2011年08月11日
猛暑だろうが長袖
今日はのんびり7:12起床、過去のField Note(生研が星陵祭ごとに作る機関紙)や『唯幻論物語』を読了。外が暑くてとても外出する気になれず、かといって午後の予定も時間にはほとんど縛られていないためずっと部屋でゴロゴロ…まあタイトな合宿開けだからいいか。
昼食を食べてから蒲田まで歩き猛暑日の昼下がりの過酷さを実体験。頭のてっぺんから足の指先に至るまで汗をかきまくり、冷房の効いた電車の中では寒いくらいに感じる。有楽町まで¥210で出てから"Russia Now"を見学。「ブルジャンスキーのハチミツ」と「バルカリアの剣の舞」、「ダーチャの生活」の写真がいいなあと感じる。きれいな写真を見ているとロシアに行ってみたい気持ちが募るものだ。引き上げる際ロシア人のおじさんから展示のパンフレット等をいただく。Спасибо!というタイミングを逸したのが心残り。せっかくだからお土産でも買っていこうかなと思ったのだが、どうせ9月にはВакканайに行くのだし、来年にはСахалинに上陸する(プランを計画中)なのだから、今買う必要は無いなと思い値段調査にとどめる。
それから徒歩で東京駅まで出て高速バス。実は合宿へ向かう際交通渋滞に巻き込まれ東京駅での現地集合に間に合わなかった(これは後に8/8付で詳述)のだが、今回はただ戻ればよいので遅くても構わない。『地震と火山の国-極北アイスランドで考えたこと-』を読了し、ロシアの次の目標はアイスランドに決定する。アイスランドのことが分かりやすく書かれていて読んでいて楽しい。
それから買い物へ…雲行きが怪しくなって雨に降られるだろうなと予想して出発したものの、ぐずつくばかりで雨は降ってこなかった。そして本日から浴場が営業休止に陥ってシャワー室を使わざるを得なくなったのだが、ここは室内に蜘蛛の巣が貼ってあったりして汚らしく、標準的日本人の体格に合わせて設計したのか狭苦しく感じる。おまけにシャワーのお湯は出が悪いうえにやけに熱く、7分30秒という制限時間の設定は意地悪に思えてくる。ここでは¥100が搾取されるのだが、女性棟の一部にはシャワー室が設けられているためタダで利用できることを思い出すとやるせない。別段声高に男性差別を訴えるつもりはないが、今ある設備を改善するなり男性棟にもシャワー室を設けるなり、あるいは女性棟のシャワーを廃止するなりして平等を保ってくれないと文句を言われても致し方ないと感じる。
~・~・~
15日までつくばにいる間は英語、ロシア語の勉強漬けにしようと考えています。何しろこの機会を逃すとまとまって勉強できる時間が確保できなくなるのです。読書も並行して続けて、少しでも多くの本を自宅に持ち帰って部屋のスペースも確保しておかないと…
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昼食を食べてから蒲田まで歩き猛暑日の昼下がりの過酷さを実体験。頭のてっぺんから足の指先に至るまで汗をかきまくり、冷房の効いた電車の中では寒いくらいに感じる。有楽町まで¥210で出てから"Russia Now"を見学。「ブルジャンスキーのハチミツ」と「バルカリアの剣の舞」、「ダーチャの生活」の写真がいいなあと感じる。きれいな写真を見ているとロシアに行ってみたい気持ちが募るものだ。引き上げる際ロシア人のおじさんから展示のパンフレット等をいただく。Спасибо!というタイミングを逸したのが心残り。せっかくだからお土産でも買っていこうかなと思ったのだが、どうせ9月にはВакканайに行くのだし、来年にはСахалинに上陸する(プランを計画中)なのだから、今買う必要は無いなと思い値段調査にとどめる。
それから徒歩で東京駅まで出て高速バス。実は合宿へ向かう際交通渋滞に巻き込まれ東京駅での現地集合に間に合わなかった(これは後に8/8付で詳述)のだが、今回はただ戻ればよいので遅くても構わない。『地震と火山の国-極北アイスランドで考えたこと-』を読了し、ロシアの次の目標はアイスランドに決定する。アイスランドのことが分かりやすく書かれていて読んでいて楽しい。
それから買い物へ…雲行きが怪しくなって雨に降られるだろうなと予想して出発したものの、ぐずつくばかりで雨は降ってこなかった。そして本日から浴場が営業休止に陥ってシャワー室を使わざるを得なくなったのだが、ここは室内に蜘蛛の巣が貼ってあったりして汚らしく、標準的日本人の体格に合わせて設計したのか狭苦しく感じる。おまけにシャワーのお湯は出が悪いうえにやけに熱く、7分30秒という制限時間の設定は意地悪に思えてくる。ここでは¥100が搾取されるのだが、女性棟の一部にはシャワー室が設けられているためタダで利用できることを思い出すとやるせない。別段声高に男性差別を訴えるつもりはないが、今ある設備を改善するなり男性棟にもシャワー室を設けるなり、あるいは女性棟のシャワーを廃止するなりして平等を保ってくれないと文句を言われても致し方ないと感じる。
~・~・~
15日までつくばにいる間は英語、ロシア語の勉強漬けにしようと考えています。何しろこの機会を逃すとまとまって勉強できる時間が確保できなくなるのです。読書も並行して続けて、少しでも多くの本を自宅に持ち帰って部屋のスペースも確保しておかないと…
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Posted by Impulse610 at
18:10
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2011年08月10日
合宿終了
4:50起床。1年生がいなかったので一人で大黒山に向かい、登りと下りで1匹ずつヤマカガシ(ヒバカリかも?)の幼蛇を捕まえる。寮に戻ってきたがまだ食事まで時間があったので二度寝。リン君はやっぱり畳の上で、しかも仰向けに近い姿勢で寝ている。首が疲れたりしないのかなあ…
朝食後には魚を高校へ持ち帰るべくパッキングしたりカエルを逃がしに行ったり部屋を片付けたりして身支度を整える。出発まで1時間近く時間が余ったのだが、お土産を買いに行く気も起らず散策する気にもならず、寮内で時間を持て余しつつボーっとしたり130周年記念誌を読んだり寝たり…

電車の中でも昼食をとった後(今回は普通のお弁当だった)は殆ど寝とおす。PASMOの残金が¥150だったため丸ノ内線の改札にはじかれたのち、赤坂見附で降りて地上に出たところでリン君が蛇を発見! 確認してみると朝捕まえたヤマカガシではないか! 学校では毒蛇は飼えない、ということなので逃がそうとしていたところを、Sさんが引き取ったのであるが、いつの間に逃げ出したのだろう。まあここが電車内でなくてよかった。ただ拾って歩いているうちに動かなくなってしまう。熱中症で死んでしまったのかしら…

生物室について魚たちを水槽に移す。小さい魚たちがたくさん泳いでいる様子は何とも心が和む。ゴンズイ玉もずいぶん小さくなってしまったが、いつまで生き残ってくれるだろうか。親分がいたら面白かったと思うが、そうすると飼育が大変だろうなあ…
16時過ぎに帰路へ。次に生物室に来られるのは星陵祭当日かもしれないが、この合宿で新たに仲間入りした生研水族館のメンバーと再び出会えることを願っている。そして今後も生研合宿の独特な雰囲気が伝わっていったらいいなあ…
~・~・~
今日は高校から六郷に帰宅し、明日つくばっく。途中、有楽町でRUSSIA NOWを見にいく予定です。そして15日再び六郷へ・・・
朝食後には魚を高校へ持ち帰るべくパッキングしたりカエルを逃がしに行ったり部屋を片付けたりして身支度を整える。出発まで1時間近く時間が余ったのだが、お土産を買いに行く気も起らず散策する気にもならず、寮内で時間を持て余しつつボーっとしたり130周年記念誌を読んだり寝たり…

電車の中でも昼食をとった後(今回は普通のお弁当だった)は殆ど寝とおす。PASMOの残金が¥150だったため丸ノ内線の改札にはじかれたのち、赤坂見附で降りて地上に出たところでリン君が蛇を発見! 確認してみると朝捕まえたヤマカガシではないか! 学校では毒蛇は飼えない、ということなので逃がそうとしていたところを、Sさんが引き取ったのであるが、いつの間に逃げ出したのだろう。まあここが電車内でなくてよかった。ただ拾って歩いているうちに動かなくなってしまう。熱中症で死んでしまったのかしら…

生物室について魚たちを水槽に移す。小さい魚たちがたくさん泳いでいる様子は何とも心が和む。ゴンズイ玉もずいぶん小さくなってしまったが、いつまで生き残ってくれるだろうか。親分がいたら面白かったと思うが、そうすると飼育が大変だろうなあ…
16時過ぎに帰路へ。次に生物室に来られるのは星陵祭当日かもしれないが、この合宿で新たに仲間入りした生研水族館のメンバーと再び出会えることを願っている。そして今後も生研合宿の独特な雰囲気が伝わっていったらいいなあ…
~・~・~
今日は高校から六郷に帰宅し、明日つくばっく。途中、有楽町でRUSSIA NOWを見にいく予定です。そして15日再び六郷へ・・・
Posted by Impulse610 at
06:10
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2011年08月09日
スズメバチよりも先にやられてしまった
5時起床。やはりリン君は畳の上で寝ている。血流が止まったりしないのだろうか?
1年生とカエル採りに同行し、ツチガエルとアマガエルを計9匹捕まえる。カエルはたまあに撮る程度なのでめったに捕まえたりしないのだが、探してみるのは結構楽しい。
昨日の夕方、大黒山へ行っているときに魚班の人たちがトラップを仕掛けてきたようで、朝のうちに回収しに行ったのだが、その収穫物に度肝を抜かされる。まずはゴンズイの親分。

今までゴンズイ玉を形成する小さいものしか見たことが無かったので、ここまで成長するのかと知れたと同時にそのおとなしさ、かわいさに魅了される。しかし残念なことに採集者のI君の判断で逃がされてしまった。

それとクロアナゴ。生研史上最大クラスの体長で、これを星陵祭で展示できればお客さんの度肝を抜くこと間違いなし(私たちでさえびっくりしたのだから)だが、さてどうやって飼育するのだろう。知らないうちに水槽を移動するような怪力の持ち主なので、きちんと蓋をしておく必要がある。のちにF先生によって「生研水族館長 クロちゃん」との渾名が与えられる。
今日は山越えをして例年通りのポイントへ向かう。昔は海沿いを歩いて(時に海に入りながら)いたそうなのだが、地形が変化したのだろうか、それともこちらの方が早いからか610が臨海実習で初めてこのポイントに行った時からずっと山越えルートを使っている。こういう道はそれなりに慣れているので自分自身には酷には感じられないのだが、それでもロープを使わないとうまく登れない場所があったりするから経験が少ない人にはつらいであろう。この山越えを終えて目の前に海が開ける瞬間はいつも新鮮で飽きることはない。
早速磯採集に取り掛かるのだが、昨日の場所と比べて期待したほど魚が見つからない。タイドプールに取り残された小さいオヤビッチャなどを捕まえはしたものの、チョウチョウウオの姿を見かけることはない。一晩経ってずいぶんゴンズイが死んでしまったのだが、それを補うべく再びゴンズイ玉を見つけて捕まえたところで昼食。F先生によると、今回はおにぎり弁当を頼んだそうで、2つのおにぎりがまず用意された。そこまではいいのだが、そのおかずとしてもらったお弁当の中にもなぜかおにぎりが入っているのだ。しかもそのおにぎりはやけに密度が大きく、おにぎり弁当のそれよりも立派なのだ。でも騙されていけない。これはおかずなのだ! さすがにお昼ご飯でこの量は多すぎたので、おにぎり弁当のおにぎり1つを残して後で食べることに。合宿にお菓子を一切持ってこなかったので、昨日のお昼から夕食までの間に空腹でずいぶん元気を失っていた反省が幸運にもここで活かされることになる。
それから午後の部に出陣して、まずは昨夜告げられたノルマを達成すべくタツナミガイを探す。背中の部分は砂浜と溶け込むような模様をなしており、慣れていないと見つけるのが難しいのであるが、しばらくぶりの610はどういうわけか慣れきっているようであっという間にノルマを達成する。水管が出ているのでそこで区別することもできるが、そうというよりはむしろ「全体が見える」のである。虫さがしで眼が鍛えられているのかもしれない。そうしてチョウチョウウオ探しを始めようとしたところ、首に今まで感じたことのないショックを受ける。ああ何かに刺されたのかな。正体を確かめられなかったが、たぶんクラゲか何かだろう。一瞬生命の危機を感じたので捜索を中断して先生に報告に行き、しばらく休憩して様子を見る。大丈夫そうだったので再び海に出てアンドンクラゲを見つけたので、おそらくこいつとぶつかったのだろう。しかし調べてみると刺され具合や体質によって重症化することもあるようで、今回のように何事もなく済んだのは幸運であったかもしれない。
引き上げ時刻間際にチョウチョウウオ・カゴカキダイ・オヤビッチャの群れを見かけて必死に追いかけていたのだがリン君のアナウンスによって断念…クラゲに刺されていなければ時間的に捕まえられたかもしれないなと思うと悔やまれるが仕方ない。
山越えは帰りの方が厄介で、2年前は(意図的に)滑って移動した記憶がある。今回も同じところで同じようにやってみたが前回ほどうまくいかなかった。寮に戻ってから採ってきたいろいろな生き物の同定を行う。610は魚「以外」の虫やカエルなどを担当するが…やっぱり少ない。2年前と違って捕まえたムシが限られている(主にコガネムシ)からかもしれないが、これはまだI君を初めとする1年生が十分な視野を獲得していないことを暗示していると思われる。610には見えているものが彼らには見えていないので、必然的にとれる虫の数も少なくなってしまうのだ。標本の作り方などは手取り(足取り)教えることができるのだが、虫の探し方については何度も何度も探して自分で慣れてもらうしかない。昆虫標本に関してもまだ作り方を知らないようなので、今回教えられれば良かったのだが道具も無かったしチョウも捕まえられなかったのでその機会を先延ばしにしてしまった。星陵祭までには間に合わないだろうが、どこかで時間を見つけて(たとえば大学の秋休み期間)出張して教えに行きたいなあ…
今日の夕食はバーベキューということで、一足先に風呂に入って手持無沙汰な610は火おこし隊に任命される。もしかしたら墨に火をつける作業を担当するのは初めてかもしれないが、それなりにうまくいったようで安心。2年前は剣道部と合同の合宿だったこともあってか、準備については覚えていない。ということは剣道部の方に用意してもらったのだろうが、そのせいか知らないが肉類を食べないで野菜ばかり食んでいた記憶が残っている。だが今年は生研単独だ。あまりある肉を自分たちで食べないといけない。幸いにも(?)今年は男子生徒が多く、肉たちも相手にとって不足はないと思ってはいたもののやはり3皿は多すぎたようだ。610は新調したヘッドライトを使って焼肉隊品質担当係の地位にいたのであるが、1・2年生たちの食欲は序盤で落ち着いてしまったのかあまり食べ物が消費されなくなってしまって肉でもなんでも好きなだけ食べられるような状態になってしまった。鶏肉はおいしいのだが手羽先だと非常に食べづらいのが惜しい。野菜の多くは焼きそばに回されてしまい、とうもろこしをがめる。差し入れとして海で取れたサザエがふるまわれたのであるが、どうやって身を出せばよいのだろうか。MDSのバーベキューの時に細い金属の棒を使って取り出していたことを思い出すも、手元にそのようなものが無い。そして人気が無く消費されない! 試行錯誤の末、割り箸を使ってうまく身を取り出す方法を編み出したのであるが、成功率は50%未満。身が途中でちぎれてしまうのだ。ちぎれて取り出せなくなる部分は「オトナの味」ということもあって、出せなくて困るのはF先生くらいだと判断し、人気が無いのをいいことに勝手に身を出しまくったのだ。この作業に取り掛かったのが終盤だったこともあって、その殆どを自分で処理することになったのだが…
そのあとに花火をしに海岸へ。思えば2年前は花火そっちのけでHope君と虫探しに出かけていたのでこのイベントは初参加となる。花火に興じるのはいったい何年振りだろうか。ただそれよりも満天の星空の方が気になってしまったが。もうすぐペルセウス座流星群が見ごろだというので、ついつい流れ星を探してしまうのだ。
戻ってきてタツナミガイの解剖。610はやる予定が無かったのだが、タツナミガイが余っていてしかも死んでいたということもあって、せっかくだからやってみることに。(びっくりしたことに「タツナミガイ 解剖」で検索にかけるとこのブログがtop10に表示される!)久しぶりで手順等すっかり忘れてはいたものの、神経細胞の拡大図みたいな脳やそのう内の石などを見ることができた。時刻はすでに22時を回っていて非常に眠かったのであるが、この感覚は2年前にも味わったような気がして非常にいい気分である。
寝る前に鏡を見てみてびっくりしたのだが、左の頬のニキビの発生具合が異常なことになってしまっている。ただ赤くなっているならまだいいのだが、今回は白っぽいのが大量に吹き出てしまっている。毎回旅行に出ると肌荒れがひどくなり、旅行好きな610としては致し方ないとあきらめていることでもあったのだが、今回は予想以上にひどい。一目見て、誰にも自分の顔を見せたくないと思ったことはこれが初めてかもしれない。しかし今となってはどうすることもできないので、なるべく気にしないようにはしたいのだがそこまで達観しているわけでもないので困ったものである。
1年生とカエル採りに同行し、ツチガエルとアマガエルを計9匹捕まえる。カエルはたまあに撮る程度なのでめったに捕まえたりしないのだが、探してみるのは結構楽しい。
昨日の夕方、大黒山へ行っているときに魚班の人たちがトラップを仕掛けてきたようで、朝のうちに回収しに行ったのだが、その収穫物に度肝を抜かされる。まずはゴンズイの親分。

今までゴンズイ玉を形成する小さいものしか見たことが無かったので、ここまで成長するのかと知れたと同時にそのおとなしさ、かわいさに魅了される。しかし残念なことに採集者のI君の判断で逃がされてしまった。

それとクロアナゴ。生研史上最大クラスの体長で、これを星陵祭で展示できればお客さんの度肝を抜くこと間違いなし(私たちでさえびっくりしたのだから)だが、さてどうやって飼育するのだろう。知らないうちに水槽を移動するような怪力の持ち主なので、きちんと蓋をしておく必要がある。のちにF先生によって「生研水族館長 クロちゃん」との渾名が与えられる。
今日は山越えをして例年通りのポイントへ向かう。昔は海沿いを歩いて(時に海に入りながら)いたそうなのだが、地形が変化したのだろうか、それともこちらの方が早いからか610が臨海実習で初めてこのポイントに行った時からずっと山越えルートを使っている。こういう道はそれなりに慣れているので自分自身には酷には感じられないのだが、それでもロープを使わないとうまく登れない場所があったりするから経験が少ない人にはつらいであろう。この山越えを終えて目の前に海が開ける瞬間はいつも新鮮で飽きることはない。
早速磯採集に取り掛かるのだが、昨日の場所と比べて期待したほど魚が見つからない。タイドプールに取り残された小さいオヤビッチャなどを捕まえはしたものの、チョウチョウウオの姿を見かけることはない。一晩経ってずいぶんゴンズイが死んでしまったのだが、それを補うべく再びゴンズイ玉を見つけて捕まえたところで昼食。F先生によると、今回はおにぎり弁当を頼んだそうで、2つのおにぎりがまず用意された。そこまではいいのだが、そのおかずとしてもらったお弁当の中にもなぜかおにぎりが入っているのだ。しかもそのおにぎりはやけに密度が大きく、おにぎり弁当のそれよりも立派なのだ。でも騙されていけない。これはおかずなのだ! さすがにお昼ご飯でこの量は多すぎたので、おにぎり弁当のおにぎり1つを残して後で食べることに。合宿にお菓子を一切持ってこなかったので、昨日のお昼から夕食までの間に空腹でずいぶん元気を失っていた反省が幸運にもここで活かされることになる。
それから午後の部に出陣して、まずは昨夜告げられたノルマを達成すべくタツナミガイを探す。背中の部分は砂浜と溶け込むような模様をなしており、慣れていないと見つけるのが難しいのであるが、しばらくぶりの610はどういうわけか慣れきっているようであっという間にノルマを達成する。水管が出ているのでそこで区別することもできるが、そうというよりはむしろ「全体が見える」のである。虫さがしで眼が鍛えられているのかもしれない。そうしてチョウチョウウオ探しを始めようとしたところ、首に今まで感じたことのないショックを受ける。ああ何かに刺されたのかな。正体を確かめられなかったが、たぶんクラゲか何かだろう。一瞬生命の危機を感じたので捜索を中断して先生に報告に行き、しばらく休憩して様子を見る。大丈夫そうだったので再び海に出てアンドンクラゲを見つけたので、おそらくこいつとぶつかったのだろう。しかし調べてみると刺され具合や体質によって重症化することもあるようで、今回のように何事もなく済んだのは幸運であったかもしれない。
引き上げ時刻間際にチョウチョウウオ・カゴカキダイ・オヤビッチャの群れを見かけて必死に追いかけていたのだがリン君のアナウンスによって断念…クラゲに刺されていなければ時間的に捕まえられたかもしれないなと思うと悔やまれるが仕方ない。
山越えは帰りの方が厄介で、2年前は(意図的に)滑って移動した記憶がある。今回も同じところで同じようにやってみたが前回ほどうまくいかなかった。寮に戻ってから採ってきたいろいろな生き物の同定を行う。610は魚「以外」の虫やカエルなどを担当するが…やっぱり少ない。2年前と違って捕まえたムシが限られている(主にコガネムシ)からかもしれないが、これはまだI君を初めとする1年生が十分な視野を獲得していないことを暗示していると思われる。610には見えているものが彼らには見えていないので、必然的にとれる虫の数も少なくなってしまうのだ。標本の作り方などは手取り(足取り)教えることができるのだが、虫の探し方については何度も何度も探して自分で慣れてもらうしかない。昆虫標本に関してもまだ作り方を知らないようなので、今回教えられれば良かったのだが道具も無かったしチョウも捕まえられなかったのでその機会を先延ばしにしてしまった。星陵祭までには間に合わないだろうが、どこかで時間を見つけて(たとえば大学の秋休み期間)出張して教えに行きたいなあ…
今日の夕食はバーベキューということで、一足先に風呂に入って手持無沙汰な610は火おこし隊に任命される。もしかしたら墨に火をつける作業を担当するのは初めてかもしれないが、それなりにうまくいったようで安心。2年前は剣道部と合同の合宿だったこともあってか、準備については覚えていない。ということは剣道部の方に用意してもらったのだろうが、そのせいか知らないが肉類を食べないで野菜ばかり食んでいた記憶が残っている。だが今年は生研単独だ。あまりある肉を自分たちで食べないといけない。幸いにも(?)今年は男子生徒が多く、肉たちも相手にとって不足はないと思ってはいたもののやはり3皿は多すぎたようだ。610は新調したヘッドライトを使って焼肉隊品質担当係の地位にいたのであるが、1・2年生たちの食欲は序盤で落ち着いてしまったのかあまり食べ物が消費されなくなってしまって肉でもなんでも好きなだけ食べられるような状態になってしまった。鶏肉はおいしいのだが手羽先だと非常に食べづらいのが惜しい。野菜の多くは焼きそばに回されてしまい、とうもろこしをがめる。差し入れとして海で取れたサザエがふるまわれたのであるが、どうやって身を出せばよいのだろうか。MDSのバーベキューの時に細い金属の棒を使って取り出していたことを思い出すも、手元にそのようなものが無い。そして人気が無く消費されない! 試行錯誤の末、割り箸を使ってうまく身を取り出す方法を編み出したのであるが、成功率は50%未満。身が途中でちぎれてしまうのだ。ちぎれて取り出せなくなる部分は「オトナの味」ということもあって、出せなくて困るのはF先生くらいだと判断し、人気が無いのをいいことに勝手に身を出しまくったのだ。この作業に取り掛かったのが終盤だったこともあって、その殆どを自分で処理することになったのだが…
そのあとに花火をしに海岸へ。思えば2年前は花火そっちのけでHope君と虫探しに出かけていたのでこのイベントは初参加となる。花火に興じるのはいったい何年振りだろうか。ただそれよりも満天の星空の方が気になってしまったが。もうすぐペルセウス座流星群が見ごろだというので、ついつい流れ星を探してしまうのだ。
戻ってきてタツナミガイの解剖。610はやる予定が無かったのだが、タツナミガイが余っていてしかも死んでいたということもあって、せっかくだからやってみることに。(びっくりしたことに「タツナミガイ 解剖」で検索にかけるとこのブログがtop10に表示される!)久しぶりで手順等すっかり忘れてはいたものの、神経細胞の拡大図みたいな脳やそのう内の石などを見ることができた。時刻はすでに22時を回っていて非常に眠かったのであるが、この感覚は2年前にも味わったような気がして非常にいい気分である。
寝る前に鏡を見てみてびっくりしたのだが、左の頬のニキビの発生具合が異常なことになってしまっている。ただ赤くなっているならまだいいのだが、今回は白っぽいのが大量に吹き出てしまっている。毎回旅行に出ると肌荒れがひどくなり、旅行好きな610としては致し方ないとあきらめていることでもあったのだが、今回は予想以上にひどい。一目見て、誰にも自分の顔を見せたくないと思ったことはこれが初めてかもしれない。しかし今となってはどうすることもできないので、なるべく気にしないようにはしたいのだがそこまで達観しているわけでもないので困ったものである。
Posted by Impulse610 at
06:10
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2011年08月08日
過去最高の網さばき
3時半起床。かなり眠いのだが今日の二度寝は許されない。
荷造りを終えて5:45筑波大学発東京行高速バスに乗り込む。7:20に東京到着予定で、混雑を考慮しても集合時刻の8時には間に合うだろうと読んでいたのだが、これがえらい見当違いであった… ちなみに1本前となると5:15発、6:50到着予定となってさすがに早すぎるかなと思っていたのだが、実はそうでもないことがのちに発覚する。
バスの最後部にはトイレが設置されているのだが、その都合上一番後ろの席には不自然なスペースが設けられており荷物を置くのに重宝する。荷物が少なければ最前列左側の席に座って展望を楽しむのであるが、今日は迷わず後ろへ直行。ちなみにここならリクライニングも遠慮することなく倒し放題なので、朝の眠気を解消すべく睡眠に入る。
しかし余裕をかましているのもつかの間、渋滞に入って進みが遅くなったところで目を覚ます。時刻は7時に差し掛かろうとしているが、いまだに三郷JCT… 間に合うのか?
バスに備え付けられている案内によれば、途中八潮パーキングエリアにて下車→TXに乗り換えという措置がとられる、と書いてあったのだが、このバスに関しては停車する気配が見られない。もしかしたら寝ているときに案内があったのだろうか。いずれにせよそわそわしてしまって焦ってくるのだが、どうすることもできない。高速道路の混雑を甘く考えすぎていたようだ。7時40分ころにF先生に遅刻のメールを送り、今後の措置を考える。
このバスは東京駅へ行く前に上野駅を経由する。このまま終点まで乗り続けるだけで結構時間を食う上に、集合場所は地下深い総武快速線ホームであるので駅に着いてからもさらに時間がかかってしまう。現地集合にこだわると乗車予定の列車に間に合わない可能性がある。しかし上野を経由した場合、秋葉原乗換で錦糸町に出れば階段を2階分上り下りしただけで済む。東京へ出てしまうよりもリスクが低いと考え、7時50分ごろ上野で下車。
京浜東北線と浅草橋までの混雑に萎えつつも、どうにか錦糸町での合流を果たすことができて一件落着・・・バスは出来るだけ始発(4:45)を利用した方がいいのかもしれない。
無事合流をした列車で千葉まで向かい、その間は立ったまま車窓をボーっと眺めて過ごす。接続時間を使って昼ごはん(おにぎり2つ)を買ってから、安房勝山までは『唯幻論物語』を読んだり外を眺めたりして現地を目指す。2年前の合宿ではSSHの発表があったので桜木町から東京へ出た後に特急を使ったものだが、今回のように普通列車を乗り継いで勝山入りするのは高1時の臨海合宿以来である。まあ、その時と違うのは勝山駅で一水会の皆様が仁王立ちして私たちを待っていないことくらいか。
※先日勝山寮に宿泊するのが今回で3回目だと書いたが、これが思い違いであることに気が付いた。実はこれで4回目だ。
高1・夏 臨海合宿 一水会の皆様から古式泳法「神伝流」を学ぶ
高1・春 臨海実習 ウニの発生実験やタツナミガイの解剖をする
高3・夏 生研合宿 昆虫や魚をひたすら追いかけまくる2泊3日
寮について早速部屋を割り当てられる。たぶんMr.SSHの後輩となったリン君と一緒になるのだが、彼は天文部所属でありながら生研の活動にもよく来ていて、2年前の合宿にも参加している。当時は布団を敷かないで畳の上で寝ていた光景が強く印象に残っているのだが、果たして今回はどうやって寝るのだろうか。

着替えをして磯へ向かう。今日は潮汐の都合が悪く(満ちている)、山越えをして向かうポイントへは行かずに手前の海辺で採集を行う。水着は一応着用するが、目的は海水浴ではなく生き物さがしであり、場所も岩がむき出しで藻類が繁茂していたりするためジャージと靴の着用も必須である。荷造りの際いつものようにジャージにしておこうかと考えたのだが、陸上でしか出番のない作業服の水圏デビューに今回の合宿はうってつけではないかと気づいてしまった。なるほど、ジャージよりポケットがあるから収穫物をしまうのに便利である(こうしてタカラガイがしまわれる)。
海に入ったのは前回の合宿以来だし、水に入るのも高3の9月以来だから泳ぐのは大体2年ぶりである。思わずはしゃいでしまって魚を探しつつも泳ぎ回っていたのだが、心地よかった水もだんだんと冷たく感じ始めて陸に上がって休みたいなとも思い始めてくる。しかしここでゴンズイ玉を仕留めてからチョウチョウウオ、オヤビッチャ、カゴカキダイと短期間に次々と採集。とくにチョウチョウウオは捕まえた当初名前が分からなかったのだが、今まで捕まえたことのない綺麗な魚で大変に興奮した。こうなったら寒さなんてどうでもよくなってさらなるチョウチョウウオの追加に全力を注ぐのみである。もう1匹違う種類のチョウチョウウオがとれたが、それから潮が満ちるにつれて魚の姿も見えなくなり1日目の採集は終了。今まで自分がとった中で一番の大物は何と言ってもマダコ(高1・夏・葉山にて)なのだが、今回のチョウチョウウオは小ぶりながらも綺麗さという面では文句なしの一位だと思う。
寮に戻って魚たちの一時保管場所の設営に入る。しかし610は2年前の合宿では唯一人の3年生として参加したことや、ムシばかり探していて魚の設備に関してはほとんど忘れてしまったこともあって準備の際にはほとんど役に立たない。まあOBという立場ではこうやってただ様子を眺めているだけでも文句は言われないだろう。それに引き替えEさん、Kさん、リン君はよく働いていて610とはえらい違いである。まあこれは今に始まったことではないのだが… 一足先にシャワーを浴びるが、浴槽のお湯は人を入れる気が無いのではないかと思われるほど熱い。
1年生数名とリン君とともに、寮近くの大黒山へ登る。頂上まで10分くらいで到達できる小さな山で、あまり昆虫の方は期待できないのであるがやはりその傾向は変わっていないようだ。1年生のうちのI君はなんと野球部と兼部しているそうなのだが、昆虫が好きだという。ただ、まだヒグラシを見たことが無いと言っていたので、そこまで詳しいわけではないようだ。教育し甲斐があるではないか。
夕食後にさっきのメンバーにM先生を加えてコンビニまでの灯火めぐりをするのだが、こちらも全然ダメ。去年は全く昆虫が摂れなかったとF先生から聞いていて、また自分の経験からもあまり期待してはいけないと分かってはいたものの、とくに夏に入ってつくばでは毎日のようにカブトムシの生体や死骸を目にしてきたせいか、余計に物足りなく感じる。植林がされているわけでもなくそれなりの環境は整っているのだが、やはり海沿いだと都合が悪いのだろうか。2年前は大黒山へ向かう途中でミヤマクワガタを捕まえたので、いないことはないはずなのだが…
このあたりでずいぶん眠かったのだが、タツナミガイの解剖予告編を見学。解剖を見るのは2年ぶりだが、するとなると臨海実習を最後に3年半近いブランクがある。今日は1匹しかいなかったのだが、明日は1・2年生全員分のタツナミガイを用意する必要があり、610には5匹採取のノルマが課せられる。見つけられるかなあ・・・
荷造りを終えて5:45筑波大学発東京行高速バスに乗り込む。7:20に東京到着予定で、混雑を考慮しても集合時刻の8時には間に合うだろうと読んでいたのだが、これがえらい見当違いであった… ちなみに1本前となると5:15発、6:50到着予定となってさすがに早すぎるかなと思っていたのだが、実はそうでもないことがのちに発覚する。
バスの最後部にはトイレが設置されているのだが、その都合上一番後ろの席には不自然なスペースが設けられており荷物を置くのに重宝する。荷物が少なければ最前列左側の席に座って展望を楽しむのであるが、今日は迷わず後ろへ直行。ちなみにここならリクライニングも遠慮することなく倒し放題なので、朝の眠気を解消すべく睡眠に入る。
しかし余裕をかましているのもつかの間、渋滞に入って進みが遅くなったところで目を覚ます。時刻は7時に差し掛かろうとしているが、いまだに三郷JCT… 間に合うのか?
バスに備え付けられている案内によれば、途中八潮パーキングエリアにて下車→TXに乗り換えという措置がとられる、と書いてあったのだが、このバスに関しては停車する気配が見られない。もしかしたら寝ているときに案内があったのだろうか。いずれにせよそわそわしてしまって焦ってくるのだが、どうすることもできない。高速道路の混雑を甘く考えすぎていたようだ。7時40分ころにF先生に遅刻のメールを送り、今後の措置を考える。
このバスは東京駅へ行く前に上野駅を経由する。このまま終点まで乗り続けるだけで結構時間を食う上に、集合場所は地下深い総武快速線ホームであるので駅に着いてからもさらに時間がかかってしまう。現地集合にこだわると乗車予定の列車に間に合わない可能性がある。しかし上野を経由した場合、秋葉原乗換で錦糸町に出れば階段を2階分上り下りしただけで済む。東京へ出てしまうよりもリスクが低いと考え、7時50分ごろ上野で下車。
京浜東北線と浅草橋までの混雑に萎えつつも、どうにか錦糸町での合流を果たすことができて一件落着・・・バスは出来るだけ始発(4:45)を利用した方がいいのかもしれない。
無事合流をした列車で千葉まで向かい、その間は立ったまま車窓をボーっと眺めて過ごす。接続時間を使って昼ごはん(おにぎり2つ)を買ってから、安房勝山までは『唯幻論物語』を読んだり外を眺めたりして現地を目指す。2年前の合宿ではSSHの発表があったので桜木町から東京へ出た後に特急を使ったものだが、今回のように普通列車を乗り継いで勝山入りするのは高1時の臨海合宿以来である。まあ、その時と違うのは勝山駅で一水会の皆様が仁王立ちして私たちを待っていないことくらいか。
※先日勝山寮に宿泊するのが今回で3回目だと書いたが、これが思い違いであることに気が付いた。実はこれで4回目だ。
高1・夏 臨海合宿 一水会の皆様から古式泳法「神伝流」を学ぶ
高1・春 臨海実習 ウニの発生実験やタツナミガイの解剖をする
高3・夏 生研合宿 昆虫や魚をひたすら追いかけまくる2泊3日
寮について早速部屋を割り当てられる。たぶんMr.SSHの後輩となったリン君と一緒になるのだが、彼は天文部所属でありながら生研の活動にもよく来ていて、2年前の合宿にも参加している。当時は布団を敷かないで畳の上で寝ていた光景が強く印象に残っているのだが、果たして今回はどうやって寝るのだろうか。

着替えをして磯へ向かう。今日は潮汐の都合が悪く(満ちている)、山越えをして向かうポイントへは行かずに手前の海辺で採集を行う。水着は一応着用するが、目的は海水浴ではなく生き物さがしであり、場所も岩がむき出しで藻類が繁茂していたりするためジャージと靴の着用も必須である。荷造りの際いつものようにジャージにしておこうかと考えたのだが、陸上でしか出番のない作業服の水圏デビューに今回の合宿はうってつけではないかと気づいてしまった。なるほど、ジャージよりポケットがあるから収穫物をしまうのに便利である(こうしてタカラガイがしまわれる)。
海に入ったのは前回の合宿以来だし、水に入るのも高3の9月以来だから泳ぐのは大体2年ぶりである。思わずはしゃいでしまって魚を探しつつも泳ぎ回っていたのだが、心地よかった水もだんだんと冷たく感じ始めて陸に上がって休みたいなとも思い始めてくる。しかしここでゴンズイ玉を仕留めてからチョウチョウウオ、オヤビッチャ、カゴカキダイと短期間に次々と採集。とくにチョウチョウウオは捕まえた当初名前が分からなかったのだが、今まで捕まえたことのない綺麗な魚で大変に興奮した。こうなったら寒さなんてどうでもよくなってさらなるチョウチョウウオの追加に全力を注ぐのみである。もう1匹違う種類のチョウチョウウオがとれたが、それから潮が満ちるにつれて魚の姿も見えなくなり1日目の採集は終了。今まで自分がとった中で一番の大物は何と言ってもマダコ(高1・夏・葉山にて)なのだが、今回のチョウチョウウオは小ぶりながらも綺麗さという面では文句なしの一位だと思う。
寮に戻って魚たちの一時保管場所の設営に入る。しかし610は2年前の合宿では唯一人の3年生として参加したことや、ムシばかり探していて魚の設備に関してはほとんど忘れてしまったこともあって準備の際にはほとんど役に立たない。まあOBという立場ではこうやってただ様子を眺めているだけでも文句は言われないだろう。それに引き替えEさん、Kさん、リン君はよく働いていて610とはえらい違いである。まあこれは今に始まったことではないのだが… 一足先にシャワーを浴びるが、浴槽のお湯は人を入れる気が無いのではないかと思われるほど熱い。
1年生数名とリン君とともに、寮近くの大黒山へ登る。頂上まで10分くらいで到達できる小さな山で、あまり昆虫の方は期待できないのであるがやはりその傾向は変わっていないようだ。1年生のうちのI君はなんと野球部と兼部しているそうなのだが、昆虫が好きだという。ただ、まだヒグラシを見たことが無いと言っていたので、そこまで詳しいわけではないようだ。教育し甲斐があるではないか。
夕食後にさっきのメンバーにM先生を加えてコンビニまでの灯火めぐりをするのだが、こちらも全然ダメ。去年は全く昆虫が摂れなかったとF先生から聞いていて、また自分の経験からもあまり期待してはいけないと分かってはいたものの、とくに夏に入ってつくばでは毎日のようにカブトムシの生体や死骸を目にしてきたせいか、余計に物足りなく感じる。植林がされているわけでもなくそれなりの環境は整っているのだが、やはり海沿いだと都合が悪いのだろうか。2年前は大黒山へ向かう途中でミヤマクワガタを捕まえたので、いないことはないはずなのだが…
このあたりでずいぶん眠かったのだが、タツナミガイの解剖予告編を見学。解剖を見るのは2年ぶりだが、するとなると臨海実習を最後に3年半近いブランクがある。今日は1匹しかいなかったのだが、明日は1・2年生全員分のタツナミガイを用意する必要があり、610には5匹採取のノルマが課せられる。見つけられるかなあ・・・
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2011年08月07日
「狼になる」という課題
昨夜、どういうわけか暗くなってからセミが鳴き始めた。610とどちらが早く寝るのか勝負をしてみたのだが、たぶん彼らの方がずっと夜更かしを続けていたように思われる。
今朝は5時起床。外を見るとうっすら晴れていたことと、非常に寝起きが悪くてこのまま部屋にいると二度寝は避けられないと感じたため虫さがしへ向かうが、宝篋山ではなく少し違う所まで行ってみることにする。それと明日明後日の磯採集の予行演習として、久々にコンタクトを装備してみたものの、慣れるまでの違和感が大きい。慣れてしまうと視界がとてもクリアで快適!
最初は地形図を見て気になった池に行ってみたのだが、探している途中「モズのはやにえ」を見つける。

このはやにえがあったすぐ脇が放棄された桑畑のようで、トラカミキリがいないか探してみたところ…やっぱりいた! そして思っていたよりも小柄!

GXが単焦点モードに突入してしまって、ズームしようものなら確実に動かなくなってしまう。近づきにくいところでじっとしていたため証拠写真しか撮れないのが悔しい。スズメバチの擬態にかけてはトップクラスの実力の持ち主であることを図鑑を読んで頭に叩き込まされていたが、実際に見てみるとよくいるカミキリにしか見えない。もっと活発に動き回ったり、飛び回っていたらもう少し印象も変わったのだろうか。
当初は地形図上で気になった池を巡ろうと思っていたが、この出会いを境に、2匹目のトラカミキリを見つけるべくクワ探しに探索が切り替わる。キボシカミキリやベッコウハゴロモ(アミガサかも)はじっとしていてもこちらの方から目に入ってくるというのに、トラさんは全く見つけられない。スウィーピングをすれば隠れている個体が見つかるかもしれないが、採集より撮影がしたいので網を出すことも控えてクワを見つけ次第自転車を止めては葉っぱを見て回る。ところで、クワにはほかの樹木に比べてカタツムリがたくさんくっついている気がするのだが、何か意味があるのだろうか?
桜川に差し掛かってクワをよく見てみると…愛しのクワコ発見❤

高2の星陵祭前に館山までウミホタルを捕まえに行ったのだが、夜になるまでの時間つぶしとして一人館山の隣駅の九重の草むらで3匹のクワコの幼虫を捕まえて以来のファンであり、あまり飼育熱心になれないのだがクワコだけは別で、見つけるとどうしても捕まえずにはいられない。ただし明日から勝山へ出かけることや、旅行以外にもつくばや六郷を行ったり来たりすることを考えるとクワコファンとしての賢い選択は野ざらしにすることだということを思い出し、大学内にリリースしたのであった。まあ9月になればもっと数も増えるだろうし…そして成虫の姿はもっとかわいい❤ ガらしいがっしりしたフォルムを、あのサイズで再現しているところがたまらない(´Д`)
ここでもカタツムリは鈴なりで、さぞかしマイマイカブリも住みやすそうだ(見つけるのは大変だが…)。
そして無駄な擬態を続けるナナフシ(モドキ)。

早く移動した方がよいとの忠告はともかく、彼女ら(ナナフシは基本的に♀のみで単為生殖を行う)はクワも食べるのだろうか。
大学内のクワもチェックしてから帰宅し、眠らないために『「男」という不安』を読む。流石に勝山に持っていくのははばかられるので、今のうちに読んでしまう。まあ2泊3日だし、読んでるヒマもないだろうが…
MDSから六郷に戻ってきた時までは確かに持っていた記憶が残っている自転車用のライトがどこかへ行ってしまい、夜間採集の妨げとなってしまうので出費が痛いがライトを買いに行く(ここになければきっと六郷にあると思うのだが…)。その帰りにもう何度目か分からないパンク…もう慣れっこなのはいいが、今日みたいな蒸し暑い昼下がりに修理しなければならないのはきつい。やけくそになって殆ど効いていなかった後輪ブレーキの調節も終えたころには全身汗だく。前輪が一度もパンクしないところから察すると、やっぱり修理が下手なんだろうなあ…
やっとひと段落ついたところで、ここから東京まで¥700で出られる魔法の切符を買ってから(図書館は日曜休館ということをすっかり忘れていた。曜日感覚も)荷造り。持込はなるべく少なめにしよう…
~・~・~
というわけで10日まで生物研究会のOBとして合宿に参加してきます。場所は千葉県の鋸南町勝山。
立場上は現役生の指導、ならびに高校の昆虫について教えることが使命でしょうから、あまり自分勝手な行動はしないよう気を付けます。あと、PCは持っていかないので10or11日までブログの更新を放棄します。
海ではタコ、陸ではアカオサを仕留めたい(´Д`) 続きを読む
今朝は5時起床。外を見るとうっすら晴れていたことと、非常に寝起きが悪くてこのまま部屋にいると二度寝は避けられないと感じたため虫さがしへ向かうが、宝篋山ではなく少し違う所まで行ってみることにする。それと明日明後日の磯採集の予行演習として、久々にコンタクトを装備してみたものの、慣れるまでの違和感が大きい。慣れてしまうと視界がとてもクリアで快適!
最初は地形図を見て気になった池に行ってみたのだが、探している途中「モズのはやにえ」を見つける。

このはやにえがあったすぐ脇が放棄された桑畑のようで、トラカミキリがいないか探してみたところ…やっぱりいた! そして思っていたよりも小柄!

GXが単焦点モードに突入してしまって、ズームしようものなら確実に動かなくなってしまう。近づきにくいところでじっとしていたため証拠写真しか撮れないのが悔しい。スズメバチの擬態にかけてはトップクラスの実力の持ち主であることを図鑑を読んで頭に叩き込まされていたが、実際に見てみるとよくいるカミキリにしか見えない。もっと活発に動き回ったり、飛び回っていたらもう少し印象も変わったのだろうか。
当初は地形図上で気になった池を巡ろうと思っていたが、この出会いを境に、2匹目のトラカミキリを見つけるべくクワ探しに探索が切り替わる。キボシカミキリやベッコウハゴロモ(アミガサかも)はじっとしていてもこちらの方から目に入ってくるというのに、トラさんは全く見つけられない。スウィーピングをすれば隠れている個体が見つかるかもしれないが、採集より撮影がしたいので網を出すことも控えてクワを見つけ次第自転車を止めては葉っぱを見て回る。ところで、クワにはほかの樹木に比べてカタツムリがたくさんくっついている気がするのだが、何か意味があるのだろうか?
桜川に差し掛かってクワをよく見てみると…愛しのクワコ発見❤

高2の星陵祭前に館山までウミホタルを捕まえに行ったのだが、夜になるまでの時間つぶしとして一人館山の隣駅の九重の草むらで3匹のクワコの幼虫を捕まえて以来のファンであり、あまり飼育熱心になれないのだがクワコだけは別で、見つけるとどうしても捕まえずにはいられない。ただし明日から勝山へ出かけることや、旅行以外にもつくばや六郷を行ったり来たりすることを考えるとクワコファンとしての賢い選択は野ざらしにすることだということを思い出し、大学内にリリースしたのであった。まあ9月になればもっと数も増えるだろうし…そして成虫の姿はもっとかわいい❤ ガらしいがっしりしたフォルムを、あのサイズで再現しているところがたまらない(´Д`)
ここでもカタツムリは鈴なりで、さぞかしマイマイカブリも住みやすそうだ(見つけるのは大変だが…)。
そして無駄な擬態を続けるナナフシ(モドキ)。

早く移動した方がよいとの忠告はともかく、彼女ら(ナナフシは基本的に♀のみで単為生殖を行う)はクワも食べるのだろうか。
大学内のクワもチェックしてから帰宅し、眠らないために『「男」という不安』を読む。流石に勝山に持っていくのははばかられるので、今のうちに読んでしまう。まあ2泊3日だし、読んでるヒマもないだろうが…
MDSから六郷に戻ってきた時までは確かに持っていた記憶が残っている自転車用のライトがどこかへ行ってしまい、夜間採集の妨げとなってしまうので出費が痛いがライトを買いに行く(ここになければきっと六郷にあると思うのだが…)。その帰りにもう何度目か分からないパンク…もう慣れっこなのはいいが、今日みたいな蒸し暑い昼下がりに修理しなければならないのはきつい。やけくそになって殆ど効いていなかった後輪ブレーキの調節も終えたころには全身汗だく。前輪が一度もパンクしないところから察すると、やっぱり修理が下手なんだろうなあ…
やっとひと段落ついたところで、ここから東京まで¥700で出られる魔法の切符を買ってから(図書館は日曜休館ということをすっかり忘れていた。曜日感覚も)荷造り。持込はなるべく少なめにしよう…
~・~・~
というわけで10日まで生物研究会のOBとして合宿に参加してきます。場所は千葉県の鋸南町勝山。
立場上は現役生の指導、ならびに高校の昆虫について教えることが使命でしょうから、あまり自分勝手な行動はしないよう気を付けます。あと、PCは持っていかないので10or11日までブログの更新を放棄します。
海ではタコ、陸ではアカオサを仕留めたい(´Д`) 続きを読む
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2011年08月06日
樺太は青森より北海道に近い!
昨日18時半過ぎにA池にて黄昏ヤンマの観察に入ったのですが、明るいうちに確認できたギンヤンマが2匹それらしい行動をとっていたのが紛らわしく、またのちに1匹加わったがそれがギンがそれ以外かを判別することができませんでした。それにしても夕焼けがきれいで、そちらをじっくり眺めていられないのももどかしい思いでした。
5時起床。いつも3時に目覚ましを入れているはずだが、ここ最近記憶に残っていない。
支度をしてさっそく宝篋山へ向かうが、大学を出てほどなくした道の上に黒い何かが佇んでいる。一旦通り過ぎてしまったが、それはカブト・クワガタとは質を異にするシルエットのように見えた。慌てて引き返してみると・・・昆虫競歩界の第一人者、マイマイカブリの珍しくも朝練をしている最中であったのだ。
まったく風がなく蒸し暑いのでウェーダーに履き替える意欲が一時減退。しかし下草は濡れ放題で耐水性に欠ける作業靴で突入すると一日干しておく事態になりかねない。
およそ1か月ぶりにやってきたのだが、その間サラサポイントまで踏み入った人間が居ないかのごとく草が繁茂していて、クモの巣も貼り放題。マムシを踏んづけたりスズメバチの巣を横切ったりしてはいないか不安になりつつ湿地を進んでいくのだが、かつてあった道すら見分けられないほど地形の様子が変化した錯覚に陥る。ところどころ掘り返された跡があるが、人間が目的もなく草むらの中で忽然と土を掘り返す様子は想像しがたく、まあイノシシがやったんだろうなと推定してその場を後にすると、見慣れぬ何かが草むらを横切る。草むらに身をひそめる姿に眼の動きが追い付いたとき、意外な正体を見た610の心は躍った。

あまり虫を知らない方なら混乱をきたしかねないトンボのようなムシ。それにしてはずんぐりとしていて、しかも触角が長い。こんなトンボをムシ屋はこぞってツノトンボと呼ぶ。じゃあトンボとは何が違うのかというと、彼らの幼虫は陸上にいて、しかも蛹になる。簡単にいうとアリジゴクの仲間なのだ。
ようやくサラサポイントに到達したはいいが、ここにお目当ての虫がやってくるのか想像もつかない。

サラサ全盛期には泥だらけの地表面がはっきり見えていたのだが、いまとなっては当時の様子を思い出すのも難しい。お目当ての虫は中1の時、ヤマビルにやられた鬼怒川で採集してはいるものの生育環境を確認したわけではなく、なおかつその後の遭遇がないのでいまいちここで見られる実感がわかない。その後色んな場所を回った経験と文献からの推測でなんとなくイメージはわくものの、どうもこの場所はしっくりこない。本当はこの先にもう少し希望が持てる場所があるのだが、今の時期にそこに立ち入る気力がどうしてもわかなかったので今回は見送ってしまった。

こういう植物ではなく、もっとガマやスゲが茂っているところの方が希望が抱ける。ここも数か月前まで一面泥世界で、今まで見たことの無い奇妙な場所だったのだが…
帰り道でゴイシシジミが多数発生していることに気が付く。ここでも益田でも採集をしているので、撮影をしっかりしておきたいと藪に片足を踏み入れたところ、どうもそこがくぼんだ水路の上だったらしく豪快に転落してしまう。しかしその衝撃で飛び立った数匹のシジミチョウがすべてゴイシシジミだったことにいたく感動してしまった。実際飛んでいると判別はできないのだが、ササの上でおとなしくしている様子を見ていると、この模様を碁石に見立てた先人のまなざしが投影されているような気がしてくる。
ズームをかけると高確率で動かなくなってしまうのが非常に惜しいところだ。

~・~・~
宿舎に戻って洗濯・二度寝・買い物。一昨日から気になっている作務衣のことを調べたりしてから『南鳥島特別航路』を読む。作者は物理学科を中退され、地学が好きなようで読んでいて非常に楽しい思いになる。中には(来年行くであろう)サハリンのことも書かれていて参考になるとともにimpulseもふつふつと湧きあがってくるのである。まあまずは明後日から出かける勝山のことを調べておくようにしよう。これで3回目(個人的な訪問を含めると4回目)の訪問となり、ベテランの部類になる(?)のだが、魚や虫以外のことにはほとんど何も知らないのだから。
というわけで明日は図書館で勝山の地質図にアプローチをかけようと思います。 続きを読む
5時起床。いつも3時に目覚ましを入れているはずだが、ここ最近記憶に残っていない。
支度をしてさっそく宝篋山へ向かうが、大学を出てほどなくした道の上に黒い何かが佇んでいる。一旦通り過ぎてしまったが、それはカブト・クワガタとは質を異にするシルエットのように見えた。慌てて引き返してみると・・・昆虫競歩界の第一人者、マイマイカブリの珍しくも朝練をしている最中であったのだ。
まったく風がなく蒸し暑いのでウェーダーに履き替える意欲が一時減退。しかし下草は濡れ放題で耐水性に欠ける作業靴で突入すると一日干しておく事態になりかねない。
およそ1か月ぶりにやってきたのだが、その間サラサポイントまで踏み入った人間が居ないかのごとく草が繁茂していて、クモの巣も貼り放題。マムシを踏んづけたりスズメバチの巣を横切ったりしてはいないか不安になりつつ湿地を進んでいくのだが、かつてあった道すら見分けられないほど地形の様子が変化した錯覚に陥る。ところどころ掘り返された跡があるが、人間が目的もなく草むらの中で忽然と土を掘り返す様子は想像しがたく、まあイノシシがやったんだろうなと推定してその場を後にすると、見慣れぬ何かが草むらを横切る。草むらに身をひそめる姿に眼の動きが追い付いたとき、意外な正体を見た610の心は躍った。

あまり虫を知らない方なら混乱をきたしかねないトンボのようなムシ。それにしてはずんぐりとしていて、しかも触角が長い。こんなトンボをムシ屋はこぞってツノトンボと呼ぶ。じゃあトンボとは何が違うのかというと、彼らの幼虫は陸上にいて、しかも蛹になる。簡単にいうとアリジゴクの仲間なのだ。
ようやくサラサポイントに到達したはいいが、ここにお目当ての虫がやってくるのか想像もつかない。

サラサ全盛期には泥だらけの地表面がはっきり見えていたのだが、いまとなっては当時の様子を思い出すのも難しい。お目当ての虫は中1の時、ヤマビルにやられた鬼怒川で採集してはいるものの生育環境を確認したわけではなく、なおかつその後の遭遇がないのでいまいちここで見られる実感がわかない。その後色んな場所を回った経験と文献からの推測でなんとなくイメージはわくものの、どうもこの場所はしっくりこない。本当はこの先にもう少し希望が持てる場所があるのだが、今の時期にそこに立ち入る気力がどうしてもわかなかったので今回は見送ってしまった。

こういう植物ではなく、もっとガマやスゲが茂っているところの方が希望が抱ける。ここも数か月前まで一面泥世界で、今まで見たことの無い奇妙な場所だったのだが…
帰り道でゴイシシジミが多数発生していることに気が付く。ここでも益田でも採集をしているので、撮影をしっかりしておきたいと藪に片足を踏み入れたところ、どうもそこがくぼんだ水路の上だったらしく豪快に転落してしまう。しかしその衝撃で飛び立った数匹のシジミチョウがすべてゴイシシジミだったことにいたく感動してしまった。実際飛んでいると判別はできないのだが、ササの上でおとなしくしている様子を見ていると、この模様を碁石に見立てた先人のまなざしが投影されているような気がしてくる。
ズームをかけると高確率で動かなくなってしまうのが非常に惜しいところだ。

~・~・~
宿舎に戻って洗濯・二度寝・買い物。一昨日から気になっている作務衣のことを調べたりしてから『南鳥島特別航路』を読む。作者は物理学科を中退され、地学が好きなようで読んでいて非常に楽しい思いになる。中には(来年行くであろう)サハリンのことも書かれていて参考になるとともにimpulseもふつふつと湧きあがってくるのである。まあまずは明後日から出かける勝山のことを調べておくようにしよう。これで3回目(個人的な訪問を含めると4回目)の訪問となり、ベテランの部類になる(?)のだが、魚や虫以外のことにはほとんど何も知らないのだから。
というわけで明日は図書館で勝山の地質図にアプローチをかけようと思います。 続きを読む
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2011年08月05日
おやつ(学年×\610まで)
5時起床の後ヒヌマ観察へ。8月初旬とは思えないほど外が涼しい(6月下旬くらいの感じがする)。
夜のうちにひと雨降ったようであまり草深いところには入らなかったのだが、それでも今までは多くのヒヌマを見られた場所でも1♂1♀しか見つけることができない。8月に入ると個体数が急激に減るのは長年(?)の観察結果から分かっていたことだが、その原因がよく分からない。のちにkojeeeさんに有力な説を教えてもらうが、マーキング調査したらとても面白そうだ。


早くもGXが不調気味だったが・・・これは熱中症をほったらかしにしておいて病状が悪化してしまったのかもしれない。あまり買い換えたくないのだが、この先貴重な場面を撮り逃がす可能性は大いにあるので、自宅から代替のデジカメを急きょ借り受けることに。ただ接写が最短5cmしか近寄れなかったり、一番ワイドにしても37mmと視野が狭かったり、無駄に画素数が高かったり(12メガもいらない!5メガで十分!)あまり気にくわないのも事実。さて、GXを再び修理に出すのと、それともそろそろ買い替えるのと、どちらが安くつくのだろうか?
家を出る前、ふと思い出して2009年時の合宿のしおりを持って帰ることに。
今日は外が涼しく、交通費をけちるのにこれ以上快適な日もない。ということで\290で高校に到達可能な「東海道3駅ルート」を採用していざ川崎についてみたものの…この時間のトカ線の混雑具合に早くも判断ミスをした気分になる。家を出る前から『ロシアン・ジョーク』を読み始めたのだが、ここに取り上げられているアネクドートがいくつか面白かったので1つだけ掲載(今後たまに紹介していくことにします)。
かつて、ブレジネフは言った。
「わが国にジョークなど必要ない。なぜなら、わが国の存在自体がジョークだからである」
夏休み大した勉強をしていない中、どういうわけかロシア漬けだけはとどまるところを知らない…
予想に反して暑く汗だくになりながら外堀通りを歩いていたら、虎の門附近で610専用タンクローリーに遭遇!

生物室に入ってみると、知らない方ばかり。彼(女)たちは一年生だろうか。今年も安泰で良かった。
その中の一人に、早くも生物チャレンジ広島大会に出場する人がいたのだが、彼にさっそく「アゲハチョウでアラタ体の実験をしたいのだが、合宿中に成長させないでおく方法はないだろうか」と聞かれて答えに詰まる。昔、蛾の幼虫を水中に沈めると仮死状態になるという(ような)ことを本で読んだ覚えがあったが、これは使えるのかな? 【生研2周年の法則】(発見者:610)に基づいた虫好きな一年生には会えなかったが、彼は合宿に参加するというので楽しみである。Hope君は受験勉強で忙しいのかな…
OB/OGの方にも準備をしていただきたいとのことだったので来てみたのだが、特に手伝いをすることもなくのんびりしていたのだが、ЕさんとМ君に久々に会えたことや、Mr.SSHの健在ぶりを確かめられたことや、33Rはまだ「特別教室」であることなどを確認できてホッとしたのであった(ついでに二年前610が利用していたロッカーもいまだに”610”のままであった)。昼食代わりにコーヒーとスイカをいただく。

ここから東京駅まで丸ノ内線で行ってもいいが、やはり\160が惜しいのでまた徒歩で向かう。そして発車3分前につくば号に間に合って乗車したのはいいが…これでは寄り道ができない!TX沿線のあるところで虫さがしをしようと昨日の時点で考えてはいたのだが、今日になってそんなことをすっかり忘れ去ってしまったのである。まあ交通費をけちろうと思った時点で中途訪問が矛盾をきたしてしまう以上、今日は逆に行かなくてよかったのかもしれないと言い聞かせる。
今日は気温がそこそこ高く、つくばではにわか雨も降らなかったようなので、マルタン発見なるか…
~・~・~
明日はkojeeeさんのアドバイスに従って、宝篋山であるトンボを探してみようと思います。 続きを読む
夜のうちにひと雨降ったようであまり草深いところには入らなかったのだが、それでも今までは多くのヒヌマを見られた場所でも1♂1♀しか見つけることができない。8月に入ると個体数が急激に減るのは長年(?)の観察結果から分かっていたことだが、その原因がよく分からない。のちにkojeeeさんに有力な説を教えてもらうが、マーキング調査したらとても面白そうだ。


早くもGXが不調気味だったが・・・これは熱中症をほったらかしにしておいて病状が悪化してしまったのかもしれない。あまり買い換えたくないのだが、この先貴重な場面を撮り逃がす可能性は大いにあるので、自宅から代替のデジカメを急きょ借り受けることに。ただ接写が最短5cmしか近寄れなかったり、一番ワイドにしても37mmと視野が狭かったり、無駄に画素数が高かったり(12メガもいらない!5メガで十分!)あまり気にくわないのも事実。さて、GXを再び修理に出すのと、それともそろそろ買い替えるのと、どちらが安くつくのだろうか?
家を出る前、ふと思い出して2009年時の合宿のしおりを持って帰ることに。
今日は外が涼しく、交通費をけちるのにこれ以上快適な日もない。ということで\290で高校に到達可能な「東海道3駅ルート」を採用していざ川崎についてみたものの…この時間のトカ線の混雑具合に早くも判断ミスをした気分になる。家を出る前から『ロシアン・ジョーク』を読み始めたのだが、ここに取り上げられているアネクドートがいくつか面白かったので1つだけ掲載(今後たまに紹介していくことにします)。
かつて、ブレジネフは言った。
「わが国にジョークなど必要ない。なぜなら、わが国の存在自体がジョークだからである」
夏休み大した勉強をしていない中、どういうわけかロシア漬けだけはとどまるところを知らない…
予想に反して暑く汗だくになりながら外堀通りを歩いていたら、虎の門附近で610専用タンクローリーに遭遇!

生物室に入ってみると、知らない方ばかり。彼(女)たちは一年生だろうか。今年も安泰で良かった。
その中の一人に、早くも生物チャレンジ広島大会に出場する人がいたのだが、彼にさっそく「アゲハチョウでアラタ体の実験をしたいのだが、合宿中に成長させないでおく方法はないだろうか」と聞かれて答えに詰まる。昔、蛾の幼虫を水中に沈めると仮死状態になるという(ような)ことを本で読んだ覚えがあったが、これは使えるのかな? 【生研2周年の法則】(発見者:610)に基づいた虫好きな一年生には会えなかったが、彼は合宿に参加するというので楽しみである。Hope君は受験勉強で忙しいのかな…
OB/OGの方にも準備をしていただきたいとのことだったので来てみたのだが、特に手伝いをすることもなくのんびりしていたのだが、ЕさんとМ君に久々に会えたことや、Mr.SSHの健在ぶりを確かめられたことや、33Rはまだ「特別教室」であることなどを確認できてホッとしたのであった(ついでに二年前610が利用していたロッカーもいまだに”610”のままであった)。昼食代わりにコーヒーとスイカをいただく。

ここから東京駅まで丸ノ内線で行ってもいいが、やはり\160が惜しいのでまた徒歩で向かう。そして発車3分前につくば号に間に合って乗車したのはいいが…これでは寄り道ができない!TX沿線のあるところで虫さがしをしようと昨日の時点で考えてはいたのだが、今日になってそんなことをすっかり忘れ去ってしまったのである。まあ交通費をけちろうと思った時点で中途訪問が矛盾をきたしてしまう以上、今日は逆に行かなくてよかったのかもしれないと言い聞かせる。
今日は気温がそこそこ高く、つくばではにわか雨も降らなかったようなので、マルタン発見なるか…
~・~・~
明日はkojeeeさんのアドバイスに従って、宝篋山であるトンボを探してみようと思います。 続きを読む
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2011年08月04日
ごまかさないで真実を見る勇気をもつ
4時半起床。ウェーダーを携えてA池へ。




ムスジイトトンボの眼の美しさに惹き寄せられる。
部屋に戻って草野球の準備も少しずつ始める。部屋にたまった書籍や文房具を持ち帰ってしまおうとリュックに詰め込んでいくうちに免許合宿の時と同じくらい重たくなってしまう。
~・~・~
バスで駅に出て改札に入ってケータイを見てみると、Mt.Bk氏より自宅待機メールが届いていた事に気がつく。もう少しケータイを見るのが早かったらなあと後悔しつつも列車に乗っていたのだが、途中で無事開催できるとの通知が来て安心。しかしホッとしたのも束の間、雲行きは怪しくなり電車の窓にも雨がかかり始めた頃中止のお知らせorz 出発前に今日はつくばっくせず六郷に行く事に決めていたので結局ムダ骨を折る事にはならないのであるが、久々に運動できると楽しみにしていただけに残念。途中どこかに寄り道しようかとも考えたが、いきたいところも思い浮かばず直帰。
それから前回の規制の時にいけなかったBookoffに寄ってみる。ここで久々に中島義道シリーズ『狂人三歩手前』を発見! 見つけたときからニヤニヤしてどうしようもないのだが、非常に危険な笑みでもある。来る前に、部屋にあった「もう読まないだろうなあ」という本をいくつか売ってみたが7冊で\110にしかならない。うち2冊にいたっては\5とまあひどい裁かれようである。Bookoffに行っては本を買ってくるのはいいのだが、買った本を読まないうちに次から次へと買うのは止した方がいいのかなあ・・・
明日は早起きしてヒヌマ観察をしてから高校に出向いて合宿のミーティングに参加し、(天気が悪くなければ)ちょっと寄り道をしてつくばっくする予定… 続きを読む




ムスジイトトンボの眼の美しさに惹き寄せられる。
部屋に戻って草野球の準備も少しずつ始める。部屋にたまった書籍や文房具を持ち帰ってしまおうとリュックに詰め込んでいくうちに免許合宿の時と同じくらい重たくなってしまう。
~・~・~
バスで駅に出て改札に入ってケータイを見てみると、Mt.Bk氏より自宅待機メールが届いていた事に気がつく。もう少しケータイを見るのが早かったらなあと後悔しつつも列車に乗っていたのだが、途中で無事開催できるとの通知が来て安心。しかしホッとしたのも束の間、雲行きは怪しくなり電車の窓にも雨がかかり始めた頃中止のお知らせorz 出発前に今日はつくばっくせず六郷に行く事に決めていたので結局ムダ骨を折る事にはならないのであるが、久々に運動できると楽しみにしていただけに残念。途中どこかに寄り道しようかとも考えたが、いきたいところも思い浮かばず直帰。
それから前回の規制の時にいけなかったBookoffに寄ってみる。ここで久々に中島義道シリーズ『狂人三歩手前』を発見! 見つけたときからニヤニヤしてどうしようもないのだが、非常に危険な笑みでもある。来る前に、部屋にあった「もう読まないだろうなあ」という本をいくつか売ってみたが7冊で\110にしかならない。うち2冊にいたっては\5とまあひどい裁かれようである。Bookoffに行っては本を買ってくるのはいいのだが、買った本を読まないうちに次から次へと買うのは止した方がいいのかなあ・・・
明日は早起きしてヒヌマ観察をしてから高校に出向いて合宿のミーティングに参加し、(天気が悪くなければ)ちょっと寄り道をしてつくばっくする予定… 続きを読む
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18:10
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2011年08月03日
キレてやったことを責任逃れにしていいの?
昨日は夜遅くなったことや昼寝の時間が長かったこともあって夜になかなか寝付けず。外が静かで涼しいので、このまま起きて物思いにふけってみるのも面白そうだったが気が付いたら寝てしまっていて、今朝は5時半起床。そういえば面接の帰り道に、共用棟前の桃をもぎに行ってみた時に(落果しているものがある→園芸サークルで管理されていない?)補虫網を携えた4人組(うち1名女性)が歩いていったのだが、あれはなんだったのだろう?
今朝も二度寝をしてしまったりしてグダグダとした午前中を過ごしてしまったが、『子どもたちはなぜキレるのか』を読んでいると、筆者がとったアンケートに寄せられた意見が数多く目に留まる。今日は引用をしないで自分の意見を書いてみたい。そうするとまったく書けないことがよく分かってしまうのだが、「キレる」「ムカツク」という言葉で自分の中に沸き起こる雑多な感情をひとくくりにしてしまうことの愚かさがよく分かる。
昼食後よく晴れていたので虫撮り&採りに出かける。野性の森には目に付くところには何もおらず、A池には前回来たときには1匹しかいなかったチョウトンボが大量に飛び回っている。オープンキャンパスの時には活動していなかっただけなのか・・・

それから先日こばやさんに採ってもらったムスジイトトンボの追加を採集へ。実はもらったのはいいがその後修復不能なまでにつぶしてしまったのである。しかし網さばきがずいぶん衰えたのだろうか目の前にいるのに全然採集できず不毛な結果に終わってしまう。それでも熱中症になる直前に撮影には成功。スカイブルーの統一感が美しく、遠目に見ていてもアジアやアオモンと区別することができる(いや、これは慣れないと難しいかも。むしろ飛び方が全然違っている)。

~・~・~
このところやけにブログ更新に対する意欲が薄れてしまっているのですが、それはブログだけでなく生活全般に言えることです。やることはあるといえばあるのですが(英語の宿題など)、学校の授業のような縛りがない上に一日の行動計画もまったく立てていないため怠け放題になってしまっているのです。予定が何もないことが逆にきっちりとした予定を立てにくくしているのだろうか…
非常にもったいない時間を過ごしてしまっています。
しかしながら明日はMt.Bk氏主催の草野球をしに北千住へ行きます。雨が降ると困るが、涼しければいいな…
明後日は高校の方で生研合宿のミーティングがあるらしいのですが、明日「つくばっく」しないで帰省してしまったら交通費もそんなにかけずに参加することも可能です。主に荷物事情によってどちらに戻るか悩んでいるのですが…どちらが得策なのだろうか… 続きを読む
今朝も二度寝をしてしまったりしてグダグダとした午前中を過ごしてしまったが、『子どもたちはなぜキレるのか』を読んでいると、筆者がとったアンケートに寄せられた意見が数多く目に留まる。今日は引用をしないで自分の意見を書いてみたい。そうするとまったく書けないことがよく分かってしまうのだが、「キレる」「ムカツク」という言葉で自分の中に沸き起こる雑多な感情をひとくくりにしてしまうことの愚かさがよく分かる。
昼食後よく晴れていたので虫撮り&採りに出かける。野性の森には目に付くところには何もおらず、A池には前回来たときには1匹しかいなかったチョウトンボが大量に飛び回っている。オープンキャンパスの時には活動していなかっただけなのか・・・

それから先日こばやさんに採ってもらったムスジイトトンボの追加を採集へ。実はもらったのはいいがその後修復不能なまでにつぶしてしまったのである。しかし網さばきがずいぶん衰えたのだろうか目の前にいるのに全然採集できず不毛な結果に終わってしまう。それでも熱中症になる直前に撮影には成功。スカイブルーの統一感が美しく、遠目に見ていてもアジアやアオモンと区別することができる(いや、これは慣れないと難しいかも。むしろ飛び方が全然違っている)。

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このところやけにブログ更新に対する意欲が薄れてしまっているのですが、それはブログだけでなく生活全般に言えることです。やることはあるといえばあるのですが(英語の宿題など)、学校の授業のような縛りがない上に一日の行動計画もまったく立てていないため怠け放題になってしまっているのです。予定が何もないことが逆にきっちりとした予定を立てにくくしているのだろうか…
非常にもったいない時間を過ごしてしまっています。
しかしながら明日はMt.Bk氏主催の草野球をしに北千住へ行きます。雨が降ると困るが、涼しければいいな…
明後日は高校の方で生研合宿のミーティングがあるらしいのですが、明日「つくばっく」しないで帰省してしまったら交通費もそんなにかけずに参加することも可能です。主に荷物事情によってどちらに戻るか悩んでいるのですが…どちらが得策なのだろうか… 続きを読む
Posted by Impulse610 at
18:10
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2011年08月02日
言いわけしない
4時起床。5時前にA池の様子を見に行ってみるが、長袖でも涼しいくらいの気温ではマルタンも飛ばないのだろうか、空を見ても鳥しか飛んでいない。部屋に戻って履歴書を書いたり『人と接するのがつらい』を読んだり、プロ野球選手の経歴をwikiで読んだり(これが一度やるとなかなかはまってしまう)証明写真を撮りなおしたり、洗濯していたら網戸が落下したり、恒例のロシア語をやりつつ全然復習していないことを危惧したり、昼寝したりしているうちに夜が近づいてきて夕食の準備をしてから家庭教師の面接会場へ。
最後の件だけ明朝に書くことにしましょう。
~・~・~
建物の中に入ってまず登録証のようなものに記入をしたりアンケートを書き、簡単な説明を受ける。ここで、生徒紹介が1か月以内に来るということを聞き、夏休み中にほとんど活動できないのではないかと懸念が生じる。それから銀行口座も作らないといけないらしい。
最後に中学レベルの英語と数学のテスト。英語は問題ないのだが、数学の文章題で苦戦。速さ(秒)を求めろ、との意味が最初さっぱり分からず思考停止状態だったのだが、秒速何メートルなのかを聞いていると解釈してそれらしき答えにたどり着いたので事なきを得る。
~・~・~
例によって引用をしようと思ったのですが、これは共感できる、という部分もあるもののどうも取り上げる気が起こらないので一つだけ、この先アルバイトをすることになりそうな自分に向けて:
あなたが給料をもらうのは、あなたと会社で結んだ契約によるのです。会社はあなたを使ってもうけてやろうという利己心であなたを雇ったのです。会社はあなたの働きの程度を見積もって採用したのであり、たとえ会社の期待分だけ働けなかったとしても、それは会社の方で見る目がなかったということなのです。過重に役割期待を感じる必要など全くないのです。
いったいどうなることやら・・・
最後の件だけ明朝に書くことにしましょう。
~・~・~
建物の中に入ってまず登録証のようなものに記入をしたりアンケートを書き、簡単な説明を受ける。ここで、生徒紹介が1か月以内に来るということを聞き、夏休み中にほとんど活動できないのではないかと懸念が生じる。それから銀行口座も作らないといけないらしい。
最後に中学レベルの英語と数学のテスト。英語は問題ないのだが、数学の文章題で苦戦。速さ(秒)を求めろ、との意味が最初さっぱり分からず思考停止状態だったのだが、秒速何メートルなのかを聞いていると解釈してそれらしき答えにたどり着いたので事なきを得る。
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例によって引用をしようと思ったのですが、これは共感できる、という部分もあるもののどうも取り上げる気が起こらないので一つだけ、この先アルバイトをすることになりそうな自分に向けて:
あなたが給料をもらうのは、あなたと会社で結んだ契約によるのです。会社はあなたを使ってもうけてやろうという利己心であなたを雇ったのです。会社はあなたの働きの程度を見積もって採用したのであり、たとえ会社の期待分だけ働けなかったとしても、それは会社の方で見る目がなかったということなのです。過重に役割期待を感じる必要など全くないのです。
いったいどうなることやら・・・
Posted by Impulse610 at
18:10
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2011年08月01日
1人で運転させてください
5時起床。例によってやる気が起こらない。やどけん石垣島旅行の代金を振り込んだり、電気代を振り込んだり、地形図のコピーをする。
午後はさいはて旅行の旅程を考え直してみる。当初はマークオサを狙おうかと考えていたが時間的にも厳しいし料金もずいぶんかさんでしまうので見送る(来年のやどけん旅行で津軽のマークオサ+ゲンゴロウを狙えばよい!)。その結果かは分からないが、ずいぶん岬めぐりをすることになりそうだ。
そしてレンタカー予約について。まずつくばで練習しておこうと思って安いところに申し込もうとしたのだが…
「免許取得3か月未満の方は、免許取得3年以上たった人の同伴者がいることを貸出しの条件」
とするところで阻まれてしまった。その不安を抱えて稚内のレンタカーを申し込もうとしたのだが、今度は
「21歳未満の方には貸出しできません」
外見ではいくらでもごまかせそうだが、免許証はうそをつかない。このままでは計画そのものが破たんしかねず非常に困っていたのだが、そういった初心運転者の自由を拘束するような決まりの無いところを何とか見つけて(出費は倍近くに跳ね上がるが)旅行は続行できそうである。まあ稚内の方が益田より人口が少ないんだし、走る場所も迷わないだろうし、丁寧に運転していてれば事故を起こすことはない…と信じたい。
早起きはできるのにやる気が出ないと二度寝をしてしまって非常にもったいない。さすれば明日は朝の黄昏ヤンマ探しに出向くべきではなかろうか。
~・~・~
あと、明日の夜に家庭教師のバイトの面接に行くことになりました。履歴書なんて書いたことがないので今どうしようか考えています。全く別人のような証明写真が出てきたんだけど、これ使っていいのかなあ…
午後はさいはて旅行の旅程を考え直してみる。当初はマークオサを狙おうかと考えていたが時間的にも厳しいし料金もずいぶんかさんでしまうので見送る(来年のやどけん旅行で津軽のマークオサ+ゲンゴロウを狙えばよい!)。その結果かは分からないが、ずいぶん岬めぐりをすることになりそうだ。
そしてレンタカー予約について。まずつくばで練習しておこうと思って安いところに申し込もうとしたのだが…
「免許取得3か月未満の方は、免許取得3年以上たった人の同伴者がいることを貸出しの条件」
とするところで阻まれてしまった。その不安を抱えて稚内のレンタカーを申し込もうとしたのだが、今度は
「21歳未満の方には貸出しできません」
外見ではいくらでもごまかせそうだが、免許証はうそをつかない。このままでは計画そのものが破たんしかねず非常に困っていたのだが、そういった初心運転者の自由を拘束するような決まりの無いところを何とか見つけて(出費は倍近くに跳ね上がるが)旅行は続行できそうである。まあ稚内の方が益田より人口が少ないんだし、走る場所も迷わないだろうし、丁寧に運転していてれば事故を起こすことはない…と信じたい。
早起きはできるのにやる気が出ないと二度寝をしてしまって非常にもったいない。さすれば明日は朝の黄昏ヤンマ探しに出向くべきではなかろうか。
~・~・~
あと、明日の夜に家庭教師のバイトの面接に行くことになりました。履歴書なんて書いたことがないので今どうしようか考えています。全く別人のような証明写真が出てきたんだけど、これ使っていいのかなあ…
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