2012年02月29日

自分のエサで死ぬなよ

5:30起床。4年前の朝がどうだったか覚えてはいないが、今回は雪が降っている。よってバス登校をするが、誰がどう見てもこれから授業に出向くとは思えないような恰好となった。

1限:細胞学概論
細胞内外の物質のやり取りを行うチャネル、運搬体についての詳細の後、解凍・クエン酸回路・電子伝達系の説明。高校生物ではこの過程で38分子のATPが産生すると習っていたのだが、今日の授業によればそれより少ない量しか作られていない。これはどうしてなのか質問すればよかったのだが、その時「質問しよう」と思い至らなかったのは勿体ない。

クエン酸回路と聞くとどうしてもこの曲を思い出さずにはいられない。同じ高校出身のA君は多分U先生からこの曲を聞かされたことだろうが、他の生物学類生はご存じなのだろうか。そういえば4クラのメーリスでこの紹介をしたことがあるが、だれか覚えている人はいるのだろうか?

2限:昆虫学特講
昆虫の高次系統についてサッと説明をされてから(単系統・多系統という意味が少し分かる)、トビムシ・カマアシムシ・コムシといったいわゆる「内顎類」という分類単位は有効なものなのだろうか、と言うことの議論に入る。この時のカマアシムシに対するアツいアツい語りに610はすっかり火傷してしまった。こういう話を聞くと、ああやっぱり昆虫の研究をするのなら町田研に行くしかないなあと感じるのだが、惜しむらくは町田先生が退官されるまでに610は博士課程を終えられないことだ。無論博士課程に進むのかどうかも分からないが(院卒でも学芸員になれればなってしまいたい!)、このままだと博士課程後期2年で610のボスがいなくなってしまう。そういう場合どうなるのかがよく分からないが、実は学類で早期卒業が出来ればこの問題は解決される。選択肢を増やしておくには、今回のテストで下手にC評価を取ってはいられない。

3限:微積分
特に何事もなく授業が終わったが、最後の最後先生が裸足で歩いているのを見て目が点になる。サンダルが壊れたからそうしたと仰ったが、610としては雪の中裸足でサンダルを履いて授業にいらすこと自体が大いなる驚きである。帰りはいったいどうされたのだろうか…

4限:クラスセミナー
Mr.Mattewによるサイエンスコミュニケーションの授業。内容については他クラスに知らせないように、と仰っていた気がするので書かないが、これはなかなか難しい。それからサイエンスコミュニケーションとは何かということの説明を受ける。きっと、このブログで虫の写真を紹介することもサイエンスコミュニケーションの一つになんだろうなあ。ただ、(昆虫に限らず)きわめて一方通行なために、読者のみな様がどう解釈されているかは反映されていないことは残念でもある。
まあ、ここで専門用語やわからない言い回しがあっても、それを検索にかければわざわざコメントに書くまでもなく、すぐに解決してしまうからその必要もないと言ったらそれまでなのだが…

5限:地球学概論Ⅱ
地域システムという、なんだか2年前志望していた農工大のとある学科を思い出させる考え方を聞く。
現役時代はつくばに行くことすら考えていなかったなあ…ただ生物チャレンジ予選の日時を間違えていなければ何かが変わっていたかもしれない。

6限:地球学概論Ⅲ
リチウムの話。チリの塩湖にはリチウムが高濃度に蓄積しているというのだが、そこに棲息しているエビを食べているフラミンゴは中毒になったりしないのかなあ。

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明日からテストが始まります。せめて今学期は何も単位を落とさないようにしたい。できればCも取りたくないなあ…  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)