2014年04月01日

山の生活への順応始まる

今朝も6時40分起床。あまり早起きをしていないという自覚があるものの、朝食を摂るべくキッチンに乗り込むのは610が一番最初であるらしい。

・係決め→610は特に関係なし。

・卵の固定・洗浄→先輩に手ほどきを受けながらやり方を教わる。

・ゴミ出し→昨年度のゴミ出し表を見ていたせいで日時を間違えてしまった。

・さんぽ→せっかく菅平にいるのだし、少しでも長くフィールドに出た方が良いだろう。そういうわけで昼食後に散歩をしてみたところ、キジを発見。


結構近寄れたのだが、手前に土盛りがあるからなのか、彼はとても呑気に散歩している。


太陽光線がいい具合にキジの姿を照らしていたので撮影会を始めたのだが、やはり双眼鏡を組み合わせて頑張ってもこの程度が限界であり悔やまれる。望遠のきくデジタル一眼レフであればさぞかし良い絵になったことだろう。

・春のカワゲラ探し→BOSSに「いい天気だし、カワゲラさがして来い!」と言われたのでスノーシューを履き雪の中へ出撃。センター内にある沢へ下り、アミメカワゲラやオナシカワゲラが出ていないかどうかチェックしていくのだが、雪のせいで沢へ降りる道が分からない。かくなる上は、雪が溶けた斜面を駆け下りるのみである。


写真の中央左側に地面が露出しているが、ここをつたって沢へ降りる。しかし見つかるカワゲラは例によってミヤモトクロカワゲラのみだし、飛んでいるのはハエばかり。まだ早かったらしいが、まあ慌てることは無かろう。


雪解け水を豪快に流す滝。夏場に来たときはもっとちょろちょろしていただけに圧倒される(ちなみにこの滝は厳寒期には氷結する)。


沢でクマよけ対策として『親しらず子しらず』を熱唱し、でも歌ったところで沢の音でかき消されて意味が無いだろうな、そういえば哺乳類に目覚めてからクマに対する怖さがガタ落ちしたな、これは危険だなと思っていると目の前に黄色い小鳥が現れる。キセキレイだ。かつて宝篋山で一瞬ちらりと見ただけであったので、ここでじっくり見られたのは非常に嬉しい。


そして日当たりのよい小路ではエルタテハが飛び交っていた。つくばではこういう所で目にするのはキタテハとかルリタテハと相場が決まっていただけに、平然と高標高棲息種が飛んでいるのを見るとものすごく不思議な感覚にとらわれる。ああ、今自分は「今までの非日常」から「これからの日常」へのイニシエーションの真最中なんだろうなあと強く感じる。さすれば、そのうちキタテハとかムラサキシジミを見ることが非日常になってしまうのだろうか。それもそれで面白い。

順番は順序するが、この後カワゲラの卵の「お作法」を学んだ。

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エイプリルフールネタはいろいろ考えていましたが、編集する余裕が無いので放棄します。「車がスリップしてダムに転落」など十分リアリティを獲得できそうなネタですが、自分が事故に遭ったとなるとブログに書けないですからねえ…
明日は未定です固定したカワゲラの卵が本当にしっかり固定できているのか確認することになると思います。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)