2014年03月11日

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今朝は7時起床。西表旅行によってパソコンからの離別になれたかと思うと、今日も今日とてソリティア地獄に足を踏み入れてしまい苦しい。
ひとまず身支度を整えて宝篋山に向かうが、その前にバス停でI君を出迎える。4月からは大学生になるとのことである。
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宝篋山麓では秋ごろから色々な変革が起こっているのだが、本日は水田にイノシシ除けの柵が新設されているのを確認。
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沢ではムカシトンボやミルンヤンマのヤゴ、アミメカワゲラ科の幼虫などを確認した。カワゲラの成虫の方は2月の終わりに見かけたフサオナシカワゲラ属と同じであろうものが2個体採集できた。腹端の形態が微妙に異なっているように見えるので、もしかしたら雌雄1匹ずつ採集できたのかもしれない。それなら好都合だがどうだろう…

帰宅後は引っ越しを見越した荷物整理を行う。610は入学してから今までほぼすべてのレシートを採集し保管していたのだが、愚かなことにそのデータを何ら活用してこなかった。そこでこの度は思い切って全部捨ててしまうことにしたが、何と清々しいことだろうか。

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明日も宝篋山に出向いてカワゲラの追加を採集しようと思います。それ以外は部屋の片づけとTOEICの勉強とを進めていきたいです。

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西表旅行で採集したリュウキュウイノシシの頭蓋骨です。頭から鼻にかけての部分は大分失われていますが、下顎骨は非常に状態が良いです。リュウキュウイノシシは本土のイノシシに比べて小柄ですが、この個体は一番後ろの臼歯がまだ骨の中に埋まっている状態なので、成獣一歩手前といったところでしょうか。
宿の人から聞いた話では、狩猟によって仕留めたイノシシを浜で解体することがあるようで、その際に不要な頭は海に捨てるそうです。なのでこのイノシシの骨はそうして捨てられたものがめぐりめぐって再び西表の海岸に打ち上げられたと考えるのが妥当でしょう。
ちなみにこの骨、下顎と上顎相当部分とは結構離れたところにありましたが、ご覧のように同一個体のもので間違いないでしょう。上顎相当部分は浜辺に降り立った時に「骨でもあればいいなあ」と言っていた矢先に目に飛び込んできて、下顎部分は左半分が砂に埋まっていた状態で発見し、思わず発狂してしまいました。
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この角度で見ると、一番後ろの臼歯が埋まっている様がよく分かります。

今回の旅行で見つかった哺乳類の骨はこれだけでした。願わくばもう少し大きくて状態の良い、イノシシかヤギの骨があれば良かったのですが、それはいつか訪れるだろう次の機会の課題とします。




Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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