2011年06月04日

湿地巡礼

4時起床。それまでにも何度か目が覚めているのだが、1~2時ごろにはよく中国人の会話が聞こえてくる。いったい何をしているのだろうか・・・

6時にkojeeeさんと合流して各地でトンボ探し。車で30分のところにある休耕田ではモートンイトトンボがうじゃうじゃいる。




実物を眺めているとつくづくこの色の配置が不思議に思えてくる


未熟♀


交尾


蜘蛛の巣もうじゃうじゃ張り巡っていて交通事故を起こすモートンが続出


これは飛翔写真をキャッチしたのではなく、巣に引っかかったモートンを救出する前にヤラセていただいたもの


恒例の手乗りモートンの協力者もおそらく蜘蛛の巣にやられたと思われる

ここにはモートンのほかにもオゼイトトンボが発生していた。


朝露を浴びてじっとしている


水色の発色が良い


交尾個体の敏感さに撮影が難航

次いで宝篋山へ移動、サラサヤンマの撮影に取り掛かる。


まずはオスの静止写真から。やっぱり暗いなあ…


林内だとGXでまともな飛翔写真を撮るのは相当運が良くないと無理だろう


♀の産卵を撮りたいのだがオゼイト以上に敏感で近寄らせてもらえない


こんな感じでぬかるんだ地面にある朽木を探して産卵しようとしている


粘りに粘ってついにここまで接近成功!


カメラ目線とはファンサービスも旺盛だ


ノンフラッシュではこんな具合に写る。地面にいる彼女を撮るためにはぬかるんだ地面に腹ばいにならなければならず、泥だらけになるのは免れないのだが、私にはそうしてでも撮る価値があるのだ。

ここから、先ほどモートンが湧いていた場所と「似た」場所まで行ってみるのだがホソミオツネンしか飛んでいない。違うのは「水収支」なのかもしれない。
戻るときにウラゴマダラシジミを採集。この時期に発生するシジミチョウたちの中で、翅の色合いが特にお気に入りだったのだがようやく出会えて感激。

kojeeeさんの車で宿舎まで送ってもらい、生け垣にいるアカスジキンカメムシを撮影ののち解散。
また来週の土曜日に六郷で合流しましょう。

~・~・~

明日はたびてつの春旅行に参加してきます。
訪問場所は鉄道博物館と川越です。鉄博は大宮移転後初訪問で、川越の市街地は小学生のころ以来かな?
母方の祖父母が健在だったら、つくばへ戻らないで川越で一泊ということもできたのだろうなあ…  続きを読む


Posted by Impulse610 at 06:10Comments(2)