2012年09月12日
こんなことで修理に出したくはない
今朝は4時15分起床。先週の反省を兼ねて無理に早起きを強行し、まだ日も出ていない5時に宿舎を飛び出したのはいいが、悲しいかな雨が降っていた。いったん引き返すが、このまま部屋で悶々と過ごしているのは切ないので、1時間後再び様子見。まだ雨がポツリポツリと降ってはいるが、空は明るくひどくはならないだろうと判断し出発。

宝篋山は曇っているが、筑波山側は晴れている。何か悔しい気分だが仕方がない。

例によってマイコアカネの登場。あまり明るいところに行きたがらないようで、なかなかピントが綺麗に合わせられない。

カトリヤンマがいればいいな(時間帯が悪いのは承知)と思いながら、今はうっそうとしているサラサ道を歩いていたらヤマトシリアゲが凛として止まっているではないか。このアングルだと写り映えすることを発見。

ゴイシシジミの数はだいぶ増えているようだ。チロチロ飛んでいる姿もかわいらしいものだが、碁石模様には清楚な美しさを感じる。小さくて標本制作が大変ではあるのだが・・・

顔の部分にまゆ(眉)があるのだが青っぽいので、マイコのメスであろう。
イネも収穫の時期に入ったからか、田んぼから水は抜き取られ、用水路の流れもか弱い。そんな中わずかに残された水溜りに近づくと、ブンブン唸る音が聞こえてくる。すわスズメバチか!と身構えたものの、目を凝らしてみるとその音の主がホウジャクであることに気が付いた。

ヘタな写真で恐縮だが、彼らは水溜りの周りを旋回しつつ、水浴びしていたのであった。こんなものは今までに見たことが無く、ネットで調べてみても観察例が報告されていない。大して暑いわけではなかったのに、いったい何のために・・・

その水溜りではヒメゲンゴロウがぷかぷかしていた。

最盛期に比べてだいぶ流れが弱くなったが、サラサ撮影をした後などに胴長の汚れを落とすために立ち寄る沢がある。ここでジョロウグモの巣にかかっていたのは驚いたことにオニヤンマのメスのようだ。産卵しに来た時に引っかかってしまったのだろうか。意外な光景は案外連続するものである。

ノシメトンボはどこにでもいて、時たま見かける赤みが強いのはマイコ。アキアカネが全くと言っていいほど目につかないのだが、これは時期的な問題なのだろうか。本日(おそらく)唯一見かけられたのはこのメスであった。

さてこのナツアカネを撮っている時事件が起こった。耳元で小さな双翅目昆虫が飛んでいてたいそう不愉快なのは5月あたりからずっと続いているわけだが(一度追い払わずに様子を伺ったところ、耳に飛び込んできた!)、このたびはアブらしき何かが鈍い羽音を響かせて飛んでいる。これもまた鬱陶しいので追っ払おうとしたのだが・・・
振り払った手がカメラのレンズに勢いよく衝突してしまった! おかげさまでズームが正常に作動しなくなってしまった。
何が悲しいかというと、こんなことでカメラを半壊させてしまったことである。しばらくしたら正常復活する可能性もあるかもしれない(事実、以前ピントが合わなくなる不具合が生じたのだが、気が付いたら自然回復していた)が、何とも情けない…

仕方がないので先代GX同様、しばらく「単焦点カメラ」状態が続くのかもしれないが、めげずに観察を続ける。
このツチイナゴは新成虫であろう。来年の5月~6月頃まで生き延びるのだろうか。

カメラ目線のハラビロカマキリ。

サルトリイバラを認めると葉っぱの裏を確かめるのは610の悪い癖である。前回は不発に終わったのだが、目の前には大胆な食痕も残されているし、新鮮な糞が転がっていた。これは見つからないはずは無かろうと喜び勇んでめくってみたところ、不覚にもハチの巣を引き当ててしまった。キボシアシナガバチ一家は不在であったことがせめてもの救いであったが、めくる前にかがんで確かめた方がリスクを減らせるのかもしれない。

「真正トンボ」が多数飛び交っていても、610にとってツノトンボを見出すことは難しいことではない。

撮ってくださいよと言わんばかりに翅を広げたままじっとしていたヒメウラナミジャノメ。低倍率ズームは何とか実行できるらしい。

ボーっと歩いていたところ、距離にして1mもないような至近にて中型の鳥類と鉢合わせた! 追突な出会いに、ひょっとしたらこの鳥、死んでいるんじゃないかしらと思いもしたのだが、のっそり動き出したので存命らしい。できる限り急いでカメラを準備したのだが、そのころにはすでに藪に向かって歩きはじめていた。何とか撮影はできたものの、これで同定ができるかどうかは分からない。記憶を頼りに、あとで調べてみることにしよう。
3限 動物系統分類学II
環形動物についての説明が行われる。ミミズは一見つるつるしていて毛なんて生えていないように見えるが実は生えていて、しごくとチクチクするらしい。
授業後に避難訓練が行われる。前回の反省を活かして10分前に授業を終えた町田先生は、今回係の人に怒られることもなく無事に避難場所まで移動することができた。ところが、出席した人の数と、今避難先にいる人の数が合致しない。避難訓練でも犠牲者が出てしまったからか、しばらく野外で「拘禁」されてしまった。
4限 専門英語AII
10月あたりから始まるグループディスカッションを行う班を作り、課題の説明を受け、10分程度で先週の課題を読む。
5限
やどけん部室で、雙峰祭で販売する絵葉書に使う写真を選択。
6限 アラビア語基礎
文字の学習を卒業しいよいよ文章の練習。しっかり勉強しないとすぐついていけなくなってしまいそうだが、なかなか面白そうである。
放課後 やどけんMT
活動報告やTシャツのデザインを発表後、希望者とともに鳴く虫観察会を実施。鳴き声を聞きながら声の主を探し出すのは結構苦戦するのだが、人の数が多ければそれだけ見つけやすくなるなあ…
~・~・~
明日の1限は発生学に変わってプログラミングIを受講してみます。前回参加していない分の遅れを取り戻せ、かつ(内容が分からなくても)ついていけるかもしれない、と思ったら乗りかえるつもりです。どうなることやら・・・

宝篋山は曇っているが、筑波山側は晴れている。何か悔しい気分だが仕方がない。

例によってマイコアカネの登場。あまり明るいところに行きたがらないようで、なかなかピントが綺麗に合わせられない。

カトリヤンマがいればいいな(時間帯が悪いのは承知)と思いながら、今はうっそうとしているサラサ道を歩いていたらヤマトシリアゲが凛として止まっているではないか。このアングルだと写り映えすることを発見。

ゴイシシジミの数はだいぶ増えているようだ。チロチロ飛んでいる姿もかわいらしいものだが、碁石模様には清楚な美しさを感じる。小さくて標本制作が大変ではあるのだが・・・

顔の部分にまゆ(眉)があるのだが青っぽいので、マイコのメスであろう。
イネも収穫の時期に入ったからか、田んぼから水は抜き取られ、用水路の流れもか弱い。そんな中わずかに残された水溜りに近づくと、ブンブン唸る音が聞こえてくる。すわスズメバチか!と身構えたものの、目を凝らしてみるとその音の主がホウジャクであることに気が付いた。

ヘタな写真で恐縮だが、彼らは水溜りの周りを旋回しつつ、水浴びしていたのであった。こんなものは今までに見たことが無く、ネットで調べてみても観察例が報告されていない。大して暑いわけではなかったのに、いったい何のために・・・

その水溜りではヒメゲンゴロウがぷかぷかしていた。

最盛期に比べてだいぶ流れが弱くなったが、サラサ撮影をした後などに胴長の汚れを落とすために立ち寄る沢がある。ここでジョロウグモの巣にかかっていたのは驚いたことにオニヤンマのメスのようだ。産卵しに来た時に引っかかってしまったのだろうか。意外な光景は案外連続するものである。

ノシメトンボはどこにでもいて、時たま見かける赤みが強いのはマイコ。アキアカネが全くと言っていいほど目につかないのだが、これは時期的な問題なのだろうか。本日(おそらく)唯一見かけられたのはこのメスであった。

さてこのナツアカネを撮っている時事件が起こった。耳元で小さな双翅目昆虫が飛んでいてたいそう不愉快なのは5月あたりからずっと続いているわけだが(一度追い払わずに様子を伺ったところ、耳に飛び込んできた!)、このたびはアブらしき何かが鈍い羽音を響かせて飛んでいる。これもまた鬱陶しいので追っ払おうとしたのだが・・・
振り払った手がカメラのレンズに勢いよく衝突してしまった! おかげさまでズームが正常に作動しなくなってしまった。
何が悲しいかというと、こんなことでカメラを半壊させてしまったことである。しばらくしたら正常復活する可能性もあるかもしれない(事実、以前ピントが合わなくなる不具合が生じたのだが、気が付いたら自然回復していた)が、何とも情けない…

仕方がないので先代GX同様、しばらく「単焦点カメラ」状態が続くのかもしれないが、めげずに観察を続ける。
このツチイナゴは新成虫であろう。来年の5月~6月頃まで生き延びるのだろうか。

カメラ目線のハラビロカマキリ。

サルトリイバラを認めると葉っぱの裏を確かめるのは610の悪い癖である。前回は不発に終わったのだが、目の前には大胆な食痕も残されているし、新鮮な糞が転がっていた。これは見つからないはずは無かろうと喜び勇んでめくってみたところ、不覚にもハチの巣を引き当ててしまった。キボシアシナガバチ一家は不在であったことがせめてもの救いであったが、めくる前にかがんで確かめた方がリスクを減らせるのかもしれない。

「真正トンボ」が多数飛び交っていても、610にとってツノトンボを見出すことは難しいことではない。

撮ってくださいよと言わんばかりに翅を広げたままじっとしていたヒメウラナミジャノメ。低倍率ズームは何とか実行できるらしい。

ボーっと歩いていたところ、距離にして1mもないような至近にて中型の鳥類と鉢合わせた! 追突な出会いに、ひょっとしたらこの鳥、死んでいるんじゃないかしらと思いもしたのだが、のっそり動き出したので存命らしい。できる限り急いでカメラを準備したのだが、そのころにはすでに藪に向かって歩きはじめていた。何とか撮影はできたものの、これで同定ができるかどうかは分からない。記憶を頼りに、あとで調べてみることにしよう。
3限 動物系統分類学II
環形動物についての説明が行われる。ミミズは一見つるつるしていて毛なんて生えていないように見えるが実は生えていて、しごくとチクチクするらしい。
授業後に避難訓練が行われる。前回の反省を活かして10分前に授業を終えた町田先生は、今回係の人に怒られることもなく無事に避難場所まで移動することができた。ところが、出席した人の数と、今避難先にいる人の数が合致しない。避難訓練でも犠牲者が出てしまったからか、しばらく野外で「拘禁」されてしまった。
4限 専門英語AII
10月あたりから始まるグループディスカッションを行う班を作り、課題の説明を受け、10分程度で先週の課題を読む。
5限
やどけん部室で、雙峰祭で販売する絵葉書に使う写真を選択。
6限 アラビア語基礎
文字の学習を卒業しいよいよ文章の練習。しっかり勉強しないとすぐついていけなくなってしまいそうだが、なかなか面白そうである。
放課後 やどけんMT
活動報告やTシャツのデザインを発表後、希望者とともに鳴く虫観察会を実施。鳴き声を聞きながら声の主を探し出すのは結構苦戦するのだが、人の数が多ければそれだけ見つけやすくなるなあ…
~・~・~
明日の1限は発生学に変わってプログラミングIを受講してみます。前回参加していない分の遅れを取り戻せ、かつ(内容が分からなくても)ついていけるかもしれない、と思ったら乗りかえるつもりです。どうなることやら・・・
Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)