2011年12月27日

徒歩25分は距離ではない

昨晩は疲れていて20:30にはシャットダウンしていたはずだが、今朝は6:30起床。随分寝過ぎてはいるが、珍しく目覚めが良い。昨日の記事を書いているが随分アツくなってしまい文量がかさむ。610はすっかりガロア教徒になってしまったかのようだ(だとしたら、教祖は町田先生かな?)。それからそみあ氏とのインタビューでのやり取りを「いつでも英訳できるように準備」しておく。自分の読めないメモをPCに記録したり、メモだけでは足りない情報を補完するのは記憶も新しいのでそれほど面倒ではないが、これを英訳するのはなかなか難しいかもしれない。思い起こせばBiologyのEssayでは自分の知識にある程度助けられて1,200字ほど書けたわけだが、今回のインタビューでは芸術系という全く専門外の内容をまとめることになるので、その時とは違う苦労があるような気がする。何はともあれ、とっとと片づけてしまおう。

その後『古希の雑考』を読み終える。610は岸田秀の書く文章が大好きなのだが、今回はアメリカ論についての氏の考え方に目が覚める思いをする。アメリカがどうして日本に原爆を落として多くの一般市民を殺したことの謝罪をしないのか、その後も朝鮮やベトナムやアフガンやイスラエルやイラクを攻撃しているのかを精神病的に分析して実に明晰に論じているのである。アメリカはインディアンを殺して自分たちの国を作り上げ、そのことを「正義」としておかないと国そのものが成り立たないのであって、もし日本に原爆の謝罪をしたとしたらなぜインディアンに謝罪しないのかという問題にまでなるから謝らないのであり、自らの「正義」を正当化するには常に「悪者」を用意する必要があるから戦争をするのだという。

昼食後歩いて蒲田郵便局へ向かう。バスや電車で行かないのは交通費を節約するためだけではなく、歩きながらいろいろな考え事をしたいからである。すでに冬休みに入って5日経ち、読書とレポート課題の方はまあ順調に進んでいると言えるが、英語やロシア語の勉強を全くと言っていいほどしていない。その原因を探ると「寝坊」にあり、なぜ寝坊してしまうのかというと起きる気力が無いから。そこまでして勉強する価値はあるのだろうか・・・延々と考えていく。ともかく早起きさえできれば何とかなると思ってはいるものの、起きられない…

バイトの業務は、大まかに言えば、ある程度(丁目位まで)区分されている年賀状を、配達順序が書かれている表を見てその通りに再区分する作業である。この作業はどことなく昆虫の分類に似ているような気がする。機械を使って住所(分子系統樹)を振り分けたり、機械で読み取れない部分は自分の目で(外部形態を比較)確かめる所が似通っているように思える。そしてこの作業が楽しいと感じるということは、昆虫分類学に進んでも楽しくやっていかれるのではないか…とも思える。
当然帰るときも徒歩。キョリ測によれば、自宅から郵便局までは2.4kmあり、所要時間は25分程である。ロシア人にとって400kmは距離ではないそうだが、つくば民の610にとってはこの程度は距離だとは感じない。だからよほど面倒なとき以外は公共交通機関を使いたくはない。

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結局本日中にGXRは届きませんでした。明日に期待しましょう。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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