2018年11月03日

2018.10.22-11.3の人生

10.22 スライドなおし+追加。なかなか収束しない。審査関係の書類が提出される。夕食前に何とかなる。

10.23 午前中スライド準備。午後、実験所の教員・学生の前で予備審査の練習。”燃えよ予備審査”というテーマで燃えているような赤い服を着ていったのだが、あまり燃えず。拍子抜けするくらいに穏やかで実りある議論をできたように思う。本番でもこんな感じだったらいいのだが…

10.24 午前中スライドをいじる。午後もいじるがなかなか進まない。夜に伊予の国から先輩がいらし、カニ汁をふるまわれる。その後ようやく進み始める。

10.25 午前中にゲンゴロウの水を変える。スライドとDをいじる。午後もスライドとD。私は今ある研究室の最後の博士候補なので、その集大成的な言及を論文中にしてみたいなあと思い至る。しかし、ほどなくして思考力がゼロに達し何もできなくなる。

10.26 23日の指摘を受けてスライドの改善を図る。森から聞こえてくる鳥の声はヒタキっぽいが、キビタキでいいのだろうか。ある場所でリスが水を飲んでいる様子を観察し心が癒される。

10.27 午前中にBOSSによる市民講座のお手伝い。SEMでハエを観察したりする。午後、後輩が自主ゼミを始めたので聞きに行ってみる。配布資料の作りこみが甘い感じがしたがこれからそういうところにも気を配ってもらえればと思う。ゼミが終わってから結構雑談をする。夜、とある公募を見つけてしまって気になる。

10.28 午前中に買い出しをして、わざわざ菅平に足を運んでくれた高校の後輩を出迎える(そばを食べる)。人生相談的なことや散策をする。

10.29 午前中スライド。午後スライドのセルフチェック。夏場の実習のアンケートを見る。設備の状態の悪さに対する不満の声がとても多い。確かに不満に思うのはわかるのだが、ここに住むようになると、それがなかなかどうにも改善できないものということも分かってくる。伊予の先輩の電顕画像を拝見して、あまりのわけの分からなさを前にして結構な楽しさを感じる。早く楽になってTEMをしたいものだ。スライドセルフチェックに50分を擁する。せめてあと5分くらいは削らないと・・・

10.30 午前中に大量の渋柿をもらう。確かにここ最近、週末に干し柿を作っていたので白羽の矢が立ったのだろうが、一人で処理できる量ではない。後輩が引き受けてくれることに。それからスライドの軽量化を図る。40MBを超えていたが27MBくらいになる。午後、研究室+伊予の先輩とその院生を前にして発表練習。なかなかタフな数時間を過ごしたが、良い方向に進展したと思いたい(記載には失敗していないと思いたい)。

10.31 スライドを直していくがなかなか思うように作業が進まない。そのうちに、イントロと考察の所で系統樹の見せ方の不統一に気づき、ちまちまと訂正を図る。夜、ふと自分の論文を見ているとabbreviationが間違っていることに気づく。投稿プロセスを追っていくとどこかで画像の差し替えがうまく行っていなかったらしいことが分かり、ひとまず出版元に訂正のお願いを入れる。

11.1 スライドとD論。伊予の先輩の電顕画像。うまく落とせないスライドの相談。セルフチェックして43分。このくらいがちょうどよさそう。夜、伊予の大先輩から質疑応答のアドバイスと、学位授与の際にもらえる素敵なプレゼントについての秘話をうかがう。

11.2 1日中ひどく眠い。どんな質問が飛んでくるだろうかと考えながらスライドを見る。予備審査の日程が突然決定する。早すぎず遅すぎずちょうどよいころ合い。具体的な日取りが分かったこと、スライドもおおよそ詰められたことから、D論に本格的に向き合い始める。いちおう9月ごろに0稿を組んでおり、そこに適宜色々追加したりしていたのだが、それによっていろいろな不統一が出てしまった。眠い頭では大した思索もできないので、とりあえず、figure legendsを見ていく。半角スペースが開いていないとか、abbreviationが足りない/余計という案件がポツポツでてくる。先の論文では10個しか図がなかったのにいつまでたってもこの手のミスが絶えなかったのだが、D論では図が5倍近く増えるので、おそらくミスを撲滅させるのは不可能だろう。嘆かわしい人生だ。夜には伊予の院生と生き物談義。話を聞いているととても楽しそうなので、研究が大変になる前に今のうちに色々楽しいことを済ませておいていただきたい。

11.3 眠すぎたので10時ぐらいまでごろごろする。買い出しに出かける。直売所でサルナシを見かけたので買ってみる(キーウィみたいだが、もういいかなという印象)。夏場からタイカレーおじさんになってしまい、ほかの料理を作る気概が一向に回復しないので、今回もタイカレーおじさんグッズを買う。寮で後輩らの干し柿づくりの現場を眺める。その後実験所でD論には向き合わずに現実逃避。先週の土日はあまり休めなかったこともあって、昨日に疲労のピークを感じてしまった。予備審査前に体調を崩すわけにもいかないので、休むべきところでは休んでおきたい。  


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2018年10月21日

2018.10.4-21 の人生

10.4 午前にプルーフを投げる。予備審スライドを読み上げてみる、43分。もう少し絞れば大丈夫だろう。だが考察が少ない。

10.5 何をしていたか覚えていない。

10.6 午前中買い出し。午後に Ax (1984) 読んだり自炊したりしていたらしい。

10.7 午前中11時ごろまでのんびり。午後は脊椎動物の頭部形態の第一人者のHPに乗っているコラムを読んで過ごす。昆虫採集のエピソードがとても面白い。

10.8 午前中『解剖男』を読む。午後スキー場のてっぺんのほうに行ってみたらジョウビタキがいた。17時ごろ池でヤマアカガエルが鳴いた。

10.9 D論。細胞の考察。

10.10 朝からとんでもなく眠く起きたらめまいがする。体調が悪いらしいが無視して出所。でもやっぱ無理だったので30分ほど横になる。その後延々とfigure legendsをいじる。夜、マツタケをもらって食す。たしかにこの香りはすさまじいし味も悪くない。噛んでいると甘くなってくる。

10.11 午前中にスライドいじり。午後もいろいろいじってあれこれする。論文がオンライン公開される。研究室内でスライドチェックを実施。高校時代の教員から連絡が来て、ある企画が始まる。

10.12 午前中スライドを直す。裏番組で来年度以降の常駐学生の生活について話し合いをしていたらしいのだが、D論の激務を見越して常駐学生のまとめ役的な立場を後輩に譲っていたので事なきを得る。話し合いの長引き具合とか考える内容の深刻さ(≒面倒さ)を思うと、確かにこれはD論をやっている学生が考えるべき問題ではないだろう。夕方から実習お疲れ様会がある。

10.13 午前中買い出し。夏限定のつもりであったタイカレーおじさんは今後も継続しそうだ。というのも料理に対する意欲が底をついてしまい、何も考えずにタイカレーを作る気楽さを乗り越えることが今はできないのだ。しかしおやつに関しては別らしく、干し柿を用意したり落花生をゆでたりする。夜に知り合い(と呼ぶのはおこがましいくらいの方だが)がテレビに出ていて思わずみる。スライドのディスカッションを少しする。

10.14 午前中はのんびり。午後はあんまやる気ない。D論をする学生としては悠長なことを言っていられないような気もするが、現実としてどこかで休息をとらないと長丁場を乗り切れる気もしないので、むしろ休日は徹底的に休んだほうがいいだろう。先日の話し合い関係のことをうかがって、難しい気分になる。同期からクロゲンゴロウを1ペアもらう。

10.15 午前中は明日の式典のための掃除(私は不参加だが)。電顕資料を用意する部屋を掃除したがあまりに汚くて、こんなところで精密な資料を作っていたのかと思って驚きあきれる。午後スライド。夜停滞したので論文の目次を作る(自動作成のやつ)。

10.16 D論の中身を考える。スライドの工事は大体良いかな。発表原稿みたいなものも作る。昼過ぎから式典が始まり、学長以下そうそう人物が集ったようだが私は不参加。静かな環境でDをする。クロゲンをオフィスに設置。彼らの泳ぐ様を眺めることでDによる発狂も抑えられるだろうと読んでいるのだが、効果は絶大だ。

10.17 午前中に「ある企画」の準備をする。どうなるのかよくわからないがとりあえずやってみる。論文を進めたり、英会話に出たり。この辺で『量子力学と私』が到着したので、「滞独日記」を読む。噂通りノーベル賞を得た科学者の懊悩が記されていて、なんだか親近感がわくというか、偉大な人物でもこう思うのだから私がこう思わないわけがないという感じの安心感がしてくる。

10.18 スライドづくり。郵便局に行って各種書類等提出。鉄道シリーズの切手が売っていたので思わず購入。

10.19 昼食をはさんでスライドチェック。指摘を踏まえてスライドver.3を作る。

10.20 午前は10時まで寝る。中学高校時代は午前3時に起きることを至上命題としていたのだが、この落ちぶれよう。いま3時起きしてたらどこかで倒れるかもしれないし、致し方ない。選択してタイカレーを買いに行ったりする。帰ってきてタイカレーを作る。釧路湿原のテレビを見る。過酷な環境で細々と生きながら得てきた氷河期依存種の植物たちに、自分の置かれている状況を投影したりする。

10.21 午前中はのんびり。昼前に散策に出たところ、帰り道でカモシカに遭遇。戻ってきてスライドの手直し。進行具合はそんなに良くない。やっぱ休みだとのんびりしがちだ。  


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2018年10月03日

2018. 9. 24 - 10. 3 の人生

9.24 1日中あんまやる気ない。就活対策。

9.25 午前中に予備審スライド、午後に就活対策、夜に手直しの入った原稿が返ってくる。

9.26 日中は改訂作業。ほとんど直すところがない。夜にアクセプトが来る。就活対策。

9.27 午前中は論文の発行に向けて各種手続き。午後は奮発して購入した『新版動物進化形態学』を読んでみたり学会費を払ったりする。

9.28 午後、頭をぶつけてボーっとしていると思しきキビタキ♀に癒される(翌日いなくなっていたので多分無事だったのだろう)。夜、就活でマストなものがどうしても見つからなく焦る。

9.29 買い出し。昼はタイ料理やでカオマンガイ。夜自炊。

9.30 午前中寮の定期清掃。その後部屋を掃除。実験所で就活対策。

10.1 午前中に問い合わせをして、マストなものは就活先で回収されていたことが判明し安心する。台風の影響を懸念していたが、とりあえず無難な交通手段を使って某所へ移動。夜には気合を入れてロースカツ御膳を食べる。

10.2 某所で就職活動。色々なサーベイをした結果、「冷静に考えたら私は選ばれない」「でも就職活動の特性をうまく抑えたら勝機はある」という結論に至り、現場ではできる限りのことをする。これで万が一ダメであっても、まあ悔いはない。帰路ではとある光学機器販売店に立ち寄り、とある光学機器を前にして悦に浸るなどして、この先控える苦行に向けた精神の統一を図る。夜に山に帰る。夜、論文の校正版が届く。印刷してみて、論文っぽくなっていることに感動。

10.3 論文の校正作業に従事。投稿前にさんざん確認しているはずなのに、改めて恥ずかしいミスが見つかる。こういう人生なんだろう。英会話にも出る。
  


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2018年09月23日

2018.9.17-23 の人生

9.17 昼前にmicronを携え散策。午後、やる気が出ないがBOSSからの指令によりD論関係の仕事。回復を感じないので温泉に行き、岩盤浴で汗を流し、疲れをとってみる。

9.18 予備審査の準備をしていかないといけないがやる気が底。夕方やっと回復の兆しを見せ手を動かしたり本を読んだりする。夜、就活のいい知らせが届く(ずっと実験所に届くものだとばかり思っていた)。

9.19 昨日あった早期修了審査の様子をBOSSからうかがう。厳しい戦いだったらしいが無事潜り抜けたとのこと。こうなったらもうJust Do Itあるのみ。就活関連の仕事もしないといけない。久々の英会話で息抜き。

9.20 予備審スライドで使う画像の統一を図る。スケールの示し方や、構造を示す線の太さがバラバラなのだが、像の種類・大きさにより最適な状態が異なるらしく、非常に苦しい。昼過ぎに会議があり、議題にない話題で盛り上がってしまう(そしてそういう話題は考えたくない問題だったりする)。

9.21 スライドのレイアウトを整えていく。とりあえず発表に使えそうな見栄えになってきたが、量が多すぎる…そしていくら記載を充実させたところで、記載ではない外部の何かに話題が集中するのは避けがたい状勢で、人生を感じる。

9.22 買い出し。調子に乗ってブドウを3種類買い、食べ比べするなどしてストレスを発散させる。南の島から帰ってきた後輩と談笑。

9.23 就活関連の仕事を進める。特殊な内容なので、巷で語られている一般則をどこまで当てはめてよいものかわからない。うまくいくと解脱の可能性もあるので、それなりに気合も入る。  


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2018年09月16日

2018.9.10-16 の人生

9.10 午前中D概要。大学の同窓会?が主催している生涯メールアドレスの申請。午後、やる気が底をつく。こういうとき、外を眺めたり(イカルの群れがオオブタクサの実を食ってる・・・)、双眼鏡を(ネットで)眺めたりして心を落ち着かせる。

9.11 やる気が回復したので概要を再開。本日からまた実習のTAをすることになっており、今回の業務である昆虫類の同定の準備もする。午後、同定をしていたのだが、突然、3日後までに概要等の書類を出す旨の連絡が入り、突然忙しくなる。とりあえず書いてBOSSにチェックしてもらったが、難解すぎる(俺はわかるが)という指摘を受ける。結局日付を超えるまで苦しんだり現実を逃避したりして過ごす。

9.12 8月に投稿した原稿がminor revisionで戻ってくる。とりあえず一安心したが、査読者その1が査読した原稿がまだ届かない(16日現在まだ届かない・・・)。まずはD概要を優先。午後、挙動が著しく遅くなっていた弊PCのメモリを増設。途端に軽快な動きを見せ始め、ストレス激減を予感。朝かけておいて忘れていた洗濯物を干しに夜に寮に戻ったりする。

この日、学会に参加するため北海道に向かう予定であったが、地震発生により学会の開催が見送りとなってしまい、行けず。結果的にラッキーだったが、つかの間の現実逃避と位置付けていただけあって、その喪失は無念であった。なお発表自体はしたこととみなすらしい。

9.13 午前中に投稿論文や概要についてBOSSとディスカッション。午後、概要等の早期修了関連書類を仕上げる。その後検査のための停電が起こり、何もできなくなったので、同期と研究室に来て初めてキャッチボールをするなどしてやり過ごす。また、常駐学生内に集団感染が広がる可能性があるという話を聞きおびえる。私は9月に入ってからずっと、寝るとき鼻が詰まり、午前中いっぱいはくしゃみと鼻水が止まらなくなっているのだが、それとはまた違う症状らしい。いずれにせよこういう時に体調を崩すとろくなことにならなそうなので気をつけねば。

9.14 できる範囲で原稿の査読対応を行い、予備審査のスライドづくりを開始する。この数日間の人生がなかなかストレスフルだったこともあってか、やる気が再び低空飛行。

9.15 3連休は無理をせず気分転換を重視する方針で臨む。午前中はのんびり寮で過ごしてから出所し、昼を食べてから買い出し。戻ってきて自炊。双眼鏡が欲しい病が進行しはじめる。新しいやつもいい(具体的にはKowa Genesis 10x33; Zeiss FL series; Nikon HG L series)のだが、戦前の古いやつを買ってばらしたい欲も強く、困る。

9.16 今日もグダグダと過ごす。双眼鏡欲を抑えるべく、防湿タッパーに入れて寝かしておいたNikon Mikron 7x35 7.1°を稼働させる。おそらく65年くらい前に米国へ輸出されていた機種だが、ほのかに暖色系の色づきがあるのはさほど気にならず、筐体は大きめだが500g程度しかなく取り回しがしやすい。中心像のシャープさはDeltrintem ligjt weight modelほどではないものの、普通に使う分には何ら問題はない。視野も、広すぎず狭すぎずという感じでちょうどよい。久々にキビタキを目撃(しかも雌雄両方)。そのほかはグダグダと過ごしてしまう。ネットでアカデミック関連の暗い話を見ていると、だんだんと、生き残るためにあれこれ手を出してしのごうとするのではなく、どうせ生き残れないんだから自分のやりたいことをやって、限界を察したらその場でデータとともに心中するような心意気のほうを、有限な人生の使い方として積極的に選択すべきという気分になる。そう、研究ができなくても双眼鏡ができるということを忘れてはいけない!  


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