2011年05月22日
盗まれたのか?撤去されたのか?
5時半起床。午後の天気が荒れるようなので早めに撮影を済ませておこうと6時20分ころ出発。
いつも駐車場に自転車を停めてそこでウェーダーに着替えて山に向かっていくのだが、ここで着替えるとだんだん熱くなってきたときに不愉快になりそうだということで今回は捜索に入る手前の地点までキャリーカートを使って持っていくことにしてみた(これがのちの悲劇を招くことに)。
まだサラサは活動していないようなのでほかの昆虫たちを撮影。顔に蜘蛛の巣が引っ掛かりまくって相当イライラする。

オトシブミのゆりかご制作現場に立ち会ったのだが、驚かせてしまって作業を続行する気配が感じられない。

このカゲロウが大量発生していたが、翅をむしってつくだ煮にしたらおいしそうに見える。

ウルシかヌルデか分からないが、オオゾウムシのようなものが集合している。よく見てみるとマダラアシゾウムシであったが、こんなに一か所にたくさんいるのは初めて見る。

そしていよいよサラサヤンマの撮影に入るが、ぬかるんだ林の中を、時折ホバリングを織り交ぜつつ低空飛行でパトロールしている姿は異様だ。ヤンマにしては警戒心が低くカメラの手前十数㎝のところまでやってきたりする(一度レンズに止まってしまった!)のだが生憎技術と明るさが足りないのでまともな写真は撮れない。それでも下草に止まったところは逃さず撮影。模様がなかなかおしゃれだ。

そんなサラサも1個体を集中的に追いかけていると逃げてしまったので場所を変える。こんなところでしゃがみこんだり時には腹ばいになるのだからウェーダーが無いと泥だらけになってしまう。

ここで「飛翔写真」に挑戦するが、1枚だけ成功。

次に道沿いに出てみるが、ここでもサラサがなわばりを張ってパトロールをしている。じくじくした林内よりよっぽど条件が良く、人が来ないことを祈りつつ飛翔写真を撮りまくる。結果、ノートリミングで掲載できそうなものをいくつか撮影できた(適当にピントを合わせてヤマ勘でシャッターを切っています)。シャッタースピードが遅いから翅まで静止させることはできないが、これがGX(’05model)の限界かもしれない。




最後に静止写真を。

とりあえず雄の写真は充分撮れたので雌の捜索に移るが…kojeeeさんのアドバイスに合致する場所がいくつもあるのだがそこに雌はいない。ムカシトンボの時と同様雄と一緒にあたりを探してみるのだが・・・やけに黄色っぽいのがいる。あれが雌なのかなあと追跡しようとするのだが藪の奥深くで低空飛行をしていてとても近寄れそうにない。あんな芸当はサラサにしかできないのではないかと思うのだがこれだけでは断定できない。
その後しばらく付近をぐるぐるしていたらまた黄色っぽいやつを見かけ、次の瞬間雄と思しき個体が近寄り「カサカサカサ…」と何かが行われた様子。尾つながりのシルエットが確認でき、サラサ以外に可能性はないのだがこれもまた見失ってしまう。ちなみに一連の撮影をするのに「翅音」に耳を澄ませるとふと視界から消えたり見失ったときに位置が確認できる。
撮影の方法というか捜索方法が斬新で非常にワクワクできたので水曜の午前中もう一度撮りに来ることを決めて宿舎に戻ろうとさっきのキャリーカートを置いておいた場所に戻ってみると・・・あれえ???

無くなってる!!
真ん中あたりのオリオン(これは33R限定用語かな)のそばにキャリーカートとウェーダーを入れておく箱(中に靴が入っている)があるはずなのだがご覧のありさま。そういえば小路沿いでサラサを撮影している時軽自動車が近くにやってきていたのだが、たぶんその運転者(≒田んぼの所有者)がいじった可能性が高い。とはいっても「盗まれた」というより不法投棄か何かと勘違いされて「処分された」と考える方が妥当かもしれない。大体1年以上履き古した、それも28cmの靴を盗もうとしている人がこういう場所で目を光らせていたら外も出歩けなくなるわけで、ゴミと勘違いされてしまったのであれば「まあ誰も何もしないだろう」という今回の610の読みが浅かったことになる。残念なことになってしまった。
このままウェーダーを履いたまま戻ってもいいが汗をかくのは必須であり不快な思いをしたくないので脱ぎ、裸足(靴下有)で自転車をこぐ羽目に。ペダルがごつごつしていて踏ん張りが利かずスピードが出せない。ゴミと思われしまったのか分からないが腑に落ちず腹立たしいことには変わりがない。
部屋に戻って数学のレポートを出しに行こうとしていたら空模様が怪しくなり風が激しくなる。雨に降られるのは勘弁願いたいのでとっとと出しに行ってから新しい靴を探しにホームセンターへ。一応つくばには無くなった靴のほかにテニスシューズも持ち込んでいるのだが、貧乏たらしい610とは言えどもこの靴で我慢しようとは思えない。靴底がフラットすぎて山道を歩くのには不向きで、下手すると転倒して尾てい骨の痛みを長期化させることになりかねない(まだ治らないうえに今日も滑ってしまった)からだ。サイズがあるのか不安だったが六郷にいたころよりも安い値段で買うことができた。ちなみにその靴には「鉄芯」が入っていて重く、体育のジョグ&ウォークもこれを履いて参加することになるのだが、週1の体育のためにもう少し軽い靴を選ぶつもりはない。
キャリーカートは今回初めて利用したのにさっそく使えなくなってしまって悲しいのだがこちらは早急に必要な訳ではないので購入見送り。
~・~・~
明日は…登校時間中に雨が降らないで欲しいなあ…
いつも駐車場に自転車を停めてそこでウェーダーに着替えて山に向かっていくのだが、ここで着替えるとだんだん熱くなってきたときに不愉快になりそうだということで今回は捜索に入る手前の地点までキャリーカートを使って持っていくことにしてみた(これがのちの悲劇を招くことに)。
まだサラサは活動していないようなのでほかの昆虫たちを撮影。顔に蜘蛛の巣が引っ掛かりまくって相当イライラする。

オトシブミのゆりかご制作現場に立ち会ったのだが、驚かせてしまって作業を続行する気配が感じられない。

このカゲロウが大量発生していたが、翅をむしってつくだ煮にしたらおいしそうに見える。

ウルシかヌルデか分からないが、オオゾウムシのようなものが集合している。よく見てみるとマダラアシゾウムシであったが、こんなに一か所にたくさんいるのは初めて見る。

そしていよいよサラサヤンマの撮影に入るが、ぬかるんだ林の中を、時折ホバリングを織り交ぜつつ低空飛行でパトロールしている姿は異様だ。ヤンマにしては警戒心が低くカメラの手前十数㎝のところまでやってきたりする(一度レンズに止まってしまった!)のだが生憎技術と明るさが足りないのでまともな写真は撮れない。それでも下草に止まったところは逃さず撮影。模様がなかなかおしゃれだ。

そんなサラサも1個体を集中的に追いかけていると逃げてしまったので場所を変える。こんなところでしゃがみこんだり時には腹ばいになるのだからウェーダーが無いと泥だらけになってしまう。

ここで「飛翔写真」に挑戦するが、1枚だけ成功。

次に道沿いに出てみるが、ここでもサラサがなわばりを張ってパトロールをしている。じくじくした林内よりよっぽど条件が良く、人が来ないことを祈りつつ飛翔写真を撮りまくる。結果、ノートリミングで掲載できそうなものをいくつか撮影できた(適当にピントを合わせてヤマ勘でシャッターを切っています)。シャッタースピードが遅いから翅まで静止させることはできないが、これがGX(’05model)の限界かもしれない。




最後に静止写真を。

とりあえず雄の写真は充分撮れたので雌の捜索に移るが…kojeeeさんのアドバイスに合致する場所がいくつもあるのだがそこに雌はいない。ムカシトンボの時と同様雄と一緒にあたりを探してみるのだが・・・やけに黄色っぽいのがいる。あれが雌なのかなあと追跡しようとするのだが藪の奥深くで低空飛行をしていてとても近寄れそうにない。あんな芸当はサラサにしかできないのではないかと思うのだがこれだけでは断定できない。
その後しばらく付近をぐるぐるしていたらまた黄色っぽいやつを見かけ、次の瞬間雄と思しき個体が近寄り「カサカサカサ…」と何かが行われた様子。尾つながりのシルエットが確認でき、サラサ以外に可能性はないのだがこれもまた見失ってしまう。ちなみに一連の撮影をするのに「翅音」に耳を澄ませるとふと視界から消えたり見失ったときに位置が確認できる。
撮影の方法というか捜索方法が斬新で非常にワクワクできたので水曜の午前中もう一度撮りに来ることを決めて宿舎に戻ろうとさっきのキャリーカートを置いておいた場所に戻ってみると・・・あれえ???

無くなってる!!
真ん中あたりのオリオン(これは33R限定用語かな)のそばにキャリーカートとウェーダーを入れておく箱(中に靴が入っている)があるはずなのだがご覧のありさま。そういえば小路沿いでサラサを撮影している時軽自動車が近くにやってきていたのだが、たぶんその運転者(≒田んぼの所有者)がいじった可能性が高い。とはいっても「盗まれた」というより不法投棄か何かと勘違いされて「処分された」と考える方が妥当かもしれない。大体1年以上履き古した、それも28cmの靴を盗もうとしている人がこういう場所で目を光らせていたら外も出歩けなくなるわけで、ゴミと勘違いされてしまったのであれば「まあ誰も何もしないだろう」という今回の610の読みが浅かったことになる。残念なことになってしまった。
このままウェーダーを履いたまま戻ってもいいが汗をかくのは必須であり不快な思いをしたくないので脱ぎ、裸足(靴下有)で自転車をこぐ羽目に。ペダルがごつごつしていて踏ん張りが利かずスピードが出せない。ゴミと思われしまったのか分からないが腑に落ちず腹立たしいことには変わりがない。
部屋に戻って数学のレポートを出しに行こうとしていたら空模様が怪しくなり風が激しくなる。雨に降られるのは勘弁願いたいのでとっとと出しに行ってから新しい靴を探しにホームセンターへ。一応つくばには無くなった靴のほかにテニスシューズも持ち込んでいるのだが、貧乏たらしい610とは言えどもこの靴で我慢しようとは思えない。靴底がフラットすぎて山道を歩くのには不向きで、下手すると転倒して尾てい骨の痛みを長期化させることになりかねない(まだ治らないうえに今日も滑ってしまった)からだ。サイズがあるのか不安だったが六郷にいたころよりも安い値段で買うことができた。ちなみにその靴には「鉄芯」が入っていて重く、体育のジョグ&ウォークもこれを履いて参加することになるのだが、週1の体育のためにもう少し軽い靴を選ぶつもりはない。
キャリーカートは今回初めて利用したのにさっそく使えなくなってしまって悲しいのだがこちらは早急に必要な訳ではないので購入見送り。
~・~・~
明日は…登校時間中に雨が降らないで欲しいなあ…
Posted by Impulse610 at
18:10
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