2016年10月18日

2016 年 10 月 18 日の人生

AM 論文の図版づくり,これからの卵固定予定の計画
PM 図版づくり,サイエンスライティング講座課題

すっかり停滞気味の論文を進めるべく,論文の図版づくりを進める 1 日.Photoshop などという高価なソフトは所有していないので,GIMP でえっちらおっちら作っている.載せるべき顕微鏡画像はおおむね載せてあるのだが,そこにアブリベーション・引き込み線を入れる作業がまた一苦労.
第一に胚の構造を見抜かねばならないのだが,これが結構大変だったりする.何を見ているのかが分からない.解剖して検鏡すれば解決するが,果たしてそこまでして記載すべき構造なのか.記載するに越したことはないが,そうやってこだわっているといつまでたっても完成しない.
そして書き込みを入れる苦行が始まる.PowerPoint のように気軽に線や文字をコピーすることができず(機能的制約とスキル不足だと思うが,単に後者だけが問題かもしれない),1 つ 1 つ新規に記入するのは骨が折れる.
しかし本日,ほぼ一瞬で引き込み線を記入できる方法・アブリベーションを入れる手間を大幅に減らせる方法を会得した:

引き込み線
・パスを使って直線を書き込む.「一筆書き」の要領で 1 つのレイヤーにパスを走らせる.
・引き込み線同士をつなぐ余計なパスは,Ctrl + Shift を押しながらカーソルを当該パス上に持っていき,クリックして消す
・以下同様に繰り返し,パスの境界線を描画すると一瞬で全部の引き込み線が引ける.
・描画する際には,引き込み線用のレイヤー(透明)を用意しておくとよい.線の位置を訂正する場合は,このレイヤーを消せば全部消える.どうせ書き直すにしたって一括で全部書き込めるのだから気にすることはない.

アブリベーション
・まず,必要となる略号が網羅された xcf ファイル "Abb. xcf" を用意する(これが一番面倒)
・アブリベーションを加えるべきファイルを開く
・そこに,Abb.xcf を「レイヤーとして開く」
・だいたいの略号が一瞬で記入されることになる
・細かい位置とか追加・削除は手作業.それでも心理的には非常に楽である

控えめに考えて,もっと楽な方法はいくらでもあるはずである(とくにアブリベーション).ただ,引き込み線の一括作成に気が付いたときは久々に人生に対して前向きになっていたと思われる.



Posted by Impulse610 at 21:48│Comments(0)
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