2012年10月28日

敵情視察

今朝は5時半起床。午前7時の投票開始時間に投票場所に行くことはできるのだが、その前に勉強をしておく時間は睡眠で消えてしまった。

最近610の密かなブームは「早朝のバスで移動」することである。乗客は少なく、時刻表に忠実なバスは何とも快適なのだ。
さてそのバスで投票所の最寄バス停で降りる予定だったのだが、間違え、一つ遠いところから歩いて会場入りする羽目に陥った。大学生の共通見解として午前7時に起きていることは相当な早起きらしく、610はその点に関して否と唱えることはできるのだが、大学外ではそんなことはないらしいことを忘れてしまっていた。簡単に言えば、有権者は610が思っていた以上に投票所にいたのであった。
さて少し前の記事で触れたように、私はつくば市政に関して無関心も甚だしい。そういう中で為政者を選択する意味が(自分の中に)あるのかが分からず、その時の気分で「この人だ!」と決めてよいものなのか、そういうことがよく分からないでいる。しかし投票権を獲得した以上それを放棄するのは分が悪いということで、投票用紙以外のものを触らずに会場を後にする、という選択を実行。私がここで強調しておきたいのは、「政治に暗い、あるいは興味のない場合、無理に立候補者の名前を書く必要はない」ということである。何とも賛否両論を招きそうだが、まあこのブログのコメント率を勘案すれば、きっと白熱することはあるまい。そうなったらなったで言いくるめられる気がするのだが…

そして住宅見学。610がA久保やK日といったところに住みたくないであろうことは読者のみなさまもお察しするところだと思うが、実に全くその通りで、それらは私の住む場所ではない。そこで、大学から結構離れている場所に案内してもらったのだが、私が安寧に生活するためにはこういう場所が必要なんだろうなあと痛感したのであった。
ただ惜しむらくは、この場所のキープができないこと。なんだかんだ言って宿舎の環境がかなり気に入っていて、出来ればギリギリまで居座っていたい610にとって、今すぐ引っ越すという判断はあまりに早急である。この間に誰かに先を越されてしまう可能性を排除できないということは、妥協案としての第二、第三の候補も検討しておかねばならないことを意味する。悩ましい限りである。

帰宅後『「哲学実技」のすすめ』を読了。きっとこの類の本を読んでいなければ、今日の選挙で鉛筆を使って投票したりしていたんだろうなあ・・・

ついで『名門復活 日比谷高校』も読了。同校のOBとして買わずにはいられなかったのだが、かつて授業でお世話になったW教諭や倫理のH先生も登場していたりしたところが郷愁を誘う。今から2代前の校長の個人史を初めて知るところとなったのだが、随分意外であった。
この本を読んでいて自分の高校時代を思い起こすと、高校の方針に沿ったような勉強をほとんどしてなかったなあ、虫さがしてばかりだったなあことばかり出てきて、それ以外にも冬にはきみどりのセーターに身を包んでいたり、作業服を着始めたり、すだれ作ったり、黒板に鉄道唱歌を書き散らしてみたり、ある教科書を切断して車輪をつけてみたり(これは大道具長の仕業?)、わらじ作ってスイカもって登校したり、登校と言えば6時半登校したり・・・枚挙に暇の無いほど下らないことばかりしていた思い出が蘇ってくる。昨日Cathyに会ってきたこともあってか、高校時代に戻りたいImpulseが高まって止まない。そのせいか知らないが、やろうと思っていた勉強に移らず一気に読み通してしまった…
さてさて、この本の取材時期と自らの在校期間が一致しているらしく、見覚えのある人たちの写真が掲載されている。我が33Rからも(おそらく)2名が載っているので、関係者は是非ともフォト蔵をご覧になっていただきたい(しかしフォト蔵は使いづらくなったものだ)

そして留学生懇親会へ向けて出発。雨が強いので当然バスで移動。
来てみるとあまりの参加者の少なさに驚く。まあこうなるだろうとは思っていたが・・・ほどなくしてから人が集まり出すのだが、私のいるブースには日本人ばかりが集う。ただ宮古島出身の方がいらして、主に人類学の授業を受けた影響でいろいろ聞いてみたくなるが普段の私がそんなテンションを実行に移すことはきわめてまれである。というよりも、こういうグループを作るとき、610は必ずと言っていいほどお互いに静かな面々が集う中の一員となっている気がする。
ここにはインドネシアとウガンダ(!)出身の方が来たのだが、日本人の人員整理で机を移動、中国・韓国・イラクの人がいるブースへ配属された。懇親会ということで双六をやりつつ、マス目に書いてある内容でやり取りをする(好きな食べ物は何か、とか、出身地の自慢はなにか、とか、振出しに戻る、など)。時間が極端に短かったことや、主催者側の段取りがあまり洗練されていないようなことが気にかかったのだが、610としてはどの国の人とでも良かったからいろいろなやり取りを交わしたかった。火曜日にCosmosカフェに行ってみようかなあ…
ちなみにやどけん次期副会長のKさんも参加していた。ロシア語話者とは出会えなかったらしい。まあ610はイラクの人とアラビア語でやり取りできたわけではないし、そもそもその境地にすら達していないからなあ。

~・~・~

久々に610の迷文が復活しましたね。だからと言ってどうにもならない無念感に今は打ちひしがれている次第です。
しかしながら、明日からの5日間はまた淡々と更新することになりそうです。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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