2013年10月11日

昆虫の研究がしたいのに昆虫の論文を読まない病

今朝は8時半起床。なかなかやる気が出ないのだが、来週の水曜日に控えた論文発表のレジュメを作り始めたかというとそんなことは無く、なんと強制的にふりだしに戻ってしまった!
610は恐らく7月ごろから3か月近いブランクを経て、カリフォルニアのガロアムシに関する分子系統地理の論文を読み終えたのだが、中身がよく理解できていなかったことと、いくらガロアムシといえども内容に興味が抱けず、そんなものを発表しても面白くないのでやり直したいとかねてから思っていた。
そこで当てもない論文の海に飛び込んでいったわけだが、ここで突然興味のわく表題を掲げた雑誌が目の前に現れた。Zoomorphology! 興味を引く論文が次々に見つかってテンションが高揚していくのがよく分かったのだが、かといって内容が理解できるかというとそんなことは無く、知らない部位の名前がぎっしり書き込まれているものは発表に間に合うわけもないし、挫折する可能性の方が高い。そんな中、程よい論文が1つ見つかり、まずはこれをやり直しの論文に仕立てることにした。
次いで、センザンコウに関する形態学的研究があるか調べたものの見つからず。この時点で変な方向に火がついたのはお分かりだと思うが、いろいろ調べた結果、へんちくりんな哺乳類の形態学的研究の論文が見つかり、これを次回発表することに即決。610の好奇心をそそる研究手法というものは、どうやら昆虫よりも哺乳類や鳥で盛んなような気がする。そういうこともあって、研究をする上での興味関心が虫ではなくこういった生き物にシフトしているような気がしているのが目下の悩みでもある。

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さて明日も引き続き論文のレジュメ作りとか語学の勉強に集中したいと思います。  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)