2013年05月19日

ちいさな発見、おおきな喜び

今朝は6時起床。昨日の日記を書いた時点では今日も宝篋山に行く予定だったが、ある情報を手に入れたので臨時に行き先を変更。とはいってもそんなにピンポイントなものではなかったので、下見も兼ねて出発。



スゲハムシが最初に登場した時点で、610がどういう場所に向かったのか見当がつく方もいると思われる。ちなみにスゲハムシとは中3の修学旅行(青森)で見つけたとき以来の再会であった。

さてこの場所、確かにものすごくいい感じである。しかも、例の虫を探していると目の前に見慣れぬトンボがやってくる。シオカラトンボのメスのように見えるのだが、パトロールをしている様子からして別種であろう。ということでこれがヨツボシトンボとの最初の出会いであった。



なかなか捕まえるのが大変だったのだが、渋くていいトンボだ。止まっているところを撮影したかったのだが、どうにも見つけられず。
飛んでいる様子を見ていて不思議に感じたことがあったのだが、ヨツボシは普通のオスと違ってなわばりに別のオスが入ってきてもすぐに突撃していかず、微妙な距離感を保っていた。あれは何なのだろう…

お目当ての虫は、ヨツボシに気を取られつつも歩き回っていた時、ふいに眼前に飛び込んできたのだった。



アジアイトトンボやアオモンイトトンボが無数に飛び交っていたのだが、そのいずれとも明らかに違うこの体躯…いくら体が小さくとも、間違えようがない…!



ハッチョウトンボだ!!!






近くでオスも発見。メスは先ほど羽化したかのような様子でいて、オスもまだ未熟な様子。



写真に撮るとどうしてもその「小ささ」が実感できないが、実際に彼らの飛ぶ様子を見ていると、ゼンマイ仕掛けのおもちゃを見ているかのようでとてもかわいらしい。見る人によっては、トンボではなくやや大き目なアブか何かが飛んでいるかのような錯覚を感じるかもしれない。






あと2週間くらいしたら彼らも成熟して見ごろを迎えるだろうか。しかし今の段階でも610の撮影意欲を湧き起こすには十分すぎるほどであり、長靴の右側が水没しようが、湿地に膝やひじをつけようがお構いなしである。



それにしても、ハッチョウトンボがいるような場所が活動圏内にあるとは実に素晴らしいことだ。
本日は興奮しすぎて結構踏み荒らしてしまったので、次回以降来るときはもう少し丁寧に歩かないといけないなあ…

午後は家で大人しく過ごすことに。過去2日間あまりに虫探しにのめり込み過ぎて勉強がおろそかになってしまったので、来たる水曜日の発表準備や英語の予習、その他課題や諸外国後の予復習を行う。

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Posted by Impulse610 at 18:10Comments(2)