2020年11月30日

2020. 11. 30 の人生

昨晩、『翔んで埼玉』を鑑賞。たいへん楽しませていただく。朝はまあまあの目覚め。午前中はあんまり気が乗らないものの、頼んでいた文献が届いたこともあって副業の考察をリライト。午後は生き物の世話。その後、TEM観察をするサンプルを選んでいたところ、所属先ラボの卒業生の方が偶然現れたのでちょっとお話。先日のセミナーにも参加されていたこともあり、自分の発表で言及したものを少し見ていただいたりする。帰り始めたころに論文のプルーフ到着のお知らせがあり、帰宅後確認。いったい何ページになるのかがだいぶ気になっていたのでようやくおおよそのページ数が分かったのだが、期待よりも3頁くらい少ない仕上がりでちょっと残念。  


Posted by Impulse610 at 20:43Comments(0)

2020年11月29日

2020. 11. 28-29 の人生

11. 28 本日はオンラインセミナーの開催日。一応企画側として少しだけ運営に関わっていたのだが、あろうことか当日に寝坊。なんとか開会前にラボに到着、とはいえほとんど自分がやるべきことはなかったのが救い。問題なく進行し、シメで南半球での出来事に関連した発表をさせていただく。話をしているときには参加者の様子が分からないのでやりづらくはあったが、いくつか仕込んだネタが効果的に発揮されていたことを祈る。しばらくして帰宅し主人と落ち合いラーメン屋で夕食。かなりおいしく驚く。後輩からオンライン懇親会の連絡があったので、家に戻って参加。久々に身内の人たちと話すことができてよい時間を過ごせた。

11. 29 午前中はゆっくり休む。昼前にちょっと買い出しに出かける。午後は公園を散策してみず鳥でも観察しようと思ったのだが、池の水がほとんど抜けきってしまって全然見つからず。それからリサイクルショップで本棚を探すがいいものが見つからず。帰宅してお菓子を食べたりしてのんびり過ごす。  


Posted by Impulse610 at 16:27Comments(0)

2020年11月29日

2020. 11. 28-29 の人生

11. 28 本日はオンラインセミナーの開催日。一応企画側として少しだけ運営に関わっていたのだが、あろうことか当日に寝坊。なんとか開会前にラボに到着、とはいえほとんど自分がやるべきことはなかったのが救い。問題なく進行し、シメで南半球での出来事に関連した発表をさせていただく。話をしているとき  


Posted by Impulse610 at 16:26

2020年11月27日

2020. 11. 27 の人生

今朝は所定の時刻より早めに目が覚めて朝は割と快適。副業その1を少しやったりしてゼミ。驚きの知らせを聞く。昼を食べて午後もなんとなく副業を続ける。久しぶりに見直してみるとよい論文に改善できているような気がしてくるが、やっていることはもしかしたら改悪かもしれない。そのあとセミナーで発表するスライドを最終確認する。今晩はあんまりあほな話はできず、どちらかというとシリアスなことを話して心にダメージを受けたのだが、食後に主人がカビに感染した身欠きにしんを冷蔵庫からだし嘆き悲しんでいる様子を見て心を落ち着かせる。主人はつい数日前にも干し芋をカビの培地にしており、その手の才覚があるようだ。  


Posted by Impulse610 at 21:06Comments(0)

2020年11月26日

2020. 11. 26 の人生

今朝は結構眠い。午前中はスライドの確認や副業その2について考えたりする。こちらはやはり査読付き雑誌に載せるのは難しいかもしれないなあ…という気がしてくる。午後、注文したコオロギが届いたので飼育系を立ち上げる。夕方に人生ではじめてzoomを使ってちょっとした打ち合わせを行う。それから副業その1の原稿っぽいものを久しぶりに見直す。もっと内容を絞ってもいいかなという気がしてくる。  


Posted by Impulse610 at 19:47Comments(0)

2020年11月25日

2020. 11. 25 の人生

通常の出勤時間に出ラボして延々とスライドを作る。とりあえず初稿は作り終わるが、気軽な話をしようと思っているにしても中身が多い。取捨選択とか話す内容を固める必要がある。いつもより早めに帰路につき、ウェブカメラを購入したりする。
夕食時、特定の嗜好を持つ集団がなぜ、なんとなく忌避したくなるように見えてしまうのかについて主人と議論したりするが、本日のハイライトは味噌汁を飲み終えた器に納豆を投入した際に不意に納豆を踊らせた我が人生である。主人の顔が引きつっていたのがよく分かった。もちろん、これまでの人生を振り返っても、納豆が器の中でツルツルと動き回っているさまを表現したのは初めてである。そうこうしているうちにカゲロウの尾糸の形成について、論文の図を示しながら主人に説明しはじめていて、ああそうか、こういうところが忌避要因なんだなと悟る。ところで、主人には、で、お前は出来上がった構造がどういう意味を持つのか興味を持たないが、それは何でか問い詰められる。恥ずかしながらこのような問いに今までうまく答えられなかったのだが、これも納豆のおかげか、私は発生過程が分かればそれでよしとしてしまうから、形が出来上がった後のことはあまり気に留めないのだと気づいてしまった。とりあえず、それはそれでいいだろうと主人を納得させることには成功、かろうじて一命をとりとめる。  


Posted by Impulse610 at 20:36Comments(0)

2020年11月24日

2020. 11. 18-24 の人生

11. 18 鉄道とバスを利用して古巣へ移動。これからしばらく滞在して実験観察を実施。昼にはタイ料理屋に久しぶりにいく。荷物が非常に重く、12キロくらいあるリュックを背負っていったために肩こりと眼の奥の痛みが時間がたつにつれて強まっていくのだが、気合でカバー。現所属先である程度の仕込みを行ったのだが、あまりうまくいかず。

11. 19–21 ひたすら観察。19日未明に5報目のアクセプト通知。この通知というものはもらうまでは非常にもどかしいものだが、今回はじらされた?こともあってあんまり感慨にふけることはない。目下別の研究をしていることもあって、あ、はい、じゃあ次だな、という具合である。ともかく、延々と観察を続ける。21日にはBOSSに簡単に結果を見せてちょっとしたディスカッションをしたりする。簡単に書くと、私たちが想定していた結果からかけ離れた観察をいくつかしているので、それはいったいどう解釈すべきなのかということを議論したのだが、いま手元にあるサンプルだけで果たしてどこまで言えるのだろうか、という感じである。

11. 22 片づけをして午後に帰路へ。研究に全振りしていたことと荷物の重さから、帰宅したころには自分でもびっくりするくらいの廃人になっていた。研究以外のことが本当にできないとはまさにことのことであり、肩こり・頭痛と脱水症状のコンボで放っておくと生命の危機に直結しそうな体たらくである。職業(残念ながら雇用関係にないので職業と書くたびに注釈を入れねばならない)柄、材料をよく脱水するわけだが、最近はそれにつられて自らをも脱水しがちで先が思いやられる。

11. 23 よく寝て廃人状態を脱する。研究以外に摂食活動もできるようになる。ラボに出向いて荷物の片づけや虫の様子見。イシノミやシミはとりあえず元気そうで安心。帰宅後、アクセプト祝いということで焼き肉を食べに出かけ、今まで見たこともないような肉の塊をほおばる。久しぶりにまともにビールを飲んだが、病み上がりということもあり1杯ですっかり酔ってしまい我ながら驚く。

11. 24 今朝もよく寝て疲れをとることに励み、昼前に出ラボ。先のアクセプト論文に関する事務手続きを実施したり、出張関連の事務手続き、さらに今後必要になるいくつかの物品を注文したりしてからスライドづくり。とあるセミナーで発表することになったので、昨年度末の楽しい?海外調査について話すことにしたのだが、今回はガチガチな研究発表とは異なる内容であるためにスライドの構成をどうしたものかと悩む。  


Posted by Impulse610 at 21:03Comments(0)

2020年11月17日

2020. 11. 17 の人生

朝、1か月近く止まっていた査読対応先から連絡。ついにきたか!と思ったら3人目の査読者のコメントが届いていたのであった。なぜまだ終わらないのだ…と感じなくはないが、非常に好意的な対応をしていただいたので結果的には問題ない。ラボについて早速その反映をして、切片を切る。昼にオヤマボクチとから種をいくつか採取。染色、イシノミやシミのお世話、各種準備などをする。

今日も特にあほな話はないが、私の味覚があほであるという話題を1つ。主人がもらってきた里いもを食べた際、私には特に味を感じられなかったのだが、主人曰く土臭いとのこと。うーむ、わからん。ポストに入っていた産地直送のカニのチラシをみていると、ああいい値段するなあ、きっとおいしいんだろうなあとは思うのだが、カニをふんだんに使ったファーストフードのチラシをみやって、きっと私の味覚だとこのファーストフードのカニの味はわからないのだろうなあ。  


Posted by Impulse610 at 21:22Comments(0)

2020年11月16日

2020. 11. 14-16 の人生

11. 14 午前中はゆっくり休みながら主人たっての希望であった『ジョーカー』を鑑賞。これはたしかにヒットしそうな内容である。午後に出ラボ。生き物の様子を見て帰宅。買い物や自炊のお手伝い。夜は先週ジャケットに興味を引いた『空海』を鑑賞。うーむ、期待していた内容ではなかった。しかし映画では空海たちが常に動き回っており、かつ速足であったのが印象に残る。映画を見ている前あたりから左目奥の眼精疲労が生じ、脱水症状を疑ったが今回はそんなことはなさそう。となると肩こりか、あるいはサフランか。実は、ある所に誰が植えたかもわからない(≒手入れが放棄されている)サフランの群落があり、そこからちょっとめしべを失敬していたのだが、映画を見ながらその黄色い煮汁を服用していたのである。めしべ3本くらいなら死んだりしないと思うが、体質によっては良からぬことが起こるのかもしれない。とにかく寝ればよくなるだろうと思いきや・・・

11. 15 翌朝になっても眼の奥が痛い。主人に助けを乞うて肩をもんでもらって昼過ぎまで寝る。若干よくなった気はするがまだ残っており、昼食後に頭痛薬を飲む。首のあたりをもむと一瞬痛みが引くのだが、薬を飲んだ後には拍子抜けするくらい一瞬で症状が全快。肩の凝りも引いた模様。こうなると全能感に包まれ、万物がいとおしく思えてくる。それはさておき、リハビリを兼ねて散歩がてら近所で買い出し。夜に『バックトゥザフューチャー3』を鑑賞。見終わった後の満足感が高くいい気分になる。しかし昼過ぎまで寝ていたせいもあって夜は寝付けない。

11. 16 寝付けはしなかったが充分に睡眠時間を確保していたからかあまり眠たくない。午前中は切片を切る。午後、タイヤ交換等をしてもらおうとお店に行ったが時間が合わず撤退。帰りがてら、かつてのように自前で作業してしまえばいいじゃん、と思い至る。戻って生き物チェック、切片の染色。あまり出来は良くないのだが、結構重要なデータを得る。それからいろいろして、帰る前には日本でもっとも採集難易度の高いであろうカワゲラについてちょっと調べたりする。
夜はあまりあほな会話はないが、主人が発注していた冬用のズボンが、サイズの問題によりなぜか私のものとなってしまった。  


Posted by Impulse610 at 21:11Comments(0)

2020年11月13日

2020. 11. 13 の人生

ラボについたら、昨日虫の息であった(いや虫はいつも虫の息をしているわけだが)トワダカワゲラ雌が若干の卵を産んで死んでいた。あいにく多くが乾燥して発生は見込めないが何とかなるかもしれない。また多数の未受精卵も確保しておく。その後ゼミ。発表に先がけて研究室の集合写真を撮影。はじめての中腸の研究報告をしたのでボス以外にはあまり多くが伝わっていないかもしれないが、ようやく想定していた状況で研究の話ができて安堵。午後は先週に引きつづき、実習で採集した水生昆虫の同定を担う。やはり種レベルの同定は不慣れであまり貢献できず、カワゲラであっても同定結果をボスに訂正されるような情けない事態であった。これはもっと修行が必要だろうなあ。  


Posted by Impulse610 at 21:32Comments(0)

2020年11月12日

2020. 11. 12 の人生

ほぼ1日ゼミ資料作り。内容の取捨選択に悩むが、あれもこれも詰め込むといつまでも終わらなそうなのでコオロギの中腸のことだけに絞る。それでも中身が多く、どうしたものかと悩む。合間に生き物チェック。シミの調子があまりよくないのが気がかりで、引っ越しを計画したが上手くいくだろうか。  


Posted by Impulse610 at 21:00Comments(0)

2020年11月11日

2020. 11. 11 の人生

終日TEM。コオロギとトンボの中腸を観察するが、今回はトンボがイマイチ。前回は樹脂の種類の違いかもしれないと考えたのだが、何のことはない、試料の固定や樹脂の浸透具合のほうが影響が大きそうである。操作中にちょっとしたやらかしをしてサポートセンターに電話するなどしてしまう。結果的に問題はなかったのだが以降気をつけないといけない。また、午後にちょっとした研修のようなものを受ける必要があったのだが、まあどこも大変だなという印象であった。本日はようやくコオロギの勘が戻ってきたというか、研究方面に思考がだいぶ割かれているのであほな話はない。  


Posted by Impulse610 at 20:37Comments(0)

2020年11月10日

2020. 11. 10 の人生

午前中はコオロギとトンボの超薄切片作製。コオロギはわりといい感じに切れた一方でトンボが今回はダメである。午後、電子染色をしてからちょっとしたサンプルの仕込みをする。『フィールドの観察から論文を書く方法』を読み始めたが、なかなかいい感じの本である。

私はしばしば、よその人からは穏やかな人物像をあてはめられているらしい。「よかったねそう思われていて、でも頭の中は大爆発しているくせに」と主人に真実を指摘されてしまったのだが、ここでふと、じゃあ逆はどういう人なんだろうかと考える。つまり、行動は爆発しているのに、心の中はいたって平静な状態にある人。そんな人いるのだろうか、何か特異な精神状態に達していないとなし得ないんじゃないか、などと思っていたのだが、主人曰く、家にいるお前はそれそのものだという。全力で否定したかったのだが、思う節がないわけでもない。かつて私は主人の前駆体の前でパスタを食べたとき、いつものようにそばと同じように豪快にすすったのだが、それは本当にあり得ない行為であると幻滅されてしまった。そもそもパスタをすすることがありえないし、すする音が大きすぎて不快の極みだという。同様に納豆に関しても水道管のような音を立ててすすっているのをお願いだからやめてほしい、と懇願されたこともある。これらは主人(前駆体含む)にとっては爆発している行動にみえる一方で、当の本人はいたってのほほんと食っている。まったくあきれたものだが、上述の内容な今後の人間関係に深刻な影響を与えかねないので、最近は慎むようにしている。
さて、今晩も納豆の食べ方について議論が起こってしまった。これもまた爆発の系譜なのかもしれないが、言葉にするといささか下品なのでできる限り婉曲に表現したい。納豆を混ぜると豆と豆の間にねばねばした物体が生じる。どうにも私はこれと豆を一緒に味わいたくないらしく、しかるべき分離操作をしかるべき場所で実施したのち、豆の触感や風味を楽しんでいるのだが、その間は無口にせざるを得ない。その一瞬を主人が見逃すはずもなく、何をしているのだと指摘してくる。これこれこういう作業が忙しくて会話を中断せざるを得ないのだ、と答えるしかないわけだが、主人は私がさも平然と答えたことに驚きあきれて言葉を失ってしまった。まあ、すするのと違って実害はないからいいけど…とのこと。うーむ、納豆の食べ方一つをとっても奥が深いものである。  


Posted by Impulse610 at 21:09Comments(0)

2020年11月09日

2020. 11. 9 の人生

朝は何度も目が覚め、眠りも浅い。昨晩布団を少しいじったことが悪影響を及ぼしている気がする。出ラボをしてプレスリリースのようなものをとりあえず仕上げ、ちょっとした事務仕事をしてから午後に向けてブロックの仕込み。午後はトンボとシミの厚切り切片を切り、染色。光顕観察に関しては古巣で仕込んだ樹脂のほうがよく染まっている印象。合間にゼミ資料を作ったりする。

さて帰宅して夕食の準備を済ませた後、主人が背筋を伸ばした。それをみた私はすかさずセスジムシを知っているか問うてみたところ、お前は私をバカにしているのかとあきれられる。ということでセスジムシの真実を紹介(えらそうな書き方をしている割にほとんど何も知っていないのだが)したのだが、主人はオサムシ・ゴミムシの類を好きではないため、やや難色を示す。

その後、絵本の話になり、主人が『ゴム頭ポン太郎』という本の存在を示唆したので調べてみたところ、表紙画像をたいそう気に入る。こういう絵本を書ける作家は偉大だななどと盛り上がる。

  


Posted by Impulse610 at 20:52Comments(0)

2020年11月08日

2020. 11. 7-8 の人生

11.7 午前中はゆっくり休む。洗濯もする。午後、色々な買い物をする。また映画もいくつか借り、帰ってからみる。私はレンタルビデオ店というものにこの4月まで進入したことがなく、みたい映画を借りるシステムが全く分かっていない。そういう人物視点でいうと、借りたい映画の中身のディスクだけを持っていくというシステムは難解この上ない。それはさておき、『空海』という映画のイラストに思わず興味を惹かれ、主人に要求したのだが今回はやむを得ず見送りすることに。『ホームアローン』と『Stand by me』の2作をみる。合間に散髪。さっきみた『空海』のインパクトが頭を離れず、思わず剃髪をしたいと訴えたのだが、主人がどうしてもそれを認めない。というわけで今回も最長で25㎜程度の「長髪」で仕上げられてしまった。まあこれからの寒さに備えて頭皮を順応させるにあたり、このくらいの長さがちょうどいいのかもしれない。

11.8 今日も午前中はゆっくりする。昼前に出ラボをして生き物チェック。帰ってきてから、出ラボの途中で買った渋柿の皮をむき、干し柿づくりの準備を整える。また、途中に見事な花の展示をしている場所があったのでみにいく。夕食をしながら『Back to the future 2』をみる。前作をみてから結構時間がたってしまっていていろいろと忘れていたが楽しむ。  


Posted by Impulse610 at 20:43Comments(0)

2020年11月06日

2020. 11. 6 の人生

昨晩、とあることに気づく。朝はそれに関連していろいろと調べてみる。要するにまた副業ネタが見つかったようなものなのだが、論文化ができたとしてもせいぜい短報レベルであろうし、現状さらにデータを取ってどうこうできる見込みもない。それからゼミ。午後からは実験実習のサポートとして、以前採集した水生昆虫の同定のお手伝い。古巣でも似たようなことはしていたが、ほかの昆虫類も対象としていただけあり、水生昆虫に関しては基本的に目以降はあまり深入りしていなかった。しかし今回は主レベルまでの同定を求められるので、カワゲラはともかく、ほかのものはなかなか対応できない。そしてなぜかカワゲラの質問は来ない。おかげさまでいい勉強になってしまった。

さて、主人から「婚約者のご両親に初めて会うため、ナーバスになっている知人がいる。何かアドバイスをしてほしい」と言われたのだが、困窮。残念ながら、私からアドバイスできることは何一つないのである!
ところで、最近は無性にオヤマボクチに熱中しており、所属先に自生する株を観察するのが日課である(最近は枯れ始めている)。そのほか、ドライブしているとき、トワダカワゲラを探しているときなど、山野にいるときは常に周囲にオヤマボクチが生えていないかどうか気にかけているわけだが、依然として見つからないままシーズンを終えようとしている。これはたいそう無念であるのだが、そういうこともあって、暇さえあれば図鑑でオヤマボクチを眺めてにやにやしている。するとどうだろう、同じページにあるヒゴタイについても、オヤマボクチと同様に魅了されてしまった。あいにく近くにヒゴタイは見つかりそうもないが、あの特異な風貌と色合いに強いインパクトを受けたらしい。そんな矢先、あるカタログに見覚えのあるイガイガが飛び出ているのを見つけてしまってもう大変!もういてもたってもいられず、主人にその旨を報告したのだが、「なぜあなたはカタログのメインの商品ではなく、ヒゴタイに惹かれ、あまつさえヒゴタイを購入できないか調べ始めてしまうのか」とを呆れさせてしまう。私もなぜここまでヒゴタイとかオヤマボクチに支配されてしまっているのかわからないし、わかったらもう少し苦労しない人生を歩んでいたかもしれない。  


Posted by Impulse610 at 21:55Comments(0)

2020年11月05日

2020. 11. 5 の人生

午前中はTEM観察。トンボとコオロギの中腸を観察するが、コオロギは全然ダメ。トンボも2種類みたが、よい像が得られたのは1種類。なかなか興味深い状態を観察できたのだが、これをもっと追及するには発生をさかのぼっていく必要がありそう。知人の研究者から冬鳥の遺体を提供いただく。午後はちょっと事務的な手続きに時間を費やし、コオロギのTEM観察試料を準備しようとしたが、小道具が不足してできず。至急で物品購入を依頼するが果たしていつ来るだろうか。そのあと、午前見損ねたトンボの中腸の再観察や、追加の小道具が必要ないサンプルのトリミングなど実施。

ところで、帰宅して夕食を摂取するとき、ほぼ毎日、主人とあほみたいな話をしている。テレビもなく、ともすれば困るようなひと時ではあるが、我ながらあきれるほどに、あほな話題には事欠かない。これがどれくらいひどいかというと、主人をして、毎日ちゃんと記録しておいたら面白いかもねと言わしめるような状況である。そこで、どんな記録媒体がいいか思案したが、ここ最近1~2行しか更新せず、存在意義を完全に失いつつもなぜかいまだに更新が続いている弊ブログをおいてほかにない、と満場一致の解決を見みた。ということで、記念すべき第一弾として、本日の話題を提供する。

主人が里芋コロッケを持って帰ってきた。私にとってコロッケといえば、そう、コロちゃんコロッケである。小学校か中学校のころの思い出として、近所にあったドンキホーテの店先でコロちゃんコロッケが販売されていたのである。そこでは聞く人の精神に訴えかけ、そして私が今でも忘れることのないBGMが延々と再生され続けていた。少年が3度、コロちゃんコロッケがいかにコロコロでサクサクであるかを訴え、ついに観念した母親が購入に踏み切る。そして少年は今日もコロちゃんコロッケが食べられることを心から感謝する、という壮大な物語が展開されるわけだが、あろうことか主人はその音楽を知らない。あの調べに身をゆだねた人のみぞ知る、人生の高揚感をぜひとも追体験してほしいと、動画なり音声なりがアップロードされていないかと探してみたのだが、このような名作ほど記憶の中にうずもれてしまう。結局、単なる思い出話の一つとして話題は終わってしまった。

その後、主人が揺れていたのを目撃したのだが、不意に、ユレモについて思いをはせる。あれ、ユレモって藻類がたしかったようなあ、あれは揺れているからユレモなんだろうか。いや、そもそも、ユレモが揺れなかったとして、そういう状況はあり得るのだろうか。揺れないユレモは存在していいのだろうか?そう主人に問いかけたのだが、まずそもそも、ユレモという分類群が確かに存在するのかと問題提起を突き付けられてしまった。あわててこのブログを書く段になって調べてみたのだが、ユレモは藍藻の一群としてその辺に普通にあるらしい。その事実を伝えたところ、主人は、ふ~ん、とだけ言って立ち去ってしまった。  


Posted by Impulse610 at 20:59Comments(0)

2020年11月04日

2020. 11. 4 の人生

朝ちょっと副業について考えてから、トンボを切る。昼過ぎ、シミ容器が悲惨なことになっていたことを確認したが、とりあえず切るべきトンボとコオロギを切り、電子染色まで済ます。それからシミの容器を掃除。  


Posted by Impulse610 at 20:44Comments(0)

2020年11月03日

2020. 11. 3 の人生

起床したところ、唐突に沿岸部へ出かけることが決定。出かけて適当な所で昼食を摂るが、なかなかコスパがよい。それからとある水族館に入り、いろいろ見るが、どうしても硬骨魚類にはあまりグッとくるところがなく、シャミセンガイとかヌタウナギ、ギンザメなどをみてテンションを上げてしまう。夕方、主人の要望により防波堤でしばし時間をつぶしていたのだが、アジが1匹釣りあがる。帰ってこれを刺身にしていただく。  


Posted by Impulse610 at 20:42Comments(0)

2020年11月02日

2020. 11. 2 の人生

午前中はプレスリリースのようなものをつくったり、ちょっと外出したりする。午後、生き物チェックと中腸の勉強。  


Posted by Impulse610 at 21:19Comments(0)