2013年04月27日

3日に1度の宝篋山

今朝は6時に起床。身支度を整え、出発するまでに各種課題に手を付ける。しかしながら、満州語が読めないのもさることながら、正確に書くのも難しい。

身支度を整えて部室へ。今回は1台の車で何とか輸送できそうで安心。ゴールデンウィークに突入したこともあって、駐車場は満員に近い状態。9時集合の今日は難なく駐車できたのだが、10時集合の明日はちょっと面倒なことになるかもしれない。



さてまずはトラップを仕掛けに向かったのだが、紙コップを埋めていた時にJ君からヘビ発見の一報を受ける。さっそくとびかかっていったところにいたのはマムシ! 立派な成体で、610のちょっかいをかなり嫌がっていたのでさすがに触ることはためらったものの、ヘビに興味がわき始めてから初めて間近でじっくり見たので、なかなか感動的であった。それにしても、マムシにしては随分機敏に動いていたような気がする。

トラップをもう一カ所、山沿いに仕掛けてから昨日ムカシトンボを観察した沢沿いの山道を歩く。昨日より風が強かったり、気温が低かったり、また観察者が多かったこともあってあまり沢にご降臨なさらなかったのだが、やっぱり速い。610はムカシトンボ歴も今年で3年目になる―やどけんの中では―ベテランなので、ああ今日も早く飛んでおられる、これは採集するのは無理だろうなあ、などと楽観していられるのだが、他のメンバーは初心者なのでその姿をはっきりと確認できなかったかもしれない。
午後になればのんびりパトロールを始めるのが彼らの行動パターンの定石なのだが、今日はなぜだか全然見回りをなさらなかった。悠々と沢を遡行される御姿こそ、太古のロマンを感じるのにふさわしい荘厳さを感じさせるものなのだが、その御姿を目に焼き付けられなかったのは残念である。

下山してしばらくすると、魚好きのK君が小川に魅力を感じたようで、ガサ入れが始まる。610はなぜだか川の生き物に対する意欲が低く、普段から素通りしてきた場所なのだが、ここではエビとかタナゴといった小川の生き物がそこそこ見出されたようだ。



さて部室に戻ってから、生き物たちにエサを与える。キノボリトカゲのオス―写真では右側―は先日、元気が無くなっているという報告をしたと思うのだが、今回ゲージにエサを投入したところ、自分から地面に降りてきて積極的に青虫とかヤブキリに食らいついていた。霧吹き効果に依るのかいつの間にか元気を回復したようで、それはそれでとても心の安らぐことではあるが、健康さと引き換えに「手乗り」の楽しみが失われてしまったのは、飼い主としてちょっとだけ残念である。

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明日は、本日仕掛けたトラップを回収するとともに、引き続きムカシトンボの観察を行います。
ところで、ブログを書いていた時に気が付いたのですが、去年の今頃にはもうサラサヤンマが羽化していたようです。去年のデータから考えると、無茶をすれば―個人活動として7時ごろ宝篋山入りして、2時間程度探したり観察してから大学に戻る。その後、カーシェアで車を借りてやどけんに合流する―撮影できるかも知れません。
後の予定を考えると、サラサの撮影に本腰を入れる余裕を得るには5/3を待たなければなりません。連休の後半でも間に合うかもしれませんが、サラサの場合はムカシトンボと違って、(恐らく引越すであろう)菅平で簡単に観察できる保証がありません。なので、少々体には負担がかかりますが、観察ができる時間帯を最大限活用しておきたいものです。
明日の目下の懸念は、駐車スペースが確保できるかどうかです(´Д`)  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)