2012年05月11日

Где Хибакали?

昨晩は20時前から寝始めるが、起床は6時。早起きのモチベーションが全然湧いてこないことに危機感を覚えるが、やはり610は生来のロングスリーパーなのだろうか。あと20年もすれば自然と早起きできるようになるのかもしれないが…
それにしても外は絶好のムカシトンボ日和である。どうしてこの天気が午後まで持たないのだろう。皮肉なことである。






いつ採集したのか忘れてしまったが、飼育していたアカスジキンカメムシの終齢幼虫がいつの間にか成虫に変貌を遂げていた。逃がしてもしばらく大人しくしていたので、朝陽の下で撮影会。さすが成虫になりたてだけあってみずみずしく美しい。

1限 動物制御学Ⅰ
昆虫の循環系について。1年の時に動物生理学テスト対策で学んだことや、その時にマークしていなかった循環系のあれこれを知ることができて非常にワクワクする。

宝篋山に向かうまえに自転車の注油とブレーキ調整を行い、現地についてまずは湿地に向かう。だいぶ水量が減ってきた。



ミヤマセセリというと3月、4月の蝶との認識が強いが、まだメスが生き残っているようだ。



湿地の草むらを歩いていると頼りなげにひらひら飛んでいるクロハネシロヒゲナガを発見。この蛾を見るたびに、ここまで長い触角を備える意味が気になるのだが、結構器用に飛ぶものである。ムカシトンボの練習になりそうなので「置きピン」して飛翔写真を狙う。



何とかピントの合った写真が撮れたのだが、林床は薄暗くフラッシュを使わざるを得なかった。自然光で撮れたらなおよいのだが、これはリベンジしたいものだ。あわよくば正面から写せたら・・・



見知らぬハナカミキリが。ツマグロハナカミキリのようだ。



前回見つけた時には交尾の撮影が失敗したキクスイカミキリだが今回は彼らに気付かれる前に先に発見できたため無事に撮影成功。



ヨツメトビケラも出現し始めた。去年はそんなに見かける機会が無かったのだが、飛んでいる姿からトビケラを想像するのは難しく、ダイミョウセセリのようにも見える。実際ダイミョウセセリもいたのだが、さすがに本家に比べればゆったりはしていた。ただ見分けるのは難しそうだ…

これから沢に入ろうと思ったのだが、いつものところではなくムカシトンボの羽化を観察した別のところへ出向いてみる。ジャゴケがそこここに見受けられ、日差しの差し込むところいつもの観察区間より多く、環境は良好の様に見えるのだが、どこを探してもトンボがいない。幼虫がいるのだからここで産卵が行われていることは確かだが、天気があまり思しくなかったとはいえ、メスの一匹くらい見つかっても良かったのではないか・・・
この沢を下りていつも観察しているところへ向かおうと思ったのだが、流石にまた山道を登る気力が湧かず、ヘビのいそうな草むらをひたすら見て回ってヒバカリを探す。今日はひっつまんだヤマカガシに噛まれており、あまりヘビ運には長けていなかったためか見つからない。かのヤマカガシはやけに平べったくなっていたのだが、あれは威嚇のサインなのだろうか。


6限 文化人類学概論A
前回の続きをやり終えてから、アメリカでインディアンが白人たちに追いやられていったドキュメンタリー番組を見る。色々なことを知っている今の時点から思うと、白人たちが信じる神が唯一絶対の存在であって、インディアンを野蛮なものだとみなすことや、だから殺しても構わないという彼らの考えもまた野蛮の極みであるように思えるのだが、それが無知の恐ろしさなのだろう。いや、分かっていたとしてもなおインディアンの文化を蹂躙するのだとしたら、そこに理性のある人間性を感じることはできない。尤も、これは何も当時の白人に限らないことなのだが…

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明日は植物生態学Ⅰの集中授業を受けます。意外なことに集中授業を受けるのは初めてです。
終了時間が明記されていなかったことが気になります…こういう日に限って午後の天気予報が良いのは恨めしいですね…  続きを読む


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2012年05月10日

せめて14時までは晴れていてほしい

6時起床。外は晴れており、午後の天気も一応は持つらしい。とはいっても雷や竜巻が起こる可能性もあるので、すぐ撮影に向かえるように着替え、荷物を準備する。授業が終わったら郵便受けに勉強道具を放り込み、そのまま宝篋山へ出向くことにする。

1~2限 生涯学習論
『父 ある羊飼いの教育』という映画を掻い摘んで鑑賞後、その感想を提出。イタリアの僻地の島に住む少年が父親の厳しい指導を受けながら羊飼いになっていく姿、その後本土へ渡って軍隊に入り文字を学び、やがて大学に入り言語学を研究し始めていく過程を見る。
本日はただでさえ上下水色の作業服に身を包んで浮世離れしていたのに、いの一番に感想に書いてあったことを名指しで発表されてしまった。別に発表されることに困ることは無いのだが、それならもう少し考察を加えておければよかったなあ…

放課後 宝篋山+買い物
部屋に勉強道具を置いてからすぐさま宝篋山へ出向く。雨雲の動きを信頼すれば観察は2時間もできない。湿地の寄り道もしないでまっすぐ沢を登り、ムカシトンボを探す。曇りがちだったのでオスのホバリングは無理だろうなと思いつつ歩いていると、メスを発見。



GXRのズーム機能に助けられて遠くからでも撮影姿を収められたのは良かったのだが、さらに近づくと気配を察せられて飛び立とうとする。さてどこへ行くのか見守ろうとした矢先・・・クモの巣に引っかかってしまった。ちょっと情けないところを見てしまったのだが、きっと610がいなければ捕まることもなかったのだろうと思い救出。これで素手採集は4匹目となった。やはりムカシトンボ採集に網はいらないなあ…



蜘蛛マニアからすれば怒られそうではあるが、翅に絡まる糸を取り除いてジャゴケの上にそっと置いてみたところ、しばらくじっとしていた。そしてほどなく、空高く飛び去って行ってしまった。
そういうわけでメスを中心に探そうと、産卵に適する場所を回ってみるのだがなかなか見つからない。見つかってもじっとしてくれず近寄ることができない。
ボーっと沢沿いのギャップを眺めていると、突然視界にムカシトンボのオスが現れる。サッと沢沿いを偵察したかと思うと、これまた眼にもとまらぬ速さでどこかへ飛び去ってしまう。曇りの日は高速飛行がメインなようで、撮影は愚か素手での採集も不可能だろう。そんなオスがやってくると、しばしば別のオスもどこかからやってきて今来たオスの方へ追跡していくのが見えるのだが、あれは縄張り争いをしているのだろうか、それともメスと勘違いしているのだろうか。

空から嫌な音が聞こえ始めたので、宝篋山にきて90分程度しかいられなかったが下山開始。その時すでに雨が降り始めていたのだが、今回は胴長に加えレインコートと防水手袋を持ち込んでいたので雨宿りせず直帰できる。自転車が汚れるのは嫌なのだが仕方ない。かなり雨足は強かったが雷に打たれることも竜巻に吸い上げられることもなく帰宅。雨が挙がったら買い物に行こう、それまでは勉強していよう…

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明日は1限と6限のみ。天気予報次第ではムカシトンボ撮影に出向きます。
  


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2012年05月09日

本体はほかならぬ襟である

今朝は8時起床。1限から授業のある日には考えられない時刻に起きたのには訳があり、今日は尿検査を終えるまで食事ができず、空腹のまま起きているのが嫌だったからなのである。
さて二次検査では採血を受ける。記憶の中ではかつて血を抜かれた覚えがなく、初体験でありそうだったので行程をよく観察。全体で20分もかからず検査が終わったのでとっとと帰宅して遅めの朝食を済ませ、ロシア語やレポートに取り掛かる。宝篋山に出向いてもいいのだが時間が中途半端であることと、昨日21回しか上体起こしができなかったというのに激しい筋肉痛に襲われたのであまり動きたくないという理由でキャンセル。

3限 動物系統分類学Ⅰ
主に海綿動物についてのお話し。海綿は見た目ではちっとも動物らしくないが、じっくり観察しないと見えないところや、眼では見えない遺伝子レベルで我々の親戚であることが示唆されているということに妙な親近感を抱く。
スポンジボブの作者が海洋生物学者で、いろんな生き物の特徴を理解したうえでキャラクターを設定していることや、クラゲをキャラクター化してしまうと体軸のアイデンティティーを失うではないかという指摘がツボであった(´Д`)

4限 専門英語AⅠ
今日は動物から離れてプロチスタの繊毛虫の英文を読む。細胞学概論でテトラヒメナの特徴をたびたびたたき込まれていたこともあって、英文がきちんと把握でくなくてもそれなりにイメージできると読んでいても面白くなれる。
生物学類でも英語で授業を行おうと思うのであれば、高校生物レベルの内容をネイティブに講義してもらえれば、敷居が低くなるような気もするが…

5限
帰宅してブログを打ったり小松菜を茹でたりアラビア語の予習に取り掛かる。
アラビア語はいきなり文字に取り掛かるのは大変であり、発音をローマ字表記で覚えるよう指導を受けている。そのためにアルファベットを書いていると、しばしばロシア文字の表記と混同する。英語は読んではいるが書いておらず、ロシア語は大体その逆であるからなあ…特にワイ(y)とウー(У)の混同は甚だしく、上手く読めなくなる時もある。さていかにせまし…

6限 アラビア語基礎
新たなアラビア文字を5つ、それらを組み合わせた単語少々、格変化について(3つのみ!)、ありがとうのフレーズなどを学ぶ。前回に引き続き自己紹介が行われたが、父親が牧師でヘブル語に親しんできたという人がいて驚く。アラビア語は受講者が多すぎて確かに気分がよろしくは無いのだが、その分どういう理由でこの授業を選んだのか知れる(知られる、というのは正しいのかしら)のはなかなかに興味深い。

放課後 やどけんミーティング
新入生が4名来たこともあってなかなか賑やかであった。GTさんが持ち込んだサキシマバイカダの無精卵があまりに卵らしくなく、最初正体が分からなかったのだが、爬虫類の卵といえば610の中では滅多に見かけないものである。それと、IさんとKさんの意外過ぎる接点が判明したことが世界の狭さを痛感させる。知らないうちに高校時代対面していたとは…

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明日は「午前授業」。近頃の天気予報が移り気で信じにくいのですが、どうやら明日は晴れそうなので宝篋山へ出向くことになるでしょう。納得のいくムカシトンボを写したいものです。
竜巻に巻き込まれないように気を付けないと…  


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2012年05月08日

百敗の民

5:40起床。しかし眠い…

1限 動物生態学Ⅰ
毎回恒例の小テストの後、有袋類のお話。「牛は肉食動物か?」という質問から始まり、これがそうだと言える根拠が解説される。肉食というよりかは雑食の方がふさわしいような気もするが… このウシと胃の構造がよく似ているカンガルーから有袋類が登場し、有袋類の育児システムより有胎盤類の方が子孫の生存に優れていたため、こちらが淘汰していったということ、オーストラリアに有胎盤類が到達できなかったのは海の深さと海流によること、そのために有袋類が生き残っていること、実はアメリカ大陸には細々と有胎盤類が生き残っていることなどなど。カンガルーの肉がウシに似ていると聞いたので、機会があれば食べてみたいものだ。

2限 屋内体力測定
身長、体重、体脂肪率、ウエスト、ヒップ、握力、上体起し、長座体前屈、立ち幅跳び等々で去年より数値が上昇。特に右手の握力に至っては6kgも上昇しており、これはきっと冬のオサ掘り・ガロア掘りのたまものだと直感的に結論付けた。来年の握力は50kgの大台に到達するのであろう。
体重や体脂肪率が増えたことは、610にも脂肪が蓄積し始めることを示唆している。ただ昨年度は後半から特定のお菓子をバカ食いしていた事実があるので、お菓子を食べなくなればまた戻るような気もする。

3限 ラテン語初級
動詞の活用や基本形について。昼休みに眠気対策として紅茶を飲んできたが効用むなしく惰眠に堕つ。
授業早々、ニコニコしながら「女子学生が多いのはいいのですが、女を三つ書いて姦しいと言いますよね。教師が教室に入ったら静かにするものです。高校の時習いませんでしたか?」と言い放った先生の一言はなかなか痛快に思えた。

4限 比較文化地理学B
先生が会議で来られないというので、アイルランド移民に関するビデオを観る。610には目の前にいるモンゴロイドが日本人か大陸系の人なのかある程度の推測ができるのだが、これと似たような感じで、コーカソイドでもアイルランド人か否かを、見た目だけで判断できるのかが気になる。それと、アイルランド人にとって虹とは神を想起させうるのか。ヨーロッパでは虹が不吉な象徴のように見なされているということを何かで見た気がするのだがどうなのだろう。

5限 
帰宅してシーツを交換したり、どうせ夜が遅くなるので今のうちにもやしを茹でておいたり、片付け、読書、予習等々を行う。


6限 応用ロシア語作文
前回の課題だった露作文の問題の中から一つ指定されて公開添削を受けつつ、露単語に関する話題が広がっていく。610の冷蔵庫の中身を披露することとなったが、流石にガロアムシが4匹いるなどとは言い出しにくく、そもそもロシア語でガロアムシをどう表記するのかもわからない。それでももずくが常に入っていたりするのはなかなか先生の興味を引かれたようであった。
それにしても、この授業のシュールさは他の授業では味わえないものがあるなあ…

放課後 たびてつミーティング
会費を徴収したり、先週決まったはずの春旅行幹事が日程の都合上変更されたりする。誰になったかというとこの私である。これが奥多摩でのバーベキューでなかったらかなり困ったことになったのではあるが、まあ集中授業でも入らない限りは引き受けることになろう。
バーベキュー場は川井でよさそうだが、つくばからだと片道3時間程度かかることや、事前に食糧を買出しせねばならないことがネックである。雨でもバーベキューはできるようだが、そうなると虫探しに大きな制限がかかる。それも嫌だなあ…

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4月の健康診断で引っかかった尿検査の精密検査を明日午前中に行います。採血もあるようでなかなか本格的なようです。これさえなければ宝篋山へ出向けたのですが、それにしてもこの先三日間の天気の悪さは恨めしいものを感じます。ムカシトンボばかり追っていないで勉強しろということでしょうか。1学期はいろんな虫を追いかけまわしたいので、雨でも降らないと勉強に集中できないのは事実ではあるけれど・・・
それと、検査まで水しか口にできないというのは案外苦痛かもしれないなあ…  


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2012年05月07日

仏法最初の寺と聞く 四天王寺は此処なれや

6時起床。眼がかゆすぎて大変な事態に・・・
ムカシトンボが元気にパトロールできると思うと恨めしい晴れ具合である。

1限 古典に学ぼう!:日本と東洋世界
外の天気が良すぎて心ここにあらずといった状況で、授業中大半の時間は外を眺めて過す。



こんないい天気だのに授業を受けねばならないとは、しかも3限連続同じ教室に居続けるということは拷問に近い。こうして610が拘束されている時に限って絶好のムシ日和となり、外で思う存分観察ができる今週の木・金の天気は下り坂になるのは解せない。ムカシトンボは5月の終わりころにはいなくなってしまうのでここは外せないのだが…
源氏物語は、齢を重ねるにつれて好きな部分が変わっていくのだという。それを追体験するにも、今のうちに(原本でなくてよいから)源氏を読んでおく必要があるなあと感じはするのだが、いまひとつ足りないのは実行力…




外に行きたいimpulseを晴らすべく、休み時間は窓の外の様子を眺める。ミドリガメが3匹甲羅を干していたところにちょうどIさんが登場、カメたちは池へ逃げて行ってしまったのだが、Iさんは610に気付かない。



こののどかさ! 何で今日は宝篋山に行けないのだろうかと悲しみに暮れていると、足元に朽ち果てた蜂の巣を発見。天井にはスズメバチの巣の跡が2つあり、さらにハチの子の死骸がいくつか転がっている。昨日の暴風で落ちたにしては朽ちているので随分前に撤去なり自然落下なりしたのだろうが、巣が残っていればなかなか面白かっただろうなあ…

2~3限 博物館学Ⅰ
「学芸員がドラッカーのマネジメントを読んだら」博物館経営はどうなるのか分からないが、学芸員に限らず「目的を持つこと、それに照準を定めた目標を設定すること」の大事さが話題となった。



それとは別に、昨日の竜巻のことについて触れる。蓋し大学から数キロしか離れていないところで大きな被害が生じ、それに大学全体が停電する事態に見舞われたというのに、学生に対する掲示や連絡も無かったことにはそれなりの批判が飛んできてもやむを得ないのではないか。帰省していた学生も多かっただろうし、全国的に報道されたのだから、翌日12時までHPで状況報告しないのは遅いと言えよう。これが授業のある平日に起こっていたらどんな対応をしていたことだろう。

昼休みにはクラ代会へ参加。まだ入学して1か月もたたない1年生にとっては大学生活での不満点が出てこないだろうが、確かに意見を無理に出す必要もないし、月・木週2回集まる意味も無かろう。今後どうなるのかなあ…

4限 東洋思想
インダス文明についてのお話。世界四大文明の中で、現在も根源的に受け継がれているものはこれくらいであろうという先生の意見と、それを支持するような写真(沐浴場の遺跡と、それによく似たヒンドゥー寺院の内部構造)を見て、上手く表現できないのだが、今まで感じたことの無いような不思議な関心を抱いた。



当時の印章のレプリカが粘土とともに回ってくる。上の文字らしきものが「文字」であるかはいまだに議論が絶えないそうだが、刻されているサイや水牛などの動物は今もヒンドゥー教徒にとっては聖なる動物であることを思うと、インダス文明は滅んだとはいえ、当時の思想が現在も連綿と続いていることがうかがえて、インド思想の奥深さを味わえる。思想というと今まで興味の片鱗もなかったのだが、こう具現化したものを目の当たりにするとなかなか面白いのかもしれないと思えるのは嬉しい。

5限
帰宅してロシア語の準備。とある本が郵送されてきたので、それも引っ提げて食堂にて少し読む。
この本に関しては詳しく書きたいことがあるので今はまだ書名を明かさないが、普段から私のブログを閲覧されている皆様にとっても興味深いものになるであろう。

6限 応用ロシア語会話
ゴールデンウィークにしっかりテキストの宿題を済ませてきたので授業に食いついていけることはできたが、やはりロシア語で行われる授業は英語以上に大変である。ただ、さすがに慣れてきたのか、質問された時の受け答えがほんの少しスムースになり、語学が上達した成果が実感できた(と思う)。これは随分励みになりそうだ。

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野生生物保護は「美しい種」が優先、生態系に影響も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000018-cnn-int

「美しい種」だと、大して環境に興味のない人にもウケが良く、大衆の意見を集めやすいのでしょうが…

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明日の体育は屋内体力測定…  


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2012年05月06日

文サ館は竜巻に堪えられるのか?

今朝も6:10起床。ひとまず空は晴れ渡っていてムカシトンボへの期待は捨てなくて済む。
今後の予定を確かめたりロシア語作文の課題を確かめたりした後買い物へ出かけるが営業時間より早く来てしまったので、スーパーの周りをうろついて時間をつぶす。同じ場所にフタモンアシナガバチが3~4匹たむろっていたのだが、これは「第一世代」だろうか。街路樹を支える材木をかじっていたので、きっと巣作りに使うのだろう。

帰宅後宝篋山へ向かう準備を整え出発。今回は胴長ではなく長靴+レインコート(下)の装備を試してみたのだが、結果としてこれは失敗。長靴だとぬかるみから足を抜き出すのに苦労するし、泥除けにはなるが沢に入れないし、小川のほとりで足を延ばすこともできない。胴長はムレる上に持ち運びが面倒なのだが、やはりこれを使うのが最も楽チンだということが分かった。



歩き始めてほどなくヤマカガシを引っ掴まえる。今日は当たりなようでこの後もヤマカガシを2匹、アオダイショウらしき大きなヘビを1匹目撃。



例の湿地は長靴では非常に動きづらい。ここは来る人を選ぶところだ。
小川の水ではそんなに冷えなかったがこういう所で飲む甘酒は格別である。これを飲もうとしたところ、見慣れない大きな生き物が水底に侍っているのが見えた。


なかなか立派なヤゴである。棲息環境から考えるとサラサヤンマに間違いないはずだが・・・


残念ながら、帰宅後調べなおしてみたらオニヤンマらしいことが判明。昨日拾った抜け殻と比較してみてもいろいろと形質が異なっている。ここではサラサ位しかいないと思っていたが、そんなことは無いようだ。まあ、サラサのヤゴは発見難易度が高いことで有名なので、発生場所とはいえルッキングで見つけるのはそんな簡単にはいかないのだろう。来年の3月になったら捜索するのも悪くないかもしれない。


ちょうど藤が見ごろで、ある場所では新緑のコナラ(?)に巻き付いていて何とも眺めが良い。

このころはまだ曇っていても薄日が差しているような空模様だったのでムカシトンボも飛んでいたらいいなあと思っていたのだが、沢に入って登っていくにつれてどんどん林内は暗くなっていく。沢登りができずに汗がにじみ出てくるのが不快な上に、空からは雷を予感させる嫌な音が聞こえてくる。ホバリングポイントは直接太陽が差し込み明るいはずなのだが、来てみたら予想以上に暗い。これは飛ぶものも飛ばないだろうとさっさと下山を決意し下っていくがさっきよりも辺りが暗くなってしまい、雨に打たれながら帰るのも嫌な気分になる。



今年度から日曜祝日には宝篋山入り口の駐車スペースで、地元の野菜などを売るコーナーが設けられた。そこのおじさんに顔(というより姿か)を覚えられたので何をしているのか簡単に告げてから急いで戻り始めるが、大粒の雨が降ってきて雨宿りを決意、陸橋の下でしばらく様子を見ることにする。
twitterを見てみると、大学周辺で停電が発生したり、宝篋山の近くで竜巻が発生したりしたことを把握。ほぼリアルタイムでこういう情報が分かると、つとにテレビの必要性を感じなくなるのだが、それはさておき、まっすぐ帰ってももしかしたらオートロックが機能しなくなって宿舎に入れない気もしたので、雨が降ってきたときはおとなしく待機し、降っていないときは近くの草むらでヘビを探す。草の茂り具合から何かしら潜んでいてもおかしくは無いのだがヘビの動く様子は見られない。その代わりにギンイチモンジセセリを見かけられたのはラッキーであった。宝篋山では観察できなかった秋型はこの辺りなら探せるかもしれない。
何やかんや1時間近く過ごしていたのだが、さすがに退屈になってきたことと、雨に濡れてはいないが風通しがよく、薄着では寒くなってきたので天気の頃合を見計らって帰宅へ。上手いこと雨に降られずに済んだのは運が良かったのだろう。

情報通り、信号機が機能不全を起こしていた。ただ宿舎の電気は復旧したようなので、今のうちに水を沸かしたりご飯を炊く準備をしておく。15時すぎとは思えないくらい外の様子が暗かったので、また雷でやられる可能性も否定できない。610としては同時に降っていた雹を見たかったのだが、どうやら私のいる宿舎の周りには降らなかったらしい。恐らくまだ雹を見たことが無いので是非とも観察したかったのだが…

http://matome.naver.jp/odai/2133627834404373101
http://twitpic.com/9hww3z
それにしても竜巻はピンポイントでかなりの被害をもたらしたようだ。北条は何度か通過したことがあり、宝篋山からもほど近い。運が悪ければ610が巻き込まれていた可能性もあるわけ(竜巻発生時は山の中にいたが)でこれは他人ごとではない。大学に直撃したらどうなるのかなあ…

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明日から普通の授業が始まるはずです。  続きを読む


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2012年05月05日

ムカシトンボは素手で採るべきである

昨晩、とある画集が届く。



「個体発生は系統発生を繰り返す」と述べたヘッケルのスケッチをもとにして画家が装飾したものであり、動物系統分類学の授業で八畑先生が大推薦をしていたのに触発されて購入。amazonで検索していただければお分かり頂けるが、日本語版よりも英語版の方が安い。こんなスケッチが書けるようになったら楽しいだろうなあ…

今朝は6:10起床、最高のムカシトンボ日和である。ただ、午前中に宝篋山にいると疲れてしまうので、天久保池の様子を見たり、ロシア語や実験の課題に手を加える。それでもやはり待ちきれず、10時過ぎに出発。
まずはサラサの羽化殻を回収しに湿地へ向かう。



去年この場所を発見した時は言いようのない感動を覚えたものだ。林の中に無数の小川が走っているこの湿地には訪れる人もなく、適度に涼しく、最高に居心地が良い。この前の雨でだいぶ土砂が流れてきたようで、それ以前に訪れた610の形跡はだいぶリセットされているようで、羽化殻も無くなってしまったか心配だったが何とか見つけ出す。ほかのサラサを見つけられなかったのは残念だが、610はこの場所に来るだけで心が洗われる思いがする。



ふと目をやると翅に色のあるカワトンボがふわりと舞い降りてきた。翅脈の特徴を調べるとどうもニホンカワトンボのように見えるが、いずれにせよ610は去年このタイプのカワトンボは目にしておらず、嬉しくなってついべらぼうに撮りまくる。もう少し成熟すれば粉をふくようになるので、採集はその時にお預け。

湿地で至福のひと時を過ごしてムカシトンボ舞う沢へ移動。その時竹藪をすり抜ける野生動物を発見、リスのように見えたのだが正体は分からずじまい…



ふと目にしたヨモギがふてくされている。これはもしかしてキクスイカミキリの仕業かとヨモギをたたき起こしてみたら何と交尾中のカミキリが見つかった。意外かもしれないがこれは初見で、撮影にてこずっている間にカップルは破局、散り散りになってしまった。何とか写せたのは良いが採集にも失敗。これまた意外なことに610はカミキリに対して狂おしい採集欲は大して湧かない。
ムカシトンボが良く見つかるポイントにつくとちょうどパトロールをしていたので、そこでしばらく待つ。フォーカスの位置を勝手に調整する「置きピン」と連写モードの併用でまともな写真が撮れるかというと、そんなことは無い。嬉しいことに近くでホバリングを披露してくれたのだが、自分の眼でしっかりとらえているところをカメラは見てくれない。
場所を変えて、前回産卵行動を撮ったコケのある場所で待っていたのだが、ちょうどメスがさらに上流へ飛び去って行ったので追いかける。この時、ムカシトンボより早く移動して「先回り」できることに気が付いて、一気に沢の最源流部近くまで出たところ・・・今までの場所の中で一番アプローチしやすく、かつオスがホバリングをしている! 今まではスーッと沢をパトロールしているオスばかり見てきたが、手も届かんばかりのところで悠々とホバリングしているムカシトンボを目の当たりにした610のテンションは完全崩壊。



「置きピン」をしていたのだが、飛んでいるムカシトンボを想定したピント合わせをしておらず、目茶苦茶悔しい結果が続く。ただ、ここでいい写真を撮ってしまったら運を使い果たしてしまう気もする。気持ちは焦るが、ムカシトンボは逃げない。









下手な鉄砲も数撃てばいくつかは当たるようで、どうにかピントもあっている部類に入り、フレームに収まる写真がいくつか撮れる。流石にトリミングすると画像の荒さが目立つがこれがGXRの限界であろう。

相変わらず目の前で飛んでいる個体の雌雄判別はできないのだが、メスは明らかに止まろうとする。今日もまた産卵体制に入るメスを発見できた!前回は近寄る前に逃げられてしまったので、本格的に産みに入るのを見届けて接近。



光線状態は申し分ないが、障害物が…こればかりはどけようがない。というより、610のテンションが完全に崩壊した中、冷静になることの方が難しい。本当に手が上手く動かせなくなるのだ。これが「生きている化石」の偉大さなのだろう。

またオスがホバリングをし始めたのでカメラを構えたところ、視界にもう一匹のムカシトンボが現れた。どうやらメスのようで、オスは突撃、あっけなく交尾は成立した。これがこのまま近くのシダにでもぶら下がってくれたら(手が震えてどうしようもないだろうが)前代未聞の静止&交尾写真のチャンスとなるはずだった。ところが彼らは610の思惑に背くかのように沢を離れ、私の脇をかすめ、どこかへ飛び立とうとしていた。この場から去られると撮影ができなくなりそうな気がしたので反射的に右手を伸ばしてみたのだが・・・



あっけなく捕獲!610はこれで累計5匹中3匹のムカシトンボを、網を使わずに採集したことになった。交尾中とはいえ、飛翔中の、しかもムカシトンボを素手で捉えたことに一番驚いているのは読者のみな様ではなくこの私で、手は震えを通り越して脱力状態。翅を指で挟みこむのも一苦労。
今日は採集ではなく撮影のためにここに来たので、彼らはもちろんリリース。ただ、静止している姿を見たいのでシダにくっけて解放したのだが、例の姿勢を取る前にどちらも飛び去ってしまった。
この「事件」後は流石に彼らも警戒しているようでホバリングを披露してくれなくなってしまった。沢に陽も差し込まなくなったので15時下山開始。撮影の出来栄えはいまいちだが、過去最高の観察ができた。

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明日も天気が良さそうですね。リベンジするしかない!  続きを読む


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2012年05月04日

私がルールブックだ

あまりブログに書かない610の趣味として、wikipediaでプロ野球選手のページをひたすら見つづけるというものがある。2001〜03年頃まで少年野球をやっていたこともあり、この頃はずいぶんプロ野球のテレビ放映を見たり、選手名鑑をボロボロになるまで読み耽っていたものだ。もちろん当時から変な名字やマイナーな出身地には敏感であって、あとは40歳を越えるベテラン選手の経歴を眺めるのが好きであった(例えば「南海」「太洋」出身の選手がいるととても気になったものだ。私が持っていた名鑑で当時の最年長は長富であったように思う)。野球から縁を切り、テレビを見なくなってからもその趣味性は対して変わることがなく、40歳を乞えてもなお活躍している選手の成績を見るのは大いなる楽しみでもある。
誰が皮切りだったかは思い出せないが、昨晩は19時からおよそ4時間ぶっ通しでwikipedia surfingを行ってしまい、非常に不健全に過ごしてしまった。

610は現役時代の小宮山にはさして興味がなかったのだが、彼の記事とこの動画を観てとても魅かれるものを感じた。

そうして今朝は7時起床。昨日の余韻冷めやらず尚もwikipedia漁りを始めてしまい、このままでは課題がつぶせないと焦りを覚え10時すぎにサテライト室へ出向き、実験レポートの製作に着手。GWのただ中だからか、到着当初の室内は貸切り状態。これは理想的だ。
「つる」についてまとめることに決めたのはいいが、なかなか文章が思い浮かばない。ブログでだらだら書ける「才能」が全くいかせないのは真に不憫な限りだが、レポートに書く文章とブログの雑文はまるで格の違うものであることを知らないわけではない。雑文的文章が許される最初の動機づけのところではさして困らないのだが、そこから先をどうすべきか・・・もっと参考文献を読み込んで、自分の頭の中で噛み砕けるようになればずいぶん楽になるのだけれど。
2時間近くいたのだが、途中でまた野球漁りを始めてしまい危機を感じていたのだが、ちょうど空腹を感じたことともう一冊参考文献を借りたくなったので図書館へ出向いたのち部屋へ戻る。授業のある日はおにぎり1個(分に相当するご飯)を昼食としているのだが、休日はお菓子だったりパンだったり適当である。610としてはパンは「食事ではなくおやつ感覚」のものなので、実質休日のお昼は無いようなものである。
昼寝をしてから兵太郎池散策。



この時期はオトシブミのシーズンとなるのでまずはその発生木へ向かう。アカクビナガオトシブミのオスは首を長くして何を見ているのだろう。小さいくせしてなかなか敏感で、ちょっとでも刺激を与えると落ちてしまうので案外撮影は難しい。「文」を作っているメスもいたのだがうまく撮れない。



これはヤマトシジミ。



ただのシロコブゾウムシであろう。



チョウやトンボなど、普段せわしなく飛び交っている昆虫を複数一度にフレームに移す機会は、交尾以外はあまりないように思う。特に樹液に来ないチョウとなると分散しているのが常で、なかなか数匹一緒にフレームの中へ収める機会はないものだが、今回嬉しくも3匹いっぺんに撮影できた。本当はもう少しまともな構図にしたかったのだが生憎2匹に逃げられてしまい、単なる証拠写真レベルのものとなってしまったのは悔しい。

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明日こそ晴れるようなのでムカシトンボ観察に挑むことにします。  


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2012年05月03日

無気力な休日

情けないことに9:25起床。大学新聞の原稿を送り終えてからロシア語の課題その1に取り掛かる。単語がほとんど分からないので一語一語辞書を引きながら意味を取っていく作業は果てしなく、とても大変である。まあこんなことができるのは2年のうちだけだろうから今のうちにしっかり覚えておきたい。
午後は図書館へ歩いていきロシア語の本、実験レポート用の本、虫の本を借りてくる。

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寝すぎたためか書きたいことが浮かんできません。仕方がないので無理にひねり出したものを追記で書こうとしていたところ、一部をこちらに昇格させたくなりました。

ある曲を聞くと、ある時期の思い出が蘇ってきます。610はこの曲を聞くと初夏の六郷土手を思い出します。朝もやに包まれ、どことなくジメジメした初夏の多摩川のほとりは我が原点。高校に入学したての合唱祭で歌ったまだ「合掌祭」ではなかったのですが、大分地元贔屓をしているだろうとはいえ、5月から6月にかけての六郷土手の清々しさは宝篋山にも引けを取らないと思います。自宅から通える大学に進学していたら、きっと毎日散歩して、いろんな人を土手に連れてきたことでしょう。6/10に実行予定のヒヌマ観察会まで帰省するイベントが無いのですが、今から待ち遠しいものです。
それにしてもこれを聞いていると無性に高校時代、とくに高3時代に戻りたくなります。歌ったのは1年生の時なのになあ…

明日はどうやら晴れるようなので、ムカシトンボ観察に行けそうです晴れないようですね。ムカシは諦めて、トラフトンボがいないか学内散策でもしようかと考えています。早起きしてサテライト室にこもりレポートを仕上げられたらいいのですが、出来るかな・・・  続きを読む


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2012年05月02日

薄れ行くは人の記憶

530起床。あまり早起きできなかったが、とりあえず植物系統分類学実験のレポート製作に取り掛かる。せっかく1年次にプログラミングを習ったのだから、これからはLatexでレポートを書いていきたいのだが、いかんせん時間がかかる・・・採集した植物のリストを仕上げるだけならエクセルに打ち込めば終えられる所を1時間以上かけてしまう。入力をちまちまやっているのが原因だろうが、きっと関数を指定すれば一瞬で終えられるんだろうなあ…

3限 動物系統分類学Ⅰ
「動物は1860年代に進化を始めた」という考え方はなるほどなあと思わされる。我々は進化論を知っているから、生命の起源にまで思いを馳せがちだが、ダーウィンが進化論を唱えるまでは誰も進化という概念を持ち得なかった。だからそれ以前に「進化」は起こっていない・・・
原生動物から後生動物(真の動物)が誕生したのだが、そこには2つの仮説が成り立っている。どちらにも長所と短所があり、百数十年も議論が平行線をたどってきたという。その解決策はなんだったのか…気になるので調べてみよう。

4限 専門英語AⅠ
本日はクラゲやイソギンチャク、ヒドラなど腔腸動物の文章を読む。彼らのシナプスでは2方向のやり取りがあるのか・・・

その後帰宅して買ってきた野菜を茹でて冷凍処理をしたり、シンクの掃除をしたり、生態学のまとめをしたりして過ごす。

放課後 実習ガイダンス
610は7/19~24にかけて陸域生態学実習というものに参加する予定である。これはピットホールトラップを仕掛けてオサムシ等地表性の昆虫を捕まえ、データを取ることがメインらしい。まさしく610にうってつけな内容なのだが、大学の研究所でなく一般の旅館を借りて行う実習なので非常に費用がかさむ。これは実家からの支援を期待したいところだが、それはそれで後ろめたい気もする。また、ロシアへの短期留学もしたいなと本気で考えてはいたのだが今の言語力と予算的な問題でこちらは今急いでいく必要もない気がしてくる。
やはり話を聞いているとワクワクしてくるので参加することになるだろう。

バスで宿舎へ戻ったのだが、一の矢のバス停でどっと学生が乗り込んでくる。そうか彼らは帰省なり旅行なりでここからいなくなるのか。私は昨年新歓旅行の帰りに自宅に立ち寄り、そして草野球に誘われたときとの2回六郷へ戻ったのだが、今年は宝篋山で観察すべきものがたくさんあるうえに、何より面倒なのでつくば籠りをするつもりだ。まあオファーがあればどこかへ出かけるかもしれないが…

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明日は大雨のようですね。4月も月初めに大荒れでしたが、またなのか・・・
レポート作りとロシア語の勉強をしましょうか。もちろんラテン語やアラビア語もやらないといけないが・・・  続きを読む


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2012年05月01日

Праздник весны и труда

今日も7時起床。この時間帯に起きてしまうと宝篋山に行く気力がわかないのであるが、悲しいかな空は晴れている。いずれにせよムカシトンボの観察には行かれないので、その悔しさは大学新聞の原稿作りに充てることになる(その後雨が降ったりしたのでひょっとしたら今日でも観察はできなかったかもしれない)。いろいろ調べてみると、5月いっぱいは産卵が観察できるようだ。原稿の〆切に使える写真は間に合わせられないが、納得のいくものを是非とも写したい。

610は毎晩焼き魚を食ってきたのだが、一昨日あたりから突然食べる意欲が無くなってしまった。原因は単純明瞭、暑くなってきたからである。買い物に出かけて野菜を大量に購入。かといって魚を食べる気が無いわけではなく、菜の花にしんは好物のひとつなので、半額ならば買わないわけにはいかない。これからしばらく、さっぱりしたものを食べ続けることになりそうだ。

3~5限 植物系統分類学実験Ⅰ
学内の農林技術センターへ植物採集に出向く。前回とは大分植生が変わっており、個人的にはスイバが伸び放題なのがお気に入り。学内にランが咲いているとは意外だったが、これこそ植物に対してあまりに無知だから気付けないだけであろう。十数名で外を歩いていたが、オサムシマイマイカブリが一匹も見つからないのは予想外であった。 採集した植物の同定および標本制作の下準備、それと電顕資料作成を終え、今回は定時で実験終了。電顕資料を入れておいたスクリュー管を大量に入手できたのは好都合(´Д`)
採集植物のリストを製作して提出することになっているので、前回作った標本を持ち帰ることに。

6限 ヨーロッパ文化圏の言語と文化ⅣA
ロシアも5月初めには大型連休を作ろうと思えば作れるらしく、祝日の説明を聞いたり、今やっているイソップ童話をトルストイが持ち込んだことなどなど。ロシア語は独特のイントネーションがあって、これは9つ近いタイプに分類できるそうだ。これに沿って文章を読めるようになれたらいいなあと思うのだが、今はアクセント記号をふっていても読むのが覚束ない。もっと練習しないと・・・

放課後:たびてつミーティング
2日前の新歓旅行の写真の上映会の後、春旅行の幹事決め。610は1学期の土日は勉強と宝篋山散策にささげる予定なのでこちらにはいかない予定であったが、行先が何と「奥多摩方面」に決まった。多摩川でバーベキューをするのなら行きたいところだ。

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明日は3限と4限しか授業がありません。ただ天候が悪いようなので、ここはしっかり(早起きをして!)勉強したいところです。放課後には夏休みの実習のミーティングがありますが、費用の負担が懸念されます…
  


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