2011年12月13日

作業服の限界を感じる

3:43に目覚められたのだが、前日の就寝時刻の遅さと今日の日程のタイトさを考えてもっと寝なくてはととっさに判断してしまって5:15まで寝過ごす。睡眠時間の多寡を目覚めの良さよりも優先してしまう睡眠観を払拭したいのだけれど、どうにもうまくいかない。
生物レポートの考察を進める。実験途中にある試薬を投与したが、データを見ると投与によるレスポンスが感じられない(「優位に認められない」とは大違いであることを強調しておきます)。実験の設定を考えると、ここで何かしらの変化が起こるはずなのだが、こういった「思い込み」はこの手のレポートには通用しない。事実と意見とを峻別して、あくまで実験結果から得られることのみから考え得ることをまとめなければならない(それが「科学」のレポートの書き方だと思う)が、主観を排除するのはなかなか難しい。

1限:農村地理学
農村の定義について。これをきちっと定義するのは難しいようで、今までの線引きする地理学とは一線を画した「農村だと思う所が農村なんだ!」というradicalな考え方もあることはなかなかに新鮮であった。

2限:有機化学Ⅱ
慣用名と複数の官能基を持つ化合物の名称について。3-Chloro-6-hydroxy-5-methylhex-3-en-2-oneと、何とも記号じみてはいるのだが、これでも立派な化合物なのである。化学式を見て咄嗟に命名しなければいけないとなると、何とも大変そうである。

3限:ロシア語基礎A
生格の勉強。

4限:総合英語(IE)
winter projectについて。冬休みに誰かにインタビューしなければならない。

5限:植物生理学概論
植物が光に対してどのような応答を示すかについて。
植物だけではなく、動物にもおよそ24時間の生物時計が備わっているのだが、なるほどこれは授業中眠くなった時の言い分としては好都合だ。「概日時計の調節をしていました(´Д`)」と答えればいいのだ。

6限:餅ともずくを食べてからcosmos cafeへ。今回はタジキスタン出身の方にタジクを含む中央アジアのことについて詳しく話を伺うことができた。そう、すべてが聞き取れているわけではないが、話の内容はおおよそ分かる。でもやはり、話すことができない。相槌も打てないので、自分が話を理解していることを相手に伝達出来ていないのではないか。非常にもどかしいのだが、よく考えてみると今までまともに英会話を体験したことが無いのだから仕方ないのかもしれないが、それで済ませるわけにもいかない。
たびてつミーティングではOさんの論文に訂正のシールを張る作業があり、その参加の報酬としてたくさんのお菓子がふるまわれた。610は途中参加で数冊しか直していなかったのだが、いじきたなさが発動して夕食代わりになるくらいは食べてしまったのではないだろうか。
それから、新入生にたびてつの説明をする「新歓対応」の練習を行ったが・・・610が相手したら、入会希望者もためらってしまうのではないだろうか。少なくとも、入ろうかどうか悩んでいる人を引き込むことはまず不可能であろう。それほど深刻に話せない。「ほんとうのこと」を口にできないことに対して抵抗があるのだろうか。私はたびてつがブラックだとは思わないのだが、新入生に伝えるべきたびてつの魅力(マニュアルが用意されている)にそこまで感銘していないこともあろう、自分の言葉でうまく話せないのだ。何より問題なのは、まったく新入生に沿った会話を成立させられないこと、気遣いができないこと、共感ができないことである。これは何も新歓対応に限ったことではなく、日常的にも全く配慮できないことでもあるから、急いで取り繕おうとしてもボロが出る。
恐らく新歓祭のときはやどけんを担当するだろうから(そしてやどけんでははるかに気楽に会話・説明できる自信がある)、実際に610が対応することはないと思うけど…

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朝晩の寒さに、作業服のズボンが悲鳴を上げています。



Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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