2013年04月09日

なぜシイタケが嫌いなのか

今朝は7時15分に起床。身支度を整えて宝篋山に向かう。
ムカシトンボの羽化を探したのだが、不思議と見つからない。午前中は長袖一枚では寒いくらいだったのだが、ヤゴにとってはこの程度の温度(16℃程度)なら問題ないはず…曇りがちな空模様が原因なのだろうか。今日は少し上流の方まで足を延ばしてみたのだが、一向に羽化の様子が見つからない。成虫がすでに飛翔していたことから考えると、
・すでに羽化は終わっており、5~6日にかけての暴風で羽化殻が無くなった
・飛んでいたのは気の早い個体で、実はまだまだシーズン入りしていない
のいずれかだろう。610としては、つくばでムカシトンボの観察ができるのは恐らく今年限りだという危惧があるので、是非とも後者の原因であってほしいものだが…

肌寒い中宝篋山を2時間半近く歩き回ってから帰宅。ヘビに会いたくなって、トタンやら大きな石ころやらをひっくり返しながら彷徨っていたのだが、そういう所ではまだまだヘビが見つからない。代わりに見つかったのはネズミ! 最初は姿が認識できず大きなトカゲのようなものがいるなあと思っていたのだが、なかなかネズミに縁のない610にとっては嬉しい出会いであった。止せばいいのに捕まえようとしたのだが、あまりの素早さに逃げられてしまった…
それから今シーズン2匹目のヤマカガシを発見したのだが、こいつにも逃げられた…厳密には捕まえてはいけないものなのだが、どうしても手に持ちたくなってしまうのは良くない徴候だなあ…

帰宅後、昼食を摂ってから警察署へ向かう。が、その前に部室に立ち寄って生き物たちにエサをやる。そうしていると、何と新入生が3名やってきたではないか! 彼らは昨日の本祭には来られなかったようだが、オオクワガタの飼育経験がある人、蟻好きな人がやってきた。まだ片付いていない部室ではあったが、数分間紹介を行う。彼らがやどけんに来てくれることを切に願う…
さて警察署では住所変更でそこそこ待たされたのだが、その間何をしていたのかというと、『聖書物語』を読んで過ごしていた。610は春休み、北大東島で『ギリシャ神話』を読んでから神話の面白さに目覚めてしまったらしく、先日読み終えた『ユダヤ人』の影響で、聖書の主要な物語を分かりやすく書かれたこの本であれこれを吸収したくなったのだ。まあ、あくまで神話的なお話が面白いのであって、ユダヤ教とかキリスト教の宗教的側面についてはそんなに興味がそそられない。
まあ、専門科目をより追求すべきお年頃になってきたというのに、こういうわけの分からない世界に現実逃避を図ろうとするのはある意味で困りものなのだが…

そんなこんなで住所変更を済ませてから図書館へ向かい、ヘブライ語・サンスクリット・満州語の文法書と北欧古典の本を借りる。神話を読んだせいで、とくにヘブライ語の学習に対する意欲が急上昇している。かといって、今から予習することはないと思うのだが・・・それよりも今はアイスランドのサガを読みたいのだ。今まではアイスランドに対するあこがれといったら地理的・言語的要因に負うものが大きかったのだが、ここにきて文学的要素も追加されようとしている。

さて、そうなると困ってくるのが履修である。2年生の終わりごろから、しきりに「週8言語学習」に意欲を燃やしてきたのだが、ここにきて主に実現性の低さからモチベーションが下がってきてしまった。簡単に言えば、無理して興味の無い外国語を取る必要はないのでは…というもので、たとえば入門書とか学習者の豊富なドイツ語・中国語・韓国語は他のマイナーな言語と一緒に勉強しなくてもいいのではないか…と思えてきたのだ。そして、そのコマに別の科目を入れたり、空けておいて前後の授業に余裕を持たせた方がよいのでは、という気がしてならないのだ。
履修申請の〆切が26日なので、それまでにまた610の中で気持ちが傾いたりするだろうが、確実に履修するのは以下の言語である。
サンスクリット語、ヘブル語、イタリア語、ロシア語、ウクライナ語
また、以下の言語は実験と一部期間が被るので、聴講扱いになるだろうものである。
満州語
残念なことに、夏休みの最後の方に集中授業で行われるアラビア語は専門科目の集中と被るので履修できない可能性が高い。集中授業は効率的に単位が取れるだけでなく、時として興味深いテーマのものもあるので、出来るだけ履修をしておきたいのだ。悔しい限りだが、同じアフロ・アジア語族、セム語系統のヘブル語を勉強することでこの悔しさを昇華させたいものだ(´Д`)

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明日も懲りずにムカシトンボの羽化を探しに行きます。夜にはやどけんミーティングを行うのですが、その前にそろそろ昆虫標本の整理を始めないとなあ…  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)