2015年03月31日

年度末はカワゲラの卵とともに


3月30日

2時から目覚ましをかけていたが1時30ごろ目が覚める.何をしていたか忘れたがのんびり過ごしてからラボに向かい,朝ごはんらしきものを食べてから3時半過ぎ出発.無事に西松井田に到着して始発列車も何事もなく動き,高崎から籠原乗り換えを経て東京に降り立つが,今日は平日,世界レベルの通勤ラッシュを前にして早くも帰りたくなるが気を確かにして千葉へ急ぐ.色々な原因で遅延しており,すんでの所で内房線に乗り遅れる所であったが,ここまで来てしまえばあとはただ電車に揺られるだけである.

10時47分,富浦駅に到着.4時間半ほどのビーチコーミングをしながら,浜辺に打ち上げられている貝のごとく人生の選択を行う.骨こそイルカ,クジラの類は見つけられなかったものの,またウミガメの骨を1つ,それから正体不明の骨端を発見した.ウミガメに関してはここ1カ月の打率が高いながらも,彼らを取り巻く面倒な決まりごとのせいで発見してもあまり喜べない部類のものに成り下がってしまった.ただ,浜に打ち上げられた個体全体の一部分でしかない骨を拾うか否かで,ウミガメの種の保存に支障を及ぼすとはとても思えない.なので,合法的な手続きを踏めば問題なく取得できるのだろう.


そのほかの収獲として,まずは2度ほど狩りに挑戦するミサゴの観察ができたことが挙げられる.海に飛び込まないまでも,空を力強く飛び回る様子を見られたことに満足する.本当はノートリミングでの撮影をも成功させたかったのだが,そこまでは望み過ぎだろう.


また砂浜には正体不明の鳥も見かけた.チドリの類であろうか,それとも違うのだろうか.きちんと同定に取り組めば2,3種類位に候補が絞れそうだが...




トビはありふれた存在だが撮影対象としては申し分ない.幸運にも状態の良い次列風切らしき羽を拾えたのだが,羽を拾うことまで頭側割っておらず適当な容器を持ち合わせていなかったせいで,菅平に着くころには大分毛並みが乱れてしまった.クリアファイルを1枚忍ばせておくべきだなあ...


骨を探しながら浜を歩いていると,黒い虫が動くのが目に入った.さて何かと思えばヒョウタンゴミムシではないか.つくばや六郷といった場所では似て非なるナガヒョウタンゴミムシをしばしば見かけたものだが,本家海浜性のものは初見である.ダンゴムシを加えて逆走していたのが愉快であったが,クワガタ屋のK氏に献上と相成った.ちなみにここにいるのかは知らないが,オオヒョウタンゴミムシというもっと大きいものもおり,いつかは出会ってみたい虫の一つである(棲息適地である砂浜が少ないため,ただのヒョウタンゴミムシよりずっと珍しい).

さて帰りの電車の時刻を間違えていたのだが奇跡的に早めに駅に戻っていたため無事に予定通りの行程を終えることができた.道中は『帰ってきたソクラテス』を読みながら人生を考えたり哲学的思考に想いを馳せたりする.20時31分に西松井田に到着し,22時過ぎ帰菅.

3月31日

昨日はなんだかんだいって帰りに20分ほど寝ただけでフラフラになっていたため,目覚ましをかけず午前中は気が済むまで寝るつもりでいたのだが,8時半くらいには気が済んでしまった.ただ少しのんびりしていたい気分ではあったので10時頃まで過ごしてからラボに向かう.昨日の収穫物の整理や固定していた卵や生きている悪魔たちの処理を行い,お昼過ぎからは固定災を開始し,2時間半くらいの隷属ののちは久々の蛍光観察準備を始める.春休み気分の脱却をめざし,新年度からの快適な隷属人生を生きるための下準備であるともいえる.夕食後にその続きを行い,21時過ぎ帰寮.

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そういえば菅平に来てから1年経ってしまいました.今年度を思い返してみると,この3月に限っては随分と研究から逃避していましたが,おおむね狂ったようにカワゲラに隷属していながらも,破滅しないように適度に抜け道を見出しては精神の安寧を図っていたように思われます.
ただ不幸なことに,卒研発表が終わってからの解放感に身を任せて,カワゲラの隷属を放棄する楽しさを知ってしまいました.なので年度が明けてからは,台風が過ぎた直後に新潟の浜で漂着物を探すような行動を起こすようなことがあるかもしれませんが,まあ基本的には有無を言わさずカワゲラに隷属する日々が続くのでしょう.
というわけで明日は新年度を祝福するための「悪魔の蛍光観察」が待ち構えています.心して挑みましょう.  

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2015年03月29日

без названия

今朝は7時過ぎ起床8時ごろ出発.自転車でえっちらおっちら走っていたら,突然左側から大きな動物が飛び出してきた.何となく犬のようなシルエットに見えたのだが,それにしては大きすぎる.ほどなくして(アスファルトを打ち鳴らす蹄の音が聞こえてきたこともあり)カモシカであることが分かったのだが,彼は雪がのこるレタス畑を颯爽と駆け抜け,どこかへ行ってしまった.まだカモシカを見たのは2回目なのだが,初対面の頃とは違ってとてもアクティブであった.人に出会ったカモシカはじっとしていることが多いと思っていたこともあり,画像処理に齟齬を来したのであろう.ちなみにこのレタス畑では昨日帰寮するときにキツネが走り去っていったのを目撃しており,カモシカのため糞と足跡を別の場所(カワゲラ探しをしていた沢沿い)で確認している.
ラボについて悪魔の様子見を行い,もはやいらないレベルにまで達している 0 time を得て固定し,身辺整理を行う.アオダイショウの骨いじりをしようかと思って,永らく水に浸けていた骨を出してみたのだがやる気を失い頭骨を残して破棄することに.あまりに作業量が多すぎて,他に優先すべきタスクを潰せなくなりそうだという現実的な理由と,いつか処理するからと溜めこんでいてはいつまでたっても先に進めないからである.ちょうど片づけをしたり年度末だということもあり,躊躇なく捨てることができるのかもしれない.
お昼には4月から就職される先輩や菅平メンバーの方々と菅平名物焼カレーを食べに出向く.その後あまりやる気が湧かず,ラボブログの更新や読みかけの本の読書などをして人生を過ごし早めの夕食を済ませて18時半帰寮.明日の行動に備えてかなり早く寝る予定である.なお車のほうは,充分に暖機させたからかアイドリングの不安は特に感じなかった.4月いっぱいはトラブルなく動かせることを期待したい.

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というわけで明日は南房総の海岸へ18きっぷの消費のためのビーチコーミングに出かけます.目標はイルカの(耳)骨です.  

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2015年03月28日

エンストを繰り返すオートマ車の恐怖

今朝は7時位に起床し8時ごろ出発.昨晩調子に乗って某SNSにふざけた文章を投稿したのだが,高校の同級生を中心に予想以上の方が目を通した事実を確認.Facebookで卒業式の報告がどのようになされるのか,分かる人にはわかると思うのだが,私はその中でカワゲラの写真を投稿したおそらくただ一人の人間だと思うのだが,それが却って,3桁以上の友人を抱える人たちの目についてしまったのかもしれない.
さてラボに来てからは昨日固定した卵の洗浄を行い,それからデスク周りの片づけを行う.片づけと言っても,新しい収納道具にごちゃごちゃしていたものをぶち込むとか,増え続ける固定卵を従来の引き出しに放り込むとか,本質的な解決には程遠い処置しかしていないのだが,それでもだいぶ整頓できたように思う.年度が替わるに当たり,せめて見た感じだけでも作業しやすい環境を構築しておきたいのである.

そして昼からは再びカワゲラを探しに各地の沢を巡ったのだが1成果は無し.小笠原から帰ってきた直後と比べ,黒い悪魔の数は目に見えて減っている.幸いにもこのまま悪魔が滅びてしまってもいいくらいに卵のストックはあるのだが,去年を思い出すともう少し数がいたように思う.そして翅のあるクロカワゲラに至ってはほぼいなくなってしまった.飼育している奴らは産卵する気配がなく(理想的にはしてほしいが,現実的にはしないでほしい),出現パターンや出産の兆候がつかめぬままシーズンが終わってしまいそうである.もうシーズンが終わるとは変な話だが,1年のうち11か月半は野外で成虫がいるからといってのんびりしている訳にもいかないのである.
この沢めぐりをしている時に2回,停止している車を動かそうとしたときにエンストが発生.うち1回は交差点を右折しようとしていたところで,対向車がやってきている状況下,衝突することは無いだろうと思いつつもヒヤッとさせられたものであった.もう一回は赤信号から発信しようとしたときのことであった.
エンスト自体はこの車を手に入れる前,試乗したときにも生じて肝をつぶしたものだが,その時はハンドルを思いっきり切っていたがために生じたもので原因がはっきりしていたのだが,今回は推測はできるのだが断定ができない部類のものである.実は昨日あたりから,アクセルを踏み込んでも加速しないどころか,ふっとエンストに向かうかのような減衰を感じることがあったのだ.多分エンジン回りに不調となる要因が蓄積しているのだろう.近いうちにあと2回ほど長距離を運転する機会があるのだが,持ってくれるだろうか...
夜はうどんパーティー.おいしく頂きました.

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明日も引き続き身辺整理をしていきたいです.とりあえずヘビの骨をどうにかしようと目論んでいます.  

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2015年03月27日

без названия

今朝は7時起床,40分出発.お昼を挟んで延々と悪魔の卵を固定し続け,その数は570を超えた.その後蛍光顕微鏡や電顕での観察に挑んだのだがいずれも失敗に終わる.未だ引かぬ(卒業式の移動での)眠気に苛まれやる気が湧かない症状があらわれてきたので,論文を読んでみたり,ビーチコーミング第二弾の行き先を調べたりして過ごす.先日は新潟行きを表明したが,よく考えると菅平からなら18きっぷを使うより車で行った方が楽であることが分かったため行き先を変更,南房総に向かう予定である.夕食後も論文を読み,忘れていたカワゲラの様子見をしたところ悪魔が狙い澄ましたかのように奴隷の前で卵を産み始めてしまい延長が決定.眠い中固定するのは拷問以外の形容が思い浮かばないのだが,0 time は待ってくれない.21時帰寮.

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明日はラボのデスク周りの片づけとヒメカワゲラ探しをしたいところです.  

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2015年03月26日

クラス担任が来ない卒業式

3月25日

1時起床.ナイトドライブに向けてテンションが高まっているので眠気は感じられない.こんな時でもラボに向かい,餅とコーヒーを摂取し,荷物整理をして2時20分出発.路面状況が懸念される中鳥居峠コースを選択したのだが,案の定道路上はうっすら白くなっており,トラックが 20 km くらいで身長に坂を下って行っていた.峠さえ超えれば車がほとんど走っていない道を飛ばしていけるのだが,笑えるほどに信号に引っかかってしまった.こんな交通量が少ない信号も規則正しく振る舞っているのである.途中省略し,7時20分ごろつくば着.しばし仮眠ののち和服に着替えて卒業式の会場へ向かうが,あまりの人の多さに来ることを後悔したものだが何とか会場に入れた.学生表彰で菅平の同期が出てくることは知っていたのだが,まさか卒業生を代表しての式辞を述べるのも生物学類生でしかも同じクラスのメンバーであるとは驚かされた.そしてオーケストラつきの IMAGINE THE FUTURE. は一見の価値ありだと思われた.
なおこの演奏中,目の前にいた学生3人が手拍子を始め,非常に耳障りに思っていたのだが,サビに入ると予想外にも踊り始めた.その瞬間,講堂の一番後ろ端で立ち見をする選択をした自分には先見の明があったのだとはっきり確信を持てたのであった.
続いて学類の表彰式に参加したのだが,クラスの学生は全員無事に卒業できたことが判明.そして欠席したのは担任であった.爆笑するしかないのだが,入学当初から感じていたこのクラスの連帯感の無さ,ここに極まった.これで名実ともにクラスが解体し,全てが無に帰すのだと思うと感慨深い.ちなみに生物学類の男性で和装をしていたのは私だけでありやや物足りなかった(全学の卒業式でも,目にした範囲で和装男子学生はいなかった.至福の卒業生がいたら勇者であると讃えたかったのだが,こちらも見かけなかった).
そして今度は学群合同の祝賀会に参加,貪るように食事を食べていく.tubaさんとの2ショット写真をお願いするということを忘れてしまい後悔.やどけんの同期,J氏やYさん,そして早期卒業したG君と先行きの暗い将来の話をしてから解散.610は部室に戻り作業服姿に戻り再び仮眠ののち,部室を占拠していた骨などの撤収や昆虫標本の整理を目論んだが大して進展しないまま,現役生主体の新歓に向けたミーティングを妨害.OBやOGの方にも連絡をしたこともありにぎやかしいものとなってしまったが,どうか許していただきたい.その後,菅平からつくばへ帰る前の定番となりつつある,割烹一の矢での夕食に希望者を巻き込む.卒業記念に奮発して B 定食を頼んだのだが,刺身と焼き魚,揚げ魚がいっぺんに出てきて満腹.久々に Nama さんの生き物談義に耳を傾ける.サークル関係の同期は大体入院するのだが, Dr. K さんとはお別れになってしまう.生物学類の謝恩会には参加しなかったが,こちらの同期の中でも何人かは就職するのでもう会うこともないのかなあと思うと,少しは卒業した実感がわいてくる.
21時52分,つくばっく開始.早く寝たかったので飛ばし気味で戻り,途中行きとは違って通った碓氷峠を越えたところでトイレ休憩をはさんだ以外はノンストップ運転を行い,4時間半後帰菅達成.驚くほど星空が美しかったが,ここで天体観測をすると未来が絶たれるのですぐに寝ることに.

3月26日
8時起床.寮のゴミ捨て当番になっているので惰眠をむさぼるわけにはいかないのだが,集積場所を間違えて無駄なストレスを募らせる.9時にはセンターでの定期清掃が待っており,今日掃除をすることに決めた数日前の私を呪わずにはいられない.かくして眠気がぬぐえない状況下で悪魔の卵をいじったところでまともな固定卵は得られないだろうと腹をくくり,ラボワークは殆ど進めず,買い物やサンプリングでこのけだるい1日を乗り切ることに決める.お昼過ぎには会議もあり,今年度限りで退任するセンター長から色々なお話を聞いたりしてから中之沢へサンプリングに出かける.BOSS曰く,そろそろStavsolus,すなわちヒメカワゲラ属の一種の成虫が雪の上を歩くシーズンになっただろう,とのことだったので出向いてみたのだが,いるのは「黒い悪魔」ばかりで,しかもその個体数も前回と比べて激減状態.会議の後で日も傾いていたこともあるかもしれないが今回は不発であった.
しかし雪が大分解けて固まってきたために,今まで足を踏み入れられなかった雪原の上を歩けるようになり,雪の無い状態では考えられない位やすやすと沢に近づいたり,林の中を歩き回れたのはこの上ない快感であった.傾斜も緩やかで,その気になればどこまでも歩いていけるだろう.その後食料調達と混沌を極めるラボのデスクを整理するための収納道具を買いに上田へ降り買い物をし,夕食後20時帰寮.とっとと寝たいが,ブログの記事を書いたり,風呂掃除の任務があったり忙しい.

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明日は本業をしっかりやりたいところです.とりあえずたまっている悪魔の卵を崇める固定祭を挙行しなければなりません.  

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2015年03月24日

без названия

今朝は6時半くらいに起床し7時10分に出発,例によって延々と悪魔に隷属する.BOSSとディスカッションをして,いつも固定卵で観察していた蛍光観察が生卵でできる可能性を示唆されたのでそのうちに挑んでみたいところである.午後も隷属をしたり,ゴミ当番になっているのでゴミを片付けたりして過ごすが,今晩の移動のことを考えてしまいあまり身が入らない.夕食後19時帰寮.

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明日は卒業式があるのでつくばに行きます.今までこの手の式典に対して参加する意味を感じられなかったのですが,あまり厳密なことを考えないで何となく参加することを糺す姿勢にまで意味を感じられなくなってしまい,誰がどんなことを言うのか聞いてみたっていいじゃない,というくらいの心もちになっています.なぜか本学の場合,ニコ生で中継されるようですが,菅平の同期が表彰されるとも聞いていますし,ライブを楽しみたいと思っています.他にも学類や学群での集まりがあるのでそれにも出て,そのあとは部室にでもこもり,学類生として最後のミーティングに顔を出し帰ってこようと思います.  

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2015年03月23日

0 time の恐怖は何度でも蘇る

今朝は7時前に起床し7時半出発.まずは「黒い悪魔」の飼育容器の掃除を行う.この工程が彼女らを刺激するらしく,5匹から 0 time の採卵に成功.前回できなかった初期卵の採卵を掃除と並行して行い死を感じるが,前回と今回とで悪魔祓いの術を身につけられたので,これからはピンポイントに 0 time を狙えるだろう.あとは他の悪魔たちでも同様の 0 time 卵を得られるかどうかのチェックが必要だが,それができてしまったら地獄へまっしぐらである.日本中のカワゲラ9科すべての卵を集めて,何かに憑りつかれたように固定を繰り返し,発狂しながら切片を切る未来は,どう考えても闇である.午前中はこうして過ぎていった.
午後はある方のポスター発表の添削や寮に戻って風呂掃除をしたりして過ごす.前者については,分野違いの方のものを見せてもらったのだが,菅平で培われた審美眼がいかんなく発揮され,あふれ出るコメントの流れを押さえる堤防は気が付けば決壊していた.偉そうに意見しながらも「明日は我が身」とか「人のふり見てわがふり直せ」という格言を忘れずに,来たるべき6月や9月に控える各種発表に活用していきたい次第である.後者については,下がり続ける気温を懸念して自転車利用を諦める口実をも兼ねている.さすがに最高気温が氷点下にあっては漕ぐのもつらく,特に帰り道の下り坂は情け容赦がない.いくら路面が見えていても,寒い日は車を使った方が質の高い人生を過ごせそうである.夕食後には隷属の限り決して終わることのない固定祭に興じ22時前帰寮.

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明日も明日とてカワゲラに隷属です.昨シーズンは不十分であった「黒い悪魔」の蛍光観察像を揃えるための準備をそろそろしたいところですし,電顕観察のリベンジもしたいです.  

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2015年03月22日

真鶴ビーチコーミング

今朝は2時半起床.とても目覚めがよく上々の滑り出し.3時ごろラボに向かい,カワゲラの様子見や荷造りを行う(のちに大半のものが不要であることが判明).4時に西松井田に向けて出発.せっかく昨日用意したCDは再生されず,努力が報われない人生を図らずも露呈させてしまった.さて5時57分の列車に乗るつもりでいたのだが6分くらい遅れてやってきた.こんな朝っぱらから,始発駅から2つ目の役に来るまでの途中に何のトラブルがあったのだというのか.高崎駅で5分で乗り継ぎをする予定でいたので気が気では成らなかったのだが,どうやら違う区間で踏切で何かがあったらしい.結局14分近く遅れてしまったのだが,現場の踏切に差し掛かってみて,田んぼのど真ん中にある事故とは無縁そうな場所に見えたことに人為の関わらないトラブルがあっただろうことが想起され,こうして予期せぬ邪魔が入って人生設計が崩壊していくのだなあと妙に納得させられてしまった.もちろん乗継には間に合わなかった.
高崎駅に着くころにはあきらめがつき,国府津行きの列車に乗り,そこでさらに熱海行に乗り換えて真鶴に到着.道中は『森の生活 下』を読み進める.自然や孤独に興味のある方にはおすすめできる一冊である.さて真鶴からはバスに乗る予定だったが,列車が到着する2分前に出発してしまっており,ここでもちぐはぐな人生の歯車を見せつけられるのであるが,仕方がないので歩いて岬へ向かう.真鶴は暖かく冬の格好をしてきた私は厚くて仕方がなかったのだが,余計な荷物が充填されているリュックのせいで上着もすべて収めきれず死ぬ思いを強いられる.
やがて第一の浜に到着したので歩き回ってみたのだが,ここではなんとウミガメの骨を2つ発見.ちょっと前なら識別不能だったろうに,無数のゴミの中から一目見てそれだと分かるようになってしまっているのは進歩していると言えるのだろうか.それからもう一つの浜に移動したのだがここには何もなく,イソチビゴミムシを探す気にもなれず捜索を終了.余った時間は貝類博物館でのんびり過ごしたかったのだが,今朝の不運な人生のせいもあり,バスの接続時間を考慮しても20分位しか見学時間が割けず駆け足で貝を見るので精いっぱいであった.バスはトラブルもなく駅に着き,そこですぐさま前橋行きの列車に乗り込み,あとはひたすら帰るのみ.ちなみに18きっぷの消費のための移動ではあるが,どちらもグリーン車を利用している.休日ならどこまで乗っても780円かかるのだが,長時間長距離を移動するなら払っても損はないだろう.結局予定していた列車より1本あとの列車で西松井田に戻ったのであった.
軽井沢と上田で買い物を済ませ,ガソリンも入れて(リッター10キロを達成)21時ごろセンターに到着.理想的にはこの後悪魔の卵を固定したかったのだが,それを不可能とする眠気に襲われたので大したこともできずに帰寮したのであった.

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結果的に収穫はあったのですがダイヤ乱れと荷物の多さ,それから暑さによりストレスフルな遠征となってしまいました.18きっぷがあと1枚余っているので,次に使うことがあったらこの辺りをもう少し改善させたいところです.候補地はいくつかあるのですが,移動にかかる時間とストレスが一番少なそうな鎌倉になる可能性が高いです.

さて明日明後日は悪魔の使いとして人生を送ります.  

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2015年03月21日

без названия

さて昨日は早く帰って早く寝ただけあって,今朝は6時起床ながら非常に清々しい朝を迎えられた.半には出発し,例によって「黒い悪魔」に隷属.午前中は悪魔の卵の固定を行う.
そういえば小笠原の宿泊施設でオガサワラヤモリを採集しており,彼女たちの餌を採取しようと外に出て雪上のハエを探していた時,ふと小鳥の死体が目に入った.




頭が赤い(血ではない)・・・これはベニヒワではないか.2月の実習で一瞬エサ台に現れ観察者を沸かせたものと同一個体かもしれない.ご覧のように目はつぶれ羽も抜け落ちやすく,仮剥製を作るのは難しそうであるが,あまり見かけない鳥ということもあり,どうにかしたいところである.凍らせて乾燥させるのもありかと思ったがやはり肉や内臓などは取り除きたい.やはりダメもとで捌くしかないのだろうか…

午後は寮に戻り部屋の片づけや車載オーディオ用の「秘封ベスト Vol. 2」の選定に十分な時間を費やす予定だったが,車の鍵が抜けなくなる事態が再度発生.かつて直した要領でシフトレバー周りのカバーを取り外し,ワイヤーをいじってみるのだが改善の兆しが見られない.人生とはかくのごときものかな,と途中で投げ出し所要を済ませ,自転車でセンターに戻る.
実は菅平でも急激に雪が溶け始めており,今ではアスファルトもすっかり見えている.最低でリッター5キロを切る素晴らしい低燃費ぶりを目の当たりにした運転手が,ガソリン代を抑えるために車での移動を控えようと思い至るのはごく自然の流れだといえよう(ほんとうは冬にやるべきなのだが,それができないのが菅平クオリティである).かつて寮に最初からあった軽快自転車で挑んだ時にはタイヤの空気が全然入っていなかったうえに空気入れが無いという絶望の中,坂を目の当たりにして死を感じたのだが我らが Bipod ant ではやはりきついものの,押して歩かずとも登坂しきることができた.帰りは下るだけなのでもっと楽なことだろう.センターに戻っても隷属は続くのだが,そのほかに明日のことを考えたりもする.

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明日は余った18きっぷを消費するため,真鶴でビーチコーミングをするつもりです.鉄道に乗っている時間だけでも4時間半位あり,さらに無料駐車場が利用できる西松井田まで1時間半くらい車を走らせなければなりませんが,燃費のことをあまり気にしなくていいのと,乗り換えがあまり面倒でない(高崎から小田原まで乗り換えしなくてよい)ので案外気楽だったりします.道中眠たくなるでしょうが,読書に費やしたいところです,で,早めに切り上げ,夜は少しばかりカワゲラに隷属です.  

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2015年03月20日

激しい隷属に耐えられぬ軟弱な我が身体

今朝は絶望の6時8分起床.予定していた固定には間に合わなそうなので理想的なタイムスパンでの隷属は一部諦めざるを得ないが,それでも30分以内に出発し所要の隷属を済ませる.しかし寝不足に起因するのか,昨日の元気はいったいどこへ行ったのかというくらいやる気が出ない.午前中は日本の閉鎖的な集落に関するオカルト的まとめ速報やソマリランドなどを調べるのが精いっぱいで,秘封倶楽部の音楽も活力を与えてくれない.お昼過ぎに思い立ってオイル交換に出向く.以前自分でやろうと思い立ったのだが,菅平で交換すると思いのほか安いこと,道具をそろえるための初期投資額が結構かかること,道具の置き場所に困るので結局頓挫した経緯がある.作業は15分ほどで終わってすぐ職務復帰したのだが相変わらずモチベーションが上がらない.おまけに目がぼやけだしてパソコンの文字がえらく読みづらくなってしまった.過去の経験から,寝不足がたかっているのだと判断,今日は無理せず早く帰って寝ることに決める.まあ早い帰宅といっても19時すぎなのだが…

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明日は少しゆっくりしたいので,朝早くいってお昼頃寮に戻って部屋の片づけなどしたいところです.  

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2015年03月19日

без названия

今朝は奴隷根性で5時半起床,6時に出発して所定の隷属を済ませる.そして昨日に引き続きピンセットを研いだりカワゲラの様子を見たり卵を固定したり固定卵を洗浄したりする隷属人生を送る.お昼過ぎには「黒い悪魔」の卵を電顕下で観察してみたりもしたのだが,あまり上手くいかない.菅平に来たての頃に,常法での観察に挑んだのだが梅干しみたいに収縮してしまって上手くいかなかった経験をもとに,今回は気軽に観察できるナノスーツ法にトライしてみたのだが,柔らかい卵ゆえか,あまり上手くいかない.この方法の利点は1時間あれば観察まで持って行ける所にあるので,不具合を改善しながら最適な条件を見出していきたい所存である.また「黒い悪魔」だけでなく「石の下の悪魔」たるミネトワダカワゲラの卵や胚に関しても随時観察をしていきたいところである.そのほかにも文献を読んだりして胚発生の基礎知識を叩き込んでいく.先日思い立ってカワゲラの管理体系を改めた結果,きっちり記録を残すにあたり発生学の基本的な理解が不可欠出ることに改めて気づかされたのである.そして本日,今まで見落としていた事実を掬い上げた.卒研には関係のない事例なので心臓が縮むことは無かったのだが,これはカワゲラの奴隷の必須知識であった.

今日も今日とて22時半ごろまで隷属しなければならず,体力的に苦しいところなのだが,そういう時に秘封倶楽部が救いの手を差し伸べてくれる.

デスクにいるときに垂れ流されるこのメドレーは,隷属生活という乾ききった人生のオアシスとして余りある効能を発揮する.
一応付記するが,秘封倶楽部以外のことももちろん考えている.エッセイを書いたり,適度に鳥を見たり(ヒヨドリが餌台に君臨している感じがする),私的なお遊び(Wikipediaやまとめ速報,twitterから流れてくる情報に目を通す)をしたりしているので,なんだかんだいって寿命に影響はないようになっている.

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明日も奴隷根性丸出しの5時半起床,6時半固定が課されています.0 time の闇は深い...  

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2015年03月18日

0 time から始まる悪魔への隷属

今朝は7時半ごろ出発し,ひたすらピンセットを研ぐ.「黒い悪魔」の卵を扱うには,ただでさえ細いピンセットの先端をいっそう細くする必要があるのだが,610は不器用にして粗雑なため,左右の幅が合わなかったり,せっかく細くしたのに先端を曲げたり,ひどいときには欠かしてしまったりしてしまうので,この作業から逃れることはできない.なおたちの悪いことに,研いだ時には充分だろうと思ってみても,実際に使って見ると違和感があったりするため,一度研ぎ始めたが最後,数日に及ぶ調整を強いられる.今日は2日目で,左右の長さを揃えるため大胆に削ること1時間半.ようやく状態がよくなったかなあと思って悪魔の卵を扱ってみるのだが微妙に左右が揃っていない.隷属への闇は深い.
さて研いでから昨日採集した悪魔たちを1匹ずつ個別の容器に移す作業に隷属するのだが,悲観していたほど困難な作業ではなく,案外順調に仕分けられた.この際,本来ならば喜ばしい出来事として,今まさに卵塊を形成している魔女を7匹も確認することができた.産みたての卵を我が界隈では"0 time"と崇め奉っており,その入手には特に力を入れている.なぜかと言えば,0 time で得た卵が孵化するまでの日数が分かることで,正確な胚発生ステージの把握や,いつ産んだか分からない卵の産卵時刻の推定が可能だからである.センター構内で採集した30匹近い悪魔の中から,1日でこれだけ卵が入手できれば,他の場所で採った大量の悪魔たちの個別化に労力をかける必要もあるまい.ということで後半は随分と手を抜くことにしたが,まあ問題はないだろう.
そして今思うことは,福江や小笠原に行く前の悪魔への隷属は無意味だったのでは,という疑念である.1月中旬から1カ月近く,ことあるごとに成虫を採取してきたのだが2度しか採卵のチャンスに恵まれなかったのである(しかもいつだれが産んだのかよく分からない).ここから得られるのは,この時期は採卵以外の仕事にリソースを割くべきであるという,より良い隷属へのタイムマネジメントである.
さて 0 time が得られたのだから,あとはひたすら固定していくのみである.理想的には採卵の瞬間から1時間後までの間に4回くらい,その後2時間から4時間おき位の隷属ができればいいのだが,私はまだ未熟な奴隷にして,一度ですべてこなせるだけの忍耐が足りない.とりあえず2時間を目安に固定していく.今晩は今年度で菅平を離れる先輩のフェアウェルパーティーが寮であったのだが,カワゲラの奴隷であるがために,パーティーのあとに研究室に戻っての固定を強いられる人生を歩まねばならない.かくのごとく,カワゲラの奴隷の人生は 0 time に蹂躙されるのである.

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明日も明日とて,午前6時半の固定が強いられますが,それを乗り切れば少しだけ安寧が訪れます.そしてすぐさま,カワゲラ目の重要な発生形質を仕留める為の,よりシビアな隷属が求められることになります.この現実を鑑みると,やはりカワゲラのいない南の楽園からの追放が早まったことは奴隷の人生として正解だったとしか思えません(ほんとうは捌かれるのを待つ動物の骨をいじりたかったのですが…).  

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2015年03月17日

奴隷行の準備

今朝は8時30ごろ出発し,とりあえずデスク周りの整理をしてから10時頃に「黒い悪魔」の採集に出向く(気温が10度を超えていてたまげる.なお,その前に耳を疑うようなお知らせをも受け取り驚かされている).センター構内で30匹くらい採集.昼食後には中之沢,唐沢,角間で追加の採集を行ったが,中之沢での光景はすさまじかった.


こんな状況が延々と続いている一角があったのだ.とにかくカワゲラが多い.ちなみに黒い粒粒はすべてトビムシで,その個体数はカワゲラの比ではないのだが,小さくて動きも緩慢なのであまりインパクトが無い(人によっては震え上がる位不気味かもしれないが...).唐沢ではビックリするくらい数が少なく,角間でもある場所を除いてそんな感じだった.いずれも翅のあるクロカワゲラを狙っていったのだが,彼らのシーズンは早くも終焉を迎えようとしているのかもしれない.それを裏付けるかのように,角間ではオナシカワゲラが1匹採集された.


ちなみに角間川は雪解けで増水し,絶対に近づきたくない様相を呈していた.この有様に,歩きにくい雪道がかなり戦意を喪失させたものであった.
採集のついでに給油と買い物を行う.菅平から西松井田までの移動が功を奏し,燃費はリッター10キロにギリギリ到達.また寮の自室の整頓能力が限界に達しつつあることを鑑み,収納道具の購入をも行った.
その後はただカワゲラに隷属するのみである.久々に卵固定を行ったのだが,その小ささと眠さが相まって非常にストレスフルであった.カワゲラの卵の管理をやりやすくするための方法も考えたのだが,上手くいくだろうか.方法といっても,単に卵を産んだ個体や卵の出自をパソコンで管理するための環境を整えただけである.またボスと久々にディスカッションを行い,今後解決すべき問題や我々の立場の再確認を行った.22時過ぎ帰寮.部屋の整頓は週末にするしかなさそうだ.

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さて明日は本格的な隷属イベントの第一弾として,「黒い悪魔」の個別飼育に挑みます.やる前から失敗とそれに追随する発狂を懸念していますが,きっとうまくいかないでしょう.でもこれがうまくいくと今後の隷属にとても有益なはずです.  

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2015年03月16日

(カワゲラのいない)南の楽園から(黒い悪魔が牙をむく)寒極へ

今朝は7時45分ごろ起床,9時過ぎに秋葉原に向かう.昨日宣言したとおり同人ショップめぐりがメインなのだが,SDカードやUSBメモリといったものの購入も視野に入れた行動であった.ここでデジタルオーディオプレーヤーが,”秘封倶楽部”を表示したまま使えなくなってしまった.思えば高校時代から使っているものだし,液晶画面はもはや裸眼で充分近づかないと読み取れない程度に見えなくなっているし,人生の終焉に差し掛かっているのだろうと思い至る(しかし後に復活の兆しが見えた).
さて結局収獲のほうは,昼過ぎに向かった池袋とも合わせて,12枚のCDを手に入れるに至った(7000円).我ながら,どうしてこうも無遠慮にCDを集められているのか考えてみたのだが,きっと秘封倶楽部のアレンジ楽曲を聞きたいという欲求以上に,何かしらに過剰な投資をしたいお年頃に差し掛かっていると見なす方が妥当なように思えた.一方で,覚醒している時は常に秘封倶楽部のことを考え続け,五島や小笠原にいる時でさえも,秘封動画の素材として無意味な写真を撮影しまくるような症状も現れている.しかも現段階で,動画は脳内で完結してそれで満足している始末である.こうなると,単に投資の悦楽に浸ったが先か,秘封病に罹患したかが先か分からなくなってくる.
ちなみに,私にとって秘封倶楽部は我が奴隷人生にひとときの安寧をもたらしたり,作業を捗らせたり,経験の希薄なImpulse Buyingを嗜める存在であるため,他人の興味関心を必要としない.まあ,仮に知名度が上昇すればその分二次創作の数も増えて破産へまっしぐらになるだけだから,むしろ今よりもひっそりとしてもらいたいくらいなのだが,自ら進んで秘封倶楽部の良さを説いたり,同好の志と語ったりする機運は全く欠落している(そういう内向きの志向のためか,五島で移動中原曲のCDをかけたら結構驚かれてしまった).
ところで今回は同人誌もさがしたのだが,どうしてこう,成人向けのものばかりなのだろう.性的趣向は精神の安寧をもたらさず,意に反するテーマであるから購入することは無いのだが,一般向けのものも含めて,成人コーナーに置かれているのはなぜなのか.一般向けと成人向けとの区別を怠る販売店を責めるべきなのだろうか.まあおかげさまで,こういう所に行くのにも全く抵抗が無くなってしまった.ある意味進歩が得られたとみてよいだろう.誤解されないよう付け足しておくが,私にとって年齢制限の如何によらず,秘封倶楽部以外のあらゆるアニメ・同人グッズはノイズに過ぎない.時に100パーセントに達するこのノイズの中から,一縷の望みをかけてまだ見ぬ秘封倶楽部の活動を見学しに行くのである.

秘封の考察はもう良いだろう.所要を済ませてからいったん帰宅し,荷造りをして帰菅を始める.音楽が聴けなくなったので,池袋で買った『ソクラテスの弁明』を読みながら,川崎から高崎まで乗り換えなしで移動できる上野東京ラインの恩恵を受け,西松井田に2週間近く放置していたBRAVOの無事を確認し,待ちに待った秘封音楽を堪能しながら1時間半のドライブ.久々の菅平は思ったより寒くなく,雪はまだ積もっているがアスファルトが完全に見えていた.そして星がとてもよく見える.これ,小笠原よりきれいなのでは?と思いたくなる.父島も良く見えたが,標高がある方が観察に適しているのかもしれない.

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明日はカワゲラの奴隷という自らの身分に立ち戻らなければなりません.採集あるのみです.そのついでに買い物もしないといけません.
  

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2015年03月15日

カワゲラからの逃避行に終止符

本日15時半,無事に竹芝に到着してしまい,当初の予定より1週間早い本土復帰を成し遂げました.このまま菅平に直帰しても良いのですが,何せ日本で一番暖かそうな父島から,日本最寒の菅平(ここ3日ほどのアメダスでは北海道を差し押さえ日本一寒い状態になっています)へ一気に戻るのは危険を伴います.せっかく実家が東京にあるのだから,ここで一晩体を慣らしてもよいでしょうし,都内には中古同人グッズを販売している店舗がたくさんあります.日当をもらって気前がよくなっている状態で見過ごすわけにはいきません.

なにはともあれ,早く帰ってきたことでカワゲラへの隷属が進むこと請け合いです.帰菅してまずすべきことは荷解きでも食料調達でもなく,「黒い悪魔」の採集および卵固定です.

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そのうちに小笠原で見たものをこのブログで紹介していこうと思います.twitter上では断片的に掲載しているものも有りますが大いに再利用するつもりでもあります.  

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2015年03月09日

生存報告

さて,東京を出発してから5日経ちました.島に着いた翌日からアルバイトが始まりました.詳細については秘匿ですが,朝から昼過ぎ,あるいは夕方になるまでひたすら山の中を駆け巡り,スタッフの指導のもと作業に従事しています.これが中々の重労働で,この時期だから何とかなっているようなもので,夏場になったらどんなことになるのか,考えたくもありません.

仕事から解放されたり,あるいはお休みの日だったりすると,島の中を巡って生き物を探すことになります.今の所,鳥と爬虫類は良好ですが,残りがあまりぱっとしません.特に昆虫類はバイト先以外で固有(亜)種を見つけられていません.時期の問題もあると思いますが残念です.

その残念さに追い打ちをかける事態として,小笠原での滞在期間が短縮してしまいそうです.一言でいえばリストラで,やや詳しく説明すると人員過剰ということです.宣告を受けた瞬間こそ残念に思いましたが,カワゲラの奴隷としては早く菅平に戻った方が都合が良いので,それを飲むに越したことは無いとすぐに思い直すことができました.我ながらよく飼いならされているものです.ということで15日の本土復帰が濃厚です.

そのほか,楽しみにしていた星見に関しては昨晩辛うじてできましたが,天候と月齢に恵まれず満足のいく観測は出来ていません.残りの数日に賭けたいものですが,まあダメでしょう.でも菅平では多分見られないカノープスをしっかり見ることができたので,これだけでも収穫があったと言えます.

また,宿では島料理がたびたび出てきます.初日には島寿司を,今晩はカメ刺しを頂きました.島寿司は大東寿司を彷彿とさせるもので(恐らくルーツが同じ)懐かしさを感じ,カメ刺しは世界で小笠原でしか味わえないものなのでこの場にいられる人生に感謝をささげておいしく頂きました.私はいろいろあって嗅覚が破壊的なのですが,くさみが分からずあっさりとした印象を持ちました.宿の人に,刺身はいいけど煮込みは島の人でも好き嫌いが分かれる,と伺いました.試す機会はあるでしょうか.

以上,ざっと滞在生活を振り返ってみました.写真も沢山とっていますが,それは帰ってからご披露します.一部twitterでも掲載しているので気になる方は目を通していただければと思います.それでは,もう少し非日常の人生を続けます.  

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2015年03月05日

小笠原より第一報

3月3日
午前中はカワゲラの成虫や届いた荷物の処理をして過ごす.お昼過ぎに西松井田駅へ向けてくるまでの移動を開始し,そこから実家まで18きっぷを利用して上京.蒲田では忘れずに注文しておいた秘封グッズを受け取る.

3月4日
出発前に船内での食事を買ってから竹芝桟橋に向かう.ここでやどけんのJ氏やバイト先の方々と合流しておがさわら丸に乗船,長い船旅が始まった.基本的にすることが無いので,五島での反省を踏まえて持ち込んだ本を読んで過ごす.夜になり波が激しくなってきたが,酔い止めを飲んでいたこともあり酔うことは無かった.食べるか読むか寝るかの人生を送る.

3月5日
目覚めた頃には大分波がおだやかになっていた.11時半ごろ父島に到着.いよいよ小笠原に降り立ったわけである.しかしながら暑い!2日前まで菅平にいたことを思うと気候の差にやられてしまいそうな感じでもあった.宿に荷物を置いてからJ氏とお昼を食べたり少し散策したりする.ここで小笠原最初の固有(亜)種のオガサワラノスリを目撃.その後バイト先のスタッフのもとでどういうことをするのかといった説明を受ける.詳しくは書くべきではないだろうから踏み込まないが,在来の動物を保全するために外来種を駆除するのがメインの活動である.その後またフリーになったのでビジターセンターを訪問したが,長く船に乗っていたせいか,揺れない島の上にいても何だか揺れているような感覚がしてきて気分が悪い.その後島のサンダルや軽食を買い込み宿に戻る.ここにはバイト先のスタッフの方や身分が同じような学生バイトの方も泊まっており,ある種独特な空間に身を置くことになるのだが,結構フリーダムな印象を受ける(船の中でもそうであった).しかし夕食はご一緒し,島寿司や地魚の料理を堪能する.ちなみに島寿司は大東でも食べた大東寿司と似通っている,というかほぼ同じ見た目をしているが,確か大東寿司が八丈島あたりをルーツにしていたことを考えると,小笠原のものも八丈由来とするのが妥当であろうし,そういう島々で愛されている食材でもある.本当は夜間の散策にも邁進していきたいところなのだが,雨も降ってくるような悪天候のもと,万全でない体調でフラフラすることは今後の本業に必ずや悪影響を及ぼすであろう.ということで今晩は大人しく宿で船旅の疲れをとることにする.

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宿で無線ランが使えること,ノートパソコンを持ち込んだことにより,菅平にいる時と同様の快適さでネット環境を堪能することができます(実家は最悪で,昨日はPCでネットができませんでした).バイトの事情からここですべてを明らかにすることはできませんが,ちょくちょく暇を見ては書きこんでみようかと思います.で,明日から早速バイトが始まります.ハードな労働環境が約束されているようですが,とても楽しみでもあります.
さて,読者の皆様の中で,私が小笠原に滞在しているうちに,小笠原のことでお尋ねしたいことなどありましたらコメントされてみてはいかがでしょうか.滞在先ではひょっとしたら暇を持て余すこともありそうなので,お応えすることもできるかもしれません.  

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2015年03月02日

旅行先でもカワゲラに隷属する我が人生

2月24日
4時半ごろ西上田へ降りる.車は無事に動く.バスに乗り大阪まで行く.苦行.なんばへ移動しオタロードに繰り出し秘封グッズを貪るように買い漁り,CDが7枚くらい,同人誌は10冊くらい買ってしまい荷物がかさ張る.しかし入手困難なこれが手に入ったことを思うとすべてが打ち消される.フェリーターミナルに移動し名門大洋フェリーに乗船.二等船室が開放式ではなく変な感じであった.同人誌を読んで就寝.

2月25日
8時半ごろ新門司に到着.バスで小倉に移動し鉄道で行橋へ.地元のスーパーでレンコ鯛に対する反応は避けられず,1匹198円で売っていたウチワエビを2匹も買ってしまう.なぜ狂気に走ってしまうのか.その後平成筑豊鉄道に乗車し源じいの森で下車.この駅のそばには九州最古のトンネルがあるのでそこで久々の鉄道写真の撮影に挑むがなかなか難しい.とりあえず満足が行くものが撮れたあと温泉に入る.今回は全線乗り放題のフリー切符を使っているが,これでなんと温泉も無料で入れる.しかし撮影の都合上その恩恵を最大限生かすことができず20分程度で立ち去る.直方に出て入院手続き書類をつくばに向かって投げて重いタスクから解放されたのもつかの間,原田線経由で博多についてからさらに同人CDを4枚買ってしまい容量は限界に近づく.こうして同人ショップめぐりを堪能してから博多港フェリーターミナルに向かい飛行機組と合流.乗船後はとっとと就寝.

2月26日
福江に入港しすぐにレンタカーに乗り,宿に向かい荷物を下ろす.とりあえず鐙瀬ビジターセンターに向かい情報収集と行きたいところだったが,有益な情報はそこまで得られなかった.近くの鬼岳でうどんを食べ,山頂に登ってからゲンゴロウを探しにフラフラするが,1発で理想的な環境を引き当てた.ゲンゴロウ屋のW氏がここで2匹発見し幸先の良い出だしとなった.その後カワゲラ探しをすべくある河川にアプローチ.見た目は理想的だがオオヤマカワゲラ属しか採れない.オナシがいてもいいはずだが,もう成虫になっているのだろうか.その後シカを見に南西の果てに向かうが,ほどなく逃げていくキュウシュウジカを見られた.また骨をも拾えた.夕食はスーパーで買った地魚の刺身で美味.五島滞在中ずっと天気が悪い予報だったがなぜかこの夜だけはよく晴れ,外に出ていたほんの一瞬の間に大きな流れ星を見られたことで一気に星見モードに豹変,ミーティング後に宿にいた他大学の方とも一緒に鬼岳へ再び繰り出し星見.月明かりが鬱陶しいものなかなか良い眺めであった.

2月27日
午前中は両生類を探しに田んぼや用水路を攻める.とある情報を頼りに向かった場所でお目当てのイモリとカスミサンショウウオの卵塊を確認できたが,イモリは本土のものと大して変わらない見た目であった.その後間伏という最果て感漂う浜でビーチコーミングを行いカシパンを拾い,ダムに移動し,手前の河川でカワゲラ探し.ここでもオオヤマカワゲラと,それからオナシカワゲラ属の成虫と幼虫が見つかった.他に淡水魚が複数種見つかったり,オサ掘り班がトカゲを掘り出したりと収穫が豊富であった.その後ため池を巡ってみたがプロの目線からリジェクトを受けるばかりであり,非常に美しい高浜海岸という所で落ち合い活動終了.晩御飯は五島うどんの鍋料理なのだが,宿の方が色々差し入れをしてくれて非常に助かる.夜はどこにもいかずに就寝.

2月28日
朝は公園で鳥見.大量のセキレイとカワラヒワがいたがこれは! というものが見つからない.午前中はゲンゴロウ屋を初日の池に捨ててきてから3か所でビーチコーミングを行う.最後の浜でウミガメの骨を多数確認.お目当ての一つであったクジラ類の骨は見つからなかったが,五島らしいものが見つかったとは思う.その後懲りずにカワゲラを探すが,今回はオナシカワゲラ科の成虫が2種類見つかり,その数も多かった.この後雨が降ってきてしまい採集の機運は低まる一方だったのでダムをめぐり鳥見をする方向にシフト.3か所廻ったうち2箇所目でオシドリやウソが,3か所目で白いカルガモやヨシガモ,キジ,カイツブリなどを観察できた.採集ができなくなった分早めに切り上げ片付けにあてる.夕食は昨日買った四月菜?という地の野菜を宿のおばあちゃんが料理してくれたものに加え鳥飯をも炊いてくださった.それに1年生が作ったメキシコ料理が加わりなかなか豪勢なものであった.懸念していた片付けも大体終わりそうで一安心.

3月1日
朝食を済ませ宿を発つ.ユースホステルのような雰囲気の宿も悪くはないように思うが,いろんな人たちとの交流の時間と,自分たちの活動や収集品の整理の時間とのトレードオフが難しいところだ.レンタカーも無事に返却し博多行きのフェリーに乗船.行きは船が動いているのか分からないほど静かだったが帰りはよく揺れた.のちの工程も考えここで寝ていられないので辛いことになるかもしれないと思ったが結果的に無為の時間を過ごすことができ楽しい船旅であった.博多について解散し,フェリーターミナルで少しのんびりしてから博多駅に出て18切符を買ったり夕食を済ませてバスの待合所へ.ここはカフェと併設していて室内で電源を確保しながら待てる素晴らしい場所であった.さて大阪行きのバスは3列シートで最前列だったので人の往来が鬱陶しかったがそれ以外は行きよりもずっと快適でよい睡眠が得られた.

3月2日
大阪に到着後はひたすら普通列車で上田を目指すつもりだったが,バスの到着時刻が自分が思い描いていたものより遅かったこともあり,一部区間で特急を使わざるを得ない状況に.とはいっても多治見-中津川間だけに抑えることができたので追加料金は最小限に抑えられた.この移動時間を文献読解に使えれば理想的だが,この疲れと旅情を感じている状況では小さいタブレットの画面をにらんでいることも間々ならない.この移動で篠ノ井線の乗りつぶしを達成し,姨捨付近のスイッチバックも体験できたのだが,運転士が車内を移動しないでバックしていたところがアツかった.鉄道旅を終え車に乗り込みいくつかの買い物を済ませて帰菅.まず寮に荷物を置き,一段落ついてセンターに移動.カワゲラの様子見をしたり卵固定をしたりと忙しいが21時帰寮.ここから怒涛の荷造りとCDの取り込みが始まるのだが,気が付けばブログの執筆に熱中.こうしてやるべきことを後回しにしていく人生には思いツケがのしかかるのである…

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今までの人生を簡単にまとめました.
明日は午前中は菅平で生活して午後から小笠原へ向けて動きはじめます.
  

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