2015年03月05日

小笠原より第一報

3月3日
午前中はカワゲラの成虫や届いた荷物の処理をして過ごす.お昼過ぎに西松井田駅へ向けてくるまでの移動を開始し,そこから実家まで18きっぷを利用して上京.蒲田では忘れずに注文しておいた秘封グッズを受け取る.

3月4日
出発前に船内での食事を買ってから竹芝桟橋に向かう.ここでやどけんのJ氏やバイト先の方々と合流しておがさわら丸に乗船,長い船旅が始まった.基本的にすることが無いので,五島での反省を踏まえて持ち込んだ本を読んで過ごす.夜になり波が激しくなってきたが,酔い止めを飲んでいたこともあり酔うことは無かった.食べるか読むか寝るかの人生を送る.

3月5日
目覚めた頃には大分波がおだやかになっていた.11時半ごろ父島に到着.いよいよ小笠原に降り立ったわけである.しかしながら暑い!2日前まで菅平にいたことを思うと気候の差にやられてしまいそうな感じでもあった.宿に荷物を置いてからJ氏とお昼を食べたり少し散策したりする.ここで小笠原最初の固有(亜)種のオガサワラノスリを目撃.その後バイト先のスタッフのもとでどういうことをするのかといった説明を受ける.詳しくは書くべきではないだろうから踏み込まないが,在来の動物を保全するために外来種を駆除するのがメインの活動である.その後またフリーになったのでビジターセンターを訪問したが,長く船に乗っていたせいか,揺れない島の上にいても何だか揺れているような感覚がしてきて気分が悪い.その後島のサンダルや軽食を買い込み宿に戻る.ここにはバイト先のスタッフの方や身分が同じような学生バイトの方も泊まっており,ある種独特な空間に身を置くことになるのだが,結構フリーダムな印象を受ける(船の中でもそうであった).しかし夕食はご一緒し,島寿司や地魚の料理を堪能する.ちなみに島寿司は大東でも食べた大東寿司と似通っている,というかほぼ同じ見た目をしているが,確か大東寿司が八丈島あたりをルーツにしていたことを考えると,小笠原のものも八丈由来とするのが妥当であろうし,そういう島々で愛されている食材でもある.本当は夜間の散策にも邁進していきたいところなのだが,雨も降ってくるような悪天候のもと,万全でない体調でフラフラすることは今後の本業に必ずや悪影響を及ぼすであろう.ということで今晩は大人しく宿で船旅の疲れをとることにする.

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宿で無線ランが使えること,ノートパソコンを持ち込んだことにより,菅平にいる時と同様の快適さでネット環境を堪能することができます(実家は最悪で,昨日はPCでネットができませんでした).バイトの事情からここですべてを明らかにすることはできませんが,ちょくちょく暇を見ては書きこんでみようかと思います.で,明日から早速バイトが始まります.ハードな労働環境が約束されているようですが,とても楽しみでもあります.
さて,読者の皆様の中で,私が小笠原に滞在しているうちに,小笠原のことでお尋ねしたいことなどありましたらコメントされてみてはいかがでしょうか.滞在先ではひょっとしたら暇を持て余すこともありそうなので,お応えすることもできるかもしれません.  


Posted by Impulse610 at 18:30Comments(2)