2014年02月09日

陸域宝篋山学実習

今朝は7時起床。アメダスを見てみると最高積雪量26cmとある。これはワクワクさせられる。
9時にJ君とN君と落ち合い、歩きながら宝篋山を目指す。宝篋山マスターを自称している610ではあるが、徒歩で宝篋山に行くのは初めてのことだ。およそ2時間かけて駐輪場に到着したのだが、その道中、主にトリ関係で色々なものが見つかった。


N君がさっそくあしあとを見つける。分かりづらいかもしれないが、写真の中央に1対のあしあとが横切っている。ツグミのようなほっぴんぐをして歩くトリのあしあとだろう。




ほどなく用水路の角からアオサギが飛び立ったので、その近くを調べてみたら大きなあしあとを発見。きっと彼(女?)が残したものに違いない。


雪に覆われた宝篋山。今まで見たことのない景色だったので結構感動したのだが、ちなみに積雪20cmを超える大雪が降ったのは1990年2月1~2日以来のことのようで、610が産まれる以前の出来事らしい。


雪が降ったのが深夜のことだったこともあり、また宝篋山に着くまでは田園地帯を延々歩いていくので哺乳類のあしあとはなかなか見つからないのだが、犬の散歩した跡がよく残っていた。その中でも大型犬が残すあしあとはなかなか立派で、肉球も爪もしっかり保存されていて、野生の個体でないことにちょっと残念さを感じるのだが、あしあとの勉強をするには格好の材料だろう。

道中あしあと以外にも沢山の鳥を観察した。ホオジロやおそらくカシラダカと思われる小鳥とか正体不明のもの、或いははるか遠くを飛ぶトビでない猛禽などを見出せた。それから、40年前に買ったレトロな自転車に乗って土浦へ向かうという男気のあるおじさんと立ち話をしたりもした。



休憩所のすぐ脇に、飼い犬が選ぶとは思えないルートに続くあしあとを発見。辿っていくと藪に向かっていたので野生動物に間違いないのだが、どことなくサイズが小さい感じがする。キツネかタヌキかは分からないが、頻度的にはタヌキの幼獣?のような気がする。


ただっぴろい広場の上に、奥へと続くように見えるあしあとを発見。期待しながら追跡してみると、藪には向かわず元の場所へ戻ってくるようなループを描いていた。残念ながら飼い犬がはしゃいでいた跡なのだろう。宝篋山にはイヌを連れて散策している人を時たま見かけるので、さもありなん。


この手のあしあとは走った際にできるものなのだが、場所が駐車場だけあって、件の飼い犬か何かが走ってご主人のもとに近づいただけかもしれない。野生のキツネだったら嬉しいのだけど…


J君がシジミ採りを所望したので沢に近づいた際、彼がクモを見つけた。ここが菅平だったら湧き立つところだが、このクモはおそらく雪上性でも何でもないふつうのクモだろう。ただ雪の上で見つかると新鮮さを感じる。ちなみに彼が採集したシジミは610が預かったのだが、そのことを思い出したのは自宅に戻ってからだった。

さてここから登山者が踏み入れていないエリアへ足を運んだのだが、ここに並走するように何かのあしあとが残されていた。


これも薄くて見えないかもしれないが、道の真ん中にうっすらと獣が走ったような跡が残されている。キツネであればいいなと思うわけだが、この辺りではとても珍しい存在であることを考えるとあまり可能性を信じることができない。でもタヌキが走る姿があまり想像できないし、そもそも何でこんなところで走る必要があったのだろうか…謎である。


先ほどの写真よりさらにわかりづらいのだが、この写真の真ん中、田んぼの畝にあたる部分に件のあしあとが続いていた。こんなところへ向かっていることを考えると、少なくとも誰かに飼われている獣ではないことは確かだろう。ところがあしあとの主は誰なのかを考えると今の610には、キツネかタヌキかくらいまでは絞れるものの断定はできない。


その後は自分の記憶を頼りに前人未到(?)の雪原を歩き回ってみたのだが、大した収穫は得られず。やはり夜中に雪が降ってしまうと獣たちも出歩かないのだろうし、動いていたとしてもあしあとが消えてしまうのだろう。そういうことを考えると、アニマルトレッキングをするなら明日の方が適していたのかもしれない。ただ雪質が悪くなる一方なので、あしあとが見つかっても同定はできないかもしれない。

さて帰りはバスを使おうかとバス停に寄ったものの運航していないことが分かったので来た道を歩いて引き返す。ただ道路上の雪は結構解けていたので歩きやすかったこともあり、また途中立ち止まったりしなかったので1時間程度で戻ることができた。


畑を横切る謎のあしあとを発見。トリのような気がするが正体は不明…


果たして無事に宿舎に戻ったのだが、我々を迎え入れたのは無残にも折れたマテバシイ?の枝枝であった。雪と風の力によってねじ伏せられたようだが、台風のときでもこんなにいっぺんに折れるようなことはないので、雪の力を思い知らされるわけである。

~・~・~

3の矢では昨日、2度に及ぶ短時間の停電・数回の瞬間的な停電が生じました。少しの間断水も起こったので困りましたがほどなく復旧しました。その他シャワーやネットが使えなくなりましたが、現在はいずれも復旧したようです。つくばにも菅平並みの雪対策がなされていればこんな被害に遭うこともなかったのでしょうが…

明日は部室で鳥の解剖を行います。610は長靴が浸水し使えなくなっているので移動できる靴が無いのが難点ですが、果たして自転車が使える程度の除雪が行われるのでしょうか。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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