2013年06月19日

幻のヘビ里に出づ

今朝は6時起床。明日発表の英語の文面を考えていく。5分と言う時間をしのぐだけのお話はできそうだが、それだけでは非常にもったいないのである。この中で以下にうまく話を組み立て、かつ理解をしてもらえるようにできるのかが大事であって、思うことを思いつくままに話してしまってはいけないのである。

1限:発生生物学I
無事に提出を終え、Mr.Evidenceの最後のお話を聞いてほどなく解散。
発生生物学実験の教室に移動し、静かにサンスクリットを進める。今回は今までと比べて解く問題が少なく、あまり負担を感じないのでありがたい。

2限:生物多様性情報学I
多重アライメント法の実習を行う。

3限:
ちょうどサンスクリットを説いていた時、衝撃のtweetを目撃。何と、宝篋山でシロマダラが発見されたのである
第一発見者のJ君いわく、ヤマカガシと誤ってそのままにしておいたとのこと。流石にヘビに詳しくない人にとっては見分けがつかないだろうが、それでも写真を残しておいたことはとても素晴らしいことだ。宝篋山マスターたる610は、彼がどこで見つけたのか正確な場所を把握することができてしまった。時はテスト一週間前であるが、シロマダラを探しに行く行動を起こさなければならない事態となった。これを我慢してテスト勉強することなど、どうして出来ようか。きっと、そんなことをしていたら610は発狂してしまうだろう。

それでも、授業をさぼっていいことにはならない。はやる気持ちを抑えつつ、サンスクリットの課題を片付けたり、英語の内容を精査したりしておく。

4限:専門語学(英語)BI
最後の発表を聞き、授業終了。610にとっては、最初の数回を割いて論文の探し方とか、論文中にあらわれる専門用語の説明とか、あるいは教員自らプレゼンテーションを行って組み立て方を教えるなどと言った丁寧な指導が非常に好印象で、かつ有益なものだと思えた。ほかの学生はどう思っていたのか分からないが、少なくとも610にとっては毎回の授業に出ることに全く苦痛を感じず、英語の論文を探すこととか読むことに対してもいやな気持ちが全く起こらず、とても充実したものであった。
この講義はいろんな教員が担当するので人によってやり方がまちまちであり、その方法の多様性について学生から不満の声が時折聞こえたものである。610が受け持った教員の方法がベストだとは思わないが、教育的な効果が如何なく発揮される方法について、教員側がもう少し学生に歩み寄っても良いのではないかなあ、と感じさせる10回の講義であった。
※こんなことを愚痴っていると「教員はサービス業じゃない!」と某先生に一蹴されてしまいそうだが…

放課後:シロマダラ捜索隊によるシロマダラ探索
本日から試験週間1週間前を迎えたため、やどけんの名の下に活動を行うのは自粛することにした。だが、シロマダラが見つかってしまうとどうしても落ち着くことができず、610よりももっとヘビにアツいNamaさん(ほかに、Namaさんの呼びかけに応じた2年生が一名加わる)を招聘して一路宝篋山を目指すことにした。
発見者J君から仕入れた情報をもとに、発見地近くの藪をひたすら探し回ったのだが・・・何せ相手は幻のヘビ、そう簡単には姿を見せてくれない。1時間半程度、汗だくになりながらも収穫はイシノミ1匹のみとなり、難易度の高さを実感。
だが、宝篋山にシロマダラがいることはもはや確実である。宝篋山に生きる貴重な生き物の記録を残し、自然史の証を手中に収めることが、(自称)宝篋山マスターに下された新たなる使命である。

さて汗だくになった体を清めてから部室へ向かう。ミーティングはテスト一週間前なので開かない予定だが、部室に来てしまう方を止めるつもりはない。第一、ゲンゴロウやサキシママダラに餌を与えたり、水を変えたりしなければいけないのでテストがあろうがなかろうが、飼い主は部室を訪れなければいけないのである。610の予想としては何名かいるかなあと思っていたのだが、特に用事がなくいらしたのは1名にとどまり、新入生の勉学に対する意識の高さがうかがえた。

~・~・~

明日は理論生態学の試験があります。そのあとに英語の発表が控えています。間に休みがないところが苦しいです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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