2014年02月06日

最終決戦、生物多様性情報学III

今朝は7時起床。最低気温は残念ながら-6.6℃であったが、それはそうと部屋が随分と寒い。

午前中は昨晩創成した生物多様性情報学IIIの試験問題を印刷してから解答用紙に貼り付けたり解答や採点をしてみたのだが、期待していたほど変な問題を創成することができなかった。発想の限界も然りだが、内容の理解の浅さも拍車をかけている。自己採点をしてみたところ64点だったので、数値の上ではちょうど良い感じである。

3限:最終講義・生物多様性情報学III
データベース屋さん的な立場から見た分類を考える。外延性公理だとか同値類とかラフ集合といったわけの分からない用語が頻発するのだが、大ざっぱな感じに聞いていると大ざっぱに内容が分かった気分になる。ラフ集合的に分類を考えるということがなかなか面白そうに感じた訳だが、これをきちんと理解しようとしたらここ数年無縁であった数学(特に集合論)と向き合う必要があり、大変な勉強を強いることになるだろう・・・

秋Cモヂュールは生物多様性情報学IIIにはじまり生物多様性情報学IIIで終わったのだが、去年から受講する気でいた科目だったこともあり随分楽しむことができた。データベースの歴史に時間がかかったせいか楽しみにしていた分類学の内容が未消化だったのは残念だが、つくばで受ける最後の専門科目として申し分ないものであったともう。
一応忠告を付け加えておくが、610の言動を真にうけてこの科目を取るのはあまりお勧めできない。分類学とかデータベースに興味があるとか集合論的思考が得意だとか変な先生の授業を受けたいのだとか、何がしかの動機が無い方は真剣に履修を考えない方が良いだろう。なぜなら、この科目は生物学類指折りの裏科目だからである。

講義後は科博で電顕バイト。その後買い物へ。

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さてこれにて610の秋Cモヂュールが終わりました。これからしばらくの間は生物学演習に力を注いでいくことになります。
昨日、町田先生にはカワゲラの発生の論文をしっかり読むように言われたので、43ページあるMiller(1939)や29ページあるMiller(1940)に挑戦しなければなりません。個人的には彼の論文がこの演習の峠だと思っているわけですが、ありがたいことにこれらの論文を日本語でまとめた文献があるのでかなり有利な戦いに持ち込めそうです。
  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)