2017年11月15日

2017. 11. 8-11.15 の人生

11.8
卵を染めたり剥いたりして過ごす。昼に風呂を掃除。またトワダの質問があったのでそれの回答準備もする。夕方に英会話。

11.9
採卵可能なメスが残り1匹となってしまったので、某所へミネトワダカワゲラ採集に出かけるが、2時間ひたすらいろいろやっても1匹も見つからず。虫のシーズンだけならまだしも、わが人生の終焉の予感もする。帰ってきて、先月から滞在しているインド人の研究紹介と、先週から訪れている先輩の海外滞在報告を聞く。その後のお茶会で、中華料理を食べに行く流れになり、同行。そして夜には午前中の敗北の憂さ晴らしもかねて、プチ飲み会に参加。

11.10
モンカワゲラの蛍光観察。今まで蛍光観察ができなかったステージが、この度観察可能な条件を見いだせたため見てみたが、やはりダメージなく卵殻を取るのは困難に近いらしい。とはいえなかなかいい感じであった。そのいい気分に任せて夜に厚切り切片を切る。

11.11
午前中は買い出し。午後に再度某所へリベンジに出向くが敗北。10月に来た時も、前回も、今回も、ミネトワダ以外のカワゲラは腐るほど見つかる。研究に使うつもりもなく、今まで採集を控えていたが、今回ばかりは無慈悲に採集。

11.12
登山の誘いを受けて某山を登る。ここぞとばかりに山頂で双眼鏡観望を期待していたのだが、あまりの寒さに満足に楽しめず。鳥も、コガラが楽しげにエサを探していた様子を拝めたくらいであった。ミネトワダについては聞いてはいけない。

11.13
午前中はモンカワゲラの蛍光観察。午後には試薬の調整やモンカワゲラ樹脂包埋試料作製、そして明日の準備。
最後の1匹となったミネトワダカワゲラから無事に採卵。これで首の皮一枚つながった…!

11.14
午前中に進捗報告ゼミとして、主に5月の学会で発表したことと最近の動向を話す。今までとだいぶ毛色が違う内容(そしておそらくラボメンバー以外にはちんぷんかんぷん…)であったためか、質問時間に長い沈黙が流れてしまったのだが、かなり好意的なコメントをいくつかいただく。午後は切片観察と某原稿づくり。

11.15
午前中は樹脂包埋試料準備とモンカワゲラ皮むき。工事の都合上暖房が止まること、工事がラボの直上で行われだいぶ賑やかなことなどからモチベーションが低下したので、社会の窓が常時解放している冬用ズボンや、穴が開いた長靴を履き続けるしかない現状をどうにかすべく買い出しに出かける。その結果、この冬は、つま先からてっぺんまでホームセンターで購入したものを身にまとってやり過ごすことになりそうだ。



Posted by Impulse610 at 20:50│Comments(0)
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