひとまず撮影に成功。ここにはほかにも数頭飛び交っていたので、今回の目標は簡単に達成。
それからやどけんフィールドにてガサゴソ網入れを行っているメンバーから離れ、一人ムカシトンボ探しへ出向く。



こんな感じの、陽の当たる沢沿いの斜面で羽化を行うようだ。随分目立ちやすい気もするのだが、こんなところで羽化して鳥に食われたりしないのだろうか。ただ、610の目を欺くのはたやすいようで、羽化場所の感覚は分かったのは良いがなかなか追加が見つけられない。

そして、またしても見えるときにはそこに吸い寄せられるのであった。



!!





ムカシトンボだ!!




これが見たかった!
心臓が高鳴り、冷静な気分ではいられなくなってくる。追い求めていた虫を見つけ出した時―それは一人の時に限るのだが―この何とも言えない達成感を得られる。これが3億年近い太古の昔から綿々と受け継がれてきた「通過儀礼」なのである。朝の下見の時には発見できず、しかも到着がだいぶ遅れたために羽化の最中こそ見損ねてしまったが、こうして今年も成虫が生まれてきたのだと思うと非常に感慨深い。
ある程度写真を撮ってからやどけんメンバーに知らせに向かう。Gen君がタイコウチを捕獲している最中で、今まで何度かここにきている610はこいつを見落としていたことに未熟さを覚えずにはいられない。610は水生昆虫に弱いのだ。当初の予定ではムカシトンボ観察は候補にすら上げてなかったのだが、今回の思わずサプライズにやどけんメンバーも満足していただけたのなら、パンクでこじらせた610としてはせめてもの罪滅ぼしにしていただきたい。パンクさえなければ「新入生が来てくれたらいいもの見せてあげられたのに!」となったのだけれど・・・
ただ、こいつ、羽化が随分遅いような気がする。午前中には羽化を終え、そろそろ体も硬くなってきていいころだと思うのだが、これがムカシトンボのデフォルトなのか、それとも個体差なのか…
この沢でガサ入れをしていたGen君がムカシトンボのヤゴを発見。610も今まで何度か探して尽く失敗していたのだが、さすが水生昆虫屋、水の中の見え方が私と全然違うのだろう。



捕まえると腹部のヤスリに脚をこすり付けて「鳴く」らしいのだが、擬死を解いてくれない限りその声に耳を澄ますことはできない。この性質もまた他のトンボ類には受け継がれていないはずだ。

そんなこんなで15時前に撤収。個人的にはムカシトンボが見つかっていなければパンクの自責感で沈んでしまっていたことだろう。なので手放しでは喜べないのだが、とにかく羽化直後の成虫を見つけられて良かった…

~・~・~

今週水曜日は健康診断のため、今年度のムカシトンボ羽化観察はできない可能性が高いです。早くも来年の課題ができてしまいました。
ただ、今日観察した羽化個体は一晩とどまっている可能性が高いとみています。明日は1限から授業があり、科目の特性上休むわけにはいきません。ですが、そんなことで観察を放棄できるわけがなく、朝5時半ごろに様子見に行ってこようと考えています。それから授業へ…ロシア語会話、どうなることやら・・・  

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2012年04月14日

お手軽研究施設めぐり

グダグダしてしまって7時起床。すでに雨が降っており、こんな日にたびてつの新入生を筑波山に連れて行くわけにはいかない。サイエンスツアーバスに乗って、市内の施設を巡ることにする断定口調からもお分かりのように、610は今回の幹事の一人である。参加者は新入生4名を含む12名。それにしても寒い・・・

①地図と測量の科学館
色んな地図や、測量の道具を見る。売店に会った「地図記号手ぬぐい」は購買欲をそそられる代物だ。

1時間ほど見学してから一旦つくばセンターに戻って昼食。610は節約のためうどんをすする。

②サイエンス・スクエア・つくば
隅っこでしょんぼり座っているロボットやアザラシのぬいぐるみが展示されていたが、それ以外に最先端の技術が紹介されていて非常に面白い。例えば、映し出された人の挙動から異常を感知する次世代防犯センサーや、まるでその場にいるような臨場感あふれる録音、遠くにいる人と一緒の画面に映って話せる技術などすごいなあと感心。

③地質標本館
ここには去年地球学実験の際にも来ているが、何度も足を運ぶ意味はあると思う。グリーンランドで見つかる氷晶石は中学の一時期鉱物にはまった時から不思議な石だなあと思っていたのだが、去年現物を見た記憶はあまり残っていなかった。そして、アオイガイはやどけんに入っていなかったら今回も見落としていたかもしれない。



こんな「石の昆虫」、インテリアとして飾りたいimpulseが湧くのは良いが、高いんだろうなあ…

④筑波宇宙センター
人工衛星や国際宇宙ステーション、ロケットのレプリカがたくさん並んでいる。この人工衛星たちは金ぴかのものが多かったのだが、それに何か意味があるのかどうかが気になる。物理や数学が分かるとこの展示物の見え方もずいぶん変わってくると思うと、その方面の理解が乏しい610は損をしている気分になる。

17時発の「終バス」にてつくばセンターに戻り、解散。新入生に限らず企画した610も楽しめました。他のサークルでこういった企画をするのかは分からないが、これは新歓企画に随分ふさわしいもののようにも思えた。

~・~・~

明日はやどけんの新歓で宝篋山と学内で散策を行います。こちらの責任者も610となっていますが、今日のように小難しいことは特にないでしょう。ただ、探す対象が虫に偏ってしまうでしょう…学内ではホソミオツネントンボの観察眼を養ってもらいたいですね(´Д`)
そして、610は新歓企画前に個人的にムカシトンボ探しをしたいところ…  

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2012年04月13日

Japlishは上級言語?

5時起床。できればあと30分早めたいのだが…
ただ、この時間に起きられると授業に出かけるまでとても余裕がある。

1限 動物制御学Ⅰ
予想外に人が多い。610としてはこんなに昆虫好きが多かったとは思えないのだが、ここには同じ時間に開設されている別の専門科目が英語で行われているためにこちらに流れてきた人が何名か混ざっている気はする。
今回はガイダンスということで教科書等の紹介や、昆虫と人とのかかわりの紹介が行われた。さて次回以降どれだけ人が減るのか。

2限 植物系統分類学Ⅰ
分類のまとまりについて、単系統や多系統の概念の説明後、意識はひとたびとも飛んでいないのだが内容が分からなくなる。英語で授業する意味はあると思うのだが、先生方のspeakling skillは総じて水準が低いのではないか。昨年異文化英語の発表を聞いていた時に感じた、Japlishの理解のし難さがまた蘇ってきたようだ。
ネイティブの方が聞きとりやすい分、何を言っているか理解できなくてもある程度の推測ができることを1年次に体験していたが、今回は文のイントネーションそのものが全く理解できず、推測も何もあったものではなかった。英語で授業される分には構わず、専門用語がいくつか飛び出すのは当たり前だと思うが、聞き取り辛いのはそれではなく英語そのものであって、この点で苦痛である。それと、研究者が留学して勉強するときには英語の授業を聞くだろうが、Japlishの授業は無いんじゃないかなあ…
とにかく、自分でしっかり勉強しないといけない。分類学だからできるはず…

昼休みは久々に草むらでおにぎりをほおばる。少々暑かったが、このいい天気の下休んでいられるの至福のひと時である。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
こちらは日本語で行われる。
大学構内の植物を採集し、標本を作るのが今回の内容。実に採集日和である。
普段虫を探す傍らいろんな植物を見てはいるものの、実際は全然きちんと見ていなかったんだなあと痛感。次から次へと、名前もわかるものから見たことの無いものまで名前を教えてもらっては採集していくのは何とも面白い。似たような場所に咲いているスミレでも、今日だけで5種類も見つけた。それぞれに花色や葉の形が異なっていて、なるほどと思わされる。飛んでいるオオモモブトスカシバをハチやアブと違うガであることを見抜く能力と同じように、背表紙が破れるほど植物図鑑を眺めたら野草もすぐ見分けがつくようになるのだろうか。一度名前を教えてもらった植物の特徴を覚え、忘れないようにしたいものだ。
新聞紙に植物を挟み、乾燥させる準備を整えて何とか5限終了までに作業を終え、そっと教室を抜ける。
後ろめたいことは無い・・・はず。



手が土まみれになってしまい、あまりカメラを使うことができなかった。

6限 文化人類学概論A
時間通り間に合うよう抜けてきたものの、プロジェクターとの接続が悪くなかなか始まらない。加えて出席は取らないようで、少し実験が伸びてもあまり焦ることは無さそうだ。
最初の授業ということで導入編。近頃独立した南スーダンでは女性同士の結婚式があるという。もちろん同性婚ではなく、これこそ一族が存続するための正しい結婚方法なのだという。
そこまでグッとくることは無かったのだが、そういう授業でも敢えてきちんと出席して授業を聞くことが、今回授業を詰め込んだ意味なのだから、この程度で切るなんてとんでもない。
それはそうと、赤い大きなリュックを背負ったあの後ろ姿、ひょっとしたらA氏…?

放課後
鯖を焼き、出てきた脂でもやしをいため、とっとと夕食。同時並行してたびてつ新歓イベントのやり取りをするのだが、いっぺんに多数のメールをさばくのはかなり大変。そしてそれをケータイでやろうとすると、入力は遅いわ変換はいい加減だわでイライラする。もう面倒だからすべてPCでやり取りしたい。あるいは、ケータイにキーボードを接続してせめてタイピングをさせてほしい。

それと、クビキリギス初鳴き確認。個体自体は9日の夜に見かけてはいたが、鳴きだす閾値はやはり温度なのかなあ。去年は4/27に集団初鳴きを聞いたのだが、今回とは大分ズレがある。去年聞き洩らした可能性があるなあ…

~・~・~

明日はたびてつの新歓活動。天気が悪いので筑波山登山は中止になるでしょう。代替として、サイエンスツアーバスを使って各種研究施設を巡る予定です。  続きを読む

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2012年04月12日

鳴かずば雉も 射たれざらまし

2:30から目覚ましをかけていたが、結局起床は6時。
支度を終えてから宝篋山に出かける。さっそくミヤマセセリのポイントに向かったのだが、午前中は陽が当たらないようで当然見つからない。そこでムカシトンボの羽化でも始まっていないか、沢沿いを調べて歩いて時間をつぶすことに。ちょうどkojeeeさんから羽化の場所の情報が送られてきたので、それを頼りにめぼしいところを探してみるのだが、分からない。まだ羽化が始まっていないといいのだが、この先観察できる期間も限られているので先行きは不透明。


ナメクジも活動し始める季節となった。このくらいなら可愛いものだが、願わくばこれ以上大きくならないでほしい。でかいナメクジがうじゃうじゃいるようなところには、610は一人では乗り込めないだろう。
でも、まだユムシよりはましかなあ…でもあれは一度よく観察してみたいなあ…



沢沿いに限らず、あちこちにニリンソウが咲いている。去年は植物の知識が皆無だったので存在すら気づかなかったが、一度分かってしまうとこんなにたくさんあったのかと驚かされる。


ニホントカゲの立派な成体を目にした記憶はあまりないなあ…
ムカシトンボが見つかるとは思わなかったので、下見も兼ねていい感じの場所に目星をつけておいた後に、ミヤマセセリポイントに戻ってみたが、何故かいない。コツバメも似たようなところに舞い降りてきそうなイメージがあるのだが、去年一度しか見ておらず、しかも随分変なところにいたものだから、もう少し調べてみないといけないだろう。

2月以来行っていなかった野性の森に向かってみると、ここでもホソミオツネントンボがたくさん飛び交っていた。



ここは「初級者」の人でも瞬く間にたくさんのホソオツを見いだせるだろうから、15日のやどけん新歓の時に訪れようかと思う。






虹の広場にて、アスファルトの上を駆けるセンチコガネを発見。自分自身でも、ここにいると自転車に轢き殺されることが分かっているようで、必死に土の方へ向かっていたのだが、610はあえてこいつを投擲、さらに奥の方にやってしまった。
センチコガネに気付いた瞬間、目の前に黒いチョウが現れ、直ちにミヤマセセリだと推測。大学内でもいるとは聞いていたが、ここは「深山」ではない。センチ撮影後にはすでに見失ってしまったが、付近を散策してみる。
ふと茂みの陰から視線を感じた。ほどなくキジと目が合い、彼が逃走を図ったので610も全速力で追いかけようと試みたのだが、すぐさま飛び去ってしまった。キジとお近づきになる方法はあるのかなあ…



果たしてミヤマセセリを発見し、タンポポに止まったところで撮影開始。理想的には8日の写真の様に頭を上向きにして止まって欲しかったのだが、あまり吸蜜に夢中ではなかったようで、じっとしてくれない。

帰宅後買い物へ。帰り際に大学構内で、今度はメスのキジが目の前を横切った。たぶんキジだと思うが、オスと比べて随分小さな印象を受けた。こんなものだったっけ…
ヤリイカ4杯を昼食とし、のんびりと過ごす。

~・~・~

明日から授業が始まります。予定では一年中18時まで授業を受けるので、平日は18:10にまともな記事をアップすることはできないと思います。Blogaholicな610でも、そんなことをしている暇は見いだせない気がするので、その点ご了承ください。早起きが定着すれば、6:10に前日分を更新するスタイルを定着させたいものです。
目標を無理に掲げるとすれば、「授業が多すぎて勉強の手が回らない」などみっともない言い訳をしないことです。  続きを読む

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2012年04月11日

チャンスは今年しかない?

今朝は7:30起床。そろそろ早起きしやすい季節になっているはずなのだが・・・
今年度から授業の際に大いに活躍が見込まれるある機器の購入を決意し、その代金を振り込んだついでに、昨日発見したロシア語の短期留学講座について、外国語センターにて内容を伺う。これは行くとしたら来年の方がいいのかもしれないなあ。1年あればお金も集められるだろうし、それに今夏は集中授業や実習、SCIBOなど予定が詰まっていて1か月近く国外に出かけるのは現実的ではなかろう。学期制改変の影響を受けて講座自体が消えることは無いとは思うが…

帰宅後、ややアカデミックなメールの返信を行う。ブログで好き勝手書いている時と違って、1時間近く考えているのに一向に文章が思い浮かばない。610は書くことよりも断然話すことが苦手だと思っていたが、それ以上にできないことがあると気付いた。文章が書けることと、読解力があることは違う
「こういう相手から来たこういう文章に答えるのにはどうすればよいのか」全然分からないのである(自分の形式に従って返答することは相手の心証を損ねる、そしてそれは好ましくないことだということを除いて)。このままだと将来絶対困るだろうなあ…

苦戦しながらメールを送った後【基本行動表】を作る。何時に起きて、何時に寝るかを決め、その間にどう行動するのか可視化しただけのものだが、理想の22時就寝3時起床は果たして何回実現できるだろうか。
そろそろ早起きを始めないとなあ…
大学のバイト募集掲示板に「朝の荷物仕訳」というものがあった。週3回、6時から8時まで、時給900円。これぞ610にうってつけだと思うのだが、若干の不安点は授業が過密すぎること。あとは水曜日を外せるかどうか…

~・~・~

明日で春休みが終わります。他大学に比べて休みが長いなんて思ってもらっては困ります(´Д`)
宝篋山にてコツバメを探そうと思います。そして【4時半の朝食】を食べられますように…  続きを読む

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