2014年10月14日

論文紹介をリジェクトされる人生

今朝は8時過ぎ起床、9時過ぎ出発。菅平の台風一過は哀しくなるくらいに冷たいものであった
さて本日は前から宣言しているように論文紹介のゼミと進捗報告を同時にする予定であったが、論文紹介があまりにひどかったのでBOSSからリジェクトされてしまった。不名誉なことであるが、きっと今後降りかかるであろう我が人生の苦難の、ほんの予兆に過ぎないと思われる。うむ、確かにもっと要点をまとめて来週リベンジした方が有益であろう。それから進捗報告を行い、こちらは無事にアクセプトされた。とりあえず順調であるとみてよさそうなので、引き続きカワゲラに隷属する人生を送っていくことになりそうだ。

ゼミが終わってからミネトワダカワゲラの様子見をしたのだが・・・ついに卵を確認。第9のカワゲラが降臨してしまった。
ほかのカワゲラ同様にたくさん産んでくれるのはありがたいのだが、その産み方にクセがあってさっそく試練を与えられてしまった。採卵に難があるが、胚発生の観察をするうえでは随分扱いやすそうである。今まで日本産8科のカワゲラの発生の様子を見てきたが、それらよりも原始的と目されているミネトワダの観察がいわば本番といえる(上手くいけば卒研発表までに孵化する可能性もあるのだ)。人生に強いる隷属の度合いもけた違いになることであろう。負担が大きいわけだが、今までの経験をもとに日本のラスボスに挑むのだと思うと胸が熱くなる。彼らはいったいどのような発生のからくりを奴隷の目に焼き付けてくれることだろう。Miller (1939) あるいはKishimoto (1985) で示されたような形式であれば系統推定の傍証として心強いし、いずれとも違っていればその違いから進化の系譜が見えてくるはずである・・・こうやってラボワークの比率が高くなってしまうことが知識習得を遅らせてしまう原因の一つなんじゃないかとも思うのだが、論文紹介がリジェクトされるような私にとっては両立を目指すことが間違っているのかもしれない。いずれにせよ、行動の先に見える光を信じてJustDoItの精神で人生を歩むしかない。

~・~・~

というわけで明日からカワゲラへの隷属・論文紹介リベンジに我が1週間を捧げる人生が幕を開けます。

それにしても寒いです。日中暖かった筑波も今は大分冷えているようですが、それでも菅平の「最高気温」よりも高いです。日中に10℃を切たったり、室温が15℃を切ったりすると辛いですね。しかもまだ暖房が入らないのでどこにいても寒いのです。まさに人生そのものですね。


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(1)
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Posted by uni-edit at 2014年12月17日 20:25
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