2011年05月11日

ケント紙の限界に挑む

昨日の英語の時間からのどに違和感を感じ続けていたのだが、これは開いている教室の窓から花粉が入ってきている証拠なのかもしれない。結局寝る時までのどは痛いままで鼻づまりもひどく、天気が悪いのに苦しめられる。
今朝も何とか3時半に起きられたのはいいがのどと鼻の調子は相変わらず悪い。そのことも困るのだが、それ以上に買い物に出かけられそうもないことが気がかりだ。今日の午前中くらいしか時間的な余裕がないのだが、外は雨が降っているうえ徳レポの作業もあるし出かける気になれない。まあ困るといってもお菓子が底をついたくらいなので、しばらく我慢してやっていくしかない。でもお菓子や野菜・魚等のストックが不足しているとどことなく落ち着かない。

良く考えてみたら雨の日でものどが痛いのは花粉症のせいではなく風邪を引いている証拠ではないか。GWの超過運動が効いているのだろうか。そうだといっても休むわけにもいかず、またのどが苦しいくらいで熱はないこともあって予定通りひたすら徳レポ・・・10時半をもって峠を越え、さっそく食事の支度に取り掛かる。

どら焼きは先ほど食べてしまったし、炊飯器は夕食のために予約済み。となると冷凍してあるうどんを茹でることになるのだが、その前に「あら煮」を作っておいた方がよい。んでもって鮭を冷蔵庫から出すと容器の底に脂肪がたまっていること!一日おいておいたおかげでこの脂肪分を摂取せずに済んだとも考えられる(油っこいと料理の味がしつこくなって食べられなくなる:前回つくった鮭と筍の炒め物はおそらく脂肪分が多すぎて食べきれず放棄してしまった)。調理時間もさほどかかるわけではなくすぐ出来上がったが、それでもしつこさが残っている。その上少し砂糖の量が多かったのか甘ったるく煮汁を飲み干すのは至難の業だが・・・大根がおいしい(´Д`)
これを数日かけて消費していくことになるだろうが、今回は全部食べきれるかな・・・

午後はたぶん明朝になるでしょう・・・

3限:微積分
微分方程式の導入。レポートの内容が若干わからないが、いざとなったらgoogle先生に助けてもらおう(もちろんクラスメイトにも)。

4限:フレセミ
御神輿について若干話した後、4クラでは宿舎祭で出し物をやらないので大して話し合うこともないので先生が持ってきた雑誌に目を通す。「細胞死」については今までアポトーシスしか知らなかったがほかにもあることを知る。

雨に濡れたくない一心で渡り廊下の下を歩いて教室移動をしたかったので、ジャンプして段差を超える必要があった。下はウェーダー、上はレインコート、おまけにゴム手袋と完全防水で授業にやってきた610は移動時はサンダルを履いていたのでうまく段差を超えることができず地面に落下!リュックを背負っていたので緩衝材となり大事には至らなかったものの尾てい骨あたりがだいぶ痛い。情けない…

5限:生物資源科学入門
先週に引き続き微生物のお話し。

6限:地球学概論Ⅰ
先週に引き続き化石のお話し。生きた化石について最初に解説があったが、ムカシトンボはそこまでメジャーではないようで例示されることはなく残念。

放課後:宿舎祭御神輿制作班のミーティングに参加
4クラもそうだが、2年生の先輩方から宿舎祭や文化祭の連絡が(生物学類の場合)回ってこず、どことなく疎外されているようで、御神輿の制作も他学類から大きな遅れをとっているという。もともと4クラ自体あまりイベント向きのクラスっぽい雰囲気が無いので大して深刻でないのかもしれないが、連絡体系がもう少しきちんとしていた方がいいような気もする。それとも大学生たるもの「自分で行動」できなければダメだという理念の暗示なのかもしれないが…
さて宿舎祭(5/27・28)ではいまいち何をやるのか知らないのだが、とりあえず各学類ごとに御神輿を作るらしい。610は格好的に御神輿づくりに向いていそうなこともあって「デザイン・制作班」に加入することにしたが、日にちが足りないということでこれから平日は21~22時まで作業に取り掛からねばならないという(作業場所が確保できないかもしれないというおまけつきで!)。どうやら”毎日朝5時~7時半まで”という発想は誰からも出ることもなく、また提案することもタブー視されそうで個人的には非常に不利な条件を突き付けられてしまったのだが、遅くても20時までに帰らないとからだが持たないかもしれない。参ったなあ…
とりあえず何をメインに作るのかは決定し、どんな材料が必要なのか全決定できないところで終了。
空腹に耐えきれず結局「あら煮」をすべて食べてしまった…

~・~・~

明日は1限から体育でなおかつ体力測定である。パターンとしては最悪…  


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2011年05月10日

1か月後は・・・

久々に無☆敵状態での3時起きを達成。徳レポ対策もいよいよ下書きから本番に移行し鱗粉転写を行っていくのだが・・・そう上手くいくわけもなく、鱗粉の載り具合もイマイチになってしまったり(やり直しが難しい)紙を余剰の鱗粉で汚してしまったり(糊もはみ出してしまっているのでくっついたら最後、落とせない!)苦難は続くのだが、提出期限も迫っているのでいかんともしがたい。

1限:都市地理学
先日感想で書いた「すでに3件もの歯科があるところに、コンビニの廃店舗を利用して新たな歯科がやってきた」ことが紹介される。610は都市よりもひなびた農村に憧れを持ってるつもりだが、そうはいっても同世代との交流の中で得られる刺激を完全にシャットアウトして生きていくのは(ネット利用含む)難しいのかもしれないなあ… とりあえず今のつくばllifeはかなり理想的な気がしている。

2限:情報講義
論理演算について。この辺りは今のところ大丈夫そうだ。

3限:ロシア語
休講なので部屋で過ごす。「鮭と大根のあら煮」を作るべく下ごしらえをしたり4限の「予習」をしたりする。

4限:総合英語
授業で使っているテキストはシャーロックホームズものなので、ネットで調べてみたところちょうど日本語訳が乗っているページを発見。今読んでいる部分が短編だったこともあり一通り昼に目を通してこられたので余裕をもって授業に臨めるはず・・・
実際その通り(´Д`)b

放課後:徳レポ対策
鱗粉転写に湿気は大敵だと個人的に思っているのだが、雨が降ってきてしまい困惑。時間が取れる明朝はもっと雨がひどいみたいなので出来栄えが悪くなることは避けられない。
そして雨の中買い物へ。先日買ったレインコートはかなり優秀だ。
たびてつのミーティング:係分担が決まり「広報通販係メール販売担当」になる。仕事としてはメールのチェックくらいらしい。それから先日の大回り乗車・新歓旅行の写真上映会。自分の姿がやはり場違いに見えてくる。

ミーティングが長引いて帰宅したのが21時ごろ、せっかく下ごしらえをしておいた(といっても鮭を茹でただけだが)あら煮を食べている余裕はない!風呂をさっさと済ませ、ご飯と釣りエサ用に買ったつもりのパンをほおばって夕食とするのはずいぶんとわびしいが早く起きるためには致し方ない。「朝型」の大学生活を続けるにはずいぶん大変そうだ…

~・~・~

明日午前中の作業のはかどり具合で、徳レポの運命が決まる…
3時起きは絶対必須!!!  続きを読む


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2011年05月09日

思い出は沢に消えた

4時半起床。3時に起きて徳レポの作業に取り掛かろうとしていたので、寝坊分を取り戻すべくいつもより急いで朝の支度をしたところ、いつもグダグダしていかに時間を無駄にしていたかがよく分かった。レポートを「書く」というよりは「創る」方に重点を置いているので作業と書いたが、内容はほとんど工作に近い。それでも結構はかどってチョウの翅も足りそうなのはよいのだが、ネット上である画像を拾ってUSBに保存しサテライト室で印刷しようと思っていたところ・・・

USBがない!

宝篋山で紛失したことは間違いない。
生研時代のプレゼン等ここにしか入っていないデータがあり、しかも明日の総合英語(IE)でUSBを使わければならず、かつ英文のテキストもここに入れてあったのでショックは大きい。USBの代替に(ほとんど曲が入っていない)音楽プレーヤーを使うことはできるのだが…やらかした!デジカメと同じケースに入れておいたのがいけなかったorz

1限:森林
遷移について三宅島とハワイを例に挙げて解説。スライドの写真は高1時代の伊豆大島・そして高2のハワイでの思い出を呼び起こす。ああハワイの写真やレポートもUSBに入っていたなあ・・・

2限:社会学への招待
フランス近代社会における政治と宗教の話なのだが…寸毫も興味がわかない。高校時代の世界史の面影を感じたからなのだろうか?ずいぶん寝てしまった。


3限:宿舎で徳レポ対策

4~6限:地球学実験 水文学
”ため池の水収支”と題して、ため池の地図を移したり、面積や体積を求めてグラフを書いたりするのだが面積の求める作業で自爆したり対数スケールの方眼紙の扱い方がよく分からなかったり、結局大体できているみたいだが最後まで完成できずに帰宅。徳レポと同時並行できるか分からないが、こちらの提出期限は来週の月曜日なので、13日の金曜日に期限の迫る徳レポを完成させた後に処理しても構わない。まあそうするだろうなあ…

~・~・~

明日はロシア語が休講。この時間はロシア語の宿題に充てようか、それとも徳レポ対策になってしまうのだろうか…  


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2011年05月08日

食卓退行の変遷

昨晩は23時過ぎの就寝だったが怒涛の3時起きを達成し4:54蒲田発の列車を利用して宿舎に帰ってきたのが7時手前。ここから洗濯や荷物・標本整理をしたのち10時まで二度寝。移動中もほとんど寝ていたのだがそれでも眠気は取れなかった。どうせ二度寝するならその分出発を遅らせる、という手段もあるにはあるがそうしたら接触人数が増えてしまう。なるべく人の少ない早い時間の列車に乗りたいのだ。

二度寝しても大して眠気は冷めなかったが、起きた瞬間に微積分のレポートに取り組んだら見事終わった(既に4分の3は記入済)のでそれを提出するついでに校内でチョウを探す。ベニ・ヤマト・モンシロ・キタキと小ぶりに終わる。ジャコウアゲハも捕まえたのだが翅に”21”とマーキングされていたので泣く泣く放蝶。そしてようやく宿舎に近いところでエノキを確認。

保温していたご飯はカピカピになってしまったので昼食は冷凍の讃岐うどんや新じゃがで済ませる。そういえば買ってきたジャガイモは全部調理せず茹でたのをそのまま食べているかも…

12時半過ぎ宝篋山へ向けて出発。天気は最高だがやや暑いのでウェーダーを履くのに気分が乗らないが沢に入ってしまうと快適。
こういう場所でムカシトンボややってくるのを待つ


当初の予定では「メスの産卵シーンをもう一度撮ろう」と企んでいたのだが、メスのいそうな茂みに目を凝らしても見つからない。オスとの「共同作業」でメスを見つけようとするのだが、彼らでさえ苦戦しているようで、メスを2匹見た4日は相当運がよかったのかもしれない。
そういうわけで無謀にもオスの飛翔写真に挑戦することになる。沢をパトロールしているオスはかなり近づいても私にかまっている余裕は無いようで、GXの弱点である距離問題は解消できたのだが、トンボ(≒カメラ)に焦点を固定しながら足元の不安定な沢を歩くのは相当難しい。一度枯れ木をバキッと踏み折ってしまったがさすがのオスもびっくりしてどこかへ消えてしまった。
唯一の成果orz


結局あきらめて下山を開始するが、途中で自分と同年代くらいの昆虫採集者と遭遇。ハエを集めているらしかったが、ムカシトンボのことを教えてみると狙ってみるとのこと。採集対象がかなりマニアックなので、もしかしたら同じ大学の方かもしれないが、聞いておくべきだったかなあ…
ウェーダーで動き回るのは随分不快なのだが、かといって駐車場まで戻って靴に履き替えるのも面倒だったのでそのままチョウ探しを続行。傷のないキアゲハを採集できたが、六郷ではキアゲハを見ないせいかいつものアゲハよりきれいに見える。宝篋山を後にしてからジャコウアゲハを採集。さすがに大学から離れているだけあって標識はされていない。

いったん荷物を部屋に置いてから徳レポ対策の補助道具(ナイショ)・お菓子・花粉症対策グッズ(洗眼液・鼻炎薬)を買いに行く。買い物に行く回数がどうしてこんなに多くなってしまうのだろうか…
それから夕食を作るのだが、そこまでして作っている夕食とはどんなものだろうか?
一度皆様にお見せしたが、その時とやってることはほとんど変わっていない。



冷蔵庫の上がキッチンとなっているのだが、写真でもお分かりのようにすぐ左にはムカシトンボが展翅されていたりする。展翅中は湿気に気をつけねばいけないのだが、この宿舎に住んでいる以上逃れられない強敵でもある。少し展翅板を動かせば多少マシになるのかもしれない…

今日の夕食および食卓は写真のとおり。



胚芽米:玄米=2:1のご飯
もやし・小松菜・なす(・豆苗)の炒め物
焼き鰹
もやし・なす・大根の味噌汁
りんご・グレープフルーツ
鰹は1日1切れなので2日分写っているが、野菜炒めはこの量で1食分。本当は半分に抑えて2日分にしておきたいのだが、ついつい全部食べてしまう。魚は我慢できるのに野菜はできない…
ちなみに炒め物にも魚にもほとんど味付けがされていない。調味料を使う手間が面倒ということもあるのだが、味付けされていなくてもおいしいと感じるからしないまでのことであって、これが店屋物を拒否する理由の一つであることは間違いない。そんな610でも納豆にはタレ(orめんつゆ)が必須です(´Д`)
個人的にはこんな食生活を送り続けていたら太りたくても太れない気がする。課題は脂肪分の摂取か?

―前使っていたちゃぶ台はどうした?
―どうしてダンボール??



ちゃぶ台は行き場を失った電子レンジとお菓子のたまり場となってしまっている。
電子レンジの上にPCを載せてあるが、実はこうすると備え付けのイスと高さがマッチして立派なPCデスクに早変わりするのだ。そうして小回りの利くダンボールの方が食卓に向いていることが分かり、食事の貧相さを立派に演出するようになったのだ。

洋食と和食に関して思うことがいろいろあるのだが、またそのうちに…  


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2011年05月07日

描けないならほかの手段を取ればよい

4時半起床。昨日から曇りだったこともあってか、のどの調子は快調。でもくしゃみがよく出る。
「徳レポ」に使用する材料で即刻思い浮かんだのが(ここで公開してしまおうか悩んだが)「鱗粉転写」である。実は鱗粉転写自体は高1の美術の時間に取り組んでいたことがあるのだが、もう一度調べなおしてみたところ・・・トレーシングペーパーを使う方法が主流ではないか!先日の三角紙への応用?といい、本来の用途から逸脱して利用することになるのだが、ますます今手元に大量のトレーシングペーパーがあることが不思議に思えてくる。
幸いにもチョウは結構ストックがあり、展翅版や標本箱の制限を受けて冷凍庫で眠っている標本をこの際有効活用してみた結果、このような出来栄えになる。



標本にして長時間乾燥した翅を使うと転写具合が劣ってしまうことは高校時代に学んだので、自宅や生物室にある標本を拝借することはできない。よってレポートに登場させられる種類もある程度限られてしまうので構想中やや懸念していたのだが、実際に材料を用意してみると案外大丈夫そうに感じる。
ひょっとすると「109レポ」で検索したらこのブログが誰かに発見される可能性がありネタが被ってしまうことを密かに警戒しているのだが、材料はまだしも、アイデアまで被ることは無かろう(鱗粉転写以外にも複数のアイデアを借りるつもり)。昨日寝付く前にいいアイデアが浮かんだのだがこちらは絶対に公開しません(´・ω・`)

とりあえずチョウをもう少し集めておきたいのだが、外を見る限りではジャノメ類しか飛んでいなさそうなのでわざわざ宝篋山まで行く気力も起こらず、レポートの構想を考えることにする。実際雨が降ってきたのでこの選択自体は正しかったが、湿気に悩まされることに。

研究室訪問:
当初から昆虫の精子競争について研究されているW研究所にしか行く予定が無かったので最初から昼まで2時間半ほどいたが、いい刺激を受ける。例えば干潟の昆虫の研究なんてよした方がよいこと、研究に値するデータを得るための創意工夫、ゼミについて、数ⅢCが有効なこと、「オサムシはカラフルなものは多いが、ごみ虫は黒いものが多いのはどうして?」、等々。
2時間もある説明会は放棄予定だったが、帰り際クラス担任のN先生に会って言われたことが印象に残る。
「昆虫の研究をするにも遺伝子をいじくるのは必須だけど、そういう人たちの多くは遺伝子操作に長けているわけではないから、まず遺伝子の見識を深めてから昆虫へアプローチするのも方法の一つではある」
今までこういうことを言われたことが無かったからかは分からないが、ものすごく心に突き刺さってくる感じがした。W研で見聞したことをひっくるめると、とにかく今は雑多な論文を言語を問わず貪り読むことが
大事になるかもしれない。1年のうちから取り組むのが早いのか遅いのかを意識しているわけではないが、のほほんとただ授業に出ているだけでは、受動的になっているのではいけないという、危機感というと語弊があるが焦りを覚えたのだ。

全学類合同新歓:研究室訪問の刺激が大きかったからか、そもそも予定的に1時間しか滞在できないこともあってか、はたまたある種のけだるさをかぎ取ったからか、実は眠かっただけなのかもしれないが、行くのが面倒になったのでキャンセル。

TX経由で池袋へ saitan・Mt.Bk・T氏と合流後どうなるのかは不明

おそらくつくばに戻っても風呂に入れなくなるのでそのまま六郷まで戻り(交通費はこちらの方が安い)、入浴後ただちに就寝…

~・~・~

というわけで再び六郷に戻る予定です。
ただ月曜にレポートを2つ(地球学実験・微積分)提出しなければならず、また徳レポの制作や(天気がよさそうだし)ムカトン観察もしなければならないのでのんびりしているわけにはいかず、始発でつくばへ戻る予定です。遅くても3時半には起きていないといけないので実行できるか微妙ですが・・・  続きを読む


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2011年05月06日

Organise biology olympiad

3:34起床。のどの痛みや目のかゆみもさることながら体中が痛い。特に下半身がひどいのだが部屋が狭いおかげか大した不便を被らずに済む。たださすがに眠かったので出発までに1時間の二度寝をした。

1時間目:英語基礎(PE)
Assimovのエッセイを読んでいく。今日の範囲では話の内容をつかめてはいたものの、”believe inとbelieve”の違いが分からず小テストで敗退。去年予備校でやったことは覚えているのにその意味が思い出せないのは何とも歯がゆい。テキストを宿舎に持ち込んでいるというのに・・・

2時間目:人間工学
関節や筋肉のお話がメインなのだが脱線した話の方も聞いていて楽しい。
・文書や映像の電子化を今盛んに行っているが、そのデータは10年後、20年後見ることができるのか?
610はテレビを見ないのでよく分からないが、DVDに番組を録画してもそのメディア自体の寿命が短いし、地デジ化に伴い家のテレビを交換すると今まで見られた録画番組が見られなくなるみたいだし、DVDのフォーマットも4つくらいあるのでどうこうと・・・いろいろ面倒らしい。
※610はビデオの録画のやり方は何とか覚えていますが、DVDの方は一度CATSを観た時に使っただけでやり方は知りません。意外でしょうか?
・車のエンジンを前につけるのが(理念から発想する)フランス人的考え方で、後ろにつけるのが(過去≒自然から学ぶ)ドイツ人的考え方らしい。
フランス人的考え方がピンとこないが、ドイツ人の方は何となく分かる。

お米が切れたので昼休みを使って「胚芽米5kg」を買いに行く。これで計算上半月は持つはずだ。

3時間目:生化学 休講
ブログの執筆に充てる。

4~6限:基礎生物学実験
噂の「徳永レポート」 今年のお題はタイトル通り。
徳永先生は去年の生物オリンピックの問題作成を担当しており、アズキゾウムシを吸虫管を使って移動するやり方を説明してもらった時に大興奮(笑)したのを覚えているが、その国際大会レベルの問題は知識が無くても消去法で解けてしまうことに先生は疑問を感じたらしく、スポーツとしてのオリンピックのような臨場感(と言い切ってしまえるかは疑問だが)を生物を題材にA4用紙一枚にまとめてもらうことを今年の課題に決めたという。610は即刻昆虫を利用する方法を思いつき、いったんオリンピック入試で入ったM氏らとグループを組んで話し合っていても頭の中は寄生されっぱなしで逸れに逸れていくのを感じる。先生は「プライドを捨ててサイドステップを踏み出せ」と仰るのだが、610は自分自身がすでに脇道にそれていることを実感している(格好を見れば、ねえ…)ので、そうしたら「普通の」人間に戻ってしまう気もするのでこの部分は流し、「生物なんて大きな概念で勝負しないで、自分の専門分野で挑め」と仰ったところは聞き逃さず心に刻み込む。3回ほど質問して1つは完全に自爆したが1つは好印象を得たので、これも武器にできるかもしれないが、果たして出題者の意図をどこまで汲み取れているのか・1週間しかない中どこまで構想を表現できるのか、ここまで来るともはやデザインの世界のお話になるのだが、「これは就活and卒業論文の予行演習です」との発言からは自分をどこまでアピールできるかが大事になることも窺え、どう評価されるのかが非常に気になるところだ。なぜかそれなりの手ごたえを感じているので酷評が公開されたらゲンナリしてしまうかもしれないが、これが入学後最初の「洗礼」なのだから立ち向かっていきたい。

~・~・~

明日は天気が悪そうなのでムカトン観察はしないが、レポートの「材料」を大量に入手する必要があるので雨でない限りは宝篋山へ出撃することになりそうだ。これを10時ぐらいまでに終えて大学院の研究室訪問で2か所(昆虫の系統分類・保全生態)だけ見学し、全学合同新歓にはちょこっとだけ顔を出(or欠席)してから夜は池袋へ・・・はいそうですそみあ氏と会うのではなく、生物チャレンジ2010の参加者3名と集まるのです。で、宿舎の風呂が使えなくなりそうなので「二度目の帰省」をする可能性が…

何だか相当忙しくなりそうですが・・・交通費がかかりすぎる・・・  続きを読む


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2011年05月05日

8年ぶりの・・・野球!

5時半起床。目がかゆくて辛い。だが外は曇っている…今日の虫さがしは中止にしよう。

24時間営業のスーパーが自転車で10分くらいのところにあるので4時ごろ突撃してみようと密かに考えていたが、早起きの材料としては少々物足りなかったらしい。で、7時過ぎ出発するがさっそく通り雨にやられる。バス停でやり過ごし難を逃れるが、いかにも「狙われた」感じが否めない。
野菜、野沢菜、梅干が切れたので晩御飯のおかずが焼き魚だけ―豆苗はちょっと短い―になる可能性が浮上し、それを避けるべく補充に出たわけだが、魚が無い分には耐えられるのだが野菜が無い食事は(耐えられない訳ではないが)できることなら回避したい。そういえば学類パーティーの時からパセリが食べられるようになり、誰も手を付けてないパセリを回収している姿を見てベジタリアンかと疑われたりもしたのだが、もしかしたらそうなりつつあるのかもしれない。夕食以外に肉類食べてないしなあ…
で、帰ってからさっそく味噌汁作りに着手。先日「味噌漉し」を手に入れてから味噌汁の質が格段に向上した感じがして作りたくてたまらないのである。さっそく小松菜(これは味噌汁に適してない気がするが)・茄子・大根を切って用意するが…あ、具材が多すぎるかもしれない。唯一味噌汁が作れる容器は片手鍋なので完全に具材が過剰となってしまい、小松菜が入れられない!こうなったらもやしと一緒に炒めるしかないかな・・・

出発まで時間があるのでH池畔の木を見に行く。通り雨のせいか思った以上に寒くなっていたが枝にはアカクビナガオトシブミ♂が首を長くして♀の飛来を待っていた姿がかわいらしい。

11時過ぎにバスに乗りつくばへ出て北千住へ。片道1,000は辛い…
移動中は『家族ペット』を読むが、ペットが我々人間に与える力はすさまじいものがある。
・ペットについて語る飼い主たちを見ると、「わが子のために尽くしている」と嬉々として語るパラサイト・シングルの親たちの姿が重なって見える。
北千住にてMt.Bk氏に連絡を取って集合場所へ。彼に会うのは去年夏の生物チャレンジ@つくば以来だ。
そこではすでに数名の見知らぬ方が待っていて、彼らと一緒に河川敷の野球場まで移動する。

―610が野球をする姿を、読者の皆様は想像できるだろうか?

実は小4~小6の間少年野球チームに所属していてベンチ兼セカンド担当だったが、このことを知っている方は極めて少ないと思われる。そのことをMt.Bk氏が知っていたのはどうしてだか忘れてしまったが、彼からのお誘いがあって参加してみることにしたのだ。
ただブランクが8年もあるのでうまく動けるかは分からないし、そもそもスポーツすること自体久々すぎて(高3秋の体育以来?)からだがついていかなそうだ。2クラでやどけん入会予定のI氏(Mt氏と家が近い!)とキャッチボールをしたりノックを受けながら感覚を取り戻していく。
当初はスタメン入りする予定はなかったが、参加者がドタキャンした影響で「8番・2塁」でまさかの先発出場。試合は7回予定のところを9回まで延長して5-6で負け、個人成績は2打数ノーヒット(三振・三ゴロ?)そして3四球。守備機会は一度二飛を取ったが「タッチアップ」されてしまう。
試合に来る前からバッティングはダメだろうなあと思っていたのだが実際その通りで、空振りを連発しファールボールも前へ飛んで行かない。そしてバットが無性に重たく感じる・・・ああ筋力不足。それからずーっと風が吹いていてどうしようもなく寒くじっとしているのが耐えられなかったorz
それでも結構楽しめたのでよしとしよう。

宿舎入りしたのが20時を過ぎていて即刻風呂に向かうが、更衣室に入って目にする履物の数が多すぎてゲンナリ。風呂の不満を2つ述べるとしたらお湯がぬるいこと(これは稀)と人が多いことだろうか。この時間帯は混雑が激しいのでいつも避けているのだが、今日は浴槽で駄弁っている方々が無性に気にくわない。裸のまま長時間しゃべっていられるのが私にはよく分からないのでずっと「更衣室でやってくれ」と思っていたのだが、彼らの一部は私が退場した後もそこにとどまっていたようだ。
かなり疲れたのでできるだけ早く寝たかったので、せっかく作った味噌汁も飲まず、いや夕食すらとらず21時前に就寝開始。思えば昼食も食べておらず、帰りにおにぎりを2つ食べておいたが良く試合中もったなあ・・・

~・~・~

明日の基礎生物実験では生物学類の名物らしい「徳永レポート」が課される。毎回珍奇なお題が出されるのだが、今年はどんなものだろうか。  


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2011年05月04日

沢のタイムカプセル

4時半起床。鳥のさえずりが聞こえるので雨は降っていないようだ。
ムカシトンボの活動開始まで時間があるので早く家を出ることはせず部屋でのんびり過ごすことに。
ふと思い立ってチョウのスケッチをしてみたのだが・・・予想以上に残念な結果となってしまったので早々に放棄し授業の復習に切り替え。とりあえずノートを読み返し、字の汚さには「まあ黒板に書いてあることを写しているわけじゃないんだし仕方ないじゃん」と開き直り、そうでない文字を見つけた時は反省し、洋書の予習をしてから去年の自分のブログを読み返してみる。

・・・恥ずかしすぎて読めない!

色々と狂いまくっていて目が当てられない。

8時半過ぎに出発。ウェーダーを宿舎からはいていく手もあったが現地まで持っていくことに。箱の形状がantの荷台と妙にマッチしているので運びやすくて助かる。いつもの駐車場についてさっそくウェーダーに履き替え、山に入る前に周辺散策。中くらいのヤマカガシを見かけるが、どうもヤマカガシがたくさんいるらしい。
まず開けていてムカシトンボが好きそうな沢のたまりの様子を見に行くと、おや・・・?



翅を開いている時点でムカシトンボの可能性はなく、すぐサナエトンボだと気付けたのでがっくりすることもなかったが、これがかのヒメクロサナエなのだろうか。撮影後網を使わずに採集成功。複眼が柔らかいので三角紙に挟み込むのを一瞬ためらうが、サナエ系はシオヤトンボやカワトンボと違ってこの先出会えるとは限らないので持ち帰ることに。
登山道が沢から離れる分岐点を折り返し点と定め、ここでしばらく様子を見ていると、網がとても届きそうもない上空で優雅に飛ぶトンボのシルエットが・・・この時期あんな場所にいるトンボは一種類しかいない。これがムカシトンボか!なすすべもなく、しばらく見やったのち下山し昼過ぎに再び戻ってくることにする。

せっかくウェーダーを履いているので多数ある湿地を巡ってみることに。昨年kojeeeさんに案内されて見聞した環境と似通っているところが多く、これからがとても楽しみなのだが、この時期の主役はホソミオツネントンボ。まずは湿地にて交尾写真をおさえる。メスはオスに比べて体色変化が少ない。




続いて近くの池でとんでもない光景を目の当たりに…カップルだらけの大産卵大会となっていた!
本日のベストショット(´Д`)



ホソミオツネンは高校時代なぜか生物室の裏の(化学室の方が近いかな)サンゴジュに止まっている個体を採集したことがあるだけで全く縁のなかったトンボなのだが、こちらでは完全に「普通種」状態。今までの感覚が狂って治りそうもないのだが、これが悪いことなのか否かはよくわからない。
撮影もそこそこにして山に戻ろうとすると、道端に何やらキラキラするものが飛び交っている…
ニワハンミョウだ。



ウェーダーを着て陽の当たる山道で腹ばいになると暑くてたまらない。直射日光も手ごわいのだが内部のムレ具合も相当不快だ。幸いすぐそばに沢があるのでまだいいのだが、これが夏になったら宿舎から履いていくなんて、とてもじゃないけどやってられないだろうなあ…

先ほどの分岐点まで戻って上を見上げてみる。まだムカシトンボらしき生き物が飛んでいる様子がわかる。さらに上に行ってみようとするが―ありえないと思っていたが―上に行けてしまう。ここで水色がかった小さなチョウが活発に飛んでいるのを見かけるが、ムラサキシジミにしては若干色が薄いので捕まえてみたところ・・・コツバメ!!!



※採集後撮影
え?なんで?まだいるの?てかなんでここに???
全く訳が分からないのだが、どうやらコツバメはこういう所にいるみたいだ。う~ん予想外。
※ちなみにコツバメはミヤマセセリと同じく”Spring ephemeral”の類です。

ここで待っていると、ムカシトンボらしきトンボが2度ほど接近してきたのだがとても捕まえることはできない。眺めも良く登山者の声も聞こえてこないのでここで何時間でも粘っていられそうだが、沢で飛んでいる様子もぜひ見てみたいのでこの場所を後にする。
林内は午前中ほど陽が差し込まず視力が追い付かない。この薄暗い沢でムカシトンボを識別することはできるのだろうか。というより陽が当たってなきゃやってこないんじゃないか…比較的明るい沢沿いに降り立ち、脇で様子見。何もやってこないので移動しようかなあと思っていた矢先・・・

これか!

水際をゆっくりとパトロールするトンボらしき虫体を貧弱な610の眼がとらえた!こんな至近距離で見られるなんて!!
この個体はすぐ見えなくなってしまったが(≒上流へ行った)、しばらくここで待っていれば他の個体がやってくることを確信。次にやってきた個体は何やらシダの奥へ消えて行ってしまった。駆け寄ってみると・・・
産卵!!!



―610のシナリオでは、まず♂を捕まえ、その次にできることなら♀を見つけ、とりあえず1ペア確保してから生態写真を撮ることになっていた。だがいつの間にか駆け寄った610の右手には網ではなくカメラが握られていた…順序が逆転してしまった!
あんまりにも予想外すぎてドキドキする暇がなかったのだが、とりあえずこの♀の処遇を考える。産卵中悪いが採集欲には勝てない。でも網は岸に置いてある…記念すべき第一頭目は文字通り610の「手」に渡った。ムカシトンボを手づかみ!!610のテンションがどれだけ高いかは赤文字の乱用を見れば十分ご察知いただけると思うが、この喜びを直接伝えられる人がいなくてこうやって発散しているのである。

このメスを保存している目の前で、今度は一瞬ペアリングが成立しているではないか!さっきまでは雲の上の(雲は無かったが)存在のように思えたものが、こうして目の前でのんびり飛んでいる姿を見ていられるのは何という至福なひと時なのだろう。忘れかけていた感覚が蘇ってくるようなこの心地…ここが「地元」だなんていまだに信じられない。
そのけしかけた♂を追跡して無事に捕獲!網でとらえた時の「カサカサカサ…」という音が、この音を聞いてから全身にほ乏しる達成感がまたたまらない。お初はずいぶんイレギュラーだったが、ついに長年の憧れが叶ったのだ!
ムカシトンボの存在自体はたぶん幼稚園のころから知っていたと思う。図鑑には「生きた化石」として紹介されていないものはなく、その名前からしても幼心に他のトンボとは違う風格が漂っているような印象を感じてはいた。
ちなみにムカシトンボのシルエット自体は初見ではない。高1のGWに生研の新歓旅行で高尾山まで行ってプラナリアを採集しに行ったのだが、この集合時間がけっこう遅めだった。その当時から610は早起きができる体質になっていたのでこの時間を無視して始発で裏高尾まで行って虫さがしをしていた(のちに合流)のだが、ここで例のシルエットを見ている。
そうしてようやく「生きた化石」をじっくり眺めることができる機会が訪れた。やけに毛深い顔、灰色の眼、反りに反る腹部…数億年の歳月を経て今こうして生き続けている彼らを前にして、やはり他のトンボとは違う風格を実感。
さらにもう一♂追加して採集は終了。今のカメラでは難しいのだが、もう必要最低限は捕まえたのだから残りの期間は飛翔・交尾写真にも時間を割ければなあ…



駐車場に戻って山ですれ違ったおじ様おば様方にムカシトンボを披露。身近な山にこういう珍奇な生き物がいることを知ってもらえたことは(新参者ながら)うれしく思う。

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長くなりすぎましたね。勢いで書いているのでムカシトンボ以外の事例の印象が薄くなってしまい、これでもだいぶはしょられています。

明日は昼から北千住でお呼ばれを受けたので、8年ぶりになると思いますが行ってまいります。
何のお呼ばれでしょうか、予想してみてください(´Д`)
それまでは何してよう・・・ムカシトンボの産卵は見られそうもないしなあ…  続きを読む


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2011年05月03日

一億と二千年後も生きている?

快心の3時起きを達成。日の出は4:45だったが、これでは少し早すぎるので5時過ぎに出発。この時間帯は交通量も極めて少なく音楽を聴きながらぶっ飛ばすことも可能である。
5時半登山開始。メガネが曇ってしまうのでのどがつらいけれどマスクを外す。宝篋山は標高461mなので、高さ的には春の半家→十川間の峠越えと大して変わらないのだが、今回は時間制限もなく天気も曇ってはいるが雨は降らなそうなのでえっちらおっちら虫を探しながら行く。とはいっても飛んでいるのはハエかガガンボ、めぼしい虫はまだ活動していないようだ。そんな中ナナフシの幼虫を多数見かける。









一匹なぜかヤブツバキのすべすべした幹をよじ登っている幼虫がいたが…葉っぱ堅すぎて食べられないんじゃないかなあ…

7時過ぎ頂上に到着。道中誰とも会わず一番乗りの模様。


せっかくなので筑波山を臨んで記念撮影。髪がだいぶ伸びましたね(´Д`)


のんびり登ったのでちっとも足が疲れていないようで、帰りものんびり向かうことにするが、沢に降り立ってみたところ・・・



この沢は610がもつ「ムカシトンボが棲息しているところ」のイメージとずいぶん合致するところが多く、また流れの様子を見ていてもほかのトンボがいるような気がしなかったので、にわかに確信がつく。ただヤゴの同定は全くできないのでケータイで調べてみたところ(なぜか電波が届いた)若干色が薄く、完璧にムカシだ!と言い切ることはできない。だが610の脳内はムカシトンボ一色でほかの可能性を考えることができない。
※帰宅後調べてみた結果、ヒメクロサナエorオジロサナエのような気がします。

こうしていったん火がついた610からは一気に恐怖心やためらいといったマイナス要素が払拭され、平静作業服を着ていてもあまり立ち入る気の起こらないような場所にまで平然と突っ込んでいけるようになる。今回の事例では沢へ降り立って足元に注意しつつ抜け殻と成虫の姿を探し始めることになる。そして目の前にはうそみたいだが、決定的な物証が・・・!




これがサナエトンボだったら前後の翅のサイズがもっと異なっているはずだ。
前後の翅のサイズが同じだったとしたらイトトンボ系の可能性があるが、わずかに残る胸の模様を見る限りそれは無い。だとしたら・・・残る選択肢は一つ。

ムカシトンボ亜目!!!


翅だけでもよく残ってくれていたと思う。沢の中州というか、濡れた石の上にちょうど2対1セットで落ちていたので同一個体のものだろう。こんな標高の低いところでも(自転車で来られるところでも)棲息できるのか…明日は筑波山へ行こうと思っていたが、こちらで成虫を探す方が面白そうだなあ…

と思って沢に寄ってみようとしたらヤマカガシに遭遇してしまってたのだが、そのサイズが許容範囲を超えていて突入意欲が失せてしまう。そういえば今まで生体のヤマカガシを見たことがなく、また突然視界に入ってきて驚いたこともあり、珍しくゾッとしたのだ。

まだ成熟しきっていないことを(アサヒナ?)カワトンボの眼が物語っている

麓に降り立ってみると雲は厚く(ムカシトンボを含めた)昆虫が活発になる気配が感じられないので帰宅を決意。宿舎に到着する直前で雨に降られつつ11時ごろ帰ってきたのだが、この時間帯に晴れないと昼行性の昆虫の大多数とは会えなくなるので無念…

昼食後16時ごろまで昼寝…

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というわけで、明日も宝篋山に行くことに予定を変更します。GWの筑波山なんて混んでるに決まってるし… せっかく買ったウェーダーもようやく出番が(ヘビ対策としても)回ってくることになりそうです。
晴れてくれればいいのですが…  続きを読む


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2011年05月02日

やっぱ手ぶらは楽(´Д`)

3月にニコニコ動画で”Bad apple!!”を見ていることを告白したが、その関連の動画を見まくったせいでその種の音楽にはまってしまった。事故を起こすor巻き込まれる可能性が高く、自転車に乗りながら聞くことはできないので専ら部屋で聞いているのだが、少し警戒しておいた方がいいかもしれない…

今朝は5時起床。3時に大変よく目覚め、のどの状態も良好だったがやり過ごしてしまったのは情けない…
6時過ぎに「植物見本園」に散歩に行ってみる。


もともと人気のない場所なのだが、この時間帯は多くの大学生にとって活動時間外らしく誰とも出くわしそうもないところが気にいる。宅通している人は別だが、大学近くに住んでいながら8:40の1限に間に合わないという感覚が610には理解できない。まあこれを裏返すと21時に寝ることが大多数の方に理解されないことになるのだろうが、自分の生活スタイルを貫いていると現行の大学生活では多くの交流の場を失うことになるようだ。
―そうはいっても、最近早起きができなくなっているのは、自分が徐々に飲み込まれている証拠なのだろうか・・・



宿舎の蛍光灯脇にて綺麗なガを採集。なんとかメイガであることは間違いないが、さてこのメイガ、「メイガ科」なのか「ツトガ科」なのかとなるともうお手上げだ。模様が特徴的なので同定には苦労しないと思っていたが「みんなでつく日本産蛾類図鑑」で調べてみても見つけられなかったorz
レポートを提出してから授業へ。

2限目:情報講義
情報の単位の関数と、論理演算について。2月ごろ『論理学入門』なるものを読んでいて、途中からついていけず挫折した経験があるのだが少しは役立ちそうだ。

昼食後H池畔の松林へ。松枯れがかなりひどく、ギャップというか開けた場所がパッチ状に存在しているので何か飛んできてもよいがまだその時期には早いようだ。ルリタテハ・クロアゲハ・シオヤトンボ等発見したが採ることも撮ることもできない。

見慣れているアジアイトトンボとは違うような気がする…



H池


そして異様に「集虫力」の高い花を発見。時間と天候を読んで花掬いはよしておいたが、それでもハナカミキリ系・トラカミキリ系・ゾウムシ系・ハナムグリ系・オトシブミを採集。明日もう一度アタックしてみる価値は大有りだ。


アカクビナガオトシブミ。首の長い♂もいた。ゆりかこがいくつかあったので制作シーンが見られるかも…



4限目:総合英語
PCのスクリーン上のテキストを読み、分からない単語を書いたりinformationをつづったりするが慣れない。

放課後:国民年金の申し込み+買い物
書類を提出するだけで、後程審査結果が郵送されてくるらしい。
そしてお菓子を買いすぎてしまう…

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明日は日の出と同時に宝篋山登山を開始したいと思います。  続きを読む


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2011年05月01日

数年の歳月を超えた驚き

部屋の流しの排水管は気まぐれで、たびたび水漏れを起こす。
茹ですぎたツクシの煮汁はきれいな緑色をしていて染物に向いている気がするのだが、これを流しに捨てた途端に水漏れを検知するマーカーへと役割が変わる。パイプの下に置いてあるボウルに検出された緑色の液体を見るのは相当不快である。経験的に一気に多くの水を流すと水が漏れだすのだが、まれにこれが当てはまらないこともあり、米のとぎ汁では今のところ水漏れを確認していない。この両者の違いを解明するにはもう少し時間がかかりそうだ。

さて今朝は残念ながら6:55に起きてしまって激しく背中が痛む。610の背筋が弱すぎるのか知らないが、長時間寝るとたいていこれに苦しめられることになって、背中を曲げることができなくなる。おまけに喉も痛くなぜか眠気もあって朝から苦行を強いられることになる。

まずは冷凍庫から標本を取り出して久々の展翅。浪人時代はチョウの採集をしていなかったので展翅すること自体1年ぶり位だったので微調整がうまくできない。特にギンイチモンジの裏展(≒仰向けでの展翅)のやり辛さと言ったら!



そしてホソミオツネンの体にシャーペンの芯を通して標本の補強をするのだが…0.5mmでは太すぎたようで胴体がちぎれてしまったorzこれはごまかしがきくのだが、やはりスーっと芯を通せたときの快感を知っているものとしては悔しい失態である。そして早くも色がくすんでしまって残念…



生物のレポートを一応完成させてからA池畔に生えているエノキ(榎)を採りに向かう。大学構内にはきっとほかの場所でもエノキがあるはずだが、今のところここのエノキしか見つけられておらず、いちいち枝を採りに行くのは結構な手間である。戻りがてらやどけんブースに入って学類パーティーで集めてきたペットボトルを洗浄。これで「イカダ」を作るようで、とりあえず100本ほどペットボトルが必要だという。
そういえばこの日記にはまだ書いていなかったが、610はつくば入りしてから飲み物を2回しか買っていない。宝篋山に行ったときエネルギー不足でやむなく自販機で買ったジュースともっと前に買った「いろはす」だけで、あとはすべて常温放置の水道水(浄水器で浄化済み)で過ごしている。コーヒーの粉と甘酒はストックがあるのだがあまり使うことも無く、飲み物への欲求が限りなく稀薄なままなので、冷蔵庫の中には飲み物が入っていない。暑くなれば状況が変わるかもしれないが、去年はコントレックスしか飲んでいなかった気がする・・・

話が逸れたが、要は610は自宅から空のペットボトルを供給することができない。

レポートのデータがかなり珍奇な状態になってしまったので、参考文献を見ればヒントが得られるだろうと図書館に行ってみたが…よく分からない。というより『動物生態学』の該当範囲が読めない!生態系コースに進みたい610は数式を多用した解析の方法などをマスターしていかねばならないのだが、そのうち読めるようになるの・・・かなあ・・・
結局レポート提出場所は閉鎖されていたので、もう一度確かめるチャンスを得られた。

帰宅したらやる気のなさと眠気に襲われて昼食の前に1時間睡眠。二度寝にしては起床時間から離れているし、かといって昼食前に「昼寝」というのも違和感があるのでうまく言い表せないのだが、こんな時間に寝るのは初めてかもしれない。
そして昼食は胚芽米「のみ」。とはいってもいつものお昼から海苔と梅干を除いただけ。

今日もつくばの風は強く、高濃度花粉性物質が暴れまわっていること必須で外に行く気が起こらない。午後はとあるブログを見たりレポートその他勉強しながらやり過ごす。今日は久々に味噌汁を作ろう。

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明日は都市地理学とロシア語が休講となり、情報講義と総合英語の2コマのみ。どっちも時間が中途半端なので宝篋山に行けないのが残念。年金の手続きをしておきますか・・・  続きを読む


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