2013年02月09日

我が頭髪に1ミリの悔いなし

前々から、今自分が住んでいる宿舎が暖かくて毛布もいらないこと、未だに夏の格好で寝ている旨を申し上げたのだが、いざ本州の寒極菅平から帰ってきてみると思いのほか寒い。宿舎では20℃を下回らない位なのだが、菅平ではもっと暖かかったようだ。

今朝は9時半起床。実習ではあまり疲れた印象が無かったのだが、それは単にテンションが昂ぶってごかまされていただけなのかもしれないし、あるいは実習が終わってしまった現実を受け入れたくなかったのかもしれない。
菅平では毎回おいしい食事が提供されたこともあって炊事をする習慣を忘れてしまい、朝は珍しく餅を食べる。しかしやる気が出てこなくて低調な昼を迎えてしまい、意を決して床屋へ。
思えば7月の終わりから果てしなく放置し続けてきた我が頭髪、菅平にて凍らせたことによってこれ以上放っておく必要は無くなった。これからしばらく続く重苦しい現実と向き合うに当たり、長々しい髪の毛は鬱陶しい以外の何物でもない。幸福な5日間の思い出を頭髪に託し本当は菅平で出来ればよかった、610は店を後にした。

帰宅後、兵太郎池畔ならびに植物見本園にて《陸域生物学実習 補習》を行う。この辺りは訪れる人もなく、そこそこ野鳥が観察できる(アオサギのコロニーもある)上に、運が良ければフユシャク・ホソミオツネントンボ等の昆虫も見つけられる610おすすめのポイントである。補習希望者がご覧になっているのだとしたら、ぜひ足を踏み入れていただきたいものだ(´Д`)



前回(1/19)に訪れた時よりも圧倒的にカルガモが増えていた。人馴れしていない彼らに近づくのは至難の業で、すぐに逃げられてしまう。
池畔の松林では例によってアオサギやアカゲラの観察ができた。菅平では聞き取ることができなかった「木つつき」の音がここではとてもよく聞こえ、音を頼りにアカゲラを見いだすことに成功。キツツキの仲間は比較的近寄れる印象があるのだが、良く動き回っているのでなかなか撮影には及ばない。



見本園に移動し空き地に目をやると、先日宝篋山で目にした小鳥がうろうろしている。あの時は双眼鏡が無い上に逆光でよく観察できなかったが、今回その正体がツグミであったことが判明。首をもたげて(?)辺りを見回している様子は非常にチャーミングである。



ツグミがこちらを見ている!鳥好きのYさんが見たら発狂してしまうのではないだろうか(´Д`)



別の方からガサガサ音がするので見やってみると、別の鳥がいる。これはアカハラのようだ。なかなか近寄らせてもらえない上に、何故か日影にばかりいるので良い写真は撮れずじまい(◞‸◟ )

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明日はたまっている課題を片付けないといけないが、宝篋山にもいきたい…補習の第二弾として、カワゲラの幼虫を採集せねばならない・・・  


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)