2011年08月26日

髪が延びると若返る?

昨日行った33R会のための準備を発表する。「しじみ探し」である。
あまり知られていないことだが、多摩川下流ではたくさんしじみが採れる。身も大きく、味も濃厚でこれを売って生計を立てている人もいるのだが、過去の多摩川の汚れ具合による負のイメージが強いせいか、また現在も流域には大工場あり・集落ありで若干近寄りがたい雰囲気にあるせいか、わざわざ遠くからしじみ目当てで来る人は少ない。
このしじみを、きっと酒が入るであろう33R会のバーベキューで振る舞おうと突如思いついたのが24日の眠れない夜だったのだ。そして寝坊してちょうど起きた時刻が干潮だったのでやらかしたとは思いつつも干潟に降りて約1時間半黙々としじみを探すのだが、いるわいるわ! 道具を利用するまでもなく2kg程度は簡単に集まってしまう。そのためだろうか、熊手も置き忘れてしまうのだろうなかなか本格的なものだったので610はしじみと一緒に持ち帰るこれを砂抜きして、まずは家でしじみ汁を作ってもらい、身は食べない方がいいんじゃないかと忠告を受ける。そんなことを言われても、つくばで貧乏精神を養っている610には、こんな大きな身を手を付けずに残すことなんて考え付かないのである。

しじみ汁ばかりに熱中していたせいでproseccionを作り忘れてしまう。記事が埋められないので数学科に行くたびに目にするT先生作成と思われる標語の数々をピックアップしたのはいいが、プリンターが絶不調で画像の印刷は見えなくなるは、おまけに変な線が入って文字が半分くらい読めなくなってしまう。一瞬配布を中止しようと思ったのだが、できてしまったものは仕方ない。きれいなものはフォト蔵にアップしておこう。

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以上が26日に向けての長い前ふり。
本日は久々に4:30起床。6:10に出発して川崎まで徒歩。TAT農学部方面を経由して買い出し舞台の集合地へ。もし610がTATに進学していれば交通費はもっと安上がりになっただろう。
某駅にて、今の所33R一遭遇率の高いF氏と、このBBQを企画したJ氏と合流。T先生の呼び出しを受けて車に移動。ここでF氏がドアを傷つけてしまったのだが、これが笑って済まされてしまったのがすごいところだ。いや、T先生は笑っていなかったが…
ここからT邸へ移動。無礼な610はかつてストリートビューでT邸の様子を事細かに観察したことがあったのだが、当時の記憶がだいぶ薄れてしまっていてあまり役に立たない。BBQに必要な荷物を積み込みこの時火おこしの極意を伝授してもらう、F氏とともに武蔵野公園に降ろされて会場設営に入る。買い出しはほかのメンバーに行ってもらうようだ。
設営とはいっても場所取りを終えてコンロを組み立てるくらいでやることが無かったので、買い出し班が返ってくるまで園内を散歩。





ツマグロは新成虫のようでとても翅がきれいだ


西武線の走行音を聞いていると、どことなく懐かしい気分になる。

買い出し班が戻ってきて、しばらくしてA・K・そみあ氏がやってきたのを筆頭に続々と33Rメンバーがやってくる。同時並行で火起し隊が準備に入る。生研合宿の際は炭に火を移すために新聞紙を燃やしてひたすらうちわであおいでいたので疲れた記憶が残っているのだが、T先生から伝授された技はもっと豪快で、ガスバーナーで直接炭を燃やしてしまうのである。これを目の当たりにしたときの感動は大きい。こうして女性陣にはバームクーヘンのおもてなしをしたり、乾杯をしている610は持参したぬるい冷やし甘酒で切り抜ける間にあっけなく炭火の用意ができ、さっそく肉を焼きにかかるのであるが思ったより火力が弱くて焼けない。見かねたT先生がホワイトガソリン駆動のガスコンロを起動させ、炭火よりはるかに速いスピードで肉が焼きあがる。さながら火力技術の展覧会を見ているようだ。


BBQの様子をご覧になるウラギンシジミ

バーベキューが盛り上がっている頃に昆虫界を代表してウラギンシジミの表敬訪問を受ける。彼と直接交渉できるのは多分610が担当すると思われたので、33Rの皆様にご挨拶を申し上げたかったのだが、せっかくステージに昇っていただいても注目を浴びなかったのは致し方ない。その後もめげずに何度か訪問てくださり、楽しんでいただけたようで一安心。
先生のお父さんがロシア語を独学なさったという話を伺って衝撃を受ける。ここで変な自信をつけてしまったようで、後の行動に影響を及ぼしたようだ。
会場設営をしたころには33RのみがBBQの予約を入れていたのだが、時間が経つにつれてだんだんと利用者が増えてくる。その中のとある学生グループの一員に、見覚えのある人がいる。とてもCar氏に似ている。誰かが参加場所を間違えているんじゃないかと言っていたが、これは610のツボにはまった。Carさんは最近どうしているのだろうか…
肉が売り切れ、焼きそばも裁けていよいよしじみ汁のお出まし。水が多かったせいか煮えるまでにずいぶん時間がかかってしまったのだが、この間ウラギンシジミ様の接待にあたるなどして彼のご機嫌を損ねないように気を配る。怒ると頭上の桜の葉っぱの上に行ってしまったりするのだが、放っておくとまたいつの間にか枝豆のそばに降り立っている。枝豆を差し上げるわけにはウラギンの口の構造上いかないのですよ・・・
結局しじみ汁もガソリンの恩恵を受けて煮立てる。帰省する際に赤だしをつくばに置き残したのが失敗だったと後悔しつつも、調達してもらった味噌を加えた味噌汁はT先生から絶賛していただき、33Rメンバーにもおおむね好評だったようで嬉しい。610は酒を飲まないので分からないのだが、二日酔いに対する効果はどのくらいあるのだろうか。体験者の皆様、教えてください(´Д`)
味噌汁が無くなる頃にT先生からアイスとコーヒーの差し入れをいただくも、だんだんと空模様が悪くなってくる。同時並行で片づけをすすめ、撤収+Proseccion配布+写真撮影を何とか終えたころに雨が降り出してくる。BBQ最中に雨に降られなくてよかった… そして33Rの前では、初めて作業着で作業することができました(´Д`)

今回のBBQでは誰が参加するのか分からないのが一つの目玉(?)でもあり、気が付けば参加率が50%くらいになっていたようだが、これは二次会の際もそうで、気が付くと人が減っているのである。Max21人、公園を出発したときには18人、武蔵小金井到着時に17人、新宿に出たら13人という具合である。二次会のカラオケでは一曲目からロシア語の歌(t.A.T.uしか入っていない?)をチョイスしてのどがおかしくなってしまい、16日の生チャレ同窓会の時と比べてあまり歌う気になれない。まあ今回はカラオケまでに随分しゃべったからかもしれないな… 33RのカラオケでCATSの曲を聞くと、二年前の星陵祭の記憶が一気に蘇ってくるのが分かる。懐かしいなあ…

ここでメンバーが6名に減少し、夕食へ。
バイトや大学の話が多かったのだが、なかなか過酷なようだ。生物学類の中にいると特にバイトの話は無いも同然なので(授業が忙しくてバイトしている暇がない、というのが相場なので)色々参考(?)になる。ここに限ったことではないが、610はつくばにいると人間よりも自然と向き合っていてばかりでイマドキの大学生のトレンドを知る気が起こらないので、33R会でいろんな話を聞けるととても新鮮に思えてくる。
思い返すと、大学では誰とも「遊んで」いない気がするなあ…

帰りに別れたはずのSFCのIさん・三田のOさん・群馬のOさんとなぜか合流。我々がまた飲みに行くと思って別行動を選択されたようだ。流石に昼に一杯やったのだから、夜は普通の夕食に済ませようと考えていたつもりだったけど、まあいいか。
交通費節約のため、蒲田から徒歩帰宅。靴は完全にずぶ濡れで、予備がないため明日の遠出は実質不可能に…

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明日は自宅近辺でおとなしく過ごしています。  続きを読む


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)