2013年06月13日

尻尾を切ってはいけない!

今朝は6時半起床。昨日に比べてマシな目覚めを迎えたのだが、すっきり目覚められたわけではなく辛いところである。

1限:理論生態学
授業の最後に、生物多様性についてのお話がなされる。種数が多ければ多様性が良い、ということは言い切れない旨のお話をされていたと思うが、終盤突然出てきたamazonの例がなんとなく腑に落ちたような感じがした。

通常、サテライト室で授業が行われるとき、TAさんが退室を勧告したり教員が入ってきたらたまたまその場に居合わせた学生は退くのが常であると思っていた。ところが、今回はToque先生が英語でLectureをしているのにもかかわらず平然と端末を操作し続けている学生がおり、授業の序盤はどうしようもなく目障りであった。不幸にも彼は最前列におり、自分の仕事を続けていたのである。Toque先生はあまり気になさらないようなので淡々と授業が進んでいくのだが、これとはおよそ対極的なプログラミングIIの授業を受けたことがある立場としては、色々と余計な空想が頭に思い浮かんでしまい、なおさら授業のお話が頭に入ってこないのであった。

2限:専門語学(英語)CI
今週から学生によるスピーチ発表が始まる。色々な人の内容を聞いて思ったことは、分かりやすい説明が心がけられているはずではあるのだが、少しでも専門用語が出てくるとそれが理解を妨げてしまうということであった。

3限:数理生物学I
相関や回帰のお話がなされ、自分が今まで如何に統計の知識が無かったか、基礎生物学実験のレポートでしれっと相関があることを宣言してしまったのかを痛感させられる。

4~6限:発生生物学実験
in situ hybridizationを行う下準備として、ショウジョウバエのembryoを覆う膜を壊したり、過剰に染色されるのを防ぐような細工を施す。この手の分子生物学的手法は610にとって不得手で、しかもゲノムの基礎知識が欠落していることが浮き彫りになり、前半の実験のようなモチベーションを維持するのは難しそうである。進化とか分類、あるいはもっと危険な生物哲学といった分野に関心があるとしてもだ、高校生物の教科書にも載っているような内容を語れないようではどうしようもないのである。
今日の作業自体はそんなに大変なものではなく―メインの作業の大半を共同実験者にやってもらった―待ち時間が結構長かったのでサンスクリットの練習問題を大分進めることができた。いやはや、自分勝手も度が過ぎているので、明日は内職(※待ち時間は自由に過ごしてもらってよいことになっている)を控えなければ・・・

~・~・~

明日は午前中を使って宝篋山に行きたいところですが、ただでさえサンスクリットとヘブライ語の課題が終わっていない状況を考えると、そんなことをしている余裕はないように思えます。それに、慢性的に寝不足感を抱いていることもあるので、敢えて目覚ましをかけずに寝て過ごすこともありかも知れません。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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