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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2012年07月31日

生活リズムは改善されるのか?

さて、恐らく自室では人生初めてのイベントの徹夜をしてみたわけだが、えらく腹が減る。仕方なしに、帰るまでに処理すべき豆腐1丁のうち半分を何の味付けもしないで食べる。ご飯のおかずにするなら醤油なり味噌なりつけたいところだが、今回はこれで問題ない。しばらくしてから昨日の夕飯のおかずになったちくわときゅうりを処理。我ながら非常にヘルシーな夜食となったが、これは一般的に「夜食」のイメージとして思い浮かびそうな食材が何一つ無いからであることは昨日の夕食の様子からご想像いただけよう。
さてこの間にも『ヴェーダからウパニシャッドへ』を読了したのだが、これは東洋思想の授業で触れられた内容がより詳しく書かれていて(それでも著者曰く「アウトラインのアウトライン」であるから、実際のインド哲学はもっともっと深遠なものである)それなりに面白かったのだが、私としてはカタカナ語を多用するなら横書きの方が読みやすそうだなあと感じる。それにしても現代の様々な情報を前提としてしまった私たちからすれば、昔のインド人たちの考え方があまりに唐突すぎるように感じてしまう。

それは動く。しかしそれは動かない。それは遠くにある。しかし手元にある。それはこの全世界の内にある。しかしこの全世界の外にある。

これは「個人と世界との一元性」を表現しているそうだが、ただただ、ほほう、そうなのかと言うことしかできない。

徹夜の目的は生活リズムの修正にあるので、眠たくなっても我慢して起きていなければならない。食糧が枯渇している中、紅茶のティーバッグだけは豊富にストックがあるのでそれを飲み飲み眠気をごまかしつつ、読書を終えてパソコンに文章を打ち込んでゆく。これは610が生研+やどけん合宿で留守にしている間皆様に読んでいただく予定のものであって、例によって長文、しかも2本立てである。いずれも、コメントがいただけたら嬉しゅうございます。

紅茶+パソコン+東方vocal+ガムのカルテットはかなり効果があるようで、無事に夜明けを迎えられる。一応朝食を済ませてから、金欠ではあるもののやはりお菓子が食べたくなってしまったことと、六郷の水生生物用の水草を追加する目的も兼ねて買い物とタヌキモ掬いに出かける。往来も少なく涼しいこの時間帯に行動するのがいちばん合理的だなあなどと実体験して痛感するものだが、悲しいかな近頃の610は早起きができないのである。



帰りがけ体芸エリアにて人の気配を感じるなと思ったら・・・作品だった。この様子からして左側の人型オブジェ(正式には何て呼べばいいのでしょうかね)は夜間でも明るいままだろうから不気味度が増すのは間違いない。

この後何をしていたかいまいち思い出せないのだが、確かやどけん部室にノムラホイホイを取りに行って荷物整理をしているうちに一人では持ち帰れないということになって戻しに行ったり、30分だけ仮眠を取ったら昨日までの昼寝とは質の違う猛烈な眠気を感じたり、例によって荷物が膨大になってしまったりしてからバスに乗車。文字を読む気になれなかったので音楽を聞きながら目をつぶっているうちに寝ていたこともあったのだがそんなに長くはなかったようだ。
いつの間にか東海道線東京口から3ドア車の211系が姿を消したようだが、品川の車庫にまだ1編成残っているのを目撃したり、京急銀10006両Ver.がいつの間にか5編成も出揃っているようであったりと、身近だった鉄道の変革に今さらながら気が付く。たびてつに所属してはいるものの、あまりテツ分が補給されているわけではないようだ。興味が衰えているわけではないが、日ごろ鉄道とは無縁な生活をしているので勘が鈍ってしまったのかもしれない。
帰宅まずはゲンゴロウたちの様子を確かめ、ヒメゲンの数が減った気がするがおおむね元気そうで安心し、してしばらくのんびりして(気温が下がるのを待って)から蒲田まで散髪に出向く。前回の失敗を踏まえて、剃髪を行う以前の定番であった短めのスポーツ刈りにしてもらうのだが、この時ふとあることが分かった。そのことは追記に書くことにしよう。そして今回は散髪後の自分の外見にはまるで無頓着になれたのであった。



部屋を出た直後、階段の踊り場でアブラゼミが控えていたのだが、よく見るとセアカ型であった。何とか逃げられないよう捕獲に成功したので部屋に連れて帰る。セアカ型を見たのは高2の9月以来ということもあるし、せっかくだからこれは標本にしよう。

~・~・~

明日は荷造りや買出しをしなければなりませんね。そんなにすることは無いとは思うけれど・・・
早起きができるはずなので、ヒヌマ観察のついでにある直翅目、あるゴミムシも探してみようと思います。
それと生チャレ2010メンバーでの集まりがあるのかな?  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)

2012年07月30日

人々よ、彼がインドラである

今朝は745起床。あまり眠たさを感じなかったので図書館に出向く手はずを整える。
どうやら今日は大学説明会と重なっているようで、臨時バスやら自家用車やらがあふれかえっている。そして高校生を迎える生物学類生も数名スタンバイしていた。そういえば去年は様子見に来り、見学を終えたKobayaさんと学内をふらついていたっけ・・・今年は図書館でおとなしく勉強をすることにしよう。
しかし対して勉強することができない。陸域生態学実習でのメモを打ち込み印刷してからはひたすら「速報」を読みふけることに。これはこれでそれなりに面白くためになるので侮れないのだが、何も図書館で読む必要は無かろうに・・・
15時頃集中力が切れたので帰宅、そこから昼寝…

夕食は昼食で消費しなかったそうめんに、ここ最近定着したちくわときゅうりをおかずにしてすする。こんな食生活を送っているようでは夏のフィールドには出られそうもないが、調理の面倒さと食費をかけたくない事情を見事に解消したのがちくわであって、これをおいそれと見放すわけにはいかない。とっとと帰省してしまえばよかったのかもしれないが…

さて、最近生活リズムが乱れっぱなしで、610らしくない「夜型」生活が続いている。とはいっても日付を超えない辺りには眠くなり、起床が9時以降にずれ込むことは無い辺り健全なのかもしれないが、それでも早起きをしたい身にはとんでもないサイクルに陥ってしまったものだと感じる。それなりに睡眠時間は確保されているはずなのに、日中眠くなってついつい数時間も昼寝をしてしまうと早く寝ようと思ってもちっとも寝付けないのでなかなか補正がきかない。
そこで、思い切って今晩は徹夜をしようと決心したのであった。徹夜というと33R会や旅行の時くらいにしかやらないイベントで、つくばでは伝説?の4クラ飲みのあとに一度しただけで、部屋の中で寝ずに夜を明かすのは六郷時代も含めて初めてのことかもしれない。

そういうわけで、『ヴェーダからウパニシャッドへ』を読み進めることにしたのであった・・・  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)

2012年07月29日

眠い原因は夏バテなのか?

昨晩は何となく野性の森の様子を見に行きたくなったので、夕食後に行ってみることに。






夏休みに入る前は樹液が出ておらず心配だったクヌギからは無事流出を確認し、カトカラ(キシタバ?)やカブトムシ、フクラスズメ、ゴキブリ、コクガワタを発見。撮影後空を見ると雷が発生しているようなので、これを撮影してみようと思い立つのだが、どうやら三脚を使って長時間露光モードで撮るのが主な方法なようで、そのことを知らずに連写で何とかしようとして惨敗。
風呂に入った後は街灯めぐりをするのが日課なのだが、昨晩はある場所でセミの集団羽化の場面に遭遇。



この木は随分特徴的なのだが名前が分からない。とにかく一枚の葉の下で3匹のアブラゼミがぶら下がっているのが見え、急いでカメラと三脚を取りに部屋へ戻ったのだが、しばらく観察していると一番左端のセミの様子が不可解であることに気が付く。



爪の先一つでぶら下がっている抜け殻の、その上で羽化を始める度胸! なんとも絶妙なバランスで落ちずにいるのだろうが、風が少しでも吹いたらどうなってしまうことやら。



他にもいくらでもよい場所があると思うのだが、彼はいったいどうしてこんな生き急ぐ真似をしてしまったのだろうか。たぶんそこにはアブラゼミのオスにしか分からない事情があるのだろう。とりあえず、610が観察している間に不慮の事態は起こらなかったようで、翅にも色が乗ってきたころに退散。

さて今朝は734起床。各種レポートに手を付けたいところだが、気分は隠岐への旅程を練りたがっている。
8/22から5日間の日程で実習が行われるのだが、610は都合上20日の夜までつくばにいなければいけない。なので21日4時ごろからひとまず松江へ向かう移動経路を考えるのだが、18きっぷだけでは当日中に松江には着けそうもない。実際には松江よりも隠岐へ向かうフェリーに乗ること、それに接続するバスに間に合うことが大事であって、22日に松江入りしても問題は無いので、倉吉のガストで夜を明かすことになりそうだ。ここまでは2年前に木次線に乗りに行った時の行程と随分似通っている。
で、実習が終わってからどうするかというと、せっかく島根にきて直帰するのも忍びない、ということで、例によって木次線を使う方向で経路が絞られていく。フェリーで戻ってきたら、木次線最終列車で出雲横田へ入り、一晩中ゲンゴロウ探しをしようかと企てている。それが終わったら東京方面へ戻るわけだが、何分この辺りの列車の接続は目茶苦茶である。備後落合から新見へ向かう芸備線のダイヤは、6時代の次は14時代と全く不便である。そこでこの「待ち時間」もまた、虫さがしに充てることにする。このプランだと姫路で1分乗り換えを迫られるのだが、特急を使わず移動可能なのだ。
これだけハードな行動をしていれば、ムーンライトながらでもぐっすり眠れること間違いない。つくばっくする前に六郷に立ち寄っても、18きっぷを使っているので出費も増えない。一つ問題があるとすれば、荷物を減らさないと移動がつらいということ…

昼食後、眠くてやる気が湧かない。不思議なことは、実習に行くまでは昼ごろには眠気が覚めていったのだが、ここ最近は「一日中眠い」。昨日も日中3時間程度の昼寝を挟んだというのに、セミの撮影をしていた21時過ぎから眠気に襲われていた。いったいどういうことなのだろう。刺激が無いとだらけてしまうのだろうか。とにかく効率が悪くて非常にもったいなく感じる。
さて1530ごろ宝篋山に向けて出発するが、駐輪場についた段階でフラフラしたり、しゃがんでから立ち上がった時の立ちくらみが酷い。熱中症かどうかは分からないが、寝不足といい、夏バテを起こしているのは間違いない。これでは日中の観察はできそうにないなあ…






これはハリガネムシ?



ウラギンシジミが2匹集まっていたのでオスがメスを誘っているのかと思いきや、ただササの葉の上の何かを吸っていただけのようであった(双方ともに♂)。



エサキモンキツノカメムシのメスは写真のように卵を抱えて守っているのだが、♂との交尾を受け入れてしまっているように見える。こういう場合新たに産卵することはあるのだろうか。

~・~・~

明日は一日寝ている選択肢もありかもしれません。寝れば体力が回復するのかは不明ですが…  


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2012年07月28日

セミ界随一の冒険野郎

今朝は6時起床。大体2時間ほどかけて植物進化学のレポートを仕上げ、休憩の後ロ作文の入力を行う。
午後は動物系統分類学のレポートを仕上げにかかる・・・予定だったのだが、気が付いたら昼寝の累計が3時間を超えてしまっていたので方針転換、実習のレポートの体裁を整えることに。しかし、これは何を「載せない」でおけばよいのだろうか。610は全く関与していないのだが、グループメンバーのTさんが一心不乱?に統計処理を行った結果、膨大なデータが得られた。
610は実習中、ある程度は予想できていたが、彼女の奔放さ加減にやられ、しかもS君の率直な物言いに圧倒されてしまい殆ど機能不全のまま過ごしてしまったのであった。まあ、私の行っていることが論理的でなくて理解が浅いこと、それをそのまま伝えるS君には全く悪意を覚えない(もともとそういうスタイルの人には、大袈裟ながら畏敬の念を抱いていることもあるし、議論とは別にいろいろ話したが、彼には共感できる)のだが、何分今までそういうタイプの人と接したことが無かったからか委縮してしまい、ひょっとしたら本来の姿でいられなかったのかもしれない。彼が私をいじめている訳ではないことは恐らく事実なのだが、恐らくここまで真正面から否定されたのは初めてだったのであろう。この辺のことはいずれA氏と話し合うことになるのだろう(´Д`)
それにしても、もしN君がキャンセルしていなければ「心労」も随分和らいだのだろうなあ…
ちなみに私はS君とのやり取りの中で【本当はもっと多くの人が610の言っていることが理解できていないのだが、そのことをあえて忠告したりしないのだろうな】という不安がなかば確信と変わり、それが尾を引いて軽度の対話恐怖症?状態になってしまっている。いや、議論から離れた時は(ある程度)普通に話せているとは思っているのだが・・・

~・~・~

明日もレポート三昧の一日を過ごすことになりそうです。
早朝or夕方、宝篋山に行って直翅目の採集をしてみようかと考えています。  


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2012年07月27日

Какое жарко!

昨日は一日中眠気が引かず、実習疲れここに極まれりという感じであったため、風呂を省略し19時前には就寝。ここで早起きできればよかったのだが、結局翌朝6時まで寝続けることに。しかしどうして今日もこんなに眠気が覚めないのだろうか。朝から紅茶を二杯も飲んだというのに全く駄目である。

集中:植物バイオテクノロジーI
前半はオーキシンとジベレリンの輸送等に関するお話し、午後はストレス耐性やそれにかかわるリン酸化、ABCモデルのお話し。昆虫は光周期をかなり正確に利用していて、10分単位で蛹化する・しないを決めているというお話は虫好きの610の印象に残る。この授業ではコマごとに小テストを挟み、最終日の最後にまたテストをするといった形式で、メリハリがある上に課題を夏休みに残さない方針には賛成できたが、途中で日本語での回答が許可されていたものを英答のみに変更されたのは若干不満である(610は最初から英答していたのでそんなに問題は無かったが)。
最近外国語の勉強としてはロシア語しかやっていなかったのだが、ところどころその影響でつづりや構文がおかしくなったところがあるかもしれない。

講義終了後図書館で植物進化学レポート対策の本を2冊借りて帰宅。今夏比較的涼しいところにいる時間が長いからか、野外にいるときの蒸し暑さがやけに堪える(ちなみに本日14:44、今年最高の35.6℃を観測)。数年前の私は、こんな中ソフトテニスに勤しんでいたのかと思うとにわかに信じがたい。人間が野外で活動出来る状態だとはとても思えないのだが…

~・~・~

明日からしばらくは諸々のタスクの消化に努めます。とりあえず植物進化学と動物系統分類のレポートは土日で片付けたく、実習の方も考察以外は組み立てておきたいところ。まあ、後者ではGnuplotを導入するかどうかは未定ですが、せっかくなら使いたいですねえ…
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2012年07月26日

あちらの実習先ではどうなることやら

738起床。まだ疲れが取れていないのか、とんでもなく眠い。

集中:植物バイオテクノロジー
2人の講師により、前半は植物の周期性について、後半は細胞壁と植物ホルモンについてのお話が行われる。留学生の少なさもあって、今回も日本語で授業することになる。前半はそれなりに聞き甲斐があるように思えていたのだが、2度3度と眠気に負ける。後半のはなしには引き寄せられることが無く終わる。

~・~・~

明日も集中。早く起きて片付けるべきレポートに取り掛かっておきたいのですが…

そうそう、2カ月くらい前に申し込んだ島根大学の公開臨海実習に参加できることになりました。実習内容にある「頭足類の発生・行動観察」がとても楽しみです。
しかし、この実習の2日前までSCIBOの仕事があるので、1日でつくばから松江まで移動しなければなりません。可能な限り18きっぷで移動しますが、今のところ岡山からやくもでぐったり乗り入れることになりそうです。  


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2012年07月25日

求められるは四人分の働き

813起床。さすがに実習明けは早起きすることができない。
産んでいた右足の小指は快方に向かってきてはいるものの、今度は薬指の調子が悪い。ということで1週間分の薬をもらうことに。
皮膚科から帰ってきてから水換え。つくばで採集したガムシやミズスマシが死んでしまったのは残念なことだが、ゲンゴロウたちは相変わらず元気に生きている。ただナミゲンが若干大人しくなってしまった。つくばで飼育している時よりも静かな環境だから、という理由なら安心できるのだが…

昼食後に一旦つくばっくするための荷造りを行う。明日明後日の集中授業にでるために戻らなければならないのだが、どうせ数日後に帰省するので、そんなに沢山持って帰る必要は無い。
そのついでに高校へ立ち寄り、合宿のしおりと切符を受け取りに向かう。高校最寄駅に着いたとき、今年初めてミンミンゼミの鳴き声を耳にする。生物室で待っていたrvstone君に必要なものをもらった後生物室の現状報告を受ける。ノコギリクワガタが発見されたのは610的にはビッグニュースであって、いちおう皇居でも記録はあるのだが、現役時代見つかるとは思えなかったのでこれは嬉しい。一応、例のクヌギをチェックしてみたのだが、樹液のにおいはするものの、頑丈に覆いが施されていてもどかしい。
1時間ほど滞在してからつくばっく。帰宅後買い物をして数日分の食糧を購入。六郷にはいつ戻ろうかなあ…

~・~・~

上にも書いていますが、明日から植物バイオテクノロジーの集中授業があります。実は、全くとは言えませんが、興味はない分野のもので、しかも英語の授業です。単位修得の効率は集中に勝るものは無いということで受講するのですが、果たしてどのようなものでしょうか。
ちなみに成績が大部分発表されたのですが、不安だった総合科目も、落とせない博物館科目も無事に単位を修得できました。  


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2012年07月24日

今晩のおかずはカレーとハヤシライス

さて、19日から続いていた実習は本日お昼に終了しました。結局つくばっくは明日に延期して、今日は六郷へ戻ることにします。

この実習で得られたものといえば、如何に自分が論理的思考力ができていないのかということ、メンバーを統率する能力の無さ、そして多少のことにはへこたれない打たれ強さでしょうか。日記に書くかは分かりませんが、恐らく人生の中で1,2を争うどん底状態を経験してしまいました。

  


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)

2012年07月19日

電波圏からの脱出

さて、本日から長野県は白馬村で陸域生態学実習に参加してきます。インターネットの利用できない空間で24日までピットホールトラップを埋めてオサムシ達をひたすら捕まえて、解析をしていきます。前半の採集及び同定については活躍できそうですが、数学に難のある610は解析にはパソコンを提供することくらいしかできないかもしれません。

というわけで24日まで更新が途絶えますが、例によってネットで拾った記事や動画でも貼り付けておきます。

http://infosc.blog104.fc2.com/blog-entry-9.html
・帰省する筑波大生へ:これがあればリモートデスクトップを使わずして成績を確かめることができます。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35646
・私が1学期のテスト勉強を大して真剣に取り組まず、特に自由科目においては「授業が聞けたが単位はいいや」と思うようになったのは、この受験病からの脱却ともいえそうです。

http://www.tokuteishimasuta.com/archives/6396158.html
・こういう人がいるから、「自分のことを棚に上げて・・・」という表現があるのでしょう。

http://hamusoku.com/archives/7132784.html
・私は極端に近眼ですが、レーシック手術を受けたいかというと、否です。

http://nyliberty.exblog.jp/18561519/
・以下の表現は私のオリジナルではありませんが、教師や教育委員会といった知識層が、暴力に訴える中学生を抑え込むのは難しいのでしょう。そして、学校の中には公的な暴力である警察の権限が及ばない無法地帯なのである…

http://www.wara2ch.com/archives/5815576.html
・私はネットで見かけるコリアンを叩く風潮は嫌いなのですが、それを差し置いてこの記事を紹介するのには訳があります。簡単に言えば、そんなに虫に興味のない人たちが、虫をどのように捉えているのかが分かると思うからなのです。
もっとも、このブログの閲覧者の多くは、昆虫に対する視点は彼ら側のものでしょうが・・・

http://matome.naver.jp/odai/2134207976414114901
・こういうことって、テレビで報道されたりしていますか? 私は久しく観ていないので現在の事情は知りませんが、「田んぼの様子を見に行った男性が行方不明に~」という部分だけが抜き出されて報道されるのがオチで、その背景は明らかにされていないのでしょうか。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1719731.html
・「若者の○○離れ」とはよく聞く言葉ですが、この頃頻繁に自然災害が起こっている中、マイホームの購入が伸びないのも当たり前だと思うのですがね。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32536
・私はレポートを作る側の立場として、ネットの情報をコピペすることは常軌を逸した手段であるとの認識があり、窮地に立たされたとき以外は利用しません。しかし、正式な論文だってコピペしているのであって、教員が一概にコピペを禁止することには無理があるようにも思います。ソースが信頼できるものでかつ、内容が優れていれば問題はないように思いますがどうなのでしょう。

http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/7244696.html
・事実なのでしょうか、かなりひどい話だと思います。私は結構いろんなところでいろんな虫を採集していますが、これに金銭的価値を付けることには抵抗があります(なので、知り合いに差し上げるときにお金を催促することはしません)。そういう考えを持つ身としては、生き物が好きな青年の金銭を奪い取りだますような専門学校の手口はひどく不愉快に思います。


・最近音楽を聞いていなかったのですが、また東方Vocalにはまってしまいました。英語版もなかなかのものです。


・これはPVの構成がいいなあと思います。曲調もいいですね。ひょっとしてA氏はご存知?


・コメントは同上。


・しっとりした感じで、610にしては珍しく歌詞に聞き入りました。



  


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)

2012年07月18日

真っ先に熊に食われるのはこの私だろう

530起床。寝て起きてみると脚の様子はそれなりに良くなっているように見えるのだが、それはただ乾燥しただけなのかもしれない。この状態で長靴をはくのは抵抗があるのだが、滞在時間を最小限にとどめてヒヌマを探しに出かける。トビハゼ?を探しているおじさんが近くにいたのはどことなく気まずかったのだが、ヒヌマの方は1♀を認めるにすぎなかった。例によって夏枯れしているのだろうか。



さて皮膚科へ向かうと、受付を待つ患者が列をなしていて長期戦を覚悟したのだが、『ロシアはどこに行くのか』を読んだり休憩の睡眠をとっていると1時間ほどで診察が始まる。とりあえず事情を話してから診てもらったが、ご覧の有様。



明日からの実習内容を考えるとできれば長靴をはくのは避けたいのだが、湿布と抗生物質の飲み薬をもらったのでその分悪い環境に耐えてもらうことになるのだろう。とにかく早く治ってほしいところだ。迫る生研合宿で海に入れない恐れがあるのだから…
※ちなみに610の足には水虫菌はいないようです。

昼食後には久々にアラビア語の勉強、といっても今までやった内容の復習として単語を書くだけのものだったが、かれこれ3週間くらいご無沙汰していたので結構忘れてしまっている。文字の書き方はまあ覚えてはいたが、やはり語学は定期的に触れておかないとダメだなあと実感。それから、川崎から南神城までいかに運賃を安く済ませられるか、分割購入の方法を検討。結果として110円安くできそうなルートを発見したので、いざ蒲田まで買いに出かけたのだが・・・



地方交通線の運賃計算でミスしてしまい、結果として浮いた金額は20円にとどまる。JR線にはきちんとした幹線とローカル線の区別があって、例えば中央本線は幹線なので営業キロの数値をそのまま使えばいいのだが、大糸線はローカル線なので営業キロではなく「換算キロ」で計算しなければならない。、610はこのルールを、【幹線からローカル線に乗り換えた場合のみ有効】だと勘違いしていたために間違えてしまったのだ。
※もっとシンプルに、川崎→甲府、甲府→南神城で分割購入していれば¥4730となり、正規運賃より¥210円安く乗車券を買えたのだが、なぜそれに気がつけなかったのだろう…
そのほかに18きっぷも購入。今夏は全くの個人で遠出する余裕は無いので5回分使い切るかは不明だが、余った分は誰かに割引率0%で売ることにしよう。 


~・~・~

さて、明日から24日まで長野県白馬村へ実習に行ってきます。何をするのかというと、いろんなところにオサムシを捕まえるピットホールトラップを仕掛け、それを解析にかけます。610が役に立てる場面といえば、トラップを仕掛ける時と、採集の際の同定、あとはPCへの「入力」くらいでしょうか。
それから、天気はやはり持ってほしいですね。天気予報によれば問題なさそうですが、特に足の状態が思わしくないので雨の中での作業はなるべく避けたいところ…
当然のことながら、ブログの更新は放棄します(というより、ネットが使えないようなので無理です)。例によって明日朝6:10に雑多な記事が投稿されるので、それで暇でも潰してもらえればなあと思います。  


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2012年07月17日

顔じゃない、コンプレックスだ

7時過ぎ起床。とりあえずは衣服と雨具を詰め込んで郵便局へ送りに向かう。それにしても熱気がすごい。いくら虫が好きだと言っても、この暑さの中では探す気もわかない。
ついでに図書館で生物統計とgnuplotの本を借りてから帰宅。どちらも後の実習で役に立つことがあるかもしれない。まあ、gnuplotはレポートの時に使えればよいのかもしれないが…

昼食後水槽の生き物たちをタッパーに移し替えて輸送の作業を行う。



ゲンゴロウはいつまでもわらわらとしていて落ち着きがない。
大きなリュックには生き物たちと水槽を二つ、それから昆虫採集用具を詰め込み、小さいリュックには書物を、それにパソコンと長靴を一挙に持ち帰らなければならない。これはこれで負担が大きいのだがいつものことなのでそんなに困難さは感じない。むしろ困ったのは右足のコンディションで、小指は相変わらず膿が垂れ流されているような状態で靴下も絆創膏も身に着けない方が良さそうだったのだが、その隣、薬指にマメができてしまったらしく、裸足ですらも歩くときに痛い。本当にこれで実習に行くことになるのかと思うと悲壮極まりないのだが、せめてこれ以上悪化しないでほしい。
バスに乗ってしまえばずいぶん楽チンなもので(それまでが、暑さもあって大変ではあったが)、『肉体不平等』を読み終える。この本では主に自分の顔にコンプレックスがあることをテーマにしているが、五体不満足の乙武さんのルックスが良くなかったらこんなにもブームにならなかったのではないか、という見解は「そうだろうなあ」と思わざるを得ない。それと、整形手術を施すテレビ番組があるようだが(私はこれは大嫌いである)、あれを受けた女性の「その後」は如何様なものなのか。



バスを降りてから東京駅の乗り場までを歩くのはなかなかの苦行で、これに追い打ちをかけたのは【18きっぷの利用は20日から】という事実である。実習は19日からスタートするので、川崎―南神城間4,940円区間を普通乗車券で移動せざるを得ない。このことにもう少し早く気づいていれば大学で学割の申請をしてこられたというのに・・・いや、まだ東京キャンパスという手段が残されている。今はいろいろと面倒なので行くことも切符を買うこともせずとりあえず帰路へ。品川で北総9000系に遭遇できたのはせめてもの救いであったが、こうしてさらに出費はかさまざるを得ないのだった…帰りは18きっぷを利用できるけれど、もしかしたら余ってしまうかもしれないしなあ・・・

~・~・~

明日は朝にヒヌマを観て、あとは部屋に籠っていたいですが、足の方も観てもらおうかと考えています。ネットで調べてみる限りはひょう疽に一番近そうに思いますが、爪を剥がれたりすると実習行っても野外で動けないかも…そのあたりは申し出るようにしなければ。
学割はどうしましょうかね。茗荷谷まで往復1040円、学割での割引率990円を考えると行かないほうが良さそうです。としたら、分割購入するしかないですね。その際、どこで区切ればよいのかも確かめないといけない。まあこの作業は面倒ではないのですが、その作業をせざるを得ないと思うと情けなくもあります。
  


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2012年07月16日

進んだアジア、遅れたヨーロッパ

4時32分ごろかなり大きな初期微動を感じて起床したのはいいが、地震はひどくなることは無く、そして布団からはい出ることなく二度寝、結局7時起床。病的に早起きができないだけでなく、目覚めもすこぶる不快なのだが、これはどうしてなのだろう。思えば最近夜の寝付きも悪く、睡眠障害にでもなってしまったのかもしれない。
動物系統分類学のレポートに着手するが捗らない。全体的にやる気というものが湧いてこないのでどうしようもないのだが、それにしても眠い。なぜこんなに堕落してしまうのだろう。何がこのやる気を奪い、目覚めを悪くしているのか。

昼食後には『インドで考えたこと』を読了。しっかり内容を読みこめたとは思えないのだが、インドという国の際限のない奥深さは少しは味わえたと思う。

さて、昨日の宣言によれば、これから宝篋山に行く予定だったのだが、眠気と密接にリンクするやる気の無さだけでなく、右足小指の状態が芳しくないために訪問を中止。
610は水虫を持っているのか分からないのだが、2010年ごろから右足が一定期間ただれることがあった。現在は右足小指附近だけに落ち着いてはいたのだが、昨今の水生昆虫探索による長靴と胴長の乱用?により浸水してしまった影響があってか、爪の間から膿が出てきたり、皮膚がただれにただれて出血してきたりとかつてないほどにひどい有様を呈している。当然絆創膏でもしないと靴下も履けないのだが、靴も靴で、歩くときに患部と接触して傷むので外出を避けたいのだ。19日には実習に行くことになるのだが、この時までに少しでも状態をよくしておきたいのだが、果たしてどうなることやら…
まったく、この1週間で虫歯といい、脱輪といい、厄介なことが一変に身に降りかかってきているようであまり良い気分ではない。実はもう一つ厄介なことがあるのだが・・・それは何とか解決。
というわけで、今日は一日部屋でグダグダ過ごしてしまった。貴重な「何もない日」だというのに・・・

~・~・~

明日は多分帰省します。実習の終わる24日まで留守にするので、ガロアムシやシミを除く生き物と一緒に六郷まで出るわけですが、実習先で着る衣服もつくばから持っていかなければならないとなると、独りでは無理そうです。ですから服は宅配便を使いますが、なかなか大変そうです。  


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2012年07月15日

沈黙の技法




クロゲンに見惚れて作業が捗らない。

さて今朝は6時起床。


集中:ロシアの言語と文化
ソ連期の文学ということで、時系列に沿って時の指導者や代表的な作品を取り上げて紹介。スターリン時代の個人崇拝や、それに影響した無葛藤主義の文学作品や映画を見てみるとあまりいい気分がしないのだが、これは私がディズニーランドに(精神的に)もう行けないことと何らかの相関がありそうに思う。すなわち、そこで求められるイデオロギーを易々とは受け入れられないというものである。まあ今こうして生活しているからこそ言えることなのかもしれないが…
それとチェルノブイリやその他2件の原子力問題についても取り上げられたのだが、ロシア人の持つ「責任回避の姿勢」というものはどことなく日本でも散見される事態じゃないのかなあと感じる。まあもっとも、ロシアと日本では培われてきた背景が違うとは思うのだが…
授業とはあまり関係ないのだが、私の前に座った女学生―彼女はロ作文にもいらすのだが―がタバコらしきものの容器を机に置いているのを目にした。一般にタバコは(酒とは違って)社会的にも堂々とその害悪を非難されていて、とくにイマドキの若い女性においては有無を言わさず忌避されるべきもののように思っていたのだが、そんなこともないのだなあと随分意外に感じた。そういえば生物学類生でタバコを飲んでいる人を見たことは無いのだが、実際のところ喫煙率はどのくらいだろうか。

~・~・~

明日は日中レポートと読書に費やし、涼しくなった夕方クロゲンがいるのか確かめに宝篋山に行こうかなと考えています。
  


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2012年07月14日

悪は愛で遊ぶの

7時起床。朝方怒涛の豪雨がつくばを襲ったようだが全く記憶にないのでぐっすり寝ていたのであろう。

集中:ロシアの言語と文化
ゴーゴリの研究家が福島からやってきて、ゴーゴリの生い立ちやサンクトペテルブルグという町が抱える光と影、そして「都市伝説」という観点から作品を解釈してみる方法など、内容が多岐に富んでいたのだがこれは非常に新鮮で面白かった。610は日本文学というものを全く読まず、もちろんロシア文学も言うに及ばないのであるが、作品をより深く味わうために当時の背景知識があるのは大いに活用できるのだなあと感心。歴史や民俗にもう少し興味があったら、私も文学作品を読む意欲が湧いてくるかもしれない。

同時に、この夏休み受けてきた2つの生物学類開設の集中授業と違って非常に興味深く感じられたのは、もしかしたら「通説」と「自説」の違いなのではないだろうか。生物の方では、海洋物質循環学と植物の進化についての定説や、高校や1年次に聞いたような説明が多く、担当講師独自の見解に沿った話は少なかったか、あるいは無かったのではないかと思った。一方今回は恐らく担当講師独自の切り口でゴーゴリの作品を研究した「成果」なのであろうから―そもそも自分の知識が無いこともあるが―、それが我が感心の度合いに影響したのかもしれない。
博物館学Iの授業で前半担当の講師(現役学芸員)がお話ししたことの中にも似たような逸話があったのを、ひょっとしたらこのブログを毎日見ている方は覚えているかもしれないが、私も講義を振り返ってみると、この関心の昂ぶりはそういう所につながっているのではないかなあと思えたのである。今は『インドで考えたこと』を読んでいる真っ最中であり、積読はまだまだ消えそうにないのだが、こういう話を聞いた後には、よし、ゴーゴリを読んでみよう!と思えるものだ。

課題として、作品の一つである『外套』の一部を読んで、解説を受けて思った感想をひとしきり書いた後、やどけん部室へ移動。無性に部屋の整理がしたくなって、なんとなく類別を行う。いっそ捨ててしまいたいものは山ほどあり、昆虫標本とて例外ではない(ラベルが無く、ボロボロになっているものなど)のだが、「捨てるな」と書かれているものが封印されたままだったりして、先輩の顔を知らないものとしては非常に困惑させられる。自分も自分とて、高校の生物室にはごちゃごちゃな昆虫標本、および道具や図鑑を残してあるままであり、自分としては後の生研部員に献上したつもりではあるのだが、余計なものを持ち込んでよいのは現役時代だけで、卒業するにあたって何らかのアクションを起こしておくべきだなあと実感する。
処理の仕方に関する伝言を挟んでおいたり、撤去したり・・・ さもないと負の遺産となっていつまでも残り続けることになる。まあ、自分の専門だからかいくらかの贔屓はあると思うが、高校や大学内で採集した昆虫標本はしっかり保存しておく意義はあると思うが、個人で集めたものはどうにかした方がよいだろう。自戒も込めて、今度高校に立ち寄る機会があったら昆虫関係の物品を整理しておきたい。そして、近いうちに部室の片づけやある程度秩序だった体系を提案してみたい。

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明日も集中。授業が非常に楽しみです。  続きを読む


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2012年07月13日

ぬかるみへ消えた44000円

310起床。雨が少し降っているようだが風が無く、4時過ぎに先日ガムシたちを見つけたポイントへ向かう。自転車で行けば1時間くらいかかるのだが、クルマだとものの20分程度で着いてしまうのだからその恩恵をあずかってしまうと、便利だろうなあと思うのだが…
掬ってみたところいつものようにシマゲンは入るのだが、どことなく数が少ない感じがする。何かあったのかなあと気になりながらも、煮干しとイカの切り身をエサにしたトラップを投入。長い時間いるわけではないのだが、何かかかるのだろうか。
仕掛けて待っている間に別のエリアでうろついてみることに。いろいろ探索してみるのだが、どこも似たような環境である。ところが、そのうちの一つの掘割にて、濁った水面の上層部にガムシとは違う黒っぽい何かが泳いでいるのが見えた。直感的にこれこそクロゲンだと判断し網をひと入れ。果たしてこれがお目当てのクロゲンゴロウだったのだ!
とりあえずいることが分かり、無事採集もできた。1匹でもいればよかったのでこのまま撤収しようかなあと考えつつ、トラップを回収してみたところ・・・



シマゲンと一緒にクロゲンが入っていた!水面は濁っていて、しかも浮草が密集していることもあって底を除けるような状況ではなかったのだが、なるほど、ここにもいたのか… 残りのトラップにはクロゲンこそかかっていなかったのだが、シマゲンヒメゲンが良く集まることが分かり、短時間でも「いる所に仕掛ければ集まる」ことがよく分かった。これは道東でのゲンモ・エゾゲンモをはじめとしたゲンゴロウ採集に対して心強い味方となりそうだ。



最初に捕まえた2匹はともにオスであり、せっかく同一産地で捕まえたものなら繁殖もさせてみたいなあと思い、トラップで採集できた場所に網を入れてみるとなんとメスが入り、任務完了。シャジクモらしき植物も記念に持って帰ることに。
この辺りではウスバキトンボがこんなにいるのかと思わせるほど大乱舞していたのだが、その中にやや大きめで謎のトンボがいる。クルマの近くで低空飛行をしているので補虫網を振るってみたところ、そこにいたのは見慣れぬエゾトンボであった。



身体の光沢からエゾトンボ科だろうとすぐに見当はついたのだが、黄色い模様が結構発達している種は覚えがない。なんだろうなあと不思議であったが、どうやらこれがメスの特徴らしい。この科のトンボはそんなに縁が無いので思わぬ「副産物」に心躍る。こいつなら宝篋山にもいるかもしれない。

何事もなく帰宅を果たし、汚れた採集用具や雨具を洗い、クロゲンを水槽に投入。すると直ちに交尾を始めた。お盛んなのは結構だが、まずタヌキモに産卵できるのかどうかが気になるところであって、しかも孵った幼虫をどこまで育てられるのかもわからない。一人で手に負えない分はやどけんメンバーにゆだねるなどしてみたいが、どうなることやら。

そしてレンタカーの返却へ向かう。それなりの覚悟はしていたが、やはりレッカー代がかかるとのことで、その額20,000円と伝えられて悲壮感が漂う。せいぜい5000円くらいかと思っていたのだが、どうやら自動車産業はその程度の値段では成り立たないらしい。もっとも、610のひと月あたりの生活費の3分の2だと考えれば、私は今月もう生きていけいないことになる。

流石に何かしらのアルバイトを入れないとまずそうだなあと思いつつ店を後にし、雙峰祭の書類を出しに大学に戻ったのだが、部屋は空いているのに誰もいない。セキュリティ的にまずいのではないかと思いつつ、やどけんの展示場所が仮決定されていたのを確認。去年と同じ場所でペデストリアンからのアクセスは極めて良好、黒板も水道も使えるのは有難い。個人的には昨年5階にあったロシア語サークルカリンカが同じフロアに「進出」してきたことが嬉しい。

そしてアルバイト募集の掲示板を見ていると、不吉な電話がかかってきてしまった。泥を除いて車体をよく見たところ、2カ所に傷が認められたので、その修理費用が請求される。その額24,000円。610の免許取得があと17日早ければ、加入していたであろう免責保障が発動してその料金が1,050円までに圧縮されていた可能性を思うと何ともやりきれない。しかしながら、クルマの傷を治すのにどうしてこれほどの金額がかかるのかは解せないところである。そもそも自動車がなぜあれほど高いのかもよく分からないのだが… まあやらかしたのは私自身なので、そのことに関してはああだこうだ言うことはないのだが、それにしても見返りが大きすぎる。今手元には6万円弱あるのだが、ここから脱輪費用で44,000円が、さらに19日から行われる実習に行くための交通費としての18きっぷが11,500円、残金はざっと6,000円程度になる。やどけん旅行では飛行機代しか払っておらず、3泊の旅行だというのに一泊6,300円分しか手元に残らない計算になる。脱輪の有無にかかわらず、旅行費用は実家から幾分かの支援を請うことになっただろうが、それ以上のお金を無心するということは私が一番やりたくない行為である。
だからアルバイトをせざるを得ないのだが、夏休みにまとまった時間が提供できそうなのはざっと数えて10日ほどしかない。日給7000円くらいのものを全日ぶち込めばおつりが返ってきそうだが、もともとこの時間は読書と勉強、採集に充てられるものだと思うと、これらを削るなら貯金が無くなってギリギリの生活をした方がましだと思えるくらいには仕事をしたくはない。それ以外には、接客業というものが全くできそうになく、かといって肉体労働をすれば連続勤務は不能となる全く情けない虚弱さがあるのだが…

絶望に打ちひしがれながらガソリンスタンドを後にし、先ほど渡せなかった雙峰祭の書類を提出し、帰宅。ロ作文、昼寝を挟んで水替えを行うが、普段きれいなイモリ水槽がやたら濁っていたのはタニシが数匹死んでいたからのようで、ガムシ水槽は普段からものすごく汚れる。そしてゲンゴロウ水槽ではコシマが翅だけになってしまっていた。今年の雙峰祭ではこういったゲンゴロウたちを展示したいなあと考えており、今朝新たな仲間が加わったばかりであったが、標本が得られなかったこともあるのでまた補充する必要がありそうだ。

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明日明後日は「ロシアの言語と文化」の集中授業です。  続きを読む


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2012年07月12日

届かない距離、4m

レンタカーを借りた日に、18:10にブログが更新されないとなると、読者の皆様のことですから、610が谷底にでも落ちたと悲観なさる方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、その悲しみはあと半分だけ削ってもらえたら真実に近くなると思います。



さて、およそ9カ月ぶりに自動車の運転をしながら、茨城県内のゲンゴロウがいそうな田んぼを見て回ってきました。下調べもカーナビも備わっていない状況下、ここ数日間で何となく身についた(?)勘を頼りにいくつかの場所で網を入れてみたのですが、大きい水生昆虫は見つけられませんでした。一か所、シマゲン★パラダイスがあって、何匹もぷかぷかしている場所があって眺めていて飽きなかったのですが、あそこはもっと大きいのが底に潜んでいそうな気配もしました。


模様に個性が光るシマゲン



宝篋山では見ないカエル、トウキョウダルマガエル

で、感じの良い谷津田があったので細い道に進入したのはよかったのですが、行き止まり。手前に2カ所展開できる場所があったのでそこに駐車しておけばよかったなあと後悔しつつ、バックでのろのろ来た道を戻るのですが、まずは道路から田んぼに転げ落ちる寸前の恐怖を味わい、それを脱したかと思うとするすると後退できるようになり、調子づいた刹那、50%の悲劇に見舞われました。






ぬかるみに転落、這い上がること能はざりき。



あと少しだけ行けば何事もなく戻れたかもしれないのに・・・

しばし途方にくれますが、ここから出なければ帰れない。助けを呼ぶのは最終手段として、とりあえずできるだけの努力を払ってみることにして、まずはぬかるみの泥を取り除き、踏み台になりそうな石を拾って敷いてみたり、木製のレールを敷設してみたりしたが一向に状況は改変せず。1時間以上試行錯誤したうえ、白旗を掲げてまずはレンタカー会社に連絡を入れる。するとサポート会社に連絡が入り、そこの人に現状を説明の上駆けつけてもらうことに。
待っていると田んぼの地主さんがやってきて、強い訛りがあるなか、こりゃどうしようもねぇっぺなぁ、あ、連絡したの、何なら軽トラで引っ張っても良かったんだがなあ、ここは水が綺麗でホタルがいんだっぺさ、等々雑談。向こう側から話しかけていただくと抵抗なく話せるのだけどなあ…
3~40分くらいしてからパジェロによりひっぱり上げられて脱輪解消。どういう仕組みなのかよく分からないが、解消直前の段階において、後輪サイドが完全に浮き上がっていて開いた口がふさがらない。かなりエンジンをふかしてしまったが落ちた場所が泥の上だったためか問題なく自走ができる。代金については現段階では請求されないらしく(レンタカーのサービスの一環らしい)、役目を終えたパジェロは2tトラックとともにどこかへ消え去った。610もここには用が無く、しかも時刻も18時になろうとしていたのでつくばっく開始。薄暗闇の不動峠を越えるというとてもブランクのあるペーパードライバーが選びそうもないルートを辿り、ヒグラシの声を聞きつつ何とか土地勘のある125号線上にたどり着く。そして帰宅する前に買い物も済ませておくが、疲れ切ってしまって思考が働かず、すでに自宅にストックのあるキュウリや納豆を余計に買ってしまった…

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実は、予定では夜間にある場所にトラップを仕掛けに行くつもりなのでしたが、天候も悪いことだし、いろいろと懲りたことだし、それ以上に眠いので「翌朝に」延期することにします。ただし、これは610が3時台に起床できた場合にのみ実行することになります。
というわけでそろそろ寝ます。明日はレンタカーを返した後積読を消化させておこうかと考えています。  


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2012年07月11日

歯を磨かぬ食後なんて過ごせない!

今朝は630起床。眠気が上手く冷めなかったので二度寝しつつ授業に向かう準備をする。

植物進化学特講:先日に引き続き、あまり興味がそそられない。うーん内容的には面白かるべきものだと思うのだがどうしたものだろうか・・・

放課後、歯科医へ。予約を入れずに訪問したのだが、幸いキャンセルが入ったようなので一旦買い物をしてから再び訪れることに。610家にはゴキブリが住まわっているようで、発見した当初は特に問題視もせず放置していたのだが、さすがに数が増えてしまったようなので罠を設置する英断をしたのだ。
歯の方はというと、左上の奥歯がC1、残りは知覚過敏だろうということであり、左上にのみレジンを充填。歯科医に来たのが恐らく7~8年ぶりでなんだか変な気分であったが、610は悲観主義者であったようで、あまりひどい状態ではないことが分かって安心。ただ、診察料金が保険がかかっているとはいえ、2000円を超えたのは痛い…

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明日はおよそ9カ月ぶりに自動車を運転します。目的は来月に控えるやどけん旅行の時にレンタカーを運転するためで、新千歳から霧多布までいきなり運転するのは無理があると判断しました。ついでに八溝山地に点々とあるであろう水生昆虫の住んでいそうな場所を探索したいと考えているのですが、天気が悪そうなことがネックです。それに、一応Mランドで使った運転教本を六郷から送ってきてもらったので手順はどことなく思い出せそうですが、技術はどうしようもなさそうです。  


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2012年07月10日

骨太なデリカシー

今朝は6時起床。もう少し早く起きたいところだが、とりあえず昨日手を付けられなかったロ作文の課題、日記を作る。もちろんこのブログに匹敵する文章を作れるわけもなく、もっともっとコンパクトな内容のものだが、これの効用はロシア語を忘れないだけでなく、ロシア語のキーボード配列に慣れることもできるのだ。アルファベットと同一な文字はС(シーではなくエス)しかないので結構ややこしいのだが、ブラインドタッチができるまでのレベルに到達できるだろうか・・・

集中:植物進化学特講
主に陸上植物の進化についてのお話しだったが、あまりグッとこない。有性生殖を行うに当たり、オス・メスといった性の存在は根本的には重要ではない、とのお話しはほほうと感心できるものではあったが、なんというか、物足りなさを覚える。

帰宅後『風の男 白洲次郎』を読み進めるが、こういう自分の意見を率直に語れる人物というものに私は魅かれるのであろう。




ナミゲンが「甲羅干し」をしているのを見たのはこれで2回目。なかなか上陸が難しそうで、うまくバランスが取れないのかもしれないが、このアングルから見る彼女のくりくり目玉のかわいらしさといったら! ゲンゴロウはいずれ標本にすることになるだろうが、それまでは面倒を見て寿命をまっとうさせたいなあと思うのである。頑張れば大学卒業まで「同棲」することも夢ではない。もっとも、イモリやクサガメ達はそれ以上仲良くやっていけたらいいのだが・・・

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120708-00000003-maiall-soci
こういう記事を読むと、運転するのが怖くなりますね。練習する機会は明後日・明々後日しかないのですが、その状態でいきなり高速道路の運転を担当するのは非常に緊張しますね。

そうそう、33R会はバーベキューもお泊り会も日程が合わずに参加できません。残念極まりないのですが、さすがに霧多布から東京まで飛んで帰ることはできませんからねえ・・・

明日も集中授業。終わった後は歯科医に行ってこようかと考えています。親知らずの件は今のところ問題にならないのですが、う蝕進行度C2疑惑の歯が3本もあるので、お出かけが続く前に診てもらった方がよいと思っています。1年3学期の総合科目で口腔外科の話を聞いて以来、かなり口腔衛生には気を配ってきたと思うのですが、もはや手遅れだったようですね。これもまた残念…  


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2012年07月09日

単独調査は気楽な反面…

今朝は、と言うか日付の変わったあたりにたびてつのメーリスに起こされる。その目覚めがすこぶる快適であったことと、隣の部屋からの話し声が耳障りであったことから再び寝つくことができず、2時くらいまでゲンゴロウの様子を観察したりしながら過ごすことに。

そして6時半頃目覚めて身支度を整え、一昨日いった所よりは若干手前の地域で探索にあたる。なんというか、里山的風景は宝篋山だけに残っている訳では無いことを実感。自転車でいける所にこのような光景が残っていたことをこの目で確かめることができて大変に感動。大体このあたりの水生昆虫相は想像が付くので無闇やたらに網を入れることはせず、ひたすら水面を覗き込み、休耕田状態になっている場所には足を踏み入れる。



世代交替を向かえたのであろう、状態の良いタイコウチの成虫がこと切れていた。これくらいは問題ないであろうと採集。休耕田は昨日の雨の影響もあるのかもしれないが、結構環境が良好に思えてきて、これモートンがいたら嬉しいなあと思っていたのだが、目の前に表れたイトトンボはというと・・・



まさか、まだ生き残っているとは思っても見なかったホソミオツネントンボであった。交尾も1ペア確認できたのだが、一体越冬成虫たちはいつまで生存しているのだろう。

ある場所にてため池を発見。610はこのあたりで見かけるため池には全く手を付ける気分にはなれずにいた。と言うのも、結構深いことや水質がよくないこと、ウシガエル、コイ、ザリガニといった水生昆虫の繁栄を阻害する生き物たちに満ちあふれている印象があったからである。ところがここはどうだろう。そこまで深くないし、川の水が流れ込んでいるのだろうか非常にひんやりしている。ザリガニやウシガエルの姿もない。こんな場所があったのかと感心しながら探索を進めていると、いつものゲンゴロウ達のほかに、ミズスマシが1匹だけ泳いでいた!



これは生涯を通じて初めての発見であり思わずテンションも昂ぶる。色々見ていると、もしこの付近にナミゲンが生き残っていたのなら飛び込んできそうだなあという印象を受ける。まあ実際にはまだ野外で1箇所でしか見ていない私の推測だから結構素っ頓狂なものかもしれないが、今まで抱いてきたため池に対する印象を改めるに相応しい品格を備えているのである。
そして、池の所有者の方がやってきて「ここうちの池なんですけど。あまり採らないでくださいね」といわれる。先日の反省をせず今回も勝手に忍び込んでしまった610には何も弁解することはできないように思うのだが、「勝手に入らないでください!」と言われなかったことは不思議である。これが非常に婉曲的な表現なのか、言葉通り捉えてよいものかは甚だ悩む所だが、いずれにせよ今回以降きちんと所有者から許可を得ない限り、ここでの捜索は控えなければならない。いずれにせよ、ここはもしかしたら「楽園」なのかもしれない。時期や方法をずらしたりして再調査する価値はあるように思う。

帰宅、昼食を経て図書館へ。昨日本を買ったばかりなのに6冊も借りてしまう。そして19日に迫った陸域生態学実習、合否不明の隠岐の臨海実習の2つの経路を考える。前者は単純でよいのだが、後者は島根まで行くのが非常に面倒で旅程が組み立てにくい。22日から始まるのだが、20日までSCIBOでつくばにいるので、出発は21日となる。ただ、普通列車だけで行くとなるとその日のうちに松江には着けないようで、しかもそんな苦行をするつもりは無い。でも金銭の余裕もないため、結局はつくばから岡山までは18きっぷで行くことになりそうだ。
そして行きは色々な制約があってルート藻しぼり易いのだが、帰りがまた困ってしまう。27日のお昼に解散し、松江に戻ってくるのは18時ごろ。サンライズ出雲号で一気に東京へ戻る超絶手段、せっかくだから奮発してチャレンジして見たいとは思うのだが、水生昆虫に目覚めてしまった610としては、島根を単なる経由地点にしてしまうのは非常に惜しいことである。でも宿代なんて計上するつもりは無い。さあどうしたものか・・・このあたりは参加が確定したら考えることにしよう。

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明日明後日は集中授業。植物進化学のお話を(日本語で)聞きます。作務衣はきませんが、パソコンを持ち込んでひたすらノートをとることになるでしょう。  続きを読む


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2012年07月08日

眠れないのは誰のせいですか?

今朝は7時起床。宝篋山に行こうと思っていたが雨が降ったりやんだりしているので予定変更、午前中は動物系統分類学Iのレポート課題に取り組む。提出期限が8/31となっていて、1学期の授業であるにもかかわらず成績が判明するのは相当遅いらしい。それはさておき、この期限の遅さに気を取られて後々面倒な目に合うのは嫌なので、何とか7月中には片付けてしまいたいところだ。図書館に出向く気力がわかないので部屋にある資料を使ってできる所まで進めておくが、1年次の分類学概論で教わったことがかなり使えるテーマをもとから選択していたこともあり、結構はかどる。

昼食後、図書館で本でも借りてこようかと思っていたのだが、夏休みには土日が休刊であることが発覚。結局何をしたのかというと、Texでキリル文字を入力する方法を調べることにした。610はこう見えてプログラミングについてさっぱり分からないので、検索して出てくるウェブサイトでの記述内容がかなり理解できていない。それでも何とか、大学のLinuxを使うと割合簡単に出力できることが分かった。ただ、EasyTexでやろうとすると非常に意味の分からない方法を使うしかなさそうである。というのは、このページに出ている内容をコピペすればきちんとpdfファイルが吐き出されてくるのだが、その仕組みは理解できないのである。documentclass以下に出現する膨大な記述は何を意味しているのだろう。キリル文字をローマ字表記する際の不都合は飲みこむしかないが、この意味の分からないスクリプトを読ませればきちんと文書が出力されるのだから不思議なことだ。

今日は朝から涼しかったのだが、お昼も過ぎたころようやく宝篋山に向けて出発。歩いていると向こうから茨城県の職員がやってきた。見るからに自然愛好家じみたいでたちをしていたその方とあいさつをした瞬間、こういう職業に就くのもいいなあと感じる。
さて、ゲンゴロウたちがひしめく田んぼを覗いてみたのだが、夜の賑わいはどこへやら…とにかく中型のゲンゴロウ、ガムシ達は一匹も見つからない。まあどこかで休んでいるのだろうが、日中と夜とではこんなにも違うものなんだなあと感心。ということは、もしかしたら昨日の場所では、夜に行くともっととんでもないことになるのではなかろうか。

帰宅ついでに買い物へ出かける。その途中でお化けのような○○○に遭遇・・・






610の左人差し指は大体根元から9cmほどの長さなのだが、これでそのお化けっぷりが伝わるだろうか。とにかく常軌を逸した大きなアザミが畑の一隅でどっかと居座っていたのである。いろいろ調べてみると、見た目にそぐわぬマリアアザミというものかと一瞬同定しかけたのだが、葉の模様が異なる。だがいわゆるオオアザミの仲間であることは間違いないだろう。個人的にはオオよりも「オバケ」の方がそのお化けっぷりをうまく表せていると思うのだが…きっと日本に最初に帰化したオオアザミがこいつならお化けになったんだろうなあ…

さて最近、というか5月に入ってから調理に対する一切の意欲が無くなってしまい、かといってファミレスその他で食事を済ませるつもりは寸毫もなく、焼き魚すら作らなくなってしまったのだが、何を主食にしてきたかというと「菜の花ニシン」という酢の物のお惣菜と茹でたヤリイカのみとほぼ断定できるほど食べているものが固定化している。しかも、これらのおかずが私の許容金額を少しでも上回っていると買わない(おおざっぱに言えば120円を超えたら購入対象から除外)ので、そういう時は豆腐で主菜を賄うことになる。今回もその後多分に漏れず豆腐を買う羽目になる。昨日体力不足になったのはひょっとしたらこの貧相な食生活に由来するのかもしれない。ちなみに朝食は納豆、味噌汁、バナナのみだが、この固定メニューはすでに3年目に突入した。昼食は季節や曜日による変動があるが、最近はもっぱら茹でた麺類とつゆのみ。おにぎりを作るときは具材は無く、ノリをまいたものが一つ。野外に出かけている時はどら焼きがメイン

BOOKOFFに立ち寄ってみたら昆虫関係の本が105円で、しかも5冊も売られていた。こんな事態には今まで遭遇したことが無くてたいそう驚いたのだが、きっと同一人物が何らかの理由をもって売り払ったのだろう。



うち4冊を購入したが、右下のものは以前菅平にいた方(故人)の著作である。積読がいくつか残っていることもあり、いつになったら読めることになるのかは未定なのだが、何とかこの休みの間に全部目を通しておきたい。

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明日はとても天気が良くなるようですが、日中活動するのは体力の消耗になります。だからこそ朝早く起きてとっとと観察・採集を終えてしまいたいのですが、近頃生活習慣、というより早起きの意欲が欠損していてそれができない状況です。どうにかしたいと思って21時頃に寝ようとしても、ちっとも寝付けないのです・・・なんでだろう・・・  続きを読む


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