2014年07月25日
天空のぜいたく
今朝は6時起床、急いで準備し40分出発。今回は四阿山に登る予定だったが、先日のクマの件もあり三度根子岳に登ることに。

人生で初めて目にするクマのあしあと。木の実のなるヤマザクラの枝が折れていたり、木の下の藪が倒れていたり、クマが活動している物証は豊富である。花火を打ち上げたりしてクマが登山道に来ないよう処理をした。

山頂の草むらでものすごく渋いハバチを発見。もちろんここは特別保護地区なので採集は禁止されているので眺めるだけにしたわけだが、指を差し出すと渡ってきたではないか。

彼らは高標高にいることを感知できるのだろうか。

山頂の少し手前から菅平方面を振り返り、眼前に広がる大パノラマに感動。

今までで一番天候に恵まれたが、ミヤマモンキのピークは過ぎてしまった感じで、前回より少ない印象。幸いにも登山道わきのマルバダケブキで長時間吸蜜しているメスを見つけ、天空のぜいたくを味わうことができた。

その1: ハナアブ類と相席。

その2: キアゲハの奇襲により驚く。コンマ数秒シャッターを押すのが早かったらよかったのに、と思うが、これでも充分嬉しい一枚である。
ちなみに三脚も連写機能も使用しておらず、草を出来るだけ倒さないよう手を伸ばしカメラの画面を見ずに撮影した結果のまぐれ記録である。

その3: ヒラタアブ系のアブが背後に迫っている。

その4: ヒラタアブとミヤマモンキが対峙し緊張が高まる。

その5: とはいっても実際両者は平和な虫なので、その1のように相席することになる。
こんなに写真を連発することからお分かりのように、610は相当この撮影機会に喜びと幸せを見出した。苦労して登ってきた甲斐があったというものである。今回でパトロールはおしまいだが、来年以降機会があれば、オス単体や交尾・産卵シーンもこんな感じに周囲の風景とともに写し撮りたいものである。
下山時、植物分類学野外実習の学生一向に遭遇。彼らが下山している時、なんとクマに遭遇してしまった。幸いに大事には至らなかったのだが、鈴をいくつも携帯し、にぎやかな集団であったはずで、しかも我々が登ってきたときにクマ除けの花火を打ち上げたというのに登山道に現れてしまうとは・・・クマは相当飢えているのだろう。パトロール隊員の方から、今頃はクワの実も無くなりエサが無い時期で、お盆のころには里に下りてトウモロコシを齧ったりすることもあるらしいという旨を伺う。クマもクマで大変そうだ。
パトロール終了後、真田へ降りて印鑑登録を行う。明日車を見に行くことになったので、それに備えた行動であったが、何と暑いことか。山を降りた先はつくばとか東京と変わりの無いような日照りと厚さなのである。帰りのバスを外で待っていることは危険なので、時間になるまで図書館で過ごすが、上田交通関連の書籍を見て、かつてこの辺りにも電車が走っていたことに想いを馳せる。帰りには55人乗りの大型バスがすれ違い困難な旧道に突っ込む運用に遭遇、610的に激熱であった。これは是非とも撮影したいものである。
センターに戻った後カワゲラに隷属し、夜間は突発的にライトトラップに出向くことに。詳細は明日の記事に載せるとして、ここで待望のノギカワゲラの採集に成功。未来は明るいかもしれない。
~・~・~
明日は車を見に長野市内へ降ります。暑そうで憂鬱ですが、徒歩を強いられる範囲は僅かなのが僅かな救いです。

人生で初めて目にするクマのあしあと。木の実のなるヤマザクラの枝が折れていたり、木の下の藪が倒れていたり、クマが活動している物証は豊富である。花火を打ち上げたりしてクマが登山道に来ないよう処理をした。

山頂の草むらでものすごく渋いハバチを発見。もちろんここは特別保護地区なので採集は禁止されているので眺めるだけにしたわけだが、指を差し出すと渡ってきたではないか。

彼らは高標高にいることを感知できるのだろうか。

山頂の少し手前から菅平方面を振り返り、眼前に広がる大パノラマに感動。

今までで一番天候に恵まれたが、ミヤマモンキのピークは過ぎてしまった感じで、前回より少ない印象。幸いにも登山道わきのマルバダケブキで長時間吸蜜しているメスを見つけ、天空のぜいたくを味わうことができた。

その1: ハナアブ類と相席。

その2: キアゲハの奇襲により驚く。コンマ数秒シャッターを押すのが早かったらよかったのに、と思うが、これでも充分嬉しい一枚である。
ちなみに三脚も連写機能も使用しておらず、草を出来るだけ倒さないよう手を伸ばしカメラの画面を見ずに撮影した結果のまぐれ記録である。

その3: ヒラタアブ系のアブが背後に迫っている。

その4: ヒラタアブとミヤマモンキが対峙し緊張が高まる。

その5: とはいっても実際両者は平和な虫なので、その1のように相席することになる。
こんなに写真を連発することからお分かりのように、610は相当この撮影機会に喜びと幸せを見出した。苦労して登ってきた甲斐があったというものである。今回でパトロールはおしまいだが、来年以降機会があれば、オス単体や交尾・産卵シーンもこんな感じに周囲の風景とともに写し撮りたいものである。
下山時、植物分類学野外実習の学生一向に遭遇。彼らが下山している時、なんとクマに遭遇してしまった。幸いに大事には至らなかったのだが、鈴をいくつも携帯し、にぎやかな集団であったはずで、しかも我々が登ってきたときにクマ除けの花火を打ち上げたというのに登山道に現れてしまうとは・・・クマは相当飢えているのだろう。パトロール隊員の方から、今頃はクワの実も無くなりエサが無い時期で、お盆のころには里に下りてトウモロコシを齧ったりすることもあるらしいという旨を伺う。クマもクマで大変そうだ。
パトロール終了後、真田へ降りて印鑑登録を行う。明日車を見に行くことになったので、それに備えた行動であったが、何と暑いことか。山を降りた先はつくばとか東京と変わりの無いような日照りと厚さなのである。帰りのバスを外で待っていることは危険なので、時間になるまで図書館で過ごすが、上田交通関連の書籍を見て、かつてこの辺りにも電車が走っていたことに想いを馳せる。帰りには55人乗りの大型バスがすれ違い困難な旧道に突っ込む運用に遭遇、610的に激熱であった。これは是非とも撮影したいものである。
センターに戻った後カワゲラに隷属し、夜間は突発的にライトトラップに出向くことに。詳細は明日の記事に載せるとして、ここで待望のノギカワゲラの採集に成功。未来は明るいかもしれない。
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明日は車を見に長野市内へ降ります。暑そうで憂鬱ですが、徒歩を強いられる範囲は僅かなのが僅かな救いです。
Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)