2014年02月28日

突如として沸き立つ意味不明な活力

今朝は7時起床。朝から生き物の世話、カワゲラの様子見、荷造り、買出しと忙しい。


買出し及び地形図のコピーの帰り道、宿舎で飛び回るチョウを発見。遠目に見てモンシロチョウのような気がし、いいものを見つけたと思い近づいてみたらキタキチョウであった。どっちにしろと部長を見るのは久しぶりなのでよい気分である。
本格的な荷造りは実家で行うのだが、実家へ移動するついでに荷造りをしたところ、荷物がパンパンになる。タッパーを用意しすぎていることと、長靴を無理やり折り畳んでリュックに詰め込んだせいである。長靴は実家にもおいてあるのだが、こちらは丈が短く底がスパイクではないのであまり深いところまでいけない上に、万が一サキシマハブに襲われたときに対処しきれない可能性がある。何か足に巻いておけばいいのかもしれないが…

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さて明日から5日まで西表旅行に出かけてきます。道中ずっと天気が悪いみたいで呪われているみたいですが、去年の3月に行ったやんばるもずっと天気が悪かったので春の沖縄はこんな感じなのでしょう(大東諸島除く)。以下、目標を掲げておきます。

【採集編】
・無翅昆虫(イシノミ、シミ)
・トンボ類(成虫メイン)
・カワゲラ類(幼虫成虫問わず)
・水生昆虫(ゲンゴロウを中心として)
・ヤエヤマツダナナフシ
・ゴキブリ類(ルリゴキブリ、オオゴキブリ、ホラアナゴキブリなど)
・ドウボソハサミムシ
・シロアリ類(タカサゴシロアリなど)および巣の中にいる居候(ハネカクシ、シミ、コオロギetc)
・その他昆虫類

・ヘビ(サキシマスジオ、サキシママダラ、イワサキセダカヘビ、サキシマバイカダあたり)
・トカゲ(サキシマカナヘビ、イシガキトカゲ、サキシマキノボリトカゲなど)
・ヤモリ(オガサワラヤモリ、キノボリヤモリ)
・ミナミイシガメ

【死体編】
・オオヒキガエル
・サキシマハブ
・その他両生類・爬虫類

・シロハラクイナ
・カンムリワシ(持ち帰る際には文化庁への届け出が必要)
・その他鳥類

・ヤエヤマオオコウモリ
・リュウキュウイノシシ
・海獣
・その他哺乳類(イリオモテヤマネコ・ジュゴンを除く)
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2014年02月27日

без названия

今朝は7時半起床。午前中は『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』を、午後から電顕バイトを挟んで夜まで『南ア共和国の内幕―アパルトヘイトの終焉まで』を読む。南アフリカは激しい国だが、近くのナミビアは治安がよく、ボツワナはとても平和な国だという。そういわれるとついつい行ってみたくなってしまうものだが、610にとってはこの辺りの国はカカトアルキという昆虫がいることだけでなく、コイサン語族・クリック音の存在、およびその話者たるコイやサンという民族がアフリカ最古の住民と考えられている点も非常に興味をそそるのである。




http://youtu.be/c246fZ-7z1w(National Geographicの動画、リポーターがサン人にアフリカ最後の住民であるということを説明している?)
一番最後の動画では簡単にクリック音(舌打ちみたいな音)が紹介されているが、これはぜひリアルで聞いてみたい音である。

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明日は西表旅行に備えて帰省します。その前にいろいろ準備しないといけません。  

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2014年02月26日

孤独は悪魔の仕事場である

今朝は5時起床、大変珍しいことに気分よく早起きすることに成功。この高まったテンションを何に注いだかというと、昨晩のうちに創成されたやどけんの写真置き場に向ける大量投降にであった。610がつくば市を駆け回ってに撮りためた各種動物および昆虫の写真を延々とアップロードしていったわけだが、どんな生き物がいつどこで見つかっているのかを絵合わせによって簡単に他のメンバーに知ってもらえるとしたら、今後の活動に有意義であろう(もちろん、ほぼすべての写真がこのブログにも掲載されているわけだが、こんなゴミ溜めから発掘してもらうよりずっと手間がかからない)。
これはこれで他の人たちがもつ、つくばの未知の世界を否定することにもつながるわけだが、どうやら610の懸念は的外れなようだから、さしあたって気にすることは無かろう。

さて投稿を終えた後は久々に読書をしようという意志のもので読書を行う。
まずimpulse buyingした『頭骨コレクション 骨が語る動物の暮らし』を読む。頭骨を見て何が分かるのかとか、筆者が集めた頭骨に秘められたエピソードだとか、頭骨標本の作り方などが分かりやすく書かれていて、今のやどけんの潮流に相応しいような本であったが・・・ひとつ重大な欠陥がある。
この本ではカモシカの頭骨が断りもなく発見され回収されているのだが、カモシカは国指定の特別天然記念物であって、死体であってもその所有権は文化庁に属するものである。だから、カモシカの頭骨を所有するのであればきちんと担当の役場で「天然記念物滅失届」を提出すべきなのだが、本書ではそういったヤクソクゴトについては一切触れられていない。
なので、この本を手に取って頭骨集めに関心を抱いた人が、詳しいルールを知らずにうっかりカモシカの骨を拾ってしまい、ひと悶着を起こす事態が生じる可能性があるのだ。
※カモシカの死体を見つけたときの流れはこちらこちらに詳しく記載されています。自治体により扱いが異なるので要確認でしょう。
※ちなみに骨自体を回収することは文化財保護法第196状第1項の、
史跡名勝天然記念物の現状を変更し

に抵触する可能性があります。「もともと骨だった訳だし、別に殺したわけじゃないのだから問題ないだろう」は通じない可能性があります。ただ、きちんとした報告を行えば個人が所有することが認められるかもしれません(ただカモシカは研究利用を優先するかも知れず、個人の所有より寄贈を優先させられる可能性もあります)。

この本の著者は学術的な調査を行っているのであるから、カモシカの死体を見つけたときに取るべき手続きについては知っているはずなのだが、それを知っていて書かないのであれば(標本の作り方を紹介している以上、読者が実際に骨を集めることを想定していると思うのだが)なかなかに冒険をしていると思う。もしこの本に触発されてカモシカの骨を手続きをせずに拾った人が、それによって問題を引き起こしてしまい、筆者あてへクレームが来たらどうするのだろうか、そう起こりそうもないことをついつい心配してしまうのである。
というわけで、本に挟まっていた読書カードにこのことを書いてみようと思った次第である。

ちなみに、こう採集とか法律に関する無いようにやたらに敏感で細々としているのは、来たる西表旅行に向けて「何をしてはいけないのか」果てもなく調べたり、或いは【ヤマドリ騒動】と呼ばれる?一連の出来事がやどけん内で生じたことに起因している。調べれば調べるほどいろんなことが分かってきてなかなか面白いので、ちょっとした最近のマイブームでもあるが、この本の内容がちょうどマッチしたのであった。

それから、Yさんとの鼎談によって610が孤独に強い人物であることが浮き彫りにされたので、それが気がかりになって『孤独の研究』を読み直すことにした。人間は誰しも孤独な部分があるだろうし、それに文章が非常に読みやすいので一読の価値は十分にあると思うわけだが、Yさんのフィルターを通して見える610の姿を頭に浮かべながら文を追ってみると、或いは彼女の言葉によって気付かされた内面を気にしながら辿ってみると、当てはまっていそうな部分とか、共感ができる部分が散見されるではないか。自意識過剰が過ぎていると言えばそれまでだが、私は本書で語られているような偉人たちの行動にどことなく親近感を覚えてしまうのである。

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生物学演習から早めに解放された時間の有効活用として、カワゲラの論文を読み漁ることを優先すべきなのでしょうか。それとも読書を行いいろいろ考え、ブログに新たなゴミ溜めを形成することの方が大事なのでしょうか。至近的には前者でしょうが、後者についても捨てがたいものがあります。ということで明日も本を読んで考える1日を過ごすことになりそうです。  

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2014年02月25日

カワゲラ探しは至難の業

昨晩はやどけんメンバーの一部と、ある収獲物について長い議論を交わした。私の感想はともかく、この面倒な現実と肩身の狭さ、理論武装の必要性、何とかなってしまう実情、そして、色々な決め事について知っておくことに越したことは無い、ということが皆様に分かっていただければ幸いである。でも解剖・各種標本製作に必要な作業だけはしたかったなあ…

今朝は7時半起床。せっかく早起きをしたというのに、膨大な時間をソリティアに注いでしまう。菅平から帰ってきて一時期欲が引いていたのだが、最近またぶり返している。どうにかしないといけない・・・そして約2時間後、宝篋山へ向けて出発。


今日は天気も良く気温も高く、なかなかの散策日和であったが、沢に入って目に付くのはタニガワトビケラの一種ばかりである。「ばかり」というほど個体数が多いわけではないのだが、気が付くと視界に入っている。本日は驚いたことに交尾個体を見出すことに成功。冬の菅平でも虫がいることは知っているとはいえ、宝篋山でも似たような時期に発生をして繁殖行動をとっている虫がいるということはなかなかに驚きである。それと同時に、今までいかにこの手の虫たちの存在を無視してきたかを思うと、改めて自分が虫について何も知らないのだなあと思い知らされる。


トビケラはひとまず撮影するだけにしてカワゲラの成虫を探してひたすら沢を登っていく。日当たりの良いところにいればいいのだがどうやらそういうわけでもないようで、本日の第1個体は日陰のシダ植物の上でじっとしていた。


そして2匹目は日差しのある岩の上で静止していた。カワゲラの英名はStoneflyであり、その名が的確に示すように石の上にいるカワゲラを見出せた喜びもつかの間、いざ採集してみると動かない・・・どうやら死んでいるらしい。まさか直射日光によって熱死したのではあるまいな…この時期に出てくるようなカワゲラであれば、高温が悪影響を及ぼすのかもしれない。


石の上にはカワゲラがいることは極めてまれで、たいていはハエかトビケラしかいない。トビケラはどうも1種類(或いは1属数種の可能性も)なのだが、ハエは丸っこいのとか小さいのとか細長いのとかハナアブとか、結構バリエーションに富んでいる。中でも写真の個体は細長いところがカワゲラと紛らわしく、近づいてみて足が不自然に長いところや触角の見えない頭部に気が付きガッカリさせられる。いや、形態的に魅力的である点はよく分かるが、610はいまユビオナシカワゲラ族の一種だけに用があるのだ・・・

帰宅後、退去届を提出。この行為自体は3度目だが、宿舎への継続入居をしない点においてはこれが初めてである。
いちおう3/25に退去を完了させることにしたが、上手くいくだろうか。今までの引っ越しは所要時間1日、経費0円で済んでいたのだが、今回は菅平への必要な荷物の輸送を委託したり、あるいは不要な荷物を実家へ送り返したりといった手間があるので、うまく機能できる気がしないのである。考えるだけでも面倒なことこの上ない…

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明日は読書と部屋の片づけ、荷造りに一日を費やそうかと考えています。  

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2014年02月24日

さようなら生物学演習 こんにちは卒業研究

今朝は8時50分ごろ起床。


遂に生物学演習を提出、晴れて自由の身になる。大学構内では明日に控える前期試験の準備をしているようで、見たことのない(3年前に見ているはずなのだが)ストーブがたくさん廊下に並んでいた。

午後から宝篋山へ向かいカワゲラ(成虫)採集に努める。


途中に水田地帯を突っ切る長い直線道路を通過するのだが、ここではしばしば猛禽を見かける。本日も例によって、鉄塔の頂上に何らかの鳥がとまったのを確認した。アングルが悪い上に背中が黒いのでカラスである可能性も感じられたのだが、よく見てみると顔のあたりに白い部分が認められる。それから、カラスには真似できない弾丸のようなスピードで飛び去って行ったことを踏まえると、これはオオタカかもしれない。


さて久々に捕虫網を繰り出し沢沿いの植物をスウィーピングしていくのだが、クモと小さな双翅目くらいしか採れない。ほどなくやや大き目なものが入ったかと思えばトビケラである。どうやらタニガワトビケラ属の一種のようであるが、小さいながらもなかなか美麗である。


幼虫探しも同時に行う。ムカシトンボのヤゴがひと掬いで3匹も採れると気分が良い(その後リリース)。


さていくらスウィーピングしても駄目だったのだが、ふと湿った苔の生えているあたりを見やるとカワゲラの成虫を発見。翅がテカテカしているので自然光下でも認識しやすく、らくらく採集に成功。腹側から見ると頭部と胸部の間に指状の鰓の名残が認められるので、こいつはおそらくユビオナシカワゲラ属の一種なのだろう。
追加を狙うも見つけられず。まだそんなに沢山は発生していないのだろうか。


別の沢へ移動しようとショートカットできそうな道を使ってみたのだが、実態は登山道だったらしく、気が付けば沢の最源流部に到達してしまった。ここから下流へ降りるのも困難そうだし、何しろ大分体力を消費してしまったので本日はパス。まあそんなに焦ることもなかろう。
道端にはコゲラ?が空けたと思われる真ん丸な穴が開いている朽ち木を発見。

さて帰りは行きと違う道を選択。桜川に沿って行くのだが、またもや猛禽に遭遇。先ほどのオオタカらしきものと違い、ずいぶん接近が可能である。


この顔、見る人が見ればすぐに判別できるのかもしれないが610には分からない。


そこで腹側を見てみると(実際はまず腹側を見て、逆光だったので反対方向へ移動したのだが)、こんなに解像度が悪い写真でも真ん中あたりが黒っぽいことはかろうじてわかる。
これらの写真を撮り終えた後、もっと接近できそうな場所へ猛禽が移動していったので追跡したのだが、すんでのところで飛び去られてしまいもう二度と帰ってくることは無かったのだが、その時の飛び方を踏まえると、この猛禽はどうもノスリっぽい。ノスリっぽい猛禽はかつて宝篋山麓で一度目にしているが、止まっている姿を含め間近で見たのは初めてであろう。なかなかいいものを見られた。

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明日も懲りずに宝篋山入りし、カワゲラ成虫を追加できればよいです。  

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2014年02月23日

文字数の数え方を前にして挫折

今朝は9時起床。生物学演習の方は面倒だった画像の取り込みを終え(結局epsファイルを創成しそのまま文書内にぶち込む)、参考文献の整理をして一応提出できる体裁を整えてみた。ページ数は38を数え、文字数は24017に達した。

ところで、上記の数字は表紙や参考文献一覧、或いはページ数やその他もろもろの要因を含んだものであり、純粋に本文のみの数値を表したものではない。そこでふと、生物学演習における正しい文字数の認識方法とは何なのかが気になってしまう訳である。こういうものに意識を向けないで過ごすことが幸せだと分かっていながらも、文字に関する定義を求めて生物学演習の内容をまとめてある書類に目を通すわけだが、悲しいかな、610が求める指針は一切明記されていなかった。すぐさま、この現状には大きな問題があることに気が付く。

どういうことかというと、生物学演習では20000字程度にまとめたレポートの提出が義務付けられているが、この20000字の解釈が個々人に委ねられているのである。なので、610のように表紙とかページ番号といったありとあらゆる文字を含めて20000字を突破したと主張したとすると、どう考えても非常識ではあるものの、それを明確に否定できないのである。

個人的には、ページ番号とか表紙に書いてある意味不明なロシア語表記などは生物学演習の本質とは関係の無いものだから文字数のカウントから除外すべきだと思うのだが、見出しとか図表に与えられた文字などをどう処置すべきかが分からない。これらの文字は生物学演習に必須な要素と見做せるが、本文そのものからは遊離しているという所が悩みどころである。

こうして文字数の闇にとらわれた610は「文字数とは何か」を前にして悩むことになったのだが、あるサイトを見つける。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/bulletin/guide5.php
日本社会学会のwebサイト「5 形式上の注意事項」における、「5.2 表題紙の項目」に、文字数について明確な定義がなされていたのである!
表題紙には,論文タイトルの全文,著者名,所属,文字数(本文・見出し・小見出し・注・文献リストの合計文字数と各図表の換算文字数,および両者を合わせた総文字数)を記す.

(太字は610による)

おそらく実用レベルではここまで明記していれば問題ないだろうが、アタマの悪い610にはまだ疑問が残っている。
目次は文字数に含めるべきなのだろうか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035030765
次に知恵袋にたどり着いたのだが、目次は文字数に含めないという意見がある。日本社会学会と同様に根拠は明記されていないが、前者と違いこちらは一個人の意見であるため鵜呑みにすることができない(わたしの大学ではこうでした、という感じなら納得できたのだが)。ともかく、目次は文字数に入れないという態度は一般的なものなのだろう。

さて、これほど文字数に悩みつつも、実は生物学演習に関しては提出時に文字数を明記する義務については明記されていない。つまり、文字数に関する厳密な定義を気にすることもないし、レポートに文字数を表記する必要もなく、何となく20000字を超えていれば大して問題ではないのである。
ということで初稿を印刷しセルフ赤入れを行う。

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明日生物学演習を提出出来たらいい気分になれそうですが、提出期限ギリギリまで改良すべきだろうという謎の不安もあります。
生物学演習に限らず、各種レポートを制作している時によく苛まれるこの種の不安ですが、単純に考えるとこうやって提出を先延ばしするのは時間の無駄ですよね。あらかた完成しているのであればさっさと出して、積んである論文を読むとかカワゲラを捕まえに出かけるとか、もっと時間を有効に使うべきですよね。
ということで、午前中に提出し、その後宝篋山でカワゲラ(成虫)採集をするという計画を完遂させたいところです。  

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2014年02月22日

嵐の後の静けさ

今朝は10時起床。2ケタ台に起床するのは実に久しぶりのことだと思う。

怪獣のバラードについては、昔ネットで「怪獣のバラードを歌った高校のクラスが合唱祭で優勝していた」という謎情報に基づき好きな合唱曲となっているのだが、この動画を見つけた瞬間非常に複雑な気分になってしまった。単純に言うと、動画を観ないで合唱を聞いている分には問題ないのだが、映像を見てしまうと振り付けを付加させていることと、振り付けを付加させることで大人が子どもを見世物にしているという二重の暴力性(後者の方が強い)を感じ取り、動画を見ていられなくなってしまうのである。

さて生物学演習の方はやる気が湧かず文献整理とか画像収集といった作業が中途半端にしか進まないのであるが、気が付けば31ページに達している。ページ数を超過することに何の意味もない訳で、却って20ページ程度を目安に作れというお達しを無視していることでもあるのだが、これはLATEXの使用上仕方のないことである。

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2014年02月21日

お前の存在が理解できない

結論から言うと、2次会は昨晩22時半から始まり今朝の10時半まで行われた。参加者が多かった時は平常運転だったが、3年生だけになり610とYさんだけが起きているような状況になるのが諸悪の根源であり、Yさんによる610に対する探究が始まってしまうのであった。610は自分が変人であることはうすうす承知しているわけだが、彼女にとってはわたしの変人度合いがどうしようもなく逸脱しているように思えてならず、興味深いのだという。世の中には色々な興味深い事象があると思うが、中には興味を抱いてはいけない部類のものがある。わたしのことなどその代表格のように思えてならないわけだが、このブログの冒頭に書いてある注意事項を守らず失望してしまったらしい。そういう道を踏み外した人に対して610は寛容でなければならない。

さてYさん曰く、610は「お前の変人度合いは次元が違っていて、あまりに孤独に強すぎて、他人に対する根本的な興味が無くて、プラスの評価を拒絶する割には冷酷ではなくて、でも物凄く幸運に恵まれていて、絶対に結婚をしてはいけなくて、つまり、お前は芸術家みたいだ」とのことである。流石にそこまで変じゃない、自分はもっと大衆的な部分にまみれている弱い存在だと思いたいのだが・・・彼女とやりとしていると、エセ変人を主張し続けることに限界を感じ、やっぱり自分は本当にどうかしているということを認めざるを得ない気持ちになってくる。
何というか、言葉にすると自分の感覚があまりに一般的なものからズレていることが浮き彫りになるのである。610としては特に大したことではないように思うことが、往々にしてYさんを呆れかえさせるのである。探求を放棄して、遺伝子やDNAの欠陥に原因を求めたくなる気持ちも分からないでもない(診断を受けた訳ではないが、その可能性も大いにあり得る。もちろん、本当にそうであっても610は大して困らない)。

それにしても、Yさんの分析スキルはいったいどうやって獲得されたのだろうか…こういう危険な話し合いができる人はとても貴重な存在だと思うのだが、その一方で610はこういった話す機会が無くても問題なく生きていけてしまうだろうことが話していて明らかになった。小中高とコミュニティを次々と切り捨ててきて、やどけんやつくばのコミュニティが解消されるのも時間の問題だと思うとむなしさを感じないわけでもないが、でも一方でサシ飲みをしてみたり寝ないで話し続けてしまうように、話し合いをすること(しかも回を重ねるにつれて長引いている)は不可欠とまでは断言できないが610にとって必要なことなのも確かである。もちろん、そうとはいっても、人を巻き込むのはよくない(しかも他人の家で延々と話すような無礼を働いたわけだから)。
なので第2回サシ飲みの計画が立ち上がっているわけだが、今日かなり話してしまったことでネタが尽きた可能性もある。どうするYさん…?

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さてお開きになり、11時頃部屋に戻り2時間ほど仮眠をしてから電顕バイトへ向かう。話している時には目も頭も比較的さえていたのだが、それが終わるともうどうしようもない。ボスが撮影している反対側で睡眠の合間に撮影を続けるような最低の勤務態度を晒してしまったわけだが、このことが怒られる項目に該当しないことが救いである。

明日こそは生物学演習を再開したいところです。文章の方はそろそろ見切りをつけて、図表整理に着手したいです。  

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2014年02月20日

人生=悲しき人をさらにかなしみで追い打ちすること

今朝は7時起床。最近部屋の掃除をしていなかったことに気が付いたので、合唱曲を垂れ流しながら掃除を行う。
こう見えても610は合唱曲が結構好きであり、一昨日ふと「お伊勢まいり」が聞きたくなったので調べてみたところ無事に見つかったのを皮切りに、中学や高校で歌った曲、歌いたかった曲、他クラスのを聞いていいなあと思った曲を探り出していった。


高校2年生のときにうたった「むぎや」は、主に男声が壊滅的な状況であったため、合唱祭のランキングでは8クラスある2年生の中でぶっちぎりの最下位であり、しかもトータルでは優秀な1年生の2クラスよりも得点を下回ってしまった。


ちなみに2年次はもう1曲、こんなふざけた曲も歌っていた。この頃はロシアに対する興味はせいぜい地図帳から逸脱していなかったので何とも感じなかった。


我が高校では2,3年でクラス替えが無かったのだが、去年の反省を踏まえた我が33Rではまともな勝負を避けてネタに走った。ということでなんと『崖の上のポニョ』を採用したのであった。この動画ではお子さんが踊っているが、驚くことなかれ、我々は歌いながらこの振付を実行したのである。610がニコニコしながら踊っている姿を想像できようか(ちなみにこの頃の頭髪は今よりも逞しく立派であった)。
実はもう一曲、確か曲名が『さかな』という歌をうたったのだが、ネットで見つけることができなかった。


これは高3のとき、2年生の2クラスが歌っていて非常に衝撃を受けた曲である。何たるこの勇ましさ! 


これは確か中1の頃に、3年生が歌っているのを聞いて印象的だった曲である。結局自分たちが3年生になった時に歌うことはできず、高1になった時にも期待していたのだがダメであった。相当未練があったようで、中学時代の音楽の教科書に載っていた楽譜を見て男声の音程を覚えたりもして、それが今でも記憶に残っているのである。


ちなみに中学生時代は『魔王』のドイツ語バージョンを聴いてツボにはまった610は図書館でCDを借りたり、近所のレンタルショップに魔王がいないか探し回ったり、果ては小学生のときの音楽の教科書を引っ張り出してドイツ語の発音を暗記したりクレイジーな行動を取っていたものである。
http://dilandau.eu/download-songs-mp3/heavymetal/1.html
そしてなぜか610のパソコンにはヘビメタver.の魔王が君臨している。上のリンク先にある"ek heavymetal.mp3"からダウンロード可能であるが、なぜ在りし日の私はこんなものを見つけ出したのだろう…

合唱曲を聴いていると昔のことを思い出すもので、思わず我々が歌ったポニョ動画を発掘して見返してみたのだが、ああこの時はバカばっかりやっていて実に楽しかったなあ・・・合唱祭は「合掌祭」と表記していたし、3年次は合掌祭当日に4:24発の始発電車に乗って意味もなく会場に一番乗りしたり、しかもその時に数名の同志がいて高校まで歩いて行ってみたり・・・懐かしすぎる・・・この懐かしさを33Rメンバーとぜひ共有したいなあと思ったのだが、既にこのブログを観ている者もおるまい…

さて電顕バイトに向かうまでの間、ひたすら西表島での漁業権について調べて過ごす。カメの捕獲にカニかごを利用したいという参加者がいたのだが、それは漁業権に明らかに抵触しそうなので気がかりだったのだ。調べてみるとやはり漁業権を得ていない一般の人間がカニかごを利用することは禁止されているようであり、いくらカメしか捕まえないからといったところで、カニかごの利用自体が禁止されているのだからどうしようもない訳である。
こういうことを思うと昆虫採集がずっと楽ちんなことがよく分かる。基本的に経済活動の流れに乗っていない上に、捕まえてはいけないものがせいぜい天然記念物・国内希少野生動植物種・国立または国定公園の特別保護地区、或いは特別地域内における指定動物や条例で定められるところの採集禁止種くらいで、たいていはそう簡単に見つかるものではないのだから大変気軽なものだ。
しかし一体私はいつから、規則調べに熱中するようになったのだろう…実際こういうことを調べるのは思っている以上に面白いことである。まだ条例とか法律の「原典購読」をたしなむ段階には到達してはいないが…

その後電顕バイトに向かい、買い物をしてから家に戻り、そして追いコンへ。昨日まで追い出す立場にいると思っていたのだが、どうやら610は菅平へ移る事情から追い出される立場としてただ飯を頂けるようである。もし来年参加できるようであれば追い出す側に回ればよいらしい。
お好み焼き屋でKさんとGTさんと色々なお話をして、2次会はJ邸へ移動。ここからすごいことに・・・

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明日は生物学演習。  

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2014年02月19日

カワゲラにとらわれる一日

今朝は8時起床。なかなかやる気が湧かずに辛いところだが、冷蔵庫を開けてミヤモトクロカワゲラが入っているタッパーを見てみると・・・卵を確認。
採集から3週間近くたっているのだが、昨日からやっと卵の存在が見え始めるようになった。ひょっとしたらこの間に多くの卵を見落として捨ててしまっている可能性もあるのだが、単に性成熟まで時間がかかっていたので産み落とされていなかった可能性もある。個人的には後者であってほしいのだが、いざ実際の卵を目にしてみたところ、想像以上に小さく色が薄かったため、無駄な殺生を繰り返してしまったのが現実だろう。
卵は発生の観察を行うために回収し固定するのだが、その時には成虫が非常に鬱陶しい。彼らは活発でしかも垂直な壁だって平気で登ってくるため、油断していると容易に容器から逃げられてしまう。なので、脱走を防ぐべく処置を施したうえで、吸虫管を使って彼らを中に閉じ込めておくことになるのだが、この作業もなかなか大変である。最難関は元に戻すときで、1匹残らず吸虫管の中から容器へ移さねばならない。この過程で既に何匹か潰してしまっているのがまた悲しいところである。


結露している水滴の中でよく卵が見つかっていたので、産卵床として水を張った小さな容器を導入してみたのだが・・・しばらくして様子を見てみたら、かなりの個体が水にトラップされている! 非常に悲劇的な光景だ。幸い彼らは救出すればほどなくして元気になるわけだが、卵欲しさにびしょびしょの環境を構築することは彼らの生存の危機に直結するようで、なかなかの悩みどころである。

さて生物学演習の方は、Biology of Plecopteraを見ながらカワゲラの生活史を記述したことにより、27ページ(うち表紙、目次、referenceで4ページ消費)、文字数にして19,823文字(表紙、目次、reference含む)に到達。ページと文字数だけ見れば提出条件を満たしているわけだが、実際は中身はミニレビューというよりかは雑多な文献の剽窃あるいは和訳のようなものである上に、図が一切添付されていないといった問題だらけである。図に関してはTEXで作業すると膨大なストレスにさらされるためWordで用意するつもりだが、スキャナーが自宅に無いことを考えると、そもそも図表の添付は大変面倒な作業である。
ちなみにこの先Millar(1939,40)を読む予定であるのだが、2つ併せて70ページ以上もあるので、さらに文字数とページ数が増える見込みである。もっとも、全部読むことがそもそも無理そうだし、これをひたすら訳していく作業はあまりに不毛だと思われるのでひどいことにはならないと思うが・・・

夜は西表会議に出向く。その後有志で夕食へ向かい、主にNamaさん談義が炸裂したことで23時過ぎまで盛り上がることに。

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明日はやどけんの追いコンです。  

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2014年02月18日

剥製づくりは前途多難

今朝は6時半起床。


死んだ個体を共食いしているミヤモトクロカワゲラ。カワゲラは一般的に成虫になると摂食行動をしないという誤った認識を持っていたのだが、それはどうやら特定のカワゲラのグループのみの性質らしく、小型のカワゲラはご覧のように肉食だったりする。
毎日卵の確認をしているわけだが、今朝ようやくそれらしいものを発見。採取するのに一苦労したが、この先どんどん産んでくれることを期待する。


さて部室では第2回標本学特講と題して剥製の縫付まで行いたかったのだが、どうやら湿気取りにおがくずは不向きなことが判明。結局再度水洗いしたので乾くまで生物学演習の課題を進める。
参加者は610の他にさかなくんしかおらず、昼過ぎからはひたすら部室の書類整理を行った。30年前の文化祭のパンフレットとか、設立当初の農林技術センターの写真などをはじめ面白いものが山ほど出てきて楽しいひと時を過ごす。

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明日は西表会議が夜にあるので、それまで生物学演習に取り組みます。

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2014年02月17日

カワゲラ成虫シーズンイン

今朝は7時起床。準備を整え宝篋山へ向かう。
Namaさんが現れなかったので先にカワゲラ探しを行う。


ムカシトンボの1齢幼虫と思われる小さなヤゴを発見。ここまで小さい個体を見たのは初めてかもしれない。たまたま先に採れたオニヤンマの終齢幼虫と比較してみるとそのサイズの違いは明らかである。ちなみにムカシトンボは成虫になるまで7年近くかかるが、オニヤンマも5年くらいかかるらしい。


ムカシトンボと共にゴールデンウィークの渓谷でよく見かけるヒメクロサナエだったが、今まで数回ガサ入れをやってきたのだが一度もお目にかけることができずにいた。幸いにも今回初めて採取できた。


いつものようにヒラタカゲロウ科の幼虫もよく見つかったのだが・・・何だか違和感がある。


これもヒラタカゲロウ科の幼虫だが、鰓の数・形態とか頭部形態といったところに違いがあるように感じる。
どうやら前者のヒラタカゲロウは、出現時期からいってタニヒラタカゲロウの可能性が高い。ちなみに後者はクロタニガワカゲロウに似ているがこちらは確信が持てない。


さてカワゲラの方はいつものようにアミメカワゲラ科幼虫がたくさん、フサオナシカワゲラ属幼虫ふつう、ユビオナシカワゲラ属少々、カワゲラ科ほんの少しといった感じのラインナップであった。しかし、今回は今までで最も大きい幼虫を採集することができた。自宅で同定を試みたところ、カミムラカワゲラ属に近い印象を感じた。ただ、判別のポイントとなる腹部中央部にある剛毛が我が家の設備(裸眼+ルーペ)では満足に確認できず、違う可能性もある。
それから驚いたことに、成虫が見つかった。さらに驚きなのは、成虫を入れた容器をうっかり幼虫の持ち帰り容器に採用してしまい、気付かぬうちに沢に流してしまったことなのだが、もう成虫のシーズンが始まろうとしているのか。不思議な感じである。体が細長かったことと尾毛が見えなかったことから、ユビオナシカワゲラ属の成虫のように思う。


その後Namaさんと合流しオサ掘りを行う。1月13日に掘り出し埋め戻したオサムシたちに再登場してもらったのだが、7匹埋めたうちの4匹しか見つからなかった。残り3匹はもっと深いところへ移動したのか、或いは別の場所へ旅立ったのか・・・ゴミムシダマシも見つかったのが個人的にはツボであった。

帰還時は逆風が強く、宝篋山で活動していた時よりもエネルギーを消費した気がする。

さて秋Cモヂュールの成績開示が始まったのだが、いまのところ生物多様性情報学IIIしか閲覧できない。


どうやら私の生物多様性情報学IIIの理解は7割程度(菅平へ行って欠席した分を考慮して)らしい。試験問題をもっとマトモなものにできればもう少し良い評価が得られたかもしれないなあ。



ちなみに他の科目はご覧のとおり。専門科目よりよい成績を得られる謎…
博物館実習は無事に単位が得られたことにより、610は卒業後博物館に関する科目の「単位修得証明書」を手に入れることができる(平成23年度履修要覧 131頁 (備考)3)。それにしても、博物館実習のレポートでは支援室の配慮の無さと受け入れ先の博物館で見られた人間関係の歪みを思いっきり指摘し糾弾しているのにもかかわらず、まっとうな成績が与えられたことには驚きを隠せない。後者はともかくとして、前者に関しては実習担当の先生も不満をお持ちだったりするのだろうか、或いはこういう意見は成績の考慮とは関係なく扱われているのだろうか・・・
ヘブル語とロシア語は610のポリシー的に基礎科目関連科目(自 由)にはしたくなく、それぞれ基礎科目共通科目第2外国語(選 択)と基礎科目共通科目第2外国語(必 修)に無理やりあてはめている。ちなみに、選 択にはヘブライ語とアラビア語(4.5単位)が、必 修にはロシア語(12.5単位)、自 由にはそれ以外の言語(ラテン語、サンスクリット、イタリア語5.5単位)がぶち込まれている。

~・~・~

明日は部室で標本整理(第2回標本学特講)です。昼ごろに哲学カフェがあるので立ち寄るかもしれません。
  

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2014年02月16日

解剖娘つくばに現る

今朝は7時起床。
雪の中に埋めておいたタヌキのロードキルを採集しに出かけるが・・・案の定、雪は昨日の大雨で溶けてなくなり、露わになったタヌキはカラスにつつかれたようで無残にも道端にうち棄てられていた。よく見るとはみ出していた腸をはじめとする臓腑が全く見当たらない。もともとこの遺体は毛皮しか標本にできないと見なしていただけに、あらかた内臓を処理してもらえたのは好都合だったかもしれない。


さてシュモクザメについては、Namaさんが元旦に鈴鹿の浜で拾った遺体をその日のうちに610の住まいに向けて発送されたものの、荷札が脱落するトラブルがあったらしく3週間近く到着が遅れ、しかも送り主のNamaさんが音信不通になった影響で3日3晩我が家のベランダにて放置されたなかなかの経歴をお持ちである。しかしながらご覧のように全身は至ってきれいで、恐れていたほどにおいはない。
しかしながら、このシュモクザメも内臓がすっからかんであった。鰓の部分に穴が開いていたのだが、おそらく漂着している間に小魚なり微生物なりに喰われてしまったのか、はたまた配達のお兄さんかおじさんかが、内臓があってはサメも痛んでしまうだろうと、小さな穴からご丁寧に内臓を掻き出してくれたのかもしれない。タヌキの場合はこの後8時間程度延々と皮下組織を剥ぐ作業に追われていたので内臓が無いことは好都合だったのだが、サメの場合は非常に惜しいことであった。

さて今回の解剖は、拾い主のNamaさんがTwitterを利用して見学者を募集したところ、学外の方にも内容が目に触れたらしく、遠路はるばる埼玉から1人の高校生がやってきた。彼女の名を借りにSお嬢とすると、獣医志望で過去にウシの生殖器の解剖をしたことがあるらしく、また今回はサメの内臓を見てみたかったのだという。日常的に解剖をやるレベルではさすがに到達してないようだが、今回はタヌキの上腕をいじってもらったりシュモクザメの頭部の剥皮を手伝ってもらったりした。こんな方がやどけんに入ってくれたら即戦力になるなあと思いつつも、つくばに獣医学類が存在しないという不条理を眼前になすすべはない。
折角だから雙峰祭にでも足を運んでいただけたら嬉しい限りなのだが・・・こう書いて重大なミスをやらかしたことに気が付く。彼女が骨が好きかどうか問いただしそびれてしまったのだ! 

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明日は宝篋山でオサムシとカワゲラを探します。  

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2014年02月15日

論文と己とが対峙する一日

今朝は9時ごろ起床。3時前に吐き気と暴風の音で目が覚めるのだが、2月半ばの陽気とは思えない荒みっぷりである。
長く寝たのにもかかわらずやる気が出ず、2時間近くかけてKishimoto(1986)の読解を始めるに至ったわけだが、これを6時間近くかけて延々と読んでは瞬間和約をして生物学演習のレポートに打ち込むという怠惰な作業を続け、文章量にして残りあと2ページ程度のところで、目が疲れてきたので中断。このような逐語訳の形式が果たして生物学演習のレポートの形式として妥当かどうかがよく分からないのだが、比較発生の手法とかカワゲラの胚発生の仕方を知る上ではそれなりに意味のある作業であるとは思いたいところだ。
まあ気になるようであれば一通り打ち込んだ後に内容を削るなり言い回しを変えてみるなりすればよかろう。

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明日はNamaさんが正月に拾ったシュモクザメの解剖を行います。先日見つけたタヌキについても、カラスにつつかれていたり隠していた雪が溶けて誰かに回収されたりしていなかったら手を付けてみたいものです。
ちなみに今回の企画、実験室を借り上げ、しかも学外から参加者が来るとのことです。どうなることやら・・・  

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2014年02月14日

610は変人なのか?

1時ごろに吐き気で目が覚める。ここ一週間近く、夜になると吐き気を感じている。きっと食生活が乱れまくっているから(外食に向かう頻度が、おそらく大学生活史上最も高い+家ではスナック菓子を貪っている+食事のメニューが貧栄養)だろうか。ただこの吐き気には季節性もあるように思う。早く治ってくれればいいのだが…

で、今朝はいつも通り7時半起床。今日こそは生物学演習に重点を置いて過ごすつもりである。LATEXで制作していることもあり、ページ数は簡単に20ページを超えそうなのだが、現在文字数は7000字程度、20000字程度が目安となっているので進捗具合は1/3程度でしかない。名目上は学術論文を読んでレビューをまとめることになっているが、カワゲラのオールアバウトを書くとなると、教科書に依るところが大きくなる。論文は10本読むのを目安とされていたのだが、もしかしたらそれに到達できないかもしれない。いや、読もうと思えば読めるが、読んだ論文を生物学演習のレポートに反映できない可能性があるのだ。まあ気にすることは無いのだが・・・
とりあえずカワゲラの形態について書き込みを加え10000字程度には達した。残り5000字以上は発生について書きたいものだが、果たしてうまくできるだろうか…

午後からは電顕バイトに向かう。外では雪が降ったりやんだりしているのでバスで向かい、シデムシの撮影がひと段落したのでカミキリムシの撮影を始める。

雪の方はあまり降っておらず、Yさん主催のサシ飲みも無事に開催決定。
「お前は変な格好をしているけど、変な目で見られることって気にならないの?」という問いから始まったマジメな?会話は結局4時間近く続き、大変面白い時間を過ごすことができた。どうやら私のブログを観て失望をしたと同時に動揺したようで、ああ罪な書き物をしてしまったのだなあと悔いたりもしたが、Yさんは実に的確な攻撃を加えてくる。忌憚ない物言いについては何の問題もないのだが、時折グサッと来る本質的な疑問を投げかけてくる。大体グサッと感じるのは普段あまり考えたことのないことであったり、あるいは考えるのを避けているようなものなので答えに窮するのであるが、それによって気付かされることが随分多かった。
ちなみに、610という人物がどのように思われているのか他人から意見を聞くことはあまりなかったし、自分から聞くのもあまり望んでいないことだったのだが、Yさん曰く610はどうしようもない変人らしい。610はそれに異議を唱えたのだが、それが却って変人らしさを助長させる効果があったようで、610が変人でないことを証明することはできなかった。
お互いに第2回サシ飲みの開催を希望していることもあり、ぜひ実現してほしいものである。本日お店にいたことで分かったのは、だんだん店内がうるさくなっていくということである。なぜ静かに話している人たちが大声で盛り上がっている人たちの声のせいで、静かに話していたい人たちが声を張り上げなければならないのだろうか。ということで次回は家の中でやるべきだろう。

~・~・~

明日はしばらく止まっていた論文読解の作業に入ろうと思います。Kishimoto(1985)Miller(1939)を読み終えたいところですが、できるだろうか…

ところで、今日はバレンタインデーですね。特に思うことはありませんが、バレンタインデーには恋愛的な要素が含まれているという前提をもとに、近頃ネットで拾った恋愛に関する興味深いページを紹介…と行きたいところですが、あまり恋愛的要素は強くないです。むしろ人間性の問題に起因するようなものでいて、恋愛はそのほんの一旦っといったところでしょうか。
http://anond.hatelabo.jp/20140212113833
http://anond.hatelabo.jp/20140208002745
http://anond.hatelabo.jp/20101122004732
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20110526/p1
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20110914/p1
  

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2014年02月13日

ロードキル回収のためにすべてを投げ出す

本日は例によって7時半起床。あまりやる気が出ない中、哲学カフェのレポートを作り終えていないことで生物学演習に手を付けられ無さそうな現実を前にして、自分の計画力の無さにうんざりしていたところ、計画という概念を根本から打ち崩す一方がNamaさんからもたらされた。

○○ニテロードキル発見。タヌキアルヒハハクビシン。至急回収ニ向カフベシ。


年末年始にウサギのロードキルを手に入れられず徒労に終わった反省から、すべてを投げ打って回収に向かわねばならない。幸いにして今回の現場はそう遠くなく、遺体自体も回収されることなくそのまま道路に横たわっていたのだが…
ロードキルの性として、遺体の損傷はなかなかのものであった。頭骨は粉々、腹は割けて腸が飛び出してしまっている。頭骨を含めた全身骨格標本をつくるのには不向きだろうが、鳥の剥製に手を出している都合上、タヌキの毛皮くらいは標本にできそうだという気がしてくる。
タヌキクラスの動物はやどけん部室の冷凍庫に入らない可能性があるのだが、付近には幸いにも雪がたくさん残されていたのでその場しのぎの手段として雪中に保存することに。カラスに見つかってしまったらまずいが、しばらくこのままにしておけるだろう。
やどけんでは16日にシュモクザメの解剖を行うので、その際にタヌキも解剖できればいいのだが・・・

~・~・~

明日こそはしっかりと生物学演習に着手できるはずです。
そして夕方からYさんとサシ飲みをする予定です。なんでも610のブログの存在を知ってしまい、その内容に心の底から失望したらしく、ブログを読んだことで失われた私の人生の方向性・指針を返してほしいと文句を言いたいようです・・・というのは610の推測ですが、きっとその種の攻撃の機会としてサシ飲みを設定されたのでしょう。ボコボコにされる未来しか見えませんね…  

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2014年02月12日

お前は社会に出てはいけない

今朝は7時半起床。布団の中で寝汗を感じたのはずいぶん久しぶりのような気がする。
朝のうちに生物学演習に手を付け、大まかな科の分類についてはメドをつける。それから来年度の科目等履修生の開設授業科目一覧に目を通し、理想な時間割を脳内で構築する。ヘブライ語は各年開講なので来年度は履修できないが、満州語という記述が授業科目から消えていたのは来年度以降の学生にとって大いなる損失である。満州語の戦前のテキストが無料で手に入ったり、2000円で戦前に創成された満和辞典の復刻版を入手できるほぼ唯一の場だっただけに、
※ところで授業科目一覧には満州語という文字どころか担当教員の氏名すら消えていたので、不思議に思ってtriosで検索したのだが引っかからない。一応今年度初頭に授業に参加していたわけだから、仮に途中で退職したとしても名前くらい載っていてもいいものだがと思い、次に今年度のkdbを見てみることにした。今度は、「本年度開講中止」の講義がちらほら目に入った。随分と急な話である。何か表にできない事情があるのかもしれない・・・

そして12時ごろ部室に出向き剥製づくりの第3段階、洗浄と乾燥に入る。昨日は午前中に除肉ののち皮に焼きミョウバンと樟脳を混ぜた薬品を塗布して防腐と収斂(皮を丈夫にして羽の脱落を防ぐ)を行っておいたので、羽が脱落しない前提で標本を水と洗剤で丸洗いする。確かに翅は落ちることなくくっついたままであったが、この洗った鳥をおがくずの中に投入して水気を取る作業があまりうまくいかない。参考にしているテキストにはおがくずではなくて筆粉なるもみ殻の灰を使うことになっていたのだが、これが手に入りそうもないのでおがくずで代用してみたところ、水をきちんと吸っているのかどうかが分からない。そういうことを共同作業者のY君に話してみたところ、「灰でいいならおがくず燃やせばいいんじゃないですか!」と素晴らしい提案をし、早速おがくずとマッチを手に外へ出て行ったのだが…

火は点かなかったらしい。
今は詰め物や縫い物の道具がないため、この先作業することが特にない。こういう作業の途中でインターバルを挟む場合にどうすべきか情報が無いので、とりあえずおがくずの山の中にトリたちを埋めて作業終了。610はこの後T先生ご一行が来る可能性があるので部室にとどまり哲学カフェのレポート作りを行う。
さてT先生と案内役のOさんとが文サ館の前にやってきたので挨拶に出たのだが、T先生には開口一番「もう少しまともな格好をしろ!」と叱られてしまった。いったいどうすればまともになるのだろうか…

・つくばセンターの居酒屋で飲み会
高校の同期でつくばに進学した人たちが610含めて5人いるのだが、うち4名が一堂に集結。皆さんとはたまにすれ違ったり授業が一緒だったりしたことはあったが、こうして集まるのは意外なことに初めて。T先生がつくばに来るのも初めてらしい。久々に高校の話題とかT先生の「訓辞」を聞いて懐かしさを感じるとともに、似たような話を高校時代に聞いていたような気がするが、受け止め方が当時とは明らかに違っていることにも気が付き、なんだかさみしい気持ちにもなる。T先生もよく仰っていたのだが、人生って短いのだろうなあ…


話題の中に、610が高校2年生のときに席替えで窓際に来たとき、突然荷物を置くテーブルを壁に設置した狂気のお話が登場した。我ながら腹筋が崩壊するほど面白かったのだが、確かにこういうことを突然始める人間が社会に出てもただただ有害だろう。それにしてもみなさん、色々と覚えているものだなあ・・・
3/1に東京でもう少し大きな同窓会(33R会)が開かれるのだが、
※何となく外見が似ている国際学類長の写真を印刷してT先生に渡そうと思ったが機会を逸し、610の上着に未だ彼の写真が忍び込んでいることはナイショである。

~・~・~

明日はおそらく0限から5限まで生物学演習に従事することができそうです。ただ、忘れずに哲学カフェのレポートを出す必要があります。
あまり滞在したくはないのですが図書館で勉強すべきでしょうかねえ…  

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2014年02月11日

全学レベルのブラック企画、標本学特講

今朝は4時15分頃の地震で目が覚めたのだがあまりさっぱりしていなかったので結局6時半まで寝てしまった。生物学演習を薦めねばならないのだがその気になれず、標本学特講の準備をしたりして過ごすことに。

1~10限:標本学特講
標本学特講とは何とも聞こえがいい科目名ではあるが、実際のところはやどけん部室にたまっている昆虫標本に通し番号を振り、標本データを合わせてコンピュータ上に打ち込みなんちゃってデータベースを構築することが目的であり、別名は標本整理の雑用業務である。一応9時からスタートしたのだが1人目の履修者が現れたのは11時手前くらいであり、610はそれまでずっと昨日いじったトラツグミの除肉を続けていた。この除肉がどうしようもなく大変で、トラツグミには筋肉とか脂肪といった組織がかなり皮にくっついてしまっているのにもかかわらず、その皮がラップのように薄くしかも破れやすいときた。少なくとも初心者向けの鳥ではないのだということをつくづく実感する。
除肉が一段落したところで昼食を摂りに部屋に戻ったが、その後標本整理を始める。まずトンボ類をいじり、次に北海道と大東諸島で取ったモノをいじり・・・気が付けば19時に差し掛かろうとしていた。ここで本日の講義を終えても良いのだが、まだ仕事が中途半端な人も多く、何より標本整理の類というものは、始めるまでに時間がかかるものの、いざ始めると収拾がつかなくなるものである。祝日の部室は温室暖房が止められどうしようもなく寒く、暖を取る意味も兼ねてラーメン屋に出向き夕食を済ませ、22時の閉館まで標本データをコンピュータに打ち込んだり、たまっている昆虫標本を整理したり、イタチの骨を組み立てたり、履修について考えたり各々好きなように過ごしたのであった。
それにしても、12時間以上も部室で作業をするのは前代未聞のことであった。もはやどうしようもないブラックサークルと化してしまったわけだが、名目上は遅刻もよし、早退もよし、作業せずゲームで遊んでいてもよしと何でもOKなので強制はしていないことになっている。そういう条件の中で作業を続けているのだから、作業時間が長いことはそんなに問題ではないのかもしれない・・・

~・~・~

明日は午前中は停滞気味の生物学演習に手を付け、午後から昨日仕込んだ剥製を洗浄します。
さらに高校時代の恩師がつくばに来るらしいので、夕方からつくばに在籍する同級生数名と会合を開く予定です。先生と会うのはかれこれ3年ぶりくらいだろうか・・・  

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2014年02月10日

こう見えて初体験、鳥の解剖&剥製づくり

今朝は嬉しいことに5時起床。目覚ましに脅かされることなくスッと目覚められたこともあって、また日中は解剖に従事する必要があるので、このまま布団から飛び出して生物学演習の課題を進める。Zwick(2000)を観ながら分類群の固有派生形質をつらつらと書きあげていくのがメインの作業であるが、如何せん部屋が寒い。エアコンは30度、深夜2時ごろから稼働させ、送風もパワフルにしているのにもかかわらず室温は15度に達する程度。冷房に関しては広い2人部屋でも問題なかったのだが、暖房はつくばの寒さの前にあまりに無力である。
悲観した610はお湯を沸かしレモネードを飲むことにしたのだが、一気に飲むと一気に体が芯から温まる。今まで寒さをこらえるために暖かいものを飲もうと意識したことがあまりなかったというのも変な話だが、事実そうらしく、その効能に驚かされた。
それはさておき、東京にいたころからやっているもう一つの暖まり方法であるシャワーを浴びにシャワー室へ降りたのだが・・・お金を入れても稼働しない! 全裸である610の前に突き付けられたあまりに無慈悲な現実。これは辛かった。泣く泣く部屋に戻ってなけなしの100円玉を手に取り、隣のシャワー室に移らねばならないみじめさと言ったら! 

さて生物学演習の課題を進め、時間が来たので部室に移動し鳥の解剖を行う。
J君がアルバイトで通っている施設ではしばしば野鳥が窓ガラスにぶつかって斃れているらしく、施設のスタッフの方がトリを携えわざわざ部室にお越しになった。




献体されたのはトラツグミ4羽にシロハラ1羽。シロハラは近所でもしばしば見かける顔なじみではあるが、トラツグミの方は長野と筑波山で声を聴いたことはあれども(施設を除いて)その姿をじかに見たのはこれが初めて。シロハラよりも若干大きいのが意外な感じだ。

さてこのトリたちは前日に冷凍庫から出してもらい、一晩野外で放置されていたとのことだが、まだ完全に解けきっていなかったので剥製づくりを前提とした解剖に取り掛かることはできなかった。そのため陽に当てて溶かしつつ、あまり状態のよくないトラツグミを手始めに解剖してみることにした。ガラスに衝突した衝撃だろうか出血していたこともあり、そもそも不慣れなことも相まって臓器の正確な位置確認が難しかったのだが、胃の内容物を水に溶いてみたところ、はっきり形の残っているゾウムシが4個体、遠目で見ると切り干し大根のように見えるが、近くではっきり見ると体節構造が認められる環形動物の破片とか鱗翅目幼虫と思われる物体がたくさん出てきて非常に面白かった。正確な同定はしなかったのだが、それをすればトラツグミがどんな場所でエサを漁っているのかある程度推測できるので、これを手がかりにしてエサ場を探すこともできよう。また心臓を摘出して心房と心室の関係性を確かめようとしたのだが、切開した位置が悪かったか確認できず。

解剖がひと段落したところでカレー屋でお昼を済ませ、後半戦を始める。乾燥が進み剥製づくりが技術的に無理そうだと感じたトラツグミは1年生たちが羽をむしってから解剖し(羽を残したまま解剖するとたいへんやりづらい)、残りの2羽は610とスタッフの方とで剥製づくりを前提として解剖を進める。
13時半ごろから始めた剥皮作業は、完ぺきではないものの体幹部分を取り外し、上腕骨および橈尺骨・大腿骨の除肉、頭骨の剥皮といった一連の行程を済ませるまでに4時間以上要した。前半の解剖の際に既に気が付いていたのだが、トリの皮は哺乳類と違って本当に薄く破れやすい。まっとうな剥製を作るのであればどんな小さな穴が開くことも許されないのだが、素人の610にはまだ敷居の高いクオリティらしく、数か所穴をあけてしまった。状態の良い標本であっただけに自分の不手際でどんどん状態を悪くして行ってしまうことにためらいを感じずにはいられない。また頭骨を剥離したのは良いのだが、これをきれいにかぶせようとするとうまく戻らない。無理に戻そうとすること自体愚かなのだが、そうしてしまった時に皮が破れるような不穏な感触を確かに感じてしまった・・・
スタッフの方は順調に剥皮を続けていたのだが、体幹部を四肢・首から取り外し尾から切り離せば大ざっぱな除肉が完了する、と言ったところで尾が分離してしまうトラブルが発生し剥製づくりを断念されてしまった。かように剥製づくりは難易度が高いのである。それでもトリは哺乳類と違って翼の部分のみを標本として残すことができる利点があり、頭骨と共に摘出されお持ち帰りになった。たしかに翼だけの標本だと体積をとらないので保管がしやすそうだ。
ちなみに15時過ぎからY君がシロハラの剥製づくりに挑戦していたのだが、こちらは体サイズだけでなく翼と胴部の関節の位置がトラツグミと違っていたこともあり、何処をどのようにすれば楽だよとかそういったアドバイスがし辛かったのだが、皮の破れやすさを再三警告した買いがあったのか、いやY君のセンスがあったからに違いないのだが、とてもきれいに剥皮されていた。その後Yさんにバトンタッチされ体幹部分が摘出されたがこれも問題なく終わった。しかし参加者の集中力が限界に達したため、これにて終了。続きは明日の標本学特講で…

~・~・~

明日も引き続き部室で作業(EB61610 標本学特講、0.0単位、春季休業開講、1-4年次対象)を行う予定で、昆虫標本や骨の整理をしようと考えています。
―当初はその予定でしたが、トリの剥製づくりが中途半端な状態になっているので、まずはトリの処理をしてからになりそうです。
ちなみに剥皮したトリの皮についている組織を出来るだけ取り除き、そこに防腐剤と羽の脱落を防ぐ(収斂させる)薬剤を塗布する行程が待ち構えております。2時間くらいで終わるとよいのですが…  

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2014年02月09日

陸域宝篋山学実習

今朝は7時起床。アメダスを見てみると最高積雪量26cmとある。これはワクワクさせられる。
9時にJ君とN君と落ち合い、歩きながら宝篋山を目指す。宝篋山マスターを自称している610ではあるが、徒歩で宝篋山に行くのは初めてのことだ。およそ2時間かけて駐輪場に到着したのだが、その道中、主にトリ関係で色々なものが見つかった。


N君がさっそくあしあとを見つける。分かりづらいかもしれないが、写真の中央に1対のあしあとが横切っている。ツグミのようなほっぴんぐをして歩くトリのあしあとだろう。




ほどなく用水路の角からアオサギが飛び立ったので、その近くを調べてみたら大きなあしあとを発見。きっと彼(女?)が残したものに違いない。


雪に覆われた宝篋山。今まで見たことのない景色だったので結構感動したのだが、ちなみに積雪20cmを超える大雪が降ったのは1990年2月1~2日以来のことのようで、610が産まれる以前の出来事らしい。


雪が降ったのが深夜のことだったこともあり、また宝篋山に着くまでは田園地帯を延々歩いていくので哺乳類のあしあとはなかなか見つからないのだが、犬の散歩した跡がよく残っていた。その中でも大型犬が残すあしあとはなかなか立派で、肉球も爪もしっかり保存されていて、野生の個体でないことにちょっと残念さを感じるのだが、あしあとの勉強をするには格好の材料だろう。

道中あしあと以外にも沢山の鳥を観察した。ホオジロやおそらくカシラダカと思われる小鳥とか正体不明のもの、或いははるか遠くを飛ぶトビでない猛禽などを見出せた。それから、40年前に買ったレトロな自転車に乗って土浦へ向かうという男気のあるおじさんと立ち話をしたりもした。



休憩所のすぐ脇に、飼い犬が選ぶとは思えないルートに続くあしあとを発見。辿っていくと藪に向かっていたので野生動物に間違いないのだが、どことなくサイズが小さい感じがする。キツネかタヌキかは分からないが、頻度的にはタヌキの幼獣?のような気がする。


ただっぴろい広場の上に、奥へと続くように見えるあしあとを発見。期待しながら追跡してみると、藪には向かわず元の場所へ戻ってくるようなループを描いていた。残念ながら飼い犬がはしゃいでいた跡なのだろう。宝篋山にはイヌを連れて散策している人を時たま見かけるので、さもありなん。


この手のあしあとは走った際にできるものなのだが、場所が駐車場だけあって、件の飼い犬か何かが走ってご主人のもとに近づいただけかもしれない。野生のキツネだったら嬉しいのだけど…


J君がシジミ採りを所望したので沢に近づいた際、彼がクモを見つけた。ここが菅平だったら湧き立つところだが、このクモはおそらく雪上性でも何でもないふつうのクモだろう。ただ雪の上で見つかると新鮮さを感じる。ちなみに彼が採集したシジミは610が預かったのだが、そのことを思い出したのは自宅に戻ってからだった。

さてここから登山者が踏み入れていないエリアへ足を運んだのだが、ここに並走するように何かのあしあとが残されていた。


これも薄くて見えないかもしれないが、道の真ん中にうっすらと獣が走ったような跡が残されている。キツネであればいいなと思うわけだが、この辺りではとても珍しい存在であることを考えるとあまり可能性を信じることができない。でもタヌキが走る姿があまり想像できないし、そもそも何でこんなところで走る必要があったのだろうか…謎である。


先ほどの写真よりさらにわかりづらいのだが、この写真の真ん中、田んぼの畝にあたる部分に件のあしあとが続いていた。こんなところへ向かっていることを考えると、少なくとも誰かに飼われている獣ではないことは確かだろう。ところがあしあとの主は誰なのかを考えると今の610には、キツネかタヌキかくらいまでは絞れるものの断定はできない。


その後は自分の記憶を頼りに前人未到(?)の雪原を歩き回ってみたのだが、大した収穫は得られず。やはり夜中に雪が降ってしまうと獣たちも出歩かないのだろうし、動いていたとしてもあしあとが消えてしまうのだろう。そういうことを考えると、アニマルトレッキングをするなら明日の方が適していたのかもしれない。ただ雪質が悪くなる一方なので、あしあとが見つかっても同定はできないかもしれない。

さて帰りはバスを使おうかとバス停に寄ったものの運航していないことが分かったので来た道を歩いて引き返す。ただ道路上の雪は結構解けていたので歩きやすかったこともあり、また途中立ち止まったりしなかったので1時間程度で戻ることができた。


畑を横切る謎のあしあとを発見。トリのような気がするが正体は不明…


果たして無事に宿舎に戻ったのだが、我々を迎え入れたのは無残にも折れたマテバシイ?の枝枝であった。雪と風の力によってねじ伏せられたようだが、台風のときでもこんなにいっぺんに折れるようなことはないので、雪の力を思い知らされるわけである。

~・~・~

3の矢では昨日、2度に及ぶ短時間の停電・数回の瞬間的な停電が生じました。少しの間断水も起こったので困りましたがほどなく復旧しました。その他シャワーやネットが使えなくなりましたが、現在はいずれも復旧したようです。つくばにも菅平並みの雪対策がなされていればこんな被害に遭うこともなかったのでしょうが…

明日は部室で鳥の解剖を行います。610は長靴が浸水し使えなくなっているので移動できる靴が無いのが難点ですが、果たして自転車が使える程度の除雪が行われるのでしょうか。  

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