2014年03月31日

南半球への憧れ

昨日は6時40分起床、9時ごろ研究室に出発、いつものようにカワゲラの様子見をしてから観察をしたり文献に眼を通したりする。
カワゲラ目は南半球にいるミナミカワゲラ亜目と北半球にいるキタカワゲラ亜目の2亜目に大別できるのだが、何となくミナミカワゲラ亜目の方を調べていると非常に実物を見たくなってくる。
http://www.insecta.bio.spbu.ru/z/excursio/Chile2011-2012/Chile-04/Chile-04.htm
ロシアのカゲロウの研究者?がチリに出向いたときの報告に、とても素敵なカワゲラが写っている。Diamphipnoaで検索をかけられたい。
http://collections.museumvictoria.com.au/imagedisplay.php?irn=344754&reftable=ecatalogue&refirn=1004769
http://collections.museumvictoria.com.au/imagedisplay.php?irn=347684&reftable=ecatalogue&refirn=1004770
カワゲラの中でもっとも原始的とされているEustheniidaeという科のタイプ標本が閲覧できるのだが、こんなカラフルなカワゲラがあるものかと驚嘆する。日本のセンスで言えばムラサキトビケラを彷彿とさせる翅の色合いである。

午後は菅平でどんなカワゲラが棲息しているのかまとめられているリストに眼を通したり―日本に9科いるカワゲラのうち7科がいるらしい―昆虫の胚発生に関する邦文を読んだりした後、山を下りて住民票の移動をしようと思ったのだが…転出証明書が必要なことが発覚。後日で直す必要があるようだ。

夜にはせっかくだからということでカワゲラの卵を顕微鏡下で観察してみたのだが、残念ながら死んでしまっているらしい。ということは卵の保管というか飼育を改善しなければならない。今のところ死卵でも研究に利用できそうだから問題ないのだが、もちろん正常発生を続けて孵化してもらえた方がありがたいことには変わりがない。

~・~・~

明日から2014年度の始まりです。色々な係決めがあるらしく、下っ端の610がどういう扱いを受けるのか注目です。
  

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2014年03月31日

余裕のある時に時間の浪費を薦める

菅平に来てからというもの、大半の時間を研究室で、人の目の行き届くところで過ごしている都合上、1人でいろいろな物に向き合う時間というものがどうしても取れない。どこへ行くのにも先輩の車に便乗させてもらっている現状では、自分の動きたいときに動くことが基本的に不可能で、やろうと思えばやれないこともないが、それはある意味で他人を利用することになるのだから、どっちにしろストレスになることは否めない。
菅平で研究生活を送るとはいっても、もしかしたらつくばにいる時よりも孤独になれる時間は少ないのかもしれない。とりわけ610は行動がいちいち奇怪らしく、そのたびに注目を浴びてしまいかねず、「ふつう」に過ごそうとすることでまた余計なストレスを感じてはしまわないか心配でもある。

さて昨日の16時ごろから部屋にカラーボックスや収納グッズを設置したり、段ボールの山を処理したりして一段落つき、ようやく落ち着いて1人でいられる時間を確保することができた。いろいろ気になる記事があるのだが、とりあえず1つは感想を書いておきたい。
http://futoimegane.hatenablog.com/entry/20140328/1395987690
右傾化に関して言えば、予想していない人(私の身近な人)から予想していない発言(韓国を嫌う内容)があったことで、思っていた以上に身近なところでもこういう現象があるものかと驚いている。冗談で言っていたのなら良いのだが、どうやらそうではない感じがしており、何とも言えない気持ちになってしまった。
通り魔の犯人や剽窃の論文を提出した研究者などに対して、あの人は在日かどうかいちいち探りを入れるような記述を時たま目にするのだが、謎である。不祥事をやらかすことと民族や人種という概念は関係ないのだから独立に扱うべきであろう、というお決まりのパターンを持ち出すだけでは面白くないのでもう少し紹介した記事に関連付けれると、この手の差別意識から感じる「日本人」という肩書に対する誇りというものにすがる気持ちもまたよく分からない。もちろん610は自分が日本人であるということに誇りを感じないし、劣等感も抱いていない(英語でうまく話ができない現状に対しては、日本人だから云々ではなくて、そもそも「日本人だから英語ができない」と思い込むことによって自分の英語能力の低さを正当化してしまうような自分に「甘い」態度がいけないのである)。
何が言いたいかよく整理できていないのだが、右傾化しようがしまいが610にはどうでもいいことなのだが、その主張があまりにも幼稚というか下品だと、彼らが誇りにしている「日本人」というレッテルがどんどんみすぼらしいものになってしまうだろうなあと思ってしまう。民族とか差別意識を超えないとダメなんだろうなあ…

その他、610が目を通して感じたところのあった記事を掲載しておこう。もしかしたら過去に掲載しているかもしれない…

http://anond.hatelabo.jp/20140208002745
この記事では職場の人について書いてあるが、つくばにいたときにもよく感じたことである。

http://anond.hatelabo.jp/20140212113833
「田舎暮らし」というレッテルが人をダメにしてしまう恐ろしいケース。書き手にはかなり親近感を抱くのだが、おそらく610がお嫁さんをもらう(何となく「もらう」と書いてしまったが、不適切な表現である気がしてならない)ともっとダメになってしまうだろうなあ…晩御飯のおかずは茹でたこんにゃく半切れ(味付け、切り分けなし)でよいなんて主張されたらたまらないだろうなあ…

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-904.html
この方のブログに610は結構影響されているのだが、プロ野球中継を除くスポーツ関連の報道は610にとって受け入れられない。その中の要因の一つには、きっと最初の記事で書いたような「日本人」を際立たせる要素に満ちているからなのだろう。

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1991.html
上の記事と関連しているが、アスリートに限らず女性が何らかの分野で成功すると必ずと言っていいほど情緒に訴えたり女性性を強調させるようなストーリーが展開される。

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1798.html
610は比較優劣をあまり気にしない「素質」に恵まれているらしいことが最近分かってきたのだが、なおこの本を読んでみたい。ブックオフで見つけられたら天恵だろうなあ…

http://allabout.co.jp/newsdig/w/60849
大雪の際に現地の報道をすることよりもオリンピック中継を優先させたテレビ局の対応について。

http://kinutoido.tumblr.com/post/77366367684#
心が痛む…虫絡みだから余計に残念である。

http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20140225/1393341659
上の話とつながりがあると思う。オトナの都合で子どもの可能性を狭めるのは暴力だという話であると同時に、ラクしようと思ってもそう簡単にできるわけではないという教訓もはらんでいる。

http://honz.jp/articles/-/40159
610はこのブログで愚痴をこぼし続けてばかりいるが、四六時中そんな記事を漁って読んでいるわけではない。このどうでもいい事象に対して知の限りを尽くして挑みかかっている方々の姿勢がたまらない。

http://kimaya.hatenablog.com/entry/2014/02/25/231148
視界の狭い人間にはなりたくないが、そう思う時点で610の視界は閉じる寸前だろう。眠いときに眼を開けているのが辛いのと同じように、ここからこじ開けていくのには相当な覚悟が必要だろう…

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1403/06/news049.html
明日は我が身。性別なんてこの際関係ないのだが、おそらく女性は男性以上に余計な面で不利益を被るのだろう…この辺の「平等」は、法律を決めれば解決するような次元ではないのだろう…

http://juverk.hatenablog.com/entry/2014/03/09/183023
女性差別をよく取り上げているが、男性差別を無視している訳でも忘れ去っている訳でもない。人ごみの中で電車に乗ることを毛嫌いする理由の一つには、この理不尽を前にしたくないという事情もある。とりわけ610は外見で損しているので、表面的な人たちから誤解を受ける可能性もあるので気を配らないといけない…まあ菅平にいればかかわりが無いのだが…

http://anond.hatelabo.jp/20140310070222
恋愛を学校に押し付けることにメリットが感じられない…せめて自由参加で外部講師を招いて行う程度にしないといけないが、恋愛の方にはまたパターンを教えるということは、人間性の固定化につながるのでは? 男女平等をうたう今の風潮の中に、男らしさや女らしさの顕在化を復権させようというのか?

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1676.html
610は根本的な自己中心主義者なので、「必要とされること」がよく分からない。ただ、今自分が知っているすべての人が死んでしまったら少しは気持ちも変わるのかもしれない。まあ、ロシアに行っていた時に、何かが起こって日本に帰れなくなってもいいかなあ、と考えているようでは変わらないのかもしれない…

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1689.html
片っ端から全部読みたくなってくる。

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1664.html
Yさんとの鼎談を思うと、ぜひこの中にある何かに眼を通してもらいたいと思う。もちろん、彼女に限らずなぜかこのブログを定期的に見てしまっている方にも見てほしい。そうするときっと、このブログを観る必要から解放されるだろう。

http://yamayoshi.hatenablog.com/entry/2014/03/13/190810
誰かと話している時にいつも思うことである(相手の言動も気になることがあるが、それ以上に自分の語彙力の無さに絶望している)。これは意識しないと改善?できない…

http://anond.hatelabo.jp/20120613213735
前も紹介した気がするが、こういった他人より上に立つことで得られる幸福みたいなものにすがりたくはない。今のところ誰かに対する妬みはないのだが…

http://yamayoshi.hatenablog.com/entry/2014/03/16/182244
例えば虫に対しては、ついつい自分の感覚で「好き」の尺度を考えてしまうので気をつけねばならない。
少しそれるが、「好きなものに対して詳しいのは当然である」という先入観は絶対に破壊しなければならないとつくづく感じている。

http://anond.hatelabo.jp/20140316102741
博士後期課程進学を検討しているものにとっては、博士号という学位の価値が世間から軽んじられてしまうといろいろと不都合なのかもしれない。どっちにしろ、この先自分の人生は悪くなっていく一方なのだから、そんなことで悲観に暮れていても仕方がない。

http://anond.hatelabo.jp/20140321232815
この方の気持ちがなんとなく分かる―特にこの文字の多さから―のは、きっと610にもアスペルガーとまではいかないが、何がしかの「異常」があるからなのだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20140326001403
コメント欄の指摘がなかなかキレている。加害の正当化は許されてはならない。

http://anond.hatelabo.jp/20140326221126
コメント欄は果てしないので読まない方が良いだろう。私は1人でいることに価値を見出しているのでこのお母さんのような気分にはなれないのだが、もちろんこれを子どもに押し付けるのはよくない。お母さんと考えは正反対だが、各々の価値観を子どもに押し付けている点では同類になってしまうのだから。

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7595&fb_action_ids=478046858985130&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%255B653335084703830%255D&action_type_map=%255B%2522og.likes%2522%255D&action_ref_map=%255B%255D
研究に対する非難と個人攻撃とは分けるべきだと何回主張してきたことだろうか…いい加減この手の話題から離れたほうがいいのかもしれない。

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平日になってブログの更新に手が回らない可能性があるので一気に記事を挙げました。
毎日行動の予定が不透明なので、リズムが落ち着くまではこんな感じの更新が続くかもしれません。

  

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2014年03月30日

系統樹創成不能症候群

昨晩買い物から戻ってくるとき、寮のすぐ近くの畑を横切るキツネを発見。いいものが見られたのだが、よくあることだという。キツネなぞ、つくばにいたころには雲の上の存在だっただけに、哺乳類に目覚めた人間からすればたまらない。

今朝は7時起床。菅平に来てからまだすっきりとした目覚めを体感できておらず、今日も今日とて辛い。シャワーを浴びて目覚ましを図るのだがあまり効き目が無い…

昨日ミヤモトクロカワゲラの採集に行ったときに奇妙なものを発見した。


おそらくノウサギの糞なのだが、このようにたくさん散らばっている光景を見たのは初めてである。カモシカは信じられない位の量のため糞を作ると聞いており、実際にその写真も見せてもらったことがあるのだが、ウサギもため糞とは言わないまでも、まとめて排泄するのだろうか。それはこの先ある程度確かめることができるだろう。
※ちなみに去年の菅平の実習の際、ウサギの糞から抽出したお茶を飲みました。

さて本日は午前中は研究室に行って勉強とカワゲラの世話を行った。お昼過ぎからカワゲラの系統関係をPC上で創世できないものかと色々と試してみたのだが、今のところ手描きよりも簡単で思いのままに樹形を表現できる手段は無さそうだ。Microsoftのツールにある組織図では2又以上の分岐がうまく表現できないし枝先を揃えることができない。
ちなみに一般的な系統樹は何らかのデータから構築するようで、610がやろうと思っているような、任意の階層構造を自由に構築できるようなものは検索をかけてもうまくヒットしない(分子系統樹の解析ソフトみたいなものが引っ掛かってしまい、先に進めない)。パソコンで無理に作ろうとすると、ちまちま線を並べたり文字を移動させるような編集しかできないのは大変に不便であり、すごくみっともなくもある。

ちなみにネット上で見つけた、階層構造をテキストファイルに変換できるフリーソフトを使うと、カワゲラの系統関係はご覧のようになる。日本にいないミナミカワゲラ亜目ほかいくつかのグループにも日本語の名称が与えられているのだが、これはこのサイトによる

カワゲラ目
├──ミナミカワゲラ亜目
│  ├──ハレギカワゲラ上科
│  │  ├──ハレギカワゲラ科
│  │  └──チリカワゲラ科
│  └──ツリカワゲラ上科
│     ├──カクムネカワゲラ科
│     └──ツリカワゲラ科
└──キタカワゲラ亜目
   ├──完舌下目
   │  ├──トワダカワゲラ科
   │  └──オナシカワゲラ上科
   │     ├──ミジカオカワゲラ科
   │     ├──クロカワゲラ科
   │     ├──ホソカワゲラ科
   │     └──オナシカワゲラ科
   │        └──ミナミオナシカワゲラ科
   └──同舌下目
      ├──オオカワゲラ上科
      │  ├──オオカワゲラ科
      │  ├──ビンナンカワゲラ科
      │  └──ヒロムネカワゲラ科
      └──カワゲラ上科
         ├──カワゲラ科
         ├──ミドリカワゲラ科
         └──アミメカワゲラ科

オナシカワゲラ上科-(ミジカオ,(クロ、ホソ),(オナシ、ミナミオナシ))としたいのに(ミジカオ,クロ,ホソ,(オナシ,(ミナミ)))になってしまう-やオオカワゲラ上科でうまく系統関係が表現できないのが目下の悩みである。180度回転した└があればよいのだが、そういうものは一般的に不要だろうから対応していないのだろうなあ…


ちなみに再現したいのはこの論文に載っているFig.2の系統樹である。

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明日からはまたカワゲラ三昧の日々が始まるのでしょう。それ自体はとても楽しみですが、ただ一つ難点があります。それは目覚めが悪いこと・・・  

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2014年03月29日

初めて来た店で店員相応の対応を求められる困難

今朝は6時40分起床。街中(上田市らしいがありえないほど平坦な場所だった)でオオタカを見つけすぐ近くで観察していたのだが、その個体は実は鷹匠のものでよく見ると糸がくくりつけられていた。それを見た途端、野生個体をこよなく愛する鳥類愛好家が文句を言って次々に立ち去って行ったのだが610はそんなことを気にせずオオタカを見ていたのだが、何とそばの海に飛び込みミズダコ(見た目はどう見てもイカ)を捉えてきたではないか!
こんな夢を見た。昨日放棄した入浴を済ませる。入浴といっても湯船に水が張っていないのでシャワーを浴びるだけなのだが、nの矢学生宿舎のものと違って水量も豊富で開始数秒でお湯が出てくる(つい最近まで住んでいた棟のシャワーはお湯が出るまで30秒以上かかるし、しかも水圧が低い)、おまけにとても高い温度まで設定可能であるからありがたい。

研究室では午前中いっぱいカワゲラのソーティング・同定を行い、午後は盛りを過ぎたミヤモトクロカワゲラの採集を行った。昨日沢山とれたシタカワゲラ科の幼虫は悲しいことにことごとく死んでしまい、中には成虫への羽化の途中で力尽きたものも交じっており、むごいことをしたなあと思わされる。ただ標本をよく見ているとこの科の中に2属を認められたので標本としての最低限の利用はできたと思いたい。その他アミメカワゲラ科も2属確認したが、脱皮してから総時間が経っていないからなのか、同定形質である側舌と中舌がよく見えないものがおり目がとても疲れた。
目が疲れるのは顕微鏡で立体視ができないことも大きくかかわっていると思うのだが、610はかつて1度だけ立体視に成功したことがあり、その時に見えたアズキゾウムシの美しさを忘れることができない。あの体験をいつでもできるような訓練がこの先必須だと思うのだが、眼の軸がずれていたり、或いは顕微鏡の微妙なずれがあったりして難しいのかもしれない。
クロカワゲラの方はちらほらと見つかる程度であったが元気なので産卵に期待したい。

16時過ぎに寮に戻り、しばらくしてから上田に降りて買い物をする。食材は大体昨晩買ってしまったので、今回は生活のクオリティを高めるために100均で道具を買い求めることがメインになろう。その後ホームセンターで収納用具もいくつか購入したのだが、その際に店員と間違えられてしまった。つくばにいたころもサークルのOBや顧問、牛久自然観察の森のスタッフ等に間違えられてきたのだが、やはり作業服(手拭と眼鏡紐のせいもあるのだろう)は多くの人たちを惑わす効果に長けているのだろう。
ちなみにスーパーで鯉を手に入れた。鮮魚コーナーに「信州産」の文字が掲げられていたので何事かと思って切り身を見てみたのだが、川魚とは思えないサイズであり、最初は何だかわからなかったのだが、普段調理を放棄しているくせにこういうものを見つけると思考停止になって買ってしまうのである。いつもの感覚だと何の味付けもせずに茹でておしまいにしてしまうのだが、味付けを施してみるのも一考かもしれない。まあおそらく面倒になって、せいぜい茹で汁を味噌汁に回すことくらいしかしないだろうが…

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明日は何をするのでしょうか。よく考えたら日曜日なので、1日中研究室にこもりっきりということは無いのかもしれません。
菅平に来てから1日の大半を研究室で過ごしており、カワゲラの方はそこそこ作業が進んでいる?みたいですが、そちらにかまけすぎていて自分の世話を怠っているのが現状です。ひとまず午後は今日買ってきたものを使って部屋の収納力の向上を図りたいです。
  

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2014年03月29日

周りは全員博士後期課程以上

今朝は確か7時ごろ起床し、準備を済ませて寮からセンター(研究室)に向かい、午前中はカワゲラの様子を見たり立体視のやり方を考えてみたりしてすごし、午後からハネカ探しに群馬県某所の渓流に向けて出発。近頃夕食で茹でたこんにゃくをおかずにしているということがBOSSにたいそうお気に召されてしまい、「610といえばこんにゃくだな!」と言われてしまう。


現地には予定より早く着いたこともあり、まずは川の砂を摂ってそこから蛹を探すのだが、610には見つけられず、カワゲラ探しに走った。まだきちんと同定していないのだが、どうやらシタカワゲラ(ミジカオカワゲラ)という科の幼虫がたくさんいるようだ。
ハネカは春先に渓流で発生し、夕暮れ時の川辺には数えきれんばかりのハネカが舞うそうなのだが、生憎今回はとても少なかったようだ。雪が多くて雪解けの水の流入も多く、川の水温が低いからかもしれない、とのことである。もう一度リベンジに行く可能性もあるので、その時もまたついていきたい。

帰りは上田市街地にあるお店でカツをごちそうになる。しかし車の中で汁粉サンドを貪っていたせいもあってか、またボリュームが非常に多いせいもあってか衣を食べることができなかった。

その後センターに戻ってカワゲラの飼育の準備をしたりハネカ用サンプルに紛れ込んだカワゲラを回収したりしていたのだが、23時ごろにいったん中断し寮に戻る。たいそう疲れたので風呂には入らず直ちに就寝…

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明日は夜の続きとカワゲラの同定をしていたいです。固定した後の標本の処理方法もうかがえたらいいですなあ…
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2014年03月27日

研究生活の始まり

今朝は7時起床。布団が届かず先輩方から借りた寝袋とマットで一夜を過ごしたが背中が痛くて苦しむ。ただし室温はつくばより暖かく、その点では安心。
9時に研究棟に連れて行ってもらい、デスクを与えられてから宝篋山で採ったカワゲラの処理をしたり事務的な作業をしたりする。といっても特にやることが無いので、昨日bossから読むことを薦められた『顕微鏡標本の作り方』に眼を通してみたり、カワゲラの同定を行ってみたりする。ちなみに新しく見つかったカワゲラはフサオナシカワゲラ属であることが分かったのだが、そこから種名に落とせないか調べてみたところ、大ざっぱな検索では判断できなかった。どうやら肛側片とか肛上板といったパーツを取り出してよく検討しないといけないらしい。

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明日は研究室の先輩方と一緒にハネカという小さな蚊の大発生の様子を見に行きます。とても楽しみです。
※ついでにカワゲラ探しもしたいです。  

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2014年03月26日

里の民から山の民へ

※後ほど写真を掲載します。コメントの返信も後日…

今朝は6時起床。昨日より睡眠時間が長いはずなのに全く眠い。支度を整えてつくばっく。混雑を嫌って高速バスを選んだのだが、満員。しかしながら大半の方がJAXAの最寄バス停で降車していったのが面白かった。部室に到着してから、おそらく自転車で向かうのは最後になるであろう宝篋山へ向かう。




イタチのあしあと


イノシシのあと


孵化したオタマジャクシ


(たぶん)タチツボスミレで吸蜜を行うハチのなかま


日向ぼっこするテングチョウ


新たに出現したカワゲラ(調べてみたところ、頭部と胸部の腹側の境目に叢状の鰓の名残が確認できたのでフサオナシカワゲラ属であるようだ)。


乾燥した土の上にしっかり刻まれたあしあと。タヌキの様でもあるが、場所的に散歩に来たイヌの可能性もある。

3日連続の訪問ではあるが、今日は今まで行っていない方面へ向かうことにする。道中ではイタチやタヌキ、イノシシと思われる獣のあしあとが見つかりいい気分になる。また水たまりにはオタマジャクシも発生しており、シュレーゲルアオガエルの鳴き声も僅かながら聞こえたことで春の訪れを再確認する。
沢でもカワゲラを探したのだが、こちらでもちらほらと見かける。


帰り際にがむしゃというラーメン店で昼食を摂る。ここではスタミナラーメンというものがウリで、つくばを去る前に何とか食べておきたかった(過去2回食べた経験があり、印象に残っている)のであったが、待っている時に隣にいた2人の男子学生が顔面偏差値という尺度を利用して女子学生を評価している話の内容が聞こえてきて、ああこれは顔面至上主義に傾倒した学生の為せる業かな、と思いつつもブログのネタにするためにメモを取ってしまった。
その中で「妥協」という言葉が出てきたのだが、これは顔面至上主義の解釈のもとで偏差値の低い女子学生を恋人として選択するということなのだろうか、それとも顔面至上主義ではない異なる恋愛観とやらを踏まえたうえで、両者(あるいは3つ以上)の折衷を測るということなのだろうか。個人的には後者であってほしいのだが、まあそんなことは無かろう。恋愛にしろなんにしろ、見た目という表面的な情報からのみその人にレッテルを貼る行為は慎重さが求められてしかるべきだと思うのだが・・・まあ私のような外見の人間が主張したところで無意味だろうが…

そして行き場を失った610は部室で残されたつくば時間を過ごす。気が付けば一昨日採集したカワゲラが卵を抱えている! 3匹のうち2匹分は無事回収できたのだが、作業中に1匹逃げられてしまったことが悔やまれる。まあカワゲラは数百個の卵からなる卵塊を形成することを思えば、量としては問題ないと言えば無いのかもしれない。ただたくさんあればあるだけ研究の幅が広がることも間違いない。採集してただタッパーに入れておくだけで産卵することが分かったので、引き続き産卵してくれることに期待したい。

やがて、会議を終えたBOSSは610を拾い、菅平へ向かうのであった…

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菅平には今夜8~9時ごろには着くと思います。そこからおそらく、つくば(3年)よりも長くなるであろう菅平LIFEが幕を開けます。とても楽しみです。菅平でもネットが使えるのですが、引越してしばらくはいろいろ忙しいかもしれず、また研究生活が本格的に始まるとどうなるのかも不透明であり、要するにブログが満足に更新できないかもしれません。そのことは追って連絡します。
とりあえず、つくばでお世話になった皆さま、さようなら。  

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2014年03月25日

退去後に宝篋山に行くのが宝篋山マスターのつとめ



昨晩は宿舎で過ごす最後の夜だったのだが、炊飯器などを菅平へ送る都合上、夕食を自炊することが困難になった。そこで入居した当時から気になっていながら訪問できないでいた「割烹 一の矢」で最後の晩餐をとることに決めた。


かといって豪勢な食事で一の矢に別れを告げるつもりもなく、ごく普通のランチセットを注文したのだがご覧のメニューである。なかなか量が多く味もおいしく、締めくくりとして申し分ない食事であった。


稚貝の味噌汁という名前で味噌汁の中に入っていたこの貝はホタテの類だろうか。表面に何かの生き物の住処の名残がついている。それにしても貝がたくさん入っていたなあこの味噌汁…


さて夕食後、ウサギ・タヌキの骨の輸送を諦めたついでに、新歓で気軽に骨格標本に親しんでもらえたらと考えて画用紙に張り付ける作業に取り掛かる。芸術的な配置を心掛けたかったのだが、セロテープである一点で固定するとなるとどうしてもうまくいかない。途中でセロテープが切れて、夜中にコンビニへ買いに行くなど今までしたことの無い経験ができたのは良かったのだが、結局完成し就寝したのは1時過ぎ。この1週間近く、骨格標本のためにいったいどれだけ夜更かしをしてきたことだろうか…朝方に戻りたい…

さて今朝は7時起床。朝食を摂ってからはひたすら退去に向けて部屋の中のものを処分していく。


冷蔵庫は蓋を外せば一人で担げることが去年の春に実証済みなのだが、不幸にもドライバーが手元になくその選択が絶たれてしまった。ではどうしたのかというと、もうこの冷蔵庫を再利用することは無いので、階段では豪快に滑らせて、粗大ごみ置き場まではひたすら四隅を回転させながら運んだのであった。思っていたより筋肉を酷使することなく処理できたのでよかった。


部室に骨をはじめ荷物を運びこんだりしながら、12時過ぎに退去完了。3年続いた宿舎生活もこれにて終了である。これからは最長5年の寮生活だ。

ところで今日は大学の卒業式の日でもあった。美しい着物をまとった方(1人を除き女性であった)をはじめとして、一目でそれとわかる卒業生がたくさんいたのだが・・・610は来年このイベントに参加できる気がしてこない。この晴れやかな感じは私の性に合わない。卒業式に時間を費やすよりも、久しぶりの宝篋山でカワゲラ探しを行う未来の方が実現しそうな気がする…
ただ、卒業式を迎える学生の親御さんの様子を見ていると、卒業式で晴れ姿を見せるということは親孝行にもなるのだろう気がしてきて難しいところである。


さて一段落ついてから2日連続で宝篋山入りを果たすのだが、カワゲラは昨日と比べて極端に少なく、僅か3匹が得られたのみであった。うち1匹は今まで見たどの個体よりも小さく、第3の種である可能性も高い。
その後部室に戻り荷物整理をしたうえで帰省。

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明日はいよいよ菅平へ旅立ちます。ところがぎっちょんちょん、とんだサプライズが待っていたのでした!  続きを読む

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2014年03月24日

つくばの夜も今日で見納め

今朝は7時半に起床。冷蔵庫に眠っていた昆虫標本の処理を行いつつ、荷造りの追い込みをかけるのだが、段ボールが足りない予感…
上田行きの高速バスのチケットを入手したり引っ越し諸費用を引き下ろしたりしてから宝篋山へ向かう。


これがつくば市民としての最後の訪問になってしまうのだろうか…


610が2011年4月7日に足を踏み入れ感銘を受けたサラサの湿地ではトウダイグサのような花が咲いていた。


この、木が生えていながら足元がぬかるんでいる空間はつくばに来てほやほやの610にとってはミスマッチな光景に移ったのだが、次第にここに魅かれ、以後3年間に渡り通い詰めることになったのだった。


サラサの湿地の奥から不思議な鳴き声が聞こえたので正体を確かめに行ったところ、ヒキガエルが目に入った。恥ずかしながら、「自称」宝篋山マスターたる610選手、宝篋山にてヒキガエルを見たのはこれが初めてである。この個体は卵を産んでいたのかよく分からないのだが変な格好をしており、じっとしていたので最初は死んでいたように思えた。それからふと足元を見たところ何者かによって食われたヒキガエルの残骸が見つかった。結構骨がしっかり残っているような感じだったので魅かれたのだが、ここはぐっとガマン。
ほどなくしてMr.FishとMr.FIsh Tank両氏と合流。正体不明の鳥が鳴いているとの報告を受けたが、610にも分からない。冬鳥から鳥に対する興味が高まった610は、残念ながら春からは興味が鳥から虫に移ってしまっていたので未知の分野でもある。ぜひ彼らに解明してもらいたい。


ビロードツリアブが出現し始めたようだ。つまりつくばには春が訪れていることになる。モンシロチョウかツマキチョウか区別は出来なかったがシロチョウも飛んでおり胸の高まりを感じたのだが、今感じているのは去年や一昨年のそれとは趣を異にするものだというのが悲しい。


行きには気づかなかったイノシシのあしあとを発見。結局宝篋山では幾度となくあしあとを見てはいたものの、あしあとの正体に出会うことが無かったのが心残りである。
嬉しいことに、ここでかつてなくしたメモ帳と再開する。これはロシアで利用したものでもあったので無くしたことに絶望していたのだが、もう利用するのは難しい状態とは言え見つかったことに運の良さを感じる。


お2人と別れて沢に向かうが、入り口でバナナムシことツマグロオオヨコバイを発見。私が東京にいた小学生時代には、校庭でこの虫が見つかるとバナナムシがいたぞ!と言い合っていたものだが、果たしてこのバナナムシという呼称、いったいどこで通用するのだろう。


先ほど沢で新歓の下見をしていた2人から、カワゲラのような虫がいたと報告を受けていたのだが、翅に模様がついているように見えた。そんな謎の虫が簡単に見つかったのだが…今までよく見かけていたユビオナシカワゲラとは異なる種類のようだ。翅芽が発達したアミメカワゲラの幼虫も見つけたと聞いたので、そうするとこれはアミメカワゲラ科の成虫だろうか・・・と思ったが、よく見ると尾が無い。それなら、ここで採集した幼虫から推定すればフサオナシカワゲラ属の成虫になりそうだ。ただ、検索表を段ボールにしまい込んでしまったので何とも言えない。

ところでこのカワゲラに限らず、沢を見ているととてもたくさんのカワゲラがいることに気が付いた。上の写真を撮ったところだけで4匹も見つかったのである。明日にはつくばから去らねばならぬ身とはいえども、こんなに豊富な研究材料を前にしてとっとと消え去るわけにはいかない。興奮しながらカワゲラを追いかけ沢を駆け上がりつつ、今日で最後と決めていた宝篋山訪問をもう一度行うべきであろうと結論付けてしまった。
2月から出現していたユビオナシカワゲラと併せて20匹くらいは確認し、15匹くらいは捕まえられただろうか。採集道具は全部仕舞ってしまったので指でつまむしかないのだが、カワゲラは漢字で襀(示+責)翅目と書くように、羽を背中の上で重ねるように折り畳むので、とてもつまみづらい。その上平べったい体で素早く歩き回るし、時には飛び立つし(気が動転したのか、沢に飛び込むことも)、手の上でもタッパーでもお構いなしによじ登ってくるので、素手採集論者には熟練が要求される。

宝篋山から戻ってから荷造りの最後の追い込みに入る。解剖鍋と長靴があぶれて悩んでいたのだが、手ごろな段ボールを発見することで窮地を逸する。しかし・・・タヌキ・ウサギ・トビ・リュウキュウイノシシの骨については有効な方法が思いつかず、諦めるつもりである。もちろん捨てるわけではなくて、やどけんの新歓シーズンには私が所有するより部室で誰もが閲覧可能な状態にしておいた方が有効活用できるだろうという論理をでっちあげる、つまり部室に一時保管するのである。610が自由に動けるようになる夏ごろに回収し、菅平で組み立て、雙峰祭の時に展示するような感じなら問題ないだろうか。

~・~・~

さて明日はいよいよ退去日です。およそ3年間生活したつくばから立ち去ります。まだ身分上筑波大生ではあるのですが、もうつくばに住むことが無いことを思うと非常に悲しいです。何がそうさせるのでしょうか。3年間親しんだ宿舎や宝篋山、或いはやどけんからの離別がそう仕向けるのでしょうか…
まず早朝には退去の最終難関である冷蔵庫の処理を行い、掃除をして退去完了した後は何と宝篋山でカワゲラ採りを行うつもりです。宿舎入居2日目にして宝篋山を知った「自称」宝篋山マスターの最後の腕の見せ所です。
宝篋山に別れの挨拶を告げてから、六郷へ戻ります。なかなか肉体的にきつそうだ…
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2014年03月23日

蟻が冬眠から目覚める

今朝は9時起床。つくばより部屋が暖かく感じる。
10時過ぎに仕分けした本をブックオフに持ち込む。書き込みが多かったため売れない本が多かったが、29冊450円で処理された。このお金を使って、アイスランド語の入門書を買ってしまう。この本の存在は大学入学当初から知っていたのだが、何だかんだいって買う機会を逸し続けてきていた。そんな代物が地元で安く売っているのだから買わずにいられるはずがない。
※610はアイスランドに対して、熱帯地域以上に魅力を感じています。特にアイスランド語は古ノルド語という、昔北欧で使われていた言葉の面影を強く残しているので、そういった原始的なところに興味を感じるのです。
その他ルーン文字という、これまた古ノルド語の記述に使われていた文字に関するテキストがあり、同一人物が売ったに違いないのだが、これはあまり魅力を感じず購入を見送る。引っ越しに備えてものを減らしているつもりなのだが、なかなかどうしてうまくいかない。
帰り際に610がつくばにいる間に登場した自転車チェーン店に立ち寄ってみたのだが、ここでは折り畳み自転車の修理をしてもらえそうな雰囲気だったので、帰宅後自転車を乗り換え修理を依頼する。折り畳み自転車bipod antの現状は後ろブレーキが完全に機能しておらず、前のブレーキも効きが悪く、菅平で利用できそうにない。7000円くらいかかると言われたが、自分ではどうにもできない感じなのですべてを任せることにした。修理に時間がかかるだろうと思っていたのだが、1時間くらいで済むとのこと。そこで自宅に再び戻り、土手の散策に向かう。


子どもの接近に危機を感じ逃げ出すユリカモメたち。


テトラポッドの上でたたずむユリカモメ。


少し遠出して、近年立ち寄っていないエリアに向かう。これは地元ではひょうたん池と呼ばれている釣り堀で、無料で利用できる。小学生時代はここに入り込んでボラを捕まえたりしていたなあ…


対岸の川崎側、高層マンションの横には、つい最近まで怪しい雰囲気をにおわせる家々が存在していたのだが、ついになくなってしまった。川崎には在日韓国人が数多く住んでいるのだが、確かこの場所も彼らの居住地の一部で、厳密には不法滞在をしていたらしい。
そういえばオナガガモが全然見当たらない。昨日はメスらしき個体が1羽いただけであったので、もう帰ってしまったのかもしれない。

散策後修理が終わったantを引き取る。7,230円かかってしまったのだが、山の斜面を切り開いた菅平で自転車を利用するつもりならブレーキが無いと危険極まりないし、複数の工程が絡んだうえでの合計金額なので、値段が大きく見えるのは表面的に過ぎない。
ひとまず菅平で利用する準備は整ったが、雪が消える5月までは走らせられない。そこを考慮すると輪行してしまうか否か悩むところだが、流石に大変かなあ…まあ敷布団を運ぶことよりは容易いか…

その後つくばっく。道中『アタマにくる一言へのとっさの対応術』を読む。随所に有用なことが書いてあり、とても役立ちそうである。菅平でこの本にお世話になるような人間関係の歪みが出ないことを祈りたいが…

~・~・~

明日は荷物を宅配便に預けるという重要なイベントがありますが、何とかしてつくば市民として最後になるであろう宝篋山散策を行いたいところです。もしかしたら後輩たちと合流できるかもしれず、それもそれで楽しみです。  続きを読む

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2014年03月22日

物を捨てる勇気、送る勇気

明け方の4時くらいに寝て9時に起きる。睡眠時間は少なく、部屋の温度もここ数日で一番低い14度くらいになっていたのだが目覚めが良好。
とりあえず去年三の矢宿舎に入居したときに粗大ごみ置き場からくすねてきたカラーボックスや解剖鍋、それから出自不明のユニットボックスみたいなものを元あった場所に返納していく。これでだいぶ部屋が広くなった感じがするが、未だに解剖学教室がそのまま残っていたり、カラーボックスの上にあったものをその辺の床に投げ捨てていることもあって部屋全体は混とんとしている。無事に片付けは終わるのだろうか…
とりあえず一段落ついてから自転車のなんちゃって整備を行うのだが、折り畳み自転車を折りたたむことについては苦戦しつつも問題ないことが分かったのだが、元に戻そうとするとロックがうまく合わないようで、一見マトモそうに見えながら走っていると急に折り畳まれる危険な状態に陥ってしまった。これはもう寿命なのだろうか。結構値が張ったものなのでそう簡単に廃棄したくはないのだが…まあ折り畳めるなら実家へ持ち帰ることはできるので、面倒なことは後で考えたい。

さて自転車の方は無事に走ることができ、宿舎からつくばセンターまで移動の上羽田空港行きのバスに乗り込む。道中ずっと寝ていたが、あまりの暑さに気分が悪くなってしまった。国際線ターミナルに到着してから自転車を展開し、のんびりと実家まで走って帰る。鳥見をしたのだが、かなり潮が引いていたせいか、或いはクニヘ帰っていったものが多いのか、あまり見つからなかった。
帰宅後は浪人時代のテキストなどを整理し捨てることにする。もう少ししたらつくばから菅平に送りきれないいろいろな物が届く予定なので、不要なものを処分しておきたいのだが、いざ中身を見てみるとなかなか捨てられないものも多く悩ましい。

~・~・~

明日は部屋の片づけをして、お昼過ぎにつくばっくします。戻ったらウサギの骨取りを完遂させ、できることなら荷物の発送までしてしまいたいところです。  

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2014年03月21日

並ぶ友と交わす杯



さて昨日一日かけてトビの骨接ぎを行ったわけだが、瞬間接着剤の暴走に苦戦したものの大まかな組み立てが完了した。あとは胸骨と肋骨の接合部分の調節と翼の取り付け、棒立ちになっている脚の形状変化を行えば「獲物を範とする瞬間のトビ」を創成できるが、そこまでは手が回らないかもしれない…


ウサギとタヌキの骨は灌水(という呼び方で合っているのか?)させて少しでも脂を落とす作戦に出る。水がぽたぽたと落ちる音がうるさいので、布巾を活用する。

今朝は8時起床。部屋が寒いのは堪える。
昨日豪快に煮立たせてしまったこともあり、タヌキは骨がバラバラになってしまった。四肢や脊椎(頸椎・胸椎+肋骨・頸椎~尾骨)、頭部はそれぞれネットで分けていたので全部がごちゃ混ぜになるような悲劇は起こらないのだが、それでも指先の細かい骨が分離すると後の骨接ぎで苦戦しそうである。まあタヌキに関しては『骨の学校』に詳しい図が乗っているので、研究の息抜きにでもしてのんびり組み立てていきたい。
さて骨はバラバラになったが、デメリットしかなかったわけではない。あらゆる組織がドロドロになってブラシでこするだけで落ちていくので除肉がこの上なく楽ちんになったのだ。今までは骨にしつこくこびりつく腱や頸椎の中に走る脂っこい脊髄を出すのに苦労していたのだが、そういう面倒さや、取りきれなかった組織片が残ってしまうような見栄えの悪さから解放されたことは非常に素晴らしいことである。まあそれでも、バラバラになった肋骨や頸椎をきちんと並べ直したり、対応が分かる指先の骨を並べたりすることで完了までに2時間を要してしまう。


こんな感じで引っ越しまで乾燥させておく。上からセロテープを貼って回収すれば順番がずれたり部品が無くなったりすることを防げるだろう。まだ水から出して時間が経っていないこともあって、一般的な骨らしい色合いをしていない。骨に結構脂肪分が残ってしまっているのだろう。もっと煮た方が良さそうだ…

昼食後はウサギの除肉を始める。こちらはタヌキと違ってそこそこ肉が残っているので手間がかかりそうだ。ということで脊椎系統は再び煮込むことにして、残りをいじっていくが・・・頭蓋骨がかなり残念な状態になってしまった。鼻腔にメッシュ状の骨(篩骨?)があるのだが、血液かなにかがたまっており取り除くべきか否かを悩んでいる時にいじくりまわしていたらどんどん分解されてしまった。粉々になったわけではなく(そういう部分もあるのだが)大きなパーツが縫合面に沿って取れてしまったので理論的に復元は可能だが、バラバラにして乾燥させるとうまく元に戻る保証はない。この骨の処遇という課題は菅平へ持ち越すしかないなあ。

夕食を摂り自分の送別会へ向かう。既に追いコンで追い払われているのに再び企画されたことに対して何となく負い目があるというか、そんなに構ってもらわなくてもいいような気がすることもあり、残っているロシアのお土産とかいつまでも飲まないやまももドリンクとか町田先生絶賛のサバ缶などを提供する。
果たして今晩は何時に帰ってくるのだろうか。日付をまだいで延々話すのは危険で不健全である、とYさんと合意を得ているから、そんなに長引くことは無いと思うが…

送別会はY邸で行われたのだが、去年のゴールデンウィークから我が部屋の冷蔵庫に眠っていたシジミや先日のウサギを調理してもらった。
シジミはまあ610の狂った味覚をもってすればおいしく、ウサギは大分血が回っていたのだが、やはりタヌキとは比べ物にならない。ちなみに心臓も調理してもらったのだが歯ごたえがありこれまたよかった。ここに掲載するかはともかく、写真を撮っておけばよかったなあ…
よくYさんと交わすようなシリアスなお話をすることなく、会計のK君が突然暴走したり川魚や恐竜の本でいつまでも議論したり、清く正しい?やどけんの飲み会となったので安心。ただしお開きになったのは日をまたいだ午前3時半くらいで、こればかりは致し方ないだろう。

今度こそやどけん関連のイベントはこれでしばらく関われなくなるはずである(まだ部室に出入りすることはあると思うが)。いろいろ準備してもらって自虐をかますのも変な気分だが、おそらく610がいなくなることにより、今まで彼の存在によって生じていた数多の不合理が解消されるであろう。

~・~・~

さて明日は折り畳み自転車を実家に預けに行くために帰省します。そのままつくばっくしてもいいのですが、なにぶん部屋が寒いので1泊するつもりです(実家も実家で寒いのですが)。
  

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2014年03月20日

パーツは少ないが色々と難しいトリの骨格標本

今朝は何と10時半起床。やはり連日のブラックな解剖学実習は堪えるようだが、それにもまして部屋が寒く布団から出るのにも一苦労するのだ。最低気温こそ6℃台で1カ月前と比べれば大分暖かくなったわけだが、部屋にはエアコンも温水暖房もない訳だから単純に比較ができず、しかも今の状況の方が明らかに辛い。ここ数日はシャワーを浴びることで一時的な解決を図っているのだが、毎日余計な100円が消えていくことにもつながる。

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/246439/
さてこの記事では最後にボソッと研究者の人間性について明言しているが、これはメディアを利用した個人攻撃の典型であろう。本質的に虚言癖があることと研究成果とは独立しているのだから、たとえ研究が限りなく怪しいような状況になっていようと、分けて考えるべきであろう。そしてその姿勢を示すことがメディアの大衆に対する「マナー」であると思いたいのだが、この種の610の理想は現実からあまりに乖離している。この記事は研究者の性格、性別、および性別に強く結びつく身体的特徴の3つを織り交ぜた「懲悪のストーリー」を展開していて、何とも下品に感じる。こういう報道がなされることに意味を感じられないのだが、世の中にはこういう物語を欲する人々がたくさんいるのだから臆面もなく公になっていのだろうなあ…

さてトビの組み立ての方は、17時45分現在、脊椎(第1頸椎~尾骨)・胸骨が終わり、手足の各パーツを組み立てている最中である。本日中に一応の完成を目指したいところだが、最難関たる胸骨と脊椎の統合がうまくいくだろうか…あとは骨のバランスもどうなることやら…
ちなみにウサギとタヌキは再び煮た後放置している。これはさすがに本日中の処理をしてはいけないだろう。
~・~・~

明日はどうやらYさんが610を送る会を企画してくれるそうです。個人的にはやってもらわなくても構わないのですが、まあ嬉しい限りです。
それまでにタヌキとウサギの除肉を完了させ、骨の乾燥を始めたいところです(ここまでできれば引っ越し作業に移行できる)。
  

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2014年03月19日

もう除肉しか考えられない

今朝は7時起床。身支度と洗濯を終えてからウサギの剥皮を開始する。
冷凍すると解凍までに時間がかかることを嫌って昨晩からベランダに放置しておいたものをそのまま解剖学研究室に持ち込んだのだが、ダニの存在をすっかり忘却していた結果、毛皮から大量のダニが歩み出てきたのであった。中にはまだ毛皮にくらいつき、腹をぱんぱんにしている者までいる始末で、流石にこれはまずかろうということで剥皮を終えた後(ダニの存在に気付いたのは剥皮後半なのだが、それまで気付かなかったのは単に毛皮の中でダニたちがじっとしていたからだ・・・と信じたい)着替え、発生源の毛皮を冷凍したりゴミを外に出して対策を整える。
ちなみに毛皮は剥皮途中で腹側で避けてしまい全身を諦め、前半部分だけをなめすことになりそうだ。ところでウサギの外傷はなかったわけだが、タヌキのときと同様に剥ぐことでダメージを受けた部分が露わになってくる。このウサギは左太もものあたりと後頭部右側に内出血の跡があり、特に頭部から首のあたりはどす黒くなっておりあまりいい気分にはならなかった。また発見時は気付かなかったのだが、右太もものあたりの皮が破けており筋肉が損傷していた。血の跡が無かったので何かにぶつかったわけではなさそうだが、ひょっとしたら死んだ後にカラスや猛禽に啄まれたのかもしれない。それにしては小規模かもしれないなあ…
さて剥皮後に内臓を見てみたのだが、腹腔に大量の血がたまっており、それが一気に流れ出したのでバットの中は激しい状態になってしまった。ただ内臓はほとんど損傷なく完全な状態で残されており、大腸や小腸の長さに草食動物の特徴を感じることができた。せっかくの機会だから消化管を伸ばして計測してみるのもよかったのだが、設備と差し迫った事情の問題でなかなかわき道にそれないのが悔しいところである。あと、タヌキなどと違って胃の中身を見ても面白味が無いという選り好みの問題もあるが…

タヌキと比べて脂肪分が全然存在しないので剥皮も気楽で、剥皮から除肉まで3時間程度で終わる。それから鍋に入れてさらなる除肉を続けるのだが、この間に解剖学教室をいったん閉じる。すなわちブルーシートとレジャーシートを捨てたのだが、おそらくこれでダニの蔓延は防げたことになろう。そのついでにブログの更新を進める。

ひと段落ついたところで解剖学教室を復元すべく、必要な資材を再び買いに向かう。こういう時に100円ショップのありがたみと、その程度の道具で解剖や骨格標本作りに楽しめるありがたさをふつふつと感じる。
道具をそろえたついでに部室に立ち寄り、TOEICの終わりに拾ったタヌキを冷凍庫から出し、ある場所へ投入、骨格標本化を図る。それにしても、凍った状態でもかなりの臭気を発していたので、流石の610でもこれを部屋で解剖しようとは思えない…


ちなみに解剖学教室はだいたいこんな感じである。

部屋に戻り、まずはタヌキの大まかな除肉を進め、夕食と入浴を挟みウサギの除肉を行うが…いずれも頭骨が破損していた。タヌキは下顎の接合部分が欠けており、後頭骨がぱかっと開いた。またウサギは右側の頬骨が欠けていて、下顎骨が右側で割れ、頭頂骨が分離した。外見上無事そうに見えたのだが、やはり頭にもダメージを負っていたことがよく分かる。幸か不幸か、脳の除去がしやすくなったわけだが…
ちなみに一段落した時に時計を見てみたら午前1時に差し掛かっていた。適宜休憩をはさんだが、午前9時から16時間労働を行っていたと思うと、いったい引越前に何てブラックなことをしているのかと思う。器具を洗い、除肉した骨は鍋に水を張りパイプ洗浄剤を加えてしばらく放置。あと1~2回煮て脂肪分を出来るだけ飛ばしておきたい。

~・~・~

さて明日はタヌキとウサギの除肉・皮なめしを続けつつ、トビの組み立てを行うつもりです。  

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2014年03月18日

砂浜に消えた13,500円

今朝は5時に目覚ましをかけていたのだが結局起きたのは6時。お湯を飲み、夜のうちに大鍋に入れてベランダに出しておいたタヌキを補食室で煮込む。骨格標本作りのために人間の調理場を使うとはいかにも狂気じみているが、残念ながらこれは蛮行とは言えない。なぜなら610のプロセスは牛肉や豚肉の塊を煮込むそれと本質的な差が認められないからである。その上、内臓が腐っていたとはいえ肉はまだまだ新鮮で、獣臭さはあるが衛生的な問題は家畜の肉を扱う場合と変わりなかろう。尤も、肉が茹で上がってしまえば他の居住者がふたを開けても小体が判別できないだろうし、おまけにいいにおいがするのだからもしかしたら一般料理と勘違いするかも知れない。
※タヌキの肉はシカよりも癖があり、また後味が残る。一度茹でた水を捨ててもう一度煮たものでこうなのだから、非常に臭みが強いと言えよう。脂肪分が多いこともあるだろうが、茹で上がったタヌキそのもののにおいはかなり独特である。まあ食べられないことは無いが、味付けなしのこのタヌキ肉だけで夕食を済ませよと言われると苦しいものを感じる。
煮たタヌキを回収し大急ぎでビーチコーミングの準備を整える。



Yさんに拾ってもらい、これ以上ロードキルが見つかったら処理に困っちゃうなあなどとたわごとを呟きながら走っていると・・・対向車線にウサギが死んでいるではないか! 
状態が心配だったが、頭骨も砕けている様子が無く外傷もない上に眼もくぼんでおらず、においもない。脱糞した様子が見られるので、もしかしたら車にぶつかって斃れたあともしばらく生きていたのかもしれない。これは海岸に到着する前から素晴らしい収獲である。
その後宗教について話したりしながら波崎に到着。つくばからおよそ3時間、思っていた以上に遠かった。

まず利根川河口付近で鳥見をするのだが、ウが大量にいたほか、スズガモやヒドリガモの他にオスメスとも同じような色合いで地味なカモ(オカヨシガモのようだ)、オオバン、カモメが2種類見られた。それにしても大変な風の強さだ…




そして波崎海岸へ向かう。微妙な空模様と木目の細かな砂がマッチし、辺りには終末感が漂っている。砂は吹き飛ばされているだけならいいのだが、耳をはじめ体や衣服のありとあらゆるところに入り込んでくるからたまらない。


波がいくつも押し寄せてくる様がまた物悲しいのだが、サーファーが何人かいた。彼らはこういう天候に対して鬱々としないのだろうか。


砂浜には車が乗り入れており、長大な波崎海岸のことだから車で移動できれば便利だろうということで乗り込んだわけだが、これが悲劇の始まりであった。Yさんが大きな椅子が転がっていることに興味を抱き、そちらに向かって車を走らせた・・・


これはやばそうだということで後退を試みたのだが…空回り。悲しきかな、我々は砂浜でスタックしてしまった。
砂を掘ったり、靴や布きれをかませてみたりいろいろ試行したものの、全ては無に帰す。最終手段として救済を依頼することになってしまった。

610は610で、わざわざ連れてきてもらったのにもかかわらず散策を強行する暴挙に打って出た(救援部隊が来るまで1時間くらいかかるとのことだったので暇乞いをし、受理されたのである)。


遠くから見ると、改めて砂浜に車が嵌ってしまったことの絶望感を確認。


まあこの時よりはひどくないような気もするが。


しばらく歩いていたら目の前に大きな大きな骨が転がっていた。思わずおおっと唸ってしまったが、発狂するほどの喜びは感じられない。それはこの骨が海獣ではなくウシ様の陸生哺乳類である可能性がきわめて高いからである。


ペテルブルクで撮影したシロナガスクジラの前腕部分には、骨端が膨らんでいる箇所が見受けられない。サイズに関しては過去最大級だと思うので、それだけでも収穫だったろう。


なかなか立派な魚の骨が転がっており、持ち帰りを試みたのだが結構重かったため(ウシっぽい骨もあるので)断念。


それにしても鳥の死体が多い。まともな散策はあまりできなかったのだが、それでも8羽くらいの死骸が見つかった。数が多いのは素晴らしいことだが、あまり状態が良くない。いや、骨格標本作りを行うのであれば全く問題ないのだが、どことなく魅力が感じられないのである。なぜなのか…


そんな中、なかなか状態の良い水鳥が見つかった。ミズナギドリか何かだろうか。惜しくも腹部と尾のあたりに穴が開いていたのだが、それ以外は概ねきれいでなんちゃって剥製なら作れそうな気もする(少なくともこのアングルなら問題ない)。ということで持ち帰り決定。タヌキモウサギもいる中、さらにこのトリの剥製を作る余裕はとてもないため、これは菅平へ持ち越しになりそうだ。


ミズナギドリっぽいものを見つけたころには救助部隊が到着し、車を走行可能なところへ引き上げていた。この一件でYさんは本来不要な出費に迫られてしまったのだが、そもそも610が波崎へ捨ててきてほしいと依頼しなければ発生しなかった金額である。ここ波崎へはなんと東京駅から高速バスが出ているのだが、片道2030円かかる。また土浦から鉄路を利用しても2,210円かかる。この費用を考えると、発案者の610は今回の事件に間接的にかかわっているわけだから、それ相応の負担をすべきであろう。というわけで5000円をYさんに献上。なにはともあれ、無事に終末の地から脱出することに成功。






その後君ヶ浜・犬吠埼方面へ移動ししつこく海岸を歩くが、大きな骨は見つからない。ただ、長さは7センチほどではあるが、先に挙げたクジラの骨格標本でいえば指の骨の一部に見えなくもない骨を発見。もしこれが海獣であれば来た甲斐があったものだが、どうだろう。








さて気が付けば17時に差し掛かっていたので慌てて岐路を目指したのだが、その途中銚子電鉄の終着駅である外川駅の近くをさしかかったため道草。嬉しいことにちょうど列車がやってきたので思わず長居してしまったのだが、610が2009年9月に来たときには赤と黒の電車がまだ現役で、緑の電車は確か愛媛にいたはずである。

この後、3時間近くかけてつくばに戻るのだが、ここで新たな発見。それは追記に書くとして、空腹で困窮していたYさんのリクエストで蕎麦屋で夕食を済ませ(今まで3年間通り過ぎていた2件の蕎麦屋のうち1件に入ったのだが、なかなか良い。ざるそばが610円で売っているところが素晴らしい)、段ボールを調達して帰還。出費は痛かったが、それに見合う成果と楽しい時間を過ごせたのでまあ良かったのだろう。Yさんのように延々と深い話ができる人と疎遠になるのは残念ではあるが、まあここ最近のやどけんでの濃密な活動自体が非日常の極みであったわけだから、これからまた孤独な日常に帰るだけのことである。半分集団生活の菅平で孤独になれる時間はもしかしたらないのかもしれないが…

~・~・~

さて明日はタヌキの除肉に一日を費やしそうです。明日はウサギとタヌキの処理に追われそうです。
610の部屋は現在、終誅抗議『解剖学特講』のメイン会場となっており、床にはブルーシートが、机にはレジャーシートが敷かれています。引っ越しを1週間後に控え、片づけもままらなないのにさらに部屋を散らかしてしまっております。このタヌキを処理してしまえばひとまず安泰でしょう…  続きを読む

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2014年03月17日

二狸を追うもの一狸しか得られず?

今朝は8時起床。冷凍タヌキを外に出し、しばらくエンジンが入らなかったのだがお昼過ぎからトビの除肉作業を開始。採取した当時は匂わなかったのだが、どうも上腕骨あたりがにおう。なぜなのかなあと思案したのだが、どうにも髄に水が入り込んでしまっていることが影響していそうだ。
毎度のことだが、除肉を続けているとだんだん精神がすり減ってくる。同じ解剖道具を大した手入れもせずに何度も繰り返し使っているから切れ味が悪く、ただでさえ強靭にこびりついている腱や正体不明のヌルヌルした膜状構造に何度も何度も挑んでいると作業効率の悪さにイライラし、脚の指先に到達すればパーツが小さくてまともな作業ができなくなる上に、翼・脚の中で最も肉や腱が緻密なところであるから、適宜休憩をはさまないとやってられない。
で、息抜きを兼ねて16:30頃にこのブログを書いているのだが、進捗状況はというとトビの体幹部(脊椎と胸骨)以外の除肉が完了したにとどまっており、タヌキは未だに凍ったままである。今日は暖かだからすんなり解凍されると思っていたが、読みが甘かったらしい。最悪、剥皮できれば良いので表面だけでも解けていてほしいが、その前にトビを片付けねばならない…

一講に解けることを知らないタヌキは、水を張った衣装ケースに本体を投入することで回答を促す強硬手段に打って出るしかない。四肢が動くようになり、何とか正中線を確保できそうになったので無理やり剥皮を開始したのだが、皮と肉の間に指を突っ込んでいけばどんどん剥がせていくので道具いらずなことと(手袋はした方が良い)鳥と違って皮が切れないのでなかなかいい気分である。
こうして延々3時間くらい皮を剥ぎ、いよいよ顔面に差し掛かったのだが、悲しいかな鼻面の毛が次々と脱落していった。腐敗していたのか水を吸い過ぎてしまったのかよく分からないが、剥皮標本を作ろうと思っていた610の野望を一瞬にして打ち崩してしまった。だがしかしめげてはいけない。慎重な剥皮(途中で大雑把になったが)によってタヌキの全容が見えてくるに従い、蓄えている脂肪の多さとか、腹斜筋の整然とした様子、思っていたよりも小さな子宮といったものが観察できたのだし、拾った当初は外傷もなく病死の可能性を感じたものだが、右耳と鼻から出血していたし、右大腿部には痛々しい内出血の跡もあったから、急ブレーキをかけてゆっくりになった車に衝突してしまったのだろうことも推測できる。
ちなみに内臓は腐敗が始まっていて小腸が溶けていたこと、血抜きされていない血がたまりにたまってどす黒くなっていたこと、何よりも長時間の作業で忍耐力が欠如してしまったことにより観察を断念。翌朝に除肉をすることにし、大まかなパーツを切り分けてから作業を中断。明日の朝は煮込み作業に追われそうだ…

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明日は波崎でビーチコーミングをしてきます。何でもYさんが車を使って610を捨ててきてくれるとのことです。ありがたく捨てられてこようではありませんか!  

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2014年03月16日

減少する自信、増加する遺体

今朝は8時起床。ここでTOEIC対策の最後の追い込みをかけなければならないのに、STAP細胞関連の一連の報道や主張に対する文句を何かに憑りつかれたように書き連ねてしまい非常に情けない時間を過ごしてしまった。情けないので文章を載せることも放棄するが、言いたいことはおよそ「渦中の人物に対する論文の内容以外に関する批判は見苦しい」という感じである。

さて会場へは当初バスで行く予定だったのだが、tubaさんが何とタヌキの死体を発見したとお呟きになっていたので急遽予定変更、試験を受けた後ただちに回収に迎えるような準備を整え自転車で出発。
さて試験の方は、受付の係員が610の受験番号を見落としたことにより、一時受験番号が存在しない状態になってしまった。この場合試験は受けられるのだろうかと気がかりだったのだが結局は杞憂に終わった。さて内容に関しては、リスニングの方がリーディングよりも易しく(選択肢に迷う時間が少ない)、リーディングは市販の参考書で解いた模試よりも英文が読めず難儀した。大した勉強もしないで645という得点を模試でたたき出したことによる傲慢さによってまともな対策を放棄したツケが回ってきたような感じがしているのだが、そういっておきながら模試よりも良い点数を取る可能性もある。それはおそらく英語力とは関係の無い戦術と運が良くなければ期待できないが…
試験後は一心不乱に目的地に向かって自転車を急がせ、無事に発見に至った。幸運にも今回も頭骨の破損は免れていたのだが腐敗が進んでおり、カラスにより内臓は大方食われ、毛が毟られた皮膚の下はほのかに緑がかっているといった有様で、また腐敗臭もきつい、
この遺体から全身骨格標本を組み立てるのも悪くはないのだが、先週の水曜日により状態の良いタヌキを得ているので、組み立てなくてもよいだろぷ。『頭骨コレクション』で知り得た水に浸けて腐敗を進める方法を採用するのも一考だろう。それをするなら回収を誰かに依頼しないといけないなあ…
ちなみに我が家の冷凍庫はタヌキが2体も入るほど大きくないので、この遺体はやどけんの部室の冷凍庫に投入。このままにして最悪後輩たちに処理を投げるのもありだが、ある程度経験のある自分がより状態の良い標本を独り占めし、臭くて見どころも少ない(=内臓が無い)標本を与えるというのは権力的で傲慢である。それならいっそ、2体とも自分で(できる限りのことを)処理すべきだろう。

帰宅後、本を売りにBookoffへ向かう。2リットルペットボトルが6本入る段ボール2箱分に相当する書籍のお値段は・・・1170円。4桁いけばいいかなあと思っていたので一安心、しかし4冊本を買ってしまう。引っ越しが楽になるために捌いたといのに、また本を増やしてどうするのだろう…

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明日は午前中にトビの骨の除肉を終え、午後から水曜日に拾ったタヌキの解剖・除肉を行うつもりです。このタヌキは腐っていないので、あの場所のコンロを使っても問題なかろう・・・  

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2014年03月15日

без названия

今朝は9時ごろ起床。1週間延長していたらしい宿舎の温室暖房も止まってしまい、エアコンも撤去されてしまったので朝の部屋は寒い。
TOEICの採集対策をせねばならないというのにやる気が湧かず、ソリティア断ちは達成できそうであるところにハーツなるソリティアよりも時間がかかるゲームにのめり込みそうになってしまい情けなさを感じる。
午後は跳ね上げ眼鏡のチェックも兼ねて鳥見に出向いたが、視界に猛禽が入っていたのにもかかわらず認識できずしっかり観察できなかったことが悔やまれた(ノスリかなあ?)。跳ね上げの方は眼鏡をいちいち取り外ししなくてよいことが確かに便利だと感じたが、まだ慣れている訳でもないのでタイムラグがどうしても生じてしまう。
その後終わる気がしない荷物整理を行う。必要のない紙類を資源ごみへ、もう読まないと思われる本をブックオフへ出せるように分けたり、或いは実家に持って帰るものと菅平へ持っていくものとでも分ける必要があるのでそれを行うのだが気が狂いそうになる。できることならどこへ持っていくのでもなく徹底的に処分してしまうのが最も素晴らしい対処法なのだが、案外必要を感じたり捨てるのは惜しいものが目立ってしまうのである。90パーセントくらいのものは無くても平気だろうが、煩悩を断ち切れないあたり、まだまだ610は程度の低い小物であるという事実に向き合うのが嫌なだけなのかもしれないが…

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明日はお昼からTOEICのテストを受験します。模試で645点をたたき出したことが裏目に出てしまったようで(ノー勉でこの程度の得点ができるならこのままでいいやとか、或いは解説を見ていると英語力というより「TOEICの解法力」を問われているような気がして不毛さを感じたことが原因)楽観的で気合が入っていないという情けない状態でおります。目標は700点台においていますが、果たしてどうなることやら…


  

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2014年03月14日

(いまさら)科博の常設展初見学

今朝は7時起床。昨日の朝よりもずっと雲行きが怪しいが予報を信じて科博へ向かうことにしたのだが、家を出てみるとわずかに雨が降っていてイライラする。610は例え一滴であろうと雨が降っている時に自転車をこぎたくない偏屈な性格をしているのだが、残念ながら都合の良いバスが最寄りのバス停から出発してしまった直後であったので不愉快な気分で移動しなければならなかった。


高速バスを上野で降りて、先日注文した眼鏡を受け取りに行く。遂に跳ね上げ式丸眼鏡の装着をしたわけだが、こうしてまた自分の見た目年齢が向上するのだなあと感じつつも、一日中かけ続けていると目が疲れるような不慣れさを感じたことと、それなりに高価な代物なのでもっと大事に扱った方が良さそうなので、610の外見を知る皆さまが期待するほどに日常的に着用しないかもしれない。もっぱら、菅平(研究室)や運転時、或いは鳥見用になるだろう。


ちなみに今610が所有している眼鏡はこの3本(単位はいろいろあるらしいが、本を採用)である。真ん中のものが今までの主流であったが、レンズ表面に細かい傷が無数についているせいか、蛍光灯などの光源を見ると周囲にもやが見える。それから(安物の)縁なしレンズの宿命か、つるとレンズの繋ぎ目がグラグラしてしまい、何度か締めなおしてもらったものの購入時のがっちりした感じは望めない。そういうこともあって、自室にいるときはいつも一番下の眼鏡を利用している。こちらは高校時代に使っていたもので、上の2つと比べて度が低く遠くはよく見えないのだが、部屋で過ごす分には何の支障もない。レンズもグラグラしないしどの強い外出用眼鏡と違って目が疲れることもない。ただ長い間きちんと手入れしていないのでパッドが変色してしまっている。近いうちに掃除をした方が良さそうだ。

さて科博の常設展コーナーに、いまさらながら初めて入館する。いろいろな物が展示してあり、一通り回るのにおよそ4時間かかったのだが、その中でも物理・化学系の展示には興味を引かれずもっぱら生物系(+天文)のものばかり時間を割いていたし、生物の中でも動物、とくに昆虫・哺乳類(+人類)・鳥類の閲覧にかけた時間が随分多かったような気がする。爬虫類に関してはどうやらフィールドで現物を探すことの方が好きなようで、恐竜に対して大して興味が湧かないことがよく分かり(=展示を普通程度にしか見ておらず、熱心に見ていない)勿体ない気もした。






西表で見つけた懐かしい面々や・・・


去年行った北大東島の光景を見て沖縄を身近に感じる。


やどけんの一部でホットなヤマドリ。


ytow.


モグラ博士の川田さんの「子供のころから昆虫少年だったが、大学で哺乳類に目覚めた」という過去に、ものすごく親近感を覚える。


マンモスだかゾウだかの骨を使って建築された住居。


やっぱり現生哺乳類の中で1目1科1属1種であるツチブタは外せない。


マトウダイはタイの仲間だと思っていたのだが、マトウダイ目なるグループに属するらしい。魚類の分類は全く知らないので驚きであった。


西表でさかなくんが会いたがっていたヤツガシラ。


部室で仮剥製作成を放置状態にしているトラツグミであるが、科博の展示に耐えられるような綺麗さは復元できそうにない。スキル不足ももちろんだが、まず代用品で済ませようとしない、教科書にあるものをなるべく集める心構えが必要なのかもしれない(610が仮剥製作成を試みたトラツグミでは、筆粉の代わりにおがくずを使ったのだが、細かいくずが体の隅々に付着してしまい見苦しい状態になっている)。

時間はすでに15時を回ってしまったので我孫子詣でをしている時間と気力の余裕はないと判断し、浅草で男物の着物を売っている店があるようなのでそこに行ってみたのだが、色々な要因からこの世界に深くコミットできる状態ではないことを窺い知ってしまい、店の中に足を踏み入れることができなかった。一言でいえば金銭感覚の不一致が起こったわけである。もちろん和服にそれ相応のお値段(例えば長着に2万、長襦袢に2万5千、羽織に2万8千、袴が3万)がかかること、およびその値段が与えられる妥当性についてはネットを使って心得ていたつもりであったのだが、なんだかためらいを感じてしまった。科博に行った後で疲れてしまって店の中に挑む余裕が無かっただけかもしれないが、ひとまず今の持ち金でまともな男物の着物を揃えようと考えるのは止した方が良いことがよくよく分かった。
少なくとも来年2月に控える卒研発表会でスーツを着ないためにせめて袴だけでも手に入れたいところなのだが…
※今持っている袴は女性用なので、このままでは「女装しての卒研発表」を強いられることになるが、スーツを着ることよりもずっとましである

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明日はTOEIC対策がメインになりそうです。トビの骨いじりも少しだけやっておきたいところです・・・  続きを読む

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2014年03月13日

без названия

今朝は6時40分ごろ起床。外を見てみると予報されていたほど深刻そうな様子もなく、しかも今後の予報を見てみても移動に支障をきたすような感じがしないので、今日も前言撤回をかまそうかと考えたのだが、それでも部屋の掃除にだいぶ時間を割いてしまったので状況は明日にお預け。
さて本日はエアコンが取り外されてしまう予定で、業者とのコンタクトを避けるべく午前中は図書館に籠ってTOEIC対策をほんの少ししてから『名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉』を読んだ。この本は素晴らしい見解といい加減な考察がごちゃ混ぜになっている不思議な構成をしているのだが、いい加減な部分に注意すれば、とても示唆に富んでいる内容であるように思えた。
中でも、大学生の勉強の出来なさをそれまで家庭や義務教育、或いは高校で受けてきた教育のせいにする大学教員に対して、大学教員のそういったやる気の無さこそが一番の原因ではないのか、といった指摘はとても的を得ているように思えた。東京大学のとある学部で長年にわたり同じ試験を課しているが、年々出来が悪くなっているとして近頃の学生の頭の悪さを嘆いている指摘に対しては、それは大学の初期教育の失敗であり、嘆いている大学の関係者の無責任さにあると言っている。
大学の教員が、大学生に問題を感じるならば、入学後教育と試験制度を見直してみるべきである。

ちなみに、この本はタイトルにあるような大学生そのものを批判するようなものではない。

昼に部屋に戻ってきてもエアコンはそのままであり、業者の車や作業中の音も聞こえてこない。果たして本日は作業があるのだろうかと気になりつつも、気配を察したらいつでも外に出られるような体制を整え、読み返している『系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに』を読むつもりであったが、先の本につられて若者論を読みたくなったので購入後長らく放置していた(実は以前に90ページほど読んでいたららしい)『なぜ若い世代は「キャラ」化するのか』を段ボールから掘り起こして読むことにする。610は誰かに「キャラ」というレッテルを貼ることや、或いは反対に自分に何らかの「キャラ」が与えられることになじめないでいるのだが、その気分を端的に表した表現を見つけた。
「天然キャラ」と友人に決められ、それを気に入ったとしても、「天然キャラ」を自覚してしまうことで、それを維持するために演技が関わってくるのではないでしょうか。つまり、このような経過は、「天然」が次第に演技という名の「計算」になると表現できます。

610はしばしば変人扱いされるが、そう言われることで自分が変人を演じることに憑りつかれてしまうのではないかという恐怖を感じている。

キャラというレッテルを与える画期的な場として、ある学類の新歓活動で行われるらしい「あだ名付け」という慣習を思い出した。何でも新歓委員を名乗る2年生が、大学の事情をよく知らない1年生を囲い込み、その場で即興的なあだ名をつけるのだという。何らかのあだ名をつけることでヨコ(あるいはタテ)の人間関係が円滑なものになるという点で意味のある行いだとは思うし、あだ名がその人のキャラと結びつかないもの(例えば氏名に由来するもの)なら以下に述べる憂慮の対象外だろうが、その時のイベントの雰囲気で安易なキャラ付けが行われるのだとしたら問題である。
例えば、2年生が下品な話題―かつて610は何フェチかを問われたが、意味が分からず答えなかった―を1年生にけしかけ、その時に1年生が発した言葉がその人のあだ名に選ばれたとしよう。そのあだ名がその時の会場のノリで受け入れられてしまった場合、その1年生には大学を出るまで下品なあだ名と学生生活を共にしなければならない可能性がある。必ずしも上級生が直接任命するとは言えないが、どうせその場の雰囲気を作るのは新歓活動をしている自分たちに依っている2年生なのだから、彼らがあだ名付けに最も関与することになろう。そんな彼らが新入生の学生生活に影響を与えかねない下品なあだ名を与えるとしたら、何とひどい暴力であろうか。
下品なあだ名が価値を持つようになってしまうと、そのあだ名が付けられたその人のキャラであるかのような誤解を生じ、そのあだ名によって種々の不利益を被る可能性があるが、その元凶は(近視眼的には)ウケが良いものであれば容易に採用してしまう新歓委員や新歓活動にあるといえる。
610がこんな掃き溜めで呟いていることは偉大な妄言と断言できるが、真実が紛れ込んでいないとも言い切れない。何が言いたいかというと、こういう事態はおそらく毎年のように繰り返されている。きっと、引継ぎの時にこんなことに関する反省を誰もしないのだろうし、そもそもレッテル貼りの暴力性を認識していないのかもしれない。新歓活動ではこういったことを行おうという機運も無いのだろうなあ。大学で学問を学ぶということに立脚すれば、新歓委員に求められるものは、周りの人たちをキャラ付けしたり、そのキャラの相互確認に終始するような表面的な交流をすることではなくて、なぜキャラを与えるのかとか、キャラの是非を考えるとか、そういった根源的な問いを発することであっても良いと思うが…そんなことしたら誰も来ないかあ・・・

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ちなみに気配を察することに失敗し、結局エアコン取り外しの業者の方々と居室で過ごすことになってしまいました。水に浸けられているスイジガイやトビなどの骨、机の上に無造作に置かれたリュウキュウイノシシの頭蓋骨を見てどう思われたことでしょう。
さて明日は科博・浅草(着物探し)・鳥の博物館・我孫子詣でを行う予定です。  

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