2012年02月10日

実習のためなら島流しも辞さない

5時起床。
昨日貰ったお弁当は、ご飯や豆腐を除いて食べられないと判断し、結局は廃棄してしまう。無理をすれば食べられないことはないが、そこまでした食べたくはないというのがホンネである。
昨日の宣言通り7時にサテライト室に向かい、微積分ノートのスキャンを行い、PEの予習も同時並行。

1限:英語基礎(PE)
いつも通り幸福論の読解。授業開始時に教室にいた人数はおそらく過去最少ではないか。

2限:昆虫機能制御学
性フェロモンは昆虫が出す化学物質であるから、これを人工的に大量に用意してオスをおびき寄せて駆除させる「第二の農薬」として使えると期待されていたのだが、なんと「性フェロモン耐性型」の個体群が出現してしまったのである。厳密にいえば性フェロモンは単一の物質で構成されていることはまれで、いろんな化学物質の複合体であることがほとんどであり、コスト面から構成物質の一つだけをピックアップして農薬として使っていたのだが、この感受性が落ちてしまって効き目がなくなったということであった。

昼休み:つくば時刻表のビラ配り
610はもともと配られたビラはもらわない主義であり、配り手がいたらなるべくその守備範囲から逃れようとする性質であるのだが、そういった人が配る側に回るとどうなるか。配る頻度が非常に少ないのである。
もともと乗り気でなかったからか、声は小さいし自分からは動かないしで、全くビラ配りの素質を持ち合わせていないこともあって放棄しだしたくなるのだが、「ビラを配られた人々がどう反応するのだろうか」というところだけに注目していると結構面白い。
しかし、できればもうやりたくない。それと同時に、自分には絶対にビラ配りのアルバイトが勤まらないことも浮き彫りになる。

3限:図書館で『シベリア動物誌』『アイスランド小史』を借りる。日曜のたびてつ新春旅行の時に読もう。

4~6限:基礎生物学実験Ⅲ
線虫の観察。線虫と言えば生物チャレンジの予備実験の時の記憶が蘇る。あの時はオスを探そうと必死になったような記憶があるのだが、果たして今回も見つけることが出来ない。栄養状態が悪い時に割合が増えるというのであれば、実験室で飼育されているような状況では一層見つけづらい気がする。






寒天培地の真ん中に線虫を置いて、培地の両端にエタノールと誘引物質を垂らす。30分ぐらい置いておいて線虫が移動する軌跡を観察する、というのがメインの一つであるが、この軌跡がはじめ見えなかったので操作に失敗したのかと思っていたが、きちんと軌跡があるのが見えて安心。ただ、コントロールで垂らしたエタノールのほうにも線虫が這って行ってしまったので、ここは考察しないといけない。
実験は非常に早く終わったので、図書館へ向かってブログとレポートの制作にかかる。

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日曜日にたびてつ新春旅行に出かけるので、土曜のうちにいろいろ片付けておかないといけません。
こんな時、図書館の開館時間がもっと早ければいいのにと思うのです。朝10時開館は非常に遅いです。  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)