2019年04月19日

2019. 4. 1- 19 の人生

4.1 ポスドク人生スタート。まずは菅平での5年間の学生生活でお世話になった寮の退去手続き。一瞬で終わる。ついでに5年間で一度しか洗濯していないやばい布団をゴミ収集車に投入。ガスや車の相談等をする。午後は事務書類を色々する。家に帰ると寒い。

4.2 朝起きたら室温が2℃。昨晩まで暖房がガンガンに聞いていた世界にいたのでこれはつらい。シリアルを朝ごはんにしたのだが、中身を掬うと見慣れない金平糖のような物体が現れる。これは低脂肪乳に入っている油脂が凍てしまったのだろう(ただこれは冷蔵庫の設定が寒すぎたことが原因かもしれない)。その後車屋に行ってコトコト音の状態を見てもらう。そんなに深刻ではないらしいので一安心。午後、書類仕事、ガスの開栓、片付けなど。昔の住人がガスコンロを残していたので使えるのかと思いきや規格が合わず利用不可・・・なんで処分しないで置きっぱなしにしたんだろうか・・・風呂は案外快適であった。

4.3 実験所の引っ越し。昨年度、かなり新人が来て人数が増えたのだが今年度はさらに来ることとなり、いろいろな改革をしないと全員を収容できない事態に至った。今までいたオフィスはかなりすっきりし、後輩たちが使うことに。世代交代を感じる場面である。私は研究室の後輩とともに隅っこの部屋に移動。いろいろと不便な場所だが、景色がよく、ちょうど引っ越し作業中にアカウソっぽい鳥を見られたのですっかり気に入ってしまった。これまでは実験室にオフィスも導入してずっとそこにいようとも思っており、それを1週間くらい試してもいたのだが、やっぱりオフィスとラボは分けた方がいいかもしれない。

4.4 空白の1日(ノートに何もメモしていない!)

4.5 午後、転居届の提出や免許証の書き換え、パスポートの相談など。

4.6 Yさんが新居にやってくる。生活に必要なコンロなどを買い、新居で初めての調理をする。

4.7 昼、山を下りたところの食事屋に初めて立ち寄ったが、店の人は私やほかの方のことを知っていた。それから温泉に向かいのんびり過ごす。Yさん帰る。

4.8 某申請書と某投稿論文のいろいろ。午後山を下り再びパスポートの相談。私は学生時代の某教員に触発されて非ヘボン式のペンネームで研究活動を行っており、パスポートの表記と齟齬が生じている。そのことで不便なことが起こりそうな見込みが立ってしまったので、どうにかならないかということで5日に相談し、論文等を持ち込んで再度お伺いをしてみたのである。結果的に全面書き換えは無理だがペンネーム自体は使えるらしい。いちおう完全書き換えに成功した研究者の例を知っているので今回の対応には納得できてはいないのだが、これは単に外務省の担当者がイライラしていただけなので改めて申請したらうまくいくんじゃないかとも思っている。

4.9 申請書。いろいろあって学芸員志望よりも研究職志望の気持ちが高まっているので、2年前はもう書くまいと思っていた某申請書に再び悩まされることになっている。

4.10 申請書を大胆に書き直す。今年度最初の英会話は2名のみ。やっぱり今年もダメか・・・自炊をして、かつて私が出演してしまった某テレビ番組を視聴。出演者の経歴があまりにも華やかで、私は完全に放送事故だったなあという気持ちになる。

4.11 午前中申請書。とりあえずだいたい書き上げてみる。午後、これをもってBOSSに相談に行き、某申請書の内容としてはこれでは通らないだろうといわれる。ということで全面書き直し。なかなか大変だ。ここ数日申請書しかやっていなかったことを反省して、樹脂ブロックづくりを始める。まずは寒天包埋。

4.12 昨年度の成果報告書を出したり、住居関係の手続きをしたり。切片を切ってみたり観察してみたり。夜、Yさんが再び登場。


4.13 午前中下山しようとしたが、見慣れぬ鳥を見つけてしまい探鳥がスタート。結局よくわからないまま下山し、餅やいなり寿司を買い込んでお気に入りの池に向かう。ここはいつ来ても人がいないのだが、桜のシーズンであっても人がいない。ここでお昼をしたあと、上田城へ。人が多い。お堀にいたカワセミや、岸辺にたくさん集まって産卵しているコイ、その卵を食べに来たミドリガメなどばかりに注目し、全然花見をしないで過ごす。帰ってきて謎の鳥を調べる。どうやらベニマシコの♀であったらしい。どうりで全然赤くなくてマシコだと思わないわけだ。

4.14 ベニマシコ?を見た場所にもう一度行って探鳥。そうしたらなんとノビタキ♂が出てきた。BOSSからは昔はいたが今は見なくなったと聞いていただけにうれしい出会い。そしてさえずるベニマシコ♀も観察し正体が確定。それから湿原に行ってクロサンショウウオの卵塊を探すがなかなか見つからない。帰り際に訪れた場所にたくさんあったのを確認。すっかり冷えたので温まり、Yさん帰る。

4.15 早起きして切片観察したり、引っ越し中に発掘した1円玉を両替しに行ったりする(1164円になった)。申請書はなかなか進まない。ふと冬眠中のイモリとコクワガタを掘り返してみたところ、イモリは1匹死んでしまい、残り1匹になってしまったが、彼は2012年に野外採集した付き合いの長いやつである。コクワガタは元気に冬眠していた。夜になって申請書がまあまあいく。

4.16 午前中は切片観察。午後は後輩3人のセミナー発表。

4.17 午前中申請書、午後は住居のトラブルをみてもらうことに。換気扇が2か所動かなかったのだが、1つは外にできていたスズメバチの巣を破壊したら復活、もう1つもカバーを外したら直った。給湯器が動かなかったのは単に電池切れだったらしい。英会話に新人が3名きてとても嬉しくなる。それから学生主催の新人歓迎会。今日だけで24名!某研究室のすごい話題を聞く。2次会として久々に寮に行き、日本酒を飲む。

4.18 先日寒天包埋した卵の樹脂置換作業を進めつつ申請書をする。午後、BOSSと相談する。しかし、勉強しながら申請書を書くのでなかなか進まず大変である。ただ最初の部分が描ければ、後ろが楽になると思われるので焦らずやるのみである。BOSSのオフィスから発掘された大量の別刷りをもらう。

4.19 1日中やる気が出ず申請書が1ミリも進まない・・・各種学会・大会の参加申し込みとか科研費について考えたり、ブログを書いたりする。とりあえずは現在の申請書が通れば3年間の給与もどき生活が営めるが、問題はダメな場合である。どうやら一定の手続きを踏めば所属が宙ぶらりんでも科研費の申請が可能らしいので、某申請書がダメでも研究環境は構築できてしまうかもしれない。問題は、研究費は出せても本人の生活費はどうするか(間接経費を使えばいくらか出せるが学生のTA代くらいにしかならんだろうな)という点と、4月1日にならないと結果が分からないことか・・・  


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2019年04月19日

2019. 3. 15 -3.31の人生

3.15 上田で給油。人生で初めてスーツをクリーニングに出す。もちを食べる。午後、切片の観察。久々にろくもん号で高速に乗るが、コトコト音が気になる。

3.16 東京に行きいくつかの用を済ませる。行きたかった某駅前の中華料理屋で夕食をとるが、最高の雰囲気であった。

3.17 ふとん屋で布団を買う。

3.18 新居の掃除、荷物搬入。その後消化管関係の論文を読む。

3.19 来週の移動経路を考える。切片の観察。BOSSとディスカッション。

3.20 切片の観察。論文を読んだりする。

3.21 昼前来所。昼食べて構外散策。ハギマシコを19羽みる。久々に自動車系SNSに投稿。その後BOSSに某申請書や某採集計画について相談。後者はあっという間に解決!それからトリミング。

3.22 忘れてしまったが論文を漁っていたと思われる。

3.23 午前中はのんびり。午後下山し、BOSSの最終講義第2弾。私より前にカワゲラの発生を研究していた偉大な先輩に初めてお会いする。

3.24 早起きしてバスで下山し、鉄道を使って県境を越え、秩父へ。散歩や散髪。

3.25 秩父からつくばへ。学位授与式に出席。なぜか代表して学位記をもらうなどする。昼はつくばに来るとよく行く割烹へ、そしてそのまま懐かしの宝篋山を散策(スーツのまま)。市役所に行ったり大学に戻ったりして、学生としての身分の終焉を感じる。まあここにいるより雪山にいる時間のほうが長いのだが、なかなかどうして思い出深いところである。

3.26 帰菅を果たし、BOSSに報告。昼寝をしたり新居の掃除をしたりする。すでに持っているNikon 7x35Eのアップデートをしてみたりする(マルチコートの後期機種を手に入れたので、ひとまず接眼と対物のレンズ群を交換)。

3.27 某申請書、なかなか進まない。午後、会議。オフィスの片づけ。

3.28 午前、新居へ荷物の搬入。断熱について考える。午後、先日トリミングしたブロックの面だしおよび染色液の調整。そして試しに一連の準超薄切片作製をして問題ないことを確かめる。夜、研究室で下山しとんかつをごちそうになる。

3.29 1日中切片を切る。午後、同期が就職のために下山。思えば大学に入る前からの長い付き合いであった。聞いた話だと色々大変そうだが、なんとか元気にやってほしい(そして彼の立派な業績を論文にしてほしい!)。5年前にここに来た人たちはみんな山を下り、私だけが残ってしまった。しみじみ。

3.30 午前中買い出し。午後引っ越し作業。

3.31 午前中新居の掃除。手ごわいと思えた浴槽の掃除は1時間程度で終わる。午後は今まで住んでいた学生寮の掃除。新居はそう遠くないところではあるが、もうここには住まないことを思うと感慨深い。

~・~・~

これにて8年間にわたる学生生活が終了。このブログも入学当初から延々と書き連ねてきたので、これを一端の区切りとしていい気もするが、ブログを継続することに関しては大きな圧力を受けていることもあり、引き続きこの調子で継続することにしよう。  


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2019年03月14日

2019. 3. 1 - 14 の人生

3. 1 午前中実習の準備、切片の観察なD。午後、D論の製本準備、メールなど。
3. 2 午前中遅くから昼にかけてオフィスの冷蔵庫と食堂の教養調理器具の整理。勝手に色々捨てる。昼、二郎系ラーメン。買い出し、鳥見(ハシビロガモが10つがい程度)。

3. 3 やる気が出ない。ノミの封入準備、ほぼ存在が知られていないHPの更新。ハチ屋の同期に昔もらったネズミについていたノミの種がおそらく判明。メスが1匹しかついていなかったのだが、貯精嚢が2つ存在するという特異さゆえすぐに属まで落ち、それが日本には2種しか記録がないらしい。

3. 4 午前中実習準備。とある冊子をもらう(1冊目)。午後、トワダカワゲラ科以外の切片観察。そして実習開始。今回は留学生が多いので基本的に英語でやる(たいへん!)。双眼鏡の使い方を英語で説明したが、きっと正しい用語は使えていないがなんとなく使い方が分かってもらえればいいやという感じでやる。

3. 5 3月の実習は毎年雪の心配をするのだが、今シーズンはなぜか雪が降った。午前中樹木園、午後は滝。滝も凍っていた。

3. 6 午前中は構外散策。キバシリ飛ばず。午後からグループワーク。

3. 7 1日グループワーク。2週間前の日本人対象の実習と今回の留学生実習、メニューは同じであるが実習生のふるまいがいろいろ違っていてそれを見るのは面白い。夜に研究発表。ネイティブレベルで話されるとほぼわからない。夜は反省会。夏にも来ていた解剖娘が今回の実習にも参加しておりいろいろ話す。夏にちょっとした事故をしたことが気がかりだったらしいが、私はなにも気にしていないことを告げる。

3. 8 実習終わり。現在の体制で行うのもこれで終わり、つまり所属研究室最後・学生最後の実習であった。しんみり具合は夏に一通り済ませてしまい、今はただ「疲れた」という感じのみである。昼は研究室メンバーで焼きカレー。昼寝をして下山。「代車の代車」の所有者であるYさんに車を返却したものの、彼女はたいそう酒に酔っていた…

3. 9 つくばに移動。大学敷地内にできたというスーパーマーケットを表敬訪問。このたびはBOSSの退官記念講演があるのだが、その前に別の先生も話をしていたのでそれも聞く。BOSSの話は研究室でいつも聞いている内容ではあるのだが、最初から最後までほぼずっと研究の話であった。40数年、一つの学問に没頭してきた人が達する境地というものの重厚さを感じる。その後余韻に浸る間もなく祝賀会会場に乗り込みいろいろ準備。夏と冬の実習に来た実習生がバイトをしていてびっくりする。祝賀会ではおいしい料理・お酒・先輩方との歓談を楽しみつつ、研究室の歴史を感じる。その後2次会でケニアと北欧のビールを飲んだり、所属施設の問題について願ってもない解決策を提示していただけたりするなどして時間切れ、実家に戻る。

3. 10 実家の最寄り駅の終電はとっくになく、2キロくらい離れた別の駅から帰省したころには1時半。しかし目を覚ましたのは7時半。高速バスを使って帰菅。移動中はずっと寝ていたがまだ眠い。買い出しをして戻ってきたが自炊する気力はなく、最近できたインド料理屋でカレーを食べる。

3. 11 12時間くらい寝たが、これだけ寝られるほど疲れているのは相当久しぶりのことだ。昼前に出所し、最近オーバーホールしたSEMの調子を確かめるという名目でノミの観察。思った以上につるつるしていた。ついでに、去年の春先に手に入れたモモンガについていたノミの封入処理もする自炊や実習関連の片づけ。

3. 12 午前中に今年度の研究報告書を書いたり、さらには某申請書にも手を出し始めたり。う~む、2年前には「これが最後」と思って書いていたはずの某申請書、また書くことになるとはなあ・・・まあでも、通れば3年の身分とそれなりの待遇が得られるので書くからにはしっかりしたものにせねばならない。

3. 13 午前中は昨日の続き。昼に送別会。製本を依頼したD論が届いたが、表紙の活字がおかしい。先輩方のものと見比べても明らかにおかしいので問い合わせる。BOSSにちょっとした進捗報告。数か月後には投稿していこうということで何とかしていきたい。

3. 14 朝からやる気が出ない。だいたいこうなるのは寝不足および申請書の書けなさに由来するものであることは分かっているので積極的に昼寝をしたりするがなかなか改善しない。そんな中ふと論文誌のHPをチェックしていたらボリュームレンダリングによる3次元再構築の図版を目にし、思うところがあって作業を行う。D論の回答があり、再製本が可能となったので返送。また来年度から住居が変わるので引っ越し先の見学にも出向いたのだが、なかなかすごいところであった。
  


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2019年02月28日

2019. 2. 3-28 の人生

2.3
午前中延徳の田んぼ→留鳥しかいない。某スーパーマーケットで福引、ラップが当たる。午後に実習用の双眼鏡チェック。10x35Eのマルチコート版(©)、右接眼レンズ内にやたらと汚れが目立つ。

2.4
午前中切片をどうしようか考え撮影。その後ずっと撮影したり観察したり。


2.5
午前中にD論最終チェック。これ以上時間をかけても生産体ではないだろう。昼までお勉強。神経系についてちょっとものが言えそうなことがわかる。午後は洗濯・昼寝。切片用の卵を選んだりガラスナイフを作ったり。夕方から寒天包埋、途中まで脱水。

2.6
後胚発生観察の準備。始めるのがちょっと遅かった・・・午後3時ごろまで、各研究室の卒研生による卒研発表最終チェック。概してスライドが洗練されており分かりやすくなっている。確定申告、某申請書準備。英会話。夜は卒研生の決起会。

2.7
午前中は過去に用意した樹脂ブロックを切る準備。昼までに1つ切る。後輩卒研生のメールを返す。その後3卵切る。5日に用意した卵を樹脂に沈める。

2.8
減圧浸透。後胚発生。染色。薄切。染色液が入らない。樹脂包埋。

2.9
女子高生のSSH実習の準備と簡単なガイダンスを行い下山。

2.10
都内で所要をすませる。

2.11
予備審査よりも緊張を強いられるイベントに参加。

2.12
午前中に帰菅したものの調子が悪い。越冬動物の様子を見たところゲンゴロウにカビが生えており離別。切片関係を少し。オーストリア人教授+卒研生2名のフェアウェルパーティー。そばを食べ過ぎる。

2.13
後胚発生。切片撮影。染色液調整。

2.14
後胚発生。切片を5ブロック切る。

2.15
後胚発生。14ブロックをトリミング。今日も5ブロックぐらい切る。

2.16
午前中買い出し、途中でハギマシコを目撃!いつもの池に行ってミコアイサ1ペア。川の近くでチョウゲンボウ。切片を洗ったり切ったり。染色液が入らない。

2.17
菅平で鳥見。ハギマシコっぽい群れを遠くにみる。切片を3つ切る。

2.18
切片の洗浄、実習準備。染色液が入らない件をBOSSに相談し再調整したら無事に染まるように。以降実習の合間に染め直し。ガイダンスや授業など。

2.19
道具の使い方を説明し野外へ。カモシカの糞塊。滝の周りにカワゲラはわずか。雨が降る。巣穴の巣材からノミ!

2.20
構外散策。キバシリがさえずっている姿が可愛い。ヒガラが水浴び。実習生は自由研究。私はノミが気になる。夜、誰かが地上波に登場するが私は興味がないので研究を進める。しかし、なんでよりによって人の多い実習期間中に放映するのだろうか・・・

2.21
自由研究、昼頃えさ台に猛禽が登場、あれはきっとハイタカだ。以降鳥の声が全くしなくなってしまう。夜に自由研究の発表、そして反省会。

2.22
掃除して実習解散。来年度のあれこれに関する書類を出したり書いたり。勢いで買ったノミのモノグラフを使って調べる。BOSSと寂しい話をする。


2.23
午前中にYさん(久々の登場!)が上田に来たので合流して餅を買っていつもの池、そして別の池へ。午後はBOSSにご挨拶をして2時間程度みっちりと形態学をうかがう。それから関東某所へ。

2.24
関東某所で鳥を探すが見知らぬご婦人に声をかけられるなどする。これが放映の効果か・・・なお1か所目はウスタビガのまゆしかみつからず2か所目に移動したがここで混群に遭遇し、これを形成するほぼすべての小鳥を観察。特にキクイタダキは初見であり黄色い模様を確認してガッツポーズ。夜に高速道路にのりアクセルを踏んだところ(代車の)エンジンからやばい感じの異音がして何とかPAに逃げ込んだがここでエンスト。仕方なくYさんに送迎を依頼。

2.25
代車の処理について色々相談して「代車の代車」で帰菅。疲れてしまって大したことができない。

2.26
某申請書をちょっといじって切片。出かける前に薬品処理していたノミをプレパラートにする。切片を3つ切る。これでこの3か月に145卵相当を切った。論文のデータは充分得られると信じたい。

2.27
定期清掃、切片観察。延々と撮影、英会話。

2.28
午前中切片観察、午後学生連絡会、ろくもん号3か月ぶりの帰菅、観察の続き。モチベーションが下がってしまいブログを書くなどして時間をつぶす。
  


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2019年02月02日

2019. 1. 4 - 2. 2 の人生

1. 4 Ultima のオーバーホールを頼みにVixen本社に行く

1. 5 やすみ

1. 6 鉄分補給、帰菅

1. 7 本審査準備。予備審査の時より時間が半減するのでその分内容も半減させなければいけないが、これがなかなか難しい。年末年始に勢いで落札したSEが届いたのでチェック。備品(EII)より重いし大きいが見え方はやはり上か。夜に星や夜景がよく見える場所に行きComparative Binocularology! SEの見え味はとてもよい。

1. 8 本審査スライド。散歩してSEとOliveの比較。やっぱSE明るい。本審査発表練習したら考察に差し掛かったところで時間オーバー。もっと削らないと。EIIとSEの色収差チェック。EIIはやっぱ視野が広いことの爽快感やブラックアウトしにくいところから使い勝手がいいが、雪原で使うと色収差が目立ってしまう。SEにはほぼ感じられないのでその違いを感じてニタニタする。

1. 9 本審査スライド、どこを切ろうか悩む。切片の撮影。

1. 10 ほとんどを切片撮影に費やす。

1. 11 この日も切片撮影。

1. 12 所要により東京へ。

1. 13 ~ 15 東京でひどい風をもらい、年末のインフルエンザよりひどい症状を呈しダウン。

1. 16 なんとか復帰。昨年末やる気をそがれながら進めた書類作業の焼き直し。まあたまたまそういう運命にあったということだ。

1. 17 本審査スライド、各種書類。スライドチェック(2回目だった気がするが最初いつやったか忘却)。予備審査前後でやろうと思っていた研究について、95年位前に先行研究があったことを知る。いまの技術をもって再観察したらいいデータは取れるかもしれないが一番気になっていた点が(一応)明らかになっていたのでモチベーションは低下…後回しになるかもなあ。組織切片画像の3次元再構築について考え始める。

1. 18 本審査スライド。3次元再構築についていろいろやってみて目が疲れる。本審査は何とか時間内に終わりそうだ。

1. 19 買い出しと鳥見。いつも行く池の向こうに猛禽っぽいのが見えたので近くで確認したところハヤブサのようであった。夜は発表練習。ちょっと言葉に詰まるとすぐ時間オーバーするのでよく練習しないといけない。

1. 20 3次元再構築の本が届いたのでそれを見つついじる。夜に発表練習。

1. 21 3次元再構築のフリーソフトをいくつか試してみるが上手くいかない。あるものでは理想の画像が表示されるがそれ以上編集できない。別のソフトではクロス切片の画像データからサジタルの観察ができて驚愕したのだが背景を除去できず、切片だけの立体像を得られない。翌日の本審査に備え最後の対策。

1. 22 本審査当日。5時に出発。BOSSからの個人指導を受ける最後のチャンス、色々話す。実際の本審査、発表すること自体は今まででも版というくらい時間通りにできた。質疑応答も予備審査のときのような凍結は起らず安心したが、ズレた回答をしてしまったものがあって悔やまれる(とっさに的確な回答をするのには慣れが必要だとのちにBOSSからフォローをいただく)。いつも立ち寄るうどん屋でうどんを食べ帰菅。30分の審査のためだけにきて、直行直帰。帰りもいろいろ話す。とりあえずいろいろと終わって一安心。

1. 23 午前中D論の直し。午後切片撮影。英会話。

1. 24 撮影、D論、自炊、暗い話、切片準備(トリミング)。

1. 25 トリミングつづき、切片切り、同時並行で画像処理。

1. 26 染色、定期清掃、染色・封入、買い出し。Oliveの純正ストラップがあまりに不便なので市販品を導入、ベストではないがだいぶ良くなる。勉強や料理。

1. 27 下山してトモエガモを見に行く。たくさんいて去年のリベンジに成功。もどってきて切片のつづき。

1. 28 D論を直してBOSSに最終チェックを依頼。切片撮影と染色。

1. 29 切片を切る、D論帰ってくる、卒研生来る。この卒研生は特殊事情を抱えており、色々あって強化合宿を組むことに。その前にメールでいろいろ叱責してしまったのでだいぶ落ち込んでいる様子・・・後輩にうまくフォローしてもらう(研究指導は少しはできるが、メンタルフォローというのは私には難しい…)。切片切りと撮影。

1. 30 切片切り、学生間で生活・研究面の話し合い、切片切り、卒研生スライドチェック。うーむ、だいぶ困難を感じる。英会話、自炊、染色封入。

1. 31 幼虫を切る。これによって年末に用意した13の樹脂ブロックを切り終え、ちょっとした解放感に浸る。合間に卒研生スライドチェック。だいぶ良くなってきた。後輩に大分苦労を掛けてしまって申し訳なく思う。夜、久々に染色液を調整したら不手際によって染色に失敗。この辺の感覚を取り戻していかねば…また切り直しにするのは嫌なのでリカバリーに挑むが完璧な解消は不可能であった。ああ人生。

2. 1 D論の最終チェックに突入。合間に卒研生指導。だいぶ調子を取り戻してきたようなので私の能力でも対処できそうな予感。つらつらといって聞かせたが果たして意味があっただろうか…しかしスライドは見違えるほどによくなり、本人の応答もよくなってきた。正直来るまでは悲観的であったのだが、とりあえず卒研発表は何とかなりそうだ。

2. 2 染色や切片撮影、卒研生スライド・原稿チェック。昼前に送り出し。卒研生は来年度は別の研究室で違う分野で研究をするという。そこでも苦労すると思うが、それをどう乗り越えていくか的な話をしてみる。周囲の環境に恵まれることを願う。それから買い出し、自炊。そろそろ切片のデータも溜まってきたので、先行研究の図版を真似してデータを並べてみたりしてもいいかもしれない。

自分の将来の進路については、学芸員になりたいだの研究職でなくてもいいだのいろいろ考えていたのだが、現在はむしろ研究職として残ることを第一の希望として、それでダメだったら潔く進路転換すればいいか、という意気込みでいる。予備審査の重圧から解放されたとたん、切片を切りたくてたまらないおじさんと化してしまい、とくに器官形成の論文を書きたいと思うようになってしまった。何がそうさせるのかわからないが、ここ1,2か月ずっと切片をやっている。研究内容自体はあまり新規性のない記載的・銅鉄的な内容だし、そのうえに求められる知識は莫大で、時間もかかる、はっきり言って労に合わない研究にも思える。ただ、なんだろう、そういった地道な形態観察を通じてはじめて到達できる境地があるような気がする。せっかく学位を取得できる見込みとなって、幸か不幸か某就活にも失敗している今、その境地に立ったものしか知ることのできない世界とやらに近づいてみたいと思うのは、ある意味で必然なのかもしれない。
研究を続けるにしても、違う分野に挑むとか、より近代的な手法を取り入れるとかいうことも往々にして求められるのだが、その可否はともかく、私はあまり魅力を感じない(この研究をしてみたい!という意欲がない)。過去の偉大な形態学者に肉薄することは不可能だろうが、彼らに近づこうと思うのであれば、寄り道はなるべく少なくしたほうよさそうだ。
  


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