2011年10月24日

どんなに無理をしても、死者は忘れられるもの

5時起床。
部屋で干されている柿の様子を見てみると、昨日よりもカビが全体に広がっている。やはり料理酒だけでは効果薄だったか、部屋の中ではカビやすかったのか。まずはネットで打開策を探してみるが、ここにきて干すのが早すぎたのではないかとの見解が浮上。確かにそうかも… とりあえず「高温殺菌」処理を施し、カビを変性させておくことに。これも気休めの域を出ないのだが、少なくとも今ついていたカビについてはリセットすることができただろう。
処理後に柿狩りへ。前回はイラガがいて警戒していたのだが、今日は見つからず。例によって熟れきったものをその場で食べるのだが、もう頭からとろけてしまいそうだ。さらに椎の実を拾って帰宅。こちらは先週の分をまだ干しっぱなしだったので一緒に炒っておく。

1限:草原
草原の水循環についてのお話しだったが後半から例によってお休みの時間に。
モンゴルと聞くと草原のイメージが卓越しがちだが、南部には砂漠の代名詞となっているゴビ地域があるし、北のロシアとの国境付近にはタイガが発達している。首都ウランバートル近郊の丘陵地には小規模な谷と尾根が見られる(宗谷丘陵みたいな感じがした)が、その北側には樹木が発達するが南側には草原が形成されるという。北は水はけが悪い(≒同じ量の降水があっても蒸発量が少なく利用できる割合が多い)から木本が成長できるのかも…と思ったがどうなのだろう。

2限:身体の文化とサイエンスⅡ
第二次世界大戦前から戦後しばらくの間にかけて流行した「ショック療法」と「ロボトミー手術」について。前者はまだ聞いていても堪えられるのだが、後者の眼からアイスピックを刺して大脳前頭葉白質をかき混ぜるという方法のおぞましさを想像しているうちに握力がスーッと引いていく。そみあ氏はこういうの平気なんだろうなあ…

昼休みは屋外で。場所はヒミツだが、ただっぴろい上に人目につかず、行き来するバスや草むらの虫たちを観察できる場所なのでおにぎりとたくあんだけのお昼ご飯でも充分安らげる。

3限:生態学概論
今日から植物編。とはいっても今日の部分は高校時代の復習といった意味合いが強い。そして余談が面白い(´Д`)言われてみれば、この教室のメイン黒板は大きいな…誰が上の方まで書き込みをするのだろう。

4限:話し合い
木曜日の異文化英語でのテーマを考えるのだが「居酒屋」ですぐ決定。メンバーともほどなく解散したので『老いの才覚』を読むことで時間つぶし。著者の曽野綾子は中島義道が何度か取り上げていたので気になっていたが、期待に漏れず(?)のめり込んでいくような感覚を覚える。

5限:Introduction to Biology 1
生化学概論(酵素)。物理や化学の専門用語には慣れていないため、なじみ深い図や公式が出てきても変換の感度が悪くてすぐには理解できない。
授業後に後半部分のハンドアウトをもらいに行く。ホチキスの留め方、というか少しぐらい紙がずれていてもお構いなしにパチンとする心構えは日本人相手ではなかなかお目にかけられない。要するに「雑」に見えるわけだが、こういう潔癖さは日本人特有の心意気なのかもしれないし、そもそも欧米には何が「雑」で何が「丁寧」なのか、そういう概念が希薄なのかもしれない。英語ができないからといって彼らとのコミュニケーションを拒んでいるとなかなか味わえない体験ができたことは嬉しい。でもそればっかりではいけない。きちんと英語の勉強もして、私がどう感じるのかも伝えられればもっと面白くなるはずだ。

6限:PEのテキストがラッセルの『幸福論』になったので、日本語版のものを借りに図書館へ。これが東京教育大学時代の分類体系でまとめられていることに気付くのが遅れて、軍事関係のところを一生懸命探してしまうミスを犯すも、見つけてしまえば怖いことはない。まずは日本語を読んでから英文構造の理解をすすめよう。

~・~・~

明日は6限に学類の新歓係決めが行われますが、嬉しいことに任意参加なので行かないことにします。
たびてつミーティングでは秋旅行のしおりを作るので帰りが遅くなること必須…

土日に帰省しますが、調べてみるとM美だけでなく農大でも学園祭があるようですね。Kさんもいるだろうし大道具長の庭(?)なので出撃の価値ありです(´Д`)


Posted by Impulse610 at 18:10│Comments(0)
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