2014年01月31日

合宿の途中経過

お風呂の待ち時間を利用して更新をしてみます。

29日に町田先生と共に菅平に向かいました。車で4時間近くかかりました。
30日に文献採集を開始し、菅平に所蔵されている雑誌のバックナンバーを片っ端から漁り、山のような文献をコピーして入手しました。きっと、生物学演習で読みこなせる量ではありません。
夜にK君が到着しました。
本日はK君と共に文献採集を行いました。610に関しては大方集め終わったかなあという感じがしていますが、カワゲラと違ってマイナーな(どっちもどっちかもしれませんが)ナガヒラタムシ関連の文献はなかなか集まらないようでK君は前途多難といったところです。研究室の方々と相談会を行いましたが、そこでも代替案としてのコオロギを使った観察(練習?)について提示されました。コオロギの観察については610も共同で扱うことになると思います。
明日になったら読解を始めていこうと思います。

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本日の朝に餌台を見に行ったところ、リスが陣取っていました。しばらくするとカケスが下りてきましたが、彼らがいると小鳥たちがみんな逃げてしまいます。






また、本日は午前中に雪道作りのついでにカワゲラ探しも行いました。明日に観察会があるので、参加者の方々が歩きやすいように道を作るのですが、その道中に雪の上で歩き回っているミヤモトクロカワゲラを採集できました。彼らに卵を産んでもらえば材料が手に入ります。
観察会のメインスポットたる滝は凍り付いてはいたのですが、ここ数日とても気温が高いらしく、かなり氷が薄い部分もありました。
ちなみにカワゲラの写真は撮影していません。明日の観察会にはカワゲラ採集と称して参加することになるので、その時に改めて撮ろうかと思います。

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色々あって、引っ越しをする前にもう一度菅平に来た方がよいとか、引っ越し自体をかなり前倒しすることもできると言われました。
個人的にはつくばでいろいろやり残していることとかもう少しつくば市民でいたい気持ちがあったりするのでなかなか難しいわけですが、ミヤモトクロカワゲラという研究材料の特殊性を考えるとこの時期を逃すわけにもいかないので悩みどころです。

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さて本日は生物学類生1年生にとって最後の基礎生物実験たる「コンピュータの使い方」があったはずでしたが、彼らはY先生を一体何分待たせたのでしょうか…確か2年前は7分数十秒要して、実験実習選択に関するいじわるを言ったり、チ・ヂレ氏がモルモットになっていたりと、しょうもないことを覚えているわけですが、今年はどんないじわるがされたのでしょうねえ・・・

  


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2014年01月29日

菅平カワゲラ学実習

今朝は頑張ったが結局6時半起床。昨晩ヘブライ語の課題を片付けておいたのでそこまで窮地に追い詰められたわけではないので、ひとまずブログを書く。

2~3限:昆虫学特講(再履修)
翅の鰓起源説のお話のあと、昆虫の高次系統に関するお話。

授業後いったん帰宅して荷造りをして、町田先生に拾ってもらい菅平へ…

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というわけで2月2日の夜まで不在です。
では、動物愛護に対する610の感想をお楽しみください、といいたいところだったのですが・・・  続きを読む


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2014年01月28日

ロシア語学習に終止符

※記事が消えてしまいました・・・  


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2014年01月27日

たまにはヘブライ語を語りたくもなる

昨晩は動物愛護について考えていてどうしようもなくなるというお決まりのパターンに陥る。このことについてはブログ更新ができなくなる菅平滞在時の埋め合わせとして温めておくことにして、今朝は7時半に起床。授業に行く前にサイエンスのポッドキャストを聞くが、これが30分くらいあってなかなか長かった。

2~3限:専門語学(英語)Clll
前半にポッドキャストについてdiscussinをして、後半はグループに分かれて実際にポッドキャストを作った。そしてなぜか宝篋山マスターがムカシトンボを語る1分間のオーディオファイルが創成された。

5限:ヘブル語初級b
ピエル・プアルに関する練習問題の答え合わせを終えて、ヒトパエルの説明を受ける。
追突だが、ヘブライ語にはカッコいい名称が数多く存在している。個人的なお気に入りは
ג : ギメル(gimel)
ס : サメフ(samekh、フに関しては軟口蓋摩擦音なのでロシア語のх:ハーのような発音をする)
צ : ツァデ(tsade)
といったアルファベットや、
ֻ : クブツ
ַ : パタフ
といった文字の下に付加される母音記号、あるいは
־ : マケフ (maqqep、このフに関しては普通のフであり、ロシア語でいえばф)
というハイフンに相当する記号、
לַיְלָה : ライラー (laylah:夜 ヘブライ語は右から左に読む)
という単語である。挙げていくときりがないのだが、文字の入力が結構大変なのでこの辺にしておきたいが、とっておきの文章を一つ紹介しておきたい。610のtweetを見ている方にはお馴染みかもしれないが…




:הִנֵּה אָנֹכִי הוֹלֵךְ לָמוּת
私は死にそうだ(創世記25:32)


さて読み方だが、右から「ヒンネィ アノヒィ ホレフ ラモート」となり、意味は
הִנֵּה : ヒンネィ(hinneh):見よ、ほら! (間投詞)
אָנֹכִי : アノヒィ(anokhiy) 私(は) (人称代名詞)
הוֹלֵךְ : ホレフ(holekh) 行こうとしている(「行く」という動詞の能動分詞形)
לָמוּת : ラモート(lamot) 死ぬこと(「死ぬ」という動詞の不定詞)
である。因みに文章の終わりにあるピリオドみたいな記号は「ソフ パスク」というらしい。
※翻字はある程度省略しています。ご了承ください。翻字が何だかわからない方は、そのままでいたほうが幸せだと思います。

何でこんなことを書いたのだろうか、自分でもよく分からない。ただ一つ言えるのは、ヘブライ語の授業が来週で最後になってしまうのが悲しいということである。さすがにここまで来たので教科書の残りの範囲は独学でも解けるだろうが、定期的にヘブライ語と接する機会が無くなってしまうことは残念である。
なんならあれか、菅平に行ったらアラビア語との関連付けをしながら2国語同時に学ぶ勉強会を実施すればよいのかもしれない。そんな余裕があるのかは分からないが…

~・~・~

明日の生物多様性情報学lllで、610がD以外の成績を与えられうるのかが判明します。  


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2014年01月26日

大人しく部屋で過ごす一日

今朝は8時起床。ここ最近早起き欲が湧いているのだが全然実行に移せない。一度失ってしまった早起きの習慣を取り戻すのがいかに難しいことであるかを実感する日々が続く。ひとまず部屋を掃除したり生き物の世話をしたり飼育ケージやタッパーを洗ったりしてからロシア語の予習を行い、午後からカワゲラ学を始める。
カワゲラの翅に関する論文を読もうとしたのだが、30ページ近くあることと、「カワゲラの体系学的な能力において翅の形態の詳細を記述することは、一般に失敗している」という文章がConclusionに書いてあるのをみて読意喪失。いつか読まないといけないのだろうが後回しにして、カワゲラの発生学についての日本語と英語の文章に目を通す。

ところで610は100回以上宝篋山に足を運んでいるものの、情けないことにカワゲラの成虫を採集していない。そのことをここにきて大変に公開している。そこでせめてもの気晴らしにと写真を撮っていないか探してみたのだが、いまのところこの1枚しか見つけていない。




2012/4/29に撮影したもので、同定はしていない。雰囲気的に細長いのでオナシカワゲラ科のような気がするが、標本が無い上に検索表も図書館から持ち出せないので如何ともしがたい。こいつらを採集しまくって卵を産ませればおおよその見当はできるかもしれないが、如何せん採集は難しい。ゴールデンウィークに菅平からつくばに来ればいいわけだが、その余裕があるかどうかわからないし、第一カワゲラなら菅平にもいっぱいいるだろうからわざわざ来る理由もあまりない。
ただ、このブログはやどけんメンバーの一部に知られているようなので、この場を借りてカワゲラ採集の要望を申し上げておこう:春先に写真のような虫(カワゲラ、少なくとも4種類いる?)がいたら片っ端から採集して液浸でも乾燥でもよいので標本にしていただけると嬉しいです。

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明日は寒そうなので、最低気温に期待できます。  


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2014年01月25日

きちんと探せば見つかるカワゲラ

今週の火曜日、Namaさんが元旦に発送したシュモクザメが我が家に届いた。サイズが結構大きいので冷凍庫に放り込むわけにもいかず、しばらくはベランダに放置していたのだが、いくら冬場とはいえこのままにしておくわけにもいかず、Namaさんにどうすればよいか連絡を入れ続けた訳だが・・・一向に連絡ができない。
ということで昨晩、電顕バイトが終わってから自宅に訪問してみたのだが…応答がない。自転車が置いてあるが部屋の灯りが無かったので、もしかしたら歩いてどこかに行ったのかもしれないが、或いはノロウイルスか何かでダウンされているのだろうか。
結局はNamaさん所属の研究室の冷凍庫に入れて頂くことになったのでサメの件は片付いたわけだが、はて当のNamaさんは以下がなさっているのだろうか。電話がつながらないのが気がかりである…

今朝は7時半起床。身支度を整えてから宝篋山へ向かう。今回は13日とは違う沢に入ってカワゲラを探すつもりである。


途中で電線の一角を占領する小鳥の群れを発見。よく見えないのだがカワラヒワのようだ。


まずは開けている小川の部分に網を入れてみたがスジエビしか見当たらない。やはりある程度渓流的な場所でないとダメなのだろうか。あるいは探し方が悪いのだろうか。ということで登山道に入る。


登山道の入り口ではニホンカワトンボとオニヤンマがかかったが、肝心のカワゲラは見つからない。もう少し上流へ移動。


再びニホンカワトンボのヤゴがかかったが、その他にはモンカゲロウ属の幼虫フタスジモンカゲロウと正体不明のカワゲラの幼虫(トビイロカゲロウ?)がネットイン。正体不明のやつが気にかかったが、ひとまずここではリリース。


ほどなくしてムカシトンボが登場。成虫の観察は主にこちらの沢で行っているので見つからないはずがないわけだが、やはりこうして見つかると嬉しいものである。


同じ場所でよくかかる平べったいカゲロウの幼虫。タニガワカゲロウ科なのは間違いなさそうだが、絵合わせしかしていないのでタニガワカゲロウ属として良いかは分からない。


カゲロウの幼虫は網に入った瞬間、或いはバットに写した瞬間に動き回るので一目で判断できるのだが、カワゲラはどうやら落ち葉などにしがみついていることが多く、一瞬で見つけることは難しいらしい。そういうことがここにきてようやくわかり、無事にカワゲラっぽい幼虫を見つけることに成功。絵合わせをしてみると「ヒロバネアミメカワゲラ」にとてもよく似ているが、合っているかなあ・・・


ミルンヤンマのヤゴもゲット。こちらの沢では未確認だったので採集しよう。
結局ミルンについては成虫を見ることなくつくばを去ることになりそうなのでちょっぴり未練があるが仕方がない。ぜひやどけんの後輩たちに見つけ出してもらおう。


さてここで新たなカワゲラを発見。ヒロバネアミメカワゲラと違って細長い。後肢が腹部よりも長いのできっとオナシカワゲラ科だと思うのだが、属まではまだ絞れない。ひっくり返して胸部にある鰓を見てみると「指状」をしているように見えるので、ユビオナシカワゲラ属としてよいのだろうか…


ミルンヤンマが写り込んでいるが、真ん中に写している毛むくじゃらに見えるのは13日にも沢山採集したフサオナシカワゲラ属の幼虫だと思われる。あちらの沢と違ってあまり見かけない。


あと写真にはないが、ヒロバネアミメカワゲラと見た目はよく似ているものの、鰓が胸部の間と肢についているものが1匹採集された(北くせしてから気が付いた)。これは根拠はないがカワゲラ科の幼虫のような気がするカワゲラ科の幼虫の特徴である。クロヒゲカワゲラの気がするが、これに関しては今のところ根拠はない…
※写真追加しました。


というわけでカワゲラの幼虫を3科4属(アミメカワゲラ、オナシカワゲラ2属、カワゲラ)採集することに成功。本当はもう少し上流まで行くつもりだったがそれなりに収穫があったのでこれにて終了。後は、カワゲラではないがここにたくさんいるはずのヒメクロサナエを見つければひとまず沢の生き物探しは完結しそうである。


意外なことにサワガニも見つかった。採集する気はなかったのだが、小さいから液浸にするときに難儀し無さそうだと思い立って持ち帰ることに。


帰り際に水位が減っている池に忍び込み骨を目当てに周囲を歩き回るのだが、お目当てのものは見つからず。このお化けみたいなキノコはいったい何だろうか…


この辺りにはイタチやタヌキが歩き回っているようで足跡がたくさん見つかる。綺麗な足跡が残されているとなぜかテンションが上がってしまう。


なかなか渋いゴミを発見。2001年限定モデルなので、ここには長くても13年近く前からあったものらしい。その頃はこんなヘドロくさい池の周りで骨のことだけを考えてさまよっている未来など想像できなかったなあ…


随分大きなザリガニが越冬していて思わず記念撮影。越冬とはいっても木の板の下でじっとしているだけだったのでえらく質素なのだが、だからこそ彼らが繁殖できているのだろう。


随分と大きな鳥の足跡が目立つ。単純にアオサギのような気がするが果たしてその正体は・・・?


タヌキの足跡がたくさんある場面に出くわすと、思わず時めいてしまう。こういう所で活動していた事実が足跡によって刻み込まれているということに興奮を覚えるようで、しかもそれが結構新しそうに見えるとなおさら昂ぶってしまう。


この「The あしあと」然とした足跡を見るとニヤニヤが止まらない。

実は本日コンタクトをして散策に向かったのだが、その理由はただ一つ、鳥見がしやすくなるか確かめるためであった。
結果としては、もともと度が合っていないこともあってか、効果はいまひとつであった。たしかに双眼鏡をのぞきこむときにはメガネをはずす動作が無いので時間短縮が図れるし、またお目当ての鳥も見失わずに済むのだが、そもそも鳥を見つけるまでの感度が悪かったり、双眼鏡の見え方が裸眼のときよりも芳しくないなどマイナス面も数多い。
我が部屋には鏡が無いので装着にも一苦労した。こういうことを踏まえると、多少面倒ではあっても今までのやり方で鳥見をするのが良さそうだ。

~・~・~

明日は論文を読んだり課題をこなしたり、1日部屋でじっと過ごそうと思います。
やどけんブログに本日の宝篋山散策を含む記事を掲載しました。  


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2014年01月24日

без названия

今朝は8時起床。生物多様性情報学lllや昆虫学特講のノートをまとめたり、ヘブライ語や専門語学(英語)の課題を片付けたりする。

http://amamishimbun.co.jp/index.php?QBlog-20140123-2

残念ながら(?)、徳之島でいくつかの昆虫が採集禁止になってしまうらしい。昆虫に対する興味関心が年々ズレている610にとっては、カワゲラの採集について文句が言われないからあまり気にしなくてもいい-ヒメフチトリが採れないのはちょっぴり残念-のだが、この手の条約が本当に昆虫の保護に対して有効なのかどうかは気になってしまう所である。
徳之島の人たちに本当に虫を守る気があるのであれば、「保護指定=保護」という短絡的な考え方を取ることはできないはずで、継続的なモニタリングを行ったり、或いは採集を含む調査を行うだろう。ただ、採集という言葉に過剰に反応して、調査であろうと採集はしてはいけない、などと思い至っていないか、標本というものに対して、マニアの虚栄心を満足させるだけのものとか、高値で取引される経済的な価値のあるものだと誤った印象を抱いていないかが心配である。しかしながら今回指定された虫たちを見ると、そういう側面が強そうなものばかりである。

この辺で処理落ちして考えられなくなったので無理に話題を転換するが、徳之島から全国のマニアに向けて、保護対象となる昆虫の標本の寄付を呼びかけるようなことがあったら素晴らしいことだと思う。  


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2014年01月23日

Good Bye 生物多様性情報学lll

昨日、やどけんMTに向かう前に図書館で『日本産水生昆虫―科・属・種への検索』に目を通していたのだが、とあるカワゲラの項目において、
分類学上の検討が不十分なため誤同定などによる記録も多く、現状では種の同定は、カギホソカワゲラ属を除き、諦めた方が無難である。

という投げやりな記述があってついついメモをしてしまった。カワゲラの幼虫から種を特定するのは一般的に困難なのでこういう宣言をされるのも致し方ないのだが…

今朝は8時起床。ヘブライ語の課題を片付けておきたいところだったがソリティアに捕まってしまって半分程度しか消化できなかった。

3限:生物多様性情報学lll
正規化についてのまとめをしてから、別のモデルについての説明がなされ、最後に駆け足で博物館に入館。冒頭に繰り広げられていたY先生とtubaさんの議論が、失礼ながら面白くて思わず笑ってしまった。

さてこの科目、個人的に生物学類で受ける最後の専門科目として意気込んでいるわけだが、スケジュール管理の失敗によってレポート提出ができない可能性が出てきた。具体的には、来週の木曜日に菅平にいるから授業に出られないわけだが、ここでレポート用紙が配布される。この紙にレポートを書いて最後の授業で提出することになるから、レポートを出せなくなるのだ。
個人的には成績とか欠席についてはもはやどうでもよいので困ることは無いはずなのだが、心のどこかで「生物多様性情報学IIIの単位を得ること」に拘泥しているらしく、また自分の都合で最終決戦に挑むことを放棄した形になることもあって、随分と無念さを感じている。へんちくりんな問題を考えることとか、そうやって創成されるであろう問題をY先生がどれだけお叩きになるのかなど、結構楽しみにしていたのが余計にまずかったのかもしれない。まあそもそも問題を作って評価をしてもらうだけなら頼むことは可能だが、いじわるなY先生がまがい物のレポートを受理する可能性を期待するのは間違っているしなあ…

というわけで授業を受けるスタンスを変える必要が生じた。まあ何とかなるだろう。
或いは、来週の火曜日にレポート用紙が配布される可能性を祈るとか、レポート用紙の受け取りを依頼するという生ぬるい対策もないわけではないが、Y先生がいじわるであることを念頭に置けば期待薄だろう。


その後電顕バイトへ。

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明日は電顕バイトの前後に論文を読んだりして過ごしたいところです。今シーズンはまだ見かけていないアカゲラ探しもしたいところです。  


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2014年01月22日

1人いたら10人はいるからね!

今朝は7時起床。朝からソリティア地獄に陥る。

2~3限:昆虫学特講(再履修)
昆虫の体制の進化的変遷や翅の起源について学ぶ。教室があの偉大なロシア政治と同じ場所に振り替えられたので、定位置に陣取り、誰にも気づかれずにロシアの雰囲気に浸ることができたのは良かった。

4限:専門語学(英語)BIII
先生が会議に出席することと、次の時間にロシアに侵攻してくる講義があったため軽くやり取りするにとどまったが、なんと語学的制限が一部取り払われた。まあ別にこれは喜ばしいことでも何でもないわけだが、生物学演習には必要に応じて英語以外の文献を読むことも許容するような設定があってもよいように感じた。


放課後:やどけんMT
今年度最後のミーティング。610は自分が遺していこうとしている標本群を整理すべく雑用を募ることにしたが、多くの型が協力してくれるようでありがたい限りである。
その後夕食に出向き色々と話してから解散。このイベントも今回が最後なのかあ…なんというか実感がわかない。

色々話していた中で、自分が如何に進路のことを考えていないで過ごしているのか、そして、やりたいことというものが社会の利益に全くつながらないこと、自分の興味を追求することに偏っているといういことを痛感する。このことはそのうち書くことになるだろう…

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明日は生物多様性情報学IIIの一本勝負です。空き時間に英語とヘブライ語とロシア語の課題を片付けておきたいところです。  


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2014年01月21日

骨との出会いはいつも追突に訪れる

今朝は7時起床。雪玉の投擲とか水切りをしまくった影響で右腕が痛いこと!
とりあえず本日の専門語学(英語)のReading資料の残りを読むのだが、これは目を通す前からやる気が湧かなかったものなのだが、読んでみるとさらにやる気が削げていくのがよく分かる。今まで読んできた文章と比べて明らかに知らない単語や、パッと見て理解できない言い回しが多すぎるのである。映画を全く知らないことがさらに理解を妨げ、朝から苦しい限りである。

2~3限:専門語学(英語)Clll
前半に映画について、後半はコミックについてのDiscussionを行う。
授業が始まる前とかDiscussion前の相談タイムになると、居酒屋にいるような錯覚を受けて嫌な気分になる。こういう場で大声で喚くような学生たちはなぜだか自由な発言が許されるDiscussionの場においてだんまりを決め込んでしまうのだが、いったい何をしにここに来ているのだろう。

ところで、こう思ったことをブログに書こうとしたところ、先日のA氏とのやり取りがフラッシュバックして大変困ったことになった。すなわち、ここでうるさい学生を糾弾する610の態度と、A氏が派手な新成人を叩く態度とは根本的に同じであるということ、610はA氏のそういった意見を予測して、そういう態度をとることは危険だと言っておきながら、まさに今自分が指摘した危険を再生産しようとしていることに直面したのである。

これはまずいことだと思うのだが、いったいなぜだろう。言動不一致だからだろうか、あるいは自己矛盾しているからだろうか。ただ、そう思うということは、過去の自分の言動に縛られ、窮屈なままでいるともいえる。でもこれは屁理屈というか、自分をどこまでも正当化しようとする浅はかな態度にも通じるような気もする。

これ以上考えていると危ない気がしたので、最も安直な解決法として「思考停止」を採択、聖書ヘブライ語に救いを求めた。

5限:ヘブル語初級b
動詞の型に関する練習問題を解いた後、ピエル・プアルという型について学ぶ。ピエルは動詞の強調(基本形パアル:殺すに対し、ピエル:ぶっ殺す)で、プアルはピエルの受身形(ピエル:ぶっ殺すに対し、プアル:ぶっ殺される)である。今日は調子がよくていつもの2倍進んでしまい、来週までにやってくる課題の量に敗北するのではと危機を感じていたのだが、ここに配慮がなされるようで一安心。

授業後光熱費を振り込みに行ったついでに松美池畔を歩いていたのだが、ふと足元を見たときに思わず雄叫びをあげてしまった。


何でこんなところに頭骨が落ちているんだ!


一部欠損しているが、立派なネコの頭である。性別を見極める技術は持っていないが、サイズ的に成体であろう。欠損部位、下顎骨その他は付近には見られなかったので、何かの拍子で見やすいところに運ばれてきたのかもしれない。南房総では立派な骨を得ることができなかったのでこれはこれは嬉しい発見である。

さて、追突に骨を見出したことに関して、読者の皆様の中には「何でそんなものを簡単に見つけられるんだ!」 とお思いの方もいるかもしれまないが、こういうことって別に技術を要することではなくて、運の一言に尽きるもので、私と皆さまとに発見能力の差というものは多分ないだろう。
まあ610は日ごろから骨やロードキルの可能性を感じながら移動してはいるが、そうやって意識を張りつめている時に見つかることは滅多にない。そして、そういうことを考えていないときにふと目に入ってくるものだったりするわけで、今回もその通りで、松美池の裏に回り込んでカルガモに肉薄しようかと目論んでいる時に気が付いたのだから…

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明日はなんと今年度最後のやどけんミーティングです。何だか変な感じです。  


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2014年01月20日

新春暴走遠征その2

今朝は7時起床。朝食を食べに行くついでに北条海岸を散策する。
それにしても、館山のこの日の最低気温は-3.4度であったらしく、やたらと寒かった…



Y君が骨を見つけたと言って届けてくれたもの。当初は正体不明であったが、どうやらこれは咽頭歯と呼ばれるものらしい。コイの喉の奥にあって、貝をもすりつぶすことができる代物だそうだ。ただこれがコイのものかは分からない。



アロエの花にメジロが訪れていたのだが、よく写っていない…

研修所を後にして磯に向かう。高校の生研合宿でよく行く場所の手前のところでいろいろ探してみたのだが、残念ながら大したものは見つからなかった。ただし状態のいい流木が見つかったようで水槽屋の面々は良い収獲となったようだ。
何となく申し訳ない気分になりながら、大黒山に登る。



途中に骨を発見。ネコだろうか。採集を考えたのだが、場所的に誰かが埋葬したもののような気がしたため埋め戻すことに。



山頂から勝山漁港を見下ろす。ここに来たのは2012年8月以来である。

帰りはYさんの車に乗り込み色々な話を交わす。ブログのネタにしたいようなものがいくつかあったが、この手の話はしばらくすると忘れる(しかしYさんと話すと思い出す、というような変な記憶状態になる)ので書けないかもしれない。ともかく彼女がこのブログを見る可能性があるので、どれだけ失望されるか楽しみである。

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明日は久々の月曜授業。英語の課題をまだ半分読み切っていないことをいたく後悔しています。ヘブライ語があることを糧に生き延びたいところです。

※A氏へ:申し訳ないのですが、twitterやブログ上で議論を続けることに限界を感じました。止めてしまってよいでしょうか。
無責任だというのなら続けますが…  


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2014年01月19日

新春暴走遠征

昨晩は20時半に就寝を開始し、3時に起床。外を見たところ雪が降っており絶望する。なぜこういう時に雪が降るのだろうか。610は本日車を運転しなければならないのだ! どこかに行く予定が無ければ宝篋山でアニマルトレッキングをすることで頭がいっぱいになるところだが…

とりあえず写真だけ掲載しておきます。詳細はのちほど元気があれば書きます…

1.南房総で両生類掘り(オサ掘りとしたいところだが、きっと両生類の方が見つかる)


アカオサはこの1匹のみ登場。


カエルは4~5匹見つかる。

2.南房総で竹割り(カミキリとカメムシを探す)


途中で寄り道した磯で色々な生き物を発見。まずはハコフグの死体。


これはフグのなかま。


小さくて見えないがイソヒヨドリ。


ヤツデヒトデ


マナマコ? 


実に大きい。


ムラサキウニ。


大きなヤドカリ。種名は分からない…


殻の小さなヒザラガイのなかま。


オオキンカメムシ。


お目当てのハチジョウウスアヤカミキリ。

3.館山でシミ探し(宿泊所内で、セイヨウシミでないシミを求める)


とてもきれいな夕焼けを拝む。

シミは引き出しの中から死体を1つ見つける。
夕食は研修所のすぐそばにあるお店でメバルの煮魚を頂く。1200円と珍しく高いものを食べた訳だが、値段に見合った物だと感じた。

~・~・~

明日は磯で海の生き物を探してからつくバックします。
  


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2014年01月18日

牛久散策

昨日面白い事件が起こったので記しておきたい。
朝にゲンゴロウ水槽を見てみたら、コガタノゲンゴロウが水底でじっとしている。ただその様子が明らかにおかしく、物に捕まっていないのに沈んでいるのである。ああこれは死んでしまったかもしれないと思い引き上げてみたのだが、お腹の先ははみ出ているわ、首も伸びてしまっているわ、しかも触っても動かないわで、やはり死んでしまったらしい。貴重な南大東島産の個体なのでもう少し元気でいてほしかったとは思うのだが、死んでしまっては仕方ない。次になすべきことは、きちんと標本に残すことである。
そうして先日宝篋山で掘り出したオオスズメバチと共に標本にする準備を進めた。とりあえずゲンゴロウはひっくり返して適当に脚を整形して放っておいたわけである。

さてバイトに行こうと思った時、ふとコガタノの様子を見てみたら…動いているではないか! しかも結構元気そうだ。
訳が分からないのだが、とりあえずタッパーに水を張ってそこに投入してみる。腹部が思うように沈まないのだが、それでも普段とあまり変わらない泳ぎを見せている。何があったのかは分からないのだがひとまず元の水槽に戻すことに。
帰ってきて見てみると、彼は浮き島に頭を出してしがみついていた。おいおい、その姿勢では窒息するだろうと心配になったのだが、とりあえず元気そうで何よりである。

このようなトラブル、すなわち何らかの原因で窒息して水に沈んでしまうような水難事故はゲンゴロウ界ではしばしば起こることなのだろうか。

~・~・~

今朝は7時半起床。やたら部屋が寒い気がしたが、ベッドの横に備え付けてある温水暖房の暖気を吸収して這い出すことに成功(逆に、暖房が稼働していない時間帯に起きるのは辛い)。昨日内容を示唆していた、カワゲラのフ節(tarsus)近辺の構造に関する論文の、結果をすっ飛ばして考察だけを読む。カワゲラ目に属する全ての科を材料に使っていることと、結果に基づく系統関係の考察がなかなかクリアーに現れていたのは良かったなあと思うのだが、この結果からカワゲラ目の系統関係についてもっと考察を述べてほしかったなあと感じた。

その後車を借りにバスでつくばセンターまで出て、文サでやどけんメンバーを拾って牛久へ向かう。
レンタカー屋が思ったより遠く時間を食ってしまったのだが何とか許容範囲内に間に合い、牛久自然観察の森へ出かける。J君プロデュースのタガメ水槽にて久々にストイックなタガメに挨拶したり、キツネやタヌキ、ハクビシン、マガモの剥製を堪能する。
この施設に来る前に一羽の猛禽に遭遇。幸いにして枝にとまったので観察ができるかと期待したのだが、手前の枝枝が視界を妨げよく見えず、気が付けばいなくなってしまった。このイベントをスタッフの方に伝えたところ、どうやらこの鳥はオオタカらしい。いやはや、いいものを見られた。
散策中にはエナガ、シジュウカラ、コゲラ、シロハラなどを観察。あとアシナガバチのなかまの巣も確認。

そして牛久大仏へ立ち寄る。目的は境内の池にいるという、地上に上がってくるコイを見ることだったが時間が遅くて中に入れず撤退。まあモズがいたからいいか…

~・~・~

明日明後日はやどけんで南房総へ出向いてきます。  


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2014年01月17日

без названия

今朝は8時起床。洗濯とかカメの水替えといった金曜日の定例イベントを済ませてから論文を1つ読み通す。2科4種のカワゲラの比較精子学の論文で、もともと8ページしかないことに加えそのうち4ページは精子の電顕画像だったので、トータルの文字数は非常に少なくあっという間に読めてしまった。本当はもっと多くのカワゲラを使った論文に目を通すべきなのだろうが、表題とabstructが思い切っていたのでついつい読んでしまった。今まで読んだ2つの総説じみた論文でも述べられていたように、カワゲラ目の系統関係は解明されないままであった…

午後は昨日と同様電顕バイトに出向く。

~・~・~

明日は午前中は勉強の時間に、日中は車を借りたあと牛久自然観察の森に出向きます。Jくん手動で立ち上がっている水槽や過去のやどけん部員が遺した標本を見てみたり、鳥見をしてみます。

※A氏へ。議論の続きを今日ブログに書くかもしれませんが、今までの流れからは考えられないようなコメントをする可能性があります。  


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2014年01月16日

専門科目でCを量産することを趣味としています

今朝は8時過ぎ起床。菅平への宿泊の申し込みをしたり、菅平生活についてのメールを創成したり、カワゲラの論文を検索したりする。
その後図書館に出向して論文5本を印刷。途中で図書館経由で印刷できるリミットを超えてしまったので、全学計算機の方で残りを印刷したわけだが、こちらは印刷物を手に入れるまでの行程が複雑になっているだけでなく、文字は図書館経由のものと比べてぼやけているし、オマケにサイズがA4用紙にフィットしていない。悲しいが、全学計算機では200枚しか印刷が許されていないので刷り直しをするだけの余裕もない。
こうなったら実家で印刷してもらってそれを郵送してもらうとか、或いは町田先生に印刷してもらうか、それとも他人の協力を仰がず有料プリンタを使うかするしかないのかもなあ…

さて本日は成績開示が行われていたが、発生生物学IIにおいてCを与えられた。この講義の試験では試験当日に「持込可能」であることが発覚したのだが、電子媒体で取ったノートは持込不可であった。そのためマジメにパソコンでノートを取っていた610は試験中にノートを参照できず、持込可能の試験で持込を放棄するような形で答案を創成したのだが、その結果がCであった。おそらくPCのノートも参照可能だったり、或いは持込不可であったらBは与えられていただろう。なんというか、理解度が適切に測られていないような気がしてちょっぴり残念である。

どうせ610レベルの人間だったら、PCのノート見てもCしか取れないだろうに、偉そうなこと言うなよ! という批判はおそらくどこまでも正しい。
ただ、ノートの取り方によって不公平が生じるような状況が生じたのは看過できない問題である。もちろん、「持込についてコメントが無い場合は、持込不可だろう」という暗黙の了解に身をゆだね、学生が事前に教員に持込の不可を聞いていないことも事実ではあるが、試験に公平さを求めるのであれば、事前に持込の付加を周知する必要があるのではなかろうか。
この件については試験当日にtwinsでコメントしたので、是非次年度以降はPCでノートを取っている学生の不利益が回避できるような試験を行っていただきたい。冒頭に一度でも持込についてコメントをすれば、あとは学生が聞いていたかどうかの問題になるはずである。

論文を刷ってから電顕バイトへ向かう。ここで同じく菅平で研究生活を行うKくんとあれこれ話す。彼はチビナガヒラタムシという知る人ぞ知る珍品を研究対象に考えているのだが、その入手が難航しそうでどうしたものかと思案していた。そこで甲虫のプロである雇われ先の先生方にも事情を話してみたようだが・・・先生たちも見たことが無いものらしい。
飼育自体は大変そうでないので、モノが手に入りさえすれば研究ができると思うのだが、前途多難だなあ…何とかなって欲しいし、こちらもできる限り協力したいところだ。

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明日も今日と同じように過ごすことになるでしょう。宝篋山へカワゲラ探しに行こうと思っていましたが、ちょっとその余裕は無さそうです。  


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2014年01月15日

最高気温4.0度の洗礼

今朝は7時半起床。目覚めは良くないが悪くもない。
講義に出向くまで液浸標本のラベルを整理したりデータをPCに入力したりする。とりあえず宝篋山や学内で採集した標本は個人で所有するより部室に保管しておいた方が有益な気がしてきたので、採集したものの務めとして必要最低限の記録を残さねばならないと、この期に及んで目覚めはじめた訳である。液浸とか骨格標本は数が少ないから何とかなるが、問題は3年近く集め続けた昆虫の乾燥標本である…学園祭前の標本整理のように、また後輩の力を借りなければならないかもしれないなあ…

2~3限:昆虫学特講(再履修)
昆虫の特徴の続きを話してから体制の由来についてイントロ的な話がされる。

4限:専門語学(英語)BIII
生物学演習の進め方や読んできた論文について質問をしてみたり、論文以外の研究の話などをする。ひとまず、610がカワゲラの研究を行うことに対して承諾を得られたようなので(昔カワゲラの発生学的研究をやっていた町田先生の後輩がいて、その方に了承を得たとのこと)心置きなくやることができる。とりあえず、冬に発生しているミヤモトクロカワゲラで練習がてらやってみるとよいだろうと提案を受けたのでそうしてみたいところだ。
そして菅平へ勉強合宿に行く日程が決められる。1/29日から2月2日にかけて菅平でいろいろ教わったり、カワゲラを捕まえてみたり、時には遊んでみたりしたい。代償として生物多様性情報学IIIの最終授業が受けられなくなるが、仕方がない。

帰宅後は授業ノートをTEXで清書し、部屋にある液浸標本を整理したり、菅平で採集したミヤモトクロカワゲラの液浸標本を発掘してニヤニヤしてから図書館へ行き、さらに部室へ…

放課後:やどけんMT
新歓のことやセンター休みの塩性についていろいろと話す。
MT後はNamaさんが発案した西表遠征について盛り上がったが、実現するだろうか…

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明日は金曜日の振り替え授業ですが、もともと金曜日には授業が無いのでお休みです。
午前中は論文を読んだりして過ごし、午後は電顕バイトに出向きます。  


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2014年01月14日

目覚めの悪さが1日の活動に影響する

昨晩は論文を読みつつ、A氏と議論を交わして疲れ果ててしまった。休戦協定を申し入れて就寝…

今朝は7時半に起床。かなり目覚めが悪いだけでなく、「左目の乱視の度合いが激しくなる」症状が付随するものだから、この先が思いやられる。

2限:生物多様性情報学lll
リレーショナルデータベースの用語説明の続きを行ってから、正規化についてのお話を聞く。
この講義はどういうわけか居心地がよい。中身は大雑把だし、そもそも情報系の背景知識が欠落しているので理解が薄っぺらになってしまうのだが…いや、実はそう思っているだけで、本当は日本語を知らないのかもしれない。

3限:哲学カフェ(聴講)
すごく面白い話をしていたと思うのだが、なんだか輪の中に入り込めなかった感じがした。おそらく主たる原因は頭が完全に目覚めていなかったからだろう、それにしてもなんと勿体ないことか…
もちろん、上手く言えないが自分の言葉を言うのは大事だが、そうやって時間を潰すより、サクサクと発言できる人の意見を聞く方がためになるのでは、などと思ってしまうのである。おそらくこういう考えをしている時点で完全にこの講義を楽しめていないのだろう。本当に楽しくなると、自分の意見(能力、技術、その他いろいろ)が他の人より劣っているだとかどうとか考える前提が存在していないだろうから・・・

4限:ロシア現代文化特講b
淡々と露文和訳。眠気のせいか集中力がいつもより散漫なこともあるが、ロシア語力がガタ落ちしているような気がしてならない。確かに意欲が低下しているのは否めないが、週1の授業のために予習をする2時間しかロシア語に触れていないのだから、ずっと同じレベルをキープするのは難しいだろう。
とりあえず今の問題点は、やれ専門語学(英語)だ、やれ生物学演習だ、やれTOEICだなどと抜かすことで「今はロシア語ではなく英語に向き合う時である」と思い込もうとして、その姿勢を正当化しようと思っている自分の態度である。そう、英語もロシア語も一緒に勉強ができるというのに、それをしようとしないところが逃げの姿勢であって、糾弾すべき態度なのだ。
この頽廃した現状は、菅平に行くことで打破できるだろうか…

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明日は昆虫ずくしの水曜日です。生物学演習やカワゲラのいろいろについて、町田先生に相談しなければいけません。

では、追記の方でA氏との議論を続けます。  続きを読む


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2014年01月13日

リベンジマッチ

今朝は7時半起床。9時にやどけんメンバーと宝篋山に向かう。
今回はクリスマスイブに敗北したオサ掘りのリベンジと、J君が所望したミズユキノシタの探索、それから610のカワゲラ探しの3本立ての活動を行った。


目星をつけたところで鍬を入れたらあっさり登場。宝篋山においてはこの感覚がスタンダードであるべきだと信じているので、前回はやはり場所が悪かったのだろう。


オサ掘りを行った3人で合計7匹を見つけ出す。オサ掘りの感覚を何となく体験してもらえたのなら幸いである。


あまり610が出しゃばっても仕方ないので控えめに探していたつもりだが、オオスズメバチ女王を見つけ出してしまった。アングルがアングルだったこともあり、また予想していなかったこともあり大いに驚かされた。しかしながら、こうやって予想外のものが見つかるからオサ掘りは面白いのである(もっとも、狙っているものが見つからないとそうは言えないかもしれないが…)。


タヌキのため糞らしきものを発見。タネみたいなものはカキだろうか。


続いてミズユキノシタ探し。610は植物についててんで分からないのだが、どうやらこれがそうらしいとのこと。


その後カワゲラ探しをしに沢に入る。去年の2月にはカゲロウばっかりだったのだが、その状況はあまり変わりがないようで、モンカゲロウとかヒラタカゲロウのような幼虫が沢山見つかるのとは対照的に、カワゲラの幼虫はもそもそしたオナシカワゲラっぽいものしか見つからない。オオヤマカワゲラのようなカワゲラの王道を行くような形の幼虫、図鑑でおなじみの幼虫が見つからないというのはしっくりこない。そういう印象を助長させるのがムカシトンボの存在で、今回は4匹も引っかかったのだが、彼らがいるような沢で「カワゲラ 幼虫」と検索して上位に登場するようなカワゲラが見つからないのは変な感じである。まあ、そもそもムカシトンボがいること自体変なのかもしれないが…
次回は別の沢で調べてみようかな…

~・~・~

明日は火曜日、予習と小テストは済ませてあるのでそんなに切羽詰まる必要は無さそうです。むしろ、論文読解を進めることに勤しまないと…
  


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2014年01月13日

新成人の派手さを馬鹿に、ネタに、足蹴にする人たち

成人式のときには決まって奇抜な格好をしている新成人を「一般人」が叩くわけだが、この構造って結構危険だと思うのは610だけだろうか。

だって、「常識はずれ」な新成人を叩いたり、ネットで画像を転載して言いたい放題罵倒する「一般人」の態度は、いじめとかマスコミの過剰な悪人叩きと同じではないか。
「一般人」はおそらく当事者意識が希薄で、610がこう指摘しても目を背けるか、あるいは「私は関係ないのに何だ、そうやって一般人ってレッテル付けて、お前は何様のつもりか!」と憤るだろう。

だからこそいじめが無くならず、マスコミの過剰な悪人叩きがお茶の間をにぎわせ続けるのである。

とりあえず「一般人」が攻撃対象にしがちな新成人を「花魁振袖」に絞って話を進めていく。

「一般人」が「花魁振袖」や見たときに「はしたない!」とか「成人式はそういう恰好をする場じゃない!」などと彼らに対して言う時、おそらく「一般人」はある種の「常識」に則って彼らを非難しているのだろうが、どうにも「一般人」は自分たちの常識というものが「正しい」もので、彼らの「間違った」常識を見下しているきらいがある。

自分たちの「常識」が絶対唯一の正義で、それに見合わないものを弾圧する態度に「一般人」は気が付いているのだろうか。

そりゃあ、着方がなっていないとか「下品であって色っぽさが無い」など文句を言いたい気持ちも分からないでもない。
しかしながら、そう思ってしまうのは私たちが「一般人の常識」が正しいと思い込んでいるからであって、そこには「花魁振袖」が掲げる「着付けのお作法」とか「色っぽさの基準」という尺度について何にも配慮していないからなのである。無配慮だからこそ「下品だ!」とか「間違っている!」とか「常識に合わせろ!」などと言ってしまうのである。

こういう「一般人」の偏った視野、自分たちの「常識」にそぐわないものに対して徹底的に攻撃を加える態度、自分たちの「常識」を「正義」だと誤解し、「正義」の名の下に「異端」を攻撃してはばからない暴力からは、ただただ不毛さしか得られない。

冒頭に少し書いことは、上のパラグラフの「一般人」を「いじめる側」とか「マスコミ」に置き換えてもおおよそ意味が通じるだろう。

―では、どうしたらいいのだろうか。
610にはよく分からない。分からないなりに考えてみると以下のような流れになる。

「自分は花魁振袖を着ている新成人よりも正しい人間ではないし、そういう人たちを無配慮に見下す資格も無い。そもそも優劣を比べる対象として彼女たちを見ることはできないはずである。
「あの人たちの常識と私の常識は違うもので、その違いを意識し続けなければいけないし、もちろんどっちが優れているとかどっちが間違っているなんてこともない。」
「大事なのは、私には私の常識があって、彼女たちには彼女たちの常識がある。それでいいじゃないか、と結論付け、そこでお終いにしないことである。ここで終わるのは、いじめる側にはいじめる側の論理があって、いじめられる側にはいじめられる側の論理がある。それでいいじゃないか、と結論することと同義である。」
「つまり、こういう常識の違いがなぜ生じてしまうのか考えることが大事で、お互いの常識を超えた新しい常識を創成していくことにある。」

上のカギカッコ文を書いていて思ったのは、自分の考えとか「常識」に固執しすぎて、相手の「常識」を一顧だにしない態度こそ、取ってはいけない態度だということだ。言い方を変えると、「常識」を崩されることを怖がってはいけない、となろうか。
確かに「常識」にしがみつくのは楽だろう。ただ・・・それでいいのだろうか。毎年のように新成人を罵ったり、彼らをエンターテイメントとして消費し続けていく・・・少なくとも、610にはこんな乾いた、差別的で、独善的で、排他的な思考に浸り続けて生きていくことはとても愚かに思える。そうではなくて、どうすれば彼らのことをヘンに思わずになれるのか考えていくことの方がよっぽどIMAGINE THE FUTURE.的ではなかろうか。

ともかく、本日は我がtwitterのタイムライン上に無配慮な新成人たたきのtweetが流れてこないことを願いたい。  


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2014年01月12日

怠惰な一日

今朝は8時過ぎに起床。朝からソリティアとニコニコ動画に毒されてしまって結局16時ごろまで頽廃した時間を過ごしてしまった。
ようやく論文に目を通し始めたのだが、なんと1592年の文献が紹介されている。さすがにこの頃はカワゲラの名前が無かったようで"as a nameless beautiful natural object"であったらしいが、そんなものが登場してくるとは予想していなかったのでびっくりである。いったいどうやって文献を入手したのだろう…この頃日本にいたカワゲラは何と呼ばれていたのだろう…まあ地域名がたくさんあって統一名などなかっただろうが、「カワゲラ」の起源はどれくらいなのだろう…

~・~・~

明日は宝篋山でオサ掘りやカワゲラ掬いをやろうと思います。
  


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