2011年12月02日

その白衣は伊達だったのか…

今朝は6:10起床。まだみぞれは降っていないようで、外もずいぶん寒いのだが、では北海道ノリ区別は今頃どうなっているのか確かめてみたところ平気で-15℃を下回っていた。610には想像のつかない世界である。

1限:PE
ラッセル『幸福論』第4章「退屈と興奮」の訳。

2限:昆虫機能制御学
比較的大きい教室なのに、参加者が10名しかおらず寒々しい。Astroさんを発見(「発見」と書くと大袈裟かもしれない)。生物をもって生物を制する「生物的防除」や、異種個体間に作用する化学物質"allelochemicals"についてお話しされる。簡単にまとめると同種個体間に作用する"pheromone"の対局にある物質のことで、におい物質を放つ発信者と、それを嗅ぎとる受容者とが利益あるいは不利益を得ることにより数種類に区分されている。一応においを出すものは「生物」とされているが、例えばゴミそれ自体が出す臭いは「生物」が出しているのだろうか。微生物が絡んでくるとにおいの元を「生物」か「非生物」かに決めるのは難しいようだが、それを聞いていると生命の「死」の定義も結構曖昧なんじゃないかと思えてくる。


3限:バスで帰宅し昼食、3学期の時間割作成、読書etc

4〜6限:基礎生物学実験
昔懐かしのだ腺染色体観察。高1のころはユスリカを使ったが、今回はキイロショウジョウバエを使うという。これがユスリカよりも小さくてやりづらいかなあと思っていたが、唾液腺を取り出すこと自体は慣れれば大変ではない。問題は染色体をうまくつぶせず、かつよく見えないことにある。染色したプレパラートを4つ作ったのだが、何故か一番最初に用意したものが一番まともであって、残りは尽く染色体を見出すことができなかった。
今回はTAさんがなかなか面白かった。610は検鏡するときにメガネを外すことがある。その方がレンズをのぞきやすいのだが、裸眼のまま他の動作をしようとすると困難が生じる。そのほっぽり出されたメガネのレンズの厚さの半端なさを指摘されたり、白衣で食堂に行くとしょっ引かれることを伝授してくださった。

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夕食時にバイト情報を検索していたところ、明日八潮で手ごろな倉庫作業のバイトが見つかったので応募しようと食器を洗っていたのですが、その間に募集が終了。なかなか悔しいものです。
まあ、明日は天気が悪いようで、今は外出できる靴が無い時点で外に出るのは控えておいた方が良さそうです。レポートにもテストにも追われないのだから、ゆっくり読書ができればいいのですが…  続きを読む


Posted by Impulse610 at 18:10Comments(0)