2014年01月01日
年初めの土手散策
昨日は六郷温泉でのんびりした後途端に眠気に襲われ、22時過ぎに就寝。去年はヨイトマケの歌をこっそり見たりした記憶があったのだが、眠くてどうでもよくなったことと、『テレビを見る』ということを疑いなく実行できる人の多さに気分が悪くなって歌番組でもお笑い番組でも何でもかんでも見ることができそうもなかったこともあろう。
さて今朝は8時過ぎ起床。それまでにもちょくちょく目が覚めていたのだが、初日の出を撮りに行く意欲が湧かなかったのでグダグダと寝過ごしてしまった。ちなみに初夢ではないのだが、昨晩見た夢の内容で覚えているものはある島でウサギの死体を拾い、近くの家の人に許可をもらったところ親切な対応をしてくれたというものであった。完全に帰省時に見つけたロードキルに引きずられている…
朝食をとってから土手へ向かい、まずはとある黄色くて細いゴミムシを探しに行く。

とある事情によって非常に難儀したのだが、見つからない。風が強かったこととか状態が悪かったこともあって探す気がみるみる減衰、来たことを後悔。ただタヌキの足跡を沢山見られた(場所的にネコが来れないから選択肢はタヌキしかありえない!)のはせめてもの収獲であった。でも、1年前だったら哺乳類に対して微塵も興味を持っていなかったんだよなあ・・・

その後気を取り直してトノサマバッタのもとへ新年のあいさつに伺ったところ、昨日とは違う色の個体が対応にいらした。

昨日は見かけ無かったクビキリギスが成虫越冬昆虫を代表してあいさつに訪れた。なかなかじっとしてくれずいい写真が撮れなかった。
いったん帰宅し、昼食後に『遺体科学の挑戦』を読み進める。哺乳類の研究に揺さぶられるものを感じつつも、自分が今年から取り組むであろう昆虫の比較発生学的研究と遺体科学のあり方における共通性に思いを巡らし、「社会の役に立たない研究など価値はない」という風潮に屈してはならないという気分に浸る。
ある程度まで読み進めてから鳥見に出かけるが、今回は少し遠出。神奈川県側の右岸をひたすら東進し河口を目指す。

いつものところでは見られないトリ、具体的はスズガモが見たかったのだが、それっぽいものは見つけられなかった可能性がある。キンクロハジロとの識別ポイントを抑えぬまま出発したこともあり、それっぽい群れを見つけられたのだがもしかしたらキンクロだったかもしれない。あとホシハジロを見られたのは収穫であった。

大師橋を渡って大田区側の左岸に戻り、こちらでもトリを探すがオナガガモくらいしか見つからない。それから多摩川のシジミに関するお触書が貼ってあった。たしか昨年、多摩川のシジミには漁業権が放棄されていて獲りたい放題だったのだが、それが問題になって漁業権が復活するようなアナウンスがあったのだが、潮干狩りをする分には問題ない、という形に落ち着いたらしい。そういえばまだつくばの冷凍庫には昨年獲ったシジミがしまってあるなあ…


最後にいつもの場所に戻って少しだけ観察。しばらく見に来ることはできなくなるのは残念だが、3日連続で観察できたのだから充分だろう。
~・~・~
さて明日は宣言通りつくばっくして、まだ地面に横たわっているであろうロードキル個体を回収し、2014解剖はじめを行おうと思います。
解剖するものが無かったらなかったで、宝篋山に行ったりノータッチの生物学演習についてどうすべきか考えたり、乾かしているイタチとマトダイの骨を組み立てたり、やることはたくさんあります。 続きを読む
さて今朝は8時過ぎ起床。それまでにもちょくちょく目が覚めていたのだが、初日の出を撮りに行く意欲が湧かなかったのでグダグダと寝過ごしてしまった。ちなみに初夢ではないのだが、昨晩見た夢の内容で覚えているものはある島でウサギの死体を拾い、近くの家の人に許可をもらったところ親切な対応をしてくれたというものであった。完全に帰省時に見つけたロードキルに引きずられている…
朝食をとってから土手へ向かい、まずはとある黄色くて細いゴミムシを探しに行く。

とある事情によって非常に難儀したのだが、見つからない。風が強かったこととか状態が悪かったこともあって探す気がみるみる減衰、来たことを後悔。ただタヌキの足跡を沢山見られた(場所的にネコが来れないから選択肢はタヌキしかありえない!)のはせめてもの収獲であった。でも、1年前だったら哺乳類に対して微塵も興味を持っていなかったんだよなあ・・・

その後気を取り直してトノサマバッタのもとへ新年のあいさつに伺ったところ、昨日とは違う色の個体が対応にいらした。

昨日は見かけ無かったクビキリギスが成虫越冬昆虫を代表してあいさつに訪れた。なかなかじっとしてくれずいい写真が撮れなかった。
いったん帰宅し、昼食後に『遺体科学の挑戦』を読み進める。哺乳類の研究に揺さぶられるものを感じつつも、自分が今年から取り組むであろう昆虫の比較発生学的研究と遺体科学のあり方における共通性に思いを巡らし、「社会の役に立たない研究など価値はない」という風潮に屈してはならないという気分に浸る。
ある程度まで読み進めてから鳥見に出かけるが、今回は少し遠出。神奈川県側の右岸をひたすら東進し河口を目指す。

いつものところでは見られないトリ、具体的はスズガモが見たかったのだが、それっぽいものは見つけられなかった可能性がある。キンクロハジロとの識別ポイントを抑えぬまま出発したこともあり、それっぽい群れを見つけられたのだがもしかしたらキンクロだったかもしれない。あとホシハジロを見られたのは収穫であった。

大師橋を渡って大田区側の左岸に戻り、こちらでもトリを探すがオナガガモくらいしか見つからない。それから多摩川のシジミに関するお触書が貼ってあった。たしか昨年、多摩川のシジミには漁業権が放棄されていて獲りたい放題だったのだが、それが問題になって漁業権が復活するようなアナウンスがあったのだが、潮干狩りをする分には問題ない、という形に落ち着いたらしい。そういえばまだつくばの冷凍庫には昨年獲ったシジミがしまってあるなあ…


最後にいつもの場所に戻って少しだけ観察。しばらく見に来ることはできなくなるのは残念だが、3日連続で観察できたのだから充分だろう。
~・~・~
さて明日は宣言通りつくばっくして、まだ地面に横たわっているであろうロードキル個体を回収し、2014解剖はじめを行おうと思います。
解剖するものが無かったらなかったで、宝篋山に行ったりノータッチの生物学演習についてどうすべきか考えたり、乾かしているイタチとマトダイの骨を組み立てたり、やることはたくさんあります。 続きを読む
Posted by Impulse610 at
18:10
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