2011年05月07日

描けないならほかの手段を取ればよい

4時半起床。昨日から曇りだったこともあってか、のどの調子は快調。でもくしゃみがよく出る。
「徳レポ」に使用する材料で即刻思い浮かんだのが(ここで公開してしまおうか悩んだが)「鱗粉転写」である。実は鱗粉転写自体は高1の美術の時間に取り組んでいたことがあるのだが、もう一度調べなおしてみたところ・・・トレーシングペーパーを使う方法が主流ではないか!先日の三角紙への応用?といい、本来の用途から逸脱して利用することになるのだが、ますます今手元に大量のトレーシングペーパーがあることが不思議に思えてくる。
幸いにもチョウは結構ストックがあり、展翅版や標本箱の制限を受けて冷凍庫で眠っている標本をこの際有効活用してみた結果、このような出来栄えになる。



標本にして長時間乾燥した翅を使うと転写具合が劣ってしまうことは高校時代に学んだので、自宅や生物室にある標本を拝借することはできない。よってレポートに登場させられる種類もある程度限られてしまうので構想中やや懸念していたのだが、実際に材料を用意してみると案外大丈夫そうに感じる。
ひょっとすると「109レポ」で検索したらこのブログが誰かに発見される可能性がありネタが被ってしまうことを密かに警戒しているのだが、材料はまだしも、アイデアまで被ることは無かろう(鱗粉転写以外にも複数のアイデアを借りるつもり)。昨日寝付く前にいいアイデアが浮かんだのだがこちらは絶対に公開しません(´・ω・`)

とりあえずチョウをもう少し集めておきたいのだが、外を見る限りではジャノメ類しか飛んでいなさそうなのでわざわざ宝篋山まで行く気力も起こらず、レポートの構想を考えることにする。実際雨が降ってきたのでこの選択自体は正しかったが、湿気に悩まされることに。

研究室訪問:
当初から昆虫の精子競争について研究されているW研究所にしか行く予定が無かったので最初から昼まで2時間半ほどいたが、いい刺激を受ける。例えば干潟の昆虫の研究なんてよした方がよいこと、研究に値するデータを得るための創意工夫、ゼミについて、数ⅢCが有効なこと、「オサムシはカラフルなものは多いが、ごみ虫は黒いものが多いのはどうして?」、等々。
2時間もある説明会は放棄予定だったが、帰り際クラス担任のN先生に会って言われたことが印象に残る。
「昆虫の研究をするにも遺伝子をいじくるのは必須だけど、そういう人たちの多くは遺伝子操作に長けているわけではないから、まず遺伝子の見識を深めてから昆虫へアプローチするのも方法の一つではある」
今までこういうことを言われたことが無かったからかは分からないが、ものすごく心に突き刺さってくる感じがした。W研で見聞したことをひっくるめると、とにかく今は雑多な論文を言語を問わず貪り読むことが
大事になるかもしれない。1年のうちから取り組むのが早いのか遅いのかを意識しているわけではないが、のほほんとただ授業に出ているだけでは、受動的になっているのではいけないという、危機感というと語弊があるが焦りを覚えたのだ。

全学類合同新歓:研究室訪問の刺激が大きかったからか、そもそも予定的に1時間しか滞在できないこともあってか、はたまたある種のけだるさをかぎ取ったからか、実は眠かっただけなのかもしれないが、行くのが面倒になったのでキャンセル。

TX経由で池袋へ saitan・Mt.Bk・T氏と合流後どうなるのかは不明

おそらくつくばに戻っても風呂に入れなくなるのでそのまま六郷まで戻り(交通費はこちらの方が安い)、入浴後ただちに就寝…

~・~・~

というわけで再び六郷に戻る予定です。
ただ月曜にレポートを2つ(地球学実験・微積分)提出しなければならず、また徳レポの制作や(天気がよさそうだし)ムカトン観察もしなければならないのでのんびりしているわけにはいかず、始発でつくばへ戻る予定です。遅くても3時半には起きていないといけないので実行できるか微妙ですが・・・  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(1)