2014年02月26日

孤独は悪魔の仕事場である

今朝は5時起床、大変珍しいことに気分よく早起きすることに成功。この高まったテンションを何に注いだかというと、昨晩のうちに創成されたやどけんの写真置き場に向ける大量投降にであった。610がつくば市を駆け回ってに撮りためた各種動物および昆虫の写真を延々とアップロードしていったわけだが、どんな生き物がいつどこで見つかっているのかを絵合わせによって簡単に他のメンバーに知ってもらえるとしたら、今後の活動に有意義であろう(もちろん、ほぼすべての写真がこのブログにも掲載されているわけだが、こんなゴミ溜めから発掘してもらうよりずっと手間がかからない)。
これはこれで他の人たちがもつ、つくばの未知の世界を否定することにもつながるわけだが、どうやら610の懸念は的外れなようだから、さしあたって気にすることは無かろう。

さて投稿を終えた後は久々に読書をしようという意志のもので読書を行う。
まずimpulse buyingした『頭骨コレクション 骨が語る動物の暮らし』を読む。頭骨を見て何が分かるのかとか、筆者が集めた頭骨に秘められたエピソードだとか、頭骨標本の作り方などが分かりやすく書かれていて、今のやどけんの潮流に相応しいような本であったが・・・ひとつ重大な欠陥がある。
この本ではカモシカの頭骨が断りもなく発見され回収されているのだが、カモシカは国指定の特別天然記念物であって、死体であってもその所有権は文化庁に属するものである。だから、カモシカの頭骨を所有するのであればきちんと担当の役場で「天然記念物滅失届」を提出すべきなのだが、本書ではそういったヤクソクゴトについては一切触れられていない。
なので、この本を手に取って頭骨集めに関心を抱いた人が、詳しいルールを知らずにうっかりカモシカの骨を拾ってしまい、ひと悶着を起こす事態が生じる可能性があるのだ。
※カモシカの死体を見つけたときの流れはこちらこちらに詳しく記載されています。自治体により扱いが異なるので要確認でしょう。
※ちなみに骨自体を回収することは文化財保護法第196状第1項の、
史跡名勝天然記念物の現状を変更し

に抵触する可能性があります。「もともと骨だった訳だし、別に殺したわけじゃないのだから問題ないだろう」は通じない可能性があります。ただ、きちんとした報告を行えば個人が所有することが認められるかもしれません(ただカモシカは研究利用を優先するかも知れず、個人の所有より寄贈を優先させられる可能性もあります)。

この本の著者は学術的な調査を行っているのであるから、カモシカの死体を見つけたときに取るべき手続きについては知っているはずなのだが、それを知っていて書かないのであれば(標本の作り方を紹介している以上、読者が実際に骨を集めることを想定していると思うのだが)なかなかに冒険をしていると思う。もしこの本に触発されてカモシカの骨を手続きをせずに拾った人が、それによって問題を引き起こしてしまい、筆者あてへクレームが来たらどうするのだろうか、そう起こりそうもないことをついつい心配してしまうのである。
というわけで、本に挟まっていた読書カードにこのことを書いてみようと思った次第である。

ちなみに、こう採集とか法律に関する無いようにやたらに敏感で細々としているのは、来たる西表旅行に向けて「何をしてはいけないのか」果てもなく調べたり、或いは【ヤマドリ騒動】と呼ばれる?一連の出来事がやどけん内で生じたことに起因している。調べれば調べるほどいろんなことが分かってきてなかなか面白いので、ちょっとした最近のマイブームでもあるが、この本の内容がちょうどマッチしたのであった。

それから、Yさんとの鼎談によって610が孤独に強い人物であることが浮き彫りにされたので、それが気がかりになって『孤独の研究』を読み直すことにした。人間は誰しも孤独な部分があるだろうし、それに文章が非常に読みやすいので一読の価値は十分にあると思うわけだが、Yさんのフィルターを通して見える610の姿を頭に浮かべながら文を追ってみると、或いは彼女の言葉によって気付かされた内面を気にしながら辿ってみると、当てはまっていそうな部分とか、共感ができる部分が散見されるではないか。自意識過剰が過ぎていると言えばそれまでだが、私は本書で語られているような偉人たちの行動にどことなく親近感を覚えてしまうのである。

~・~・~

生物学演習から早めに解放された時間の有効活用として、カワゲラの論文を読み漁ることを優先すべきなのでしょうか。それとも読書を行いいろいろ考え、ブログに新たなゴミ溜めを形成することの方が大事なのでしょうか。至近的には前者でしょうが、後者についても捨てがたいものがあります。ということで明日も本を読んで考える1日を過ごすことになりそうです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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