2012年06月10日
写真では伝え切れない現物の魅力
昨晩はなかなか寝付けなかったのだが4:30起床。支度を整え、大道具長から頼まれた猫缶を買いに行ったところでMさん一行と合流。そのままヒヌマ場までご案内。昨日は雨で来ることができなかったのでどんな発生状況か確かめてはいなかったのだが、先週のkojeeeさんの報告によれば順調そうとのこと。果たしてヒヌマは突然目の前に現れたのであった。



今回は
ank">やどけんのブログの方でいろいろ内容をまとめておいたので、出来ればそちらも合わせてお読みいただきたい。
観察を8時過ぎには終え、Mさんたちはつくばっくして行ったが、610は同乗しないでもう少し六郷でのんびりすることに。

つくばでは見かけた記憶のないキマダラセセリ。探せばいるに違いないのだが、セセリにはあまり興味がそそられない。
帰宅してからやどけんブログの制作。それからラテン語暗記対策のプリントを印刷し、昼食前だが「昼寝」
それから釣具屋でタモ網を購入。この前のゲンゴロウ採集で水生昆虫へのあこがれが急上昇。宝篋山でも何か潜んでいそうな場所をいくつか見つけているので、つくばっくしたらガサ入れをやっておきたい。
そして再び土手に向かう。ここの三毛猫を撮った写真が区の写真展に入賞した大道具長からのミッションとして、かの三毛猫に猫缶を振る舞ってやることになっていたのだが、日曜日は少年野球真っ盛りなので騒々しいところに猫も出てこない様子。結局この三毛猫を含めて一頭も見つからなかったので、また今度リベンジをする必要がありそうだ。その時には是非とも入賞者本人による入賞報告をしてもらいたいものだ。
結局昨日ほど勉強に集中することができないまま夕食と入浴を済ませてつくばっくの支度を整える。今回はおよそ2日留守にしただけなのでいいのだが、夏休みになれば実習や合宿で何日も宿舎に戻らないことになる。この間ゲンゴロウやイモリたちを六郷へ持ち込むのがよいか、それとも現地の誰かに預けるのが良いかは悩みどころ。一応家でも飼えないことは無いようなのだが、生き物たちが輸送の合間に弱ってしまいかねない。人に預けるにしても結構な手間がかかることを考えると頼みづらいし、日程がうまく合わないかもしれない。まだ先のことなのだが、さあどうしたものか…
~・~・~
明日からまたいつも通りの日常がスタート。そろそろテスト勉強のことも考えねばならず、いよいよ早起きが大事になってきます。最低でも、今日みたいに4時半に起きていたいのだができるかなあ… 続きを読む



今回は
ank">やどけんのブログの方でいろいろ内容をまとめておいたので、出来ればそちらも合わせてお読みいただきたい。
観察を8時過ぎには終え、Mさんたちはつくばっくして行ったが、610は同乗しないでもう少し六郷でのんびりすることに。

つくばでは見かけた記憶のないキマダラセセリ。探せばいるに違いないのだが、セセリにはあまり興味がそそられない。
帰宅してからやどけんブログの制作。それからラテン語暗記対策のプリントを印刷し、昼食前だが「昼寝」
それから釣具屋でタモ網を購入。この前のゲンゴロウ採集で水生昆虫へのあこがれが急上昇。宝篋山でも何か潜んでいそうな場所をいくつか見つけているので、つくばっくしたらガサ入れをやっておきたい。
そして再び土手に向かう。ここの三毛猫を撮った写真が区の写真展に入賞した大道具長からのミッションとして、かの三毛猫に猫缶を振る舞ってやることになっていたのだが、日曜日は少年野球真っ盛りなので騒々しいところに猫も出てこない様子。結局この三毛猫を含めて一頭も見つからなかったので、また今度リベンジをする必要がありそうだ。その時には是非とも入賞者本人による入賞報告をしてもらいたいものだ。
結局昨日ほど勉強に集中することができないまま夕食と入浴を済ませてつくばっくの支度を整える。今回はおよそ2日留守にしただけなのでいいのだが、夏休みになれば実習や合宿で何日も宿舎に戻らないことになる。この間ゲンゴロウやイモリたちを六郷へ持ち込むのがよいか、それとも現地の誰かに預けるのが良いかは悩みどころ。一応家でも飼えないことは無いようなのだが、生き物たちが輸送の合間に弱ってしまいかねない。人に預けるにしても結構な手間がかかることを考えると頼みづらいし、日程がうまく合わないかもしれない。まだ先のことなのだが、さあどうしたものか…
~・~・~
明日からまたいつも通りの日常がスタート。そろそろテスト勉強のことも考えねばならず、いよいよ早起きが大事になってきます。最低でも、今日みたいに4時半に起きていたいのだができるかなあ… 続きを読む
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06:10
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2012年06月09日
好きな分だけ、傷がつく
目覚ましはいつものように4時から30分おきに6時までセットしておいたのだが、気がつけば8時5分。外の雨の音も相まって早起きする気がそがれてしまった。朝食後、ロ会話の課題【32の露作文】に取り掛かる。授業で形容詞の短語尾形を勉強したのだが、そのテキストに掲載されている16の形容詞を使って1つ当たり2つの短文を作らねばならない。例文があるのでそれを参考にすればそんなに大変でもないのだが、まったく同じ形だと行けない気もするのでちょくちょくアレンジを加えようとするとアイデアが浮かばずに苦戦することになる。まあご覧の皆様からすれば、そのアイデアの大半が虫で満たされていることくらい書かずともご承知かもしれないが、まだこの授業では披露に至っていないのである。そんなこんなで昼まで延々と考えるが、完成まであと2つ届かず。
昼食後、メガネの調節をしてもらいに横浜まで出向くことに。この駅に来るのは3月以来だと思うが、駅の外に出て歩くのは去年の4/29(たびてつ新歓旅行での帰り道、つくばっくしないでメガネを買いに横浜に来た)以来。それにしてもこんなところは用が無ければ歩きたくない。浪人時代の思い出がそうさせているというよりかは、単純に人ごみが嫌なのだが、出会いカフェが建物ごと消滅していたのは非常に清々しい思いだ。もう着ぐるみの輩もここで見ることは無いのだろう。
縁なしメガネはレンズに直接穴をあけてフレームと固定しているのだが、そこのナットがバカになってしまったので交換してもらいたいのであった。縁なしは配送に時間がかかったり、調節にも時間がかかったりと何かと不便なのだが、待っている間裸眼で冷やかしていたのだが、最近よく見かけるレンズの大きいセルフレームのメガネが受け付けられないことを再確認する。あれはある種のファッションなのかもしれないが、610としてはかけているだけで知性が低く見えてしまう。というよりか、今まで目にしてきた人すべてに対して「似合っていない」印象を抱くのだ。レンズが大きい方が作業効率が捗る、眼にゴミが入らなくなるなど合理的な理由があるのであればこうした先入観を振り払う必要性を感じるのだが、あまりにもそんな感じがしない。そのうち過去の産物になるだろうが、そのサイクルが早いかどうかは楽しみなところである。

旧1000形亡きあと、片開きドア、1灯ヘッドライトなどの京急の伝統を引き継いでいる最後の形式となってしまった800形。これも廃車が進んでいるらしく、記録できる時に撮影しておきたいものだ。
帰宅してから専門英語の課題、節足動物門の英文を読む。専門用語は手持ちの電子辞書に入っていないものばかりなのでPCで調べていくのだが、ここで余計な音楽を聞いてしまうことで作業効率が格段と落ちてしまうのだが何とか読み終える。20日の発表に向けて、先日のハプト藻の文章と合わせて各5分程度にまとめられるようにしておけばよい。まあ何とかなるだろう。

この週末は六郷神社で祭礼があり、我が地元の町内会でも毎年神輿を出して練り歩きを行っている。そのルートに我が家の目の前も含まれており、部屋にいながらにしてその様子をうかがい知ることができる。しかしながら、先週の水曜日あたりからGXRにの様子がおかしく、起動した状態で撮影しようとすると全然ピントが合わないのである。少しズームを聞かせたりマクロモードで撮影することはできるのだが、最広角端で撮影できないのはけっこう不便である。明日帰る前に銀座によるべきなのかもしれないなあ…
~・~・~
明日はつくばから来るやどけんメンバーと一緒に【610の日特別企画】ヒヌマ観察会を行います。今日みたいな寝坊は許されません。そして交通費を抑えるべく、夜のうちにつくばっくを果たすつもりです。
昼食後、メガネの調節をしてもらいに横浜まで出向くことに。この駅に来るのは3月以来だと思うが、駅の外に出て歩くのは去年の4/29(たびてつ新歓旅行での帰り道、つくばっくしないでメガネを買いに横浜に来た)以来。それにしてもこんなところは用が無ければ歩きたくない。浪人時代の思い出がそうさせているというよりかは、単純に人ごみが嫌なのだが、出会いカフェが建物ごと消滅していたのは非常に清々しい思いだ。もう着ぐるみの輩もここで見ることは無いのだろう。
縁なしメガネはレンズに直接穴をあけてフレームと固定しているのだが、そこのナットがバカになってしまったので交換してもらいたいのであった。縁なしは配送に時間がかかったり、調節にも時間がかかったりと何かと不便なのだが、待っている間裸眼で冷やかしていたのだが、最近よく見かけるレンズの大きいセルフレームのメガネが受け付けられないことを再確認する。あれはある種のファッションなのかもしれないが、610としてはかけているだけで知性が低く見えてしまう。というよりか、今まで目にしてきた人すべてに対して「似合っていない」印象を抱くのだ。レンズが大きい方が作業効率が捗る、眼にゴミが入らなくなるなど合理的な理由があるのであればこうした先入観を振り払う必要性を感じるのだが、あまりにもそんな感じがしない。そのうち過去の産物になるだろうが、そのサイクルが早いかどうかは楽しみなところである。

旧1000形亡きあと、片開きドア、1灯ヘッドライトなどの京急の伝統を引き継いでいる最後の形式となってしまった800形。これも廃車が進んでいるらしく、記録できる時に撮影しておきたいものだ。
帰宅してから専門英語の課題、節足動物門の英文を読む。専門用語は手持ちの電子辞書に入っていないものばかりなのでPCで調べていくのだが、ここで余計な音楽を聞いてしまうことで作業効率が格段と落ちてしまうのだが何とか読み終える。20日の発表に向けて、先日のハプト藻の文章と合わせて各5分程度にまとめられるようにしておけばよい。まあ何とかなるだろう。

この週末は六郷神社で祭礼があり、我が地元の町内会でも毎年神輿を出して練り歩きを行っている。そのルートに我が家の目の前も含まれており、部屋にいながらにしてその様子をうかがい知ることができる。しかしながら、先週の水曜日あたりからGXRにの様子がおかしく、起動した状態で撮影しようとすると全然ピントが合わないのである。少しズームを聞かせたりマクロモードで撮影することはできるのだが、最広角端で撮影できないのはけっこう不便である。明日帰る前に銀座によるべきなのかもしれないなあ…
~・~・~
明日はつくばから来るやどけんメンバーと一緒に【610の日特別企画】ヒヌマ観察会を行います。今日みたいな寝坊は許されません。そして交通費を抑えるべく、夜のうちにつくばっくを果たすつもりです。
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2012年06月08日
梢に侍る妖精
5:30起床。昨日より目覚めは改善されたがそれでも早起きができないのは怠惰である。
しかしながら、追突に桑の実のジャムを作ってしまった。

昨日桑の実を摘んできたのはいいのだが、帰省のことを考えるとそのまま冷蔵しておくわけにもいかないのでいっそジャムにしてしまえと思い立ったのである。遠目から見ればブルーベリージャムと大差なく、ほのかに漂う酸味がまたよい。これなら数日冷蔵庫で放っておいても大した問題はないだろうが、これをつけるパンは欠乏中である。
1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の休眠について。発育ゼロ点や有効積算温度という言葉自体は高校時代生物室に置いてあった本を読んで聞いたことはあったが、改めてその内容について話を聞くことになる。よく越冬から掘り起こしたマイマイカブリやオサムシは埋め戻しても死んでしまう、というようなことが言われているのだが、そう簡単に休眠解除のスイッチが下りるわけではないので埋め戻しても大丈夫な気がする。もっとも、戻し方に依るのかもしれないが・・・
2限 植物系統分類学Ⅰ
不等毛植物門のお話し。今回は授業前に先生に留学生のおしゃべりがあったら注意してもらいたいとお願いしておいたのだが「当事者」3名のうち2名はやってこなかったのでそれはそれは静かな授業を受けることができた。ただ、終盤に襲ってくる眠気に耐えるのは一種の試練だ。なんとかそれに打ち勝てたのは良いのだが、だからと言って授業の内容が頭に入ってきているわけでもないのが悲しいところ。
部屋に戻って昼食の後、宝篋山にはいかずに学内のゼフィルスを探す。そろそろ栗の花も咲き乱れており、昨日ウラゴマダラを確認しているので何かしら出てきているだろうとの憶測は見事に的中。

クリの枝をゆするとウラナミアカシジミが飛び出してきた。撮影可能範囲内におびき寄せるのは難しく思えたこともあり、また去年はこの時期探索できていなかったこともあり採集を優先。新成虫のみずみずしさが伝わってきてきれいな標本にて記録のできる嬉しさと、生まれた芽を摘む後ろめたさとが合いまうのは致し方のないことだ。そういう意味もあってか、今年は既に採集した種にはあまり触手が伸びない。

ウラナミアカシジミはそう簡単に地面に降りてこない気がするが、ミズイロオナガシジミは最初から地表を飛び回っていた。すぐ逃げ去る様子もなかったので撮影を優先。ゼフィルスの中でも駄物扱いされがちだが、610はゼフ探しを満足にやったことが無いのでどのシジミチョウを見ても気分は昂ぶる。この後無事に採集。
今シーズン初めてイソダモを持ち出したのだが、これを持ち運ぶのは面倒なうえに重量もあって扱いづらい。オサムシを探したりロシア語の勉強ばかりいるとどうしても下を向いてしまうので、上を向いて花掬いをするのはいい刺激にはなる。しかし竿捌きのスキルはただただひどいばかり、3匹のウラナミアカに逃げられてしまった。しかしながら栗の花をゆすっているうち、いつの間にか1匹紛れ込んでいたのは幸運。こいつは模様の都合上裏面展翅を重視したいので、少なくとも2個体は標本として残しておきたかったのだ。
再び部屋に戻ってサッと展翅をすませ、荷物を整理して帰省開始。バス内でブログを書いてから昼寝。東京駅に着いたら地下通路を通って大手町へ移動し、神保町で下車。

目印の場所を見落として随分遠回りしてしまったが何とかナウカジャパンに到着。店内には所狭しとロシア語の本が置いてあるのだが、文学やロシア史、哲学、辞書といったものが多いようで、理工系の本はそんなに多くないようだ。とはいっても単にロシア語が読めないので見落としているだけかもしれない。さすがにドラえもんのロシア語versionがあったのには驚いた。そこまでドラえもんシリーズが好きなわけではないので買わなかったが、かといってそんなに安くもなければ高くもない値段設定であった。
о насекомые(昆虫について)という欄を見つけてさっそく中身をチェック。当初はこれを買おうと考えていたのだが、先日もっとグレードの高い図鑑を頂いたこともあり、ここで買う必要は無いかなあということで今回は見送る。掲載されている昆虫はそんなに多いわけではないのだが、表紙の様子からすれば低年齢層向けの編集をされているようで、読む分にはよいテキストなのかもしれない。それからなかなかきれいな写真集があったのだが、値段はともかくとして言語がキリル文字ではなくラトビア語でなぜここにあるのか理解に苦しむ。

物色を進める中(と言っても昆虫の本は数冊しかなかったのだが)、このハンドブックに300円の値札がついているのを発見。ロシア語は読めないのでイラストを頼りに中の様子を察していくのだが、カゲロウやチャタテムシ、ラクダムシといったどう考えてもマイナーで、それを知らないと推測のしようもない昆虫群を認める。また10ページ程度ではあるがカラー写真も掲載されており、おまけに学割も聞くとのことなので即刻購入決定。現在テキストのロシア語を一単語ずつ辞書で拾って意味を確かめていく段階である610がこの本を読めるわけもないので、ちょっとずつちょっとずつ、掻い摘んで内容を理解していかれればいいなあ…
それから久々に六郷に戻る。我が家のダメ犬「そら」は先日結石や睾丸の摘出を行ったそうだが、そのダメさ加減はホルモン制御を受けていたわけではないらしい。まあ変に弱ったりしていなくて良かったのだが、思えば彼も内にきて8年くらいたつのか…
~・~・~
明日は早く起きてヒヌマ観察第一弾に取り掛かりたいですが雨の予報…
メガネの緩みを直しに横浜に行きたいのですがどうしようかなあ… 続きを読む
しかしながら、追突に桑の実のジャムを作ってしまった。

昨日桑の実を摘んできたのはいいのだが、帰省のことを考えるとそのまま冷蔵しておくわけにもいかないのでいっそジャムにしてしまえと思い立ったのである。遠目から見ればブルーベリージャムと大差なく、ほのかに漂う酸味がまたよい。これなら数日冷蔵庫で放っておいても大した問題はないだろうが、これをつけるパンは欠乏中である。
1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の休眠について。発育ゼロ点や有効積算温度という言葉自体は高校時代生物室に置いてあった本を読んで聞いたことはあったが、改めてその内容について話を聞くことになる。よく越冬から掘り起こしたマイマイカブリやオサムシは埋め戻しても死んでしまう、というようなことが言われているのだが、そう簡単に休眠解除のスイッチが下りるわけではないので埋め戻しても大丈夫な気がする。もっとも、戻し方に依るのかもしれないが・・・
2限 植物系統分類学Ⅰ
不等毛植物門のお話し。今回は授業前に先生に留学生のおしゃべりがあったら注意してもらいたいとお願いしておいたのだが「当事者」3名のうち2名はやってこなかったのでそれはそれは静かな授業を受けることができた。ただ、終盤に襲ってくる眠気に耐えるのは一種の試練だ。なんとかそれに打ち勝てたのは良いのだが、だからと言って授業の内容が頭に入ってきているわけでもないのが悲しいところ。
部屋に戻って昼食の後、宝篋山にはいかずに学内のゼフィルスを探す。そろそろ栗の花も咲き乱れており、昨日ウラゴマダラを確認しているので何かしら出てきているだろうとの憶測は見事に的中。

クリの枝をゆするとウラナミアカシジミが飛び出してきた。撮影可能範囲内におびき寄せるのは難しく思えたこともあり、また去年はこの時期探索できていなかったこともあり採集を優先。新成虫のみずみずしさが伝わってきてきれいな標本にて記録のできる嬉しさと、生まれた芽を摘む後ろめたさとが合いまうのは致し方のないことだ。そういう意味もあってか、今年は既に採集した種にはあまり触手が伸びない。

ウラナミアカシジミはそう簡単に地面に降りてこない気がするが、ミズイロオナガシジミは最初から地表を飛び回っていた。すぐ逃げ去る様子もなかったので撮影を優先。ゼフィルスの中でも駄物扱いされがちだが、610はゼフ探しを満足にやったことが無いのでどのシジミチョウを見ても気分は昂ぶる。この後無事に採集。
今シーズン初めてイソダモを持ち出したのだが、これを持ち運ぶのは面倒なうえに重量もあって扱いづらい。オサムシを探したりロシア語の勉強ばかりいるとどうしても下を向いてしまうので、上を向いて花掬いをするのはいい刺激にはなる。しかし竿捌きのスキルはただただひどいばかり、3匹のウラナミアカに逃げられてしまった。しかしながら栗の花をゆすっているうち、いつの間にか1匹紛れ込んでいたのは幸運。こいつは模様の都合上裏面展翅を重視したいので、少なくとも2個体は標本として残しておきたかったのだ。
再び部屋に戻ってサッと展翅をすませ、荷物を整理して帰省開始。バス内でブログを書いてから昼寝。東京駅に着いたら地下通路を通って大手町へ移動し、神保町で下車。

目印の場所を見落として随分遠回りしてしまったが何とかナウカジャパンに到着。店内には所狭しとロシア語の本が置いてあるのだが、文学やロシア史、哲学、辞書といったものが多いようで、理工系の本はそんなに多くないようだ。とはいっても単にロシア語が読めないので見落としているだけかもしれない。さすがにドラえもんのロシア語versionがあったのには驚いた。そこまでドラえもんシリーズが好きなわけではないので買わなかったが、かといってそんなに安くもなければ高くもない値段設定であった。
о насекомые(昆虫について)という欄を見つけてさっそく中身をチェック。当初はこれを買おうと考えていたのだが、先日もっとグレードの高い図鑑を頂いたこともあり、ここで買う必要は無いかなあということで今回は見送る。掲載されている昆虫はそんなに多いわけではないのだが、表紙の様子からすれば低年齢層向けの編集をされているようで、読む分にはよいテキストなのかもしれない。それからなかなかきれいな写真集があったのだが、値段はともかくとして言語がキリル文字ではなくラトビア語でなぜここにあるのか理解に苦しむ。

物色を進める中(と言っても昆虫の本は数冊しかなかったのだが)、このハンドブックに300円の値札がついているのを発見。ロシア語は読めないのでイラストを頼りに中の様子を察していくのだが、カゲロウやチャタテムシ、ラクダムシといったどう考えてもマイナーで、それを知らないと推測のしようもない昆虫群を認める。また10ページ程度ではあるがカラー写真も掲載されており、おまけに学割も聞くとのことなので即刻購入決定。現在テキストのロシア語を一単語ずつ辞書で拾って意味を確かめていく段階である610がこの本を読めるわけもないので、ちょっとずつちょっとずつ、掻い摘んで内容を理解していかれればいいなあ…
それから久々に六郷に戻る。我が家のダメ犬「そら」は先日結石や睾丸の摘出を行ったそうだが、そのダメさ加減はホルモン制御を受けていたわけではないらしい。まあ変に弱ったりしていなくて良かったのだが、思えば彼も内にきて8年くらいたつのか…
~・~・~
明日は早く起きてヒヌマ観察第一弾に取り掛かりたいですが雨の予報…
メガネの緩みを直しに横浜に行きたいのですがどうしようかなあ… 続きを読む
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2012年06月07日
紅茶のジャムはマルベリー
6時起床。寝起きが悪く、昼から宝篋山に行こうという気力があまりわかない。いや、今週末は帰省するから今日明日で観察しておきたいのだが、こうして起床に左右されてしまうのはなかなかに不本意である。
昨日Kさんからルリカミキリ発生の報告を受けたので、その発生場所に寄ってみる。

こんな感じでベニカナメモチの葉裏に侍っている。もっとたくさんいるだろうと思っていたのだがこの1個体しか確認できず。
1~2限 生涯学習論
学習計画や地域通貨のお話し。地域通貨を導入した地域のビデオも見たのだが、610としてはそういうものより野菜や煮物の残りをもらえたり渡したりした方が現実的でいいなあと感じる。まあそれは若者には渡す対象にはなり辛そうで、つくばだからこそできる部分もあるのかもしれないが…
ところでその地域通貨のビデオの中で、北海道は栗山町の話が出てきたのだが、そこでのインタビュアーの人がものすごく掘りの深い顔をしていたことが気になって仕方がない。彼はきっとアイヌの血を受け継いでいるのだろうと思うのだがどうなのだろう。
クラ代会では議案の吟味を行ったり今いる部屋の整理について話し合う。
ある場所で分蜂が生じておりニホンミツバチがぶんぶん飛び回っていたのだが、木の上の方だったこともあってこれをきれいに写せない。
それが終わってから部屋に戻って宝篋山へ向かう。イボタの花が咲き始めたようでウラゴマダラシジミの発生も始まっている様子。

オタマジャクシの変態も始まっているようで、無数のちびガエルがぴょんぴょんしているのはとても愛くるしい。思わず捕まえて持って帰りたくなるのだが、今後の予定と水槽内の先住民層を考慮すると、これは野外で楽しむべきものだとの結論に達する。

ウラゴマダラを探しつつ藪をガサガサしていたら随分小さい、でもガとは飛び方の違うゴイシシジミを発見。これは展翅泣かせの小さなシジミチョウだが、今回は撮影だけにとどめる。

ウラゴマダラは撮影しようと思ってもいいところに止まらない上にそもそもずっと飛び続けている始末。610はこのシジミチョウがお気に入りで、キラキラしているのではないがどことなく引き寄せられる薄紫の色合いにある種の憧れを抱いている。

チラチラト見慣れぬチョウが飛んでいるなあと思ったら、テングチョウの新成虫が出てきたらしい。チョウ類一般の生活史に疎い610にとってはこのチョウが初夏に見られることに違和感を覚えずにはいられないのだが、果たしてこの個体は冬越しするのだろうか。越冬個体群と違うのは頑として翅を開かぬことか。
今日は軽装で宝篋山へ向かったので湿地には行っていないのだが、その手前のところでもサラサを見かけることは無かった。結構熱くなっていたので涼しいところで休んでいたのかもしれない。
それから買い物へ。
6限 ヨーロッパ文化圏の言語と文化ⅣA
昨日はプーシキンの誕生日だったので、そのことの説明がまず最初にある。去年の今頃、総合科目「森林」でなぜかロシアの話を聞いたときに『オネーギン』が熱く語られ、それをもって夏に読んだことのある610にとってはそれなりにとっかかりやすい話であった。それから運動の動詞や比較級の話に移っていくのだが、信じられないことに眠気に襲われてしまった。日中昼寝をしていなかったからなのかもしれないが何とも情けない。
放課後
たびてつのパソコンチェックに立ち会い(数分で終わる)、桑の実を収穫。先ほど桜川でたくさん摘んできたのだが、なんとなくジャムでも作ってみたい気分になったのでさらに追加が欲しくなったのだが、暗くなると熟していないものでもそう見えてしまうのは厄介なことだと分かる。
~・~・~
明日はナウカジャパンに行ってみたいので、6限を放棄して帰省しようと思います。
昨日Kさんからルリカミキリ発生の報告を受けたので、その発生場所に寄ってみる。

こんな感じでベニカナメモチの葉裏に侍っている。もっとたくさんいるだろうと思っていたのだがこの1個体しか確認できず。
1~2限 生涯学習論
学習計画や地域通貨のお話し。地域通貨を導入した地域のビデオも見たのだが、610としてはそういうものより野菜や煮物の残りをもらえたり渡したりした方が現実的でいいなあと感じる。まあそれは若者には渡す対象にはなり辛そうで、つくばだからこそできる部分もあるのかもしれないが…
ところでその地域通貨のビデオの中で、北海道は栗山町の話が出てきたのだが、そこでのインタビュアーの人がものすごく掘りの深い顔をしていたことが気になって仕方がない。彼はきっとアイヌの血を受け継いでいるのだろうと思うのだがどうなのだろう。
クラ代会では議案の吟味を行ったり今いる部屋の整理について話し合う。
ある場所で分蜂が生じておりニホンミツバチがぶんぶん飛び回っていたのだが、木の上の方だったこともあってこれをきれいに写せない。
それが終わってから部屋に戻って宝篋山へ向かう。イボタの花が咲き始めたようでウラゴマダラシジミの発生も始まっている様子。

オタマジャクシの変態も始まっているようで、無数のちびガエルがぴょんぴょんしているのはとても愛くるしい。思わず捕まえて持って帰りたくなるのだが、今後の予定と水槽内の先住民層を考慮すると、これは野外で楽しむべきものだとの結論に達する。

ウラゴマダラを探しつつ藪をガサガサしていたら随分小さい、でもガとは飛び方の違うゴイシシジミを発見。これは展翅泣かせの小さなシジミチョウだが、今回は撮影だけにとどめる。

ウラゴマダラは撮影しようと思ってもいいところに止まらない上にそもそもずっと飛び続けている始末。610はこのシジミチョウがお気に入りで、キラキラしているのではないがどことなく引き寄せられる薄紫の色合いにある種の憧れを抱いている。

チラチラト見慣れぬチョウが飛んでいるなあと思ったら、テングチョウの新成虫が出てきたらしい。チョウ類一般の生活史に疎い610にとってはこのチョウが初夏に見られることに違和感を覚えずにはいられないのだが、果たしてこの個体は冬越しするのだろうか。越冬個体群と違うのは頑として翅を開かぬことか。
今日は軽装で宝篋山へ向かったので湿地には行っていないのだが、その手前のところでもサラサを見かけることは無かった。結構熱くなっていたので涼しいところで休んでいたのかもしれない。
それから買い物へ。
6限 ヨーロッパ文化圏の言語と文化ⅣA
昨日はプーシキンの誕生日だったので、そのことの説明がまず最初にある。去年の今頃、総合科目「森林」でなぜかロシアの話を聞いたときに『オネーギン』が熱く語られ、それをもって夏に読んだことのある610にとってはそれなりにとっかかりやすい話であった。それから運動の動詞や比較級の話に移っていくのだが、信じられないことに眠気に襲われてしまった。日中昼寝をしていなかったからなのかもしれないが何とも情けない。
放課後
たびてつのパソコンチェックに立ち会い(数分で終わる)、桑の実を収穫。先ほど桜川でたくさん摘んできたのだが、なんとなくジャムでも作ってみたい気分になったのでさらに追加が欲しくなったのだが、暗くなると熟していないものでもそう見えてしまうのは厄介なことだと分かる。
~・~・~
明日はナウカジャパンに行ってみたいので、6限を放棄して帰省しようと思います。
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2012年06月06日
シロアリ駆除すりゃ温暖化が止まる?
7:05起床。やはり日曜の疲れをここまで引きずってしまった。そろそろ栗の花も咲き始め、にわかにゼフィルスが気になり始めるのだが、今日は朝からひんやりしていて天気も悪いので自宅待機。各種語学の勉強や水槽の水替え、部屋の掃除を午前中にこなすことに。
3限 動物系統分類学Ⅰ
刺胞動物の進化の方向について触れたあと、「個体と群体の境目」たるクダクラゲの紹介、地球を作ったサンゴ、有櫛動物、フウセンクラゲについてのお話し。
4限 専門英語AⅠ
昼休みに準備しておいたイモリをバケツに放してから授業に参加、今日はシアノバクテリアの話を読む。多国語の勉強を優先しているため英語の勉強がおろそかになってしまっているが、こうして週1でも読むチャンスが得られるのは良いことだと思う。
授業終了後、3名にイモリを献上。手元に残ったのは合計3匹となり、このくらいなら個人で飼育するのにもちょうどよい数となったのでもう譲渡はおしまいにしようか。
5限
宿舎に戻って荷物整理を行い、やどけんの部室でアラビア語の小テスト対策をするのが最近の流れになっている。ふと机を見ると解凍中のマウスが置いてあってびっくりしたのだが、その理由が分かっているのでうろたえることは無い。
6限 アラビア語基礎
本日でアラビア文字の紹介が終わる。これからはどんな文字が出てもサッと読めるようにしなければならない。少しずつアラビア文字には慣れてきたので読むのも大事だが書けるようになりたいものだ。そのほかには太陽文字と月文字、限定と非限定の話が紹介される。
放課後 やどけんミーティング
筑波山キャンプや夏旅行の日程が決まる。特に夏旅行は私に配慮してくださった結果参加できることとなったので、7月中に何らかの手段で旅費を稼いでおきたい。標本バイトが始まればいいのだがまだ募集の案内が来ないからなあ…
それからいつものように虫談義が始まったのであるが、その前に新入生のKさんがなんとロシア語を勉強していて、しかも8月に行われるСПГУの短期語学留学に参加するというのだ! なんとうらやましいことだろう。ここには昆虫系統分類学教室があるようなので是非とものぞいてもらいたいところだが、現地の昆虫も探してもらいたい。いや、じつに羨ましい・・・
~・~・~
明日の午後はゼフィルス探しに宝篋山へ出向きたいところですが・・・
3限 動物系統分類学Ⅰ
刺胞動物の進化の方向について触れたあと、「個体と群体の境目」たるクダクラゲの紹介、地球を作ったサンゴ、有櫛動物、フウセンクラゲについてのお話し。
4限 専門英語AⅠ
昼休みに準備しておいたイモリをバケツに放してから授業に参加、今日はシアノバクテリアの話を読む。多国語の勉強を優先しているため英語の勉強がおろそかになってしまっているが、こうして週1でも読むチャンスが得られるのは良いことだと思う。
授業終了後、3名にイモリを献上。手元に残ったのは合計3匹となり、このくらいなら個人で飼育するのにもちょうどよい数となったのでもう譲渡はおしまいにしようか。
5限
宿舎に戻って荷物整理を行い、やどけんの部室でアラビア語の小テスト対策をするのが最近の流れになっている。ふと机を見ると解凍中のマウスが置いてあってびっくりしたのだが、その理由が分かっているのでうろたえることは無い。
6限 アラビア語基礎
本日でアラビア文字の紹介が終わる。これからはどんな文字が出てもサッと読めるようにしなければならない。少しずつアラビア文字には慣れてきたので読むのも大事だが書けるようになりたいものだ。そのほかには太陽文字と月文字、限定と非限定の話が紹介される。
放課後 やどけんミーティング
筑波山キャンプや夏旅行の日程が決まる。特に夏旅行は私に配慮してくださった結果参加できることとなったので、7月中に何らかの手段で旅費を稼いでおきたい。標本バイトが始まればいいのだがまだ募集の案内が来ないからなあ…
それからいつものように虫談義が始まったのであるが、その前に新入生のKさんがなんとロシア語を勉強していて、しかも8月に行われるСПГУの短期語学留学に参加するというのだ! なんとうらやましいことだろう。ここには昆虫系統分類学教室があるようなので是非とものぞいてもらいたいところだが、現地の昆虫も探してもらいたい。いや、じつに羨ましい・・・
~・~・~
明日の午後はゼフィルス探しに宝篋山へ出向きたいところですが・・・
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2012年06月05日
Шнурохвосты
5:30起床。動物生態学のまとめとロ作文に取り組む。
1限 動物生態学Ⅰ
白人の鼻が大きく高い理由や、ネイティブアメリカンには日本人と似通ったところがある点、日本人は実はイエローではないということ(遺伝子的には5つの系統がまじりあっているという)、概論の授業でもやった人口増加のエポックや人工急落のホントさ、貧富の差や出産年齢の二極化などなどのお話が途切れることなく続けられる。日本人の人種区分が「ライトブラウン」に当てはまるということは何とも新鮮な響きを持って聞こえてきたのだが、確かに日本人の目鼻立ちは実に多様であると思う。まあ、一部女性の低年齢層の中には単一民族チックな顔つきに収斂している集団があるような気もするのだが…
2限 ソフトボール
塁間でのボール回しを行ってから試合。今回はたまたま男女混合チームに加わることとなったが打撃は振るわず。守備では体格ににそぐわぬキャッチャーを務めることになってしまったが、相手チームのランニングホームランを瀬戸際で阻止できたのは爽快であった。
3限 ラテン語初級
本日は曇り空で風もあり、汗もそんなにかかなかったのでシャワーを省略。ラ
まず練習問題の答え合わせをしてから新たな時制「未来完了」の話が始まる。ここでは動詞の基本変化にある形が組み込まれるだけなので、最初を完ぺきに覚えておけばそう苦労することは無いだろうという感じがするのだが、実はまだ最初がきちんと覚えられていない。
4限 比較文化地理学B
海外のインド人社会についてのお話し。東京都民としてはよく知っている西葛西の例についてまず紹介されたのだが、ここは33RのOさんの最寄駅でもあったはずだ。ご無沙汰しているけど今度会ったら追突にインド人のことを聞いてみたい気分になる。
それから横浜中華街の形成について、先生が製作に関与したNHKの番組を観る。中華街の道路が斜めになっているのは風水の結果ではなくて当時の地形に沿ったものなのだという。そんなことは知らなかったのだが、確かに当時の中国人の立場(西欧人の通訳や使用人として日本にやってきた。当然?貧乏でもあった)を考えると、とてもじゃないがそんな要望を通せるようには思えない。また中華街の一角は周りの土地より1mほど低いのだという。これはこの場所がかつて埋め立てられた新田だった名残であって、西欧人は少しでもジメジメしていない高台に家を買ったが中国人は此処に住み着いたというわけだ。こういう視点で中華街を捉えるのもなかなか面白いことだなあと感じる。
5限
部屋に戻ってロ作文対策。
6限 応用ロシア語作文
日付や「~について」、「採集する」の表し方、低血圧で倒れている人に対する無人称文の正しい使い方、雨がザーッと降っても通り過ぎたらもう洗濯物が乾いてしまうくらいにカラッとしたロシアの気候、「冷蔵庫の中で私は快適だ」、紅茶を頼むと一袋15gもの砂糖がついてくるロシアの店の話など相変わらずシュールなたとえ話が笑いを誘う。
放課後 バイオеカフェ
「クジラ的生活」というタイトルで先生の経歴を軽く紹介した後(これがまた面白そうだった)、クジラの祖先や進化の歴史、胚発生の様子、歯クジラと髭クジラの違い、シロナガスクジラは75tもの水をいっぺんに口に含むこと、クジラの骨はスカスカであること、耳垢で年齢査定ができること、カワイルカは眼が退化していること、マッコウクジラのオス社会の厳しすぎる生存競争などなどの話で盛り上がる。今回も生物学類の1年生を中心に多くの参加者がいて大盛況であった。ぼちぼち他学の人や大学外の人もいるようで、610としては(スタッフでないにもかかわらず)こういった方々にももっと参加していただければなあと感じる。生き物に興味のある身としては、普段接点の内容な人にももっと積極的に生き物について知ってもらえればなあという想いがある。
~・~・~
明日は宝篋山に行かないで勉強していようと思います。下手すると長期睡眠してしまいかねないなあ・・・ 続きを読む
1限 動物生態学Ⅰ
白人の鼻が大きく高い理由や、ネイティブアメリカンには日本人と似通ったところがある点、日本人は実はイエローではないということ(遺伝子的には5つの系統がまじりあっているという)、概論の授業でもやった人口増加のエポックや人工急落のホントさ、貧富の差や出産年齢の二極化などなどのお話が途切れることなく続けられる。日本人の人種区分が「ライトブラウン」に当てはまるということは何とも新鮮な響きを持って聞こえてきたのだが、確かに日本人の目鼻立ちは実に多様であると思う。まあ、一部女性の低年齢層の中には単一民族チックな顔つきに収斂している集団があるような気もするのだが…
2限 ソフトボール
塁間でのボール回しを行ってから試合。今回はたまたま男女混合チームに加わることとなったが打撃は振るわず。守備では体格ににそぐわぬキャッチャーを務めることになってしまったが、相手チームのランニングホームランを瀬戸際で阻止できたのは爽快であった。
3限 ラテン語初級
本日は曇り空で風もあり、汗もそんなにかかなかったのでシャワーを省略。ラ
まず練習問題の答え合わせをしてから新たな時制「未来完了」の話が始まる。ここでは動詞の基本変化にある形が組み込まれるだけなので、最初を完ぺきに覚えておけばそう苦労することは無いだろうという感じがするのだが、実はまだ最初がきちんと覚えられていない。
4限 比較文化地理学B
海外のインド人社会についてのお話し。東京都民としてはよく知っている西葛西の例についてまず紹介されたのだが、ここは33RのOさんの最寄駅でもあったはずだ。ご無沙汰しているけど今度会ったら追突にインド人のことを聞いてみたい気分になる。
それから横浜中華街の形成について、先生が製作に関与したNHKの番組を観る。中華街の道路が斜めになっているのは風水の結果ではなくて当時の地形に沿ったものなのだという。そんなことは知らなかったのだが、確かに当時の中国人の立場(西欧人の通訳や使用人として日本にやってきた。当然?貧乏でもあった)を考えると、とてもじゃないがそんな要望を通せるようには思えない。また中華街の一角は周りの土地より1mほど低いのだという。これはこの場所がかつて埋め立てられた新田だった名残であって、西欧人は少しでもジメジメしていない高台に家を買ったが中国人は此処に住み着いたというわけだ。こういう視点で中華街を捉えるのもなかなか面白いことだなあと感じる。
5限
部屋に戻ってロ作文対策。
6限 応用ロシア語作文
日付や「~について」、「採集する」の表し方、低血圧で倒れている人に対する無人称文の正しい使い方、雨がザーッと降っても通り過ぎたらもう洗濯物が乾いてしまうくらいにカラッとしたロシアの気候、「冷蔵庫の中で私は快適だ」、紅茶を頼むと一袋15gもの砂糖がついてくるロシアの店の話など相変わらずシュールなたとえ話が笑いを誘う。
放課後 バイオеカフェ
「クジラ的生活」というタイトルで先生の経歴を軽く紹介した後(これがまた面白そうだった)、クジラの祖先や進化の歴史、胚発生の様子、歯クジラと髭クジラの違い、シロナガスクジラは75tもの水をいっぺんに口に含むこと、クジラの骨はスカスカであること、耳垢で年齢査定ができること、カワイルカは眼が退化していること、マッコウクジラのオス社会の厳しすぎる生存競争などなどの話で盛り上がる。今回も生物学類の1年生を中心に多くの参加者がいて大盛況であった。ぼちぼち他学の人や大学外の人もいるようで、610としては(スタッフでないにもかかわらず)こういった方々にももっと参加していただければなあと感じる。生き物に興味のある身としては、普段接点の内容な人にももっと積極的に生き物について知ってもらえればなあという想いがある。
~・~・~
明日は宝篋山に行かないで勉強していようと思います。下手すると長期睡眠してしまいかねないなあ・・・ 続きを読む
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2012年06月04日
世界の借家大将
TXの終電でつくばっくし、宿舎に戻ったのは午前1時になる5分前。お湯を沸かして顔と足だけ洗ってとっとと寝につく。ただ610の志向からいうとここで泥のように眠っているわけにはいかず、どんなに遅くても6時より前に起きなければならない。半分仮眠状態でもいいやということで部屋の電気は消さないで横になるが、これはなかなか効果があるようだ。
5:30に起床しシャワー室へ直行。これで結構眼が覚める。睡眠時間が短いためか、のどが乾燥するまでに至らずかなり快適でもある。
部屋を片付けたりフォト蔵に写真を投稿したりブログを書いているうちに時間は過ぎていき、ロシア語の勉強は大してできない。それにしても、頭がフラフラして非常に眠い。
1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
授業時間を借りて何かの告知をしようとしていた学生を一蹴する様子を見ていてにやけるのだが、学生が対しては向かう様子もなく言われるがままであったのには勿体なく感じた。
「江戸時代にタイムスリップしたらどうしますか?」との問いに、己の昆虫欲を満たすだけ満たしたら若隠居してしまいたいなどと書いてしまったのだが、正解は「拾うこと」であった。そんな導入から始まった西鶴の紹介を聞いていると、彼がハイパーグラフィア的素質を兼ね備えた人物であることがうかがえてきた。1年間に6冊も本を書いたり、一昼夜で2万句近く読み上げるさまなど、とても常人にはこなせるまい(かくいう610は、次元が違うとはいえ毎日雑多な文章をブログで公開しており、これも一種のハイパーグラフィアではないかと思っており、そのことについて後日考察を加えようと考えている)。町人文化の関西と武士文化の関東では今でも人々に気質の違いが見られることや、先の問いで「物を売ってお金をもらう」と回答している人が多いことに対して自己中心的な考え方だね、目の前に和服を着た人が来て刀を買えと言ったら買うのですか、それと同じでしょうとあしらっていることに対してなかなか興味を引かれる。
610はこのような学生に対して頑としてひかないタイプの先生は好みである。その言動全てに回れ右で賛同するわけではないのだが、おおむね筋が通っていることだし、自分の気にくわないことをはっきり宣告して、意に背く輩を静粛する様には、波風経たぬように配慮し合って生きている日常とはかけ離れた光景を間近で見られることに興奮しさえする。こういう先生と面と向かって自分の意見を主張し合う人がいたらそれこそ見ものだと思うが、こういう学生は元より生息密度が低いらしい。
こういう人に理路整然とはむかえればすごく楽しそうだなあとは思うのだけど・・・
2~3限 博物館学Ⅰ
博物館の資料について。すべての資料を手袋をつけて扱うわけではないが、欠かさず持っている理由、学芸員になるためには技術を持っていることが大事でそれを自分で売り込むのが近道だということ、古文書は読めないから怪しがられて捨てられることが多い、でもとてもたくさん見つかることがあるなどの具体例を聞いていると面白いし学芸員の仕事が身近に感じられもする。後半の授業では不足がちの睡眠を補う作業に没頭…
クラ代会では生物学類たまり場の不要物を整理する作業に取り掛かる。普段ここを使わない610にとっては何もかも捨ててしまいたくなる。最低2か月は放置されている衣服や靴は捨てられても仕方がないと思うのだが、パソコンが2台放置されているのは解せない。数万円単位の私物をよくこんなところに放置できるものだと感心してしまうのだが、こういうものは失って初めて痛みを痛感できるものでもある(昨年自転車を盗まれた時のふがいなさよ!)。とはいえ、現3年生までにはクラ代を通じてこのたまり場に私物を置いてはいけないことが通知されているはずである。見るか見ないかは当人の勝手ではあるが、こと2年4クラに関してはメーリスで告知もしたわけだし、まさか自分のものが捨てられてしまうことは無かろう。
4限 東洋思想
アタルヴァヴェーダについて。これは呪術がいろいろ書かれているものだが、それの内容は現代人にも通ずるものがあり、いつの時代でもヒトの考えることは同じなんだなあと思う。例えば、虫を退治するための呪文とか、病気を治すための呪文とか、恋敵の女子を呪うための呪文とか…
そしてここしばらく体験したこともなかったような度し難い睡魔に襲われて授業を強制中断。これは非常に悔やまれる…
5限 ロシア語対策
宿舎に戻って延々とロシア語の単語を引く。やっぱり書きなぐらないと単語は覚えないだろうが、なかなかその時間を取れないというか、実行に移せない。これではいつまでたっても上達など見込めぬというのに…
6限 応用ロシア語会話
最初から躓いてしまったのだが、授業はじめのころとは違う感覚が無いわけではない。毎週苦しみながら予習をしていて全く進歩が無いとは思えないのだが、それが実に可視化しづらい。そろそろ、Да以外の受け答えもできるようになりたい。
~・~・~
610にとって休み明けに1限があるのは苦ではないのですが、土日の移動量・運動量を考えると空きコマが1つしかない月・火曜の時間割は肉体的にも勉強的にも大変だなあと実感している今日この頃。勉強に関しては木金の空きコマを有効に使えばかなり負担が減らせるのですが、思った以上に有効活用するのは難しいです。
明日は旅行後のたびてつミーティングには出席せずバイオeカフェに参加してきます。なにせクジラの話しなのでこれを聞き逃すわけにはいきません。 続きを読む
5:30に起床しシャワー室へ直行。これで結構眼が覚める。睡眠時間が短いためか、のどが乾燥するまでに至らずかなり快適でもある。
部屋を片付けたりフォト蔵に写真を投稿したりブログを書いているうちに時間は過ぎていき、ロシア語の勉強は大してできない。それにしても、頭がフラフラして非常に眠い。
1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
授業時間を借りて何かの告知をしようとしていた学生を一蹴する様子を見ていてにやけるのだが、学生が対しては向かう様子もなく言われるがままであったのには勿体なく感じた。
「江戸時代にタイムスリップしたらどうしますか?」との問いに、己の昆虫欲を満たすだけ満たしたら若隠居してしまいたいなどと書いてしまったのだが、正解は「拾うこと」であった。そんな導入から始まった西鶴の紹介を聞いていると、彼がハイパーグラフィア的素質を兼ね備えた人物であることがうかがえてきた。1年間に6冊も本を書いたり、一昼夜で2万句近く読み上げるさまなど、とても常人にはこなせるまい(かくいう610は、次元が違うとはいえ毎日雑多な文章をブログで公開しており、これも一種のハイパーグラフィアではないかと思っており、そのことについて後日考察を加えようと考えている)。町人文化の関西と武士文化の関東では今でも人々に気質の違いが見られることや、先の問いで「物を売ってお金をもらう」と回答している人が多いことに対して自己中心的な考え方だね、目の前に和服を着た人が来て刀を買えと言ったら買うのですか、それと同じでしょうとあしらっていることに対してなかなか興味を引かれる。
610はこのような学生に対して頑としてひかないタイプの先生は好みである。その言動全てに回れ右で賛同するわけではないのだが、おおむね筋が通っていることだし、自分の気にくわないことをはっきり宣告して、意に背く輩を静粛する様には、波風経たぬように配慮し合って生きている日常とはかけ離れた光景を間近で見られることに興奮しさえする。こういう先生と面と向かって自分の意見を主張し合う人がいたらそれこそ見ものだと思うが、こういう学生は元より生息密度が低いらしい。
こういう人に理路整然とはむかえればすごく楽しそうだなあとは思うのだけど・・・
2~3限 博物館学Ⅰ
博物館の資料について。すべての資料を手袋をつけて扱うわけではないが、欠かさず持っている理由、学芸員になるためには技術を持っていることが大事でそれを自分で売り込むのが近道だということ、古文書は読めないから怪しがられて捨てられることが多い、でもとてもたくさん見つかることがあるなどの具体例を聞いていると面白いし学芸員の仕事が身近に感じられもする。後半の授業では不足がちの睡眠を補う作業に没頭…
クラ代会では生物学類たまり場の不要物を整理する作業に取り掛かる。普段ここを使わない610にとっては何もかも捨ててしまいたくなる。最低2か月は放置されている衣服や靴は捨てられても仕方がないと思うのだが、パソコンが2台放置されているのは解せない。数万円単位の私物をよくこんなところに放置できるものだと感心してしまうのだが、こういうものは失って初めて痛みを痛感できるものでもある(昨年自転車を盗まれた時のふがいなさよ!)。とはいえ、現3年生までにはクラ代を通じてこのたまり場に私物を置いてはいけないことが通知されているはずである。見るか見ないかは当人の勝手ではあるが、こと2年4クラに関してはメーリスで告知もしたわけだし、まさか自分のものが捨てられてしまうことは無かろう。
4限 東洋思想
アタルヴァヴェーダについて。これは呪術がいろいろ書かれているものだが、それの内容は現代人にも通ずるものがあり、いつの時代でもヒトの考えることは同じなんだなあと思う。例えば、虫を退治するための呪文とか、病気を治すための呪文とか、恋敵の女子を呪うための呪文とか…
そしてここしばらく体験したこともなかったような度し難い睡魔に襲われて授業を強制中断。これは非常に悔やまれる…
5限 ロシア語対策
宿舎に戻って延々とロシア語の単語を引く。やっぱり書きなぐらないと単語は覚えないだろうが、なかなかその時間を取れないというか、実行に移せない。これではいつまでたっても上達など見込めぬというのに…
6限 応用ロシア語会話
最初から躓いてしまったのだが、授業はじめのころとは違う感覚が無いわけではない。毎週苦しみながら予習をしていて全く進歩が無いとは思えないのだが、それが実に可視化しづらい。そろそろ、Да以外の受け答えもできるようになりたい。
~・~・~
610にとって休み明けに1限があるのは苦ではないのですが、土日の移動量・運動量を考えると空きコマが1つしかない月・火曜の時間割は肉体的にも勉強的にも大変だなあと実感している今日この頃。勉強に関しては木金の空きコマを有効に使えばかなり負担が減らせるのですが、思った以上に有効活用するのは難しいです。
明日は旅行後のたびてつミーティングには出席せずバイオeカフェに参加してきます。なにせクジラの話しなのでこれを聞き逃すわけにはいきません。 続きを読む
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18:10
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2012年06月03日
そしてお金はどこかへ消えた
4:30起床。のどが痛くて朝から苦しい。こういう時はのど飴をなめるよりも、冷たいグレープフルーツを一気に食べると一時的な爽快感を得ることができる。
朝ご飯を摂って自転車を春日キャンパスへ停めに行き、始バスでいったん部屋に戻る。わずかな時間を使ってロシア語、アラビア語の勉強をする。クーラーボックスに凍らせておいた肉を詰め込み7時過ぎ出発。それにしてもクーラーボックスは重く、これをずっと持ち歩くのかと思うと気が萎える。
つくば駅には1名ギリギリで到着したものの予定通りに出発。南流山合流組に遅れが生じたものの青梅までに回復し、2時間半かけて第一目的地の川井キャンプ場に到着。予報では雨だったはずで、車窓からも所々濡れた地面が見えたり山のてっぺんが雲で覆われていたりして不安だったのだが、来てみると晴れ間の指す始末。これは幹事としては嬉しいバーベキュー日和である。610は虫網を取り出し河原をフラフラし始める。

新入生のO君がなんとスミナガシを発見! 意外や意外、610にとってはこれが初対面であってにわかにテンションが急上昇。無事に採集することができその和名の由来になった模様、および和名の響きに心酔いしれる。Какая красивая бабочка!

これはユキノシタの花である。葉自体は高校の生物室外に生えていて馴染みのあるものだったが、こうして花をじっくり見るのは初めてのことでしばし見入る。遠くから見るとよく分からないが近寄ってみると何とも可憐だ。
大量の肉はあっという間に消費されてゆき、数少ない野菜である玉ねぎは多くが黒こげになってしまった。610としてはもっと野菜が欲しかったのだがそういうわけにもいかず、肉ばかりを食べていく。その傍らじっとしていることなく河原にサナエトンボでもいないか探したりしていたのだが、マスのつかみ取り用の区画で小さな魚が岩陰に潜り込むのを610は見逃さなかった。

格闘すること数分、ニジマスの稚魚らしき魚をほじくり出すことに成功。バーベキュー自体は下火に向かっていたため鉄板行きになることは免れたが(そもそも勝手につかみ取りをしてはいけないわけで)、魚のつかみ取りはなかなか経験したことがないはず。
幹事の610も驚くほどスムーズに片付け移動が終了して次は青梅鉄道公園に向かう。駅から続く坂道を延々とクーラーボックスを担いでいくのは言いようのない苦行である。旧型国電や旧型電機、蒸気機関車、新幹線の展示を一通り眺めた後は虫探し。




エゴツルオトシブミの名前がパッと思い出せないのはなかなかに残念。
青梅から立川に出て旅行から離脱。残りの工程はHさんにお任せする形となり、駅の外にて33Rメンバーを待つ。
立川駅は田舎者からすれば大都会であって、休日だというのに何たる人のありさまだろう。こんな中で無事集合できるのかと気にかかった610はバーベキューのテンションそのままに網を取り出して待つことにする。ギフチョウやモルフォチョウは青色に誘引されると聞くが、今回はCathyを引き寄せることに成功。流石にあの人の流れの中で網を振りかざすのは気が引けたが、仕舞わずにどこかにいるであろうメンバーを探し、T先生たちのもとに合流。610には普通の登場の仕方が分かりませぬ(´Д`)
大道具長の移行で乗り込む居酒屋が決定し、610は隅っこに追いやられる。隣に来たAさんがいきなりサソリやハチの子を食べたの語り出し、これはやどけんで一度乗りこんだら面白そうな店を紹介してもらう。きっとIさん辺りは食べずにお持ち絵理するだろうなと想像するのは楽しい。
33R会では飲酒許可を下していて、今日は生ビールとやらを飲んでみる。確かにノンアルコールより苦くなくまずくはないがおいしくはない。それから緑茶ハイと何か得体のしれないものを飲んでみたのだが、朝4時半から一睡もすることなくここに至ったツケなのか、生まれて初めて「酔い」を体験。感覚としては、眠いのだが寝落ちてしまうのではなく、頭の中がフラフラして平衡状態を保てない、料理を箸でうまくつまめないなどといった状況に見舞われる。ほうほう、アルコール耐性テストでいくら変化が無かろうと、あまり疲れた状態で酒を飲むべきではないなと学習。ただ、酒に酔って饒舌になったり訳の分からない行動を取るようなことは無く、テンションが高くなるのは久々の33Rでの集まりであって気兼ねなく話せるからである。
まあ、酒の席でCathyにイモリを差し上げる行為は酔っぱらうのとは別の次元で訳が分からないかもしれないが・・・
そうそう、この会はT先生が我々33Rの母校から転勤したために生じたイベントであって、当の先生からは高校時代の経験を踏まえた恋愛論や我々のよく知る世界史の先生、赤点を取った時の対応、転勤の際のウラ話、等々、発言はとめどなく続いた。担任を持つのが33Rメンバーで4クラス目だというのは結構意外に思えたが、そんなに担任になるチャンスはないのかなあ…
何百回と飲み会を経験しているT先生は大量のビールを注文してとっとと帰ってしまったのだが、その後もしばらく雑談は続く。3月にあった飲み会の下品さが随分と話題になっていたので、つくばっくしたら一度消されてしまった公にはできない写真をもう一度上げてしまおうと固く心に誓い、ウーロン茶を飲みながら酔いの覚めるのを待つ。酔いがさめても眠気までは引かないようで、旅行中寝ておけばよかったなと後悔。
居酒屋を出てCathyがイモリとともに離脱し、残りのメンバーで2次会のカラオケへ。残念ながらJoysoundが入っておらず下らない歌を披露することはできなかったが、まあそうであったとしても眠くて歌えるようなテンションではなかった。610と同じくつくばから来たF氏の終電の都合もあって1時間位しかいられなかったのだが、自分が全然JPOPを聞かない、知らないことが実によく分かる。そしてF氏と終電でつくばっくを始める。立川出発時点で武蔵野線遅延の情報が入っていてTXの接続が上手くいくのか心配であったが1時間も走っていればその影響を受けることもなく、無事に帰ってくることができた。610は眠いのをこらえて武蔵野線内でロシア語を勉強したりTX車内でアラビア語の教科書を広げたりして、結局一睡もしていない。カラオケで少々目をつぶっていたりしたのだが、授業で寝てしまう割にこういう所では意地っ張りなところ、自分でもよく分からない。
朝のうちに止めておいた駐輪場まで歩いてからさっさと宿舎へ戻る。あまり夜中に走り回らないのだが、静まり返った中を全力疾走するのはなかなか清々しくていい気分になれるものだなあと感じる。ただ何回もやるものではないな。生活が破たんしてしまいそう・・・
~・~・~
明日からは淡々と授業が始まります。そろそろ試験のことも考えないと… 続きを読む
朝ご飯を摂って自転車を春日キャンパスへ停めに行き、始バスでいったん部屋に戻る。わずかな時間を使ってロシア語、アラビア語の勉強をする。クーラーボックスに凍らせておいた肉を詰め込み7時過ぎ出発。それにしてもクーラーボックスは重く、これをずっと持ち歩くのかと思うと気が萎える。
つくば駅には1名ギリギリで到着したものの予定通りに出発。南流山合流組に遅れが生じたものの青梅までに回復し、2時間半かけて第一目的地の川井キャンプ場に到着。予報では雨だったはずで、車窓からも所々濡れた地面が見えたり山のてっぺんが雲で覆われていたりして不安だったのだが、来てみると晴れ間の指す始末。これは幹事としては嬉しいバーベキュー日和である。610は虫網を取り出し河原をフラフラし始める。

新入生のO君がなんとスミナガシを発見! 意外や意外、610にとってはこれが初対面であってにわかにテンションが急上昇。無事に採集することができその和名の由来になった模様、および和名の響きに心酔いしれる。Какая красивая бабочка!

これはユキノシタの花である。葉自体は高校の生物室外に生えていて馴染みのあるものだったが、こうして花をじっくり見るのは初めてのことでしばし見入る。遠くから見るとよく分からないが近寄ってみると何とも可憐だ。
大量の肉はあっという間に消費されてゆき、数少ない野菜である玉ねぎは多くが黒こげになってしまった。610としてはもっと野菜が欲しかったのだがそういうわけにもいかず、肉ばかりを食べていく。その傍らじっとしていることなく河原にサナエトンボでもいないか探したりしていたのだが、マスのつかみ取り用の区画で小さな魚が岩陰に潜り込むのを610は見逃さなかった。

格闘すること数分、ニジマスの稚魚らしき魚をほじくり出すことに成功。バーベキュー自体は下火に向かっていたため鉄板行きになることは免れたが(そもそも勝手につかみ取りをしてはいけないわけで)、魚のつかみ取りはなかなか経験したことがないはず。
幹事の610も驚くほどスムーズに片付け移動が終了して次は青梅鉄道公園に向かう。駅から続く坂道を延々とクーラーボックスを担いでいくのは言いようのない苦行である。旧型国電や旧型電機、蒸気機関車、新幹線の展示を一通り眺めた後は虫探し。




エゴツルオトシブミの名前がパッと思い出せないのはなかなかに残念。
青梅から立川に出て旅行から離脱。残りの工程はHさんにお任せする形となり、駅の外にて33Rメンバーを待つ。
立川駅は田舎者からすれば大都会であって、休日だというのに何たる人のありさまだろう。こんな中で無事集合できるのかと気にかかった610はバーベキューのテンションそのままに網を取り出して待つことにする。ギフチョウやモルフォチョウは青色に誘引されると聞くが、今回はCathyを引き寄せることに成功。流石にあの人の流れの中で網を振りかざすのは気が引けたが、仕舞わずにどこかにいるであろうメンバーを探し、T先生たちのもとに合流。610には普通の登場の仕方が分かりませぬ(´Д`)
大道具長の移行で乗り込む居酒屋が決定し、610は隅っこに追いやられる。隣に来たAさんがいきなりサソリやハチの子を食べたの語り出し、これはやどけんで一度乗りこんだら面白そうな店を紹介してもらう。きっとIさん辺りは食べずにお持ち絵理するだろうなと想像するのは楽しい。
33R会では飲酒許可を下していて、今日は生ビールとやらを飲んでみる。確かにノンアルコールより苦くなくまずくはないがおいしくはない。それから緑茶ハイと何か得体のしれないものを飲んでみたのだが、朝4時半から一睡もすることなくここに至ったツケなのか、生まれて初めて「酔い」を体験。感覚としては、眠いのだが寝落ちてしまうのではなく、頭の中がフラフラして平衡状態を保てない、料理を箸でうまくつまめないなどといった状況に見舞われる。ほうほう、アルコール耐性テストでいくら変化が無かろうと、あまり疲れた状態で酒を飲むべきではないなと学習。ただ、酒に酔って饒舌になったり訳の分からない行動を取るようなことは無く、テンションが高くなるのは久々の33Rでの集まりであって気兼ねなく話せるからである。
まあ、酒の席でCathyにイモリを差し上げる行為は酔っぱらうのとは別の次元で訳が分からないかもしれないが・・・
そうそう、この会はT先生が我々33Rの母校から転勤したために生じたイベントであって、当の先生からは高校時代の経験を踏まえた恋愛論や我々のよく知る世界史の先生、赤点を取った時の対応、転勤の際のウラ話、等々、発言はとめどなく続いた。担任を持つのが33Rメンバーで4クラス目だというのは結構意外に思えたが、そんなに担任になるチャンスはないのかなあ…
何百回と飲み会を経験しているT先生は大量のビールを注文してとっとと帰ってしまったのだが、その後もしばらく雑談は続く。3月にあった飲み会の下品さが随分と話題になっていたので、つくばっくしたら一度消されてしまった公にはできない写真をもう一度上げてしまおうと固く心に誓い、ウーロン茶を飲みながら酔いの覚めるのを待つ。酔いがさめても眠気までは引かないようで、旅行中寝ておけばよかったなと後悔。
居酒屋を出てCathyがイモリとともに離脱し、残りのメンバーで2次会のカラオケへ。残念ながらJoysoundが入っておらず下らない歌を披露することはできなかったが、まあそうであったとしても眠くて歌えるようなテンションではなかった。610と同じくつくばから来たF氏の終電の都合もあって1時間位しかいられなかったのだが、自分が全然JPOPを聞かない、知らないことが実によく分かる。そしてF氏と終電でつくばっくを始める。立川出発時点で武蔵野線遅延の情報が入っていてTXの接続が上手くいくのか心配であったが1時間も走っていればその影響を受けることもなく、無事に帰ってくることができた。610は眠いのをこらえて武蔵野線内でロシア語を勉強したりTX車内でアラビア語の教科書を広げたりして、結局一睡もしていない。カラオケで少々目をつぶっていたりしたのだが、授業で寝てしまう割にこういう所では意地っ張りなところ、自分でもよく分からない。
朝のうちに止めておいた駐輪場まで歩いてからさっさと宿舎へ戻る。あまり夜中に走り回らないのだが、静まり返った中を全力疾走するのはなかなか清々しくていい気分になれるものだなあと感じる。ただ何回もやるものではないな。生活が破たんしてしまいそう・・・
~・~・~
明日からは淡々と授業が始まります。そろそろ試験のことも考えないと… 続きを読む
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2012年06月02日
ミミズ戦争
6時15分起床。もう少し早く起きていたかったのだが、哀しいことにものすごく眠い。
1時間ほどしてから土浦に向けて出発。予報に反して朝から晴れているので自転車を使うが、向かい風の中を走るのは辛い。それだけでなく鼻水が出てきたり、とくに喉は定期的にのどスプレーを使っても、痛くて苦しい。
およそ1時間後に駅に到着、18人分の「休日お出かけパス」を購入。これだけで42,800円もの出費となり、切符1枚につき説明とアンケートがセットになっており、その上領収書の発券も合わせて57枚もの切符(この言葉が正確でないことは分かるが、代替の言葉が見つからない)を獲得。やることがこれだけなのでそのまま来た道を引き返す。今度は追い風かと思いきや全区間がそうなるわけではないのだが、それでも40分位でつくばっくに成功。
一息ついてからロシア語をちょくちょくすすめ、昼寝を交える。そのとき不意に中型のタッパーが少なくなったなあと感じたので100均に買いに行く。途中久々にBOOKOFFに寄ってみたのだが、なんと日英露辞典が1100円で売っているではないか! 思わずImpulse buying.帰り際に水草やミミズを採取。これを水槽に投入するわけだが、ミミズを入れたとたんにイモリが暴れること! 中には既にミミズを加えているものに「共食い」を仕掛けるものまでいてなかなかの荒れ具合である。かようにこれほどイモリはミミズが好きなのである。
それから買出しに備えてたびてつBOXへ向かう。2班に分かれてバーベキューグリルや紙皿などと食材購入。食材の大半の部分が610家にて一晩を過ごすことになるが、これがまた重いこと…原因の大半はクーラーボックスにあるのだが。
~・~・~
明日はいよいよ【3週連続の幹事紀行:その1】のたびてつ春旅行ですが、朝から雨の予報。バーベキュー自体は屋根の下でもできるので問題ないのですが、気分が萎えます。虫網は持って行っても使えないかもしれないなあ。
それから立川にてT先生+33Rメンバー(人数不明)で飲み会。飲酒はすると思いますが、きっと飲む前後で何も変化することは無いでしょう。ちなみに帰省はしないでその日のうちにつくばっくしするので、バスはともかく、月曜に授業があることも考えるとあまり長居はできないだろうなあ…
1時間ほどしてから土浦に向けて出発。予報に反して朝から晴れているので自転車を使うが、向かい風の中を走るのは辛い。それだけでなく鼻水が出てきたり、とくに喉は定期的にのどスプレーを使っても、痛くて苦しい。
およそ1時間後に駅に到着、18人分の「休日お出かけパス」を購入。これだけで42,800円もの出費となり、切符1枚につき説明とアンケートがセットになっており、その上領収書の発券も合わせて57枚もの切符(この言葉が正確でないことは分かるが、代替の言葉が見つからない)を獲得。やることがこれだけなのでそのまま来た道を引き返す。今度は追い風かと思いきや全区間がそうなるわけではないのだが、それでも40分位でつくばっくに成功。
一息ついてからロシア語をちょくちょくすすめ、昼寝を交える。そのとき不意に中型のタッパーが少なくなったなあと感じたので100均に買いに行く。途中久々にBOOKOFFに寄ってみたのだが、なんと日英露辞典が1100円で売っているではないか! 思わずImpulse buying.帰り際に水草やミミズを採取。これを水槽に投入するわけだが、ミミズを入れたとたんにイモリが暴れること! 中には既にミミズを加えているものに「共食い」を仕掛けるものまでいてなかなかの荒れ具合である。かようにこれほどイモリはミミズが好きなのである。
それから買出しに備えてたびてつBOXへ向かう。2班に分かれてバーベキューグリルや紙皿などと食材購入。食材の大半の部分が610家にて一晩を過ごすことになるが、これがまた重いこと…原因の大半はクーラーボックスにあるのだが。
~・~・~
明日はいよいよ【3週連続の幹事紀行:その1】のたびてつ春旅行ですが、朝から雨の予報。バーベキュー自体は屋根の下でもできるので問題ないのですが、気分が萎えます。虫網は持って行っても使えないかもしれないなあ。
それから立川にてT先生+33Rメンバー(人数不明)で飲み会。飲酒はすると思いますが、きっと飲む前後で何も変化することは無いでしょう。ちなみに帰省はしないでその日のうちにつくばっくしするので、バスはともかく、月曜に授業があることも考えるとあまり長居はできないだろうなあ…
Posted by Impulse610 at
18:10
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2012年06月01日
キューティクルといえば昆虫の外骨格
昨晩、恐らく今年度に入って一番メールをやり取りしただろう。パソコンで文章を打つ分にはいいのだが、その応答は大抵携帯に戻ってくる。それを携帯で対応するのは、その機能の悪さといい入力の手間といい面倒極まりない。
今朝は5時起床。朝食後、やどけんの新歓祭のポスターを外しに出かける。春日キャンパスではポスターを見つけられずに終わるが、誰かがすでにはがしてくれたのか、それとも誰の力でもない自然の営力により消滅したのかは定かではない。後者であれば私の個人情報が流出してしまうのであまり好ましくはないのだが…
帰宅時、今年第一号のムネアカセンチコガネを発見。

立派なコブと角を携えたオス。つまむと頭と胸をこすってキイキイ鳴くのだが、そういう動作をしておらず一見静止しているようなときにも「鳴いている」。 これはどういうことなのだろう。
1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の変態とホルモンについて。無変態昆虫は形態の変化に乏しいという点でつまらないが、610としてはその形態そのものに惹かれるものがある。これぞ昆虫学特講を受けた効果であろう。そのほか、脱皮の仕組みについてはあまり知らなかったので「空気を飲みこんで」体を膨張させているということが分かって良かった。
2限 植物系統分類学Ⅰ
渦鞭毛藻類について。このグループになると藻類とはいえ葉緑体を持たないものもいる。この藻類を取り込んで共生しているクラゲがパラオの汽水湖にうじゃうじゃいる映像はなんとも現実離れしているように感じる。ところで610はクラゲの動き方に愛着というか興味が魅かれる。俗にいう筋肉を持たずして動いている奇妙さ(?)や、形態にどことなく目が留まるのである。
この授業は留学生を対象として英語で行われており、610は何度かこの場で意見を書いてきたし、クラ連会で教員の方にも物申したことがある。今までは主に教員の英会話力や授業の内容に関する不満が多かったのだが、これに関しては新たな問題が浮上した。
顔立ちからして東南アジア系の留学生が授業中に私語をしているのである。基本的に沈黙状態の教室の中で彼女たちの声はノイズとしてよく目立つ。これが通常日本語で行われている授業であればうるさければうるさいなりの不愉快さに満たされレるわけだが、今ここでは彼ら留学生を受け入れるために英語で授業が行われている。610の立場としては国籍に関係なく授業中に私語をするものは退室願いたい、あるいは履修名簿から削除してもらってもいいように思うが(話さなければ寝ていようがtwitterでつぶやいていようが気にくわない。これらは多くの場合単独で行われ隣人を巻き込まない)、多くの学生から、また教員からも不満の声があるG30の授業では、留学生がいるから英語が用いられているのであり(もちろんそれ以外にも日本人学生の将来性を見据えたものであることも承知の上で)、そういう配慮がなされている中で授業を聞かないような態度を浮き彫りにされると憤りを覚えるのである。。
英語に不慣れな日本人学生の中には渋々取らざるを得ない人もいるわけだが、そういう人たちからすれば「あんたらのために英語でやってんのに聞かないとはどういうことだい?」と私憤が募るのも致し方ないのではないか。
私も私で、授業中寝てしまうこともあって他人の行儀の悪さを指摘することに抵抗を感じずにはいられない(恥ずかしながら1学期の授業のうち、この科目だけは聞こうと思っても持たないことが多い)。ただ、それを差し引いても、英語の授業で留学生が話を聞かず私語をするのは由々しきことではなかろうか。
―と、いくらここで現状を嘆いても無意味である(自分の中では、考えを言語化明記できることには意味がある)。ではどうすればいいのかはクラ連会でいろいろ学んでいるので、まずは次回、寝ないで授業を聞きとおすことから始めよう。
帰宅後、メール処理の続きを行ったり、筑波山キャンプの場所を選んだり、水槽の水替えを行う。早く勉強をしなければと思うがこちらもこちらでやらなければいけない事柄なのでなかなか大変である。

水汲みの往路では見かけなかったが、復路で突如地面に横たわる幼虫を発見。見るからにヤママユガ科チックであるのだが、こんなふさふさした毛をもつ幼虫は見たことが無い。部屋には図鑑が無いので調べるときにはwebを使うのだが、これがヒメヤママユだと分かるまでには結構な時間がかかった。
あまり元気がない上に、寄生蜂にやられたんじゃないかと思わしき斑点が2か所ついており、無事蛹、成虫に孵せるとは思えないが、いちおう飼育してみることにする。ところで成虫が10月下旬あたりから登場することを思うと、現時点でここまで成長しているということは蛹のステージが結構長いのだろうか。いずれにしても、オオミズアオやヤママユ、クスサンよりもとげとげしくなく、見た目はかなりかわいらしいと思うのだが…

これはヤラセではなく、水槽の掃除をするときにツブガイを引き上げたら中にゲンゴロウが侍りし様子を示している。野外でこんな巻貝のある環境下に暮らしているはずはないのだが、実際にはこのように穴か何かに潜んで過ごす習性があるのだろうか。だとすれば、甲羅干しの陸地も兼ねられる巻貝を水槽に入れておくのはなかなか「当たり」のアイデアなのかもしれない。
今記事を書いている時点では、ナミゲン・ガムシだけでなくシマゲンまで中に入っていた。いやはや何とも微笑ましい限りである。
また、気が付くとイモリの耳腺が小さくなってしまっている。ここに猛毒テトロドキシンをため込んでおり、それが大きければ成熟した個体であるとの記述をどこかで見かけたのだが、飼育下ではこの毒を取り込めないのだろうか。謎である。
そうしてようやくロシア語に手を付けられる。しかしながらロ会話の課題はロシア語のフルテキストであり、形容詞の単語美形かどうかを判別する以前に、ほぼすべての単語をいちいち辞書で調べないと文章の意味が理解できない。これはロシア語を如何に知らないかがすぐに分かってしまうこともあって精神的にもしんどい作業でもある。何よりじっくり復習する余裕が得られず一向に単語を覚えられないのは情けない限りである。
6限 文化人類学概論A
先週もこの授業の始まる辺りから空模様が悪くなり金曜日の雨も3週連続ではないか!、最寄りのバス停で降りた時ちょうどひどく降り始める。
授業ではレヴィ・ストロースの近親相姦やトーテミズム研究のお話をするのだが、先々週と同じように授業中に震度4クラスの地震が起こる。どうしてこう特定の時間帯に何度も同じことが起こるのだろう。
放課後
筑波山キャンプの申込用紙を印刷したり、日本語のロシア語文法の本を借りる。それからさらにまたメール・・・
一度にこんなに多くの人とメールのやり取りをするのはすごく久々のような気がするが、前回はいつだったか思い出せない。そういう程度には日常的に610のケータイは読み取り専用、ならびに目覚ましとしての機能に特化している。
ケータイのメールで困るのはバイブレーションの解除ができないことで、これが眠りを妨げる。マナーモードを切って、無音状態の着信音を録音するなりして指定しておけばその被害からも解放されそうだが、これは真剣にそうした方がいいかもしれないなあ…
~・~・~
明日は土浦まで出かけて「休日お出かけパス」の一括購入をしたり、夜には食糧の買い出しに出かけたりすることになります。雨に降られたら非常に悲惨なのでせめて降らないでほしい…
まあ、土日はどっちにしろ天気が良くないようで、サラサ撮影に出向けないのはたびてつの幹事になろうがならまいが同じことなので助かりはするのですが、やはり勉強時間が確保できないのはかなり問題です。いっそ、土浦までバスを使ってしまいたいところですが、往復で1000円かかるのはきつい…
今朝は5時起床。朝食後、やどけんの新歓祭のポスターを外しに出かける。春日キャンパスではポスターを見つけられずに終わるが、誰かがすでにはがしてくれたのか、それとも誰の力でもない自然の営力により消滅したのかは定かではない。後者であれば私の個人情報が流出してしまうのであまり好ましくはないのだが…
帰宅時、今年第一号のムネアカセンチコガネを発見。

立派なコブと角を携えたオス。つまむと頭と胸をこすってキイキイ鳴くのだが、そういう動作をしておらず一見静止しているようなときにも「鳴いている」。 これはどういうことなのだろう。
1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の変態とホルモンについて。無変態昆虫は形態の変化に乏しいという点でつまらないが、610としてはその形態そのものに惹かれるものがある。これぞ昆虫学特講を受けた効果であろう。そのほか、脱皮の仕組みについてはあまり知らなかったので「空気を飲みこんで」体を膨張させているということが分かって良かった。
2限 植物系統分類学Ⅰ
渦鞭毛藻類について。このグループになると藻類とはいえ葉緑体を持たないものもいる。この藻類を取り込んで共生しているクラゲがパラオの汽水湖にうじゃうじゃいる映像はなんとも現実離れしているように感じる。ところで610はクラゲの動き方に愛着というか興味が魅かれる。俗にいう筋肉を持たずして動いている奇妙さ(?)や、形態にどことなく目が留まるのである。
この授業は留学生を対象として英語で行われており、610は何度かこの場で意見を書いてきたし、クラ連会で教員の方にも物申したことがある。今までは主に教員の英会話力や授業の内容に関する不満が多かったのだが、これに関しては新たな問題が浮上した。
顔立ちからして東南アジア系の留学生が授業中に私語をしているのである。基本的に沈黙状態の教室の中で彼女たちの声はノイズとしてよく目立つ。これが通常日本語で行われている授業であればうるさければうるさいなりの不愉快さに満たされレるわけだが、今ここでは彼ら留学生を受け入れるために英語で授業が行われている。610の立場としては国籍に関係なく授業中に私語をするものは退室願いたい、あるいは履修名簿から削除してもらってもいいように思うが(話さなければ寝ていようがtwitterでつぶやいていようが気にくわない。これらは多くの場合単独で行われ隣人を巻き込まない)、多くの学生から、また教員からも不満の声があるG30の授業では、留学生がいるから英語が用いられているのであり(もちろんそれ以外にも日本人学生の将来性を見据えたものであることも承知の上で)、そういう配慮がなされている中で授業を聞かないような態度を浮き彫りにされると憤りを覚えるのである。。
英語に不慣れな日本人学生の中には渋々取らざるを得ない人もいるわけだが、そういう人たちからすれば「あんたらのために英語でやってんのに聞かないとはどういうことだい?」と私憤が募るのも致し方ないのではないか。
私も私で、授業中寝てしまうこともあって他人の行儀の悪さを指摘することに抵抗を感じずにはいられない(恥ずかしながら1学期の授業のうち、この科目だけは聞こうと思っても持たないことが多い)。ただ、それを差し引いても、英語の授業で留学生が話を聞かず私語をするのは由々しきことではなかろうか。
―と、いくらここで現状を嘆いても無意味である(自分の中では、考えを言語化明記できることには意味がある)。ではどうすればいいのかはクラ連会でいろいろ学んでいるので、まずは次回、寝ないで授業を聞きとおすことから始めよう。
帰宅後、メール処理の続きを行ったり、筑波山キャンプの場所を選んだり、水槽の水替えを行う。早く勉強をしなければと思うがこちらもこちらでやらなければいけない事柄なのでなかなか大変である。

水汲みの往路では見かけなかったが、復路で突如地面に横たわる幼虫を発見。見るからにヤママユガ科チックであるのだが、こんなふさふさした毛をもつ幼虫は見たことが無い。部屋には図鑑が無いので調べるときにはwebを使うのだが、これがヒメヤママユだと分かるまでには結構な時間がかかった。
あまり元気がない上に、寄生蜂にやられたんじゃないかと思わしき斑点が2か所ついており、無事蛹、成虫に孵せるとは思えないが、いちおう飼育してみることにする。ところで成虫が10月下旬あたりから登場することを思うと、現時点でここまで成長しているということは蛹のステージが結構長いのだろうか。いずれにしても、オオミズアオやヤママユ、クスサンよりもとげとげしくなく、見た目はかなりかわいらしいと思うのだが…

これはヤラセではなく、水槽の掃除をするときにツブガイを引き上げたら中にゲンゴロウが侍りし様子を示している。野外でこんな巻貝のある環境下に暮らしているはずはないのだが、実際にはこのように穴か何かに潜んで過ごす習性があるのだろうか。だとすれば、甲羅干しの陸地も兼ねられる巻貝を水槽に入れておくのはなかなか「当たり」のアイデアなのかもしれない。
今記事を書いている時点では、ナミゲン・ガムシだけでなくシマゲンまで中に入っていた。いやはや何とも微笑ましい限りである。
また、気が付くとイモリの耳腺が小さくなってしまっている。ここに猛毒テトロドキシンをため込んでおり、それが大きければ成熟した個体であるとの記述をどこかで見かけたのだが、飼育下ではこの毒を取り込めないのだろうか。謎である。
そうしてようやくロシア語に手を付けられる。しかしながらロ会話の課題はロシア語のフルテキストであり、形容詞の単語美形かどうかを判別する以前に、ほぼすべての単語をいちいち辞書で調べないと文章の意味が理解できない。これはロシア語を如何に知らないかがすぐに分かってしまうこともあって精神的にもしんどい作業でもある。何よりじっくり復習する余裕が得られず一向に単語を覚えられないのは情けない限りである。
6限 文化人類学概論A
先週もこの授業の始まる辺りから空模様が悪くなり金曜日の雨も3週連続ではないか!、最寄りのバス停で降りた時ちょうどひどく降り始める。
授業ではレヴィ・ストロースの近親相姦やトーテミズム研究のお話をするのだが、先々週と同じように授業中に震度4クラスの地震が起こる。どうしてこう特定の時間帯に何度も同じことが起こるのだろう。
放課後
筑波山キャンプの申込用紙を印刷したり、日本語のロシア語文法の本を借りる。それからさらにまたメール・・・
一度にこんなに多くの人とメールのやり取りをするのはすごく久々のような気がするが、前回はいつだったか思い出せない。そういう程度には日常的に610のケータイは読み取り専用、ならびに目覚ましとしての機能に特化している。
ケータイのメールで困るのはバイブレーションの解除ができないことで、これが眠りを妨げる。マナーモードを切って、無音状態の着信音を録音するなりして指定しておけばその被害からも解放されそうだが、これは真剣にそうした方がいいかもしれないなあ…
~・~・~
明日は土浦まで出かけて「休日お出かけパス」の一括購入をしたり、夜には食糧の買い出しに出かけたりすることになります。雨に降られたら非常に悲惨なのでせめて降らないでほしい…
まあ、土日はどっちにしろ天気が良くないようで、サラサ撮影に出向けないのはたびてつの幹事になろうがならまいが同じことなので助かりはするのですが、やはり勉強時間が確保できないのはかなり問題です。いっそ、土浦までバスを使ってしまいたいところですが、往復で1000円かかるのはきつい…
Posted by Impulse610 at
18:10
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