2014年12月17日

寮に帰っているのに帰らない人生

さて昨晩はミネトワダの切片試料作りに挑んだが、若い卵ではうまくいかなかったこと、沸騰した寒天をぶちまけたことでものすごくトーンダウンしてしまった。もともと早く起きていて眠かったことで苦しかったのだが、23時過ぎまで蛍光観察画像一覧を作って就寝。部屋自体は暖房が利いていて辛くはなかったが、骨と皮でできている我が体にとって畳は寝るのには固すぎて睡眠の質は最低であった。
7時半に目覚め、2晩目の泊まり込みはないものと判断して寝具一式を取り払い部屋を掃除して退去。後にこの判断が誤っていたと分かるが、何事もなかったように昨日固定したミネトワダ・ユビオナシ卵を処理して試料作りの続きを行ったり、蛍光観察の準備をしたりする。
お昼過ぎから試料の樹脂浸透を始めたのだが、この工程は待ち時間のかかるもので、一区切りつくのは21時頃である。そんな作業を開始してしまったわけだが、雪は強くなるばかり。今日もセンターから明るいうちに帰るよう通達が来てしまった。こういう人生になることを予測できなかった未熟さを思いつつも、一旦寮に戻り(実は本日2回目)お泊まりセットに追加してマットレスを持ち込み、2日目の宿泊に向けた万端の準備を整える。樹脂浸透の区切りがついたら今日は早めに寝てしまおうかなあ…



ちなみに昨晩はこんな感じになっていた。我が車はハイルーフなので元から背高なので、飛びぬけて積もっているように見えてしまう。道路は除雪されているものの基本的に白く、ワイルドな走り心地を堪能できる。対向車や後続車がおらず、かつ脱輪や横転等の危険が無いようなところだと猛スピードを出して急ブレーキをかけて遊びたくなってしまうが、雪国を舐めすぎている感がぬぐえない。もちろん、そういうことができる場所もなく、基本的には路面のガタガタとランダムに訪れる小スリップを楽しむので精いっぱいである。

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明日も明日とて天気が悪そうですが、流石に寮で寝たいです。なので計画的な作業を行い無事に帰寮できるような人生を歩みたいです。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)