2011年06月10日

実は自分の幸福のためでは?

早起きしたかったが4時半起床。とりあえず体育と微積分を片付け(50%の自信)て6:10を迎えるが・・・



残念なことにピンボケしてしまったorz
それからプレゼンの中身を考えてみる。

1限:英語基礎(PE)
第8章 前回の分の積み残しが多かったこともあってあまり進まない。

2限:人間工学
木曜までのレポートを課される。
黒色のスマートフォンが主流なわけは、通話時に耳をあてる部分にセンサーが埋め込まれていて、黒以外の色ではそれを隠せなかったからなのだという。確かに黒くないスマフォは思い浮かばないなあ…

3限:生化学概論
補酵素とビタミンについて。知ってる話が半分くらいあって、その拡張が4分の1くらいで、残りが新規事項かなあ・・・とりあえず試験範囲が終了。どうでもいいが酵素の英称Enzymeを筆記体で書くとロシア語でЕпзуте
の筆記体と見分けがつかなくなり、危うく発音しそうになってしまった(ィエプズーチェって感じになるのかな。ちなみに露単語にこういうものが存在するのかは分からない)。

4~6限:基礎生物学実験
草原や森林の環境測定と群落構造解析:休み時間にスンクスのレポートが返ってきたが、着目した観点(恥ずかしいので、いや他クラスの人に見つかる可能性もあるから)書きませんがが先生の好感を得たらしくいい点をもらえる。
今日の実験では内容の説明があまりされないまま屋外に駆り出されて層別刈取法を実践。多くの人がいわゆる「普通の格好」をして草むらに突入することになったが、特におしゃれをしていた女性の方(私はもちろん誰がどんなおめかしをしているか見回すよりどんな虫がいるかということの方が気になっていたので、おしゃれをしていた方がいたのかどうかは推察の域を出ない)はけっこう不便だったんじゃないかなあ…事前にアナウンスしておいた方が良いんじゃないのかなあと気にかかる(もしそうだったら610は虫網を持ち込んでいたに違いない)。実験室に戻って刈り取った草を葉っぱと茎・枯れた部分に分けたり、重さを測ったりして「生産構造図」を製作するのだが、この詰めの作業に追われていたため18:10を見逃してしまった!
あとひとつ、生物学類生と言えども身近な植物の名前を知らない人が(自分含)多いんだなと感じる。別に私は他人のそういう知識の無さを軽蔑したり嘆いたりするつもりはなく―誰かが何かを知っていようがいまいが、そのこと自体だけでは610の感情の変化を引き起こす起爆剤にはなりえない―、単にそうなのかもしれないと思っただけなのだが、この前書いた蛾がどうこうの話とは別だとの認識があるのだ。「生物学類生のくせに〇〇(生物名)も知らないなんて!」という言葉は、私には屈辱的に聞こえるのだが…いや、このセリフは世間一般に流通する「生物系の大学生」のステレオタイプが前提にあるのだから、ここで屈辱ととらえる必要は無いのかもしれない。中島本に影響されているのがよく分かる。
―ともかくもう少し植物名も覚えないといけないんだろうなと考えさせられたのであった。

放課後:天気予報が悪いので帰省を放棄。ただ実験が長引いたこともあり、また今日も一日眠気が残っていたこともあり、その後買い物やレポートに取り組めるだけの気力はすでに残っておらず、ブログを更新したら直ちに就寝に入る予定・・・

~・~・~

というわけで明日はつくばで朝を迎えます。雨は午前中がピークらしく、ひとまず筑波山へ行く分には困らなそうです。それまでの間にレポート課題を少しでも片付けておかないと…  


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2011年06月09日

他者を理解する暴力

5時起床。そういえばつくばに来てひしひしと感じているのは「朝と夜の時間が長い」ということで、六郷より北に来たことを実感させられる。4クラには釧路から来た人がいるのだが、あの辺りではもっと朝が早く(3時台には明るくなっているのかなあ)夜が遅く(20時ごろでもうっすら明るいのかなあ)なるんだろうなあ…反対に言えば冬はそれだけ夜が長くなるのだが…

1限:ジョグ&ウォーク
心拍数を測りつつピッチを変えて800mを3回走る。早くなればなるほど心拍数が上がることが分かったが、なぜこれほど暑くなるんだ…

2限:ロシア語基礎B
火曜にやった部分をネイティブの音声を流して復誦するのだが、口がついていかない!もう復習をきっちりやっていかないと全然頭に入ってこないのだが、ロシア語に時間を割けるだけの余裕は―というより現行の生活習慣ではほかの作業をするのも大変なのだが―少しずつ減っているのが現状…

3限:異文化英語
来週の発表に向けて何とか骨子をまとめる。610はプレゼン制作係になったが、日本語でなら高校時代よく作っていたので何とかなるのかもしれない。ただ分野は今まで昆虫しか扱ったことがないので異文化をどうさばいていかれるかは未知…

4限:遺伝学概論
転写・遺伝暗号・翻訳について。今日は自信をもって高校時代習ってこなかった、と言えるような内容が多く出てきて結構楽しかった。

5限;分類学概論
カイメン等の側生動物、クラゲ・ヒドラ・クシクラゲなどの腔腸動物、プラナリア・コウガイビルなどの無体腔螺旋動物について。クシクラゲはオサムシと同じ構造色の原理でキラキラ輝いておりとてもきれいだということ(水族館で展示できたら人気出るんじゃないかなあ)や、10mくらいのコウガイビルがいたという話(高校ではそんなギネス級の紐には出会えなかったが、1mクラスは見たことがある)や、常磐道沿いでは放射能の値が高い(助手席にガイガー計数管を話し相手として連乗せ、先生は菅平からのохотскを遂げた)等々が面白かった。

6限:なし
免許取得のため授業後急いで役場で住民票を得る。

~・~・~

明日はいよいよ"610's day"ですが、この日がいかに大事であるか大学関係者には誰にも話していないこともあり、ミルクキャラメル祭りは単独開催が濃厚です。
あと、明日は天気が悪くならなければ実験終了後帰省する予定です。バスで行きたいなと思うのですが、やはり今回も移動中の時間を有効活用できる鉄道利用になりそうです。  続きを読む


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2011年06月08日

クリスマス+除夜の鐘+初詣

意地の3時起床。infinite reportはかなり妥協して製作を完了させる。もっと突き詰めようと思ってみたものの、逆にこの妥協がどのように評価されるのか気になってしまい、その方が面白そうに感じたのである。前日に印刷となるとサテライト室が炎上するような警告を受けていたが、さすがに5時台は平穏だった。ただ雲が厚く宝篋山へ行く気力がそがれる。でも今週の土日は筑波山に行くわけだし(天気予報が憎いが)、きれいなウラゴマダラを見るには今日行ってしまった方がよいし、木をゆすって探すんだからあまり天気は関係ないなということで7時前に出発。イボタのあるところをビシバシ叩いていくのだが、地形的に採集者にとって不利な場所が多く数匹取り逃してしまうも1匹のみ採集。個人的にはミドリシジミ類の輝きよりもウラゴマの清楚な色合いが好みであるからもう少し欲しいところだがそうはいかない。そして思いがけないシジミチョウに巡り逢う。



裏翅の水玉模様が碁石を連想させることから昔人は「ごいししじみ」と名付けたのであるが、この個体はやや碁石を使いこんでしまっているようだ。きれいなものが採れたら囲碁部のM氏に献上しよう(´Д`)
ちなみにゴイシは「肉食系幼虫」として一部の世界では名を馳せている。
いろいろまわってみたもののどちらもあまり数が多くないのかそれとも私の集虫力が衰えているのか分からないが、見つからない。イボタがあるからと言ってその近くで湧いているわけでもないし、ササは腐るほど生えているがそこにつくアブラムシは探してすらいない。その代わり(かは分からないが)たくさん飛んでいるルリシジミがどうしてもウラゴマに見えてしまう。オスは流石に分かるのだが、♀は飛んでいると小さめのウラゴマと区別かつかない。まあウラゴマ自体まだ数回しか見ていないから無理もないのだが…
駐車場について帰ろうとしたら雨に降られ残念な結果にorzせっかく昨日洗車して綺麗にしたantは濡れてしまうし、降り方は610を狙っているようにしか思えないし、作業服のローテーションは狂いそうだし…つくばにきてから一度も雨の恩恵を受けていない気がするなあ・・・
本日は時間割的に自転車での教室移動を強いられないので「バス登校」に切り替えてみる予定…

3限:微積分
行列を利用して微分方程式を解く方法を教わる。なんだかずいぶんややこしい話なのだが、今回課されたレポートはほぼその解放通りにやれば解けそうな気がするので完答を目指したいところ。
皮肉にも授業終了時には晴れ渡っていたorzバス使わなくてもよかった…

4限:フレッシュマンセミナー
2人のクラス担任の研究分野の紹介を聞くのだが、なぜだか全く頭に入ってこない。眠気が強かったせいもあるのだろうが(不思議と今日は授業中に寝ることはなかった)面白いくらいに流れてしまう。

5限:生物資源科学入門
日本人の肉食について。表向きには肉食を禁じられていた戦国時代に「薬だ!!」と称して兎や猪を食べていた武士がいるということが面白い。私としては良好なたんぱく質を撮るなら魚肉で十分な気もするのだが、それだけでは足りないのだろうか(ちなみに担当教授は畜産が専門なため魚類に関する話はほとんどない)。

6限:地球学概論Ⅰ
環礁堡礁裾礁・海山・付加体・高圧変成岩・三波川など懐かしいフレーズのオンパレードでテンション急上昇。飛騨帯の岩石が大陸由来だということ、天皇海山列でプレートの動きが変化した要因がインド大陸の衝突だったということは初耳で非常にスッキリ(´Д`)

放課後:やどけんミーティング
本日も昆虫談義。K君はさっそく灯火めぐりを開始したようでオオゾウムシを持参。彼は夏に沖縄・奄美に行ってくるらしく非常にうらやましい。さて610はどこかに行かれるのだろうか・・・

~・~・~

ロシア語の復習がおろそかになっている・・・  続きを読む


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2011年06月07日

名誉ある地位ってなに?

4時起床。朝はinfinite reportをすすめる。

1限:都市地理学
反都市化やインナーシティ問題について。講義を聞いていると、多摩川の対岸にあった在日韓国人集落がマンションに置き換わっていく様子や、六郷土手駅前にある昭和の面影をとどめていたスーパーマーケットが縮小してしまったことなどを思いだす。今はどうなっているのかなあ…

2限:情報講義
講義のことにはさしたる感想が思い浮かばないのだが、授業後1クラのT氏(告発済)からホソバスズメを譲っていただく。どことなく見たことのない感じがする。
で、部屋の中でいじっていたせいか蛾の苦手な方が生物学類にいることが分かったのだが、ユムシやヤマナメクジの姿を想像するだけで泣きそうになる610にはその忌避感がある程度理解できているつもりである。だから「生物学類生のくせに〇〇(生物名)が触れないなんて情けない!」といった文句は決して私の口から発せられることはないし、こういう紋切型のセリフのは愚かで下品で傲慢の極みであると考えており、聞くだけで不愉快に思える。

3限:ロシア語基礎A
名詞の複数形の語尾変化や動詞の格変化に触れる。英語ならsかesを付ければ原則済んでしまうのだがロシア語では名詞に性別があったり硬音軟音の区別があったりしてかなりややこしい。さらに格変化は2×6パターンあり、変化をまとめた表を眺めていると圧倒されるのだが、1年後にはだいぶ慣れているのだろうか…

4限:総合英語(IE)
question time ということで今まで読んできたテキストの内容を一つだけ質問できた。
再来週にはreaction reportを提出しなければいけないのだが、そのレポートの題材が今まで読んできたテキストであったことをこの時に知る。危うく夏休みの課題について書くところだった…

放課後:レポート製作(want to print it) たびてつミーティング できればinfinite reportにけりをつけたい
ミーティングにパソコンを持ち込んで作業を進めようとするも気が散ってしまって進まず、先日の春旅行の写真のスライドショーがプロジェクターの貸し出しの関係で30分ほど遅れてしまう。図書館に入って数少ない参考文献を見ながら点検していくも眠気に負けて早々に退散。珍しく就寝時間が22時を過ぎてしまったが、これはなかなか辛い…

~・~・~

明日は3時起き→各種レポート→宝篋山でゼフ探し→submit→授業 とできればハッピーですが・・・天気悪いなあ…  続きを読む


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2011年06月06日

強力な勉強阻害剤

昨晩の就寝時刻が22時を回ったこともあり4時半起床となったが目覚めは良好。6時半に地球学実験のレポートを仕上げ、あとは印刷と少々加工を施せば完成。とはいっても今から製作出来るレポートは生物実験だけで4つも残っていて、今日の午後再び地球実験のレポートが課され、水曜にinfinite reportの提出と引き換えに微積分が追加され、金曜にまた生物が増え、あ、英語の授業でプレゼン作らなきゃいけないし・・・レポートの製作のために虫さがしを放棄せざるを得ない状況もあり得る中、バイトに手を出せる余裕はどこから生まれてくるのだろう?家でもできる採点のバイトなら(特に地学)問題ないのかもしれない・・・

1限:森林
森林の生態学 あまりないことだが、話がつまらなく感じる。筑波山にはブナが7000本近く生えているが、温暖化の影響で今後100年くらいで消滅してしまう(次世代が芽生えないので現在生き残っているものが寿命を迎え次第)らしい。

2限:社会学への招待
今日も教官はやって来ない。結構楽しみにしていた講義内容(ジェンダー関連)なだけに残念な思いと何の連絡もないまま二週間放っておかれたことに対する怒りが込み上げてくる。抗議メールを送ってみよう。
生化学のテスト対策のため参考書を借りに図書館へ向かう。教科書に指定されている『ストライヤー生化学』は値段が一万円を超える高価なもので、ケチな610は今の今まで買わずに過ごしてきた。流石に同じものはすでに何者かに借りられていたのだが、版が古いものが残されていたのでこれを確保。少しくらい古くても書かれていることはほぼ同じだと思われるのでまあよい。ついでに今までやり忘れてきた中島義道シリーズの検索をしてみたら・・・結構ヒットする。彼の考え方から遠ざかっている610にとって『人生に生きる価値はない』というタイトルはあまりに強烈過ぎて、ともすれば勉強そっちのけで読みふけってしまうかもしれないので上手に読み進めていく必要がある。3時に起きられないと読めない、という縛りを与えておこう。

昼休みor3限:クラ代会議
月曜のこの時間帯には会議があって一応メーリスが流れるのだが、今日は連絡が来ない。どうなっているのか気になったのでひよこまで行ってみたところ、一瞬で中身が片付く。
帰宅してinfinite reportに手を加える。

4~6限:地球学実験
鉱物の基本的性質について。この説明を受けてから実際にモース硬度計を使って試料をひっかいてみたり、劈開を観察したり、磁石をエサにして磁鉄鉱を釣り上げてみたり、9つの光沢の違いを言葉で表現してみたり、こすってみたり、短波長をぶつけてみたり、非常にワクワクできた。かくいう私は小学生高学年あたりから中1にかけて鉱物にはまっていた時期があり、何かの調べ学習の発表で武石村特産の石を取り上げた記憶がよみがえってくる。高師小僧や輝安鉱が登場したらもっとテンションが上がっていたかもしれない。
PCを持ち込んでみたのだが、ノートを取るのが何と楽なことか!実験データの整理が何と手っ取り早くできることか!かなり便利といえば便利だが、話を聞いてできるだけ詳しくメモしようとすればするほどタイプに気を取られ考えなくなってしまいそうな危険も感じる。

放課後:図書館に行って参考文献漁りをしたい…がすでに大方済ませたので直帰。風呂の生き帰りにアカスジキンカメムシを探して3匹捕獲。つつじの生け垣をビシバシやればたくさん捕まえられそうだが、アカキンの醍醐味はルッキングにあるというのが610のポリシーであり、第一捕まえることより「見つけること」の方が面白いということもあってじっくり見て回るのだが、本気を出すといつまでたっても部屋へ戻れなくなりそうな不安も感じる。彼ら彼女らはすぐ標本にするつもりはなく「観賞用」として愛でていたい存在であり、カメムシの中で一二を争う美麗さとかわいらしさを兼ね備えた(と自負している)存在が身近にいることは非常にうれしいものである。ちなみに高校でもアカキンは見つけているのだが、いる場所が悪いのかあまりお近づきになれることはなかった。そういえば今年の生研にはムシ好きの1年生が入会したらしい。星が丘には2年周期で虫捕り少年が出現するのだろうか。

~・~・~

明日は朝と夕方の時間をフル活用してinfinite reportを仕上げなくてはなりません。不備があると「不合格」判定を受けて無限に添削が繰り返されるレポートのことを、検索で見つからないようあえて英語表記にしているに過ぎないのですが、私としては何回かダメ出しを食らった方が参考になるような気もしているので10枚も20枚も書く気は起こりません。表記の多さとレポートとしての完成度は相関するのか分かりませんが、かといって手抜きをしようというのでもありません。ここでいつものレポート以上に見栄を張ると平静の実力が見えなくなる気がするのです・・・とかなんとか言いながら、結局は凝ったものになってしまいそうです。  続きを読む


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2011年06月05日

園は蛍に名も高く

昨日は10時間以上に及ぶ撮影行脚によって、帰ってきたときにはフラフラになっていたというのに、気が付いてみると3時起床を達成。眠気はいい具合に吹っ飛んでくれたが、両手がやけに痛い。ブヨか何かに刺されたらしい。
出発の7時半までに部屋を片付けたり、一週間分の食糧(今回はアイナメ)を煮込んだり、地球学実験のレポートを無理やり仕上げたり…実は昨日20時過ぎに参考文献目当てに図書館へ行ってみたのだが土曜の閉館時間が18時だということを知らず無駄足を運んでしまったorz今日は開館時間までに帰ってこられず、自分の計画性の無さに愕然…

バスにてつくば駅に出て、TXで流山おおたかの森まで行き東武野田線に乗り換え大宮へ。ここから鉄道博物館まで歩く。人数が多い(団体料金が適用される!)ことと滞在時間が短いながら山手線205系の運転体験で30分位並んだこともあってじっくり見学することはできなかったのだが思っていたより混雑していなくてその点は良かった。


筑波鉄道キハ461車内。照明は白熱灯、床は板張り!

0系新幹線

よく見かけるアングル?

青い森鉄道のマスコット

てっぱくを見てから川越へ移動。喜多院に寄ってから駄菓子屋横丁・蔵の町を散策。サツマイモの甘納豆などはのどから手が出そうなほど欲しいのだが、この旅行は交通費だけ¥4,000近くかかっていて、その上てっぱくや食事代は別料金ということもあり、なかなか大きい出費なのである(昼食は例によっておにぎり2つを持ち込んだが、ほかの参加者は駅弁を買っていた)。そういうわけで何も買わないつもりでいたが、スケジュール的にどこかで夕食をとらねばならない。最初は蔵の町のお食事処に入ろうとも思っていたのだがこういう所の提供価格は610や同班者のY君の金銭感覚とミスマッチしていたためすべて見送り、数十年時代が止まってしまったかのような、こんな時にしか来ることもないようなラーメン屋でとりあえず用を済ませる。
来た道を引き返して20時過ぎつくば着。金銭及び睡眠時間の都合上、近くの中華料理屋に向かうメンバーとはここで別れる。バスに乗っている時に雨が強く降ってきたが折り畳み傘に救われる。

移動中や待ち時間に英語・ロシア語・生化学の予復習ができて安心(´Д`)

~・~・~

さあ明日は1限までに地球学実験レポートを終わらせないと…  


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2011年06月04日

湿地巡礼

4時起床。それまでにも何度か目が覚めているのだが、1~2時ごろにはよく中国人の会話が聞こえてくる。いったい何をしているのだろうか・・・

6時にkojeeeさんと合流して各地でトンボ探し。車で30分のところにある休耕田ではモートンイトトンボがうじゃうじゃいる。




実物を眺めているとつくづくこの色の配置が不思議に思えてくる


未熟♀


交尾


蜘蛛の巣もうじゃうじゃ張り巡っていて交通事故を起こすモートンが続出


これは飛翔写真をキャッチしたのではなく、巣に引っかかったモートンを救出する前にヤラセていただいたもの


恒例の手乗りモートンの協力者もおそらく蜘蛛の巣にやられたと思われる

ここにはモートンのほかにもオゼイトトンボが発生していた。


朝露を浴びてじっとしている


水色の発色が良い


交尾個体の敏感さに撮影が難航

次いで宝篋山へ移動、サラサヤンマの撮影に取り掛かる。


まずはオスの静止写真から。やっぱり暗いなあ…


林内だとGXでまともな飛翔写真を撮るのは相当運が良くないと無理だろう


♀の産卵を撮りたいのだがオゼイト以上に敏感で近寄らせてもらえない


こんな感じでぬかるんだ地面にある朽木を探して産卵しようとしている


粘りに粘ってついにここまで接近成功!


カメラ目線とはファンサービスも旺盛だ


ノンフラッシュではこんな具合に写る。地面にいる彼女を撮るためにはぬかるんだ地面に腹ばいにならなければならず、泥だらけになるのは免れないのだが、私にはそうしてでも撮る価値があるのだ。

ここから、先ほどモートンが湧いていた場所と「似た」場所まで行ってみるのだがホソミオツネンしか飛んでいない。違うのは「水収支」なのかもしれない。
戻るときにウラゴマダラシジミを採集。この時期に発生するシジミチョウたちの中で、翅の色合いが特にお気に入りだったのだがようやく出会えて感激。

kojeeeさんの車で宿舎まで送ってもらい、生け垣にいるアカスジキンカメムシを撮影ののち解散。
また来週の土曜日に六郷で合流しましょう。

~・~・~

明日はたびてつの春旅行に参加してきます。
訪問場所は鉄道博物館と川越です。鉄博は大宮移転後初訪問で、川越の市街地は小学生のころ以来かな?
母方の祖父母が健在だったら、つくばへ戻らないで川越で一泊ということもできたのだろうなあ…  続きを読む


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2011年06月03日

3段キッチン

29日以来の3時起き。若干眠気が強いが各種レポートの消化を開始する。昨日同様寒く、作業するのに暖房なしでは耐えられないと判断した結果この時期にストーブを起動。

1限:英語基礎(PE)
なぜか熟語を調べてホワイトボードに記述する係に任命されてしまっているので仕事をしないといけない。
しかしグループ内のほかの方にほとんどやってもらってしまった。前回に比べて内容が読み取りやすかったが引っかかる場所も多い。

2限:人間工学
初めて出席がとられるらしいが・・・結局とられず。
・遠赤外線のヒーターで「体が芯から温まる」理由は、遠赤外線の波長が皮膚に吸収されやすいから
・加齢により聴力が衰えるが、女性より男性の方が高音を聞き取れなくなる。そのため奥さんの呼びかけが聞こえない夫との間で軋轢が生じてしまうこともある
・日本人は虫の音を左脳で感じるが、西欧人は右脳で感じる。そのため日本人にはセミやコオロギの鳴き声を聞き分け名づけることができ、西欧人にはそれが難しい
こういう雑学チックなお話は聞いていて楽しい。

3限:生化学概論
60の論述問題が並んだプリントが配られる。テストはこの中から出すといい、とっさに世界史のW教諭が製作したプリントの山が脳裏をかすめる。しかし赤点を取ったからといって『種の起原』を1万字原稿用紙に書くことにはならず、1週間早めにテストを行う代わりに本来テストのある時間を「追試」にするという。つまり最初のテストで評価Aをもらえば翌週には自由が待っているという仕組みで、しっかり取り組めばかなりおいしい話である。まずはアミノ酸を20種類覚える所から始めようか。

4~6限:基礎生物学実験
データの発表 初めて授業にPCを持ち込んでみる予定
発芽・老化・不定根・落葉の各データを黒板に書き、発表をしていく。この順に610が板書をしていったのだが、最初からどこかおかしかったのだが後に向かうにつれ書く内容が雑になっていく。Joe君の指摘により誤った不定根のデータを書いてしまったのだが、気付いたころには大撮影大会も終了していて手遅れ感満載。ほかの班でこのデータが重要視されないことを願いつつ、クリーンアップされるのを見守る正しいデータが必要な方は610にお知らせください。我が班は落葉に関して教室の前で皆さんに向かってdiscassionする担当になったのだが、なぜか班員の流れは610を教壇へ駆り立たせる。自分では内容をしっかり把握しておらず(高校時代に習ったことなのに各現象について点と線でつながっていない感じ)うまく説明することはできないだろうと肝を据えていたので予想通りめちゃくちゃな発言をしていても大して動揺を感じない。ただこのような理解状況でinfinite report(検索防止用です´Д`)を含め4つの実験に関するレポートに対していい考察が書けるはずもなく、その上土日は今週来週ともにあまり宿舎でのんびりできないのでかなり雲行きは怪しい。学業上においては、先週ではなく今週どしゃ降りになっていたらありがたかったのだが…
で、各班のデータを板書するのではなく直接PCに落とすと一瞬でグラフを作れてしまいとても便利なツールだと痛感。持ってくるのが面倒なのだが、実験の時は使えそうだ

放課後:今日の実験はすぐ終わるらしいので買い物を済ませておかないと…
冷蔵庫、これですからねえ…



まあこの写真の上の方で数週間前に買ったワカサギや甘海老が冷凍されていたり、おかずと味噌汁がこの写真の右側で保存されているので実際食事に困るわけではないが、野菜と果物、甘いもの系のお菓子がないのは610にとって死活問題である。あと、この頃甘い飲み物に対するimpulseが強まりつつあるので飲料購入への迷いが生じてくる。甘酒も本日をもって切れてしまったので何かしら対策を打った方が良いのかもしれない。

実際実験自体はすぐ終わったのだが、発表を含めると定刻(~18:00)近くまで実施される。しかしいい天気ということもあり大して困ることもなく、夕食後さっさと買い物へ。総額の半分以上がお菓子・甘味に費やされている実態に驚愕。いや、これはお菓子代が高すぎるというより、日常の食事代が安すぎるということなのかもしれない。
そして冷蔵庫はようやく豊かになる。本当?




~・~・~

明日はkojeeeさんの第一回Охотск(御訪筑)として各所でトンボ探しをする予定です。  続きを読む


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2011年06月02日

レインコートが邪魔すぎる!

4時半起床。寒い、寒すぎる! ストーブを出すのが面倒なので「冬服」を着て朝をしのがねばならないのだが、6月になってこうも寒い思いを強いられることが腹立たしい。かといって暑すぎるのもイヤなのだが…
月火水と放課後がけっこう忙しかったこともありまともな睡眠がとれていなかったせいかどうにも眠くてやる気が起こらず7時半過ぎまで二度寝。それから身支度に入るのだが、雨が降っているのか振っていないのか分からない空模様が非常にわずらわしい。降っていればレインコートを着ていけばよいし、たぶん体育も中止になるだろうが、地面が濡れているくらいだと歩けるかもしれないし、完全作業服では動きにくいかもしれない。雨がいつ本降りになるのかも考えようとすると、どうしてこうしてまで授業に参加しようとしているのかがよく分からなくなってくる。

1限:体育
まず屋内の建物に集まってお話を聞いて脈拍をはかる。「1日3食食べていればいいのか?」考えてみるのもよいと仰られたのだが、「大学生になったら昼なしでもいけるんじゃないか?」と43R時代に日記に書いていたことを思い出してニヤニヤしてしまう。実際のところは昼食なしで過ごせるだけの体力と、納豆かけごはん+バナナ1本の朝食で夜まで無摂食で過ごすだけの気力はすでに失われてしまっているため実行は非常に難しい。
ちなみに先々週12分間走をしている最中、自分の肺活量が劇的に減少していることに気付かされ(息が吸えない!)たり、二の腕が細くなってしまったり(ひじの関節のあたりの方が直径が大きい)、明らかに浪人時代より弱々しくなっている。一日当たりの運動量は多くなっているはずなので「食生活の乱れ」に原因があるとしか思えないのだが・・・
それから外に行って体育施設などをめぐるウォーキングを30分ほど行う。今まで存在を知らなかった「野性の森」なる場所にはカミキリが好きそうな材置き場があって雰囲気も良好。定期的に散策し甲斐がありそうだ。

2限:ロシア語基礎B
ネイティブの発音を聞いてテキストを読んでいく形式で授業が進んでいくのだが、今日から発音される文章が長くなってリピートができなくなってくる。ここに一部を抜粋してもいいが、610よりロシア語に詳しい人がこのブログを読んでいる可能性は皆無に等しいと思われるのでよしておく。。文法事項は言われたら分かるのだが、それを口語処理しようとすると考えてしまって追いつくことは無い。もっともこの点に関しては7年くらい勉強している英語でもひどいのだが…

3限:異文化と英語
2週間後までに英語でプレゼンテーションを作る!?
しかも「目に見えない・触れない文化」のことを!?
日本に住んでいるからなのか興味がないだけなのかは分からないが「文化」を考えてみること、ましてそれを言語化することは私には非常な難題である。とりあえず私の所属するグループ(4人で1グループ)では労働時間と休暇について日本人と外国人での「文化的な違い」を発表することに決め、610は火曜日のロシア語の時間に留学生の方にインタビューをする方向になった。うん、その方針はよいのだが、はてさて何て聞けばいいのかしら・・・てか(聞く)時間確保できるかなあ…

4限:遺伝学概論
セントラルドグマ・RNA・転写の分子メカニズムについて。高校時代に使っていた図説を持ってきた方が良いと前々から痛感しているのだが、今日も持ってくるのを忘れてしまう。トピック自体は初聞のものはそう多くなく何かしら今までに聞いたことがある内容なのだが詳しく理解していないか、あるいは忘れているかで損をしている気分になる。いや、自業自得というべきだろう。

5限:分類学概論
今日から動物分野に入る。ヘッケルの生物画をまとめた本を見せてもらったのだが、部屋に飾っておきたいほど精密に描かれている。これだけ生き物を見ている人が唱えた反復説が間違っているはずがないし、いくつかの例外を持ち出して歴史のかなたに葬り去ってしまうことに疑問を感じる、という先生(昆虫の比較発生が専門!)の意見はこの絵(いやスケッチっていうべきなのかな)を見ていると納得できる。
配布された動物の分類表を見ていると植物や菌と比べてウキウキしてくる。

6限:なし
一番風呂を済ませ三日ぶりに作り置きの鱈の煮付けをいただくが、煮汁が浸み込んでいい感じに熟成されている。そして三日ぶりに早寝ができそう(´Д`)

~・~・~

明朝は三時起きをして課題を少しでも消化しておかないと…今週来週の土日は忙しいのだから…  


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2011年06月01日

奥さんはブルガリア人

眠すぎて5時起床。6月に入ったというのにストーブを出したくなる寒さだ。これでは虫も活動できないだろう。
PCを使って地球学実験・infinite reportを製作しながら、昨日IEで出された洋書の日本語訳のページを見たりするが・・・長すぎて読んでいられない。プリントアウトした方がよさそうだが、ただで印刷できる枚数には制限がかけられている(300+500枚)のでこの駆け引きが難しい。かといってまったく印刷しないでも翌年に繰り越されるわけではないだろうからなあ・・・

3限:微積分
いきなり話が行列に移ったのだが、これもなんとなく分かっているようでいてよく分からない。授業内容よりかは、自分の奥さんがブルガリア人だということを告白したN教授の平然とした感じから受けた衝撃が大きすぎてびっくりしてしまった。

4限:フレセミ
図書館の使い方を聞いてから見学。図書館はすでに何度も訪れているので構造自体は把握していたつもりだが、ロシア語の新聞があったことを見落としていたり発見は多い。

5限:生物資源科学入門
家畜について。まず「牛丼を英語でどう表現するか」英作を課されたのだがあまりに自分の作文力が落ちていて悲しくなってくる。立て直しが急務だが1学期中にできる気はしない…
日本に牛肉食が導入された過程のお話を聞いていると、これが西洋コンプレックスの原因の一つなのかなと思ったりしてしまうのだが、肉を食べない文化圏の人びとが肉食文化圏の人びとより劣っているという捉え方は気にくわないし、肉食を文明開化の一つとして捉えるのは自分たちの文化文明に劣等感を感じていないと生じえない見方ではないのかと思えてくる。日本文化に誇りを持っているわけではないのだが、肉食を魚介類に限定しているのはこういう考え方も少しは影響しているのかもしれない。
しっぽに脂がたまり、その尻尾を切って食すと今度は体に脂肪がたまるようになる「脂尾種」なる羊の存在がずいぶん新鮮に感じる。こういう品種がどうして選択(この場合は人為選択)されるに至ったのかがよく分からないのだが、それは私が日本人であるせいなのかもしれない。

6限:地球学概論Ⅰ
プレートテクトニクスについて。例によってこの辺りは復習範囲。ただプレートが沈み込むメカニズムが若干知っていたことと違っていたような気がした。

放課後:やどけんミーティング+お食事会
ミーティングの後、先日免許合宿を申し込んだ場所の近くにある店でお食事会。ここで久しぶりに(4月の新歓シーズン以来?)豚肉を食べる。ずっと前に書いた気がするが、私はこういう時にまで肉食を拒絶するつもりはない第二外国語を選択している1年メンバーが多かったり(全員違う!)、Gen君から告発されたり(ブログ見たよ!と告発した方は全員ここで発表してみようと企んでいます)、昆虫・利き腕・野球の話をしたり。二次会はもちろん不参加で帰路につくのだが・・・寒い。つくばの6月は思ったより手ごわいらしい。

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明日も天気悪いのか…  


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(0)