2014年12月23日

鳥見と星見で睡眠時間が失われる人生

今朝は6時20分ごろ起床し7時前に出発,朝食を済ませて1時間ほどエサ台を眺める.昨晩エサを追加したのでにぎやかなのだが,来るメンバーは大体固定されているようで,本日はカケス・カワラヒワ・ヤマガラ・シジュウカラ・コガラ・リスを認識.リスは2匹確認し,複数個体に利用されている実態が明らかになった.しかし互いに同じエサ台を利用することなく,ニアミスすれば威嚇しあい,エサを食べている時も絶えずお互いを気にしている様子であった.アニマルウォッチングを堪能した後はユビオナシに隷属し,上田自然運動公園に向かう.昨日は県境を越えて田代湖に行ってみようと思っていたのだが雪によるアクセスの悪さを嫌って上田市内での探鳥をしようと調べていたところ,この公園でルリビタキが見られることが判明.それをターゲットに決めて散策を行った結果,何とかメスを1匹目撃することに成功.つくばでよく見かけたジョウビタキと違って明るいところに出てこず,松林の薄暗いところで地面を散策していた.そのほかは菅平でもおなじみのシジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ・アカゲラ・モズ・カルガモを認識,それと何故か道端で死んでいるキタキチョウを発見.越冬し損ねたのかなあ.
菅平に戻ってからは卒研要旨の作り込みに集中.近いうちに先輩のチェックをしてもらうつもりであるが,それまでになるべく不具合を取り除いておきたいとセルフチェックをしているとどんどん内容が改変されていくことと,第一稿とは言え多大なチェックの時間を費やしてもらうようなクオリティで渡すのも不毛なことなのでそれなりに中身を練ってしまうことで今日中に完成させてチェックしてもらう予定が崩壊.骨組みは仕上がっているので思い切ってチェックを受けてもらった方が良いのかもなあ・・・
さて本日,数カ月冷凍庫で眠っていたアナグマを解禁した.解凍して大分水分とともに血が抜けたようで前回感じた獣臭さがほとんど消え失せ,くせのなく噛みごたえのあるアナグマ肉を堪能することができた.ブルドーザーを出して捕獲したくなるのもうなずける.夕食後も要旨に向き合ったが,空模様が星空観察の好条件であったため久々に撮影に出向く.外の気温が-10℃をゆうに下回っていたにもかかわらずあまり寒さは感じなかったのは星に夢中になっていたからなのだろう.冬の大三角やオリオン座,しし座と言った東から南の星はよく見えた一方で,カシオペアのある北側から西側は不調であった.見えているには見えているのだが,スキー場の明かりのせいで観察条件が良くないのである.22時過ぎ帰寮.

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明日は蛍光観察の準備と切片試料作りを進めつつ卒研要旨の創成に努めていきたいです.写真はそのうち載せると思います.  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)